みんなの議会

訓子府町議会 令和2年第4回定例会 2020年12月9日

まちづくり参加条例について

2020年12月9日、訓子府町議会の一般質問で、仁木義人議員が「まちづくり参加条例について」質問し、町長 菊池一春、企画財政課長 篠田康行が答弁しました。

質問者
仁木義人 議員
答弁者
町長 菊池一春、企画財政課長 篠田康行

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 9番 仁木義人

まちづくり町民参加条例について。町民主体のまちづくりの実現に向けて、まちづくりへの町民参加を推進することを目的に「まちづくり町民参加条例」が昨年3月に制定され1年9か月がたちました。そこで、次の点についてお伺いします。一つ、町の仕事の企画立案から決定に至るまでの過程において、町民が参加できる機会を設けることができる「町民参加手続き」ですが、条例制定から現在までの実施状況は。また、その内容は。二つ、まちづくり意見募集(パブリックコメント)の件数や内容、また、意見に対する対応は。三つ、条例規則第2条にある「町民参加手続の方法」の中の「アンケート調査」がありますが、コロナ禍の生活の現状も含め、これからのまちづくりに対する町民アンケート実施の考えは。以上です。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

ただいま「まちづくり参加条例について」3点のお尋ねがございました。まず1点目の「町の仕事の企画立案から決定に至るまでの過程において、町民が参加できる機会を設けることができる『町民参加手続』ですが、条例制定から現在までの実施状況」についてのお尋ねがございました。平成31年3月に施行されました訓子府町まちづくり参加条例は、町民主体のまちづくりの実現に向けて、まちづくりへの町民参加を推進することを目的に制定されました。町民参加の手続きにつきましては、町の基本構想および基本計画等の策定、または変更、廃止。町政に関する基本方針を定め、または町民に義務を課し、もしくは権利を制限する内容の条例の制定または改廃。町民の公共の用に供される施設の設置に係る計画の策定または変更。その他町民の関心が高いこと、町民生活に大きな影響があること等を対象にしております。また、参加手続きの方法としては、訓子府町まちづくり参加条例施行規則の定めにより行いますが、その方法は、審議会等、まちづくり意見募集、まちづくりトーク、アンケート調査、その他ワークショップ、意見交換会、説明会などのいずれかまたは複数の方法を選択し実施することになっております。実施状況ですが、特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の別表にある34の審議会等で申しますと、令和元年度64回、令和2年度11月末日現在46回の開催となっております。まちづくり意見募集は5件。まちづくりトークでは、令和元年に1回。アンケート調査につきましては、「在宅介護実態調査」「介護予防・日常圏域ニーズ調査」「社会教育中期計画に関するアンケート調査」「まち・ひと・しごと創生に関するアンケート調査」などを含む7件となっております。2点目に「まちづくり意見募集(パブリックコメント)の件数や内容、また、意見に対する対応」についてのお尋ねがございました。まちづくり意見募集、パブリックコメントの令和2年11月末日までの件数ですが「第2期訓子府町まち・ひと・しごと創生総合戦略の策定について」「訓子府町教育大綱の策定について」「北見地区消防組合訓子府支署等移転建設について」「訓子府町強靭化計画の策定について」そして、現在募集中の「第8期訓子府町高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画事業の策定について」の5件となっております。その内容ですが、5件中3件は意見がなく、1件は12月15日まで募集中となっております。意見のありました「北見地区消防組合訓子府支署等移転建設について」は、訓練場所の確保および具体的な設備に対する要望に関するものや、避難所の確保や銀河農園の確保に対するものなど5件の意見が提出されました。また、意見に対する対応につきましては、寄せられました意見に対しまして、町の考え方をそれぞれ回答し、その内容を公開しております。3点目に「条例規則第2条にある『町民参加手続きの方法』の中の『アンケート調査』がありますが、コロナ禍の生活の現状も含め、これからのまちづくりに対する町民アンケートの実施の考え」についてお尋ねがございました。訓子府町まちづくり町民参加条例の規定で申しますと、その他町民の関心が高いこと、町民生活に大きな影響があること等を対象とする場合に該当することができるかと思いますが、現状においては、当面は相談業務や申請時など日常業務から得られる町民の生活に関する情報などを庁内担当者間で共有を図るほか、各関係団体や民生委員など各方面からも意見や情報を得ながら現状を把握し、コロナ禍のまちづくりにあたってまいりたいと思います。以上、お尋ねのありました3点についてお答えいたしましたので、ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。

再質問 9番 仁木義人

ご答弁いただきましたので、いくつか再質問をしたいと思います。まず、町民参加手続きについてですが、答弁の中ですべて合わせると令和元年度で64回、令和2年度11月末で46回、今このコロナ禍の現状として考えても自分としましては、思ったより多く開催されているのかなというふうには感じました。まず条例が制定され、さまざまなかたちで参加手続きが行われていますが、条例を制定され、現在までにおいて、何もこう大きな問題なく順調に行われておりますか。また率直に今の現状として参加条例ができてからどう町としては感じられているでしょうか。お願いします。

答弁 企画財政課長 篠田康行

現状の問題点等につきまして、まずお答えいたしますけれども、総じて今のところ問題点はないんですけれども、はじまってから1年数か月たって、職員の中でもですね、浸透しはじめていると思うんですけれども、一層ですね、この条例について、職員はじめ、情報公開も含めてですね、町民からの意見も含めて推進してまいりたいと思っております。それとどう感じているかということなんですけれども、これまでですね、こういった参加手続きが条例化して明文化されていなかったことで、それぞれ今まで各担当のレベル、意識のレベルで行ってきたことがですね、条例化されたことでより一層明確に推進し、またしなければならないということになりましたので、そういったことではですね、一歩前進したのかなと感じております。以上です。

再質問 9番 仁木義人

大きな問題点がなくきているという部分と、今お話にあったように、職員の中でも意識的にも大きく変わってきて進んでいるんじゃないかというお話を聞いて安心はしました。続きまして、まちづくり意見募集ですね、パブリックコメントについてなんですけども、答弁の中でこちらも令和2年11月までに5件行われたとのことですけども、5件中3件は意見がなく、1件は募集中、現在募集中で、もう1件の消防署の移転、建設については5件の意見が提出されたとありました。私として、数字を聞いた時に、ちょっと少なくて寂しいのかなと単純にちょっと感じましたけども、ここの件数については、町としては、どのように思われていますか。

答弁 企画財政課長 篠田康行

パブコメの意見の件数がちょっと少ないのではないかといったご印象を持たれていると思うんですけれども、他の町の状況なんかもお伺いしますと、あまり、うちと同じような状況で、あまり意見というのはないといったところが現状です。その中で5件中1件、しかも消防庁舎に対しての5件、その中にもさらに細かくいろんなご意見がいただけましたので、そういった意味ではですね、パブコメをやった意義もあるのかなというふうに感じております。

再質問 9番 仁木義人

他の町でも同じぐらいという件数なので、ちょっと少ないかなと感じた部分もあるんですけども、できればもうちょっと、公表としてはもちろんいろんな広報等で町民に知らせてるので、意見がないということは大きな問題はないといいますか、大きな反対もないという部分なのかなともちょっと感じるところと、やはり消防の移転について5件あったというのは、やはり大きなものの建設という部分なので関心が高かったから意見としても出しやすかったのかなというふうにも感じております。これからもですね、このまちづくり意見募集、パブリックコメントについてはですね、実施されると思いますけども、さらに町民の声がたくさん寄せられるような仕組みですとか広報ですとかを続けていただきたいと思いますのでよろしくお願いします。続きまして、アンケート調査についてなんですけども、まず、今回この質問をしようと思ったきっかけなんですけども、普段、町民の方との話の中ではもちろんなんですけども、今まで議会で町内会や実践会、また商工会やJAの役員の方々、青年団体などの意見交換会、また町民の方との議会報告会での懇談などでさまざまな意見交換を行ってきました。多くの幅広いいろいろな意見をお聞きする機会があったのですが、このような町民の声はまちづくりにおいて、もっとも重要であるのではと言っても過言ではないと思い、普段の生活での不安や心配事、またまちづくりのアイデア、これからの訓子府のまちづくりのために、町民の声を直接、幅広く聞くことができるアンケート調査を行って、現状の町民の思いを把握することが重要ではないのかと考えたことが今回の質問の考えたきっかけでした。さらに、今現在のですね、新型コロナウイルスの世界的な流行で日本中、世界中の生活様式が変わってしまい、訓子府町においても経済の影響や町民の方が毎日不安や心配を抱えながら生活を送っている現状かと思います。午前中の工藤議員の質問に対しての答弁の中でも生活、今のこのコロナ禍の生活の現状の把握はなかなか難しいという意見があり、早急に把握したいという答弁もありました。このような現状も含めて、町民の方々の声を聞いて、これからのまちづくりに生かしていく必要があると思いますが、このアンケート調査について、あらためてどう思われますか。

答弁 企画財政課長 篠田康行

町民の生活実態につきましてはですね、午前中の答弁からも何回かさせていただいておりますけれども、まずは職員の窓口での住民からの生の声ですとか関係団体の方々からのご意見や情報収集、そういったことをまず念頭に置きながら、その中でもどうしても声なき声もあることも重々承知しておりますので、ケースによりましては、午前中の答弁のとおり調査、アンケート調査、有効なものにつきましては実施をしていきたいと考えております。

再質問 9番 仁木義人

今までもアンケート調査行われているのが7件、今までアンケートを条例制定からのアンケートとして7件行っているんですけども、今回このアンケートを行うについても、まちづくり町民参加条例の規定で申しますと、その他町民の関心が高いこと、町民生活に大きな影響があることを対象とする場合に該当することができると思いますという答弁の方にありましたけども、確かに条例として、アンケートを行うについては、町民の生活が大きな影響があることなど、対象があったりしないとなかなかアンケートという部分が行えないというふうには感じるんですけども、もしアンケートをとられるのであれば、私は最後にコロナウイルスとしての生活としてのアンケートで困ったことですとか不安な面という部分も申し上げたんですけども、前段申し上げたとおりですね、それと一緒に今までの訓子府に住まわれている方の生活について、例えば買い物の不便ですとか、高齢者だけじゃなくですね、何に対して訓子府に対する不便な面があるのか、またそのアイデアですとか、率直にいろんな幅広い意見を聞くような町民アンケートというような実施というのができないのかなというふうにちょっと考えたとこなんです。高齢者の方も含めて、子育て世代もそうなんですけども、そういういろいろな部分の意見を聞いて、これからのまちづくりに生かしていけないのかなと単純なアンケート、町民の皆さんに聞けるようなアンケートというのは、することは可能でしょうか。

答弁 企画財政課長 篠田康行

コロナに関らず広く町民の実態の把握のアンケートの実施についてのご質問だったかと思いますけれども、アンケート調査につきましては、その有効性もかなりあるんですけれども、聞き方ですね、幅広く聞くとですね、なかなか回答される方も答えづらいこともありますし、ある程度こちらの方で問題を明確にして仮説を立てた上できちんとした設定をしないとですね、なかなか有効な回答が逆に得られないということもございますので、まずはですね、どういった回答をいただいて、こちらが政策、施策につなげていくのかということをですね、一定程度明確にした上でアンケートの実施をした方が有効な場合もあるかと思いますので、そういったこともですね、総合的に考えて実施をする場合はやっていきたいと思っております。

再質問 9番 仁木義人

ただいま、アンケートの内容についてなんですけども、私としても確かに具体的に質問に対して絞って、もちろん聞かないとなかなかこう答える時にすごいページ数になったりすると、なかなか回答するのは難しいとは思いますけども、最初に申し上げたとおりですね、いろんな意見で、たぶん皆さんも行政の方たちもいろんな関係団体の人とお話していると思うんですけど、結構そういう役員の方ですとか、声を届けてくれる方というのはどうしても一部の方に結構集中するようなことがあると思いますので、何もそういうなかなか声が届けれないような方たちの意見ですとか、あと子育てしてて忙しい方、また町外に働いているような一般のサラリーマンの方とか、そういう方たちもいろんないいアイデアですとか、町に対するどういう思いというのが結構あると思いますので、そういう思いももしできましたら、アンケートというかたちで幅広くできたら行っていただきたいなという思いを込めての質問でした。ぜひですね、前向きにアンケートについてもですね、前向きに考えていただきたいと思います。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

アンケートはいろんな形でとっております。一番確実なのは10年に一度でございますけれども、総合計画を立てる時には全町民を対象としたアンケートをとっているというのが本当のところです。それから法令的に例えばやらなきゃならない。例えば今回も質問出てましたように、介護保険計画といったことについては、これはもう決められておることですからやります。それから地方創生の施策に対するアンケートとかですね、全体と部門別ということでやっております。それから各課で例えば住宅計画、道路整備計画、そういったことでの個別のアンケートをとったりしているということもありますので、これは随時状況によってアンケートの必要性をとっていかなきゃいけないというふうに思っています。それから一番私の印象深いのは、平成18年だったと思いますけども、合併の是非を巡って地方自治法に基づく50分の1の住民の署名が集まりました。それは議会で否決した訳ですよ。ところがやっぱり時の行政はやっぱり広く町民の意見を聞かなきゃいけないということで全町民を対象にアンケートを行いました。これは厳格な開票を立会人もおいてやったアンケートがあります。そのことによって、町民が行政や議会が望んでいる合併とは別にですね、やっぱり合併は今、自立の道を探るべきだという回答がでましたし、それから行政運営に対するいろんなご意見もいただきました。ある意味ではそういう点では極めて状況によっては有効な手法だというふうに私自身は思っていますけども、ものすごい時間かかる。それからクロス集計とかいろいろやっていくとかありますから、その点でいくと、あるい意味では部門別の状況の政策別のやっぱりアンケートもやっぱり有効だなと思っていますので、これは力入れていかなきゃならないと。ただ、今、コロナ禍の中でやれるかどうかと言ったら緊急性の問題とか考えていくと、先ほども答弁させていただいたように、本当に低所得者、困窮世帯と思われる方々にぐっと絞り込む、あるいは片親世帯とかですね、そうした絞り込んだ中でのアンケートというのは、私は今、有効ではないのかなというふうに考えています。まちづくり基本条例もそうですけども、今、寿都町の核廃棄物の問題になっています。町長は自身を持って、俺の肌感覚だというふうに言っています。あれが本当にいいかどうかというのは、僕は違うんじゃないかと。だからこのまちづくり基本条例や、あるいはまたアンケート、パブリックコメント、こういったことをできる限り町民参画の状況を作っていくというのが行政の努めだろうと思っていますので、ご理解いただきたいと思います。

再質問 9番 仁木義人

今、町長からのご答弁の中でもアンケートについてお答えいただきましたけども、今回、このコロナ禍になって1年たちますけども、我々議員の皆さんが一般質問の中でもどうしてもコロナについてという部分が大きくなるほど、やはり町民の皆さんもコロナについては、たくさん本当に不安な面とか心配な面というのが本当にたくさんあって、なかなかそういう声というのは言えない方もいらっしゃいますし、小さい部分でいろいろこう伝えづらい部分もあると思いますので、ぜひ、もしターゲット絞るんであれば、コロナについてでも、もちろん町民の方にですね、聞いていただいて、今この現状、何が不安なのかと。何が心配なのかという部分の何かこう情報の把握ですとか、それを生かすようなものにつなげていただければなと思いますので、よろしくお願いします。ぜひ、これからもまちづくり町民参加条例にのっとって、積極的に町民の方々に幅広い意見を収集して、これからのまちづくりに生かしていただきたいと望みます。以上です。

出典:訓子府町議会 令和2年第4回定例会 2020年12月9日 議事録 PDF(33ページ) 間違いを知らせる