みんなの議会

訓子府町議会 令和5年第2回定例会 2023年6月21日

女性特有の健康課題について

2023年6月21日、訓子府町議会の一般質問で、泉愉美議員が「女性特有の健康課題について」質問し、町長 伊田彰、福祉保健課長補佐 関口好子、総務課長 硯見康之が答弁しました。

質問者
泉愉美 議員
答弁者
町長 伊田彰、福祉保健課長補佐 関口好子、総務課長 硯見康之

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 10番 泉愉美

10番、泉です。通告書に従いまして一般質問をさせていただきます。女性特有の健康課題について。近年、女性の社会進出が進み、女性の活躍が一層期待されるようになりました。女性のライフステージごとの健康は女性ホルモンの分泌量と深く関わっており、分泌量の増減に伴って起こるトラブルや病気が多くあることから、女性特有の健康課題には特に配慮が必要と感じています。女性が生涯を通して健康で明るく充実した日々を自立して過ごせる社会になることが求められると考えており、以下の4点について、町の考えを伺います。1、産後ケア事業のこれまでの取り組みと今後の課題は。2、更年期の健康不安への支援の考えは。3、女性町職員が働きやすい環境に向けての健康課題への対応の考えは。4、女性特有の病気への支援の実績と拡充の考えは。以上、町長に伺います。

答弁 町長 伊田彰

ただいま「女性特有の健康課題について」4点のお尋ねがございましたのでお答えします。1点目に「産後ケア事業のこれまでの取り組みと今後の課題は」とのお尋ねがございました。産後ケア事業は子育て支援策の一環として、平成31年度より産後の体調や育児に不安を抱える産婦に対して、助産師等が心身のケアや育児のサポートを行っています。北見市内の開業助産師が自宅を訪問して相談に応じる訪問型と助産院等に通う通所ショート型があります。おおむね1時間から2時間程度、乳房のケアや全身のマッサージ、赤ちゃんの体重や排せつなど育児の相談や助言を受けられます。本年度からは、産科医療機関を利用して4時間から5時間程度、赤ちゃんと一緒に過ごしながらサービスが受けられる通所ロング型、赤ちゃんと一緒に宿泊してサービスを受けられる宿泊型を追加し、多様な相談内容にも対応できるよう事業を拡充しております。また、産後1年から1年半までに利用期間を延長し、1人5回まで利用できることとしています。さらに、利用料の自己負担を2割から1割に減額をしております。利用者数は年度により変動がございますが、年間4人から10名、乳房のケアを受けたいという方が大半で、授乳の仕方、育児方法などのアドバイスや支援を行っております。今後も引き続き、母子手帳交付時や新生児訪問時、育児教室などの相談の場や子育てアプリ「母子ぼ しモも」などを活用し、事業の周知を行い、出産後から子育て期にわたる支援を継続していきます。2点目に「更年期の健康不安への支援の考えは」とのお尋ねがございました。女性の体はホルモンの影響を大きく受けやすいと言われ、特に更年期を迎える女性では女性ホルモンの減少によりさまざまな不調をもたらします。体調不良の原因が分からず、受診しても症状が改善しないと不安を抱えている方は多いと言われています。更年期は閉経前後の5年から10年間と幅も広く症状の表れ方も「疲れやすい」「肩こりや関節の痛み」「のぼせや発汗」「寝付きが悪い」など、さまざまであり、個人差もあり、全く気にならない方もいれば、日常生活や就労に支障をきたす方もいます。町では、健康月間事業や公民館講座等で女性を対象とした講話や健康教室を行っています。更年期に表れやすい不調や治療について知ることにより我慢せず、早めに適切な治療を受けることができるよう今後も情報提供など周知に努めてまいります。3点目に「女性町職員が働きやすい環境に向けての健康課題への対応の考えは」とのお尋ねがございました。女性特有の健康課題が労働損失や組織の生産性等に影響していることは、経済産業省の調査で明らかになっており、女性の健康課題に対応し、女性の働きやすい環境整備を進めることは、町政を運営する上で大切な要素の一つと考えております。女性町職員が女性特有の健康課題を理由に働きにくい環境とならないよう、町では休暇制度では病気休暇に生理休暇を。また特別休暇として不妊治療休暇、妊娠検査休暇、妊娠障害休暇、産前産後休暇、授乳のための育児時間、さらには育児休業等健康管理面とワークライフバランス面の両方に対応した制度を整備しております。また、市町村職員共済組合と協力し、子宮がん検診、乳がん検診の受診助成を実施するなど、女性の健康課題に対応した職場環境整備に取り組んでいるところでございます。4点目に「女性特有の病気への支援の考えは」とのお尋ねがございました。女性特有の病気で特徴的なものとして、子宮がん、乳がんがあります。更年期以降、女性ホルモンの減少により骨粗しょう症などの疾患が増えてきます。町では骨粗しょう症の検査として平成28年度より毎年11月の健康月間事業における子宮がん、乳がん検診にあわせて超音波による骨密度の測定を希望者に無料で実施しています。検査で精密検査や指導が必要な方には、管理栄養士が食事内容などのアドバイスをしたり、専門医の受診を勧めています。また、子宮がん検診では細胞診に加え、オプションで子宮や卵巣を調べるエコー検査、子宮頚がんの原因となるウイルスに感染しているかどうかを調べるHPV検査などを追加して実施しています。今後も健診内容の充実や骨粗しょう症などの早期発見に向け、検診の内容や体制について検討をしてまいります。以上、お尋ねのございました4点につきましてお答えしましたので、ご理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。

再質問 10番 泉愉美

お答えをいただきましたので、いくつか再質問をさせていただきたいと思います。まず、産後ケア事業のことでいくつかお聞きしたいんですけれども、この産後ケアは赤ちゃんを産んだ後に周りに頼れる人がいない場合のサポートですとか、あと産後うつの防止などにも効果があると思いまして、利用者の方は自分で予約をしてサービスを受けることになると思うんですけれども、助産院とか病院の担当者の方から福祉保健課への利用状況の報告というか、そういうのはどのようにされているのか。多分、専門家の方から見てもケアをしてみて心配なケースいうのもあると思われるんですけれども、そういうフォローしていく町との連携体制というのがどんなふうになっているのかをお聞きしたいと思います。

答弁 福祉保健課長補佐 関口好子

産後ケアの事業の利用に当たっては、まず、町に申請していただいて、その券を発行するということになるんですけれども、利用自体は助産院に直接電話して日程の調整とか医療機関との調整は、個人に行っていただいております。助産院さんとか利用した医療機関からは毎月というか利用した後にそのケアした内容とかお母さんの状態とか、もしその後フォローが必要であれば、連絡書というか報告書がありまして、それを町に提出していただいて、委託料もお支払いするってこともあるので、報告書はいただいております。そういうケアの連携については、保健師の訪問が必要だとか、そういうことがあれば、また保健師の訪問につながるという感じになっております。

再質問 10番 泉愉美

あと利用者の負担額のことは、今、答弁でも触れられていて、2割負担だったのが1割負担になったということだったんですけれども、負担額ってそんなに何百円かになると思うんですけど、せっかく負担額が低いのに利用する方が年間4名から10名ぐらいということで、生まれてくる子どもの数自体も減ってはいますけども、少ないなというふうに感じました。利用しづらくなければいいなという懸念はあるんですけれども、実際にそのケアを必要とする方自体が少ないものなのか、もしくは訓子府には子育て支援センターもありますから、そちらの方で似たような相談にも応じてくれているのかななんて思ったりしていました。この事業は利用できる助産院とか医療機関は北見市の方に五、六か所あるんですけれども、訓子府町内の助産師さんでは対応することはできないのか。平成31年からの事業の導入時の経緯などもあると思うんですけれども、その辺を含めてちょっとお聞きしたいと思います。

答弁 福祉保健課長補佐 関口好子

この事業の導入の背景っていうのは、平成31年度から実施しているんですけれども、まず国からの通知もあったっていうことと町としての子育て支援の一環として実施するっていうこともあわせて、あと北見市が1年先にこの産後ケア事業をやっていたっていうこともあって、また、町内には助産院がないっていうことと、在宅の助産師さんでそれをやっていただける助産師がいるかっていうことになると、なかなか助産師さんを探すことが難しいというところもあって、北見市が先に先駆けてやっていましたので、美幌と津別と置戸町さんとうちが4町、平成31年度から北見さんが委託している助産院さんにお願いしたという形で、実績のあるところで、北見市内にもその助産院さんというもの自体が当時は3か所しかなかったので、そこにお願いするという形でやった経過があります。

再質問 10番 泉愉美

分かりました。自分だったらというふうに考えた場合に、産後間もない赤ちゃんを車に乗せて北見まで行くっていうのは、ちょっと大変なことかもしれないなって思ったので、もし町の助産師さんで対応できるんだったら、そういう方法も考えてほしいな、なんて思いながら質問のことを考えておりました。それから、現在の利用できる対象がお母さんと赤ちゃんだと思うんですけれども、最近では、お父さんも一緒に子育てをするようになってきていまして、産後パパ育休なんかの制度も急速に発展してきています。北見ではカップル講座っていって、お父さんも一緒にケアを受けられるような取り組みも始まっているようなんですけれども、訓子府ではそのような拡充の考えはありませんか。

答弁 福祉保健課長補佐 関口好子

先ほどの質問の中で、お答えがちょっと漏れてたというか、この産後ケア事業の助産師さんのケアを受けられる中には訪問型と言って多少交通費はかかるんですけれども、自ら助産院に行かなくても助産師さんが自宅に来てくれて、お母さんのおっぱいのケアとか授乳方法とか育児方法の指導をしてくれるサービスも訪問型ということでやっていて、訓子府町の利用者の方の大半がやはり北見に通うというよりは自宅に来ていただきたいということで、訪問型を使っている方が多くいます。お父さんの支援についてなんですけれども、今のところ一応お母さんの方のケアということでは考えてはいて、お父さんまでのところは特に今の段階では考えてはいませんでした。

再質問 10番 泉愉美

分かりました。訪問型でサポートを受けられる方が多いっていうことは、おそらくお父さんが家にいて一緒に話を聞いたりとか、その様子を見たりすることもあるでしょうから、そういう面では、訪問型の利用が多いということはいいことなのかもしれないなというふうに今、聞いていて思いました。それから、利用回数についてお聞きしたいんですけれども、1人当たり5回という制限がありますけれども、5回で足りないケースはないのかなというふうに感じています。利用人数自体は少ないけども、1人当たり何回使っているのかは、ちょっと私、分からなかったんですけど、本当にケアが必要な方が必要なときに利用できていればいいなという心配をしています。例えば4回使っちゃって、あと1回しかないから、いざというときのために我慢してとっておこうっていう感じで、使いたいときに使えてないってことがなければいいなというふうに思いました。今回、利用期間も産後1年から1年半に拡充されていますので、それにあわせて利用回数を増やすとか、もしくは利用回数の制限をなくすというような考えはありませんか。

答弁 福祉保健課長補佐 関口好子

この利用回数については、今、平成31年度からやってはいるんですけれども、おおむね1回で済まされる方とか二、三回、最大限5回使った方はせいぜい1名ぐらいで、特にやっぱり最初のころ、やっぱりおっぱいがうまく出ないとか、授乳がうまくいかないということで、本当に出産後間もなく、そのおっぱいが順調に出て落ち着くときに使われる方が多いので、本当に二、三回、最初使うと改善されてるっていうこととあと1歳半に伸ばしたっていうところは卒乳というか、今度、断乳をしなきゃいけないっていうところもあって、そのときに助産師さんの断乳の方法を助産師さんから教えていただけたりとか、指導してもらうというところで、そういうところで主にほとんどおっぱいのケアが多くて授乳方法が分からないとか、育児方法が分からないというよりは、どちらかと言えば、これは乳房のケアの方が多いので、改正については今のところ利用者さんにとっては5回で足りているのかなと感じてはいます。今年度からいろいろとお母さんの休息っていうところで通所のロングとあと宿泊型というのも増やしていますので、そこの利用がどうなるかによっては回数とかも見直しをしていかなきゃいけないかなと思い、一応そこの回数も入ってくるので、その辺は利用状況を見て今後検討したいと思います。

再質問 10番 泉愉美

分かりました。利用したい方が利用したい時に利用できるような仕組みであってほしいなというふうに思いますので、いろいろ変わったところがあると思うので、それに応じて今後のことも考えていってほしいなと思います。それから、次に、二つ目の更年期の健康不安のお話をしたいと思いますけれども、更年期障害という言い方は今はしないのかもしれないんですけど、45歳から55歳ぐらいまでの女性ホルモンのバランスが崩れることによって起きる心と体の不調が更年期症状というふうに言われていて、人生100年というふうに言われるようになりましたので、年代的にはちょうど真ん中ぐらいになるのかなと。後半の人生に向けて体づくりの大切な時だと思います。ひと昔前はこんな話題を堂々と話すのはタブーとされていたかもしれないですけども、男性の理解なくして女性の生き生きとした活躍できる社会は実現できないというふうに感じているので、今回の質問項目に入れることにしました。更年期の症状というのは、先ほど答弁でも町長おっしゃっていたように、個人差が大きくて何事もなく過ぎ去る方ももちろんいらっしゃいますし、日常生活すらできないほど重い症状が長い間続くという方もいらっしゃいます。実は私も年齢的にそんな年頃になってきて、2年ほど前から心臓が苦しかったりとか、動悸があったりして、何かおかしいなと思って循環器内科を受診したりとか、心血管ドックを受けたりとかしたんですけど、異常は見つからなくて、これはきっとそろそろ更年期の症状が現れてきたんだなというふうに思ったりしてたんですけど、ほかにもどんな症状がいつ現れるかっていうのが分からないので恐れています。知識がないからそういうふうになるのかもしれないんですけど、これまでに町の取り組みとして、更年期に関する健康講座のような催しはあったんでしょうか。先ほど答弁でおっしゃってたのは、女性を対象にした健康の講話などがあったということでお話があったんですけど、更年期の話というのは、これまでに何か勉強会とか、そういうのはあったんでしょうか。

答弁 福祉保健課長補佐 関口好子

これまでの本当に更年期を限定とした講演会というか、研修会については、令和3年度に健康推進委員さんの研修会で助産師さんを招いて女性ホルモンとうまく付き合い体調を整えようということでやっているのと、あと健康月間でも令和元年度に女性ホルモンの整え方ということで、日赤看護大の助産師さんに来ていただいて講演をお願いしております。更年期というか女性ホルモンのことについて限った講演会については、ここ近年はそのような感じです。

再質問 10番 泉愉美

多分自分に関係ないと思ってたら、そういう情報っていうのも目につかなかったりするし、なかなかやっているかどうか分からないなって私も思ってたので、多分自分に関係あればアンテナを張って情報を集めようとするのかもしれないんですけど、やっているということですね。そして、今、血液検査でホルモン数値を調べられるらしいんですけれども、これは素人考えだと言われるかもしれないんですけど、町で実施している健康診断の中で血液検査で調べれるんだったら、健康診断の項目に入れることができるんじゃないかなと思うんですけれども、その辺はいかがでしょうか。

答弁 福祉保健課長補佐 関口好子

更年期の要因というのは、女性ホルモンが出なくなっていくと言うか、婦人科の方で調べてもらう時にも多分細かい検査の中に女性ホルモンの検査が入ってくると思うんですけれども、それを町のいろんな健診に合わせてやってはどうかっていうことだったんですけれども、必ず女性であれば女性ホルモンは本当に出なくなっていくっていうか、なので、その症状が測ったところで出ていないから、更年期症状が出るとも限らないし、全く症状が出ない方もいらっしゃるので、なかなかそれを健診でやる、やってくれる検診機関があるかどうかっていうところもあるんですけれども、なかなかそれをしたところで、更年期の方の早期発見ということにはなかなか難しいかなと。症状が出る方と出ない方がいるし、やはり要は更年期障害は女性ホルモンがなくなっていく状態に自分の体が慣れていかなきゃいけないというか、ところなので、症状ある方はやはり産婦人科できちんと見ていただいて治療になるか、様子を見るかということになるので、なかなか検診で入れて効果があるかとなると難しいかなと思います。

再質問 10番 泉愉美

検診でできないにしても、症状が現れてきて希望する方に近隣の更年期外来のある婦人科とかの協力を得て、ホルモン検査に助成することはできないのかなというのも思うんですけど、例えば無料クーポン券みたいなのを発行したりとか、全額じゃなくても費用の一部を助成するようなことというのはできないものなんでしょうか。

答弁 福祉保健課長補佐 関口好子

このことに関しては、その有効性とかについては、専門の先生のお話を聞いてみないと何とも言えないんですけれども、なかなか更年期のそのホルモン検査で分かるかどうかとなると、そこが難しいとは思うので、一応、できるだけ子宮がん検診とか乳がん検診に来られた方には、予診の中でそういう更年期症状とかに悩んでいないかどうかとか、そういう問診をとってるときに、もしつらいようであれば、婦人科の方にかかってはどうですかとか、そういうアドバイスはできるんですけども、なかなかそこは専門機関とホルモンの検査になると専門の先生と相談しなきゃいけないことだと思うので、ちょっとそれはできる、できないというのは、この場ではちょっとお答えは難しいかなと思います。

再質問 10番 泉愉美

すぐにできそうな取り組みかなと思っているんですけど、特定検診などの案内送付することがあると思うんですけど、そういうのに合わせて対象世代の女性の方に更年期の情報だとか、チェックリストのようなものを同封するなどのさりげなく気付くように促すような取り組みというのはできないでしょうか。

答弁 福祉保健課長補佐 関口好子

やはり更年期で悩んでる方もいらっしゃる。症状が本当にこれが更年期なんだろうかとか、そういうふうにすぐ思い当たる人って、そういないと思うし、自分が更年期になっているって感じないで、今、泉議員がおっしゃったように心臓がドキドキするっていうことであれば、循環器いったりとか、いろんな科を受診されている方もいらっしゃると思うので、一応、こういう年齢になったら、そういう症状が出てくる場合もあるので、つらい場合は病院に受診した方がいいですよとか、そういうようなパンフレットを特定検診の案内に入れるのがいいのか、受診した方に、一番は広く周知するには特定健診のチラシの中にそういうものを入れたり、がん検診の無料クーポンとかそういうことも発送してますので、そういう折りを見て更年期の年代の方に周知は、やることは可能なので、今後検討させていただきたいと思います。

再質問 10番 泉愉美

健康寿命の延伸のためにも、更年期を元気に過ごしていくって大事なことだと思いますので、女性の皆さんの不安の解消のためにも啓発から始めてほしいなと思います。それから、次に、三つ目の小項目の女性町職員の働きやすい環境に向けた対応ということでお話しさせていただきたいと思いますけれども、まずは生理休暇だとか、不妊治療休暇などもあるんですね、通常の有給休暇とは別に取得できるということにまず安心しましたけれども、これらは日数とかは制限があるのでしょうか、それとも制限なしで取れるようになっているんでしょうか。

答弁 総務課長 硯見康之

各種休暇の制限日数の関係でご質問いただいたと思います。まず、生理休暇につきましては、病気休暇の中に含まれますので、病気休暇、最大で69日ありますので、その中で取得をとっていただくこととなります。不妊治療休暇につきましては、特別休暇になりますので、1回につき5日間までということで、妊娠検査につきましては、ちょっと隔週で変動していくんですけれども、日数的には、健診の回数ごとに受けられるようにはなっております。妊娠障害休暇につきましては、2週間以内となってございます以上でございます。

再質問 10番 泉愉美

分かりました。体制としてはすごく手厚くあるんだなというふうに今初めて知りました。これらの休暇が気兼ねなく取得できるような体制かどうかというところが大事なところかなと思うんですけれども、そこはどのように捉えていらっしゃいますか。

答弁 総務課長 硯見康之

特に生理休暇とかにつきましては、女性職員から昔、使いづらいというような相談もございましたので、もともとは独立した休暇、生理休暇というのがあったんですけれども、病気休暇の中に生理休暇を含めまして、申請の中で生理休暇という名前ではなくて、その生理痛に起因する腹痛ですとか、頭痛ですとか、体調不良とか、そういう理由でも病気休暇として取得できるというような体制をとっておりますので、周りの人たちがちょっと具合悪そうだなというような確認が取れれば、病気休暇で取得できるというようなことで進めておりますので、現在は生理休暇として取得するよりもそちら側で取得する。頭痛とか腹痛とか、そういうので取得するような体制で、取りやすい体制を取っているというような状況でございます。

再質問 10番 泉愉美

分かりました。役場ですから、福利厚生がしっかりしているのかなと思いますので。民間企業にもこのような整備された休暇体制が波及していくことを期待したいなと思います。それから、働きやすい職場環境であるために職場満足度調査みたいな、そういうのは役場の中では行われているんでしょうか。それともしそれが行われているのであれば、その中に健康に関する配慮の項目なんかがあるのかどうかもあわせてお聞きしたいと思います。

答弁 総務課長 硯見康之

職場の満足度調査については、今のところ実施したことはないですので、ちょっとその中身についてもちょっとまだ把握はしていないという状況でございます。

再質問 10番 泉愉美

大きな企業とかだとストレスチェックとかが義務化されていたりしてるので、何かそういうのもやってるのかなと思ったりしたんですけど、今のところそういうのは行われていないということですね。人それぞれ身体的な違いはあると思うんですけれども、上司とか同僚が男性であっても女性であっても平等に働きやすい職場となるようにすることが大切かなというふうに思いますので、その辺の配慮をお願いしたいと思います。それから、先ほど答弁で不妊治療休暇のお話も出ていましたけれども、役場の中で不妊治療をしたいという職員が、もし、いた場合に治療するには、やっぱり結構な頻度で休暇とか、もしくは遅刻、早退などをしなければ、なかなか病院にかかることができません。治療することは大きな声では言いたくないことですし、周囲に迷惑をかけてしまうなと思ってしまいがちな案件だと思うんですけれども、そんな理由で女性が仕事を続けられないというケースがあってはならないというふうに思いますので、そういうことに対応できる職場となっているのかな、どうなのかなと思って、心配をしておりました。自治体によっては女性職員の相談窓口みたいなのを設置しているところもあるみたいなので、その辺も検討していただきたいなというふうに思いました。それから、冒頭にも私言ったように、社会全体で女性の活躍が期待される時代になっていますので、女性の労働力を失わないというためにも、やっぱり配慮が欠かせないところかなと思っていまして、これは決して女性をひいきするというわけではなくて、身体的な違いを認めて働きやすい職場の環境を整えていただくように、これからも整備してほしいなというふうに望みたいと思います。三つ目の小項目については、これで終わりたいと思います。四つ目の女性特有の病気の方にお話ししたいと思うんですけれども、答弁でもあったのが、女性特有の病気といえば代表的なものとして、乳がんとか子宮がんが挙げられると思うんですけれども、これらのがん検診の町の受診率は令和3年の数字でいくと、乳がん検診が9%で、子宮がん検診が11.2%と低いんですけれども、これは他の臓器のがん検診に比べても際立って低い数字です。原因は何だと考えられますか。

答弁 福祉保健課長補佐 関口好子

泉議員が今、検診の受診率を見ている資料は、多分、所管事務調査の資料だと思うんですけれども、それが実際は受診者数から対象者を割った数で出してる受診率で、今、全国とか公的に出してるのが、子宮がん検診と乳がん検診に関しては2年に1回の受診でいいっていうので、国が示してるので、ちょっと受診率の出し方が、この所管事務の時に出した数字と若干違うんですよね。申し訳ありません。直近で今出てるのが、令和2年度の全国と全道と本町の子宮がん検診の受診率をそういう計算できちんと公的に出している値でいくと、子宮がんでいきますと全国が15.2%、全道が16.2%、本町が15.3%となっております。乳がん検診については、全国が15.6、全道が13.9、本町が18.3、R2年度については乳がん検診に関しては全国とかよりも高いということにはなってるんですけれども、他の胃がん検診とか肺、大腸、他の検診に比べると、この婦人科の子宮がん検診と乳がん検診に関しては全国もそうですけど、うちの町自体もなかなか横ばいで上がっていかないっていうところもあります。どうして受診率が低いのかなっていうところでは、子宮がん検診に関しては、対象者がこの受診率でいくと20歳から40歳までの方を対象とした受診率になるんですが、そういう方って職場の方にお勤めになっていて、職場の検診で受けてる方もいらっしゃるかと思うんですよね。うちの数としては、町の検診と個別の医療機関でやって、うちが助成してる検診を受けた方の数で出しているので、どうしても自分で個人的に病院で定期的に見ていて、がん検診も受けてる方とか職場で受けてる方というのの数がどうしても反映されないので、その辺が受診率がなかなか低くというか、なってるせいもあるし、婦人科となると若い方たちはまだそういう病気のこともあまり、健康であるっていうところもあるので、関心が薄いというところもあるのとあまり受けたいような検診ではないというか、そういうところもあるのかなと思います。あと乳がん検診に関しても、うちの町も個別の医療機関で受けられることもあるんですが、がん検診自体が年に1回の集団検診しか今のところはやっていないというか、そういうところもあるので、トータルとして受ける人数が少ないということもあるかと思います。

再質問 10番 泉愉美

分かりました。がん検診を受けない理由の多いものに一般的には受ける時間がないとか、健康に自信があるから受ける必要がないとか、あとは検診を受けることによってがんが発覚するのが怖いから受けたくないとか、そういう理由が全ての臓器においては多いんですけれども、乳がんとか子宮がんに関しては先ほどおっしゃったように検査に痛みを伴うとか、あとは見られたくない部位のため、恥ずかしいから受けたくないとか、そういうのも女性としてはあるかなというふうに私は思いました。乳がんとか子宮がんというのは若い世代の方にも多いがんですし、町では病院での個別検診もしてくれている。なので自分の都合のいい時に受けることができるにもかかわらず、なかなか受診率が伸びないということですから、これは受診勧奨の方法も見直す必要があるんじゃないかなというふうに思いまして、がんの恐ろしさを強烈に示すとか、何かそういう受けなければならないなっていう風に感じるような受診率向上に向けた取り組みについては、どのようにお考えでしょうか。

答弁 福祉保健課長補佐 関口好子

受診勧奨につきましては、子宮がん検診については20歳から40歳までの5歳刻みで5年おきに無料クーポン券を発行しております。そういう受診勧奨が多いのとあと広報等で子宮がん検診のお知らせをするというところです。乳がん検診に関しては、これが40歳から今回70歳まで延長して、それも5歳刻みで5年おきにクーポンが届くということで受診勧奨をしているというのが現状です。あとは健康月間とか、そういうところでがんに関する展示を行ったりとか、そういうことで周知はしています。

再質問 10番 泉愉美

それから、女性特有の病気としまして、関節のこわばりですね、主に手とか指の関係が多いのかもしれないんですけど、関節のこわばりとか痛み、あと腫れとか変形なんかも割と近しい人でもそういう症状で悩んでいる方が多いなという風に思ってて、これも女性ホルモンの減少が関係しているのに、どこの病院に行くかというと整形外科に行ってしまうんですね。整形外科では加齢によるもので治療法はないですよと言われて諦めて痛みに耐えるというケースが多いようです。骨とか関節は女性ホルモンが十分にある状態で健康を保てているので、例えば、サプリメントとかそういうものを摂取することでも予防することもできるのに、情報がないばかりにつらい痛みに耐えてるという方が結構多いように見受けられます。このような女性特有の病気とか更年期の症状も含めてなんですけど、女性の健康手帳のようなものが作れないかなというふうに思ってて、イメージとしては、母子手帳みたいな感じのもので、自分の健康記録のページもあって、自分でも見て管理しやすいし、あとは情報提供のページもあって、年齢別に気をつけたい病気とか、予防法とか、あとは町の検診についての情報とか、近くの医療機関とか、町の相談窓口なんかの情報を載せて作ったらどうかなというふうに思いました。多分、ベース作るには多少の手間はかかると思うんですけども、予算もそんなにかからないで作れるんじゃないかなというふうに思いますが、その考えはいかがでしょうか。

答弁 福祉保健課長補佐 関口好子

泉議員がおっしゃるとおり、いろんな情報提供というか、女性の健康に関する情報提供だったり、検診の受診勧奨になったりとか、どんな検査があるのかとか、いろんな意味で有効かと思いますので、今後どういうものがあるかとか、いろんな情報を探しまして、今後、課の中で検討させていただきたいと思います。

再質問 10番 泉愉美

ほかにも、町のホームページに女性の健康のページを特設するとかして情報提供をするなどの女性の健康を守る方法というのは、そんなに難しくないことでもできるかなと思いますので、女性の健康にちょっと目を向けていってほしいなというふうに思います。最後に、町長に伺いたいんですけれども、今回の質問は、女性特有の課題とはいいながらも、理想を言えば男性の方々にも関心を持ってもらいたいですし、お互いに助け合える社会の実現に向けて、訓子府でも女性の健康課題について、積極的に考える環境ができればうれしいなというふうに思うんですけれども、町として今後どのようにこの課題と向き合っていくのかを伺いたいと思います。

答弁 町長 伊田彰

ただいま、るる、さまざまな部分で勉強させていただきました。議員言われるとおり、ジェンダーフリーというかですね、男女共同、もう既に男性社会ではなくなったというのが実態としてありまして、女性の力を借りて地域をどういうふうに作っていくんだというのが、本町においても同様のことでございます。そういった意味からいきますと、こういった質問、議員も言われてましたけど、今まではなかったということで、そういう意味からいくと本町においても、さまざまな課題、今、聞かしていただきまして、加えて、検討事項もございますので、そういった意味では、女性の健康も守り、当然、男性の健康も守り、全ての町民が健康でぴんぴんころりではないですけども、老後を迎えていき、活躍をできるような社会を目指していきたいというふうに思っております。加えて、ちょっと2点ほど職員の部分でちょっと答弁漏れというか、ありましたので、ストレスチェックちょっと入りまして、これは義務化なんですけども、この部分では心身のチェックを行っているということとアンケート、健康アンケートというか、アンケートの部分でいきますと、ちょっと歴代、労働組合の方で1人1要求という形で、おのおの全ての組合員が要求をして、それを理事者側にぶつけてくるような制度もありますので、そこで職場環境とか健康の関係も含めて出てくることもありますので、アンケートをやってませんけども、そういう声を聞く場としては設けているということでご理解いただきたいと思います。

再質問 10番 泉愉美

これで私の一般質問を終わります。

出典:訓子府町議会 令和5年第2回定例会 2023年6月21日 議事録 PDF(38ページ) 間違いを知らせる