みんなの議会

栗山町議会 平成25年第2回定例会 2013年3月8日

(1)自主避難所の再点検について/(2)災害弱者への対応について

2013年3月8日、栗山町議会の一般質問で、楢﨑忠彦議員が「自主避難所の再点検について」「災害弱者への対応について」について質問し、町長 椿原紀昭が答弁しました。

質問者
楢﨑忠彦 議員
答弁者
町長 椿原紀昭

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 10番 楢﨑忠彦

通告に従い、大綱2点について質問いたします。1点目は、自主避難所の再点検についてであります。いつ発生するかわからない自然災害から生命を守るためには、危険を察知した場合、直ちに安全な場所に避難することがいかに重要であることは一昨年3月11日の東日本大震災によって明らかになりました。生死を分ける災害時には、いかに早く避難できる安全な場所はどこなのか、ふだんの生活の中で確認しておく必要があります。事前の心づもりと的確な情報がなければ迅速で安全な避難は保証できません。25年度町政執行方針で、防災については栗山町地域防災計画及び栗山町災害時備蓄計画を見直し、防災対策の充実を図ってまいりますと表明されています。本町では、平成21年「災害は忘れた頃に」というタイトルで地震マップを作成し、各戸に配布されました。避難所、広域避難場所と行政区域ごとに避難する施設が指定されておりますが、地域住民とのすり合わせに欠き、机上の計画書でしかなかった側面も感じられます。地域防災計画の見直しに当たっては、避難のルールづくりが最優先の課題ではないかと思います。住民参加の机上模擬訓練、防災訓練を通して、そこで明らかになった問題点を反映させた現実性、有効性のある地域防災計画に仕上げていかなければなりません。見直しの検討に当たり、以下の点について伺います。1点目、避難所と広域避難場所のすみ分けについては各行政区域ごとに施設と場所という振り分けになっていますが、冬期間も含め雨天の日や時間帯も深夜ということもあります。そこで、屋内、屋外という位置づけは。2点目は、富士地区の避難所は栗山高等学校、日出地区は継立小中学校、保育所、南部公民館となっています。避難先までの距離が長かったり、避難先が複数にまたがっている場合もありますが、行政区域、避難所、広域避難場所の整合性について。3点目は、災害時備蓄の広域化と保管場所の現状についてですが、備蓄は何がどれだけあれば安心とは言い切れません。各市町村の備蓄量を超えた被災者が出た場合、広域による防災体制の取り組みも検討する必要はないか。また、保管場所の住民周知方法は。2点目は、災害弱者への対応についてであります。高齢者、障害者など、いわゆる災害弱者への対応についてですが、災害時みずから避難できない方についてはあらかじめそのような方がどこに住まいをされているかということを把握して、どのように援護し、避難していただくかということも心がけておく必要があります。町政執行方針では、地域福祉というポイントから、社会福祉協議会など関係機関、団体と連携し、高齢者・要援護者等支援システムを活用した町民主体の地域福祉ネットワークづくりを進めてまいりますと表明しています。昨年まちづくり協議会においては、町内会会員の皆様のご協力により世帯台帳の作成に取り組まれました。緊急時の連絡先や援護の要否を記入する欄も設け、各町内会長の手元に保管されております。手助けを必要とされている方に対しては、ふだんから信頼関係をつくっていくことも肝要です。地域と行政が一体となって取り組んでいくことが求められますが、具体的な支援のマニュアル作成についてお伺いいたします。

答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)

