みんなの議会

栗山町議会 平成24年第9回定例会 2012年12月18日

(1)炭化処理施設の事故による影響は/(2)今後の公営住宅の整備及び入居基準の考えは

2012年12月18日、栗山町議会の一般質問で、楢﨑忠彦議員が「炭化処理施設の事故による影響は」「今後の公営住宅の整備及び入居基準の考えは」について質問し、町長 椿原紀昭、環境生活課長 住友茂、建設水道課長 片山伸治が答弁しました。

質問者
楢﨑忠彦 議員
答弁者
町長 椿原紀昭、環境生活課長 住友茂、建設水道課長 片山伸治

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 10番 楢﨑忠彦

大綱2点について質問いたします。1点目は、炭化処理施設の事故による影響は。平成24年11月5日の第7回臨時会において炭化処理施設の事故について行政報告がありました。内容は、9月14日午前8時30分ごろ、炭化したパレットを取り出す作業を始めようとしたところ、1号炉の炭化ボックス内で爆発事故が発生したとのことです。幸いにも従業員にけがはなく安堵しました。事故発生後直ちに施工業者及び炭化炉メーカーが調査を行いましたが、提出された調査報告書によると原因を特定するに至っていなかったとのこと、また費用負担の問題では炭化炉の修復と扉の安全対策は2年間の保証期間があるとのことから全額業者負担とする内容でありました。そこで、以下の点についてお伺いいたします。1点目は、炭化炉の現在の稼働状況について。2点目は、事故発生後3カ月が経過しましたが、この間事故に結びつくような原因が究明されたのか。3点目は、23年4月より本格的に稼働し、わずか1年半で事故が発生しました。保証期間が2年間とのことで炭化炉の修復と扉の安全対策については担保されましたが、今回の事故に鑑み保証期間の延長について必要があると思うが、その考えは。4点目は、1号炉の運転休止と2号炉の安全確認のための運転休止に伴い、埋め立て量が増加したと思うが、その総量は。5点目は、ごみ中間処理として炭化によって減容したが、さらなる処理施設の必要性が求められていくと思うが、いかがか。大綱2点目、今後の公営住宅の整備及び入居基準の考えは。平成20年度から着工された松栄団地の建てかえ事業は、今年度で94戸になりました。団地内に居住されている方の住みかえもほぼ終了し、引き続きポプラ団地、どうえい団地の住みかえに移行していくとのことです。第1次分権一括法、2011年4月28日成立、によって公営住宅法が改正され、入居基準は地方自治体が地域の実情に応じて条例で定めることになりました。入居資格では同居親族要件の廃止や入居収入基準の条例委任、公営住宅及び共同施設の整備基準の条例委任などがあります。住まいにかかわる行政サービスの目的は、健康で文化的な生活を営むに足りる住宅を整備し、これを住宅に困窮する低所得者に対して低廉な家賃で賃貸し、または転貸することにより国民生活の安定と社会福祉の増進に寄与することを目的とすると公営住宅法第1条にうたわれています。そこで、以下の点についてお伺いいたします。1点目は、次年度以降の公営住宅の整備及び管理戸数について。2点目は、現在進められている住みかえ中心の政策の延長線上には世代間構成において偏りが生まれてきます。多様な世代が入居することによってコミュニティー活動の活性化につながっていく役割が生まれてくることから、子育て世代の入居についての考えは。3点目は、高齢化の進展とともにひとり世帯の方がふえていくことも当然予見されるところです。3LDKでひとり暮らしという状況も生まれてきますが、今後どのように対応されていくのか。4点目は、公営住宅法の改正に伴い、自治体条例は来年3月までに制定するよう分権一括法で定められていますが、現在の検討対象項目について。以上、4点について質問いたします。

答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)

1点目の炭化処理施設の事故による影響についてのご質問でありますが、本年9月に発生した事故につきましては、既に報告させていただきましたとおり、二度と同じ事故が起きないよう安全対策を施し、稼働しているところであります。①の炭化炉の稼働状況につきましては、4月から11月末まで1号炉は54.51%、2号炉は74.18%、全体では64.35%の稼働率であります。事故以前は85.85%でありました。②の事故原因の究明の件でありますが、結論から申しますと消防の現場検証では特定は非常に難しいとの判断であります。引き続き廃棄物処理アドバイザーをお願いしております近畿大学教授にも事故原因の調査をお願いしておりますが、結論は現在のところ出ておりません。③の保証期間の延長の件でありますが、工事請負契約での瑕疵担保期間が2年間で、原因の特定が困難な事故であることから、施工業者及びメーカー側の責任で対応することになりましたが、故意、または重大な過失の場合を除いて延長はできないため、新たな保険契約を検討する必要があるわけであります。④のごみ埋め立て量の増加に関してのご質問でありますが、増加したのは36トンであり、現状埋め立て量の10日分となっております。⑤のさらなる処理施設の必要性についてのご質問でありますが、埋め立て量の減量による最終処分場の延命が目的であり、炭化炉の事故等による休止やごみ分別の現状に鑑み、埋め立て処理量の減少しない場合に対応するため、分別の徹底はもとより今後広域との連携や炭化施設の増強など長期展望に立って検討が必要と考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。2点目の今後の公営住宅の整備及び入居基準の考えについてでありますが、①の次年度以降の公営住宅の整備及び管理戸数についてでありますが、平成25年度は松栄団地の建てかえ事業が最終年となり、ポプラ団地及びどうえい団地の一部の方々を対象に20戸の建てかえを予定しています。その後の予定としては、平成26年度にどうえい団地、平成27年度からは曙団地の建てかえを予定しているところであります。管理戸数につきましては、現在のところ777戸となっております。②の子育て世代の入居の考えについてのご質問でありますが、この建てかえ事業は現在公営住宅に住んでいる方々を優先的に新しい住宅で快適な生活をしていただくことを基本としております。移転対象者より優先して子育て世代の入居を進めることは考えておりませんが、建てかえを進めている団地の中で退去するなど空き住宅となった場合には型別に応じて子育て世代も含めた新規の入居を今後も進めてまいりたいと考えております。③の3LDKでのひとり暮らしに対する今後の対応についてのご質問でありますが、議員ご指摘のとおりひとり世帯がふえることは十分予想されます。町としても世帯人数に応じた入居が望ましいと思いますので、そのような入居者に対し理解を得ながら住みかえなどを臨機応変に対応してまいりたいと考えておりますので、ご理解を願いたいと思います。④の分権一括法に伴う検討対象項目についてのご質問でありますが、平成23年5月に交付された分権一括法により公営住宅法の一部が改正され、整備基準、同居親族要件、入居収入基準の3項目について国から地方へ権限が移譲され、それぞれの地域の実情に応じた施設整備や管理基準を設定できることになりました。このうち同居親族要件及び入居収入基準については、本年3月の議会定例会で公営住宅条例の一部改正を提案し、4月から施行済みであります。今後につきましては、国の公営住宅等整備基準を参酌した公営住宅等整備の基準に関する条例を来年の3月議会に新規に提案する予定でありますので、ご理解願いたいと思います。

質問 10番 楢﨑忠彦

まず、炭化処理施設の事故の影響ということで、1点目の稼働状況です。今パーセンテージで示されたのですけれども、1号炉最終的に何日とめたのか、2号炉何日とめたのか、日数でお答えいただきたいと思います。それに付随して、現在炭にできるごみと炭にできないごみの1日当たりの総トン数どのような状況になっているのか、まず2点お尋ねいたします。

答弁 環境生活課長 住友茂(環境生活課長は2012年12月まで)

それでは、私のほうから日数の関係でございます。資料ちょっと手元に持っていないので、おおよそといいますか、申しわけありませんが、2号炉のほうにつきましては9月の14日から、事故があった日からおよそ11月の17日までというふうに記憶しております。ちょっと若干のずれはあると思います。1号炉、事故の起こったほうですけれども、これも同じく9月14日から12月の14日までですか、ということで稼働を始めたばかりでございます。それと、1日平均の処理トン数でございますけれども、現状はおよそ1日2トン、1号炉、2号炉で大体2トンずつ処理しております。以上です。

