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訓子府町議会 平成25年第3回定例会 2013年9月17日

特別警報の運用開始を受けての町の対応

2013年9月17日、訓子府町議会の一般質問で、河端芳惠議員が「特別警報の運用開始を受けての町の対応」について質問し、町長 菊池一春、総務課長 森谷清和、管理課長 山内啓伸、副町長 佐藤明美が答弁しました。

質問者
河端芳惠 議員
答弁者
町長 菊池一春、総務課長 森谷清和、管理課長 山内啓伸、副町長 佐藤明美

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 8番 河端芳惠

8番、河端です。今日は台風一過の秋晴れとなりましたが、昨日は、台風18号が日本列島を縦断し、各地に大きな被害をもたらしました。被災された方に心からお見舞い申し上げます。通告書に従いまして、特別警報の運用開始を受け町の対応について、町長に伺います。今年は、異常気象による暴風雪、ゲリラ豪雨、竜巻などの災害が全国各地で多発しており、今まで考えられないような災害がいつどこで何が起こるか判らないような状況が続いています。1、8月30日、気象庁の「特別警報」の運用がはじまり、自治体には、住民への周知が義務付けられました。これを受けて、どのようにして町民に情報伝達をしていきますか。2、最近は、特に局地的、ゲリラ的な災害が多くなっています。気象庁が設置している「アメダス」は、置戸町境野にありますが、本町には設置されていません。より詳しい情報を得るためにも「アメダス」の設置が必要だと思いますが、どのように考えていますか。3、本町でも「一時避難場所」や「避難所」が設定されており、広報にも折り込みされています。まず、町民一人ひとりの日頃の備えが第一ですが、町内会、社会福祉協議会や避難所になる施設などとの連携体制は、どのようになっておりますか。以上、伺います。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

ただいま「特別警報の運用開始を受けての町の対応」について、お尋ねがございましたので、お答えをさせていただきます。1点目の「特別警報運用開始を受けて、どのように町民に情報伝達するか」についてであります。平成23年9月の台風12号は、紀伊半島を中心に豪雨災害をもたらしました。この時の雨の降り方の特徴は、非常に強い雨が長時間にわたり降り続いたものでした。この時、気象庁は、大雨警報、土砂災害警戒情報、洪水警報など、いろいろな情報を発表しました。ところが、雨は降り続け、さらに半日から1日以上同じような状況が続くと予想されましたが、それまで発表した情報以上の明示的な情報がなかったことから、深刻な状態であることが端的に伝わらず、結果的に大規模な斜面の崩壊、大規模洪水などが発生し大きな被害をもたらしました。このような災害の教訓などを背景に気象業務法が改正され、この8月30日から気象庁は特別警報という新たな情報を発表するようになりました。ご承知のとおり特別警報は、気象、地象、津波、高潮及び波浪について、警報レベルをはるかに超えるような、それぞれの地域で数十年に一度しか起きないような重大な災害発生の危険性が著しく高まっているときに強く警告する意味で発表される情報であります。また、今回の法改正で、特別警報の伝達に関して、気象庁から特別警報が発表されたときは、都道府県等に通知され、都道府県は関係市町村に通知、通知を受けた市町村長は公衆等に周知させる措置をとらなければならないことになりました。お尋ねのありました情報伝達についてでありますが、災害対策において重要な対策の1つであり、一番の課題ともいえます。町の地域防災計画では、町内会・実践会などの住民組織の活用、広報車・サイレン、農業情報システムなどを使って情報伝達を行うことになっておりますが、防災対策では、二重、三重に伝達手段を確保する「伝達の多重性」の観点から、テレビ、ラジオ、インターネットなどの災害情報入手を平時から呼びかけるとともに、新たな情報伝達手段の導入も模索しているところでございます。2点目に「地域気象観測システム『アメダス』設置の必要性について」のお尋ねがありました。お尋ねにもありましたが、近年、ゲリラ豪雨など異常気象の発生が増加傾向にあり、正確な気象情報やデータの把握は、重要となってきております。その意味で、局地的な大気現象を監視するアメダスは、身近に設置されることによって、住民の災害や気象情報に対する関心を高め、防災だけではなく、交通安全の確保や農業をはじめとする産業振興上も有効な気象観測システムと言えます。オホーツク管内におけるアメダスの設置状況をみますと29カ所に設置されておりますが、清里町、湧別町の上湧別地区、本町の3つの町には未設置となっており、オホーツク圏活性化期成会でも数年前から要望事項に取り上げていただき中央要請を行うとともに、私自身も気象庁へ働きかけるなど、町内への設置に向けて取り組んでおりますので、ご理解をお願いいたします。3点目に「町内会、社会福祉協議会や避難所となる施設などとの連携体制について」お尋ねがありました。人の生命もしくは身体を災害から保護しなければならないような異常現象が予測される、あるいは発生した場合、避難指示、避難行動にあたっては、町内会・実践会や消防団、避難所においては、社会福祉協議会やボランティア団体などにも協力を求める事態が予想されます。また、避難所に指定している学校や各会館の管理者などの協力も必要になってきます。災害対策にあたりましては、自助、共助、公助の考えのもと、個人自らが備え、行動し、身近な町内会・実践会、消防団、ボランティア団体などが個人を援助し、公共が防災・減災・応急活動に取り組むというのが災害対策の基本であります。公助が活動をはじめても、援助の手が円滑に個人のもとへ届くには、共助との連携が効果の面からも最も重要で欠かすことのできないものと考えております。町内会、社会福祉協議会、避難所となる施設などとの連携体制に関しては、これまでは、防災訓練などを通じて、連携づくりに努めてまいりましたが、さらに地域との関係が深められるような防災訓練の実施や意見交換の場を設けるなど、今後より一層、地域内の連携協力関係構築に向けて取り組んでいくことが必要と考えております。以上、お尋ねのありました3点についてお答えさせていただきましたので、ご理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。

質問 8番 河端芳惠

特別警報が出される前には必ず注意報、警報、そして特別警報と順番が段階を踏むとは思うんで、それなりに天気の状況を見て住民もテレビで情報を得るなり、いろいろなことを考えているとは思います。今、ここでそれを踏まえて、昨日の台風18号で特別警報が出された地域もありました。先ほど町長の行政報告の中で、台風の訓子府の状況について、ちょっとご説明がありましたが、ちょっと訓子府の状況はどうだったのか、もう一度伺います。

答弁 総務課長 森谷清和(総務課長は2019年3月まで)

昨日、17時4分に洪水警報が発表されまして、17時30分ごろから川北2班、川南1班という体制で、6名で町内巡視活動を行いまして、例えば穂波であれば酒谷川が天板まで50センチぐらいまで増水していた。それから、ケトナイ川でもかなり増水していた。それから山林川につきましても護岸ブロックが隠れるほど増水していた。それから訓子府川ですけれども、ここにつきましてもかなり増水していたということで、一度戻って報告等を行っていただいて、その後また8時から巡視に回ったということです。その際、訓子府川がかなりまた水位が上がっていたということ。それから開発建設部のほうから水防についての情報等もありまして、あわせてそういった点も含めまして訓子府川を中心に監視のほうを続けておりました。21時40分頃水位がさらにまた10センチぐらい上がっていたものですから、そこからはずっと監視を続けて、現場で監視を続けまして、22時過ぎぐらいから水位が段々下がってまいりまして、22時15分で水位が15センチほど下がりまして、それでしばらく様子を見て、職員には戻ってくるようにしまして、それで職員のほうは、その後、開発建設部のほうからも水位の情報を得ましたところ、増水している状況ではないということなものですから、職員を解散させたということになっております。特に、あと土地改良区のほうでも巡視しておりまして、一部、用水のほうで越水しているところがあったようですけれども、何せ時間が夜中だったというようなこともありますので、それ以上の状況等については、なかなか把握できなかったんですけれども、パトロール等で川を中心に洪水警報だったということもありますので、川を中心に巡視のほうを進めさせていただきました。以上でございます。

質問 8番 河端芳惠

洪水警報が出た時点で、どのぐらいの降雨量だったのか。今、アメダスの資料をとりましたら、昨日の16時からの1時間7.5ミリ、17時から10.5ミリ、18時から10ミリ、19時から5ミリ、これをあわせても68ミリなのです。それでうちの近くでいつもあふれる危険なところがありますので、雨が降ると必ず通報があったり、見回りに行くんですが、たったこれだけで、先ほど越水、一部畑のほうに出たり、うちの近くで言いますと高校に行く橋が本当に護岸すれすれまで水が上がっていました。そこで特別警報以前の問題として町の今の体制、河川の整備とか、いろいろなことで本当に大丈夫なのかなと今つくづく思いました。内地のほう、また道南のほうなんかで起きたようなああいう大雨に対しては、本当に対処できないのではないかとつくづく今感じたところです。それで、やはり町側も職員が巡回して常に警戒されているのも見ていますし、またこういう災害は、土日とか休みの時が多いということもありますが、そんな中でも巡回されているのも見ています。今、行政報告の中で、訓子府川のところで一部避難勧告じゃないですけど、注意ということですか、そういうことを個別に訪れてあったということを伺いましたが、今、本当にあの時点で言いますと昨日のもうちょっと雨が多かったら東幸町の穂波団地のあの辺なんですけど、本当に水があふれるんじゃないかと本当に心配しました。それで、洪水ハザードマップなんかもできていますけど、今一度このぐらいの降水量になると、ここは危険とか、いろいろなところをチェックされて把握されていると思いますが、それに対してどのような状況でしょうか。

答弁 総務課長 森谷清和(総務課長は2019年3月まで)

昨日、市街地の部分につきましては、消防職員が夜6時過ぎだったと思うんですけれども、巡回して市街地の中は見ております。一時期ご心配されているような、私どもが思っているのと場所が違うかもしれませんけれども、東幸町周辺の水位等も監視させていただいて、今のところ問題ないという報告を受けておりましたので、特に、そこの部分での対策はとっておりませんでしたけれども、訓子府川につきましては、訓子府の町界過ぎて、それから北見側のほうに行きますと支線から合流するところがありまして、豊地のほうですね。かなり水位があの辺で増水するという状況もありまして、訓子府川の河川の観測する地点がちょうど8号線の近くということなものですから、あちらの水位しか観測ができないという状況でございます。昨日で言いますと21時頃、川の水位の高さなんですけれども、東京湾の海面を0mとした時の標高で数字を拾っているのですけれども、水防の待機水位で言いますと92.68mという高さで、氾濫注意というのが93.08m、それから避難判断水位というのが93.40mということで、これが21時の時点で93.40mという水位を測定しましたので、そんなこともありまして監視のほうを強めたということになっております。それから洪水ハザードマップのほうですけれども、町にもありますけれども、洪水ハザードマップですけれども、これにつきましては、開発のほうで指定河川も含めまして、1級河川の大雨によって増水し、氾濫した場合の浸水予測に基づいて訓子府のその場合の町内の浸水の範囲と避難施設、それに訓子府町として、避難施設を図示したものということになっております。この場合の想定の降雨量というものが48時間、2日間で総雨量189.7ミリということで、これについては、50年に1回程度起きる非常に著しく降った場合の降雨量を想定した場合のものということになっております。降雨量の程度によって、このマップのほうはつくったものでございませんので、その辺はご理解をいただきたいと思います。

質問 8番 河端芳惠

3月の暴風雪災害で犠牲者の出た湧別町では、警報の伝達方法として、防災無線、JAのファックス、あと防災メール登録というのが約390人ほどあるみたいなのですが、今、町が警報を受けて住民に周知する方法として、どのような方法を考えていますか。

答弁 総務課長 森谷清和(総務課長は2019年3月まで)

まず、住民の方には、例えばニュースですとか、テレビとか、あるいはラジオ、それから回答の中でも申し上げましたが、インターネットなど、そういったものを感心持って見ていただくということが、まず大事かなというふうに思います。それと回答の中でも申し上げましたが、広報車ですとか、それから、今どういったことまでできるかということで消防のサイレン、それから農業情報システム、それから通信事業者のほうと連携しながらエリアメールというかたちで、よほど大きな危険が伴うような場合ですね。エリアメールというかたちで通信事業者3社、そこに連絡することによって、町内にいる住民以外の方たちも含めて緊急通報が入るというかたちになっています。湧別町はちょっとそこまで調べていないのですけれども、防災行政無線の同報系の防災行政無線があるのかどうかあれですけれども、今後の課題としましては、そういう同報系の防災行政無線なんかも非常にお金のかかる話ですので、すぐにという話にはなりませんけれども、防災以外でも活用できるという部分も模索しながら、今後検討させていただきたいなというふうに思います。

質問 8番 河端芳惠

先日たまたま休みだったんですけど、例えばこれが学校の下校時に重なる、その時は早急に手立てを打ってあれでしょうけど、先日、夜かなり雷があって町内にも何カ所か、うちの近くにも落ちたようです。あれが下校時だったらと思うとちょっとぞっとします。そういう意味で、いろいろな警報を受けた場合、学校現場の判断にもよると思うんですけど、今ここで子どもを帰さないで、雷雲が通り過ぎるのを待ってとか、そういうような判断というのは、学校現場に任されているのでしょうか。それと前に道外のほうで竜巻が起こった時に、先生たちのとっさの判断でカーテンを閉めるとか、窓から避難するとか、いろいろなそういう子どもたちを守るような手段も現場で生かされているみたいですけれども、例えば、訓子府がそういう場合、どういうふうになりますか。

答弁 管理課長 山内啓伸(管理課長は2015年3月まで)

下校時の対応についてなんですけれども、これについては、当然第一に現場で対応することになりますけれども、そこら辺は、学校経営計画の中でも集団下校ですとか、そういったような対応策もありますので、そこら辺は、即座に判断しなきゃならない。さっき言ったような、カーテンを閉めるだとか、そういうのは当然、学校現場の判断になりますけれども、集団で帰すだとか、そういうのは、教育委員会とも連携しながら対応していくというようなかたちで児童生徒の安全を第一に対応していくということでございます。

質問 8番 河端芳惠

あくまでも今、異常気象で今まで考えられないような災害が起きているということで、特別警報ということになったと思うんですが、あくまでも、いかに住民が自分たちの命を守る行動をするか。また、行政がそれを助けるために、どういうふうなことができるかという、警報のみならず、その前のいろいろな段階もあると思いますので、この地方は災害少ないものですから、いつも何かあっても他人事ということで考えがちなんですが、いつ何があってもおかしくないということで、ソフト面、ハード面、整備していかなきゃいけないんじゃないかなと感じております。そのためには、アメダスの件になりますが、たまたま8月の末にJAの役員さんたちとお話をする機会がありました。その時は、干ばつ被害についてということで、いろいろなお話を伺いました。その時も雨が降ったのですけれども、町場は全然降っていないのですけど、高台のほうはすごい雨で大変だったという話。それで、やはりアメダス、データがきちんと取れる、そういうものが必要、訓子府にも細かい情報がほしいということで考えました。JAが独自に、JAきたみらいが独自に設置している装置もあるみたいですが、それもやはり境野のアメダスの状況と6月、7月の雨量を比較しましたら、かなり違っております。やはりこの地域にもあればより一層詳しい情報もとれるし、予報もできるのではないかなということで考えました。町長は、これは気象庁、国にお願いすることなのでということで、いろいろな場面でも働きかけをされているみたいですが、特別警報、これは発令というか、これが出されるということは、より詳しい地域に情報網が必要ということで、これからも働きかけて、ぜひ訓子府にも設置するように頑張っていただきたいと思います。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

答弁でも申し上げましたように、活性化期成会、3市15町村の市町村長と議長等が入って組織化されて、管内的な要請活動を行っている。その中でこのアメダスの設置について、訓子府町と清里町と湧別町が設置されていないということで、その3町の町長が連携して気象庁のほうに出かけて要請を具体的にするということをやっております。私は、今年はちょっと文教厚生のほうだったものですから、別のところへ行きましたが、昨年と一昨年は私が気象庁に乗り込んで、かなり激しく、予報官とそれから予報部長だったかと記憶しているんですけれども議論をしました。気象庁のほうで言うのは、まず1つは、もう必要ないじゃないですかというのがまず第1点です。それは、今、衛星等を見てもアメダスがなくても大丈夫ではないですかと。非常にそれだけ衛星の気象情報というのは的確になってきているんだと。確かにパソコンなんかを見ていますと、ずうっとこう雲の流れだとか、いろいろなことも含めてかなり出ている。ただ、これ以上のことというのは、もうさらに全部をやるということについては、必要ないというふうな認識をしているというのが、これはもう彼らの考え方であります。予算的な問題もあるんだけれどもということで、私自身は、1つは、感情的なことを言うとNHKで訓子府町だけが出ていないというのは、ちょっと腹が立ってくるというのもあります。それから2点目に、今、議員が言われたように境野のアメダスが、すなわち、うちの町と一致するかと言ったら、そうじゃない。集中的豪雨や、あるいは雨や 雹ひょうの通路というのは、かなり変わってきているという点では、やはり境野にあるということよりは、訓子府町にあるということが、私たちは基本的な考え方。それから3つ目については、工事の被害報告、これは国土交通省等に災害復旧の報告をする時には、ほかの衛星では相手にしてもらえません。同じ省庁同士で、それはアメダスが災害復旧の補助等の要請の書類としては、アメダスの条件が付けられているという中で、それがないということについては、非常に困るということで、意見を言わせていただいていますけれども、それからもう1点、私がもっと言っているのは、いくらかかりますかアメダス。何でしたら訓子府で負担しますと大見えを切っている訳じゃないですけど、そういう話をします。これでいくらかかるかということも連絡してほしいと言ったのですが、今年まだ連絡が入っていませんので、いずれにしても地元としては、産業やいろいろなかたちから考えても、このアメダスというのは、やっぱりなくてはならないものだということを主張していますし、これからも主張していく考え方ですので、清里町と湧別町と連携しながら、一層強く気象庁に要請してまいりたいと考えているところでございます。

質問 8番 河端芳惠

町長からアメダスの有効性について伺いましたので、ぜひ頑張って設置をしていただくようにしてほしいと思います。避難場所について、避難場所をいろいろ設定されておりますが、例えば訓子府高校が避難場所になっておりますが、具体的に訓子府高校などとどういうような、ほかのところは全部、町内の施設なんですけど、例えば、道立ですので、どういうようなかたちで避難場所の設定をお願いしていますか。

答弁 総務課長 森谷清和(総務課長は2019年3月まで)

訓子府高校のほうも避難場所の指定にあたりましては、それぞれの施設の管理者のほうと事前に話し合いを持ちながら指定させていただいているということで考えています。

質問 8番 河端芳惠

私も身近なこういう町の広報誌に折り込みになったのを見て、また改めて見直して訓子府高校に伺いました。そうしましたら訓子府高校に発電機、トイレ、シャワー室が避難所として整備されているということでした。これについて、町はどういうふうなとらえ方をされているのでしょうか。

答弁 総務課長 森谷清和(総務課長は2019年3月まで)

訓子府高校にある発電機については、国のほうから確か道を通じて、そういう教育施設向けの安全対策というようなことで送られたというような話をちょっと聞いております。そういった発電機ですとか、そういったものについては、訓子府高校の場合は、発電機があるということですけれども、その他の避難施設向けについては、うちのほうでも水防施設のほうには備蓄していますので、そちらのほうから各必要に応じて避難施設のほうに運ぶことにしております。訓子府高校につきましては、今、発電機があるというようなことなものですから、その辺ちょっと万が一の場合については、そういったものも活用させていただくことも出てくるかというふうに思っております。

質問 8番 河端芳惠

高校につきましては、一部ちょっと問い合わせがあったものですから、高校のほうにも確認しました。そうしましたら、それは学校向けじゃなくて、訓高が避難所として指定されておりますので、それに向けた施設であるというお話を伺いました。ですから、町が何かあった時、ほかの施設は皆、町の施設ですから問題ないと思うんですけど、そういうところとの連携ですか、それがちょっとどうなっているのか。あとは同じ町の施設でも、町が管理しているから問題はないんでしょうけど、やはりここは避難所になっておりますのでということで1年に1回ぐらいは、そういう何かあった時は、こういう対応をお願いしますとか、そういうような連絡調整というのは、できているのでしょうか。

答弁 総務課長 森谷清和(総務課長は2019年3月まで)

ご指摘のとおり、そういった年に1回、例えば、そういう会議を持つだとかということは、今やっておりません。防災会議があるのですが、防災会議につきましては、関係機関で組織しているというようなことで、地域内の、町内の例えば学校ですとか、あるいは地域ですとか、ボランティア団体ですとか、そういったところとの連携した会議ではございませんので、今後そういった地域内での連携を深められるように、例えば、いろいろなご意見を持たれている方もいらっしゃると思いますので、その辺、意見交換ですとか、あるいは万が一の場合の対応等について、話し合えるような、そういうような機会については、前向きに検討させていただきたいというようなことで、今、内部でも検討しているところでございます。

質問 8番 河端芳惠

3月の暴風雪の時にもちょっと一部伺いましたが、やはり災害があった時、担当は町民課、あと河川関係で建設課、そういうのではなくて、今ここで今一度、学校現場はどうなんだ。あとまた福祉に独り暮らしの人たちには、どういうふうに対応したらいいのか、いろいろな現場でそれぞれ自分たちの最悪の事態を想定したいろいろな施策なり、連絡調整なりが必要なのではないかなと思います。特別警報という制度ができたのもやはりそれに向けてどういうふうな体制ができるのかということだと思いますので、やはり行政の役割は、いかにして住民の安心安全を守るかということが第一の使命だと思いますので、これからソフト面、ハード面含めて、いろいろな連絡調整、縦割りではなく、いろいろなことを考えていただきたいと思います。町長いかがですか。

答弁 副町長 佐藤明美(副町長は2019年3月まで)

今の部分でいきますと小さな災害とか何とかという部分では、そういうことは多々あるかもしれませんけども、一般的に昨日のやつが小さいか大きいかは別にしまして、組織体制の中でいけば、1つは、災害対策本部というのがご存じだと思うのですけれども、そういうのが立ち上がるような状態になれば、当然それは縦割り行政じゃなくて、総務課が管轄していくことになりますけれども、そこが建設課も教育委員会も全部その中に入る。組織図の中でいけば、例えば、学校であれば教育委員会が一番詳しいですから、その学校部門については、教育委員会が対策本部の中を担当する。道路の部分は技術屋さんがおりますので建設課がするとか、それぞれの担当部署で詳しいところの部分を振り分けているだけで、単純にその部分の縦割りでやっている訳じゃなくて、全部そこの一括の窓口は総務課の対策本部として立ち上がる。そして、昨日みたいに、例えば北見市が昨日、対策本部を途中で立ち上げたんですけれども、うちのほうは、そこまで至らないということ。監視は続けていましたので、対策本部は立ち上げておりませんでしたけれども、とりあえず一義的には、何て言うか、巡回する班というのを組んで、対策本部と同じような中で、川南班とか、川北班とかって組んでおりますので、そこを招集かけてやっている。また、現場の詳しい、そこにたまたま建設課の職員とか、他の現場の詳しい職員がそこに張り付いているという状況ですので、いざとなれば、昨日の雨ですとかたちの上でいけば、総務課が主導で音頭をとっていて、建設課の協力を仰ぎながらやっている実態で、一般の職員には、待機みたいなかたちになりますけども、出動までは依頼していなかったという状況で、始めの小さなうちは、各課で点々の現場ですとか、そういうところで動いていることがあるかもしれませんけれども、一般的には、災害で役場として立ち向かう場合には、全部対策本部のようなのを立ち上げていなくても、そこが窓口になって動いているというような状況ですので、必ずしも縦割り行政で町民課が動いている建設課が動いているという状況ではないことをご理解いただきたいというふうに思っております。

質問 8番 河端芳惠

「災害は忘れた頃にやってくる」という言葉がありますが、この頃は、忘れないうち、記憶もまだ新しいうちに次々といろいろな災害が起こっています。それで、やはり、いつ何があっても安心して暮らせるようにしていくのが、行政の使命だと思いますので、これからも考えられる安全策、いろいろな要望、そういうことも含めてお願いしたいと思います。最後に町長一言。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

詳しくお話したほうがいいんじゃないかなと思います。例えば、昨日、台風18号がやってまいりました。京都嵐山のあの河川が越水して大変な状況になった。私の知る限りでは京都が水没するなんてことはあまりない。おそらく京都の府民も安心していたんじゃないかなと思いますし、それから、福知山というのは、大体、舞鶴からフェリーなんかで行きますと、私もよく車で通ったりするところですので、そこが冠水をしてしまった。その点でいくと議員言われるように災害はいつ何時どのようなかたちで発生するか分からないという意味では、そういう点で言うとある意味では、災害に有事に対する平時の備えというのは、とても大事だということは、まったくそのとおり。そして、今回の特別警報についても意見はどうも道新、朝日を見ていても真っ二つに分かれているようであります。1つは、特別警報が数十年に一度の災害だということで、かなり、この8月30日から、そういう方法をとったということなんですけども、じゃあ特別警報が出るまで安心なのかと言ったら決してそんなことはないということで、それに至るまでには、短時間と言いながら、ものすごい状況が刻々と変化する。ですから私どもの町が対策本部をひくということは、私が本部長になります。最終的に例えば自衛隊の派遣要請までも町長の権限になってまいりますから、これは北海道に対して自衛隊の派遣の要請等も含めた対策本部ですから、もう各課とか係とかって、そういうことではなくて、それぞれの領域で全体が1つになって活動しなければならないというのは、当たり前のことでして、もちろん消防団や社会福祉協議会やそういった地域住民の皆さん方との連携も必要になってくる。総合的なかかわり方がものすごく大事になってくる。昨日の場合で言いますと例えばうちの町は災害対策本部はひいていなかった。第一義的にまず、パトロール隊が出発する。これは建設課と総務課の防災対策担当がずっと回る。あれがもしこの状況の中で大変な状況だということになったら全職員の招集ということになります。災害対策本部を置きます。それから関係機関に周知するということは当然出てきます。それから、例えば、酒谷川が危ない。河端議員の近所で言いますと酒谷川です。酒谷川が危ない、東幸町の住民の避難が予想される。これはテレビとか、ラジオはもちろんそうですし、昨日は北見訓子府川というふうな言い方をしていたんですけれども、私どもは広報車等をもったり、町内会長、あるいは、民生委員等々のことも含めて連絡しながら、どこに誘導していくのかということの連絡体制と誘導を支援していくということは、当然出てくるであろう。それからもう1つ、やはりそういう公的な支援と同時に自助をどうするかという、これはやはり少なくてもここにおられる方は、おにぎりとか、お菓子とか、そういう備品なんかは常備されているというふうに思うんですけども、それから、私は立場上もちろんそうですけど、大体、危ないと思ったら、町内各地自分ひとりでも見ながら川の水位、うちで言ったら協成川の水位が大体ここまでくると危ないというのはわかりますから、その点でいくと自分たちもやはり注意をしていくという、自警のやはりそういう状況をどうやって喚起していくかということがすごく大事なのではないのかなというふうに思います。昨日も5時、その前から総務課長等も出勤しておりますから、副町長を中心にしながら、建設課長、そして、総務課長等がその対応にあたる。私は自宅に昨日はおりました。待機していて、大体、1時間前後で必ず連絡を取りあいながら、どういう状況だ、どの河川はどうなっているということ、そして、災害対策本部の必要性はあるかないかの判断も含めてわかったということで、大体全部解散になるまでは私自身もやはり家でなり待機する。あるいは職場に行って一緒になって対応を協議しながら進めるということが基本になっています。そういう意味では、去年の防災訓練がある意味では、住民の方々、それから、警察、国土交通省、そして私どもの民生委員さんや私どもの職員も含めて、総合的な訓練が今必要になってくるのではないのかということで、この11月に私はいつも議会の答弁で必ず参考にしている本がございまして、これは小千谷お ぢ や市の元小千谷お ぢ や市長の関さんという方の書いた本が、あの中越地震災害の体験に基づいた本というのは、すばらしい本でございまして、彼はもう引退していますけれども、ぜひ訓子府の防災会議というか、防災講演会に来ていただきたい。彼はもうだいぶん高齢ですけれども、そういう私どもの要請に応えて、元市長自らが来るということで、11月に防災講演会を開催する。これについてもできるだけ多くの町民の方に参加していただきながら、自治体が、あるいはそれぞれの町内会や実践会等の役割、そして、それぞれの福祉関係の委員さんやそして住民自身がやるべきことをもう1回総合的に学ぼうということを含めて、少しずつ前に進めるように一層強固なものにしていくための準備を着々と進めているところでございますので、ご理解を賜りたいと思います。

質問 8番 河端芳惠

これで私の一般質問を終わります。

出典:訓子府町議会 平成25年第3回定例会 2013年9月17日 議事録 PDF(57ページ) 間違いを知らせる