1点目の自主避難所の再点検についてのご質問でありますが、①の避難所と広域避難場所における屋内、屋外の位置づけについてでありますが、ご承知のとおり避難所につきましては避難住民などの収容を目的にカルチャープラザEkiなど屋内施設18カ所を指定しております。また、広域避難場所は住民の安全確保のため一時的、緊急的に避難する場所として栗山小学校グラウンドなど屋外施設16カ所を指定しております。災害が長期間や雨天時などに発生した場合には、屋外施設への避難は困難でありますことから、屋内18の施設を避難所として開設をいたします。②の行政区域、避難所、広域避難場所の整合性についてでありますが、避難所、広域避難場所につきましては行政区域ごと一定の指定を行い、周知を図っておりますが、ご指摘のとおり一部地域の皆さんから区域の見直しなどのご意見をいただいているところであります。また、避難所や広域避難場所までの距離などの問題もご指摘をいただいておりますことから、災害時において一時的、緊急的に避難、集合できる場所として地域における一時避難場所の設置などを今後防災計画の見直しにあわせ、地域の皆様と協議を進め、対応してまいりたいと考えております。③の災害時備蓄の広域化と保管場所の現状についてでありますが、備蓄につきましては基本的には各市町村の責務において備蓄を進めるべきものでありますが、議員ご指摘のとおり広域連携による防災体制の強化も重要であります。このことから、昨年11月に南空知ふるさと市町村圏組合の4市5町において南空知災害時相互応援に関する協定書の締結を行いました。今後災害時に緊急避難先の提供や備蓄品の提供などについて具体的に検討を進めることとしております。保管場所の住民周知につきましては、現在まで周知は行っておりませんが、今後は町ホームページ、広報、災害マップなどへ備蓄情報などを掲載し、住民周知を図ってまいりたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。2点目の災害弱者への対応についてのご質問でありますが、町民の皆様のご理解とご協力により現在9つのまちづくり協議会を立ち上げ、世帯台帳の作成や要援護者対策についての取り組みを進めていただいており、住民主導のまちづくりを推進しているところであります。行政といたしましても本年度道の補助金を利用し、高齢者・要援護者等支援システムを導入し、現在運用に向けて作業を取り進めているところであります。高齢者、要援護者等の把握につきましては、町の地域包括支援センターや民間介護支援事業所のご協力、社会福祉協議会が高齢者等の実態把握のため臨時職員として雇用している2名の在宅サポーターとも連携しながら、実態把握に努めているのが現状であります。今後は、高齢者・要援護者等支援システムにおいて高齢者、障害者など災害弱者への対応について、これまでそれぞれの担当職員が把握しておりました要援護者等の情報の一元化を図り、対象者を把握した上で要援護者対応所管の住民福祉課と防災所管の総務課が中心となり、庁内会議を開催し、今後における対応等について協議してまいりたいと考えております。また、協議内容を踏まえ、社会福祉協議会や民生委員、児童委員、まちづくり協議会、福祉施設、警察署などの関係機関や団体の皆様と仮称でありますけれども、栗山町要援護者対策協議会を早期に立ち上げ、災害時要援護者の生命を守り、被害を最小限にとどめるよう災害時要援護者の避難支援対策を講じるとともに、災害発生時に迅速かつ的確な避難支援活動を実施するための対策や支援マニュアル作成等地域と行政が一体となった取り組みを構築していきたいと考えております。この内容につきましては、平成25年度に予定されております地域防災計画の見直しとの整合性を図りながら対応してまいりたいと思いますので、ご理解いただきたいと思います。

質問 10番 楢﨑忠彦

東北大震災から間もなく2年経過しようとしております。この間も東北、北関東、北海道と地震が繰り返されております。北海道も2月2日深夜、十勝、釧路地方を中心に最大震度5強を観測いたしました。本町もたしか震度3を記録したのではないのかなと思っております。栗山は大丈夫ではないかという漠然とした、大して根拠はないのですけれども、楽観論みたいなものを感じている方も多くいらっしゃると思いますが、一方では頻繁とは言わないですけれども、結構東北地方を中心に地震が起きておりまして、何となく人ごとではないのかというようなことも少しずつ協議会の場面なんかでもそういう話が出てきております。地震の備えとしては、避難先の避難のルール化というのですか、ルールづくりがやはり一番最初のポイントになるのかなと思います。住民は、きちんと避難所にたどり着ける。一時的でもそこで生きていくための備えも当然必要であります。避難場所の指定なのですけれども、当然避難場所というのは救助活動や情報提供、食料、生活用品の配給の拠点となるということで、大変大きな役割を果たしていくわけですけれども、従来はどちらかといえば公共施設ということに限定されていたのですけれども、もう少しきめ細かな指定場所というのですか、大型の公共施設でなくて、もう少しきめ細かな場所に、そういうところも含めていけないものかなと思うのですけれども、その点について最初にお尋ねいたします。

答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)

再質問にお答えいたしたいと思いますが、避難場所の指定はしているけれども、もう少しきめ細やかな、そういうような場所にしてはどうなのかと。当然今まちづくり協議会等々含めて地域に入って、その地域にどういうような、それに対応できるような施設等も民間を含めてたくさんあると思いますので、含めた上で小規模なもの、あるいは一時的でもある程度の規模のもの、これはすみ分けをしながら、従来のものが中心となっていきますけれども、さらに相当な施設、あるいは屋外のものもかなり駐車場含めてございますので、その辺のところを住民あるいは地域の組織等にもお話を聞きながら、詰めた上で新しい計画をつくり上げて対応してまいりたいなと、こう考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。

質問 10番 楢﨑忠彦

先ほど午前中の一般質問の中で、本町も高齢化率33.8%、単身世帯、高齢者の夫婦世帯が全世帯の約34%という数値も出ております。この数値もだんだん、だんだん高くなっていくのかなと思います。高齢になるほどいざというときになると精神的にも大変不安定になるし、そんなような状況になっていくと思います。内閣府が今年1月25日、災害時要援護者の避難支援に関する検討会ということで、このような報告があります。地震に関してですけれども、必ずしもリードタイムが十分ではない災害への対応について、公助に依存して受動的態度であることは適当ではなく、災害からの避難は自助が原則である。ふだんから自分が居住し、活動する地域にどのような危険性があるのか、災害時にどこにどのように避難すればよいのかをあらかじめ認識し、そして発生時、特にリードタイムが十分でない災害においては誰かの指示等を待つのではなく、いち早く安全な場所に自分から避難することが必要であるというようなことも見直しのポイントとしてうたわれております。私は、避難場所、避難地域ももちろん大切なことなのですけれども、日常生活の中でいかに家族、夫婦、1人の人はどうしようもないのでしょうけれども、そういうところで何かあったときにどこへ避難するのだということを絶えず意識づけておく必要があるのかなと。家族と、うちは家族がいっぱいいるから、4人も5人もいるから大丈夫だよという方もいらっしゃると思うのですけれども、例えばそのときにたまたま1人だったと。子供さんが1人だったと。おじいちゃん、おばあちゃんもたまたま1人だったと。若夫婦は出かけていなかったということも当然あるわけですよね。ですから、ついこの間の協議会においてもこのような提案があったのです。あなたの避難場所は、こういうことでちょっと見てください。これを例えば玄関とか、茶の間とか、家にもう常時かけておくと。張っておくと。そうすると、家族がばらばら、そのときに一緒にいなくても、例えば一つの例ですけれども、うちは栗山小学校だよと。屋内は栗山小学校、屋外は栗山小学校のグラウンドですよと。こういうのをやはり茶の間か玄関に張っておくと常時確認できるのです。だから、何かあったときに慌てなくても、うちはここだよと。そういうことも家族で話し合うこともできるし、話題の一つの提供にもなるのかなと、こういうような思いがあるのですけれども、こういうのは最初はこれが一番大事なことかなと。特にふだん目にするところに置いておくということが大切ではないのかなと思うのですけれども、この点についてちょっと所見をお聞きします。

答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)

とてもいいものではないかなと思います。個人の家にもそういった、そのとおりでなくてもそれと同じような考え方で整理したもので、わかりやすい認識できるもの、それと逆に避難場所にも大きな看板等々、これも今度はきめ細やかな場所の設定をしますから、そこのわかりやすいところに日ごろ意識できるように看板設置とあわせてそういったことが今必要なのかなと、こう考えておりますので、当然協議会等の中で事例を出させていただいて、あるいはまた先進地のいろんな対応をしている内容がございますので、あわせて検討させていただきたいなと考えます。

質問 10番 楢﨑忠彦

今度の協議会でこの提案をしようかなと思っているのですけれども、ただこれ1つ問題になってくるのは、協議会で各町内会が勝手にというか、自分の判断ではできないですよね。ですから、いわゆる町内、行政との整合性が必要だと思うのです。それと、もう一つ話題になったのは、町内会によっても大きな町内会は結構距離があるのです。ですから、班によってもまた対応が変わってくると。この班は小学校グラウンドが近いけれども、この班はちょっと違うよと。そういうような駅に近いとか、例えば改善センターですか、改善センターのほうが近いとか、いろんなケースがありますよね。ですから、自分たち協議会が勝手につくるわけにもいかないから、その辺のすみ分けというのですか、それは早急的に行政としても協議会と取り組んでいただきたいなと。そして、早急に各戸に、それは協議会にもよるのでしょうけれども、希望する家庭があればこういうのを家に張っておいたほうがいつでも安心というか、安全というか、そういう思いになってくれるのではないのかなと、そんなふうな思いがあったのですけれども、これもう今作業を進められていると思うのですけれども、大体いつぐらいをめどに指定場所というのですか、そういうのは具体的に持っておられるかどうか。

答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)

4月から新しい年度に入りますから、早速地域の方々、関係団体等々と論議をしていく。今進めるべく内容を整理しておりますから、当然25年中にそういったできるものから少しでも早い時期に対応できるものはそういうような方向づけで、そういった会の中でも承認をいただきながら進めてまいりたいなと、こう考えております。それと、先ほどお話ししていた地域割り、基本的には地域割りになるけれども、逆に地域の境界のところは隣のほうが近いとか、当然出てまいりますので、個々の家をどういうような位置にどういうような家があって云々ということも恐らく図面上で図示をしながら、すみ分けをするという作業も出てこようかと思いますので、その辺も意識しながら、それぞれの住民に協力体制をとれるようなものをつくり上げていきたいなと、こう思います。

質問 10番 楢﨑忠彦

ここに災害対策基本法、昨年の6月に最終改正をされました。ここで災害というところで、災害の定義です。暴風、竜巻、豪雨、豪雪、洪水、高潮、地震、津波、噴火その他の異常な自然現象または大規模な火事もしくは爆発その他その及ぼす被害の程度においてこれらに類する政令で定める原因により生ずる被害をいうということで、まちづくり協議会でも立ち上がったときはどちらかといえば地震ということにウエートを置いてそれぞれ話し合いを持たれたと思います。私たちの協議会もどちらかといえば地震がメーンで話し合われたのですけれども、災害というのはいろんな災害があるということを改めてここでうたうまでもなく、先日も北海道で、ついこの間道東や道北で暴風雪に見舞われて8人、また1人加わって9人が亡くなったという大変痛ましい事故で、私も初めて聞いたのですけれども、ホワイトアウトの恐怖ということで道新にも出ておりました。また、昨年11月、室蘭、登別を中心にして大規模な停電が発生したということで、先日の道新にも冬の停電に備え、訓練ということで栗山の初の冬季防災訓練を総合福祉センターで行ったということで、新聞にも報道されておりました。災害というのは、特に地震に限らなく、いろんな災害がいつ起こるかわからないという、今そんな社会なのかなと思います。避難場所のことなのですけれども、先ほどもちょっと触れたのですけれども、公共施設に限定されているのですけれども、もう少しきめ細かくということで、町内には各町内会館、自治会館、事業所等が結構ありますよね。たまたまというか、今回予算書見てみましたら、中里団地の集会所、24年度の予算では耐震診断、25年度の予算では補強設計ということで24年度、25年にわたって410万円が計上されております。この間に町内会館ってたくさんあるのですけれども、その辺の町内会館、自治会館のいわば耐震、これ何で中里だけ、1事業所だけ取り組んだのかなと。ほかにもたくさん町内会館があるのですけれども、その他の町内会館については今耐震に関してどのような作業をされているのかお尋ねいたします。

答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)

まず、中里会館については町の施設でありますので、当然町で対応しなければならぬということで、とりあえずは町の施設、公的な施設から今やっていますから、それで後段のお話しの会館、これについてはこれからそれぞれの会館の実態というのを把握しながら、この新しい計画ができ上がるまでぐらいにはその実態というものを把握して、何らかの対応策も考えなければならぬのかなと、そう考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。

質問 10番 楢﨑忠彦

備蓄計画と市町村連携、これは災害対策基本法の第3章第44条に市町村相互間地域防災計画ということで、当該地域にかかわる市町村相互間地域防災計画を作成しということで、国の政府のほうも市町村の相互間の地域防災計画を推進しております。防災、本町でも23年から防災備蓄品ということで予算を計上しました。たまたまその年ですか、大規模な東北大震災があったということで、本当にそれを見越したわけではないのでしょうけれども、タイミングよくというか、そういう予算も計上されました。防災備蓄品にかかわっては、23年、24年、25年と200万円ずつ計上されております。防災備蓄用備品、先ほど答弁されておりましたけれども、23年100万円、24年100万円、今年度は500万円ということで、大変大規模な一遍にふえた予算を計上していますけれども、これ住民周知方法も含めて、保管場所です。保管場所、これ防災用備蓄品ということだと食料、水が中心になるのかなと思うのですけれども、こういう保管場所に関しては一極で全部集中しておくのか、それとも多少分散するのか、その辺についてはどのように考えておられるのかお尋ねいたします。

答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)

備蓄品の保管場所ということかなと思いますけれども、現在のところ北部地区あるいは中部地区、南部地区というような分け方で、公的施設、例えば北部でありますと役場、あるいは中部地区でありますと角田の下水道処理場、さらには南部地区でありますと南部公民館等を中心に今定めておりますから、これらについても再度民間のいろんな場所もありますから、その辺を精査した上で、大体中心的には公的な施設が中心になりますけれども、それらも含めて25年の新しい計画の中には位置づけをさせていきたいなと、こう思っておりますので、ご理解いただきたいと思います。

質問 10番 楢﨑忠彦

大体分散しておくと。これ平等にというのですか、大体量的に同じようなあれをするのか、それとも一極にはもう大枠そこに全体を集中して、多少というか、割合的にはどういうぐあいに考えておられるのか。例えば備蓄品、食料、水は大体均等にいけるかなと思うのですけれども、備蓄用備品ということになると大規模なものもあるし、簡易用のトイレから小さいものというか、ちょっと大きいようなものから小型のものもあると思うのですけれども、その辺はどのように考えておられるのか。

答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)

北部、中部、南部、ご存じのとおり人口の数が違いますから、当然それと比例していくのかなと思いますし、冒頭お話しした、さきの議員さんの同僚議員にもお話ししたとおり発電機等々いろいろ含めて今ある程度の台数をということでありますから、その辺も人口の規模に応じて、施設の規模、両方あわせてきちっと配置をしていくというような考えでおりますので、ご理解いただきたいと思います。

質問 10番 楢﨑忠彦

2点目に移りたいと思います。災害弱者への対応ということであります。現在の社会は、どちらかというと個人のプライバシーを保護または尊重する方向に進んでおります。平成15年に個人情報保護法が制定されまして、17年全面的に施行されました。プライバシーの保護を強調し過ぎたり、権利を主張し過ぎると、かえって公共の秩序を脅かし、共通の利益を損ないかねないという点もあります。プライバシーを聖域化し、プライバシーに特権的な地位を与えることに対して警鐘を鳴らしている学者もおります。このプライバシーに関しては、議場で町長と何回かお話ししたことがあるのですけれども、個人情報取り扱い制度に関して町長は現在どのように考えているか、所見を持っておられるか、まずその点についてお尋ねいたします。

答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)

個人情報については、これの取り扱いは慎重にしなければならないなと。それで、今先ほどもちょっと触れておりますけれども、新しいシステムの中で各課連携とれるようなもの、これは国の補助をもらいながら精査をすると。例えば住民課で押さえている情報もあれば、別の課で押さえているもの、これは統一してある程度役所内では押さえるような精査もしておくと。しかし、それが全部一気に公開できるのかとなると非常に難しい面がありますので、今そのシステムが確立されるとそれなりの情報そのものは迅速にある程度把握して押さえることができるというようなシステムになりますので、その取り扱いは慎重にしていきたいと思いますけれども、その辺のところは新しい制度を活用しながら、迅速に対応できるような体制をつくっていきたいなと、こう思っております。

質問 10番 楢﨑忠彦

先日栗老連だよりで、お元気ですか、きずなカード、これ張り切り新聞と。孤独死や老老介護負担などを少しでもなくそうと老人クラブがひとり暮らしの高齢者宅を訪問し、安否を気遣い、町や老人クラブの話題など情報を届けると。高齢者相互のいわゆるきずなを深める訪問活動の取り組みを始めたということで、お元気ですか、きずなカードということが紹介されておりました。また、協議会でも各町内会で世帯台帳を作成して、各町内会長が手元に保管しておりますけれども、それぞれの町内会では何かあったときに声をかけてくださいと。お手伝いをお願いしますということで各町内会が世帯台帳にそういう記載して、町内会長が手元に置かれているということで、皆さんだんだん高齢とともに自分の健康も心配になってきて、なかなか自立して逃げていくというようなことができないから、お手伝いをお願いしたいということで名簿が来ていますよね。結構来ています。結局名簿を預かったと。一応そこで今現状はストップしているのですよね。その後、先ほど町長も答弁されましたけれども、社会福祉協議会、それと行政、それと町内会、協議会、いろいろとあるのですけれども、これ具体的にどのような形でこれから動いていったらいいのかなということで、私もその辺よくわからないけれども、例えば協議会、民生委員、各地区の割り当てされている民生委員もいますよね。私の知り合いの民生委員でも要するに情報は上がってこないけれども、自分でそれらしき人に毎月1回定期的に電話していますよというような方もいらっしゃいますし、それと先ほどの栗老連だよりではないけれども、栗老連だよりで紹介されています声かけ運動、それぞれ独自に活動されている町内会もあります。その辺がばらばらでいいのかなという。それはそれでいいのかなと思いますけれども、やはり統一性というか、町内全体でそういった統一性のような、例えば協議会、社会福祉協議会、民生委員、それから町内会、老人クラブ含めて、町内会と老人クラブはコインの裏表ではないですけれども、一体的なものがありますから、その辺の仕組みづくりをこれからつくっていく必要があるのかなと思うのですけれども、それについて行政としてどのように捉えているのか。町内会でももちろん協力することは皆さんどの町内会も持っていると思うのですけれども、その辺のもう少し具体的な何かがなかなか見えてこないと。何か漠然として見えてこないと、そういったものを行政主導で町内会や民生委員を含めて声かけして、こういう何かマニュアルみたいなものをつくっていただけないかなと。それは、各個の町内会会長がやるのではなくて、やはり行政が窓口となってやっていったほうがスムーズにいくのかなというような思いもあるのですけれども、その点についてお尋ねいたします。

答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)

その辺のところは、冒頭の答弁の中に触れておりますとおり、仮称でありますけれども、要援護者の対策協議会も立ち上げて、それぞれの団体に協力してもらいたいということで、今そういった要領も一応案としてつくってございます。それには、目的とそれぞれの協力してくれる団体、それらも一応私どものほうでは押さえて、地域の福祉関係、例えば団体だとか、あるいは老人保健、あるいは施設の関係の方々、さらには公共機関、警察だとか、いろいろあります。そして、行政の機関を含めたそういうような協議会のメンバーにするというようなことも今考えておりますし、あるいはまた検討委員会をその下に下部組織として、具体的にある程度のそれぞれの組織の担当、特に役場の中でのそういった関係の者も集まる。あるいは、消防も関係してくる。そういった検討委員会も立ち上げまして、そしてそれぞれの実情を把握して、その中で恐らく先ほど話していた各今取り組んでいる団体なり地域がありますから、その辺のもきちっと把握して検証した上でどういうような形のものを計画に盛り込んで、それぞれ住民に認識してもらって協力してもらうかというような方向にしていきたいなと、こう考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。

質問 10番 楢﨑忠彦

最後に、これ要望ですけれども、それぞれの協議会、町内会、ぜひ早急に避難場所をつくっていただきたいと。私たちの協議会でもあなたの家は、Aさんの家は屋内はここですよ、屋外はここですよと。だから、ここへ何かあったときに避難してくださいと。こういうことはぜひ各戸に張れるような状況を一日も早くつくっていただきたい。それを要望して、質問を終わります。どうもありがとうございました。

出典:栗山町議会 平成25年第2回定例会 2013年3月8日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる