みんなの議会

栗山町議会 令和元年第7回定例会 2019年9月3日

(1)人口維持の対策について/(2)道道1008号線の整備について

2019年9月3日、栗山町議会の一般質問で、齊藤義崇議員が「人口維持の対策について」「道道1008号線の整備について」について質問し、町長 佐々木学が答弁しました。

質問者
齊藤義崇 議員
答弁者
町長 佐々木学

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 9番 齊藤義崇

通告に従い、大綱2点についてご質問申し上げます。1、人口維持の対策について。栗山町の人口減少は、町民皆の知り、感じるところであり、現在1万2,000人を割り込むに至っております。栗山町人口ビジョンを見れば、この推移の場合7年後には1万人を切ると推計されております。現状の栗山町における住宅戸数は約5,000戸のうち、持ち家がほとんどで約3,000戸、半数を占めます。そのほかは、公的な借家、民間借家、間借り等であります。私は、人口減少に歯どめをかけるために必要なことは当然利便性の高い交通網の整備とすぐれた機能を有する教育、医療、福祉政策の充実にあると考えております。しかし、定住する単純なきっかけとして、観光や一時滞在者がその滞在期間に栗山を暮らしやすい町と考えるか、感じるかという単純なところにあると思っております。ところが、栗山町を見れば一時滞在できるウイークリーやマンスリーのようなマンションの物件は皆無で、旅館業や民泊業を行う業者も少ないのが現状です。1年未満の一時滞在が可能な施設があれば栗山町に定住する機会がふえ、そのことが地域経済を刺激し、歳入増につながり、根本的な人口維持の対策になると考えます。そこで、町長に伺いたいということで、1、教員住宅の空き家を観光者や一時滞在施設に転用できないか。2、教員住宅以外の公共施設について、町外からの施設利用がふえ、歳入増が目指せる個別の計画を検討する意思について。この2つについて伺いたい。2、道道1008号線の整備について。道道1008号線は、1982年に路線認定された長沼町と夕張市清水沢を結ぶ路線延長24.8キロの道路である。夕張市と栗山の区間が未開通のまま37年が経過しています。工事着工の当初の目的は、夕張及び十勝、芦別、富良野まで距離短縮に加え、総合的な経済活動を活発にしようとするものでした。しかし、時代が変わり、道東道が整備され、1008号線の開通による利便を享受するはずであった夕張市、栗山町、由仁町、そして長沼町では人口減少が続いております。私は、現在もこの1つの市と3町の人口の合計は3万人を超え、農商工の経済基盤は1,000億円を超えており、経済圏として決して小さくないと考えております。南空知の教育、医療、福祉の向上、維持、発展の上でも改めてこの道道1008号線に着目し、全線開通と他の幹線道路に接続されることが重要であると考えております。そこで、1、未開通の道道1008号線に対する町長の認識について。2、本町を取り巻く道路交通網の現状を踏まえ、周辺市町村と物理的、経済的な基盤維持のための国道、道道整備の推進の具体的な方策について。2つ町長にお伺いしたいと思います。

答弁 町長 佐々木学

1点目の人口維持のための対策についてのご質問でありますが、我が国全体が人口減少社会を迎えた現在、本町においても人口減少傾向が続いており、本年8月1日現在では1万1,698人と将来人口推計の見込みとほぼ同様の形で推移しております。このような時代背景にあって、従来の人口増加という路線から人口減少にいかに歯どめをかけていくか、ある程度人口減少を想定した中で持続可能なまちづくりを目指していく必要があり、今後においては地域経済の好循環、本町の強みと地域資源、くりやまブランドを生かした政策展開、持続可能なまちづくりを意識した政策への重点化、この3つの理念を持って10年、20年先を見据えた取り組みを進めてまいりたいと考えております。特に移住、定住対策におきましては、議員ご指摘のとおり利便性の高い交通網の整備や教育、医療、福祉政策の充実による暮らしやすい環境づくりが重要であり、これまでも栗山町第6次総合計画や栗山町まち・ひと・しごと創生総合戦略に基づき総合的な対策を講じてきたところであります。この中でくりやま移住促進協議会によるくりやま暮らし体験事業につきましては、本町の暮らしを体験してもらい、移住への具体的検討につなげてもらうことを目的に、現在町所有の1施設、民間所有の5施設を活用し、滞在期間を原則1週間以上、最長1カ月として実施しております。できる限り多くの方に栗山での暮らしを体験していただくため、最長1カ月としているものでありますが、この事業を利用し、町内に移住した方はこれまで8組19人となっており、人口減少対策として一定の効果が出ているものと考えております。ご指摘にあります1年未満の滞在可能施設は、民間施設を含め十分に存在しているとは言えないと思っており、今後におきましてはこれまでの対策を継続しつつ、交流人口や関係人口をふやしていくための観点からもさらなる検討が必要と考えております。そこで、ご質問①の教員住宅の空き家を観光者や一時滞在施設に転用できないかについてでありますが、現在教職員住宅は栗山市街地、湯地、角田、継立の4地区において計26戸保有しており、このうち8戸が空き家となっております。近年本町に赴任する教職員が町内の教職員住宅に入居するケースが少なくなっており、財産の有効活用の観点から、過去には農業研修生の住宅として転用したケースもありますが、一方で今後赴任する教職員への対応も考慮する必要があることから、入居状況も踏まえつつ、教育委員会と調整を図りながら新たな転用について検討してまいります。なお、教職員住宅ではありませんが、現在普通財産となっている施設の中で滞在施設としての活用に向けた検討を進めているところであります。ご質問②の教員住宅以外の公共施設における町外利用者や歳入をふやすための個別計画検討の意思についてでありますが、現在町外利用者を含む不特定多数の方が利用する公共施設につきましては、主に社会教育、社会体育施設、公園施設などでありますが、指定管理者による管理運営を行っております。毎年度事業計画に基づき、利用者ニーズに応じたサービスの提供や利用者増加に向けた情報発信など、指定管理者の創意工夫によって効果的運用に努力いただいております。また、スポーツ分野でも各種大会や合宿誘致など、町外からの利用者獲得にも力を入れており、これらによって交流人口や関係人口の増加はもとより地域経済の面でも大きなプラス要因となるものであります。このため、移住者、短期滞在者問わず多くの町外の方にもご利用いただけるよう、指定管理者とも連携を図りながら施設情報の積極的な発信やより利用しやすいサービスの提供など推進してまいりたいと考えております。なお、現在策定準備を進めております個別施設計画につきましては、施設管理の具体的対応として維持管理、更新に係る優先順位の考え方、対策の内容などを定めるものとなっており、利用増、歳入増に関する内容の掲載は予定しておりませんが、今後ともより効果的な公共施設運営に努めてまいりたいと考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。続きまして、2点目の道道1008号線の整備についてのご質問でありますが、本路線は議員述べられておりましたとおり、夕張市清水沢を起点に本町南部地区を経由し、長沼町までの間を結ぶ総延長24.8キロメートルの一般道道であります。整備の経緯に関しましては、平成11年度に多良津橋より不動の滝周辺までが整備されて以降工事が中断しており、現在も夕張市清水沢までの区間約10キロメートルが未整備となっております。直近の動きとしましては、昨年度概算工事費をもとに費用対効果の算出、本年度においては地質概査など事業化に向けた検討は進められているところであります。ご質問①の未開通の道道1008号線に対する町長の認識についてでありますが、農業生産の中心である南部地区に点在するさまざまな農業資源や新たな観光資源の活用、また地域間交流や連携の推進など、本路線が整備されることで南南空知の産業、経済などの振興に大きく寄与するものと考えております。一方で、本路線の未開通区間は山岳地帯であり、整備には多くの時間と費用がかかるものと想定され、また道においても事業化に向けては費用対効果など慎重な検討が必要との考えから、実現に向けてはハードルも高い状況ではありますが、他の要望事業の進捗状況も勘案しつつ引き続き空知地方総合開発期成会などを通じて早期着工に向けた要望を粘り強く行ってまいりたいと考えております。ご質問②の本町の道路交通網を踏まえ、周辺市町村と物理的、経済的な基盤維持のための国道、道道整備推進の具体的な方策についてでありますが、幹線道路間や自治体間を結ぶ交通ネットワークの形成は、産業、経済の活性化はもとより交流、連携の強化、また災害対応など、安全で安心な生活基盤の確保に必要不可欠であります。このため、道道1008号線はもとより長年の懸案であります国道234号の4車線化やバイパス整備、さらに南大通りの長沼方面への延伸や南学田線の由仁方面への延伸整備に向けた道道昇格認定など関係機関に強く要望してきているところであり、今後におきましてもこれらの活動を積極的に展開してまいりたいと考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。

質問 9番 齊藤義崇

答弁を忘れてしまうようなので、1個1個順番に進めていきたいと思います。まず、私1つ目にした質問でありますけれども、最初に大まかな方針について述べられていましたけれども、私は本町の強みとして考えるというよりは、今この財政の現状になったら公共施設自体も地域の資源だという認識を持っていて、それは少し私も農業もやっているし、経営もやっているから、そういう経営的な発想からの話になると思うのですけれども、使えるものは使ってきちっと何かを動かしていかなければなという意思も持たないとだめなので、旧所名跡がたくさんある町ではないのは皆さんのわかっているところなので、地域資源っておっしゃられていますけれども、これに有効に使えていない公共施設について運用ができないかという考えは大もとにあるかどうかお伺いしたいです。

答弁 町長 佐々木学

先ほどの答弁でも申し上げましたとおり、人口減、そして議員ご指摘のある人口維持、こういう対策のためには私はこれまでも一貫して申し上げてきたとおり3つの理念を持って進めてまいりたいと考えております。その理念の一つが今おっしゃられた本町の強みと地域資源、くりやまブランドを生かした政策展開というのがあるわけでございますが、議員ご質問の教職員住宅の空き家活用、これはまさに私の理念にある地域資源を生かした政策展開に相通ずるものというふうに考えております。従来の財産管理という視点から、より戦略的な財産活用、こういった視点に立ってこれからも積極的に町外からの交流人口の受け入れだとか歳入の増加対策、こういったものに取り組んでまいりたいというのが私のまず基本的な考え方でございます。

質問 9番 齊藤義崇

ありがとうございます。それで、私が計算間違いかどうかわからないですけれども、具体的な話に入っていきたいのですが、平成29年の総合施設計画から拾うと、質問がちょっと不十分だったかもしれませんけれども、旧教員住宅も含めて46棟で82世帯が入ると私は思っていて、その再調達価格というのは4億円になるというふうに計算しているのですけれども、今々具体的にある数字として教えていただきたいです。

答弁 町長 佐々木学

教職員住宅の具体的な数値の関係でございますが、今おっしゃられましたとおり、平成17年、18年、今から13年、14年前のときでございますが、その当時にはこの栗山、湯地、角田、継立で合計42戸教職員住宅がございまして、その世帯数については私もちょっと押さえてはおりませんが、その当時から老朽化等によって解体等をしていった中で、現在ではこの4地区で26戸、そしてその中で8戸が空き家になっているということでございますし、今ALTだとか教員以外に入っているケースもあるというふうにお聞きをしております。

質問 9番 齊藤義崇

先ほど答弁にもありました教員住宅は先生のためにあるものだという認識は当然、PTAもやっていますし、今も現在、理解しているところなのですけれども、大もとのさっきの観点に立つと、この資源をうまく使えばということであれば、先ほど1施設、民間の5つの施設でウイークリー的なものを取り組まれているのも知った上でですけれども、8組19名の方が定住されたというのであれば、もっともっとこの利用がなされることで政策的に広がりを横に見るのではないかなというふうに思います。そのことを考えていくと、この施設は私も全部ほとんど見て回ったのですけれども、古いですし、直さなければならないなと、そうでないと利用できないなと思いますけれども、近隣といわずいろんなところを見てみると、売却して、自分でDIYで直したら入ってもいいよという売却のケースがあったり、指定管理に貸して、その指定管理の会社が建設会社であって、見かけをよくしたり中身を充実させて若干賃貸に回しているというケースもあります。具体的には民間でうちの町もアパートやマンションがあるわけですけれども、1年未満、もしくは1年以上滞在してもいいという利用方法と、それから交通網がきちっと整備されていない中でなかなか、単身赴任しなければならないという方も多いようですから、こういった方々にこの施設が有効に使われたらいいなというふうに思っております。それで、単純に今言った教員住宅を20棟、もしくは何棟かという認識のずれはあっても、5つでも10でもいいのです。もし月に4万円もらえて歳入がふやせるのであれば取り組むべきで、栗山町の財産運用の数字見ても、たしか2,000万円弱ぐらいが財産運用の歳入に入ってくる収入だったと思います。仮に私が言った4万円で何棟何戸でと掛ければ、単純な掛け算で幾ばくかの歳入を得ることができるとしたら、繰り返すようですけれども、大もとの資源というのは今まで建っていた公共施設やその敷地にあるものを含めて有効に利用しなければならないという点に立って、人口対策とつなげて具体的に進めていただきたいなと思っております。2つ目ですけれども、町長の回答にもありました公共施設についてですが、先ほどの回答でやっぱり気になるのが利用増と歳入増について、この内容を掲載しない、もしくはしないのだというニュアンスで言われたと思うのですが、これについてもうちょっとだけ、なぜそうなのかということをお聞きしたいです。

答弁 町長 佐々木学

1点目の教職員住宅の有効活用というようなお話にまずお答えをさせていただきたいと思いますが、今齊藤議員言われますとおり、やはり使える財産については活用して歳入増を図っていくというような基本的な考え方の中で、先ほど私は教職員住宅が26戸あると、そして8戸空き家だというふうにご説明をさせていただきましたが、実は既に26戸以外に同じ地域にある建物で普通財産のほうに移管をして、森林組合さんだとか、いろんな団体のほうにお貸ししている、転用しているケースもございますので、そこについては冒頭申し上げましたとおり、教職員の入居状況、それぞれ毎年栗山に赴任される先生方のそういった希望も含めて把握をしつつ、うまく住宅を活用できるケースがあればこれからも積極的に転用を検討していきたいというふうに考えております。それと、もう一つ、2番目の公共施設の関係の歳入増、利用者増を推進する個別計画の策定の考え方でありますが、議員ご承知のとおり、栗山町では平成20年から指定管理者制度を全ての公共施設に導入をしたわけでございます。私の行政運営の基本的な考え方というのは、その当時経営企画課長をやっていたときから今も変わってはおりませんが、今のまちづくり、町政に当たっては、昔のような行政頼りというか、行政が引っ張っていくような時代ではないというような理念のもとに、やはり官民連携、協働の中で今度は行政をやっていく時代なのだというような考え方でおります。そういったような中で、この指定管理者制度を導入をさせていただいたということでございます。そういうような経過ありまして、公共施設の管理運営、そして利用者増の対策、こういったものについては、やはり指定管理者が民間のノウハウを活用して主体的にやるべきものというような押さえの中で、冒頭答弁したように、行政が今つくる個別公共施設総合管理計画の中の個別計画の中に指定管理者に本来やっていただくべき利用者増対策、歳入増対策については盛り込む考えはないということでお話をさせていただいたところでございます。

質問 9番 齊藤義崇

私も当然もっともだなと思っています。ただ、10年、20年見据えたって町長もおっしゃっていたし、みんなここにいる人間思っていると思うのですけれども、人口を振り返れば、6,000人とか、もっと人口減りますよね。それから、さっき言った地域資源をどうにか利用しなければうちの町はやっていけないのではないかというときに、四の五の言っていられないと僕は思うのです。指定管理者制度が始まって、その方法についてはいい効果があったし、受けてくれるところが工夫して、例えばうちの町の公園なんかも人もたくさん入っているし、ソフトクリームを置いたり、ああいったことで利用者がふえれば当然うちの町はにぎやかで、訪ねてみたいなという町であると思うのですけれども、今後以降10年、20年を見据えるというのであればなおのこと、僕はやっぱり町政なり、我々も負託されて出てきているわけですけれども、この中で利用増とか歳入増についてもう少しきちっとしたビジョンというのはやっぱり必要でないかなと思うのです。そうでなければ、総合施設計画を見れば、耐用年数も過ぎて、もう建て直さなければならない目前、もしくはもう建て直すのかどうするのかという施設がたくさんあるわけですから、このことについて今までのやり方どおり民間と協力していくというのは当然ですけれども、どちらかというと行政なり町政なりできちっとリードしていかないと、町自体が寂しくなるのに拍車をかけてしまうのでないかなと本当に危惧しているところです。それで、これでこの質問についてはやめますけれども、私自身今言ったように、できれば地域にある資源という認識のもとに、教員住宅に始まってですよ、公共施設について来年度個別計画立てるときにぜひ利用増とか歳入増を、今行っていただいている指定管理者の方々とも相談して計画に盛り込んでいただきたいなというふうに思っております。それから、2つ目の道道1008号線のことについての質問であります。まず1つ、時代が変わり、人の利用や動きも変わってくる中で、当然計画を変更したり考えが変わるのは世の常だと私も思っています。ただ、確実に我が町に未整備の道道の区間があるということについて、常にやっぱり頭の中の認識において私は未整備のものはまず手をつけねばならぬと、もしくは手をつけないのであれば、はっきりとした方向性で順位が低いか、もしくは時代なりに決断せねばならぬというふうにするべきかなと考えているところです。それで、もう少し具体的に、1008号線ということに私質問しておりますから、この24.8キロメートルについて町長は、もし開通されたならばどんなふうな効果があるかということについて教えていただきたいなと思います。

答弁 町長 佐々木学

まず、1点目の公共施設の教職員住宅も含めた有効活用の関係について最後ご答弁させていただきたいと思いますが、今言われるとおり、我々も指定管理者に管理運営を委ねたからといって、その利用増、歳入増に行政が全くタッチをしないということではなくて、指定管理者のいろんな取り組み、そういうものを尊重しながらも、しっかり行政として一緒に連携しながらそういう取り組みをやっていくものについてはしっかりやっていきたいというふうに考えております。参考までに、今いろいろと指定管理者さんも頑張っていただいておりますので、少しデータ的なものをお話しさせていただきますが、社会体育施設なんかは、これは昨年度の実績でありますが、年間で、全ての社会体育施設合計のお話でありますが、12万人ほど利用をしていただいております。そのうち指定管理者のご努力によって約20%の3万人、この方々が町外から利用者ということでございます。社会教育施設については、町内、町外の把握がなかなかできていないということでありますので、いろんな施設の特性なんかを考えますと、大体社会体育施設と同じような状況なのかなというふうにも思っております。また、指定管理者さんのほうで進めていただくスポーツ合宿だとか、いろんな町外の方に来ていただく施設利用以外のそういった活用なんかも大体年間で1,900人ぐらいの方が栗山町に来ていただいているということで、こんな指定管理者さんが努力をされている部分というのはきちっと尊重していきたいというふうに考えておりますし、また指定管理者が管理運営する中で、やはり行政がかかわる部分ということで平成20年のときに1つ条件をつけまして、施設利用者だとか、行政も含めてのお話ですけれども、毎年きちっと指定管理者協議会というのを、利用者なり地域の方、そういった方を含めたものを設置していただくという条件をこの指定管理者制度導入のときにつけまして、その中でいろいろと検証したり、さらなる利用者増進の情報発信について検討したり、そういったような議論を毎年行っていただいて行政のほうに報告をしていただくことになっておりますので、そういった指定管理者、公共施設の我々がこれからつくろうとしている公共施設総合管理計画に基づく個別計画ではなくて、指定管理者さんが行政と、また地域と、住民と一体となってつくる事業計画のほうに利用者増の関係については対策についてはのせていけるような、そんなことで考えているところでございます。それと、2点目に入りましてのご質問で、道道1008号の整備の関係でありますが、私も今議員がおっしゃられたとおり、途中で事業がストップをしてしまっているというような中では、今冒頭申し上げましたとおり夕張、そして栗山町の南部地域、そして長沼、由仁も一部入るでしょうけれども、こういった南南空知の産業の振興、あるいは観光の振興、そして自治体間の連携、こういったものを考えるとこの開通については非常に大きな効果があるというふうに思っているところでございます。ただ、一番町のほうも考えなければならないのは、あくまでもこれは町の事業ではなくて北海道が事業主体ということになりますので、当然北海道の財政状況あるいはその年度の公共事業予算、こういったものも考慮する必要があるだろうというふうに考えておりまして、数多くの要望事業をうちもさせていただいておりますが、少し町として戦略的に要望活動を行っていかなければならないというふうに考えております。ですから、私としては、今事業が動いていて早期完成をお願いするもの、例えば馬追橋のかけかえ事業だとか、あとは滝下由仁停車場線の歩道整備、こういったものだとか、あとはこれから他の計画との関連の中で動き出そうとしている新町通りの道道街路の拡幅事業、こういったものを今まちづくりとして優先順位の上位にして進めていっておりますので、そういったようなところをまず一貫して優先順位の高い事業として北海道に要望していくということでございます。そこの事業実施の状況を見ながら、この1008号以外にも札夕線にかかっている大井分の跨線橋だとか、いろいろと整備要望させていただいておりますので、次の段階として段階的に要望していく、こういう効果的な戦略的な、やはり相手がいることですから、要請活動していかなければならないということで考えております。いずれにいたしましても、冒頭申し上げましたとおり、この1008号の重要性、そして南南空知の産業振興に寄与するという、そういう認識は私も十分持っているところでございます。

質問 9番 齊藤義崇

1つ目の質問に大変丁寧に最後まで答えていただき、ありがとうございます。今道路の課題に移ったので、私も道路の課題に行きたいと思うのですけれども、確かに今言われている話で、私もほとんどそうだなというふうに思っているのですが、答弁の中で私も気になるのは、道道だとか国道だとか、今回は道道1008号線についてですけれども、他の市町村にまたぐもの、それから道庁に絡むもの、もしくは国道であれば国道に絡むものがあるのですけれども、これが先々を見通した上で動いていけるのは当然政治の責任であり使命だと私は認識しているのです。その政治というのは誰がここで責任を持つかと考えたときに、当然選挙で選ばれている町長と我々12人だというふうに思っていて、道の財政や状況はわかるのだけれども、私の町としてはこういうふうにしていかなければならないということを強く出していかない限り、要望の順位をつけようが要望しようが、どんなふうに通っていくかは誰にもわからないことになってしまって、声が強ければ勝てるわけではないと私は思いますけれども、こういったものがおくれていけばおくれていくほど、例えば千歳から長沼へ延びてきている道だって二十何年前に整備の計画が立って、まだ先だよと言っているうちにあっという間にマオイの丘まで来ていますよね。うちの町は、この道路行政について前向きに今計画をきちっと上げない限り、私は今前向きでないと言っている意味ではないのですよ。町長の言われているとおり順位どおりだと言っているのですけれども、1008号線に戻りますけれども、ほかは南北に突破する道路の話はよく出ますが、こういうふうに幹線や道道に対してクロスしていく道について、前回札夕線は直していますけれども、この道に限って考えると、経済圏を先ほど私が申し上げた由仁と栗山と夕張というのを特に中心に考えたときに、東西に直行していくという道がもう一本すごく重要な役目を持っていると思っているのです。それで、町長に、今みたいな視点で夕張とか栗山とか由仁というところが何か1つ直行する道が走らない限り、何となく札幌圏の経済圏から少し離れていくのでなかろうかという認識あるかどうか伺いたい。それは、さっき言った千歳から長沼に道が走ってきたり、長沼やボールパークの件があったりして、どうやらマオイの峠の手前で、私が今気づいているのはマオイの峠の手前ぐらいまでが経済圏で道路が延びてきていて、あとこちら側は少し寂しくなっていくのではないかなと危惧しているからなのです。そんなような認識が町長におありなのかどうかお聞きしたいです。

答弁 町長 佐々木学

重ねての1008号線の整備の効果というのでしょうか、私の考え方の中でありますが、まず冒頭申し上げたいのが、今も含めてですが、これからの地域づくり、まちづくりというのはそれぞれ単独の、うちのような小規模な町も含めての話ですが、そこで完結するような、そういう政策、施策というのはほとんどなくなるというふうに私は考えております。ですから、広域連携をすべきものはしていかなければならないでしょうし、そして単体の町でこれまでは要望しがちだったいろんなものも、今道路行政にあるような広域的な効果だとか、そういったものをきちっと踏まえながら一緒に各自治体が要請すべきものは行っていくべきだろうというふうに思っているところでございます。そうでなければ、やはりいろんな費用対効果を出す上ででもなかなか、北海道なり国のほうに要望していっても、ただつくってくれと言ってもなかなか事業化に結びついていかないわけでありますから、やはり北海道、国を動かすためには関連する自治体の熱意だとか、そしてこの道路整備によってどんな効果が生まれて、どういう波及されていく、そして新たな産業が生まれてくるだとか、そういったものをしっかりアピールをしていかなければ、なかなか事業採択にはなっていかないというのが今の私の認識でございます。そんな中で、札幌建設管理部さんのほうでつくった検討概要の中にもこの1008号の道路整備の関係が出ているわけでありますけれども、試算をされておりますが、清水沢、夕張のところからこの1008号が開通すれば、そこを通って、うちの南部地区を通って、由仁を通って、長沼、直進するわけですね、札幌まで。そうなると、今の道路は清水沢からずっと回って、札夕線を抜けて真っすぐおりてくるというのが一番の最短ルートでありますが、この1008号が完成すれば、当然それが最短ルートになるということで、時間でいきますと現ルートよりも4分短縮されるというような試算が出ているところでございます。4分というと、4分かと思われるかもしれませんが、4分違うということになると相当な経済なり産業なり流通なり、そういったものにすごく大きな影響があるというふうな私は認識を持っておりますので、そういった面からもこの1008号の重要性、こういったようなところについては議員と同じような考え方を持っているところでございます。ただし、道が慎重姿勢を示しているのは、やはり費用対効果、ここの部分なのです。それはBバイCという公共事業やる場合の、齊藤議員もそこのお仕事をされてきているわけですから十分ご承知かと思いますが、ここがやはり一番の事業化する場合の関門になるというところでございまして、現時点では0.4ということで基準の1に遠く及んでいないというところがあるわけでございます。ですから、これを、1にならなければ絶対しないかというようなことではないのだと思いますが、他のいろんな経済波及効果だとか、そういった付随するものをこの0.4に加えていくような努力を夕張、栗山、長沼、ここはやっていかなければならないのだろうというふうに思っております。参考までに、新町通りやっておりますが、そこのBバイCも0.7なのです。そこで、それで事業採択を受けるために、公営住宅をそこに移転をしたり、いろんな経済波及効果を、町のほうでつくり上げた都市再生整備と道の事業とリンクさせながら要請をしていくことで実現に近づいていくというような、そんな事例もあります。ですから、この1008号についても決してBバイCが今0.4だから、総事業費が200億円だからといって諦めるべきではなくて、これからも各自治体、そして議会のほうが連携をして北海道に働きかけていく必要があるだろうというふうに考えております。

質問 9番 齊藤義崇

連携が僕も重要だと町長と同じように思っていて、こういう大きな話だから、あちこちに僕も焦点絞れないで話が行くかもしれませんけれども、僕はJRの問題だとか、今言った新町通りの問題とか、当然政治というのはいろんなものにリンクしているものについてどういうふうに、ここが一長一短があって、ここが一長一短あってと考えていくときに選択する要素を十分踏まえながら決断していかなければならないものだなと思っているのですけれども、私夕張にも親戚がいて、夕張のことを肩持つわけではないですけれども、夕張は今清水沢に、小さいまちにしようということで、今の知事が掲げた中心街が来ます。そのときに、上がっていったらわかるとおり、どちらの道も雪が降ったら通行どめになるわけです。隣の市がもしけが人が出たとか災害が起きたといったときに、やっぱり4分短くなるとか4キロ短くなるとかということは大事なことで、その大事なことを隣のまちが聞いているのだということが僕は連携の始まりだと思っていて、私自身は同じ議員、夕張の議員さんからそんなような話を聞くと、どうしてもほっておけないなという部分と、うちの町も大事だから、うちの町のことを考えなければならないなという部分と、常に逡巡するというか、悩むわけです。これらがうまく合致すれば、こういった話を進めていくときに、では由仁とはどうなのだろうと。由仁は私余り親戚おりませんけれども、由仁とは同じJRの問題抱えていますよね。JRの問題というのは僕はこう思っていて、縦に走っている幹線に対してクロスしているところはいいと思うのです。岩見沢は石北線があるし、苫小牧は函館に行く通りがあるし、追分は例えば石勝線が走っていると。だけれども、単線で1つの駅しかないところにこれどうするのだろうといった問題のときにも、今度は代替するのは道路だというふうに考えなければならないなということで、由仁とは例えばそういった兄弟のような関係で、同じ悩みを持つということで道路行政というのを考えていけるのではないかなと思っているのです。この1つの市と1つの町ですけれども、僕が危惧しているのは、何回も言うとおり馬追の向こう側でいろんな新しい整備計画やいろんな話聞くわけなのですけれども、これに本当に由仁と栗山と夕張で置いていかれないものなのかな。例えばさっき町長がおっしゃった新たに格上げしてほしいという道も南北にしか走らない道で、今は234号線に、雨煙別から曲がってですよ、産業道路なのか観光道路なのかわからないですけれども、1車線で234が走っていますよね。だから、僕が言及したいのは、それに直行する道をきちっと通すのだということと、そのまちにとってそれぞれが思いやりを持って共同の利害が発生するなら投資効果がある。BバイCなんかは上がるまちもうないですよ。上がる道路なんかないですよ。人口も減るのですもの。だから、さっき言ったように観光地がなければ交通量がふえませんから、BバイCの数字が上がることはもう二度とないみたいなもので、私自身そういったいろんな町村との悩みの中できちっとした押し出し方をしていかないと熱意というのが伝わっていかないのではないかなというふうに考えているところです。それで、答弁にありましたけれども、今の2番目の質問の最後のほうになりますけれども、234号線の4車線化とかバイパス化についてもう少し具体的なところ、今の私の話も踏まえていただけるのなら、町長の具体的な道路行政というか、進め方についてもうちょっと詳しくお聞きしたいです。

答弁 町長 佐々木学

今再度のご質問ありましたが、2つ目の国道、道道整備推進の具体的な方策ということで、234号線の長年懸案となっている4車線化、そしてバイパス整備、ここのことも含めましていろいろと広域的な連携のお話も交えてさせていただきたいと思いますが、実は毎年空知地方総合開発期成会を通じまして7月に空知24の市町の首長が一堂に会して東京に行って、4班編成に分かれて、この道路行政だけではなくて、空知が抱えるいろんな諸問題について関係省庁のほうに要請活動を行っているわけでございます。そのような中で、この国道問題、そして夕張川の河川整備等については栗山町、由仁町、由仁町の町長さんも一緒に個別要望という形で国交省北海道局のほうに行きまして、地域の実情だとか、それぞれのお考え、思いがありますから、私はこの国道の整備については私も由仁の町長も同じような認識であり考えだと思っておりますが、一緒になって要請をしてきているというような中では、さっきの1008号ではありませんが、関連するそういう自治体の連携というのがやはり国等々を動かしていく重要なものになるのだなというふうに思っているところでございます。その中で少し、この機会ですから、国道234号の関係についてお話をさせていただきますが、これはご存じのとおり栗山町を東西に縦断をする起点が岩見沢市、そしてずっと苫小牧のほうまで行く国道でありますけれども、国から指摘を受けているのは、ただ単に4車線にしてくれとか改築してくれと、こう言われても、先ほどの費用対効果のお話ではないですが、今そう簡単に予算のつく時代ではないというようなことをご指摘をされております。そんな中で、やはり栗山町さん、由仁町さん、この国道の4車線化によって、それとタイアップしてどんなまちづくりを今進めようとしているのかというところを強く問われるわけでございます。そんな中で、私の国道234にかかわる考え方といたしましては、やはりただ単に改築をする要望ではなくて、本町のまちづくり計画事業との連動をしっかり果たしていく必要があるだろうということで、国道、岩見沢のほうから参りますと駅前通りに入ってくる新町通りの北海道の街路拡幅事業だとか、そこ一帯を整備する町の都市再生計画事業だとか、そういったまちづくりの施策との連動をさせながら、交流人口、そして集客、こういったものも高めていく。そして、国に対してはやっぱり将来のビジョンも見せなければならないですから、そういった意味では今お話ししているのが今度は錦地区への再開発整備、小林酒造を中心としたところの再開発だとか、道の駅の構想だとか、そういったビジョンもしっかり国のほうにお話をさせていただきながら、この234の4車線化については要望させていただいているということです。それと、バイパス、これは旭台地区から由仁に抜けていく新設の道路でありますが、跨線橋については国のほうで落としていただいたのですが、さらにイベント時だとか、あそこは3差路の交差点がありますので、渋滞をしますし、小学校もあるということで、交通安全対策ということで何とかこのバイパス整備もそういった面から要望させていただいているということで、そこの考え方については由仁町とも共通認識を持って進めているところでございます。そんな中で道道の関係では、ちょっとお話ししていた南学田線です。これは南部の拠点である継立から昔の渡船場を通って由仁に抜けていくところでありますが、現在では途中まで来て、夕張川がありますから、途中から滝下由仁停車場線に乗って274のほうに抜けていくというところになるのですけれども、そこが延伸されることによって本当の意味での最短ルートになると、栗山町の南部地域にとってです。そういったような事業でありますので、そうなれば、今継立に営農センターもできました。いろんな農業施設が集約化をされていこうとしている状況でありますので、栗山と由仁の農協は合併をしているわけでありますから、そういったところでの流通面だとか、そういう経済交流、こういったものに寄与する重要な事業ではないかなということで、南学田線の道道昇格、町ではできませんので、まず道道に昇格をさせていただいて、北海道にやっていただいて町に移管していただくと、そんなような流れを考えているところで、1008号に準ずるような重要な要望事項かなというふうに考えていますし、またもう一つ言わせていただければ南大通り、そこも道道角田栗山停車場線で寸断をされているわけでありますから、今災害等に遭ったときには札幌方面に行くとしたら恵庭栗山線、そこのアンダーパスを通っていくしかないのです。ですから、あそこを南大通りをもう一本通せれば当然災害時にも避難道路にもなるということもありますし、経済的なことを考えると、私どもとしては延伸をして、そして道道の北長沼停車場線にぶつけ、そしてそこから今できようとしている国道337につなげていくというような、町道、道道、国道ということで広域にまたがるようなそういうネットワークの整備、これは非常に重要だというふうに思っておりますので、これについても何とか、まずは道道昇格からでありますが、進めていきたいと。広域の道路ネットワークについてはそんな考え方で要望を進めているところでございます。

質問 9番 齊藤義崇

質問をして、町長からそういう道路についての考えをお聞きできたので、よかったなと私は思っていますけれども、町長がそういうふうに考えておられることについて、私たち、私たちというよりも私としては一議員として、力はないかもしれないけれども、いろんな考えがあるのだということをまず町長に認識していただきたいし、その認識が、若干年齢もあるし、いろんなこともあるのだろうけれども、私自身もあと10年、20年見据えたらなというときに、今町長や皆さん方先輩方という年数の方々が年とられたときに我々は現役になるわけですけれども、人口は少ない、それから寂しいままだということにならないように考えた上で今日2つ質問しました。この2つの質問は人間でいうと骨格や大きいバイパスの血管のようなものの話で、私こういう一般質問を通じてきちっと政治的な課題として町長と今後もお話をできたらいいなというふうに思っています。以上で質問を終えます。

出典:栗山町議会 令和元年第7回定例会 2019年9月3日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる