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訓子府町議会 令和6年第2回定例会 2024年6月19日

消滅可能性自治体からの脱却対策について

2024年6月19日、訓子府町議会の一般質問で、余湖龍三議員が「消滅可能性自治体からの脱却対策について」質問し、町長 伊田彰が答弁しました。

質問者
余湖龍三 議員
答弁者
町長 伊田彰

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 8番 余湖龍三

8番、余湖です。通告書に従い一般質問させていただきます。まず、一つ目、消滅可能性自治体からの脱却対策について。先ごろ人口戦略会議が発表した消滅可能性自治体に訓子府町も該当しています。このことは北海道のみならず全国市町村において、今後の大きな問題として取り上げられています。この課題に対して考えを伺います。一つ、消滅可能性自治体から脱却する新たな施策の考えは。二つ、地理的条件(北見市に近い)ということを見ると、北見市のベッドタウンとしての本町の将来性を感じるが、宅地造成、民間賃貸住宅の建設に対する助成の考えは。以上、よろしくお願いします。町長にお伺いします。

答弁 町長 伊田彰

ただいま「消滅可能性自治体からの脱却対策について」2点のお尋ねがございました。1点目に「消滅可能性自治体から脱却する新たな施策の考えは」に関するお尋ねがございました。本町のあるべき姿と進むべき方向についての基本的な指針となる「第6次訓子府町総合計画」では、まちづくりの将来指標として、令和8年の目標人口を4,500人、昭和47年の第1次計画から、はじめて人口減少の環境のもとでの計画を策定いたしました。賢く縮小しながらも、基幹産業の農業を持続的に発展させ、教育・福祉を充実させ、さらに子どもたちが健やかに育ち、住んでいる方が安心して老後を送ることができる「誰一人取り残さない」まちを将来に紡いでいくことが重要と考えているところです。人口戦略会議が公表した「消滅可能性自治体」の定義には、はなはだ疑問の残るところもありますが、客観的な数値の推計としては、受け止める必要があると思っています。しかし、人口増加の特効薬はないと過去の政策は明らかにしているところでもあります。全国4割の自治体がこの10年で目標人口を上回ったという報告もあり「地方の人口争奪戦」などと揶揄や ゆされていますが、多くの先進地に学び、本町に生かしていくことも必要と感じております。世界を席巻した新型コロナウイルスの蔓延、ウクライナ戦争を契機に継続する円安基調、物価高騰、資材不足、労働力不足など、デフレからの脱却、失われた30年が明け、グローバル化した日本経済の大きな転換点となり、取り巻く環境が大きな変革期を迎えていることも事実でございます。国全体の人口は2100年に6千万人と半減する推計が昨年公表されております。こうした中、政府は異次元の少子化対策として3兆円を超える予算化、そして「人口の自然減」は、地方自治体の対策では限界があることを明示し、国が戦略的に挑戦する課題と位置付けをいたしました。また、社会減対策とあわせて、新たな地方創生を「デジタル田園都市国家構想」により地方自治体、地域社会と連携して作り上げることも示しました。そういった中で、従来から進められている施策のほか、今後、国から示される施策の取捨選択、先進地事例の研究などを通じて、新たな施策について、議員各位のご意見もいただきながら進めてまいりたいと思っておりますので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。2点目に「地理的条件(北見市に近い)を見ると、北見市のベッドタウンとしての本町の将来性を感じるが、宅地造成、民間賃借住宅の建設に対する助成の考えは」とのお尋ねがありました。本町はオホーツクの中心都市北見市をとりまくベッドタウンとして、医療、福祉、買い物、レジャーなど多くの町民が都市機能を享受していることは事実でございます。令和2年には、北見市が中心都市宣言を行い、美幌町、津別町、置戸町、そして本町と定住自立圏形成協定を議会の議決後に締結し、5年を迎えることとなります。また、国勢調査では、訓子府町に通勤している方が550人、主に北見市に通勤している方が630人という結果も示され、今後においても十勝オホーツク自動車道の開通などにより、さらに利便性が増すことも考えられます。また、全国的な課題でもある人口減少については、北見市も同様であり、旧北見市域では10万人を下回り、本町の人口動態からも北見市への転出が大きく超過している状況にもございます。また、物価、建設資機材の高騰、労働力不足など、住宅建設市場も停滞、着工件数も大きく減少していることも事実でございます。そうした環境の中、議員お尋ねの宅地造成につきましては、過去には末広町、日出町で実施をいたしましたが、直近10年間は空き家対策に重点化しており、今後も100戸単位での空き家、空き地が中心市街地に出現することも推計され、効率性を重視したコンパクトな市街地形成も課題となっていることから、現段階では難しい選択であると考えております。一方、民間賃借住宅建設に対する助成については、公約の一つとして掲げさせていただきましたが、北見地方での市場の低迷、家賃下落など、投資に向かう事業者が減少している状況にもございます。しかし、町内の需要は時期によっては不足する状況にもありますので、既存住宅の有効活用による賃貸住宅確保も含め検討してまいりたいと考えておりますのでご理解を願います。以上、お尋ねのありました2点についてお答えをいたしました。ご理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。

質問 8番 余湖龍三

回答ありがとうございます。私は何かこの消滅可能自治体というレッテルはたくさんの町ではられてるんですけども、5年前にももちろん、そういう系統の発表がありまして、5年前でしたかね、それでそっから脱却した町というのも結構たくさんあるんですよね。それは何をやったのかっていうと、やはりいろいろな町としての施策を、そこら辺から移住とか定住とか、そういうことも非常にたくさん出てきたんだと思うんですけども、今回もこうやって訓子府町も今までもそういう意味ではいろいろなことをやってきたんですけれども、今回こういうふうに具体的なものが出てきた中、具体的な数字がまた出てきて、今回のことについては、町民各位も非常に報道とかがたくさんありましたので、非常に気にしてるとこじゃないかと思うんですけども、それで何か町長としては、町としては、具体的な方法を考えているのかなということでお聞きしたんですけども、今この返答を聞きますと、とりあえず具体的な施策はとりあえず考えずに今までやってきたことを地道にやっていきますよというような理解しかできないんですけども、そのようなことでよろしいですか。

答弁 町長 伊田彰

今、具体的に何していくんだというところでございます。これ4月24日に発表されたばっかりですんで、ただ、私としては50%って何、50%以下がどうしてっていうところがあって、50%以上50%、そこの線引きがどうなんだというところはすごく思ってます。60ならうち入らないんですよね。前回は67%ぐらいが今回7ポイントから8ポイント、置戸はどんどん人口減っていくんだけど、そこの女性の人口は50切らないから回復した。置戸の議員さんいますけど、置戸って言っちゃいけない。回復したとかっていうところがあってね、そこはあれ単なる数字のマジックで、推計は分かりますよ。人口は2,800ぐらいまで落ちるとのは分かりますので、そこに向かってはずっと今までもやってきている。今回、国、何にやるのって、3兆円ってさっき出しましたけど3.5兆円ですかね、まず、一番大きいのは、子ども手当、昔の児童手当ですよね。そこは10月からドンと増えるのがまず1点、国も試験的にじゃなくて恒久的な財源を求めながらやってるっていうことがありますので、その後に、今回、結婚支援の一部をちょっと政策としてはちょっとお出ししたんですけど、これも国の対策のうちの一つ、だから国は今度、家庭庁は結婚対策に対して何を言ってくるって、そこに連動してうち何やるんだっていうところが出てくるかな。だから単独で、どんどんどんどんいけるかっていったら、そういう時期にはないかなっていうのがちょっと、今の率直な考えというか思いでございます。

質問 8番 余湖龍三

もちろんね、国の政策にのっとって、いい政策をやって、それが現実的に人口増とか、増まではいかなくても減り方を少しでも抑えるような方向にいけるなら一番いいなと思います。ですから、今回も結婚祝い金、今おっしゃいましたそういうものが出てきたんだと思うんですけども、まちづくり株式会社を今、具体的な方向性へ向かって町の特性を出した中で人口、それもやはりそういう系統になってくるんじゃないかとは思うんですけども、やはり現実的にですね、減らない努力をやっぱりどっかで具体的にまずはしていかなきゃいけない。できることをですね。ましてやよその町でもやっているようなことは、やはり訓子府町でもやっていくべきじゃないかと。この宅地造成という100対の50とか100とかの大きなものに関しては、訓子府は日出と末広の方ので私はある程度成功だったんじゃないかと思うんですよ。今でも人がちゃんと入ってますからね。あれがガラガラ空くようでは困りますけども、そこにきちんと入って、そしてあれぐらいの時期のものですから、誰かが抜けてもまたすぐ誰かが入ってくれるというようなことで、やっていってるんじゃないかと思うんです。ただ私もこうやって宅地造成もやったらいいんじゃないかと書きましたけども、こんだけこれに関わる大きなお金については非常に判断は難しいし大変じゃないかと思います。ただ、昨日、渡邉議員の質問の中にもありました賃貸アパートとかに対する補助とかっていうのは、考えてみると北海道の中ではたくさんの町がやってるんですよね。やはり皆さん自衛策として、それぐらいのものは当然やって、まちづくりの一つの方法として取り入れています。それは訓子府町はない。昨日出てた話では、個人の新築住宅に対する補助もそうですよね。私は最低いろいろなこれから施策はもちろん国のものに持っていったり、まちづくり株式会社のやることに出していくものに対していろいろな施策もあると思うんですけども、基本的には今、よく町長も前に言っていたような気がするんですけど、この問題に関しては、結局人口の奪い合いみたいな、パイの奪い合いですから、全体的には減ってくんであって、訓子府が10人増えたら北見か置戸か、どっかそこら辺から10人減るんですよね。そんなことなんでしょうけども、でもやらなきゃいけないと思うんですよこれは。訓子府は訓子府ですから。そのためにやはり訓子府の中で必要な、簡単とは言えないですけど、とりあえずまずやらなきゃいけない施策は、この住宅に関する補助じゃないかなと。これは非常にやって効果のあることかと思います。よその町は本当に管内でもいろんな町がやってますし、北海道でも北海道月形とか浦幌とか中別とか由仁とか厚真とか、出したらきりがないぐらいやっているんですけど、ここら辺は賃貸住宅ならびに個人住宅に対する補助というのは非常にやってます。こういうものは、このものについては、いろんな政策の考え方があるし、将来的なものを国の政策とかも見ながらという気持ちは分かりますけれども、最低限でもすぐ訓子府町は町長がやろうって言ったらすぐできるような施策として、これはあるんじゃないかと思うんですよね。ましてや、公約の中でもそういう方向性のものを考えていたんですから、それはまずすぐやった方がいいんじゃない。金額的なものは別ですよ。金額的なものはどれぐらいなのかというのは、よその事例もあるんですけども、やはり、この住宅に関する補助については、きちんと今やるべきじゃないかと思うんだけど、再度、町長お願いします。

答弁 町長 伊田彰

民間アパートに対する賃貸住宅への助成というか補助、建設を促す方向というところです。やっぱり必要性は非常に私もやりたくてやりたくてというところもございます。ただ、やっぱ今の環境が果たしてどうなんだというところが一番大きくて、統計上の問題ですけど、北見の家賃ドンと落ちました。賃貸住宅の。なぜっつったら北見に賃貸住宅が空きが多いというところです。古さもあると思うんですけど。今の物価高騰で、タウンコートで昨日も説明しましたけど、ダウンコートで資金回収するのに18年かかる。18年の間に1回、リフォーム入れなきゃ駄目だよねみたいな話をしながら、18年かかるんだよって、それで6万8千円ですから、今やると1.5倍になってるよっていうところでいくと、10万超えちゃうよねっていうところがあって、3Lですよ、3L、2Lでですよ。そこの設定が民間事業者としてできるかというところが、一時、1回声をかけたことがあって、どうしても町内中心になるんですけども、やっぱりね管理ができない。そこが一番民間のネックになっているというところがあって、したらどうするのというところがあって、なかなか町外に出すことが果たしてどうなんだっていう問題もあるんで、そういった意味では、ちょっと環境的に厳しい環境が今なのかなというのが、思ってるところです。

質問 8番 余湖龍三

町長は公務員ですから、今、公務員じゃないですね、もう特別職ですから、1人の経営者みたいなものですよね。私も思うんですけども、家賃は上がってる。いや家賃は上がりますよ当然。ただ、北見は家賃が下がってるのは私も調べましたけども、結局古いとこが下がるんですよねやっぱりね、古い、もう本当に築30年とか、そういうアパートが確かに値段は下がってる。いいとこはちゃんととっているんですよね。まだ北見はまだマンションもできますし、何千万のマンションも売れますし、そういう面ではまだまだ。やはりいいもの、新しいものを作って、循環させていかなきゃいけない。家賃が高いとか安いとかっていうのは、建てた民間が考えることですよ。今、町長は、その民間に対して補助を出すからアパートを作ってくれって言えばいいんですよ。補助金の金額を決めて、パイがなければ、訓子府にはアパートがなければ人は来れないんですよ。値段がどうのこうのってのは、それを管理する業者なり個人なりが考えてうまいことやりますよ。建築費が高くなったとか何とかって言っても、それは時代のものであって、それをどう考えてその補助金を生かしながら建ててやっていくかって考えるのは民間、民間にそれを賃貸住宅を建ててくれっていうんですから、それは民間が考えることでいいんじゃないかと思うんですよ。ただ、建てるための施策がなければ誰も手を挙げてくれないんですよ。私はそういう意味で言ったら、やっぱりまず施策ありじゃないかと思うんですけども、ぜひともそういうふうにすれば、そういう道は開けると思うんですけども、再度いかがですか。

答弁 町長 伊田彰

再度どうなんだというところで再度いただきました。そういう意味では、やっぱり公務員の癖が抜けないのか、やるところがないところに対してズバッと政策的に、要するに先がないものに投資ができないというか、政策の予算化も含めてですよ、そういうところが少しあって、だから、聞きますよ、聞いてるけど、基本的には、今ちょっと無理だよねというところがあって、そこの何て言うか需要と言うんすか、需要側がそういう部分、需要というのは、住む方じゃなくて建てる方の需要で、そういうところがあって、そっかなっていうのは、今の思いとしてはそういう思いですね。そういった意味では、少し賃貸住宅を何とかしようということで、今、検討にちょっと入ってますんで、ちらっと触れましたけど、賃貸系で公営住宅でない賃貸系のものを少しちょっと広めていこうかなというところを今ちょっと、また来年度に向けてちょっとご相談もさせていただきますけども、ちょっとそういう転換が少し必要かなというのがちょっと思いとしてはあります。

質問 8番 余湖龍三

全くそうなんですよ本当に。アパートがなければ人は来ないんです。住むところがなければ人は動かないです。いくら空き家があるからとか、公営住宅を今の話でいくとリフォームするのか、町で使えるようにして小さな住宅を用意するのかとか、いろんな方法あると思うんですけども、それはやはり町が持っていかないですよね。やっぱり民間に家賃だ建築費がどうのこうのだっていうのは、民間が考えること。先ほど言いましたけども。町はその条件を提示して待てばいいんですよ。私は待ちもしないで、きっと値段が高いから誰も来ないんじゃないかとか、建築費が上がったから、これを出しても、建ててくれないんじゃないのか。それは、出してみなきゃ分かんないですよ。やっぱり町が思い切ったそういう施策をドーンと出すっていうことがスタートになるんじゃないかと思うんですよね。そのことをやらない限り、そのことをスタートさせない限り、1歩目にはならないんじゃないかと。いろいろこれからいろんな方法を考えていくんだとは思うんですけれども、やはりそういう意味で、あまりにも、人の、何て言うんですかね、アパート建てても入らないんじゃないか、あまり高すぎて業者かわいそうじゃないかとか、そういう考えをあまり持つべきじゃないんじゃないかと思うんですよね。これは堂々巡りになっちゃうんであれですけども、確かに北見市も本当に建築の数でいけば、令和3年、4年、5年とだんだん減ってきてるんですアパートもね。家賃は逆に平均でいくと下がってきていると。ただ下がってきているのは、下げている要因というのは、古いとこだけの古いとこがすごく下がってるんで、いいとこはちゃんとお金を取ってるんですよね。そういう数字もありますんで、やはり私はやっぱり北見を利用した中のそういう方向性が大事だと思いますので、ぜひとも、今、新しい考えを持ってるなら持ってるでいいですし、それを出してもらうのもいいんですけども、やはりこの賃貸住宅に対する補助、あえて言えば一軒家の新築住宅に対する補助も一緒に考えていただきたいなと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。これ以上の返答をもらっても、きっと同じ答えしかないと思いますので、ぜひ、そのお願いをして、この質問は終わりたいと思います。

出典:訓子府町議会 令和6年第2回定例会 2024年6月19日 議事録 PDF(51ページ) 間違いを知らせる