みんなの議会

栗山町議会 平成30年第3回定例会 2018年6月20日

(1)受動喫煙防止対策の強化を/(2)妊婦タクシー助成制度の創設に向けて

2018年6月20日、栗山町議会の一般質問で、重山雅世議員が「受動喫煙防止対策の強化を」「妊婦タクシー助成制度の創設に向けて」について質問し、町長 佐々木学が答弁しました。

質問者
重山雅世 議員
答弁者
町長 佐々木学

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 5番 重山雅世

私は、通告に従い、2点伺います。1点目は、受動喫煙防止対策の強化をです。町政執行方針に第1期栗山町健康増進計画に基づき、生活習慣の改善活動に積極的に取り組み、生活習慣病の発症及び重症化予防を推進するとうたっています。2年前の私の一般質問の前町長答弁では、健康増進計画に受動喫煙の防止に関する項目を設け、全戸配布すると述べています。ダイジェスト版には、妊婦や子供の前ではたばこを吸わないように、たばこの健康への害、COPD、慢性閉塞性肺疾患を知ろう、禁煙したい方は禁煙外来の支援を受けようと啓発しています。5月31日は世界禁煙デーです。先日の道新の報道にも5月31日から6月6日までの禁煙週間の取り組みとして、道医師会や日本禁煙学会などの主催による第15回北海道禁煙フォーラム「きれいで、おいしい空気の北海道」が開催され、2人の専門家の講演内容、喫煙の健康影響、電子たばこの有害性が記載されていました。さらに、厚労省のたばこ白書から作成されたたばことの因果関係が確実と判定された病気等を喫煙者本人と受動喫煙に分けて図解し、COPDも載っていました。本町の男性の喫煙率は全道より高く、子供がいる家庭での喫煙率は父親約5割、母親約2割と高い状況です。専門家からは、煙がなくても服などについた3次喫煙や受動喫煙による子供の影響として中耳炎、虫歯も指摘されています。埼玉県熊谷市では、小学校4年生を対象に受動喫煙検診を独自で行っています。その目的は、子供がどの程度の受動喫煙を受けているかを個別調査し、両親に子供への受動喫煙防止や両親の禁煙を促すためのものです。そこで、次の3点について伺います。①、本町でも両親への喫煙に関するアンケート調査と子供の尿中コチニンを測定する検診を行っては。②、全面禁煙・空間分煙実施施設認証制度を創設する考えは。認証された施設、学校、病院、事務所、金融機関、飲食店、社会福祉施設などにはステッカーが交付され、施設の入り口などに張ることにより施設の受動喫煙防止対策が利用者にPRできるメリットがあります。③、本町独自の受動喫煙防止条例制定など今後の取り組みは。2点目は、妊婦タクシー助成制度の創設に向けてです。町政執行方針に妊婦タクシー助成の創設に向けた検討を行うとあります。本町には、妊婦健診や分娩可能な医療機関がなく、町民ニーズに沿った施策と考えます。平成29年4月1日から平成30年1月末までの妊産婦の受診動向は、妊娠中の健診が岩見沢市の医療機関受診が22人、約65%と一番高く、次いで江別市6人、18%、札幌市5人、15%の順です。出産は、岩見沢市と江別市が同じ11人ずつ、合わせて約65%です。道は、分娩可能な産科医療機関がない市町村の妊産婦に対し、経済的不安や不安軽減のため妊婦健診、出産のために要する交通費を助成するため、平成28年から妊産婦安心出産支援事業を導入しています。対象者は、分娩可能な産科医療機関がある市町村から25キロメートルを超える市町村、離島の市町村に住民登録のある妊産婦で、道内99市町村が該当します。空知管内では、夕張市、由仁町、長沼町など7市町が該当しますが、本町は該当しません。そこで、次の2点について伺います。①、道に対して市町村から医療機関まで機械的な距離25キロメートル以上とせず、実態に即した支援を求める考えは。②、妊婦タクシー助成制度の具体的な導入時期とその概要は。

