みんなの議会

栗山町議会 令和5年6月会議 2023年6月13日

(1)第5期工業団地について/(2)栗山町の商工業発展のために

2023年6月13日、栗山町議会の一般質問で、斉藤隆浩議員が「第5期工業団地について」「栗山町の商工業発展のために」について質問し、町長 佐々木学が答弁しました。

質問者
斉藤隆浩 議員
答弁者
町長 佐々木学

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 8番 斉藤隆浩

私は通告に従い2項目、5点質問いたします。1項目めは、第5期工業団地についてです。今年度、旭台の工業団地では第5期工業団地が造成されます。栗山町は立地もよく、進出される企業も多いです。これは役場職員の皆様の熱心な企業誘致の成果であり、対外的に見ても将来性を買われている工業団地だからではないかなと、同じ工業団地で会社を経営する私としても感じています。これからまだまだ発展していく可能性を秘めている栗山工業団地について、以下の3点を伺います。1つ目、工業団地の道路は特性上大型車の出入りが非常に多く、他の町道より傷みやすい傾向にあり、また実際に傷んでいても補修が追いついていない。新規造成と同じ優先度で工業団地内の道路補修を早急に進められないか。2、早朝、深夜、昼休憩中など会社が開いていない時間、荷下ろしできない時間に到着するトラックが多々ある。また、2024年問題で休憩時間や拘束時間が大変厳しくなる中、既に1年を通して工業団地内の道路に車を止めて寝たり、休憩したりするトラックも多く見受けられる。そういった工業団地に出入りするトラックドライバーのために待機所を造り、運送業者にも配慮した工業団地づくりができないか。3、第5期工業団地が角田の住宅街を通る角田駅前線に隣接する。角田駅前線は通学路にもなっていて、住宅街に居住する角田の町民や、その道を利用する旭台地区の住民など、子供やお年寄りもたくさん通行している。悲惨な事故を未然に防ぐ意味でも角田駅前線の一部を大型車通行止めなどで事故防止対策を取ることはできないか。2項目めは、栗山町の商工業発展のためにです。新型コロナウイルス感染症の法律上の位置づけが5類感染症に移り、各団体の集まりや国内外の観光客など、人の動きが活発になってきました。このチャンスを逃さないために国では事業再構築補助金や物づくり補助金など様々な対策を講じています。栗山町でも同じく事業拡大を目指す、起業を目指す、また栗山町に進出を検討している企業の背中をもう一押しし、栗山町の商工業を発展させるためには栗山町の制度融資である栗山町中小企業振興資金融資の充実が必要と考え、次の2点について伺います。1、設備資金1,200万円及び運転資金1,200万円の貸付金額枠を増額することはできないか。2、貸付期間について、設備資金の期間を耐用年数に応じて延ばす考えはないか。以上です。

答弁 町長 佐々木学

1点目の第5期工業団地についてのご質問でありますが、栗山工業団地は昭和48年の第1期から平成30年の第4期まで、合計41区画を造成し、道内外の企業に分譲販売してきたところであります。こうした中、現時点においては交渉中を除く残り区画は3区画のみとなっており、本町経済の振興、発展はもとより、雇用機会の創出並びに移住定住の推進等の観点から、現在令和5年10月完成を目途に第5期となる工業団地の造成を進めているところであります。ご質問①の新規造成と同じ優先度で工業団地内の道路補修を早急に進められないかについてでありますが、町が管理する町道は355路線、実延長は約303キロメートル、また工業団地内の町道については10路線、実延長約4.4キロメートルであります。町道の維持補修につきましては、毎年町内会や自治会、各種団体からの要望を取りまとめ、現地確認の上、優先順位を決め、対応しております。なお、工業団地内の町道につきましては、昭和48年に造成された第1期区域の道路の傷みが多く、栗山工業団地企業協議会からも早期の道路改良について要望が出されているところであります。このようなことから、第7次総合計画におきまして旭台第2支線のうち水たまりがひどく、通行に支障のある258メートル区間の道路排水整備を令和5年度に、また旭台第3支線のうち道路改良が必要な箇所、約300メートル区間を令和8年から2か年で整備する計画としております。ご質問②の工業団地に出入りするトラックドライバーのための待機所を造り、運送業者にも配慮した工業団地づくりができないかについてでありますが、現状では工業団地内で待機所を確保するための用地はなく、現在進めております第5期造成地につきましても既に実施設計が完了し、7月に工事着工予定であること、また道外企業と交渉中であることなどから、待機所の整備は難しい状況となっております。なお、今後の新たな団地造成に向けては、待機所の整備も併せて検討してまいりたいと考えております。ご質問③の悲惨な事故を未然に防ぐため、角田駅前線の一部を大型車通行止めなどの事故防止策を取ることはできないかについてでありますが、第5期工業団地につきましては議員ご指摘のとおり町道角田駅前線に隣接しており、造成工事における工事車両の往来、造成後におきましても町道角田駅前線を通行する大型車両の増加が予想されるところであります。大型車両の通行に伴う事故防止対策につきましては、工事関係者、また進出企業に対する安全確保の指導の徹底はもとより、地域の安全確保に努めていただくよう要請してまいります。なお、大型車両に対する通行制限につきましては、地域からの要請を踏まえ警察署で判断することになりますので、ご理解願います。2点目の栗山町の商工業発展のためにのご質問でありますが、栗山町中小企業振興資金融資制度は、中小企業の設備、経営の近代化を図ることを目的として、昭和48年4月より施行し、以来多くの利用をいただいている融資制度であります。さらに、本融資制度及び北海道の経済環境変化対応資金制度の利子補給を行うなど、中小企業の経営支援を推進しているところであります。ご質問①の設備資金及び運転資金の貸付金増額についてでありますが、昨今のウクライナ情勢によるエネルギー価格の高騰、物価額の上昇による対応や、今後アフターコロナで期待される経済環境の改善など、中小企業が活用しやすい制度となるよう貸付金額を含め栗山商工会議所や各金融機関と協議、検討してまいりたいと考えております。ご質問②の設備資金貸付期間を耐用年数に応じて延ばす考えはでありますが、本融資制度の貸付期間は運転資金5年以内、設備資金10年以内と定めており、これは北海道の融資制度、中小企業総合振興資金の貸付期間と同様であり、また国税庁の減価償却資産の耐用年数表における機械設備等もおおむね10年以内と定められております。なお、この件に関しましても先ほど同様経済状況などを踏まえつつ、関係機関などと協議、検討してまいりたいと考えております。

質問 8番 斉藤隆浩

初めての一般質問なので、失礼があったら大変申し訳ないなと思っているのですけれども、まず1項目めの1つ目、第3支線のことを主に私言わせていただいたのですけれども、この道路に関しては大変昔から、何年も前から工業団地の例会で必ずテーマに上がる道路の問題でした。ただ、やはりその予算の関係もあって先に先にという感じで穴埋めだけはしてきたのですけれども、その穴埋めも路盤が悪いのか分からないですが、すぐに半年ぐらいでまた駄目になってしまうのです。その道を通る会社の従業員なりトラックがいる。新しい第4工業団地ですか、とかはもうきれいな道路になっている。やはり同じ工業団地なので、古い、新しいは別にして、最低限道路ぐらいはきれいにしなければいけないと私は思っています。令和8年から2年間で整備計画をするというお返事は、以前の工業団地の例会でも伺っているのですけれども、まずどれぐらい傷んでいるのか町長把握されていますか。

答弁 町長 佐々木学

再質問に対する答弁をさせていただきます。この旭台第3支線の関係につきましては、私も建設担当していた当時から企業協議会のほうからもお話があったところでございまして、状況は見させていただいておりますが、今斉藤議員おっしゃられるとおり傷み具合としてはかなり悪い状態かなというふうに認識をしているところでございます。あと、これまで一部穴埋め等の補修をしながらやらせていただいているわけでありますが、その中で予算の関係だけではなくて当然その財源的な部分もございますが、限られた財源の中でこの町道補修を全町的な部分でやってきているという中で、それ以上の状況の悪い箇所も多々あるということで延び延びになっているというところでございます。そこについては大変申し訳ないなというふうに私自身も思っているところでございまして、今回この状況、さらに悪化している状況を踏まえてこの第7次計画の中で計画をさせていただいたということでございます。

質問 8番 斉藤隆浩

ありがとうございます。私工業団地の中で会社をやっているのですけれども、やはり国道から工業団地に入ってくる道、これはその会社の玄関口でもあるのです。その道が悪いと会社が運送会社に言われたり、また従業員から言われたりということもあります。あの道路の損傷状況だと、下手したらタイヤがバーストしたりとかというおそれもあります。大型車で言ったらタイヤ1本5万円ぐらいする、道路でバーストしたから弁償してくれと会社に言われてもやっぱり困るわけなのです。なので、やはり今の状況だと最低限ですら補修できていないというのが私の見ているところでもありますし、工業団地内でもそう思っている場所でありますので、ぜひ優先順位を高めて、企業誘致も含めて道路が悪いところには企業来ませんので、しっかりと直してもらいたいなと思っております。続きまして、2点目です。トラックドライバーの待機所なのですけれども、これはあくまでも希望といいましょうか、現在運送業大変ドライバーの拘束時間厳しくなっております。先ほども言いました2024年問題等で非常に従業員の使い方が難しくなってきている。そんな中で私も経験したことがあるのですけれども、栗山町だと行けないとかという運送業者とかもいるのです。やはり近場で効率よく走りたいという運送会社もあります。やはり運送業としても条件のいい場所に行きたいわけなのです。栗山の工業団地今どんどん、どんどん大きくなっていく中で、工業団地内の企業の環境もよくしつつ、必ずそこに運送がついてきますので、その運送もしっかりとサポートしていけば企業誘致にも一つ栗山町の工業団地はいい工業団地だよと、トラックもちゃんと来てくれるから安心してくださいと言えるのではないのかなと思っております。また、これは余談なのですけれども、角田の町のそばにでも待機所ができれば、もしかしたらコンビニの1軒ぐらいできるのではないのかなと。そうなると角田の住民も少し生活環境がよくなるのかなという、そんな気持ちも持ちながら今回質問をさせていただきました。これどうなのですか。空いている工業団地まだあると思うのですけれども、実際にやろうと思う気持ちの本気度というか、を教えてほしかったです。

答弁 町長 佐々木学

今1点目に関連してのご質問というか、ご意見と2点目の待機所の関係、2つのご質問にお答えさせていただきたいと思いますが、まず1点目の工業団地内道路の部分、これはやはり今言われるとおりその工業団地の環境という部分ではかなり企業誘致をしていく部分では重要視される、進出を検討される企業としては重要視する部分ではないかなというふうに私も思っておりまして、ここは団地内はもとよりその道路環境もしっかりと対応していくことが重要であるというふうに考えているところでございます。そのような中で、今一応旭台第3支線については、計画上は令和8年から2か年ということでお話をさせていただきましたが、今ほかの町道も含めて改修事業が進んでいくわけでありますので、その進捗状況等々を見ながら少しでも、一年でも早く前倒しをして実施をできるような工夫をしながら早期の事業実施に持っていきたいなというふうに今思っているところでございます。1点だけちょっと付け加えるマイナス面ということではないのですが、この工業団地内道路の関係については、通常の町道であれば地域と地域を結ぶだとか、交通ネットワーク系だとか、そういった部分では社会資本整備交付金、国の補助金の対象となるわけでありまして、国の補助をもらって過疎債なりの有利な起債を使ってやっていくと。道路改良事業というのはかなりの費用かかりますので、そんなようなやり方をしております。ただ、この工業団地内の道路についてはなかなかその補助採択が難しいということがあって、全て単独の事業費になってしまうと。起債ではありますけれども、そのような予算上の関係もありますので、全体的な私なりのその財政規律の部分も考え方も持っておりますので、そことの照らし合わせもしながら何とかやりくりをして、必要だと思われる事業については少しでも先んじてやっていきたいと、そんな考えでありますので、よろしくお願いしたいと思います。それと、2点目のトラックドライバーに配慮をした待機所の設置等々の関係でありますが、私どもが調べた中ではなかなかその工業団地内にこの単独の待機所を持っている工業団地はないというふうに認識をしておりますが、ただ全道的に調べたわけではございませんので、やはりこれから当初のご質問にありました2024年問題等々もございますし、当然運送業者に配慮をした工業団地づくりというのも必要なことになってくると思っておりますので、この工業団地内に待機所を持っている工業団地の調査をしっかりとするとともに、それによってどのような効果が生まれてくるのか、そこも含めてこれから設置に向けた検討をさせていただくということでございます。なお、平成28年、今から7年前になりますが、1度この工業団地内の企業さんのほうに出荷量調査ということでどのぐらい大型車両が出入りをするのかという調査をさせていただいたことがありました。その中では、その回答をいただいたのは12社でありましたが、4社ほどから1日10台を超えるような出入りというか、あると、そのようなこともございます。それで、改めてそういったその大型車両の出入りの調査もしながら、この待機所の必要性について十分検討した中で対応していきたいと思っております。それと、1点目に申し上げましたとおり、今のその工業団地内で新しく造る第5期の工業団地、ここは栗山の用途地域の中では工業地域、準工業地域に指定された地域の中でございますので、それ以外待機所を造る区域はないというのが実情でございますので、冒頭答弁申し上げましたとおり、新しく今予定をしている計画をする第6の工業団地であったり、そこの一部に待機所を造るとか、あとはその準工業地域を少し外れておりますけれども、隣接する民地にその可能性がないかだとか、総合的にこれから検討、検証していきたいなというふうに考えております。

質問 8番 斉藤隆浩

1番目の第3支線の話だったのですけれども、やはり工業団地なかなか補助のつく工事ができないという中なのですけれども、工業団地の道路はこういう言い方をしたら間違えているのかもしれないですけれども、金の生む道なのです。補助がなくても工業団地が潤っていけば、私税収で回収できると思っております。なので、少しちょっと考え方を変えて工場のために道を直すと、税金で回収すると、そういうぐらいの気持ちでやってもらえるとありがたいなと思っております。また、2つ目の質問だったのですけれども、待機所あるところ少ないと思います。工業団地にとってみたら無駄なスペースにもなってくるのかなとは思うのですけれども、冬道路に止まってやっぱり寝ているトラック結構いるわけです。私も2時、3時ぐらいに社内除雪しに行くとトラックが止まっていて、道路も除雪しているとやっぱりそこをよけて走らなければ駄目だと。だから、そこにがばっと雪が残っているわけです。それが移動した後に、ではすぐ来られるかといったら除雪もそんな暇ではないので、なかなか来てもらえないとなると、それでまた道が狭くなる。こういう悪循環なこともありますので、どこか1か所ぐらい待機している場所があったらいいなという思いで質問させていただきました。続きまして、質問の3、これ角田駅前線の話でした。先日第5工業団地の事業計画の平面図見せていただきました。これ角田駅前線、角田5町内から抜けていくところにできるわけなのですけれども、私トラック乗っていますので、心理としては苫小牧から来たら必ずこの住宅街を通ります。遠回りはしたくないので。何も書いていなければ、ここ必ず通ります。その危険があるのではないかなと思っております。幾ら新しく第4工業団地のあのN―GRITSのところから広い道路があったとしても、わざわざ遠回りはしません。なので、ここは大変危険な道路になっていくおそれがあるのではないかなと思っております。私警察にも確認しました。大型車通行止め、これ公安委員会のほうの担当だということで、依頼してからそう簡単には動かないよということも教えていただきました。何かあってからとか、要望が出てから動いてもすぐには動けないのではないかなと、そういう危惧がありまして、私今回事前に危険箇所をなくしたいなという気持ちで質問させていただきました。昨年中学生が事故に国道で遭いました。先日もマックスバリューのところで中学生事故に遭って今看板が立っています。ひき逃げというか、当て逃げというか。子供たちが通る場所は、絶対にはならないのですけれども、極力やはり事故を防ぐというのが町の仕事ではないかなと思っておりますので、公安委員会が許可が出る、出ない別にしても栗山町で大型車通行止めという看板を立てるとか、何か方策を取ることができないかなと思っているのですけれども、いかがでしょうか。

答弁 町長 佐々木学

今この第5工業団地と隣接する角田駅前線の交通安全対策ということでご質問がございましたけれども、おっしゃられるとおり本当に大型車両が多くなってくることになれば、当然その時間帯にもよるかもしれませんが、子供たち、そしてお年寄りの方々、こういった交通事故の危険性がかなり高まってくると、そんなようなことでございます。それで、私どもの当面やるべきこととしては、冒頭ご答弁したとおり工事関係車両の方々に対してこの角田駅前線を通らずに奥側の太い道路から出入りするような通行路線をこちら側にしていただきたいというような要請を行っていくということがまず第一義的にはやらなければならないかなというふうに思っております。それと、制限速度は60キロでありますが、当然工事の期間ということもありますので、速度についても安全速度というか、その徹底を図っていただきたいと。この2点は、最低限要請をしていきたいというふうに考えております。それと、その後進出される企業に対しても同じような交通安全対策の指導徹底については行っていきたいなというふうに考えております。まず、ここについてはしっかりと取り組んでいきたいと思っております。それと、この路線自体をある程度通行制限というか、それをやっていくということについては今議員おっしゃられましたとおり、地域からの要望を警察署が受け、それを公安委員会に上申し、公安委員会で決定をすると、そういう流れになっているそうでございます。その方法としては、やはりその起終点がありますので、そこからもう大型車両が入れないようにする方法が一つ。それと、開拓記念館のところみたく、もう完全に大型車両が通れなくする通行止めの方法だとか、いろいろと方法がございます。ただ、それはあくまでも公安委員会の認可ということでありますので、危険がありそうだからなるというものではなくて、おっしゃられるとおりある程度交通量だとか、しっかり調査をした上で上申をして決定されるということでありますので、そこの決定までにはかなり時間がかかるだろうというふうに私どもも認識をしております。そのような中で、やはり子供たちのそういう交通安全を守っていくというのは、我々の重要な責務だと思っておりますので、例えば大型車両の通行に注意するとか、注意喚起の、これは歩行者向け、自動車向け、双方になろうかと思いますけれども、任意の看板設置については協議の余地があるのだろうというふうに思っておりますので、そこについてはこれからしっかりと検討していきたいなというふうに考えております。

質問 8番 斉藤隆浩

本当に子供たちの命大切ですので、ぜひせめて看板だけでも立てていただければなと思っております。続きまして、2項目め、栗山町の発展のためにで1番目、設備資金1,200万円及び運転資金1,200万円の金額を増額することができないかというところだったのですけれども、まずお聞きします。この1,200万円の根拠というのは、どういう経緯で出されたのでしょうか。

答弁 町長 佐々木学

今現在の町のこの振興資金融資の上限額、これにつきましては運転資金、設備資金ともに1,200万円ということになっているわけでございます。調べましたが、この根拠となるものはないのですけれども、その当時多分いろんな自治体の中でこういう制度をつくってきたという経過の中で大体同じような額で設定したのかなというふうに考えておりますけれども、この当時は運転資金500万円、設備資金1,000万円、こういったようなところから栗山町もスタートをしているわけであります。これは今近隣、南空知5町の中でこの融資制度を持っているのは栗山と長沼と月形町だけでありまして、由仁と南幌についてはないわけであります。今も長沼と月形については500万円と1,000万円ということで変わっていないのですが、栗山町の場合はいろんな経済状況を鑑みまして、平成28年度に現行の両方とも1,200万円に変更したということでございまして、中小企業の皆さんのほうから要請も当然あったでしょうし、会議所さん、そして金融機関と協議の上にこの今の額になっていると、そんなような認識でございます。

質問 8番 斉藤隆浩

ありがとうございます。私、では幾らにしたらいいのだというところで1つ目安を持っていまして、やはり商売を始めると、まず売上げ1億円を目指したくなるわけなのです。1億円の売上げを目指すためには、これ優良企業で月商1か月、通常で3か月分の運転資金が必要となってきます。3か月でも結構ぎりぎりではあるのですけれども、回っていくかなと。そんな中で1億円ですと、運転資金で2,500万円必要になってくる。500万円ぐらいは自己資金で用意しているのかなという中で、やはり運転に関しては最低でも2,000万円ぐらいの枠を持っていただけると、栗山町の企業が栗山町の制度資金だけで1億円の売上げを目指せるのではないかなと私は思っております。これに関して栗山町からやはり利子補給、また保証料の全額負担等であるのですけれども、全部合わせても100万円いかないぐらいの、1企業当たり2,000万円の運転資金5年で返したとして、だと思いますので、これぐらいやってもらえてもどうかなというところで、本当にこの資金大変使いやすい資金なのです。また、金融機関も町から利子補給してもらえるので、通常よりも高い金利で貸すことができるのです。銀行もいい思いをする、借りるほうも借りやすい、なかなかこんないい資金ないと思いますので、これからさらに栗山町の企業を伸ばしていくためにぜひここを積極的に増額する方向で持っていってもらいたいなと思っております。ちなみに、これ答弁に各金融機関と協議、検討してまいりますと書いてあるのですけれども、いつぐらいに答え出してもらえそうですか。

答弁 町長 佐々木学

中小企業振興資金の関係の再質問ということでございますけれども、この制度今町が1億円を預託をし、その10倍、金融機関がその足りない分を自己資金を出して10億円全体で運用されているということでございます。その執行率が、実行率というのでしょうか、まだ43%程度にとどまっているということでございます。ですから、詳しいその状況は私も把握はしておりませんが、今議員言われるとおり栗山町の1,200万円を借りて、不足する部分は北海道の資金を借りるとか、そういったことをやっている方もいらっしゃるのかなというふうに思っております。それで、一応冒頭申し上げましたとおり、やはり今の経済情勢、コロナ禍から何とか元気を出して栗山町経済を盛り上げていくというような、今そういう時期にあるというふうに私も認識しておりますが、その中でご提言のあった貸付金額の増額、さらにはこの後質問があるのかもしれませんが、貸付期間の延長というような後押しするようなものにこれが結果的になるとすれば、私としてもその金融機関さんのほうにも積極的に働きかけをしていきたいというふうに考えているところであります。ただ、実際に保証とか、町は保証料なり利子補給はやりますけれども、貸付金の責任の所在というのは、やはり金融機関が最後は持つということになりますので、そこともしっかりと協議をしなければなりませんし、取りまとめている商工会議所さんのご意見も聞きながら、改めてこの金額含めて見直しについて協議する場をまず設けたいと。まず、いつ頃とか、幾らにするとかというようなことはこの場では申し上げることはできませんが、なるべく早く協議の場を持って、今こういうご意見があるのだということをしっかりその場にも出したいと思っておりますし、実際にその金融機関さんのご意見を聞かないと、本当はご相談に来た方が先ほど言われたようなこの道の資金をプラスアルファして借りているような、そんなケースがどのぐらいあるのかだとか、しっかりと実情も踏まえた中での協議、検討ということになるかなというふうに思っておりますので、ご理解をいただきたいと思います。

質問 8番 斉藤隆浩

ありがとうございます。先ほどの点で1つ、ずっと私今前向きな資金の借入れの話をさせていただいたのですけれども、先日の読売新聞にコロナ禍のゼロゼロ融資42兆円、息切れ倒産頻発と書いてあるのです。コロナ禍で借りた資金6月から8月が返済のスタートを迎える中で、やはり体力が戻っていない企業まだまだたくさんあります。これリスケとかいろいろ逃げる方法はたくさんあるのだと思うのですけれども、ぜひその一つにこの栗山町の資金の枠を広げることによって助けてあげることも可能なのではないのかなと思っております。この新聞読むと、ゼロゼロ融資を利用した企業の倒産541件、前年度の3.6倍までいっているそうです。また、25.8%が返済に懸念があるという回答もされているそうです。この資金返済不能になった場合、国や都道府県が税金で穴埋めをすることになっています。そうなる前にもう一押し栗山町としても何かしらの政策を取る、その中でこの資金の枠の拡大も必要なのではないかなと思っております。続きまして、最後です。設備資金貸付期間を耐用年数に応じて延ばす考えはないかなのですけれども、これ運転資金5年というのはまあまあ妥当なところかなと。あまり長くてもまた大変になるので、仕方ないかなと思うのですけれども、設備資金に関してはこれ10年、ちょっと短いかなというのを感じていました。お答えのほうで国税庁の減価償却資産の耐用年数表における機械設備等をおおむね10年以内と定められていると書いてあるのですけれども、これ設備資金と言いながらやはり枠内の倉庫を建てたりだとかもすることもあります。倉庫になると、木製でも工場用のもので耐用年数15年、あとは金属製でも17年とか結構やっぱり長いわけなのです。また、建物附属設備、アーケードの金属製のもの15年、機械装置もパルプ、紙、加工製造業用設備12年、今町内で段ボールの製造を始めようとする会社もおられるというのも聞いていますが、様々な業者の方が様々な業種にチャレンジしていく中でやはり10年では足りないのではないかなと私思っております。これは、あくまでも今の1,200万円の枠が大幅に増えた場合でございます。1,200万円ぐらいだったらおおむね10年でもとは思うのですけれども、これはこの枠が増えたというていで話しています。ぜひここの点に関しても、長く取っておいてもいいと思うのです。満開で取れというわけではないので、この機械に関しては8年だねとか、自分で5年だねとかやっぱり決めるので。ただ、もう少し広げておくと利用者のその選択肢が広がるかなというところもあると思っております。それについていかがでしょうか。

答弁 町長 佐々木学

貸付期間の延長の取り方の関係でありますが、今言われるとおり私どもも調べた中では北海道等の貸付期間については10年という上限が決まっているわけでございます。多分予測の話でありますが、当然北海道なりも償還期間を決める段階で議論はされているのだと思いますけれども、耐用年数に合わせるというような方法もございますし、ある一定のこの10年とかで切る方法もあろうかと思います。やっぱりそこにはいろんな考え方が多分あるのだろうというふうに思っておりますが、10年で切ることによってその会社の資力であったり、あとは適正な貸付額等々を推しはかるといった意味もあって一定の期間を設定しているというところは私も理解をするところでございます。ですから、栗山町のこの10年についてもそういったところを踏襲しながら設定をしているのだろうというふうに思っております。そこで、今言われるとおりおおむね10年でありますが、その物に、項目、設備の種類によっては今言われるとおり15年であったり、12年であったりというところもあると思います。この関係につきましても、10年でなければ絶対駄目だというようながちがちのものではありませんので、私もこの中小企業振興資金、これは使っていただいて初めてその効果が出るもの、つくった意味があるものというふうに思っておりますので、この貸付期間の関係についても先ほどの貸付金額の拡大と併せて金融機関、そして会議所、そういったところのご意見も聞きながら、これもその議論の題材には上げたいなというふうに思っておりますので、今ここの場では協議、検討ということにとどめさせていただきたいと思っております。

質問 8番 斉藤隆浩

ありがとうございます。コロナ期間中、企業の皆様本当に大変な思いをして、国を挙げて倒産しないように助けてきました。しかし、ここで倒産が始まるとその期間何をやっていたのだという話に私はなると思っております。今まで頑張って生きてきた企業をしっかりと支えて復活してもらう、そしてしっかりと納税していただいて、また栗山町がどんどん、どんどん大きな町になっていけばいいなと思って、今回質問させていただきました。これで私の質問を終わります。ありがとうございます。

出典:栗山町議会 令和5年6月会議 2023年6月13日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる