みんなの議会

訓子府町議会 平成27年第3回定例会 2015年9月9日

お年寄りが安心と生きがいを感じる行政について

2015年9月9日、訓子府町議会の一般質問で、山田日出夫議員が「お年寄りが安心と生きがいを感じる行政について」質問し、町長 菊池一春、総務課長 森谷清和、社会教育課長 山本正徳が答弁しました。

質問者
山田日出夫 議員
答弁者
町長 菊池一春、総務課長 森谷清和、社会教育課長 山本正徳

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 4番 山田日出夫

4番、山田です。通告のとおり、お年寄りが安心と生きがいを感じる行政について、4点にしぼって伺います。「まち・ひと・しごと創生人口ビジョン中間報告」国立社会保障・人口問題研究所の人口推計において2040年の我が町の人口が3,105人、65歳以上が全体の47%強と示されました。2015年以降もグラフは急な右肩下がりでぐんぐん人口は減り続け、そして、やがて二人に一人がお年寄りになるということも率直に衝撃的であり、驚異的なものでありました。訓子府町という自治体が老い、衰え、委縮していく将来像に正直言って暗たんたる思いがいたします。今でも多くのお年寄りは心身の健康状態をはじめ、おかれている生活の実態は不安定であります。養護施設や療養型入院が必要な方や、重度の在宅介護等が必要な方のように、専門的サポートを受けるお年寄りのほかに、比較的お元気な方や、多少の体の不自由や物忘れなどを心配しながらも、ご自身で生活できる方、家にややこもりがちな方は町内に普通に大勢いらっしゃいます。近年我が町では、お年寄りの行政では特別養護老人ホームの改修や介護保険、各種事業などの施設整備、介護保険や後期高齢者医療などの制度福祉、そして、各種予防保健の事業など、多様な展開がなされております。そんな中にあっても大方のお年寄りは、現在も今後も心配や不安と向き合いながら、日々を送っていますし、特に、お年寄りだけの世帯は家族制度の変化や、地域のコミュニティーが退潮するなど、社会の変化の中で孤立感を一層深めていると思います。このような圧倒的な普通のお年寄りの生活不安はもう個人問題だと脇に置いておけない状況となっており、お年寄りの日常生活をいかに少しでも安らかにするか、今や町行政の喫緊の大課題だと考えております。現状でも行っているでしょうが、行政にあっては、関係部局の横の連携をさらに強めるべきだと考えております。この大きな課題に立ち向かうには、一人町行政だけではなく、町議会はもちろんですが、町民全体で検討し、前進することがもっとも重要だと考えております。最初に、町民の皆さんに向けて出すさまざまな行政情報についてですが、紙媒体の情報は、毎年、膨大な量の情報が町民に向けて出されていると思います。しかも内容は致し方ないと思いますけれども、いわゆるお堅い内容がほとんどでございますので、お年寄りやご家族の悩みの一つにもなっているかもしれません。お年寄り向けの現在の行政情報の伝達の仕方は、紙媒体だけでなく、窓口や電話の対応などもありますが、この現状認識と課題について、1点目お伺いいたします。2点目です。物忘れや先々と心配しがちで、いろいろな不安に囲まれて生活しなければならないお年寄りがいつでも目をとおすことができ、ある程度の安心をあらかじめ届けることができる座右の銘ならぬ、座右の生活事典のような、総合情報の必要性を私は感じております。お年寄り皆さんと関わりの深い行政情報をはじめ、福祉、保健情報、医療、介護情報、生活経済情報、文化趣味生きがい情報などを網羅した日常生活の手助けとなる親切で思いやりあふれる冊子、仮称ですけれども「お年寄り生活事典」のような、冊子の必要性と作成について伺います。3点目です。町内会地区を含めた全町のお年寄りが気軽に誰もが集える、仮称「ご長寿サロン」づくりについてです。お年寄りの主な活動には、老人クラブがありますが、会員でない方や家にこもりがちな方も多く、気楽に自由に交流したい方もいると思います。また、老朽化著しい長寿会館の建て替えの課題もあります。しかし、近年の大型公共施設の建設で借入金や将来にわたる維持費、修理費を心配する皆さんの声を多く聞くようになりました。私は町内のお年寄りがどなたでも気軽に集い、喫茶やおしゃべり、ゲーム等に興じながら心身の健康と生きがいを見つけられる空間、ご長寿サロンの開設が求められていると思います。以前に他の議員が同様の質問をされたと思いますが、私は、経費、場所、利便性に着目しました。建設費や購入費がまったくいらず、既存施設の有効利用ができ、立地条件や多様な利便性にも優れ、短期間で開設できる、そんな条件がそろった公民館和室をご長寿サロンとして有効活用することについて伺います。4点目です。行政とお年寄りの距離をいかに縮め、生活の不安を少しでも和らげられるかという点についての質問です。行政から定期的、または必要に応じ臨時的にお年寄りの家を訪問する機会を増やし、言葉を交わし、可能な範囲の支援をする、お年寄りが心から見守られ安心だという実感ができる、これも仮称なんですが「お年寄りの御用聞きたい(隊)」、そんなイメージの積極的な取り組みも必要な段階にもうきていると思っています。地域担当職員制度の進化も含めた対応について伺います。以上、4点について回答をお願いいたします。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

ただいま「お年寄りが安心と生きがいを感じる行政について」のお尋ねがありましたので、お答えをさせていただきます。今回のご質問は、高齢者が増加する状況の中で、行政として総合的な施策の展開が必要ではないのかという問いかけであると認識しておりますが、今回は共通した具体的な提案を3点ほどいただいておりますので、包括的にお答えをさせていただきます。本町の高齢者の状況は、昨年度末の数値で人口5,282人に対して、65歳以上の高齢者の方が1,852人、高齢化率35.1%、3人に1人以上が高齢者であるという状況となっております。また、世帯の状況を見ますと、全世帯数2,082世帯に対して、単身高齢者世帯数が355世帯で17.1%、高齢者夫婦のみの世帯数が317世帯で15.2%となっており、合わせて32.3%、3世帯に1世帯が高齢者のみの世帯となっております。なお、高齢者と同居されている世帯は578世帯で27.8%であります。今後、全体の人口が減少する中で高齢化率は上昇を続け、20年後の平成47年には、高齢化率が45%を超える推計となっております。高齢者がその生活全般において、快適に暮らせる環境実現のためには、高齢者の居住の問題、医療福祉の問題、社会参加の問題、これらと関わる施設立地や移動の問題等、総合的な施策展開が必要となります。このため、今後はこれまで以上に、生活環境部門、住民のくらし部門、健康福祉部門等が横断的にハード・ソフト両面での各種施策の連携と整合が重要であると考えております。ご質問の「行政情報の伝達の現状と課題」についてですが、町からの情報伝達手段としては、ダイレクトメール、広報誌、パンフレット、回覧板、ポスター、チラシなどの紙媒体と、電話や窓口などでの直接コミュニケーションによるものが主となっておりますが、高齢者の視点でのダイレクトメールや広報誌における課題としては、文字情報が多く「高齢者にとって必要な情報が的確につかみきれない」ことが考えられます。対策としましては、見やすいレイアウトづくりや文字を大きくする、伝えたい内容を強調するなどに努めているところでございます。また、一方で家庭や地域において、周りの方が高齢者に必要な情報を直接伝達できるように、地域内コミュニケーションによる伝達環境の醸成も重要ではないかと感じているところでございます。電話や窓口対応については、基本的なことですが、接遇についての職員研修を継続しながら、相手の状態に合わせて適切に応対できるよう努めているところです。次に「お年寄り生活事典」につきましては、今後の高齢者の対策にあたっての施策づくりの中で、貴重なご提言として検討させていただきたいと考えております。「ご長寿サロン」につきましては、西山議員のご質問にお答えしたとおり、今後の必要性については十分認識しておりますが、町公民館を会場としたときに、運営母体をどこに置くのか、高齢者の足の確保はどうするのかといった課題整理が考えられますので、多面的な検討が必要と思われます。また、「お年寄りの御用聞き隊」につきましては、現在取り組んでいる地域担当職員制度の実績を見ますと各担当地域においては、年2回程度の職員による訪問活動により、高齢者世帯から伺った要望などが町の各担当部署に届けられている実績もあり、一定の成果が出ているものと考えております。さらに、高齢者の声を行政につなげる作用として、各町内会・実践会における地域内コミュニティーや民生委員児童委員活動・各種在宅サービス事業、社会福祉協議会によるボランティア事業などの重層的な関わりのご協力もいただきながら、高齢者の見守り体制の充実と合わせて今後も取り組んでまいりたいと考えております。いずれにいたしましても「高齢者や障がい者の方が住みやすい町は、町民みんなが住みやすい町」を基本として、縦割り行政に陥ることなく、今後のまちづくりに向けて職員が一丸となり、さらに地域とも連携を取りながら町政を進めてまいりたいと考えております。以上、お尋ねのありました4点についてお答えをいたしましたので、ご理解賜りますようお願いを申し上げます。

質問 4番 山田日出夫

冒頭、関心したんですけれども、答弁が実に簡潔で非常にわかりやすかったと思います。それでは、再質問させていただきます。情報の伝達につきましては、非常に工夫されている部分も、答弁にもありましたし、私も各種チラシ等を見て、字を大きくしたり、ふりがなをふったりと、感じているところではあります。ただ回答にもあったように、量が多かったり、今後の課題もあるようですけども、一番大事なことは、職員の皆さんの中で、私は超超高齢化時代と思っているんですけども、この時代を迎えているし、迎えつつあるのに向かって共通認識でお年寄りに向かい合うことが大事だと。その一番最初の切り出しが情報の提供であり、お年寄りの情報の受け取りなわけです。それで、私がいたときには、あまりなかったんですけど、マニュアルのようなものはまだないのかなと思いますけども、共通認識を醸成するためのマニュアル、それと一部触れられておりました研修の進め方、一歩踏み込んだ超超高齢化社会に向けての職員の心の持ちようについてお伺いをいたします。

答弁 総務課長 森谷清和(総務課長は2019年3月まで)

ただいま、情報伝達の関係で再質問がございましたけども、行政文書等の、あるいは広報誌等のそういったお年寄りに向き合ったかたちでのマニュアルというのは、特に今のところ作ってございません。また、文書作成にあたりましてはですね、職員研修の関係では、昨年、公文書作成にかかる、これはお年寄り向きということでの研修ではございませんけども、一般的な公文書作成ということなんですけども、研修の機会、講師を招いて庁内での研修を実施しております。

質問 4番 山田日出夫

私も職員時代、長い職員時代、自分も気づかなくてできなかったことももちろんありますし、今、改めて、こういう立場に立って客観的に町の行く末をながめさせてもらったときに、新たに感じることもあるということでございます。それで今、課長からもご回答ありましたように、これからもぜひお年寄りに寄り添った情報提供のあり方、対応、来客の対応に引き続きご努力されますように期待をして次に移りたいと思います。勝手に名前をつけているんですけども、お年寄り生活事典、これは私のアイデアというよりは、あるお年寄りから、こういうことができないのかなということがありました。認識も当初は不足しておりましたけども、各事業だとか、いろんなことをやるにあたって当然担当部局から、それぞれ単発のいろんな情報が出されております。毎年同じような事業をしていても、その都度、親切に丁寧に出されていることと思います。ただ、私の質問はお年寄りを対象にしていますから、お年寄りの場合はどうしても視力や聴力や理解力が、私も始まっていますけども、やや衰えがちな方が多いかと思います。そして、単発の情報ですから、そういった情報も含めて、さらに、私の活動に、私的なという意味ですけど、私的な活動の範囲にわたる文化だとか、趣味だとか、あるいは人によっては関係ないことかもしれませんけども、医療だとか、そういったいろんなちょっと夢大きいんですけども、そういうお年寄りに関わる情報を網羅した冊子を考えておりました。拝聴しますというような、実に簡潔な答弁でございますけども、私が考えているのは、内容はこれ職員の皆さんで部局横断的に検討してもらって、間違っても業者に委託して丸投げするようなことは考えていないんですけども、皆さんで知恵を出し合ってまとめていただく。短期間でできるとは思っていません。非常に時間がかかると思いますし、忙しい中大変だと思います。そんな中でもこれに取り組む値があると私が思っていることをちょっと述べたいと思います。それはお年寄りの情報に限らずですね、お年寄りを抱えているご家族、また、お年寄りと別居されているご家族、お年寄りに関わる町民の方、または町外の方、たくさんいらっしゃると思いますけども、その人たちにとっても自分の大事なご家族であるおじいちゃん、おばあちゃんに関する情報の固まりですので、決してお年寄りだけのものではないという広い意味で値があるんじゃないかなと考えております。そういった点で、こういったものについて、もう少し踏み込んだご回答を町長からお聞きしたいと思います。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

今回の私の答弁が非常に簡潔でわかりやすい答弁だというお褒めのお言葉をいただきました。逆にさすが長年行政の経験があっていろいろな立場をわかっておられる山田議員の質問だなと思って読ませて、あるいは聞かせていただいたところでございますので、1、2こんなことができればということを含めてちょっとお話をさせていただきたいと思います。先ほど言いましたように、情報の伝達であります。あまた多い紙の情報をどうやってこれ集約化していけばいいのか。職員の中では、先ほど言われたように、大きくしたり見やすいようにしていくという努力はしているんですけども、あちこちのセクションの方から、それぞれ出てきますので、これらの集約的なことも含めて必要なのではないのかというご意見ですので、これは一つの課題として検討していかなければならないだろうなというふうに思います。というのは、例えば西興部村のように全家庭にテレビ回線を引いて、そして、例えば直接村民の方と保健師がやり取りできるような状況というのは、いろんな経費の問題等もありますけど、こんなことをやったり、先般ちょっと岩手県の被災地に出向いた際に、福島の浪江町の農家の方とちょっと懇談する機会がありまして、今、浪江町は、それぞれ秋田やいろんなところに全村避難をしていて、タブレットを全部に配付しているんだということでした。高齢者家庭も含めて同じようにやっていると。これの4倍か5倍ぐらいの大きさということになりますから、これは使用方法も含めて、もう何度も何度も講習会をやって、そしてご高齢の方たちが押すと情報が入るということもやっているということだったものですから、これからの、今、超高齢社会の中でこういった情報伝達のことは具体的にやはり検討していかなきゃならない時期に来ているのかなというふうに思っていますので、これは改めてまたちょっとお時間をいただきたいというふうに思うのが1点であります。それから、お年寄りの生活事典のことも、これも答弁で検討させていただくという話をさせてもらいましたけど、まったく一目瞭然でわかるものがないだろうか。例えばこれらは、北見市何かも確か実施しているように記憶してますけども、身近なことで言えば、例えば、町のごみの分類のあれもちょっとなかなか難しい問題があるんですけど、わかりやすく少し漫画化して出したりしながらやっていくというようなことを全体的に取り込めるようなものをしていかなきゃならないだろうかと、していく必要があるんだろうけれども、ただ制度的なものがどんどん変わっていきますから、この辺の課題等も含めていくともうちょっと具体的にしていかなきゃならないんじゃないかなというふうに思いますけども、先ほどの問題も含めて、超高齢社会に向かって我々の町がいずれ40数%の高齢化率になっていくという状況の中で一つの行政に課せられた私は課題だというふうに考えておりますので、この点については、もうしばらくちょっと時間をいただきたいと思います。

質問 4番 山田日出夫

町長のことですから先を読んで、私はあえて紙媒体の考えをちょっと出してみましたけども、その先を読んでいるということで、非常に関心もしましたし、ぜひ前向きにご検討をいただきたいと思います。私がこのソフト事業というか、このことを言っているのは、圧倒的に多いお年寄りに対して、紙媒体の場合ですけども、経費的にはわずかなといいますか、ささやかな予算で、1冊3千円か4千円かわかりませんけど、先ほども言ったように職員の皆さんが知恵を出し合って、デジタルの情報を作って印刷製本屋に持ち込むというイメージですので、おそらく単価的には、それほどかからないと思います。3千円か4千円かちょっとわかりません。掛けるお年寄りの世帯というと200万円か前後で済んで、そして効果は心にしみ込むものですからね、お年寄りにしてもご家族にしても読んで、すぐとは言いませんけども、じわじわと心にしみていき、お年寄りのことが町中に伝わっていくというそういう長い目での効果も含めて、私は考えておりました。夢といって一笑に付されるかなと思って、びくびくしながら質問したら、その先をいく答えも返ってきたような気もします。ぜひ、時間はかかると思いますけども、鋭意ご検討をお願いしたいと思います。次に、仮称の連続で申し訳ないんですけども、二つ目の仮称はご長寿サロンでございます。先日、公民館にちょっとおじゃまして、うっかり私もやきがまわったなと思ったんですけども、月曜日におじゃましちゃいまして、休館日ですよね、思わず苦笑いしましたけども、そこに幸か不幸か、私は幸運でしたけれども、いらっしゃった社会教育課長は不幸だったと思いますけども、私につかまっちゃいまして、公民館の和室の使用状況をちょっと教えてもらいました。総じて言えば、午前中はがら空き、そして何曜日だったかな、若がえり学級は毎月第2、第4の使用で埋まっていますね、そして、一つサークルの活動が木曜日の午後にジャズダンスか何か入っていたと思います。これはずっと入っています。総じて言えば、午前中は空いていて、午後は水、金、土、日は空いていることがほとんどだと。これは私があえて言わなくても皆さん何となく気づいている。あんな立派な公共施設をやはり有効に活用したいなということが一つ、それと役場と福祉センターとつながっていますし、ちょっと歩けば病院がある。ちょっと歩けば新しい商業施設もある。人の流れは役場に向かっていると思います。そういういろんな条件で、ここに私は勝る場所はないのではないかなと一つ思っています。それと経費がかからない。市内にですね、空き店舗を借りて改造してという考え方もあるかもしれません。それはそれで利便性もあるかと思いますけども、購入費とか改造費もかかる。それと長寿会館の建設の課題もある。そういう中で総合的に公民館はいいなと。回答いただいた後も考え方は変わりません。公民館を使用することについては問題ないですよね。お聞きします。

答弁 社会教育課長 山本正徳(社会教育課長は2016年3月まで)

今、公民館をご長寿サロンで利用ということでお話がありました。公民館の使用につきましては、一般のサークルだとか、うんぬんだとかというのは、一般貸し館としての利用に関しての部分については、利用は可能なんですけれども、まず、ご長寿サロンの考え方についてもサロンという、喫茶とかゲームができるような場所というようなかたちで考える上では、社会教育単独というよりも福祉、健康部門や社会福祉協議会、自治会、ボランティア団体やNPOなどの連携だとか協力、協働というのが必要なことではないのかとは考えております。社会教育として関わるとしたら、次のようなことが考えられるんですけども、場所の提供だとか、また、運営に関する学習の機会の提供だとか、そういうようなことが社会教育としては関わっていける分野かなとは考えております。以上です。

質問 4番 山田日出夫

そういうのは物理的に借りれますね。私が今、調べてきたことは教えてもらったことであり、間違いないですねという確認だったんですけども、先に進んでご回答ありましたけども、私は町民の立場に立ったら、先ほど言った経費的なこととか利便性のことに加えて、町民の目線から見たら、社会教育だとか、福祉だとかという縦割りのことは町民はあまり意識しないと思います。だからこの質問で1本筋を通したつもりなんだけれども、通っているかどうかわかりませんけども、部局の連携ということが超超高齢化社会には必要だと思ってまして、ざっくり言えば、サロンの開設に向けては福祉が中心になってお世話いただいて、もし和室で開設ができるということになれば、ほんの少しのお手伝いを社会教育でやっていだだくと。何といってもですね、確か昔は畳敷きだったけど今は何ていうんですか、カーペット敷きですし、広いし、座卓はあるし、座布団はあるし、放送設備はあるし、トイレは前にあるし、ちょっとその気になったら、空いていれば調理室もあるという、その建物自体としての機能性も抜群なわけです。だから、担当は別としましてですね、曜日も毎日するということにもいかないかもしれません。午前中は空いているということですから、お年寄りはもう薄暗くなったらもう足元不安ですから、そんなに遅く開設なんてということにもなりませんでしょうし、今日質問して今日すぐですね、はいわかりましたなんてことには、私は思っていませんけども、一つの考え方として何て言うんでしょうね、前向きにというか可能に向けてぎりぎりの検討をお願いをしたいなと思っております。その連携という点ではいかがでしょうか。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

各課間の連携については問題ありませんので、特に今、保健師活動、福祉保健課の健康増進とそれから社会教育課の学習活動を一緒にできるものを一緒にやっていこうという実践的なことも今年度から始まっておりますので、そんなことを考えていくと、もっとそれを広く広げていくということは議員のおっしゃるとおり、そのとおりだなというふうに思っていますので、一層さらにそれらのことが拡大できるように努力していきたいというのが1点です。それから、公民館をお茶の間サロンというか、ご長寿サロンにできないかということであります。ご存じのとおりあそこは貸し館ということがありますから、さまざまなサークル等の団体の予約等を優先的に入れながら町民の利用に供しているという点がありますので、その点で支障があるかないかという、これは一つは予約制を取りながら貸し館ということですから、検討する余地はあるだろうというふうに思っています。ただもう1点では、公民館は住民のお茶の間ですというキャッチフレーズなんですよ。スペース的にはロビーやそういったところを自由にといいながらも現実的には、あそこがお茶の間に現実的になっているかどうかという点については、そうはなっていない。面積的な問題もありますし、それから、総合福祉センターの健康器具の話も出ていましたけれども、あそこもあえて貸し館にしないで住民の方が気楽に利用できると。使用料とらないで使用料条例をとらないで、あそこの健康機器を自由にどうぞお使いくださいというところが、売り込みの施設ですから、その点で言うと、町民の利用にどこまで供しているのかという点で言うと、まだまだ呼びかけや検討していかなきゃならないことがあるなということが昨日の質問でも答弁させていただいたところです。それらの課題を含めて、公民館の和室を時間をご長寿サロン、名称は別として、開放するということが可能かどうかという検討はさせてもらいたいと思います。ただ、あそこ空いていますよと言ってもおそらく来ないと思うんですけども、やるとすればどういうひねりが必要かと。例えばそこに保健師、あるいは社会教育職員を一定の時間帯常駐させて、来た人が何かを学んだり、あるいはうんぬんということも必要なのかなということがありますけども、可能性としては、まったく否定する中身ではありませんので、お金のかかることでもありませんので、改めて教育委員会と相談をして、どういう方向が実現できるのかと。こんなところを実現するとすれば、西山議員からも再三出ている市街地の中でそういう居場所づくりの問題も含めてできれば発展させていけることができたらいいのかなということを今、思っていますので、それはこれから教育委員会とも相談させていただきながら、まず第一歩として、これは前向きに検討をさせていただきたいと思います。

質問 4番 山田日出夫

さすがだなと思って聞かせてもらっているんですけども、次に質問しようかなということを先に答弁されたみたいな感もありますけども、回答では、運営母体とか、足をどうするかという回答もありました。それで公民館というのは、もちろん存じ上げていますけども、サークルとか特定の団体の予約に応じて、事前に予約をしてお貸しをして有効に使ってもらうということであります。だから運営母体という点で、例えばですね、お年寄りの自主的な運営母体があって、そこにお貸しするというのが本当は普通のパターンでしょうけども、お年寄りにそれを求めるのはちょっと酷だと思います。これはもう町長もそこまでは酷だろうとご理解いただけると思いますので、どういう方法があるか今後ご検討いただくということですから、この運営母体については、利用者だとか関係の部局の話し合いの中で、もし実現に向けてですね、向かうんであれば、それはクリアしていけるのではないかなと思います。それと高齢者の足については、これはもう言わずがもなというか、町長が推進しているハイヤーですか、タクシーのワンコインの事業があるわけですから、あれだけでクリアはできませんけども、ご家族がもしこういう施設ができたら、ご家族も安心して私は送り出せると思うんですよね、これは仕事の繁忙期とか、いろいろありますけども、ご家族がご協力していただいて、おじいちゃん、おばあちゃんの笑顔につながればということで送り迎えも一部可能でしょうし、いろんな可能性の中で足の確保はクリアしていけるなと。これは公民館であろうと市街地に集いの場を設けようと、これは同じことではないかと思っております。いずれにしましても、この件についても、鋭意ご検討いただけるということでございますので、お年寄りにはですね、こんなことを言ったら怒られるかな、私ももうあと2年ぐらいで仲間入りさせてもらいますけども、やはり一般的に残された時間はそんな長くはないわけですから、この手のお年寄り向けの施策にあたってはスピード感も必要だと。こんなこと私が指摘するまでもなく、町長は重々ご承知のことだと思いますので、これらも含めて鋭意ご検討いただけるという理解のもと、ぜひよろしくお願いしたいと思いますし、経費、施設の有効利用、機能性、利便性、この辺を改めて強調して、次の質問に移りたいと思います。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

総括的に答弁させてもらいます。本当であれば公民館の関係ですから教育長に答弁ということもあるんでしょうけども、一つは先ほど言いましたように団体の優先的な占有権とまではいきませんけども、これらの調整をどうするかという問題があります。それから、使用料の、原則有料というふうに、深見さんの時代に原則無料から原則有料に切り替えたということがありますから、果たして無料でそこを開放することが、優先的にとることが条例上からいってもどうなのかという問題があります。それから、3点目には、バックアップ体制なり、そういったことをどれだけ実効のあるものにできるかということがありますから、今すぐいつからやるということは言えませんけども、こういった具体的な課題解決をみての議論と検討をさせていただきながら、一定の結論をできるだけ早く出していきたいと思っていますので、よろしくお願いします。

質問 4番 山田日出夫

ありがとうございます。質問へたなんですけど、回答が非常に的を得ているというか、私が聞きたいことを先、先と答えてくれているという感が今日は非常にしました。小気味いい感じもいたします。それでは、最後の、ずいぶん仮称づくりが好きだなということでお笑いになっている方もいらっしゃると思いますけども、これも仮称なんですけども、お年寄りの御用聞き隊、隊はおじさんギャグということでダジャレですね。隊というからには、一つのまとまりをもって一つの目的をもって共通の活動をするということで、海援隊のような隊をひっかけているわけですけども、まず、最初にですね、地域担当職員制度との何ていうか関わりということを私はちょっと意識しておりまして、最初にこれはお聞きしなければならないなと思っていることなんですけども、地域担当職員制度がスタートしたとき正直言って、私のみならず皆さん地域を担当するとは何を担当するんだろうと多くの関心を集めたと思います。しかし、回答にありましたように、意外と蓋を開けてみたら地域担当の範囲が小さいことに気付いたというか、ちょっと肩すかしをくったような印象もございます。そこで町長にお聞きしますけども、今行われている地域担当の活動の範囲が、町長が最初に考えた範囲とイコールなのか、差があるとしたら、その乖離か い りの範囲をお聞かせください。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

かなり時間がかかる提案だと。全国的にこの地域担当職員というのは、私どもの町だけではなくて、全国的にやっておられて、ある意味では形式的なことになっている部分もないとはいえない。その中で私はやはり職員のうちなる理解をどうやって求めていくのかということを私は大事にしてきたつもりですし、半分仕事で半分ある意味では住民の一員としてのお仕事だということで捉えていますから、進捗状況からしてみるとまだまだというのがありますが、少なからず私は何かあったときに相談をする。あるいは担当職員に声をかけていただく。それから、担当職員も最近ではごく普通にやられておりますけども、大雪が降ったときにはスコップを持って出かけていただく。そして訪問して声をかけてうんぬんというところは、まずは第一義的には、これが全体の中でもっともっと浸透していけばいいなと思っていますけども、まずは目標達成というよりは見えてきたなという感じです。

質問 4番 山田日出夫

今のご答弁聞いて安心したというか、ああやっぱりそうなんだなと思っております。確かに行政の方から住民の方に近寄っていくということは、簡単なことでもありませんし、本来の業務をお持ちですから、その合間をみてというか、調整をしながら対応しているわけですから、一朝一夕にぐっと活動範囲が広がるものとは、私も考えておりませんし、町長からまだまだ途上だと。発展途上だということで納得といいますか、安心をしております。私がちょっと、これもざっくりな質問で申し訳ないんですけども、やはりお年寄りにお会いしますとですね、何といいましょうかね、皆さんではないと思いますけども、いろんな状況のお年寄りがいますけども、1、2の例をあげると1日何となくご夫婦で過ごされていたりですね、「足腰が弱ってきて動けないんだわ山田さん」と言う方もいましたし、家からなかなか出られないという状況があると思います。そして、それを補うために町長が考えたハイヤーの事業ですけども、いちいち数字はあげませんけども、この間、総文の所管事務調査でお聞きした数字を見ますと、計算間違っていないと思うんだけれども、1日6件、単純に2千何ぼを日数で割っただけなんですけども、違っていたらご指摘いただきたいと思います。多分往復で3人がという利用ではないかなと思っているんですけども、これは何を物語るかというと、せっかくの事業を用意されても家からなかなか出にくいという状況があるんでないかなと私は思っているんです。そうであるならば、行政の方から一歩、二歩、歩み寄ってですね、お年寄りやお年寄りがいらっしゃるご家庭にもう少し近寄ってはいかがかなと。近寄ってほしいなということなんです簡単に言うと。だから、地域担当職員の皆さんが年に1、2回、特に冬場に入る前、煙突やストーブ周りの点検も兼ねて訪問されて安否確認もされていると。これは素晴らしいことだと思いますけども、この回数なり、内容、質をもう少し、何回も出ています地域連携も含めてトータルでお年寄りのところにおじゃましてお話を聞いて少しでもお心安んじることはできないかなという、まったく単純な発想であります。そうすると意識の御旗に私もしてましたし、一部まだあるかもしれません役所の申請主義というのがありますよね、臨時福祉給付金も窓口に来てくださいと。ご不明な点がありましたらご連絡くださいというようなことありますけども、結果として、最終的には、来れない人のところは訪問して手厚い対応をされていると聞きましたけども、結構なことだと思います。そうであるならば、福祉給付金だけじゃないですよ、ものによって、そうであるならば、チラシにはですね、都合によっておいでいただけない方はこちらから伺うこともできますご相談くださいのような踏み込んだ対応も含めて、お年寄りが本当に心から役場は親切だ、今でも親切ですよ、十分に親切ですけども、もっともっと親切だな、私たちは見守られているんだな、そういう実感がもう少し、さらに持てるようなことも含めて、この地域担当制度の進化も含めて、また、部局の連携も含めて、ぜひ対応を進めていっていただきたいなと思います。これも町長にお伺いします。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

自治体職員は、住民を支え励まし高め合う仕事だと。しかもそれは、全体の奉仕者であるという点については、住民の福祉、あるいは生活を守り、発展させていくことが役場職員の仕事なんだよということの範囲の中で、どこまで今、住民に寄り添い、あるいは御用聞きをするということが果たしてどこまでなのかという点では、非常にまだまだ検討しなきゃならないことがたくさんあるんじゃないかなと思います。少なからず私が現職の時代よりは、今の役場職員は本当によくやってくれていると思います。目線も低くなった。我々が訓子府に来たころは役場職員がこういうかたちで仕事をするだなんてことは考えもつかなかった。しかし、本当によく努力していただいているということもありますし、そして、本来の仕事に支障をきたさない範囲の中でどこまでできるのか。それから、基本的な姿勢として、どう住民の方々と向き合うのかという考え方の中で議員の質問の意味は理解しているつもりでございますので、鋭意私どもも含めて努力をしていかなきゃならない中身だなということで参考意見として聞かせていただきました。

質問 4番 山田日出夫

今、町長が言われたように職員は本当に頑張っていると私も思います。私が役所に入ったころは、おっかない先輩がたくさんいらっしゃって、なかなか空気の流れも、こんなこと言ったら怒られちゃいますけども、あまりよくなかった面もあったけども、今の職員の皆さんはいろんな制度が新しくできている、改変が著しい中で、日々の仕事は大変だと思います。これはもう私が一番、一番というか、二番ぐらいかな、よく理解しているつもりです。ただ、超超高齢化社会は、さらにまた求めてくると思うんですよね、今日、明日ということを言っているんじゃないです。超超高齢化を見据えて、今、町長が言われたことで鋭意ご検討していただければ、今日の段階では私は御の字だと。そういう回答をいただいたので、私は御の字だと思って聞かせていただいております。時間があと5分です。議長に言われる前にちょっと意識をしておかなければと思いますけども、最後になるかと思いますけども、教育委員会では、スクールサポーター事業というのをやっていますね。すごく実績上がっていると思います。始めた本人が手前味噌なことを言うつもりはまったくありませんけども、あれのお年寄りバージョン、あの町の中にはですね、すごい技術や知恵やいろんな力を持っている人がたくさんいると思うんですよね。それを一部学校に今、振り向けていただいていますけども、お年寄りだけが住んでいると家の中の不都合なこともある。改造してお金が出るとか、いろいろ事業もやっていらっしゃいますけども、ちょっとしたことも含めて簡単な、何て言うんですか、大工仕事のようなことも含めてですけども、あとはお年寄りと会話を楽しんだり、交流を得手とする方もいらっしゃると思います。このような潜在的な町民の力をお借りしてスクールサポーターお年寄りバージョンのようなことも含めてですね、今後必要になるのではないかなと。これは質問というより若干感想めいたことも含めてお話しております。それで先ほども質問のときに言いましたけども、ひとり町行政に求めるのではなくて、町議会の我々はもちろんですけども、今言った、例を出しました町民の皆さんのお力を借りたり、また、ボランティア団体だとか、社会福祉協議会のお力と連携したりと。そういうやはり壮大なですね、大きなくくりの中で、やはり超超高齢化に備えていく準備づくりをもう一部町はされていますし、町長は連携のことをすごく意識されておりますので、ご紹介いただいていますので、心強く思っていますけども、町民もご理解いただき巻き込みながら町長が考えている方向と私は矛盾していないと思いますので、そういうまちづくりを目指していけたらなという自分の個人の感想も含めて、町全体でのお年寄りに対する施策のつくり方について、もう時間ありませんから簡単に町長からありましたらお伺いして、質問を終わっていきたいと思います。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

いろんな行政の仕組みとして、制度としてつくっていかなきゃならないものと、職員個々がやらなければならない努力の中でやれる範囲というものと、それから、住民の方々が一人の住民として隣近所に成し得ることをやっていくという、こういう重層的なまちづくりが、やはり根本に大事にしていかなければならないなというふうに思っておりますので、山田議員からの意見も参考にしながら、今後、今、総合計画の策定にも入っておりますので、向こう10年間のまちづくりの計画に可能な限りいろんな考え方を反映できるように努めてまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りたいと思います。

質問 4番 山田日出夫

先ほど感想述べましたけども、今日は非常に質問はへたですけども、町長の思いというか、気持ちがキャッチボールできたような、勝手に私だけかもしれませんけども思いを持っております。一生懸命、町全体で一緒にまちづくりに臨めたらなと思います。ありがとうございました。

出典:訓子府町議会 平成27年第3回定例会 2015年9月9日 議事録 PDF(40ページ) 間違いを知らせる