答弁 町長 佐々木学

1点目の受動喫煙防止対策の強化をについてのご質問で、①の両親への喫煙に関するアンケート調査と子供の尿中コチニン測定検診についてでありますが、現在妊娠届け出時のほか3カ月及び4カ月健診時においても家庭内での喫煙状況についてアンケート調査を実施しており、喫煙している場合には保健師等による保健指導を実施しております。このことから、通常時における両親への喫煙に関する新たなアンケート調査の実施は考えておりませんので、ご理解願います。子供の尿中コチニン測定検診の実施につきましては、現在父親も参加する喫煙健康被害などの健康教育や町内小中学校での喫煙防止教育に取り組んでいるところであり、まずは家族みんなで健康的な生活習慣に努める意識の醸成を図っていくことが重要であり、現在のところ尿中コチニン測定検診の実施については考えておりません。今後検診費用や検査後の対応、効果、また通知することの有用性などについて既に取り組んでいる自治体の状況などを調査した上で改めて検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解を願います。ご質問②の全面禁煙・空間分煙実施施設認証制度の創設でありますが、現在本町では健康寿命延伸のまちづくり協働宣言協力団体に登録証を交付し、事業所内への掲示を行うとともに、受動喫煙防止ポスターの掲示について依頼するなどの取り組みを行っているところであります。なお、北海道が同様の事業として禁煙、分煙に取り組んでいる施設を登録し、ステッカーを交付するというおいしい空気の施設推進事業を実施しており、栗山町内の事業所等もその事業に参加しておりますので、町の独自事業として全面禁煙・空間分煙実施施設認証制度の創設は考えておりません。今後北海道の事業への登録について周知、PRを行い、禁煙、分煙の社会的な認識の定着を図ってまいりたいと考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。ご質問③の受動喫煙防止条例の制定についてでありますが、現在健康寿命延伸のまちづくり宣言において町民一人一人の役割、また家族の役割とあわせて地域や行政の役割として町民同士のつながりを強化し、企業や団体等の協力や理解を得て、町全体で健康的なまちづくりを進めるよう健康寿命延伸のまちづくり協働宣言に取り組んでおり、その中で受動喫煙対策についてもご協力をいただいております。条例の制定につきましては、多くの町民の皆さん、また事業所や関係機関、団体等の理解と協力が必要であり、まずは受動喫煙防止に対する町民の意識を高めることが重要であると考えております。国や他自治体の動向を踏まえながら、個人、家庭、職場、教育現場などあらゆる機会を通して町民の受動喫煙防止に対する意識の向上を図り、今後町民や関係機関、団体などからの条例化に向けた機運の高まりを見きわめた上で、改めて検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解を願います。2点目の妊婦タクシー助成制度の創設に向けてについてのご質問で、①の道に対して支援を求める考えはについてでありますが、北海道が実施しております妊産婦安心出産支援事業は、住民登録のある市町村役場の最寄りの駅等を起点としており、本町の場合、分娩可能な産科医療機関までが25キロメートル以下のため対象となっておりません。本事業の対象を25キロメートルを超過する市町村に設定した根拠は、通院する際移動に要する時間が30分を経過するころから不安が増す傾向にあるというアンケート結果等を参考にしたとの回答をいただいております。本町は、地理的に南北に長い地形のため、南部地区など町内の一部地区においては分娩可能な医療機関までの距離が25キロメートルを超過している状況にあります。このため町民が安心して出産できる環境づくりに向け、実態に即した支援への見直しについて北海道に対して要請を行ってまいりたいと思っております。ご質問②の妊婦タクシー助成制度の具体的な導入時期とその概要はについてでありますが、妊婦タクシー助成制度は妊婦が出産のための入院時に最寄りの産科医療機関までの交通手段がない場合など、緊急にタクシーなどを利用した費用を助成することにより妊婦の不安を解消し、安全、安心な出産を支援するものであります。この制度創設には、利用に係る要件整理や妊婦乗車に伴う運転手等の研修実施などタクシー会社との協議も必要であると考えております。今後対象者の意見聴取やニーズの把握もあわせて行いながら、現行の助成制度を含め妊娠、出産にかかわる一体的な支援制度として後期実施計画期間中に実施できるよう構築をしてまいりたいと考えておりますので、ご理解を願います。

質問 5番 重山雅世

まず、1点目の受動喫煙防止対策強化、2年前に前町長にしたときと比べて変化があるかという点では一歩も前進していない。率直に感じました。それで、これから町民の意識の向上だとか、そういう機運を高めるだとか、そういうようなこともおっしゃいましたけれども、まず1点目のアンケート調査というのはもういろんな妊産婦健診のときなどに行っているから、それで併用するのだよということです。これまでもそうやってやってきたわけですけれども、しかしこのダイジェスト版、いろいろ啓発されていますよね。それ読んだ中で、ここに栗山町の死因の1位はがんですと。2位は心疾患、3位は脳血管疾患と書いているのです。これは、いずれもその原因というのがたばことの因果関係が確実と判定された病気なのです。ここをしっかり見ていく必要があると思うのです。それでさらに、早期発見、早期治療、だからがん検診を受けてくださいよと、そういう形で啓発しています。がん検診を受けるということはとても大事です。でも、がんにならない体づくりという点でたばこの有害性から町民の健康を守ると。そういう視点に立たないと、がんになってから治療する、早期発見で治療しましょう、そのために検診しましょうではやはり根本的な解決になっていかないと思うのです、検診の費用もかかりますし。先ほど子供の尿中コチニン検査、検診、これ熊谷市の例最初に通告していますから、当然担当のほうでは熊谷市でどういう状況でこのことをやったのかということを調べられたと思うのです。今さらこの答弁にあるようなことではちょっとまずいと思います。先ほどおっしゃった費用だとか効果、有用性というのは、熊谷市は10年も前からアンケート調査をとって、子供たちのぜんそくだとか、肺疾患とか、いろいろ多いと。その原因は何だろうかということで、小児科、熊谷市と一緒になって、医師会などとも一緒になってアンケートをとりながら実態調査しているのです。10年も前からやっているのです。その結果がやはり尿の中でコチニンを調べると、どれだけ子供が受動喫煙によって健康を害されているか、その実態もすぐわかるよと。そして、その費用も、これ全部の子供をやるというのではないのです。4年生の希望者ですから、やっているのは。熊谷の場合は、1,500人対象です。2002年からやっていますから、最初は医師会か何かで持っていたようですが、2007年度から公費負担でやるようになったと。ですから、費用の部分を考えても本町の場合、1学年とっても、例えば4年生にしても栗山町は栗山小学校は約80人ですよね。角田、継立合わせても二十何人ぐらいですから、多く見積もっても1学年110人ぐらいです。たとえ1人当たり3,000円だったとしても30万円前後で、その辺担当も当然調べられたのではないですか。私ははっきり言って情けないです。それで、本当にこれテレビでもやっていました、NHKで。熊谷市のお医者さんも出て、そしてお母さん方が実際にたばこを吸っていて、そして教育委員会のほうからおたくさんの子供さん、やっぱりその数値が高いですよと個別に数値の高い子供の家庭に教育委員会で文書で知らせてくるのです。それで、数字が出てはっと気づいて、やっぱりたばこやめたい、やめたいと思っていたけれども、いいきっかけになって禁煙外来を受診して、1年後にちゃんと禁煙、たばこをやめたと言っているのです。やっぱりそういう具体的な数字を見て、アンケート、両親にたばこ吸っていますか、吸っていませんか、吸わないほうがいいですよ、それ当然わかりながら吸っているわけですから。でも、子供の尿検査の中で具体的な数字が出されて、示されて気づく。やめないとならない、やめないとならないと思ってもやめられないというのがたばこではないですか。町長もご自分でたばこを吸われるからわかると思います。健康にいいなんて思っていませんよね。できればやめたいと、そういう気持ちではないですか。でも、子供がそういう害に遭っていると数字を示されて、そして禁煙に取り組んでいると。ですから、今さら費用だとか有用性だとか効果だとか言っている場合ではないのではないですか。まず、1点目、その辺のお考えをお聞かせください。

答弁 町長 佐々木学

まず、1点目の両親への喫煙に関するアンケート調査の関係でございますが、冒頭答弁いたしましたとおり今妊娠届け出時のほか3カ月及び4カ月健診のときにアンケートを実施をして、吸っている場合については保健指導をしているというようなことでございまして、これを継続しながら、やはりこの受動喫煙対策というのは我々行政はもとより家庭、地域、事業所など町全体で取り組む対策というふうな位置づけをしておりますので、いろいろな場面でこの受動喫煙の恐ろしさだとか、そういったものは周知をしてまいりたいというふうに考えております。一番大事なことは、今私にご指摘をされましたとおり私も含めて喫煙者が受動喫煙の怖さを十分理解をし、そして喫煙マナーを守るということが一番大事なことであると思っておりますので、その辺の徹底を町内に広めていきたいというふうに考えております。それと、2点目の尿中コチニン測定調査の関係でございますが、重山議員ご承知のとおりたばこの3大有害物質というのはタール、ニコチン、一酸化炭素というようなことでございますが、たばこの煙にはこのニコチンが多く含まれているところでございます。そして、この煙を吸った場合、体内に入った場合にコチニンという物質に変化をするという、ニコチンの代謝産物というふうに位置づけられておりますが、このコチニンの濃度が測定して5以上になると日常的に受動喫煙をしている可能性が高いというふうなことになっております。そんな中で一応先ほど申し上げましたとおり、受動喫煙対策というのは行政はもとより家庭、地域、事業所、学校等々で取り組むということなものですから、このコチニンを、ニコチンを体内に摂取し、コチニンになると。そこを一番摂取する機会というのは、私は家庭ではないかなというふうに思っております。ですから、ここの部分については家庭の中で親御さんがやはり自分の子供の健康を守るということが大切になってくるわけでありますが、そこの部分で改めてコチニン測定検査をやって各ご家庭に通知をするということが果たして本当に有用なのか。そして、家庭の役割の中に公金を投入するということが果たしてどうなのかというところも含めて、今言われた熊谷市だとか、そういったような実績もありますので、そういう先進的な市町村の取り組みも、そしてその効果も確認しながら検討してまいりたいと考えております。

質問 5番 重山雅世

今の町長の答弁でいうと、家庭の役割の中に公金を投入すると。それがいかがなものかと。では、熊谷市はおかしいのですか。本当に子供の体を考えたときに、これ本当に健康寿命とうたい文句で挙げているだけではないですよね。がんのたばこの害というのは、日本肺がん患者連絡会代表の人の道新の報道にもありましたが、たばこの中には7,000種類の化学物質、特にその中でも先ほど町長おっしゃったような発がん性の物質が70種類も含まれているのです。そして、この方は自分はたばこを吸わなかったと。そして、学校を出てテレビ業界に入ったけれども、職場が換気のない部屋で、10年以上一緒に働いていた上司のたばこを吸いながら番組の編集業務をして、だから受動喫煙で肺がんを発症したと。がんになるために10年から20年かかると言われています。ですから、乳がんになりましたと。では、その人の親がたばこを吸っていたということはかなりがんになるリスクがあるということですから、それも医学的に言われていることです。そういう点で考えると言うまでもなく、先ほど言った1、2、3の栗山町の死因、たばこが原因だよということがはっきりと判定された病気なわけですから、家庭でたばこを吸うのをやめましょうね、ご両親の方協力してくださいね、あなたの子供さんの健康はあなた方だけで守ってください、それだけで済まないのです。飲食店や何かに行ってもたばこを吸うところがありますよね。家庭だけの分野ではないのです。だから、こういう形で今、国会でも健康増進法という形でやられています。15日の日でしたか、可決されてしまいましたけれども、ちょうど同じ日に5人の参考人はその対策では100平方メートル以下のところだけを規制するという感じで55%は不利だよと。喫煙そのままというような状況だったから、全部不十分だと参考人全てがそうおっしゃいました。だけれども、数の力で一応は受動喫煙防止の対策が不十分な健康増進法改定案が衆院の厚労委員会で可決されてしまいましたけれども、それは家庭だけの問題を挙げているわけではないですよね、今国も。いろんな機会に、この2点目のほうにもかかわってきますけれども、家庭での周知や啓発大事です。でも、先ほど言ったようにもう既に具体的に数字も明らかにしながら、そしてはっきりと気づかされると。みんな両親の方々は、たばこいいなんて思っていないと思います。でも、これだけ状況を数字示されて初めてやめる気になったよと。もう何十年も吸っているお母さんがテレビに出ていました。そうやって教育委員会のほうから連絡が来て初めてわかったと。それから、受動喫煙症という病気までありますよね、今。それは、化学物質に対して過敏に反応するというか、そういうような化学物質過敏症というのですか、そういう方々は逃げるしか方法ないのです、はっきり言って。もうどういう場所でたばこを吸ったらいいですかとこの前テレビでやっていましたけれども、50メートル何もないところで吸ってくださいと。それでないと害がありますと。そして、3次喫煙の問題もちょっと触れましたけれども、お父さんが子供の前ではたばこを吸いません。では、外で吸ってきます。そして、すぐだっこします、子供を。その吐く息でもって子供がたばこを吸ったと同じ状況になるのです。ですから、これ本当に健康のことを啓発、啓発って大事です。それと同時に、具体的なそういう検査を含めてやっぱり金額的な問題だけではないのではないですか。私は、このぐらいのお金を使ってでもしっかりと、やっぱり町の宝と言っているわけですから、そういうときに税金使うのは当たり前だと思いますが、再答弁求めます。

答弁 町長 佐々木学

先ほど私がそこの部分については家庭の役割が大きいというような発言をしたところではありますが、やはり私も町の宝である子供の健康を守るということは一番大事なことであるというふうに思っております。その中でやはり行政の役割、家庭の役割、そのほか地域、事業所の役割というのがあると思っておりまして、ですから先ほど言った尿中コチニン測定検査、ここの部分まで行政が役割として担い、ご家庭に通知をし、それが有用であるというような判断をすることがまだできておりませんので、そういったようなところも含めて、これから先進地の調査も含めて実施をしてまいりたいというふうな考え方ということで先ほど述べさせていただきました。調べてみますと、学校ではなくて神奈川県の海老名市なんかでは3歳6カ月児健診のときにコチニン調査ですか、そういったものに取り組んでいる自治体もあるわけでございます。ですから、そういったようないろんな先進的な自治体もありますので、この検査をどういうふうにやられて、その効果がどういうふうにあって、そういうところをきちっと調べた上で、本当に有用性があるのかどうかというところも含めてこれから検討してまいりたいというふうな考え方でございます。

質問 5番 重山雅世

有用性という点では、はっきりしているのです。今さら調べるまでもないのです。医師会や何かがこれ実際に取り組んでいるわけですから、10年以上もかけてやっている中身ですから、そういう中での私はあえて熊谷市のことをちゃんと挙げて例に出して通告しているわけですから、担当はそこまで踏み込んで有用性含めて通告に対して、受けたからこれから調べるよでは何のために事前通告しているのですか。お粗末です、はっきり言って。ちゃんと具体的な例を挙げているのですから、そういう点ではこれからなんていうのはとんでもないと、そう思います。それと、通告に対しての答弁という点では不十分だと私率直に言って感じましたので、その点でこの機会ですから町長のお考えというか、何のために先にこうやって通告しているか、ちょっと焦点ずれますけれども、こういう例を出したときには担当のほうではその有用性だとか、効果だとか、費用の部分なんかも当然調べて答弁するのが当たり前ではないですか。その辺ちょっと町長のお考えをお聞きしたいと思います。

答弁 町長 佐々木学

一般質問の事前通告の関係でご質問いただきましたが、重山議員のご質問にございました熊谷市の関係で、教育委員会のほうも調査はいたしました。ただ、その調査の中でやはりもう少し詳しく実際に調べてみないとわからない部分も当然あるわけですから、この事前通告があって、そしてその有用性を確かめてきちっとやる、やらないの答弁をできるものとできないものがあるというふうに私は考えております。ですから、この熊谷市のほかに先ほど申し上げましたとおり海老名市等々でもこういった調査を学校ではなくて乳幼児の時期からやっているという実態もございますので、広くいろんなケースを調査検討しながら、栗山町でこのコチニン調査を公金を使って実施をすべき案件かどうか、そういったようなところも含めてこれから検討させていただくというようなことでございます。また、有用性の部分では、私も調べましたが、埼玉県立大学のほうでも独自調査やっているわけです。その中では、親御さんに喫煙をやめさせるための受動喫煙のこういうコチニン調査という目的ではなくて、その学校の大学の中で例えば室内禁煙にするだとか、屋外の敷地内も禁煙にするだとか、そういったレベルの規定をつくるのにやっている有用性の調査というところもありますので、今回は子供たちの健康を守るためのこういう調査という位置づけですから、事前の通告はございましたが、もう少しいろんな事例を調べて対応すべき案件ということでこれから検討してまいりたいと、そのようなこういう案件であるというふうに私は考えております。

質問 5番 重山雅世

いろんな案件というか、私はこれ受動喫煙の問題で絞っているのですから、何もいろんな案件ではないのです。小中学校で尿検査は実際にしていますよね。学校保健法などによって尿たんぱく、それから尿糖、それから尿潜血、いただいた資料に4つほど学校保健法などによる尿検査を実際にしているわけですから、それと同時に1学年を絞ってやると。熊谷の場合は4年生だけ絞ってやると。先ほど言ったように費用も、この学校保健法に基づく検査そのものの金額も担当がこれだけ安いのだよというのを率直に聞いています。3,000円と言ったらびっくりしていましたから、そういうことかなと思いながら最初通告に対する答弁聞いていたのですけれども、どちらにしても初めて尿検査するわけではなくて既に学校保健法に基づく尿検査やっているわけですから、そのときにコチニンという点では何も難しいことではないのではないかなというのは率直に感じます。それで、この問題だけであれですから、どちらにしても検証して取り組んでいただきたいという点では再度申し述べて、次のほうへ行きます。それと、2点目のほう、道でそういうことをやっているからそちらのほうに、そういう事業所、施設などに登録してくださいと、そういう周知をするよと、そういうことですね。そういう点ではこのダイジェスト版には、これから周知をするということですね。これには余り載っていなかったように思うのですけれども、道の。そうですね。これダイジェスト版ですから、私厚いやつははっきり言って全部見なかったものですから、どういう状況になっているかわかりませんけれども、先ほど最後の答弁にも絡んできますけれども、町全体で考えるよということですよね。ということは、家庭だけの役割ではないということですから、町長。町全体ですよ。そうですよね。そうしなかったら、意識高める、前も受動喫煙防止条例つくったらどうですかと聞いたときにその機運が高まったらやるよと。今これだけ東京オリンピックに向けて国でも動き出してきたよと。中では、そして道新もすごく積極的に、特に禁煙週間など目がけてずっとたばこの害から命を守ろうというキャンペーン張っています。そういう点では、やっぱり職員含めてたばこを少しでも量を減らすだとか、そういう努力もされているのではないかなと。機運の高まりという点では、私は機は熟していると。認識の違いでしょうか。ご自分で吸われるから、何か美唄市の……私しょっちゅう聞いています。なかなかたばこを吸いたい人に対してやめなさいと、やめるの難しいのは知っています。でも、その吸う方はあれですけれども、マナーの問題ではないのです、これ。それによって吸わない人の命がというか、健康が損なわれるということですから、子供を含めて。やっぱりそういう点では、条例をつくって意識を高めると、そういうことも必要ではないかなと。やはりそういう点では、受動喫煙防止対策に対する強化という点ではこれから意識の向上、こういう啓発を進めるよぐらいな、はっきり言ってそんな感じですよね。それだったら、今までと何も対策変わっていないと思うのです。だから、この機会にまず条例つくって、議会もそうでした、はっきり言って。基本条例をつくって、今までやってきたことが議会基本条例にのったのですけれども、マスコミからも報道されて、改めて議員としての認識を自覚したということもあるわけですから、条例づくりをして、そしてやっぱり健康寿命の町と言えるようなまちづくりという点での一歩としてやるというのも一つの方策ではないですか。まだ機運を待っているのですか。その機運を待つ間の施策がこの啓発だけですか。その点で再度答弁求めます。

答弁 町長 佐々木学

②と③とちょっと関連してまいりますので、あわせてお答えをしたいと思いますが、まず全面禁煙・空間分煙実施施設認証制度、この関係でございますが、現在埼玉県のほうで先駆的にやられているということで、私どもも調べてみますと北海道で同様の事業、おいしい空気の施設推進事業というのを行われていて、禁煙、分煙に取り組む事業所、公共施設、病院、学校、こういったようなところがその事業に登録をして、埼玉県と同様にステッカーを交付していただいて、それを掲示するというような中身でございます。それで、冒頭申し上げましたとおり私どもの栗山町でも23の事業所がこの事業に登録をしております。一般の事業所が7件、公共施設、これは指定管理者の施設でありますが、これが13施設、病院が2、高校が1ということで、23の事業所等がこの事業に参加をしているということでございます。それで、内容的にやはり同じようなことでございますので、町としては今健康づくり延伸のまちづくり協働実施団体のほうにステッカーを配付して掲示をするようにお願いしておりますし、また受動喫煙防止ポスター、こういったものも来ますので、町のほうでいろいろと加工しながら受動喫煙に取り組む事業所さんに配付をしていただいていると。そして、張っていただいているというような状況でございます。そのような中で、これからもまだまだ本町の場合については協働宣言をしていただいている団体というのが町内で650ぐらいの事業所がありますが、4項目あってそのうちの受動喫煙を含む項目の宣言をしている事業所が45事業所、7%にすぎないというようなところもございます。こういう結果を見ますと、私どもの努力が足りない部分もあるのかなというふうに思っておりますし、機運の醸成という、高まりという部分においてはまだまだそういう時期ではないのかなというふうに私は考えておりますので、これからもいろんな対策を講じて周知も図っていきたいなというふうに思います。それとあわせて、条例制定の考え方でございますが、ご存じのとおりこの条例というのは町の法律でございますが、いろんな種類がございまして、制度を定める条例だとか、あとは自治基本条例だとか、議会基本条例も含めて理念を定める条例、理念条例、いろんな種類の条例があるわけでございますが、この受動喫煙防止条例というのはやはり制限を課す条例、制限条例に位置づけられるのかなというふうに私は考えております。そんな中で今さまざまな考え方や思想を持つ方、あるいは趣味、嗜好を持つ方が共存共栄をしている現代社会なわけでございますから、そういった意味合いの中でいろいろな方にその行動に制限を設ける条例をつくるということはより慎重な判断が必要ではないかなというふうに考えております。その中でやはり機運の高まりの判断基準としては、先ほど申し上げましたそういう実施、協力団体、こういったものも一つの判断材料になるのかなというふうに考えておりまして、そういった意味ではまだまだ浸透し切っていないというような状況だと思っておりますので、先ほど申し上げましたとおりこれからまた受動喫煙対策含めて精力的に町のほうでもその役割を果たしてまいりたいと考えております。

質問 5番 重山雅世

650ある事業所のうち23事業所、7%しかまだという点では、率直に言ってだから機運が高まっていないのだよと、そういうことなのですか。それで、国会でも問題になった100平方メートル以下のところ、大体喫煙オーケーだよということで不十分で出されましたけれども、世界的に見ると55の国が全面禁煙です、担当のほうも調べてご存じかと思いますけれども。それで、よく100平方メートル以下の飲食店なんかでも埼玉県の受動喫煙ゼロの施設づくりを進めましょうということで、私も資料をとりましたけれども、その中ではお店の禁煙、分煙対策を導入することで顧客は減るのではないかと。だけれども、決してそうではないよと。減りませんと。逆にこれWHO、世界保健機関でしたか、ここでも売り上げには影響ないよ、もしくはプラスになるよ、ではなぜかと。たばこを吸わない人がお客さんとして戻ってくるからです。私も子供や孫を連れてお店へ行くとき禁煙のところを選んでいきますし、たばこを吸っている人が来たら早々と帰ってきてしまいますから、そういう点ではやっぱり、ここにそうやって書いてあるのです。日本人の7割以上が非喫煙者です。多くのお客様に利用していただくには、空気もおいしいお店であることを大きなシールやポスターなどで明確に示すことが重要ですという形で。ですから、栗山の飲食店など含めて機運を高めるという点では、行政の役割でもありますし、私はそのための条例が、美唄なんかもぼんとそうやってアドバルーンを上げて、その結果がたばこを吸う人減ってきているとか、今調査中ですけれども、そういうようなことも聞いていますので、やはり健康寿命の町というからにはそれにふさわしい取り組みという点ではもっともっと足りないと。私は、2年前にこれ質問しているのですから、それ以降機運を高める、高まりをどっちかといったら後ろで控えていてやっているような取り組みのように私は率直に思いました。ですから、7%という点ではまだまだ不十分だと思うし、これからの行政の役割という点ではとても重要だということも述べて、次に行きます。それから、妊婦タクシーの部分です。これは、道議会のほうでも再三この問題出されていまして、先ほど町長答弁あったように役場を起点にして役場のあるところからという形で、それからなぜ25キロにしたかというと大体30分車に乗ったら妊産婦の人の不安が高まるというか、そういう傾向がある。そういう調査結果をもとに、これは道議会の中で我が党の議員の質問に対する担当課長の答弁にそのように答えています。それで、本町も合計特殊出生率という点で考えても、かつては栗山町の人口ビジョンの概要見ましたら、平成15年度までは1年間に100人を超える子供さんが生まれていたけれども、もう今ではと。平成26年、直近では70人で、合計特殊出生率1.33です。ですから、人口を維持していくという点では2.07を下回っては今の人口を維持していくことは困難だよと言われていますので、そういう点ではどんどんとこのままでいったら減ってしまうよと。本当に大事な赤ちゃんですから、何としても元気に生まれてきてほしいと。そのためのタクシー助成という点では、町長の公約で一番最初注目したのはそこでした、私率直に言って。いいことやるなと期待しました。ですから、本来なら道の補助制度にのっかれれば一番よかったのですけれども、そういうこともあって最初の通告にあったような状況ですので、1点目は道に対してもそういう機械的にやるなということで申し入れもするよと。私どもも道交渉などでこの問題は取り上げてやっていこうと思っています。それで、これから②の部分でいうと、タクシー会社とも協議するよだとか、それから何か運転手がどうのこうのと。私そこのところはちょっと。運転手のことをおっしゃっているのでしたか。私そこをはっきり理解できなかったのですが、妊産婦を乗せていく関係で何か同じ運転する人でも特別な人に一緒に乗っていてもらうとか、そういうような考えでおっしゃったのか、ちょっと再度答弁求めたいと思います。

答弁 町長 佐々木学

タクシー会社との連携、協力という部分のお話でありますが、札幌ハイヤー協会が今年の10月からマタニティータクシーという名称で実施をすることにしておりまして、その中でやはり今乗務員向けの研修を実施しているというふうにお聞きをしてございます。その中で助産師さんから妊婦の出産時の兆候だとか、あとは車に乗ってもらう際の注意事項だとか、そういったようなところを学んでいる、研修を受けているということもございますし、体調が乗っている最中に急変したとしても慌てないように対応できるように、例えば破水時の必要なタオルを携帯するだとか、あとはそういうシートも常備していくだとか、そういったような準備を行政とタクシー会社とが連携をしてやっているというようなところもありますので、冒頭答えましたこれからタクシー会社等も協議をしていくという内容はそういったようなところを言ってご説明したところでございます。

質問 5番 重山雅世

対象という点では、町長の考えの中では妊産婦さんの所得制限だとか、そういう導入は私はすべきでないと思いますが、その辺のお考えはどうなのですか。

答弁 町長 佐々木学

この妊婦タクシー制度、これを実施している町も結構あるわけでございます。先ほどお話をした北海道の事業については、この妊婦タクシー助成制度ではなくて交通費、健診時の16回分の交通費支給に対する北海道の助成というような事業なのですけれども、この妊婦タクシー助成制度というのは先ほど言ったようにいろんな手段がなくて、うちと同じような町の状況です。町の中にそういう専門の医療機関がないといったようなときに、緊急時にタクシーを利用した場合に助成をする制度ということで、山梨県の大月市なんかもこういう制度取り組んでおりますし、ほかにもまだまだこういう自治体がございます。そんな中でも助成制度に対する所得制限だとか、そんなようなところを設けているところはありませんし、私もこの事業については助成制度は設けるべきではないというふうに考えております。

質問 5番 重山雅世

道の安心出産支援事業は、今ほどおっしゃったように16回、健診15回、出産1回という形で、そして距離によってですよね。それで、先ほどの受診動向を見たときに札幌までも行かれるとか、岩見沢も1つ、前資料をいただいたときに28年度中に岩見沢市内の医療機関1カ所が産科取り扱いを中止したためというような資料もあるのですけれども、減っているのです。これは、29年度中の受診動向を調べて、そのときのいただいた資料の中にそういうのが書いていますから、江別とか札幌だとか、どこの病院を選ぶかは妊産婦さんの選択の自由というか、何か道の事業でいったら岩見沢までは栗山は大体19キロだからだめだよと。だから、江別とか札幌へ行ったら絶対25キロになるのにと、やっぱりそういう点でもすごく機械的だなという感じがあるのです。ですから、妊産婦さんの医療機関を選ぶというか、そういう権利を保障しつつも、そういうことでよろしいのですね。それは、道外までハイヤーで行くなんていうことないですけれども、札幌だとか常識的な範囲で、江別だとか札幌実際に行っているわけですから、栗山の方が。そういうことも何キロまででないとだめだとか、その辺の考え方はどうなのですか。

答弁 町長 佐々木学

先ほど申し上げました山梨県の大月市では、上限額を1万5,000円と設定をしているところでございます。ですから、我々も調べた中での受診動向を見ますと岩見沢、札幌、江別、北広ということで、里帰り出産もありますけれども、やはりそんなに遠距離をかけてそういうふうに受診するケースはめったにないと思いますので、もし仮に限度額を設けるとしても札幌ぐらいまでの、一番そういうところまでの可能性のあるところまでの実際の料金を限度額に設定するだとか、そういったような配慮はしてまいりたいと考えております。

質問 5番 重山雅世

おおよそ概要わかりました。それで、導入の時期は後期計画の中でということですが、これどうなのでしょうか。需要的には大変高い中身ですので、来年の春だとか、そういうぐらいまでには間に合わない状況でしょうか。やはりハイヤー会社などとの協議重ねるには半年かそのぐらいあれば、私の中ではそのように理解できるのですが、どうでしょうか。時期をちゃんと来春からでもだとか、その辺の考えはどうなのでしょうか。協議するのに時間がかかるのですか、それだけ。

答弁 町長 佐々木学

この妊婦タクシー助成制度の制度創設については、冒頭申し上げましたとおりこれからいろんな協議を進めながら、後期実施計画の期間中になるべく早い段階で実施をしてまいりたいというふうに考えております。今回私公約の中で妊婦タクシー助成制度、こう掲げさせていただいたわけでございますが、これを一つの切り口にして、やはり妊娠、出産にかかわる一体的なといいましょうか、一つのパッケージとして栗山町がこういった子育てに、子育てするなら栗山というキャッチフレーズを掲げているわけですから、そこの政策への重点化というのでしょうか、そういったようなところをきちっとやっていきたいというふうに考えておりまして、このタクシー助成制度を切り口にして現在行われていないほかの支援制度の検討なんかも含めて一つのパッケージとして制度構築をしていきたいというふうに考えております。

出典:栗山町議会 平成30年第3回定例会 2018年6月20日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる