訓子府町議会 令和元年第3回定例会 2019年9月11日
訓子府高校の振興と存続について
2019年9月11日、訓子府町議会の一般質問で、谷口武彦議員が「訓子府高校の振興と存続について」質問し、教育長 林秀貴、管理課長 森谷勇、町長 菊池一春が答弁しました。
- 質問者
- 谷口武彦 議員
- 答弁者
- 教育長 林秀貴、管理課長 森谷勇、町長 菊池一春
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 4番 谷口武彦
次の質問に入らせていただきたいと思います。訓子府高校の振興と存続についてということでお伺いいたします。町長の町政執行方針では「子育てするなら訓子府」「教育の町、訓子府」と、教育長の教育行政執行方針では「子どもたちの未来輝く教育のまちづくり」とあげられています。今後もさまざまな子育てや教育のことを聞いていきたいと思っていますが、今回は本町のまちづくりに欠かせない訓子府高等学校の振興と存続について伺います。一つ目、今年度さまざまな要因も考えられるとは思いますが、入学者数が12名と大変衝撃的な数字でありました。それに伴い、現在訓子府町で行っている訓子府高校入学や通学する際の八つの支援策がありますが、それ以外の新たな支援策の考え方は。二つ目といたしまして、公立高校配置計画では、今後の条件の悪化によっては存続が危ぶまれることもあると思いますが、存続に向けて道教委や訓子府中学校との連携などは行っているのか。ということを伺います。
答弁 教育長 林秀貴(教育長は2024年3月まで)
ただいま「訓子府高校の振興と存続について」2点のお尋ねがございましたので、お答えをさせていただきます。訓子府高校の歴史は、昭和23年に現北見北斗高校の分校として創立し、昭和27年には訓子府高校として独立、その後、昭和51年からは道立に移管され、昨年、創立70周年を迎えた伝統と歴史ある高校であります。この間、3,600人を超える卒業生が巣立ち、社会を担う有望な人材を地元はもとより道内外に輩出するとともに、本町のまちづくりや文化活動に大きく貢献するなど、地域にはなくてはならない教育機関であります。1点目の「現在訓子府町で行なっている訓子府高校入学や通学する際の八つの支援策がありますが、それ以外の新たな支援策の考えは」とのお尋ねがございました。令和元年度の入学者は12人に留まり、大変残念な結果となりました。この結果については、少子化に伴うオホーツク中学区の中卒者の大幅な減少、私学であります藤高校の男女共学化が大きく影響しているものと考えております。訓子府高校への支援策については、平成11年に「訓子府高等学校振興会議」を設立し、全町が一丸となって地元高校を応援していく体制づくりを図ってまいりました。これまで、高校の振興対策といたしまして「入学準備金」、「通学費助成」、「新入学生に対する教科書代全額補助」、「修学旅行費助成」、「各種検定料全額補助」、「各種資格取得受講料助成」、「外部講師による放課後学習支援」、「希望者への給食の提供」と、八つの支援を行ってきているところです。この支援策が、地域の保護者や生徒に浸透してきたことにより、これまで30人前後の入学者を確保してまいりましたが、近年は、中学区での公立高校の定員割れなどによる高校の間口の広がりや、生徒の高校を選択するニーズの多様化などにより、この八つの支援の魅力が薄れてきていると考えているところです。このような状況にあることから、この八つの支援以外の新たな支援策については、「訓子府高等学校振興会議」や訓子府高校と訓子府中学校の保護者・学校関係者、教育委員会で組織します「訓子府高等学校連携支援会議」などで出された意見や要望を基に「経済面での支援」、「学習面での支援」、「学校環境面での支援」、「地域との連携面での支援」など、訓子府高校の魅力づくりに向けた支援策などについて、訓子府高校をはじめ関係機関と検討を進めているところです。次に、2点目の「存続に向けて道教委や訓子府中学校との連携などを行っているのか」とのお尋ねがございました。令和元年度のオホーツク中学区での公立高等学校配置計画では、既に令和3年度に北見緑陵高校の1間口減が決定済みでありますが、令和4年度においては、中卒者が前年度と比較し若干増加することから、中学区での公立高校の配置見直しは行なわれないことが決定されました。しかし、令和5年度から令和8年度までの4年間の見通しでは、中卒者の数は大きく変化しないものの、令和元年度の中学区内の公立高校12校において、8間口分の304人の欠員が生じていることなどの実態を踏まえ、この4年間で0から1学級相当の調整、欠員が40人以上生じている学校の定員調整などが必要と見られ、北見市内校や郡部校での再編整備の検討がなされる見通しにあります。存続に向けて道教委や訓子府中学校との連携などにつきましては、まず、道教委に関しては、町長や教育長が出札した際の訪問や「公立高等学校配置計画地域別検討会議」の前段に行われます懇談の場などにおきまして、機会あるごとに訓子府高校の役割が近隣地域で十分認識されていることや、地域と連携した教育活動の取り組みなどの、特色ある学校づくりについて意見交換を行っているところです。また、訓子府中学校との連携では「訓子府高等学校連携支援会議」を毎年開催し、訓子府高校の特色ある教育活動や高校に対する保護者ニーズなどについての意見交換を行い、訓子府高校の支援対策に結び付けているほか、小学校やこども園などの教育機関と連携し、互いの教育活動に生かしているところであります。訓子府高校の置かれている環境は、少子化による中学校卒業者数の大幅減少など、今後とも厳しい状況が続くと認識しておりますが、町内唯一の高等学校であり関係機関との連携をさらに図りながら、存続に向けて努めてまいります。以上、お尋ねのありました2点についてお答えいたしましたので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
質問 4番 谷口武彦
今、ご回答いただきまして、訓子府高校へのですね、教育振興会議等々で多くの支援をいただき、ありがたく思っている限りです。皆さんの手元にも、この学校案内を置かせていただきました。八つの支援、先ほど教育長からご説明されました八つの支援、本当にたくさんの支援をいただきまして、訓子府高校が存続に向けて頑張っているということでございますが、高校ともちょっとお話をする機会も何度かありまして、今後学校としてはですね、生徒への支援として入口の支援というのもありがたいですが、出口の支援も考えていただければなということのお話もありました。卒業後ですね、公務員や大学、看護学校へ進学する際にですね、放課後講習を行う際の外部講師、それからですね、講習に例えば出た場合に路線バスが間に合わない場合などのバス等交通機関の支援など、今後、小さな学校でも、例えば北大に目指せるような学校になりたい。そのようなですね、スキルアップを図っていくような生徒のための支援を求めているようですが、それらについてのお考えをお伺いいたします。
答弁 教育長 林秀貴(教育長は2024年3月まで)
先ほどお話したように、振興会議なり連携支援会議の中でも、入口という部分の経済的な支援というだけじゃなく、出口の保障っていう部分、例えば希望する大学や進学先に経済的な面で困難な方含めて、国でも今、給付金制度だとか、授業料の免除制度なども含めてやっておりますけど、それらと合わせた中のことと、例えば入学するにあたりとか、就職するにあたり、例えばいろんな経費もかかりますので、俗に言う準備金等の支援などのお話も出ているようなところでございます。それで高校側とも十分今協議しているところでございますけど、特に今言っている子どもたちが高校に入って、やはり進学なり就職する保障をどうしていくかというところが、それが訓子府高校の魅力化につながるんではないかというお話もしておりますので、そこに対する、実際、現在も公務員になられる方も、役場職員だとか、進学する方、訓子府高校の進路先をみると約3割の方が進学というか専門学校も含めて、して、約7割の方が就職に就かれているということで、そのような状況を踏まえながら就職のサポートだったり、進学するサポートの、高校側ではなかなかこう賄いきれない部分もあるので、そういうサポート体制の支援体制についても今、要望来ているとこなんで、それがどういうふうに実現させていくかも含めて、今、内部検討しているところですので、それらもご理解いただきたいと思います。
質問 4番 谷口武彦
今、高校からの要望に対してもいろいろ検討していただいているということで、大変ありがたいと思います。またですね、今後、基幹産業であります農業の授業も高校は取り組みたいというお話もありまして、スマート農業についてもですね、ホクレンの施設等で授業を行う予定もあるそうです。あとそれに対してですね、移動する交通手段、また、あとですね、学校に敷地内にビニールハウスがあるんですが、そこですね、授業を行っているということで、なかなか先生も変わるものですから、ハウスでの畑の耕し方や野菜の育て方など、アドバイスをいただきたいという声もございまして、それも先ほど言った外部講師という話にもなるかもしれませんが、そういったスマート農業に取り込む、農業授業を取り込むということに関しての町として、教育委員会として、どのような支援を行えるかということをお伺いいたします。
答弁 教育長 林秀貴(教育長は2024年3月まで)
今、訓子府高校の中の農業の取り組みについてのお話だったと思いますけど、今年、学校側からやっぱりさまざまな体験をしたいということと学校関係者というか、同窓会の関係者からホクレン実証牧場の方でスマート農業を先進的に進めているので、その辺で生徒がそのようなことを体験しながら、さまざまな職業なり、例えば農業への関心など深まるような形で進めたいんだというお話を聞いて、それは非常に基幹産業であるうちの農業を知っていただくためには非常に素晴らしいことだなと私自身も思いまして、足の確保の部分もご相談していただいているんですけど、それらも含めて、町としてはやっぱり地域の教育を知っていただくためには、そういうことも協力していこうということで今、進めているところでございます。また従前より高校の敷地内ですね、ビニールハウスがあって、子どもたちがそこでさまざまな作物を植え付けながらやっているとこなんですけど、そこを指導できる方がなかなかいないということのお話を聞いてますし、町では今、コミュニティスクールという制度を進めながら、こども園からできれば高校まで、そういう何かそういう地域、ふるさと教育の中で農業が行えないかということも含めて今構想しているとこなんで、それらを含めて、例えば地域の方が高校に行って、農業の経験されている方がその辺を教えれるような形、また現在、スクールサポーター制度っていうのもございますので、それらの要望があれば、その辺のところを受けながら、そういう人たちを派遣するような形で取り進めたいと思っているようなところでございます。
質問 4番 谷口武彦
農業の方は支援していただいているということですので、また今後もお願いしたいなと思います。あとですね、今年度、野球部が復活する。またですね、美術部の生徒が佳作をとり、全道大会へ絵を出すことは叶いませんが、大会に行って勉強をすることができる。またですね、吹奏楽が10月には全道大会に出場する。昨年度は部としてはなかったんですが、生徒個人がですね、ボクシングで全道大会に出場するなど、少人数ながら部活動が盛んに、そしてですね、成果を上げているのが現状です。また、ボランティア部に至りましては、町内のイベントやさまざまな他の学校、小中学校に行ったりとか、いろいろボランティア部としてのいろいろな活動をされているというのが現状であります。こういったですね、部活動に対する支援が本当に10月に吹奏楽部が全道大会に行くんですが、楽器を運搬する等でやっぱり作業が大変だということで、保護者の皆さんは10数万円の負担が生じるということもあるそうです。また別の高校の話になりますが、例えば全国大会だとか、世界大会がある競技があるかどうかとは別として、世界大会に出場する選手もいる高校もあるらしいのですが、そういうのが決まると自治体で全て支援してあげるという高校もあるそうです。そういう町もあるということです。そういった中、町立高校ではないので、なかなか全てが支援してあげる、道立高校という立場の中で全てを支援してあげるということが難しいとは思いますが、あらたな生徒のための支援として、今後ですね、部活動の取り組み、そういうことに対しての支援はどのように考えているのかをお伺いいたします。
答弁 管理課長 森谷勇(管理課長は2020年3月まで)
ただいま、訓子府高校の部活動、それとか生徒の活動に対する支援の考え方ということでありますけども、まず吹奏楽部は今回の全道大会に推薦で出場するという話の方は受けておりまして、学校側と協議している中では現行の予算の中で何とかなるということの話を受けているところなので、今後将来に向けて子どもたちが活躍の場をどう支えていくかというところを先ほど議員がおっしゃりましたとおり野球部の活動だったりボランティア部での町内の活動だったり、生徒会活動だったりという部分をどう町の支援として支えていくかということを今後学校側と協議させていただきながら、一番最初に申し上げた訓子府高校の生徒が輝けるための支援をしていきたいというふうに考えておりますので、ご理解のほどをよろしくお願いいたします。
質問 4番 谷口武彦
今の部活動も本当に生徒会もそうですけども、いろんなところで訓子府高校の生徒、活躍していってると思いますので、その授業だけではなく、そういう部活動、放課後のことかもしれませんが、そういうところも支えていっていただければなと思います。またですね、教育長と訓子府高校の校長先生ですね、北見市の中学校をPRも兼ねて回って来たという話も聞いております。存続に向けて多くの生徒に入学していただくというのが大前提ではございますけども、訓子府中学校の生徒や北見市の中学校の生徒がですね、訓子府高校に対する思いというか、野球部ができたということで、いろいろ話も訓子府高校に野球部ができたんだという話も出ていたという話も聞いていますが、教育長が感じられた部分があればお伺いしたいと思います。
答弁 教育長 林秀貴(教育長は2024年3月まで)
数年前から私と訓子府高校の管理職と北見市内の中学校と置戸中学校と数年前は陸別からも入学者がいたので陸別にも出向いてそれぞれの学校の学校長なり進学担当の先生と意見交換と訓子府高校のPRも兼ねて3日間ほどをかけて話しているところなんで、そこの中で特にそれぞれの学校からの意見の中では、先ほど質問もあったように町が行っている八つの支援というのは十分保護者なり生徒さんにも知れ渡っていて、大変さっきこのパンフレットの中にも出てたように、この経済的支援が一つ訓子府高校の入学するきっかけになったというとこもあって、その辺のとこでは非常に感謝しているのと、特に給食の提供が保護者の負担軽減については大変ありがたいという声もあったようなところでございます。またさまざまなお子さんというか生徒が訓子府高校には入学してきますので、例えば中学校時代なかなか自分が出せないような子どもも、そういう少人数でも訓子府高校に行って活発な活動をされているということで、そういった評価も、それと学校の先生たちの一人一人のきめ細やかな教育も含めた、そういう学習指導についても高い評価を受けていたようなところでございます。それと部活動のこともお話出てたんで、特に、今年、去年ですね、今年からですか、野球部が復活して、非常に各中学校の中でも、やっぱりそういう野球部が復活したということでは非常にこの進路先の一つとして、やっぱこう高校という選ぶ際ではやっぱりそういった面では野球部ができたことの評価が高かったということで、ちょっといろんな意見の中でお話をさせていただいている中ではやはり今、中学校を卒業して進学する際のやっぱ進路先として選ぶ優先順位というのかちょっとわかんないですけど、一番はやっぱ学力の問題、次に今は部活動、そしてもちろん経済的な問題とか、そういう中でやっぱり進路先が選ばれているような状況の中で言えば、訓子府高校のそういう部活動の活躍がやっぱりこう1人でも多い入学者の確保にもつながっていけるのかというふうに思っているようなところでございます。
質問 4番 谷口武彦
本当にですね、中学校の皆さんは訓子府高校にちょっと関心があるということで、来年度ちょっと楽しみなところもあるのかなというところがありますが、来年度ですね、公立高校の配置計画では、斜里高校が1クラス復活するという話も今回9月の配置計画では出ておりました。道教委の方もですね、春と秋の配置計画ではですね、さまざまな方向性を模索しているのかなというのも現状でありまして、先ほどもご回答にありましたが、訓子府高校に対しての道教委に対しての何か要望を上げていることがあれば教えていただければと思います。
答弁 教育長 林秀貴(教育長は2024年3月まで)
道立高校ですので、設置者は北海道になるということなんですけど、そのような中で町内唯一の訓子府高等学校という中で、今、谷口議員おっしゃったように、中学区というのが1市5町ですね、があって、ここ5年間で約250名ほど生徒数が減っているというとこと、そこと高校配置計画の中の間口の問題をどうやっていくかっていうのあるんですけど、先ほど最初に答弁したように、今現在、今言った1市5町の中で12校あるんですけど、高校が、普通科高校と公立高等学校が、その中で11校が、何て言うんですが、欠員が生じているということで、1校だけが欠員に達しているというところで、そこの欠員数を足すと304人ということで、約1クラス40人と考えたら8間口分が今も中学区の中ではちょっと生徒の中卒者と比べたら、そういう状況なことと、あと前段申し上げたように、藤高校っていうのが私学の中であるんですけど、そこが定員が140名で、そこの辺の男女共学化の中で定員を上回る入学者が多かったということが今回の中学区全体での欠員の状況ではないかというふうに思われるようなところでございます。そのような中で前段検討会議でも懇談する場が道の担当者とありますので、先ほど来言ったように訓子府高校のここの中学区、特に北見市と置戸町なりの含めた1市2町での訓子府高校での役割というのかな、普通科高校でのだとか、地域での取り組み、先ほど言った農業のこともそうなんですけど、地域での活動のことだったりとかということも含めてお話をさせていただいていることと、あと配置計画の中で私自身が言っているんですけど、やっぱこう機械的に入学者だけのことだけで配置計画を決めることではなく、今までの歴史的背景や道立高校なんで、そこだけではなく、やっぱり一緒にこの訓子府高校のこれからのあり方も含めてですね、考えていってほしいというふうにお話もさせていただいているところでございます。これからもその辺も含めて道教委と協調しながら振興を図っていきたいと思っております。
質問 4番 谷口武彦
これから道教委に対して強く言っていただければなと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。またですね、高校の先生や生徒と話す機会も多いものですから、町行政に興味を持っていただきたいという考えもありまして、学校側も授業の一環として地域との関わりをもっと持っていきたいという考えもあり、例えば高校生議会のようなものも開催してみたいということも学校としての声もあるようなのです。我々議会もこれから検討していかなければならないと思いますが、行政として、そういったものがもしやりたいという時に受け入れるお考えがあるかどうかをお伺いいたします。
答弁 教育長 林秀貴(教育長は2024年3月まで)
いつの議会かはちょっと記憶にないんですけど、確か工藤議員の方から子ども議会の関係でご質問があった時にもお答えしているように、やっぱこういういろんなとこの中で子どもたちがやっぱそういう議会制度なり、そういうことを含めた中での教育をするということは必要だというふうに思っていますし、逆に言えば行政側からしたら、その子どもの視点に立ったまちづくりや、そういうとこの意見を受けながら、まちづくりに役立ててという、そういう二面性が私はあるんじゃないかなと思っていますので、それらのことを含めて、高校生の選挙権の問題もありますし、その辺が関心を深めながらやるということと行政側でその辺の受け入れということは今後検討してまいりたいと思っております。
質問 4番 谷口武彦
今ですね、訓子府高校の話として、お話をしていましたが、今、今後ですね、訓子府高校の生徒だけでなくてですね、訓子府町に在住して北見市、他の学校に通っている生徒、全ての生徒に対しての支援として、例えば奨学金でありますが、現在は自営を含む地元産業に就職した場合は50%の償還金でいいという金額の制度ですけども、例えば訓子府町に帰ってきて働いた場合は100%にするだとか、また高等学校等就学支援金制度という制度がありまして、所得制限ありますが、授業料の無償化になっているのが現状ですけども、経済的な理由により就学困難な生徒や障がいを持つ生徒などの保護者に対して負担軽減のため、小中学校にですけども、就学援助をしていると思います。そちらの方を訓子府、地元の高校生、北見に通う生徒も含めまして、訓子府町に住んでいる高校生にそこまでを延ばす考えはないのかどうかをお伺いしたいと思います。
答弁 教育長 林秀貴(教育長は2024年3月まで)
奨学金と就学援助という二つの面でのお話だと思いますけど、確かに前段言った町が無利子で貸している奨学金制度の中で地元に例えば就職したりした場合はその分の2分の1、50%で償還いいっていうのは今制度の中であれしているところでございます。それでそれが訓子府高校の生徒さんに限らず町内の子どもたちに対してその辺を行っているんですけど、町長の4期目の中で触れられている特に低所得者の方のそういう制度も今後検討していくことにしているところで、その辺とこの頃合いがどうするかということもあると思いますけど、それと先ほど前段、私が言ったように、国の制度の中で来年度から給付型の奨学金というんですかね、と授業料免除のことも出されたことなんで、そこは優先しながらそれ以外の方たちをどうしていくかということは今後の検討課題だっていうふうに思っているところです。また、就学援助でお話をさせていただくと、小学校、中学校でいえば、準要保護制度というのございまして、うちの基準で言えば生活保護費の1.4倍というとこで、年収で言えば大体4人家族で380万程度の世帯の方が受けるということで、約、大体15%ぐらいの方が、その支援を受けているようなのがうちの状況なんですけど、確かに高校に、それは中学校までの制度なんで、高校以降の制度というとこではないんですけど、これはまたちょっと別な制度があって、道かな、道か国の制度の中で、就学援助的な部分で所得に応じて援助しているという制度もありますので、各高校の中でもそれは案内しながら生徒さんたちの支援に努めているところで、ただ、そうは言っても、そういう制限がありますので、それらのことを含めた中で、これから子どもの貧困対策も含めた中で町全体でそれを総合的にどうしていくかというのはこれからの課題かなと私自身は思っているようなところでございます。
質問 4番 谷口武彦
今ですね、町長の4期目の政策ということで、お話はありましたが、最後に町長、高等学校の今後の取り組みについて、何かございましたら、よろしくお願いいたします。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
一つはですね、一自治体、一道立、あるいは町立でもいいんですけども、高等学校を残してほしいって、残すべきだという主張はもうずっと私は一貫して述べてきておりますし、その点でいくと、もし、子どもの数が減ったとしても、それは教職員を減らさないで豊かな学校教育実践ができるようにしてほしいということを北海道教育委員会には再三にわたって申し上げておりました。これは今も変わらずですね、これからも強く求めていきたいというふうに思っています。それから、学校の例えば入口の部分で子どもに対する支援はどうなのかという意見がありました。これはですね、教育委員会と学校がですね、高等学校がきちんと話し合いをして、もっとも必要なことであれば、私は支援を惜しまないというふうに考えておりますし、奨学金のことについても、私はやっぱり経済的な理由で高等学校に行けないということはもう時代的にはもう避けなきゃいけないと。それは一定の条件どう付けるかって、例えば成績のうんぬんとか、経済的にうんぬんというのあるんですけども、少なくてもやっぱりそういう子どもの貧困も含めてですね、抱えている子どもたちが安心して大学に行けれるような、そういうものっていうのはですね、やっぱりちゃんと制度として作っていかなきゃならないというふうに考えています。議員がおっしゃるように、一つは特徴をどう持たせるかということもあります。例えば、鳥取の海士町のようにですね、塾的なことをですね、例えば東京大学や6大学の大学生を住まわせてですね、そこで塾を開催して入学者を増やしていくとか、いろんなやり方が全国的には今出てきておりますけども、ここまでできるかどうかは別としても、やっぱり何とかしてですね、訓子府高校の存続を進めてまいりたいというふうに思っております。私は最近、教育長さんにお願いをしているんですけども、先生方が努力して、あるいは教育委員会の職員が努力して各学校を訪問して、そして訓子府高校の良さをですね、アピールするということはものすごく大事だと。そしてその成果が着実に今表れてきていると。だけど基本はそこに通っている子どもたちがやっぱり訓子府高校いいぞということをですね、どうやって現役の例えば訓子府中学校の子どもたちにきちんと訴える場を設けるべきだと。そして訓子府高校来いというようなことがですね、やっぱりベースにしていかなきゃならないんじゃないかなっていうふうに思っています。地域に訓子府高校が北斗高校の分校として始まったこの歴史を決して消してはならないと。私は例えば、これはいつでも中学区の説明会の時でも意見を言っちゃう町長ですから、で、例えば藤高校、定員を超えて何十人もオーバーして募集する。こんなことがあっていいかということも含めてですね、私はそれぞれの学校や地域がね、地域エゴや学校エゴのような形で子どもたちの選択肢を取り合うだなんていう議論はもうやめるべきではないのか。現在の今、網走教育局長にもはっきり言わせていただいていますので、これはさらにやっぱりみんなでこの町のこの地域の高等学校の努力をどうするのかと。状況をどうやって作っていくかってことが問われている。もっと雑な言い方をすると、いろんな全国の数多多い高等学校をなくしてはならない運動の中では同窓会とか卒業生の力っていうのはものすごい。残念ながら訓子府高校はまだまだ駄目です。こういう意味では現役の親もそうですけども、訓子府高校の卒業生たちが本気になってやっぱりこの学校を残すという声、世論をですね、運動として作っていくということも今問われているんではないかなというふうに思えてなりません。私も頑張りますんで、よろしくお願いします。
質問 4番 谷口武彦
今後ですね、さまざまな訓子府高校に対しての支援、また訓子府中学校の生徒がですね、高校等に進学する支援をぜひお願いしたいということとともに、地元の高校存続に向けて学校と一緒になってひと肌脱いでいただければなと思いますんで、どうぞよろしくお願いいたします。これで私の質問を終わります。