栗山町議会 平成26年第2回定例会 2014年3月11日
(1)子供たちの体力向上に向けての具体策は/(2)コミュニティースクール導入に当たっての取り組みは
2014年3月11日、栗山町議会の一般質問で、置田武司議員が「子供たちの体力向上に向けての具体策は」「コミュニティースクール導入に当たっての取り組みは」について質問し、教育長 鈴木紀元が答弁しました。
- 質問者
- 置田武司 議員
- 答弁者
- 教育長 鈴木紀元
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 11番 置田武司
教育行政執行方針の中から大綱2点教育長に質問いたします。子供たちの体力向上に向けての具体策はということであります。2013年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査(全国体力テスト)が昨年の4月から7月にかけて実施され、その結果が先月文科省から公表されました。それによりますと、体力合計点の全国平均で小5の男女、中2の女子が全国で最下位の47位、中2の男子が46位とかなりショッキングな調査結果となっております。過去4回のテストも下位に低迷しており、まことに残念な結果であると思います。調査の結果から、道内では脚力、持久力に関する運動が苦手であり、習慣調査ではテレビゲームの時間が多く長く、家庭学習の時間が少ないなど諸課題が浮き彫りにされています。このような状況で全国平均を上回った管内はなく、道教委は全道的に対策が必要だとしております。2017年度までに体力合計点の全道平均を全国平均以上にすることを目標に掲げ、2014年度の予算も体力向上事業費を前年比約7倍の1,400万円に拡充するということにしております。そこで、教育行政執行方針の健やかな体の育成の中で体力運動能力テストの活用が述べられています。体力テストの結果から、本町の栗っ子の状況はどのようなことになっているのか、さらに栗山の子供たちの体力向上に向けた具体策としてどのようなことが考えられているのか。例えば学校全体で生徒の体力、運動能力の向上のために目標を設定する等、運動、スポーツの嫌いな子供をなくすことが大切であると思います。教育長の見解を伺います。2点目でございますが、コミュニティースクール導入に当たっての取り組みは。教育行政執行方針の学校、家庭、地域総がかりの教育の推進の中でコミュニティースクール事業を活用した、仮称ではありますが、学校運営協議会の設置を目指し、諸課題の実践的研修をしますとあります。コミュニティースクールは、学校、保護者や地域の人々とともに知恵を出し合い、一緒に協力しながら子供たちの豊かな成長を支えていく地域とともにある学校づくりであります。これは、まさしく地域総がかりの教育であり、ふるさと教育そのものであると思います。道内でも現在5校が指定されておりました。近隣では、三笠小中学校が指定されております。地域とともにある学校づくりを目指し、教育環境の充実が図られ、地域が活性化し、地域を守るための学校づくりに貢献していると実践例として注目をされております。道教委も5年の間に小中学校の1割、約180校の指定を目標に本制度の導入を積極的に推進しております。そこで、このコミュニティースクール導入に当たり以下の点について教育長の見解を伺います。①として、学校運営協議会とはどのようなことができるのか。どのような権限があるのかということでございます。②に、協議会の委員、メンバーの人選構成、組織の中の問題でございます。③として、学校及び教育に関する委員会との整合性はということで、以上2点教育長からご答弁をいただきたいというふうに思います。よろしくお願いいたします。
答弁 教育長 鈴木紀元(教育長は2015年9月まで)
置田議員さん1点目の栗っ子の体力テストの結果の状況と体力向上に向けた具体策についてのご質問にお答え申し上げます。まず、全国体力・運動能力調査の結果について申し上げます。小学校の調査対象学年は5年生です。体力と運動能力の総合評価をA、B、C、D、Eの5段階で行いますが、栗山の5年生は全道、全国に比べA、B、Cの比率がともに高く、D、Eの率が低い良好な結果であります。男女ともに得意は上体起こし、苦手は50メートル走といったところです。中学校は2年生が対象です。5段階の評価では、男女とも全国平均を超えていると言えます。男子の平均の率は全国に比べて多少低いのですけれども、それにしても男女合計しますと明らかに全国平均を超えていると言えます。特に女子でD、Eの率が全道、全国に比べ圧倒的に低いことは特筆されることだと思っています。男子の得意は上体起こし、反復横跳び、苦手は握力と50メートル走と。女子の得意は上体起こし、反復横跳び、立ち幅跳び、苦手は持久走といったところです。次に、体力向上に向けた具体策についてですが、議員さんご指摘のとおり目標を明確にした指導と運動嫌いをなくする温かい指導が大切です。2つの側面から申し上げます。1つは、学校体育についてです。担任が児童生徒個々の調査結果を把握し、体育の授業で細やかな配慮をすると。2つ目、学校全体で業間における外遊びを奨励し、存分に活動できるよう配慮するなどであります。子供の体力、運動能力の鍵は昔から子供の遊びの中にあります。中学校にあっては、生徒の部活動加入率が鍵を握るとも言われております。2つ目は、いわゆる社会体育です。スポーツ少年団活動はその好例です。本町の児童の体力、運動能力の好結果は、この面での貢献が大きいものと考えられます。さらなる向上を期する上での課題は、家庭での基本的な生活習慣形成とそれに付随している基本的な判断力の形成です。歩かせる、友達と外で遊ばせるなど保護者の愛情に基づいてたくましく行動する子供に育てるよう配慮することが肝要です。この点につきましても地域総がかり、総ぐるみ教育への挑戦により前進させたいものだと考えております。2点目のコミュニティースクール導入に関するご質問にお答え申し上げます。文部科学省事業名称、コミュニティースクールは、学校運営協議会制度であり、学校運営協議会を設置した学校をコミュニティースクールと呼ぶというのが文部科学省の説明です。栗山町教育委員会はこれに挑みますが、栗っ子の豊かな育ちを確保すること、かかわる大人たちの新基準としての認識や自覚を高めること、そして地域のきずなを強め、地域づくりに貢献すること等議員さんご指摘の地域総がかり教育、ふるさと教育の一層の充実を図り、教育するなら栗山と評価されるような地域づくり、学校づくりへの狙いがあります。そこで、1点目、学校運営協議会がどのようなことができるのか、権限についてですが、文部科学省は3点示しております。1つ、校長が作成する学校運営の基本方針を承認します。2つ、校長や教育委員会に学校運営に関する意見を述べることができます。3つ、教育委員会に対して教職員の任用に関する意見を述べることができます。以上3つであります。次に、2点目、協議会の委員、メンバーです。人選構成は、組織についてですが、保護者と地域の皆さんは必ず含まれる必要があります。メンバーにつきましては、学校や地域の実情を踏まえ、教育委員会が定めることになっておりますし、委員の選出方法や具体的な手続についても教育委員会が定めます。コミュニティースクールは、2年をかけ導入するのですが、平成26年度は組織づくりが主たる課題です。議員さんご指摘の権限や組織につきましても準備委員会の段階から栗山らしい柔軟な発想で有効に機能する導入に努めなければなりません。最後に、3点目、学校及び教育に関する委員会との整合性はについてですが、学校評議員を例に申し上げます。栗山町では、平成15年度に学校評議員制度を導入し、原則各学校5名の学校評議員を置いております。学校評議員制度は、地域に開かれた学校づくりに資するもので、学校運営に関して校長に意見を述べることができるという制度であり、今回の学校運営協議会制度と一部類似した性格を持っております。準備委員会の段階で準備委員のご意見を伺いながら、教育委員会として整合性をどのように図るかについて十分な検討をしてまいります。
質問 11番 置田武司
1点目でございますが、非常に安心しております。体力テストの結果が小学校5年生も中学校2年生も平均以上というか、平均に近いようなもので、これはひとえに地域のスポーツ少年団、それからいろんな形の中で活躍されている子供、指導者がいて、その中に子供たちがいるという中に非常にすくすくと伸びやかに育っている栗っ子ではないかなというふうに思います。きのうの夕刊でしょうか、努力の栗っ子表彰という形で副町長から表彰をされ、これは非常に励みになるのかなということも考えます。表彰状とメダルが贈られて、これからもやっぱり頑張ってくださいということが一つの励みになり、いろいろより一層の努力をするということになるものかなと思います。これ運動するとかスポーツをするという、例えばフットサルの子供たちは全国行きます。栗山中学校女子のテニス部もそうそうたる、こういう何も言わなくてもみずからやっていく子というのはもうどんどん、ほったらかしという言葉はちょっとあれですけれども、一人でも伸びていくし、また目標を持っていくから非常にその辺は安心しているのですけれども、運動、スポーツの嫌いな子、嫌いだから運動しない。運動しないからできない。できないから嫌いだと、こういうような負の連鎖みたいな形になっている子供たちが、そこに救いの手ではないですけれども、そういう努力目標なりを使った中で、ここまでできたらそれこそメダルでも表彰状でも、やっぱり家庭の褒めて育てるというような部分というのが大事でないかなという部分があります。その辺と、もう一つはやっぱり生活。学力も体力も同じなのですけれども、早寝早起き朝御飯という生活習慣が非常にやっぱり大きく作用するのでないかなと思う。おなかすいていては学力、授業にも身が入らないし、体育の授業で目いっぱい動くというようなこともなかなか難しいのではないかと思うのですけれども、その辺の家庭教育の中の今の生活習慣をやっぱり改善する。なかなかこれで特効薬というものはないのでしょうけれども、ぜひその辺の、ただ楢﨑さんの質問のときにもやっぱり朝飯を食べてこない子が少しずつでもふえるというのは非常に困ったことでないかなというふうに思いますし、そうかといって学校で何か食べるものを与えるというのはあれですけれども、用意するとか、基本的には学校に食べ物を持っていってはいけないのでしょうけれども、給食の時間までもたないのではないかなという危惧さえするのですが、教育長、それはいかがでしょうか。
答弁 教育長 鈴木紀元(教育長は2015年9月まで)
先ほど楢﨑議員さんの折に栗山の子供たちの傾向、これ小学校の傾向なのですけれども、具体に申しますと平成17年に前任の教育長さんのもと、小学校5年生と中学校2年生の生活実態調査をやりました。その生活実態調査の項目の中に今議員さんご指摘の項目も入っていたのですけれども、それ以後平成19年から毎年全国の学力調査にあわせて学習状況調査というのはやっているのです。それは、質問項目77項目ぐらいにも上っていて、その中に食事のこと、家での勉強のこと等がアンケートとして答えるようになっているのです。それの集計を私申し上げたのですけれども、平成19年から平成25年まで、こういう言葉使いたくないですが、一貫して似たような傾向なのです、先ほど申し上げましたようなことが。決して朝御飯を食べないで来る子供の率が何十%にもなるという問題ではないのですけれども、全国の率や全道の率に比べると栗山の率は言ってみればよくないと、こういうことになっているわけであります。したがいまして、先ほどのお話ではないですけれども、議員さんのお話のように学力と体力の間には強い相関関係があります。ですから、仮に体力ががんがん、がんがん上がって子供たちの活力が大きくなれば、当然それは集中力も増すことですので、学力のほうにも好影響を及ぼすと。学校の教育にまつわる物事が一旦よくなると、雪だるまをつくるがごとくどんどんとよくなっていくものなのです。ですから、私は平成25年度の結果がこの後も続いてくれればいいなと思っているのですが、さてそこで家庭の生活習慣の向上であります。これは、介入できない領域でもありますので、意識の啓発を図りつつ、栗山町全体としていい方向に向かわせるという方向での努力しかとり得ないわけですが、そんなところで教育委員会としては努力していきたいと考えています。一方、教職員に対してどのようなことを訴えているかといいますと、子供を変えるのは教職員なのです、やっぱり学校においては。教職員が子供を変えることで、つまり激変させることでその向こうにいる親の意識も変えるということは不可能ではありません。かねてから、昔からと言ってもいいでしょうか、名うての教師はそういうことにも力を発揮してきたわけであります。そういうわけで私としては自分自身教職の内部にいたということもありますので、教職員への期待はとても大きいものがあります。教職員がそれこそ子供と寄り添う指導をがっちりとやって、そういう子供も大きく変えると。そういうことを通して家庭における生活習慣もよりよい方向に向かっていくと。そういうふうになればいいなと願っているところです。なかなか現実には難しいことでもありますけれども、それが教育本来の姿でないのかなと思っているものですから、このように申し上げました。以上であります。
質問 11番 置田武司
家庭教育、親力というか、そこに向かって先生方、生徒を仲介に、子供たちを仲介というか、していきながら、やっぱり家庭生活、家庭習慣を変えていくというようなことが大事なのかなというふうに思います。体力に戻りますけれども、十四、五管内ある中で檜山の事例がたまたまきのうの朝刊に出ておりまして、タイムリーだったのか、よかったのか、悪かったのかちょっとわかりませんけれども、目標をそれぞれ持たせて、それに向かってやっぱり努力をするという。うちは部活なりスポーツ少年団なり非常に活発ですから、余りそういうことまでの必要性はないのかもしれません。しかしながら、やはり目標に達する充実感だとか、それまでの努力というものは非常に大切でないのかなと。子供たちが大人になっていく過程の中でも大事でないかなというふうに思います。体育の授業は、やはり楽しくて待ち遠しいと。それから、やっている種目に運動のこつやポイントがわかりやすくて一つの目標になるというようなことがあるのかなというふうに思います。例えば年末にやっている全国長縄跳び大会なんか見ていると、先生も親ももう真剣ですよね、あれ見ていると。やっぱり感動します。子供たちも涙ながらに怒られながらでもやるという、ああいう姿というのを我々スパルタ教育ではないのでしょうけれども、見させてもらうと、やはりうちの町にすぐ導入できるかどうかはあれですが、そういうことも大事だなというふうにも考えます。ましてできる子とできない子の開きが多く、ポイントでも開きが多くなれば、何か別な道に行きそうな感じにもなりかねないというところもありますので、ぜひ指導者である先生方の中を通した中で、地域と家庭とが、学校、家庭、地域がやっぱりマッチングした中で学力、体力そのものにも学力というものも当然くっついてくる両輪ですから、何とかそこにより一層の向上というか、やっていることはやっているぞということになるのでしょうけれども、その辺のことを聞かせていただければ1問目これで終わりたいと思いますが。
答弁 教育長 鈴木紀元(教育長は2015年9月まで)
繰り返しになるのですけれども、栗山で平成25年度小学校5年生も中学校2年生も好結果を出したという背景は、手前みそだけれども、学校教育における奮闘、体育を中心としたそういう奮闘と、忘れてならないのがやはり地域の指導者が豊富にいて、少年団活動の加入率が極めて高いと。小学生はもう50%、恐らく少年団登録されていないスポーツ種目も入れますと50%超えるのです。子供たちがスポーツになじんでいる、そういう地域の社会的な背景、これがやっぱり大きく作用しているものだと思います。また、中学校の部活動加入率なども85%なのです。道等では既に50%を切って、もう10年近く経過していますから、そういうことからすると栗山の部活動加入率は極めて高いということなどが好結果の背景にあると。うまくかみ合っているといいますか、そういうところだろうと思うのです。さて、そこで議員さん気がかりになっていらっしゃる運動が嫌いなとか、例えば家庭の基本的な生活習慣などという子供たちのことです。私は、学力についても体力についてもそうなのですけれども、例えば50メートル走の記録を何秒上げろとか、苦手な種目のこれこれを毎日練習させてこれこれのところにたどり着けなどというふうな指導というのはやるべきでないと思っているのです。やはり教育という大きな働きの中で総合的な取り組みを通して底上げをしていくという、そういう観点に立たないと、決して長続きのしない、その場限りのものになりかねない、そう思うのです。そういうわけで、運動が苦手な子もいます。しようと思ってもできない子もいるわけです、身体的なことなどがあって。ですから、そういうところまで十分に配慮し、また家庭でも教育力のことなんかが云々されますけれども、私は教育力という言葉は余り好きではなくて教育機能と言いかえているのですが、一生懸命やりたくてもやれないものがひょっとするとあるかもしれませんよね。だから、そういうところまで成敗してしまうというような物の考え方ではなくて、そういう家庭の子供さんも議員さんおっしゃるようないい目標を持って何がしかの取り組みができるように、それが運動でもいいですし、勉強でもいいですし、芸能でもいいです。何でもいいのですけれども、そういう前向きな子供にさせていくということが大事であろうと思うのです。体力問題は実は学力問題であり、人間教育問題であり、そういう意味では非常に大きな問題なのですが、やっぱり物事というものは小さく捉えていってしまうと失敗すると思うのです。子供を育てるというのは、非常におおらかな目で、大きな目で、長い目で見ながら、施策としては温かい施策を打つと。そういうことでなければいけないと思っています。
質問 11番 置田武司
2点目でございます。コミュニティースクールの導入、これ仮称でございますので、具体的には今年度いろんなことを検証しながらということになるのかなと思います。その中でコミュニティースクールの学校運営協議会の中のちょっと気になる部分、1つは学校教員に対する基本方針を承認する、それからもう一つは教育委員会または校長に意見を述べるという。3つ目なのですけれども、教育委員会に、教職員の任用についてなのですが、例えば先生、先生というか、教育長、若い先生が欲しいとか、今の学力、体力の中でという、やっぱりつわもののこわもてのという先生をというぐあいにはいいのでしょうけれども、あの先生ちょっとねというようなことの場面が出てくる可能性もないとも言えないので、そこがちょっとというか、気になるところなのです、任用に対して。だから、それを尊重するということですから、そのとおりにするとは何とも書いていませんし、言っていませんからあれなのですけれども、その辺の類いが1点目ひっかかるというか、すとんと落ちないところなのです。それと、人事云々は、人事というか、メンバーそのものはいいのですけれども、最後の3つ目の学校評議員の方、10年たつのですけれども、これも1つは整合性をとれなければならないのとPTAというのもこれ学校応援団という意味合いがありますので、その辺評議員と同じような形でPTAも見られているのかなというふうにも思うのですが、それが2つ目。それと、もう一つは、三笠あたりは小中連携という形で進んでいて成果、効果があるというふうにも、インターネットの中のあれですけれども、非常に近い中で小中連携という。将来的に6次総計云々もありましょうけれども、そういうような形を見せつつということもいささかあるのかなという気もするのですが、まだそこまでということであればちょっと教育長の基本的な見解というか、まとまり切れないかもしれませんけれども、3つまずはお願いいたします。
答弁 教育長 鈴木紀元(教育長は2015年9月まで)
まず、1点ずつ申し上げます。いわゆる任用、教職員の任用にかかわる問題なのですが、現在教職員の人事権というのは市町村にはありません。札幌市のような政令指定都市はきちんと確立されていますが、栗山町は北海道教育委員会が権限を持っています。したがいまして、何といおうと最終的に決定するのは北海道教育委員会ですので、この3番目の教職員の任用について、学校運営協議会(仮称)のメンバーの方から意見をいただくことがいいのかどうか、これについては準備段階の構想を練る段階で結論を出さなければいけない問題だと思っています。議員さんおっしゃるように、保護者の間ではさまざまな話がされていることでありましょう、教職員のありようについて。それは、私も十分承知しておりますけれども、何しろ自分の手元に権限がないことでありますので、感想としてお話は伺うことはできたとしても、それを生かすということはなかなかできません。また、参考までに空知の現状を申し上げますと、子供の数が減ってくる。子供の数が減るということは学級が減るということです。教職員がその分余るということになります。したがいまして、退職する教職員の数だけ新しい教員を入れるということにはなりません。空知にあっては、教職員の高齢化が進んでいて、いわゆる新採用の教員がなかなか入らない。平成25年度栗山町にあっては、正式の職員で20代は一人もいません。そんな状況ですので、私としてはあの先生何やらかすかわからぬなと思うような元気のいい先生がいないということはとても残念なのですが、ちょっと横にそれましたけれども、任用に関しては以上であります。次に、2つ目、評議員のことが話題になりましたけれども、これとの整合性もやはりきちんとつけなければいけないところだろうと思うのです。したがいまして、評議員に限らず、教育委員会、学校との間にはさまざまな委員会のような組織がありますので、それらを総合的にこの際きちんと整合性をつけるということはとても必要なことだと思いますので、準備段階における(仮称)学校運営協議会に期待をするところであります。当然教育委員会として主体性ある考えを持っていなければいけませんけれども、運営協議会のメンバーの方々と協議しつつ、いい方向性を出していきたいと考えております。次に、さまざまな課題があるのですけれども、例えば土曜の教育活動もそうです。文部科学省名称、コミュニティースクールなのですけれども、三笠の事例があって、小中連携というようなことも三笠としてはきちんと取り組んでいるという報告などがされております。私としては、平成27年度から始まる第6次総合計画のもとにおける教育、地域総がかり、総ぐるみ教育のその大命題のもとでコミュニティースクールも捉え、そして小中連携ということなどについてもその(仮称)学校運営協議会等の中で地域の方々から大きな課題として上がってくるのではないかと予想しているのです。つまりどこかが判を押したようなものを栗山に持ってくるのではなくて、栗山で組織される仮称のそういう組織の中から、俺たちの町の学校どうあるべきだ、地域の教育どうあるべきだというようなことの検討の中から、議員さんおっしゃったような小中連携についてもきっといい道筋ができるのではないかと私は今のところ期待しているわけであります。そういう意味で先ほどお答えした中にも結果的には地域づくりなのだよと、そういう意識を持ちながら進めることが大事だろうと思っているわけであります。以上であります。
質問 11番 置田武司
今の小中連携という形で、私も子育てがもう既に終わっているのですけれども、どうも小学校と中学校の先生方の連係プレーがなかなかうまくいかない。中学校の先生に言わせると、小学校何教えてきたのと、こうなるし、小学校は立派に育てて中学校へ送ったというような、どうもギャップというか、そういうところが多々見受けられたときも自分の子育ての中でもありました。これは、やっぱり1つ保護者としても何とかそのギャップが埋められないものかなと。中学校の先生から言わせると、何で小学校、全然教えてきていないなという話になるし、小学校ではいやいやと、こういうことになるものですから、ちょっとやっぱり気になるところではあります。これは、小中連携なり、三笠の、栗山らしさの中で連携がとられるということであれば、よりやっぱり積極的に取り組んでいただきたいというふうにも思います。最後になりますけれども、ちょっと拡大解釈して申しわけないのですが、国の教育再生会議の中で教育委員会問題が非常に大きく捉まえていられます。これについては、今の栗山町でやろうとする栗山総がかりの、栗山町民挙げての総がかりの教育というものに今の段階で教育長も新教育長というような形の中でという、これはまだ成案ではないので、あれですけれども、第6次総計の中で総がかりの教育という中で、どこかここはすとんと落ちないぞというようなところの危惧がないとも言えないのですが、教育長、今の時点で何ともこれ。ちょっと質問するほうも質問するほうなのですけれども、さわり程度で結構ですけれども、感想聞かせていただきたいなと。
答弁 教育長 鈴木紀元(教育長は2015年9月まで)
まず、さわりの部分申し上げる前に、先ほど議員さんおっしゃいました小学校と中学校、これ私の考えなのですけれども、どんな仕事も同じだと思うのですけれども、自分で受け持った以上、自分の責任です。中学校に入ってきて、中学校の教員が小学校何やっているのだというのでは終わっているのです。一旦引き受けた以上、自分たちの責任でよりよく育てるということが当然です。それは、小学校にあっても同じです、家庭何やっているのだよになりますから。そういうことでは、仕事としてきちんとできないのは当たり前だと思うのです。ですから、そこら辺のところは常に戒めておかなければいけない。上に行けば行くほど文句があることになりますよね。ですから、そこのところは私どもはきちんと自分の守備範囲をわきまえた上で、人のせいにするのではない。自分のせいだと考えてもらおうと思います。次は、教育委員会、いわゆる改革であります。全国のとてつもなく大きくない教育委員会、私どもの町は人口1万3,000ちょっと切ったわけですが、私どものような町の教育委員会は、私見ですけれども、あのような改革に合わなくてもちゃんとやっている。これは私の考えなのです。さまざま問題はあります。100点満点目指していてもそうならないことがしょっちゅうですけれども、それでも5人の教育委員で知恵をあわせてしっかりやっていると思います。そういうわけで私としては、この後どういう制度改革があろうと栗山なら大丈夫だと思っておりますので、どうかご安心ください。以上であります。