質問 10番 楢﨑忠彦

合計4トンということ。合わせて2トン。〔「はい」と言う人あり〕

質問 10番 楢﨑忠彦

確認です。事故起こした1号炉は約3カ月間、そして2号炉は、これ事故起こしていないのですけれども、一応確認作業ということで2カ月間ですね。都合合わせると、合わせていいかどうかわからないですけれども、5カ月間炭化処理施設が稼働していなかったということで、大変な影響があったなというふうに思います。現在炭にできるごみは1日2トンということでいいですね。これはまた後段のほうで再度質問します、このキロ数に関しては。それで、2点目、当初行政報告では、議会に対する行政報告、事故が起きてから説明するまで結構長い期間があって、それは町長の行政報告のときにもありましたけれども、原因を究明しているという経過の中でなかなか特定する要件に至っていないということで、なかなか議会のほうにも説明ができなかったというようなお答えがありましたけれども、これは昨年の2010年の9月号、ごみ問題を考えるということで、炭化施設が今度導入されますと。バッチ式の炭化炉ですと。炭にできるごみの水分量に応じて灯油を燃料に4時間から6時間、加湿温を900度から1,100度Cで燃焼し、炭化ボックス内で蒸し焼きにしますと。燃焼が終了し、14時間から17時間かけて炭化ボックス内を50度C以下になるように自然冷却しますというようなことが広報に載っておりました。今回も当日の操作操炉マニュアルですか、これも行政報告のときに説明がありましたけれども、午前9時10分に加熱処理が始まって、午後1時40分に終了したと。約4時間半加熱処理されたと。そして、19時間冷却されたと。そして、炭化ボックス内で摂氏35度まで下がったことを確認されて、パレットを取り出す作業を開始したと。作業手順には全く瑕疵がなかったと。マニュアルどおりやっていたということになりますよね。当然事故が起きたこれには必ず原因というものがあるのです。大震災のときには想定外という決まり文句みたいのがありましたけれども、今回もいわば想定外ということで終わってしまうのか。これは、メーカーとしても大変大きな責任というのがあると思うのです。この栗山の事故がやはりこれからの炭化炉メーカーのこういう機械を、これからもこれと類似するような機械をやはり当然どこの自治体も含めて製作して販売していくということになると、必ずこういう大きな問題が取り上げられるということで、メーカーとしても大変大きな責任があると思うのですけれども、最後まで原因究明がなくて、原因が特定されなかったということで済ませていいのかどうなのかなということがちょっと疑問に思うのですけれども、この辺の認識についてお尋ねいたします。

答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)

再質問にお答え申し上げますが、今楢﨑議員がおっしゃったとおりの経過で、約24時間ほどの中で炭化にするという工程でしております。おっしゃるとおりの内容でしておりますけれども、結果的には何らかの原因でこういうような事故につながったということでありますので、現在も精通している方々に協力いただきながら究明を業者等も含めてやっておりますけれども、なかなか最終的な原因の設定が今できていないのかなということでおりますけれども、いずれにしても考えられるのはあくまでガスの関係、これが一番ある程度の何らかの形での要因になっているのかなという気もしておりますから、さらなるそういった原因らしきものに少し絞りまして、業者あるいは大学の先生等に入っていただきながら、さらなる究明に努めてまいりたいなと、こう思っております。あとの詳細等については、担当のほうからまたお話を申し上げたいと思います。

答弁 環境生活課長 住友茂(環境生活課長は2012年12月まで)

事故が起こってすぐにメーカーのほうからも実際に飛んできて調べたのですけれども、なぜというふうな感覚を私も受けとめておりました。というのは、前にもご説明申し上げましたとおり原因はガス、それから火種、それから空気が入る、この3つがそろわないと、どれが多くてもそういったことは起きないということなのです。そんなことで、メーカーとしてもそれが機械が原因でというようなことで私どもはお話しするのですけれども、メーカーとしてはそういったことは操炉をしているうちに偶然にも起きたのでないかというふうなことで時間ばかりが、原因が特定できないのに時間ばかりかかってしまうと。そうすると、ますますごみの処理ができないということから、町民の皆さんに不利益を与えてしまうということで、ここは一日も早く復旧いただくようにメーカーのほうも自分たちの責任の中でこの問題については解決すると言ってくれたものですから、これはお互いに話を突き詰めていくといつまでたっても結論が出なくて長引くばかりということも考えられたものですから、早目に結論を、結論といいますか、原因は特定できないのだけれども、その辺につきましてはメーカーのほうでお願いしたいということで理解をいただいたということでございます。ただ、いずれにしましてもこんなことが二度と起こってはならないものですから、私どもとしては最善の対策を組みながら、同じことが起きないようにメーカーにもお願いしまして復旧させていただいたということでございます。以上です。

質問 10番 楢﨑忠彦

今回2年間の保証期間があったということですけれども、これは当然来年の春で切れます。その後、町としてはこういうものに対しての保険というのは、今回の事故も踏まえて当然考えられていると思うのですけれども、この2年が済んだ後、改めて町として保険契約を結ぶというようなことが新たに考えられているかどうか、その点についてお尋ねします。

答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)

2年後の対応ということで、現在いろいろお話し中でありますけれども、火災保険等々含めたそういった保険制度の活用ということで、それも含めた内容を今検討しておりますので、2年の中での何かがもしあればこれは今の現状の契約期間の中で対応はできますけれども、その後については今、恐らく最終的には保険等の活用というようなことの方向づけを出さざるを得ないのかなと、こういうふうに思っておりますので、ご理解いただきたいと思います。

質問 10番 楢﨑忠彦

わかりました。最初の1点目の質問のときに現在炭にできるごみの総量が2トンというお話がありました。それで、昨年の12月の定例会、これ私が質問したのですけれども、要するに今までの一般ごみ1日平均5.6トン、これ昨年の10月です。1日平均5.6トン。それが現在炭にできるごみが2.7トン。そして、炭にできない埋め立てているごみが3.7トンという説明でありました。そして、この間11月の説明では若干数字が変わっているのです。これが逆転したのです。炭にできるごみが3.7トンになったのです。そして、今はまた今日の説明ですと現状は2トン。こんなに大きく変化しているのかなということが若干疑問に思ったのですけれども、それの確認作業というのはどうなっているのかなということがちょっと不思議に思うのですけれども、その点の説明を求めます。

答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)

具体的な変化の状況、あるいは確認作業の詳細の内容でありますので、担当課長のほうからお話を申し上げたいと思います。

答弁 環境生活課長 住友茂(環境生活課長は2012年12月まで)

ごみの1日当たりの総量の関係でございますけれども、現状の中ではあくまでも炭にできるごみが全体の45%ぐらいというのですか、ですから2.7トン。最近はやっぱり分別お願いしているものですから、炭にできるごみはふえてはきているのですけれども、逆転するほどにはなっていないので、ちょっとその資料につきましてはもう一度精査させていただきたいと思います。それから、その差でございます。これは何かといいますと、中に異物が混入していると、そういったものを取り除いたり、そのときに全体の量の中で処理しにくいものを固めておいて、そしてまとめて処理するだとか、パレットの下に敷くだとか上に敷くだとかというようなことでいろいろ工夫をしながら処理をしているのが現状でございます。ですから、1日大体2.7トンから3トンぐらい炭にできるごみが現状の中では入ってきているのですけれども、実際に1日平均でいくと2トンぐらいを処理し、そして着るものの化繊類だとかというのはやっぱり一遍に入れると一気に温度が上がるということもあるものですから、そんなのをちょっとストックさせてもらって、そして必要に応じて加えていくというような操作もさせていただいているということで、そういったことでは若干の数字の違いというのですか、は出てくるかなというふうに考えております。以上です。

質問 10番 楢﨑忠彦

これ確かめてください。23年の12月の定例会の会議録の説明と11月の臨時会の炭にできるごみの総量の説明、そして今日の説明、昨年の12月は2.7トン、それから11月の臨時会では3.7トン、そしてただいまの説明では2トンということで、これ数字確認してください。それと、私一番心配しているのは、なぜこの数字にこだわるかというと、炭化処理施設が導入される前のいわば想定の数字、導入された後の想定数字、やっぱり大きな違いが出てきているのです。それは、最終処分場に要するに持っていくごみの量が当初の数字から見たら大変大きくなっていると。町長も昨年の連合町内会の折にもそのような大変心配しているというようなことも話されておりましたけれども、本来は最終処分場を一年でも二年でも延命していくと、そういうことがこの炭化処理施設の導入に当たって大きな一つのテーマだったと。そういうことだったのですけれども、結局なかなか炭にできるごみと炭にできない、従来の一般ごみから今度炭にできるごみと炭にできないごみに分けたことによって全体のごみの量がふえたと。そしてさらに、当初予定していた以上に炭にできるごみの量が割合が少なくなってきたと。炭にできるごみにいろんなもの、炭にしようと思ったのですけれども、いろんな異物が入ってきていると。当然最終処分場に捨てていくと。当初30年ぐらいの延命を考えていたのですけれども、私が心配しているのはこれがだんだん期間が短縮になってくると。そして、もう一方、やはりごみ処理の広域化です。ごみ処理の広域化で今回千歳市が参加したということで先般新聞でも報道されていました。北広島市と栗山、南幌、長沼、由仁、4町でつくる道央地域ごみ処理広域化推進協議会に千歳市が正式に参加したということで、建設地や経費の割合負担など大体17年をめどに計画の枠を立てたいと。そして、24年度の稼働を目指すと。この状況ですと、もう30年ももたないのでないかということが大変私危惧しているのです。それで、5点目は、さらに分別を皆さんに協力していただくと。そうなると、炭化炉が今の2施設で十分対応できるのかなと。今回のような不測の事態も考えられると。そうなると、最終的にはより炭化に協力して最終処分場を延命していくのがいいのか、それとも現状のままで、将来はこの道央ごみ処理の広域化に最終的には入らざるを得ないような状況になってくるのか、それともまたこのころをめどに新しい処分場を候補地として探していくのか、そういういわば節目の時期が近い将来、10年以内に来るのかなというような気もするのですけれども、その辺今町長どのように考えておられるかお尋ねします。

答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)

最終ごみ処理場の関係でありますけれども、ごみ対策については今私どもも道央地域のごみ処理広域化協議会に入っておりますから、何度かお話ししているとおり現状の焼却等については参画はできないということもお話ししておりますし、例えば今の最終処理場の関係がそういった問題が出てくるだろうと。これはもともと予測はしておりますから、そのためにも今協議会のメンバーに入っているということでありますので、現在平成36年度から焼却施設を建設稼働する計画というふうに聞いておりますし、当然焼却の処理場と埋め立てとあわせて新しい場所を設けることになっておりますので、虫のいい話になるかもしれませんが、でき得れば埋め立ての最終処理場についてはある時期にはある程度参画できるようなことで、今事務レベルの段階で本音もお話しさせていただいて、新たに今の栗山町の最終処理施設以外に設けるとなるとご存じのようにそれぞれの地域の方のご協力、あるいはさらなる投資考えますと大変な内容になってまいりますので、でき得れば、多少の負担はこれはしなければならないのですけれども、最終処分場については広域的なそういった施設の活用も含めて今検討しておりますので、もう少し事務レベルで詰めた上での方向性が定まりましたら、またお話を申し上げたいなと、こう思います。

質問 10番 楢﨑忠彦

2点目、公営住宅の整備にかかわってお尋ねいたします。まず、1点目の整備及び管理戸数について町長のほうから説明がありました。25年度で松栄団地が完了して、26年からどうえい団地、引き続いて曙団地へと移行していくという説明でありました。管理戸数現在777戸というお話もありました。平成17年の栗山町公営住宅ストック総合活用計画、ここに資料持ってきました。平成16年現在管理戸数797戸、今の説明ですと約20戸減ったのかなと。当然人口も平成16年のときは1万4,625人、26年は約1万3,000切るぐらいになるのかなというような思いもあるのですけれども、この26年の目標としては管理戸数17年のときは750戸程度というぐあいに設定されておりましたけれども、どのような計画を持っていられるか。それと、それに関連しまして、平成16年797戸供給していたときには耐用年数が経過した住宅が346戸、43%という数字でありました。26年、松栄団地も新しく100戸近く、92戸ですけれども、新築されますから、現在この耐用年数が経過した住宅というのは全体の何%になっているのか。この10年間当然状況が大きく変化したと思うのですけれども、その数字まずお知らせください。

答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)

再質問の1点目のストック計画の内容ですが、これは現在のところ変わっておりません。平成26年度に向けては750という数字できておりますから、今のところそういった目標数字でいくというような考え方でありますし、また耐用年数等の全体のパーセント、これについては担当の課長のほうからお話し申し上げます。

答弁 建設水道課長 片山伸治

楢﨑議員2点目の耐用年数のパーセントの関係ですけれども、松栄団地が終わった後の数字でよろしいですか。〔「全部終わった後前提にして」と言う人あり〕

答弁 建設水道課長 片山伸治

それでいきますと38.4%になる予定でございます。以上です。

質問 10番 楢﨑忠彦

2点目です。昨年の22年度の決算特別委員会で、総括質疑で松栄団地の建てかえ、2階建てから平家に変更したということに鑑みて総括質疑させていただきました。住んでいる方の意向調査で平家建てを皆さん希望されているということで、2年間にわたって平家建てを施工したと。その折当然第一義的には松栄団地に入っている方が優先的に入っていただくと。それと、もう一つ、地域全体ということを考えると私は従来の計画どおり2階建てにして、2階にちょっと上がるのが困難な人は1階に住んでいただいて、2階に若い世代の方をぜひ入れていっていただいたらどうなのかなと。それは、松栄団地のみならず地域全体としてもいいことなのではないかなということで総括質疑させていただきました。平成20年、ここに総務省の住宅・土地統計調査というのがあるのです。これで第1章、住宅世帯の概況、第2章、住宅の状況、第3章、世帯の住居状況ということで、家計を主に支える者の居住状況という項目があります。ここに持ち家派と賃貸派の比率が出ております。30代前半、持ち家比率、1978年44.4%、2008年29.8%、大きく持ち家派が低下していると。私たちの年代のときには、やはりマイホームというのですか、家を持つというのが大きな夢でした。それから何十年も経過して、現在は社会経済状況も大きく変化したと。そして、価値観も多様化していると。若い世代の持ち家がだんだん減ってきて、賃貸住宅に移行しているということがこの数字にはっきりあらわれているのかなと思いました。たまたまその数字を栗山町でも語っているのがあるのかなと。これは私の思いなのですけれども、12月の広報くりやま、最初見開きの1ページ、2ページ、都市計画マスタープラン町民アンケート調査結果がここに記載をされております。2問目ですか、あなたは栗山町が将来どのような町に発展してほしいとお考えですかという項目あります。それで、30歳未満、30代、この年代がやはり一番生活環境が整備された住宅中心の町、いわば住宅都市、このような町に発展してほしいと。30歳未満は42%、それから30代は25%、大変若い世代の方が住宅に対してやっぱり強い要望を持っているということが一つ背景にあると思います。そして一方、先ほど説明したように総務省の調査によると大きく要するに持ち家派が減ってきたと。そういう状況が一方にあると。やはりこれからはもちろん民間もそうですけれども、町のほうでも30代、40代の子育て世代に何らかの形で応援していくということも、当然今は住みかえが中心になってきていることは重々承知をしておりますけれども、それにあわせて若い世代もそれにのっかっていけないのかなと。ここにまた資料をいただきました。栗山町立栗山小学校の入学者数の児童数です。平成19年が100人、それからだんだん、だんだん減ってきました。19年が100人で、それからだんだん80人台になりまして、24年が66人、今年です。来年は57人と。本当に半分近くに、10年もしないで半分近くになるというような本当に驚くような数字が出てきております。ですから、私はいろんなことを考え合わせると、住まいに対するやっぱり要求は強いのです、若い世代は。でも、経済社会状況から我が家を持つことがなかなか難しいという方もたくさんいます。そういう方をやはり町としてもフォローしていくと。よく最近持続型社会ということが言われております。ですから、若い世代も入居して、お年寄りもいて、そういうまちづくりというか、ことがやはり重要になってくるのかなというような気がするのですけれども、その点について町長の認識を。

答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)

持ち家の関係については、今議員さんがおっしゃったとおりの経過できております。当然これは国の経済状況、これによって随分影響するのかなと。先ほどお話しした1970年代後半については、バブル等々列島改造から1年に30から40%も給料が上がるという時代からずっと延長してきておりましたから、その時代からはある程度計画的に持ち家は持てるということの経過できておりましたから、かなり持ち家は普及したのかなと思いますけれども、ここへきてここ十数年非常に厳しい状況ですから、なかなか持ち家となると若い世代は特に大変なのかなというような気もしております。そこで、私どもの住宅環境対策として、ストック計画を中心としながら進めてきておりますから、ある程度長年に栗山に住んでいる方々を優先にしながら今建てかえ、住みかえをしておりますので、ただそうはいうもののまたその建てかえをお待ちになっている世帯の形も今変わってきておりますから、あるいは入ってすぐ出なければならないという状態の人も数は少ないですけれども、出た場合には若い人の世代に配慮しながら入っていただくということになっております。現在のところは先ほどお話ししたような計画ではいきますけれども、今後また第6次総合計画、これが計画樹立に向けてもう来ようとしておりますので、当然若い人方のそういった新しい住居等々についてもある程度の調査をしながら把握をして、今政権がかわったばかりでありますし、また経済対策なるものがどんどん、どんどん出てくる可能性、あるいは公共事業等も発注していただけるような雰囲気もありますから、この辺は国の制度がえも大分出てくるだろうと、こう思いますので、6次計画の中での論議の中にそういった住宅環境、住宅施策、政策ですか、等もある程度論議をしながら、若干見直す時期も来るだろうと、こう考えておりますので、当然その中では子育て世代等の対策としての大きな柱として論議をしながら方向づけをしていきたいなと、こう思いますので、ご理解いただきたいと思います。

質問 10番 楢﨑忠彦

町長にしつこいと言われるかもしれないけれども、国土交通省の資料も、平成20年度住生活総合調査の調査結果、これ国土交通省から出ています。これに先ほどの松栄団地の意向調査で2階に上がるのが大変だと、1階に住みたいと。2階と1階どちらがいいですかというと、当然意向調査するまでもなく1階のほうがいいですよというのはもう明らかです。国土交通省の調査によりますと、要介護認定者の有無と、これ新しく設けられた項目ですけれども、要介護認定受けている者がいる世帯というのは全体で約6.7%あると。そして、年代別にも書いてあります。60歳から64歳までは要介護認定受けている世帯は6.8%、65歳から74歳までは9.9%、75歳以上が18.2%という数字があります。これは、ある評論家というか、コメントがこの資料でありまして、お年寄りイコール要介護者でないよと、皆さんそこを間違えないでくださいというようなコメントもありました。70代、80代、自立して生活している人もたくさんいるのです。ですから、私はそういう世代、要介護を受けている世代、自立して頑張っている人たち、そしてそこに30代、40代の子育て世代も入居すると、そういう形の地域というのですか、今まちづくり協議会というシステムで動いていきますけれども、いろんな世代の人がそこでまじり合って初めてコミュニティーというものが生まれていくのかなと思うのです。ですから、要するにお年寄りイコール要介護者という考えではなくて、要介護者も当然何%かおられますけれども、元気なお年寄りもたくさんいると。現にふじ団地のあの急な階段で上のほうで住まわれている80代の方もいらっしゃいます。ですから、いろんな方がいるということで、意向調査すると当然そういう数字というのは大体意向調査するまでもなく見えますよね。ですから、これからの住宅政策でいろんな世代の人を、元気な人、介護者の人、そして若い世代の人も取り込んでいく、そういう住宅政策をぜひ打っていただきたいなと思いますけれども、その点についてもう一度。

答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)

先ほどもお話ししたとおり、若い世代、子育て世代等の方の住宅政策、これは当然打たなければならないだろうと思いますし、当然長年の中の住宅施策、これもごらんのとおりふじ団地も十数年かけてあれだけの立派なものを整備いたしました。あの中には幅広い世代間が入っておりますから、当然コミュニケーションもとりながら、1階はお年寄りと、2階以上は子育て世代含めたある程度の世帯の人が入るというようなことになっておりますから、そういった住宅対策もしておりますし、ただ、今の建てかえ、財政上厳しいということで最低限度の建てかえをしなければならぬという計画でありますから、当面は今のストック計画の中の建てかえについては、そこにもう既にお待ちになっている方々が長い間町のためにご苦労された方ばかりでありますので、その人方をまず優先させると。そして、若い人方は他の団地のほうで今対応を、若干抽せん等になりますけれども、対策はしておりますので、ただこれから先ほどお話ししたように住宅対策もさらに時代の流れが速いですから、当然これは5年後あるいは3年等意識をしながら、見直しが必要になってくる経済情勢にもなるだろうというふうに予想されますので、当然見直しをしながら対策を講じてまいりたいと。その中には子育て世帯についても当然中に含めながら見直しを図っていきたいと、こう思いますので、ご理解いただきたいと思います。

質問 10番 楢﨑忠彦

3点目です。3LDKでひとり暮らしということで、私もこれ予算委員会か決算委員会か忘れましたけれども、あの折3LDKに1人住まわれているという方がおられたということで、私も若干疑問に感じてこういう質問をさせていただきました。栗山町の現状、人口1万3,200人、高齢化率が33.4%、65歳以上の人口が約4,400人になったと。ひとり暮らしの方が1,100世帯、夫婦のみが900世帯ということで、高齢化はどんどん進んでいきます。今は高齢者1人を支える現役世代が3人で、騎馬戦型だと。2050年には1人が1人を支える肩車型の社会が来るよというような報道もされております。私は、民間の場合はこれは3LDKに入ろうが、5LDKに1人入ろうが、それは自由ですけれども、公営住宅というのはやっぱりちょっと民間とは質的に違うと思うのです。ですから、先ほどの子育て世代もぜひ門戸を開いていただきたいという背景にいわゆる3LDKにお一人で住まわれていると。結局最初は家族2人か3人いて、自然の摂理でたんだんお亡くなりになられて、最終的に1人残るということになって3LDKに入ると。やはり私契約の段階から3LDKに入居された方は、最終的に1人になった場合は住みかえもありますよと、そういうこともうたっていくべきではないのかなと。高齢者も次世代のために何らかの形で現役世代に協力していくと、そういうこともやはりこれからの時代は必要なのかなと。権利として、入ってしまったらもう一生手放さないではなくて、やはり循環していくと、そういうことも必要なのかなと。途中で切りかえてというとなかなか難しいと思うのですけれども、最初契約の段階で3LDKに入居されている方は、こういうことも将来起こりますよということをいわば賃貸契約の中の附則条項の中に盛り込んでいくと。そうすると、本人も認識して入居されるということがありますから、1人になってから急遽ごめんなさい、ちょっと移ってくださいということはなかなかいろいろな難しい問題も出てきますから、最初の契約の段階で附則事項の中にそれを明記すると。例えば連帯保証人2人というような項目がいろいろありますよね。その中の附則事項の中に最初の契約の段階で3LDKに関しましてはお一人になった場合は住みかえということも当然生まれてきますよと、そういうことも必要なのかなと、これからの時代は。そういう思いがあってこの質問をさせていただきましたけれども、その点についてお尋ねいたします。

答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)

楢﨑議員の再々質問にお答え申し上げたいと思いますが、確かに3LDKお年寄りが1人で入っているというケースは今1件ありますけれども、これは当初の計画のお話のときには2人なりいたのです。現実的に引っ越しに入るときに1人になったということの経過があるのです。ですから、そういうことがまた今後多々出てくるのかなということも考えられますので、今言われたようなことも、契約時の附則条項、そういった場合もありますよというようなことを附則条項に入れるというのも一つの案かなと、考えていきたいなと、こう思っております。ただ、そういった場合については引っ越しをすると。引っ越しをするし、ひとり住まいのできるところもきちっと確保しておかなければならぬということになりますから、その場合のかなりの、そんなに数は出ないと思いますけれども、そういった経費的なこともきちっと行政側で設定しておかないとなかなかそうはならないのかなということもありますので、その辺詳細考えられ得る事項等についてある程度計画の中で論議をしながら、慎重にまた検討させていただきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと。

質問 10番 楢﨑忠彦

最後に4点目です。現在の検討対象項目なのですけれども、私たちが子供のころというか、20代、30代のころは標準世帯という言葉がありました。大体夫婦と子供2人が標準世帯という一つの言葉がありましたけれども、もう本当にひとり暮らしの方がたくさんふえられたということで、これから標準世帯という言葉もなくなりましたし、いわゆる単身世帯、これも国立社会保障・人口問題研究所の調査によりますと夫婦と子世帯と単身世帯、この比率が2006年に逆転したと。単身世帯のほうが多くなったというような情報もあります。今後ひとり住まいの方も当然ふえていくと思うのですけれども、この辺は今検討対象項目に入っているのか。それと、今の時代的には父子家庭の方、また母子家庭の方ですか、いろんな家庭がありますけれども、この辺は今具体的に何か詰めているところがあれば最後にお伺いいたします。

答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)

ただいまのご質問につきましては、先ほど1回目にお答えしたとおり整備基準、あるいは同居親族の要件、あるいは入居収入基準等々の3項目については権限が移譲されたということで本年の3月に出しておりますし、来年の3月に向けてはさらなる一部改正ということを今考えておりますので、ただ、今お話しした単身者あるいは母子世帯等々については今担当のほうで論議している経過がございますので、担当のほうからお話し申し上げたいと思います。

答弁 建設水道課長 片山伸治

ただいまのご質問の関係でございますけれども、今後、先ほども最初の町長のほうからの答弁でもありましたけれども、来年の3月に予定している案件といたしましては公営住宅の整備基準に関する条例ということで、これまでは国が定めていたものを地方で自由にというのか、地方の実情に合ったように条例で定めることができるよということの内容なのですけれども、この内容の中身としては例えば公営住宅の位置を決めるときに通勤、通学、日用品、そういう生活のある程度の便利のいいところを選定しなさいとか、日当たりだとかプライバシーの問題、それから防犯、防災、あとは当たり前のことなのですけれども、台所、トイレ、浴室、そういうものを完備しなさいとか、そういうものをこれまで国の基準の中で参酌といいますか、それを基準をもとにつくってきたのを今度は各自治体が条例の中で定めるということで、今のところの予定としては私たちは国の条例をそのまま参酌して新規条例を制定しようとしておりますけれども、先ほどの中の単身者であったり、父子家庭であったりとか、そういう関係についてはこの条例の中では定めてはおりませんので、それは各自治体の例えばそういう住宅のマスタープランであったりだとか、そういう個々の計画の中や実情に合わせて整備をしていく、そういう内容になっております。

出典:栗山町議会 平成24年第9回定例会 2012年12月18日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる