みんなの議会

訓子府町議会 平成25年第2回定例会 2013年6月18日

空き家対策について

2013年6月18日、訓子府町議会の一般質問で、上原豊茂議員が「空き家対策について」質問し、町長 菊池一春、企画財政課長 伊田彰、社会教育課長 上野敏夫、教育長 林秀貴が答弁しました。

質問者
上原豊茂 議員
答弁者
町長 菊池一春、企画財政課長 伊田彰、社会教育課長 上野敏夫、教育長 林秀貴

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 5番 上原豊茂

5番、上原です。通告書のとおり私は2点の大きな質問を行いたいと思います。まず、1点目、空き家対策についてであります。時代の変遷へんせんとともに社会環境に大きな変化が起こり、地方においては、都市への人口流出、核家族化が進み、効率化・合理化を追求する高度経済成長社会での経済至上主義政策を柱とする国政では、次代を担う子育て環境整備が遅れました。この点も要因となり、少子高齢化が加速度的に進んでまいりました。超高齢化時代を目前にした今日こんにち、地方の経済活力は大きく低下いたしました。高齢者がふるさとを後にすることも見聞み ききすることが多い今日こんにちです。農村地域においては、限界的集落となり、生活の場を離れざるを得ない状況も想定できます。このような状況下で打ち出されている国の政策によっては、農地荒廃が進むとともに民家の空き家が増えることも考えられます。防犯や事故防止の面からも当町における空き家の現状把握とこれらの管理に関して、対応策を考えておく必要があるとの観点から、町としての考えを伺います。1点目は、町内の空き家の現状と今後の推移予測について。2点目は、空き家活用を含めた今後の方策について。3点目は、空き家にかかわる他自治体の対応の実態と当町の今後の対応策について。以上、3点をお聞きいたします。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

ただいま「空き家対策について」のお尋ねがありましたのでお答えをさせていただきます。まず、1点目の「町内空き家の現状と今後の推移予測」についてでありますが、本町における空き家や放置されている空き家に関連した調査などは実施しておりません。平成20年に環境美化運動の一環として実施した町内会連絡協議会の聴き取りによる調査結果では、調査時点で、放置空き家が23軒、放置空地が4件となっています。議員言われるように放置空き家は、高度経済成長時代の労働力異動や核家族化の進行、持ち家推進への政策誘導などによって全国的に問題となっているところであり、本町では子どもたちが集まっている個所や道路への落雪危険個所など地域住民の方からの通報やパトロールなどにより把握し、適正管理について、改善指導しているところでございます。また、町内空き家の現状につきましては、上水道の休止状況から推計しますと入院や施設入所などにより、荷物を置いてある方や旧住宅を物置として利用し休止されている方なども含めて約80軒あります。また、住民基本台帳上の70歳以上の単身世帯の方が、静寿園などの福祉施設入居者や公営住宅に入居されている方を除き、長期入院等により上水道を休止されている方を含め約170件に上ることを考慮すると今後も増加することが予想されます。次に、2点目の「空き家活用を含めた今後の方策」についてでありますが、空き家が増えることにより、防犯、景観に及ぼす悪影響や家屋倒壊なども懸念されるところでありますが、原則的には私有財産であり、管理については、所有者に委ねられることとなります。近年では、転居後の住宅をリフォームし、販売されている物件も散見されるところであります。こうした中ではありますが、居住区域の拡大はライフラインをはじめとした社会資本整備や維持管理においても経費が増大することやまちなか居住に見られる住民が徒歩で安心して暮らしていくことができる環境づくりが、居住区域をコンパクト化することによる行政効率化や商店街振興などに必要と考えているところでございます。また、本町の居住環境は、民間賃貸住宅が少ないこと、公営住宅への入居申込者の増加、産業後継者の他市町への居住、実践会地区の高齢者の市街地区への移転や高齢者の住み替えのお話も聴いていますので、空き家または未利用宅地を活用した住居対策等は、今後検討していく課題ととらえていますのでご理解をお願いいたします。次に、3点目の「空き家にかかわる他自治体の対応の実態と当町の今後の対応」についてでありますが、1点目の答弁で触れていますが、空き家につきましては、全国で約757万戸、全道で39万戸あることが報告されており、全国の多くの自治体で条例制定により空き家等の適正管理を実施している状況にあります。また、道内では、平成24年7月1日時点で、8市町村で空き家等の適正に関する条例が制定されており、管内では湧別町が本年度より老朽化した建物の除去費用の一部を助成する「廃屋等除去推進事業補助制度」を実施していると聞いております。全国的に多くは適正管理を中心とした廃屋や放置空き家の除去対策でありますが、一部には市街地への居住の促進などの空き家を活用した制度も実施されていますので、本町におきましても課題解決に向け調査、検討してまいりますのでご理解をお願いいたします。以上、お尋ねのありました3点について、お答えを申し上げましたので、ご理解を賜りますようお願いを申し上げます。

質問 5番 上原豊茂

ただいま、ご回答をいただきましたが、いろいろな状況があると推定されるようなお答えでした。実質的には、平成20年度の聴き取り調査以降、実質的な調査はしていないということでありますが、やはりここで今一度訓子府の実態をきちんと掌握する。入院ですとか、施設入所ですとか、いろいろとあるという想定がされますが、それらも含めて市街地、実践会地区、それぞれにどのような状況になっているのか正確な調査を実施すべきでないかというふうに考えるところですが、その件についての考えをお聞かせいただければと思います。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

私の記憶では、平成20年度の調査というのは、防犯上、町内会連協の町内会長さんたちが非常に子どもたちにとって、青少年の健全育成等についても問題ではないのかということで、市街地区については、このような調査をさせていただいたという実態ではないかと思います。5年間経過していますし、それから実践会地区もこのところ市街地に出てきて団地にお住まいになる。そして、残った住宅は、空き家等で利用されていないという状況がちょっと気になっておりますので、前向きに議員ご指摘のとおり適正な調査をいずれかの時点で実施したいと考えておりますので、ご理解賜りたいと思います。

質問 5番 上原豊茂

今たまたま実践会地区の空き家の心配等も口にされました。うちの町の1つの課題として、大麻の関係があるのではないかと思う訳です。農村地区で確実に空き家だ、人目に触れないとなりますとその辺を拠点とした大麻収集が活発化するという心配も考えられるのではないかと思いますが、今までにそのような関係での問題点といいますか、そういう空き家で大麻を集めて、例えば乾燥させるとか、そこを拠点として、大麻収集に歩いたとか、そういう案件はないというふうに認識してよろしいのでしょうか。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

実際の所管は、保健所が担当しておりますが、私の知る範囲で、私自身も福祉保健課長時代も担当しておりましたが、空き家を拠点として、大麻を乾燥させたり、あるいは盗掘して、そして保管するというような、実際には、記憶にありませんので、おそらくないというふうに断定してよろしいのではないかなと考えております。

質問 5番 上原豊茂

再度ですが、ぜひ、そういう懸念もあるということを踏まえながら、早々に実態調査、次の対策をうってほしいと思う訳であります。次の2点目に移りますが、空き家が当然私有財産ですから、いろいろな意味で課題もあろうかと思いますが、ものによっては、十分に利用を期待できるといいますか、利用希望が出てくるような案件もあろうかと思います。実際に私の知るところでも後継者が帰ってきて急きょそういう物件を利用させてくれというかたちで利用実態に入っているという話も聞いております。そういう点からしますと今、うちの町がきちんとした情報をつかまえながら、これは前回といいますか、今回、議会報告をした時にも注文がつきましたが、農村地区等も含めて空き家の利用について、例えば、若い人たちが狭い住宅ではなくて子育て中、広い住宅でのびのびと子どもが育てられるような環境の中で、安価に利用できる負担の少ない活用ができるようなことができないのかというような話もございました。そういう意味では、ぜひそういう情報提供システムといいますか、そういうことも考えていくべきではないかと思いますが、それについての町としての考え方について、お聞かせいただきたいと思います。

答弁 企画財政課長 伊田彰(企画財政課長は2019年6月まで)

今、2点目の空き家の活用の関係のシステム情報ということのお尋ねでございました。議員言われる部分も町長が答弁申し上げたとおりなのですが、まずは私有財産であるということですので、それと賃貸の部分でいきますとどうしても民間といいますか、不動産業界とか、建設業界等々との絡みもございまして、しっかりとは研究していないのですが、先進地においては、いろいろと協議会とか、そういった部分を設けながら、各業者も含めて、俗に言われている空き家バンク的な名称で言われている部分がございまして、そういった部分については、行政も一つかみながら進めているというようなお話も聞いておりますので、そういった部分については、町長答弁にありましたが、今後、調査、研究した中で、検討してまいりたいと考えてございますので、ご理解いただきたいと思います。

質問 5番 上原豊茂

当然、再利用すると世代の交代といいますか、そういうこともあろうかと思いますし、まったく他人で若い人たちが再利用するという方法もあろうかと思います。当然、今、課長から回答ありましたように建設業界等のいろいろな考え方もあろうかと思います。うちの町がリフォームの助成をやっていることを考えますとぜひそういう建設業界の人たちも絡めながら、新たな道、活用の道を探っていくということも定住を促進させる意味においても重要な政策になってくるのではないかというふうに考えますので、一般の不動産会社とは違う意味の全町的な業者との関係も含めた調整役として、ぜひそういう情報提供とともに方法を提案していくという、対策を考えるのではなくて、自主的な行動に移していただきたいと思いますが、より前向きな方向をとっていただけるのかどうか。その辺について、再度確認をしたいと思います。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

5年ほど前というか、私が町長になった頃というのは、町営住宅というのは、あまり人気なかったのか、新しいところは人気あったのですが、結構、空き家があったのです。今、住宅審議会はとても忙しいです。すなわち農家の人もそうだし、こっちに新規で入ってくる方もそうだし、たまたま離婚されて住宅がないとか、いろいろな事情があるにしても、おそらく建設課長あたりは相当苦慮しながら町営住宅の空き家、あるいは入替え空き家等も含めて苦慮しているのではないかと思います。さらに「どこかいいところの住宅を町長知りませんか」ということも含めて、例えば、どこどこのあそこが空いている。あそこだぞ、あそこだぞと話はするのですが、町でまとまって、そういう実態把握をしているということがありませんので、冒頭答弁させていただきましたように、単に防犯上の問題だけではなくて、特に、実践会地区等を中心にしながら実態をやはりまずは第一義的に把握するということが最初ではないのか。その上で個別にあそこの家が空いているということではなくて、制度として確立できないのかどうかということが、企画財政課長はかなり慎重に言っているのは、そういう意味での慎重さでありまして、例えば、滝川町です。道内で先進的な、住替支援補助制度というのがありまして、ついこの間も東幸町のあるご高齢の方が私のところに来て、どっちか倒れたりしたら、町長、町営住宅に入れてほしい。そして、今、使っている家を安く売却したい。こういうあっせん窓口を町でやっていただけないか。訓子府が好きだから、訓子府にずっと住み続けたい。だけども、もうこの大きな家はもてあそぶような時代、年齢になってきたということもありますので、そういう意味でのあまり日本的な持家を非常に大事にする文化とヨーロッパのように、いずれの年齢がきたら、そこを売却して高齢住宅に入っていくという考え方というのは、なかなか今までは合致しなかったという状況もあるのですが、そういう滝川でみているような、60歳以上の方、または、要介護・要支援を受けている方が住み替えをするというようなものに対して一定程度の補助をする。しかし、これはどうも私の読み違いかもしれませんが、7万円から20万円ぐらいですから、そんなもので住み替えできるのだろうかとか、ちょっとやはり気になる点もありますので、もう少し私自身も企画財政課も勉強させていただきながら、実態として、そういう広い意味で高齢住宅の住み替えの問題、それから、実際には今、空いている住宅を活用する方策というのは、もっと詰める必要があるのではないかというのが、今の私どもの考え方ですので、今すぐこうやるああやるということはちょっと言えませんが、ご理解をいただきながら、私どももちょっと前向きに検討していきたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと思います。

質問 5番 上原豊茂

先ほどの町長の答弁、第一答目の答弁の中でありましたように、高齢者の居住環境のコンパクト化ですとか、いろいろなことが問題になってくると思うのです。当然、町としては、そのライフラインの整備等も含めて、いかに無駄なことをしないようにということも念頭に置かなければならない。そういう意味では、今回のこういう提案をきっかけにぜひ居住環境の総体的な高齢者、若者を含めた、うちの町の方向性みたいなものをきちんとやはり見えるようなかたちで住民に提供していただければということをまずは大きく期待したいと思います。3点目にいきますが、自治体がどう対応するのかということを今までのやりとりの中でも随所に出てきておりますが、先ほども発言しておりますが、個人の私有財産でありますから、非常に町としてどこまで入り込めるのかということが難しいというふうに思います。しかし、放置しておくとそこからさまざまな問題が起きる。先ほど言いましたように、そういう点からするとやはり町として、きちんとした条例化をし、住民とともに1つの認識を共有するというところが大切でないかと思う訳であります。とりあえずは、大事なのは、その所有者、管理責任者といいますか、それを明白に行政として押さえておくということが大事でないかと思いますから、その辺の先ほど前段で申し上げましたように空き家の実態調査の中で、例えば、年寄りが所有していたとしても亡くなって、その所有権がどこにあるのか、管理責任者が誰になっているのかというところまで、きちんと整理していく必要があるというふうに思いますが、この案件について、行政がどこまで指導できるのかという問題もあろうかと思いますが、それらを含めての基本的な考え方があればお示しをいただきたいと思います。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

今この空き家の問題については、例えば、うちの町でいきますと企画財政課、建設課、町民課の3課にかかわってくるのです。土地だとか、農家住宅からいったりすると例えば、農業委員会や農林商工課にもかかわってきますから、役場の中でも多課にかかわるという問題があるから、非常に難しい問題、財産の問題もちょっと私は触れましたが、難しい問題が定住ではいろいろなことが起こり得るし、難しい問題があるということだけは、ご理解いただきたい。それらを含めて、2つの 潮 流ちょうりゅうがある。この空き家対策というのは。1つは、取り壊しを命令する。勧告する。命令するというやり方です。これは、所有者が、私はあれしていてなかなかやらないが、命令をする。勧告をして命令をする。それでもやらない。そうすると条例上でいっている法律的にもあるのでしょうが、代執行というかたちになります。すなわち、あなたに代わって私が、町長がそこを取り壊して、そのかかった経費はその人に請求するという、代執行という行為です。これがまず1点。しかし、これらの代執行を北海道内でひいている自治体というのは4つあるのですが、一度も代執行をやったことはないという話、電話で確認しますと、なかなか人の財産を取り壊さないから、危険だからということで、町長の命めいをもって、そこを取り壊して請求行為を行うということの難しさを条例上はあったとしても難しい。しかし、1つはそういう強制的な代執行を含めた勧告、命令等の考え方が1点です。もう1点の流れというのが、これは最近でいいますと湧別でございます。湧別だけではないのですが、湧別の広報を私は送ってきたのをコピーして職員に渡したりなんかしている訳ですが、それを見ていますと例えば、期限限定です。平成25年度から27年度の3年間で湧別町の廃屋等除去推進事業補助制度というのがあって、費用の2分の1以内で、1人100万円を限度として除去に関しては経費を補助するという、こういうやり方、一方では、代執行までの厳しい権限を行うという方法と、もう一方では奨励をしていくということの流れがありますので、いずれにしても先ほど冒頭申し上げましたように非常に複雑多岐にわたっているという問題もありますから、ここはちょっとそれらの先進事例も参考にしながら、内部的な検討からスタートせざるを得ないのではないかというふうに考えているのが、私の今の率直な意見であります。

質問 5番 上原豊茂

いろいろな課題が多い案件だと思いますが、ぜひ、これからのうちの町のさらなる飛躍といいますか、明るさも含めて確保できるように対処していただきたいということをお願いしておきたいと思います。それでは、ちょうど時間も半分ぐらい過ぎましたので、次の質問に入っていきたいと思います。次の2点目は、地域を支える農業後継者対策についてであります。時々ときどきの国政方針によって揺れ動く第1次産業政策は、食糧の安定供給増産から生産調整のための転作や価格引き下げ、自給率アップを掲げたと思いきや関税撤廃のTPP参加と今は産業崩壊の道を進みつつも、10年後の農業所得倍増など、農業者の誰もが対象となるがごとき夢政策を演じている。これほど農民を愚弄ぐ ろ うした政策にも次世代を担う農業後継者は静観の状況、熟慮しているのか無関心なのか、私は不安を持つところです。時代の変化で、人と人のつながりが、人と機器に置き換わったのではないかと感じています。世代を越えた交流は、農村地域にも少なくなったと言えます。情報はインターネットで、いつでも必要な時に確保でき、都合の良い人との付き合いで十分との認識ではないでしょうか。地域社会を守り、農業という特殊産業が継承され発展するためには、時代を越えた人のつながりの中で、技の伝承や自然現象への対処・解析力を身に付けることが重要と考えます。社会性を身に付け、人と向きあえる人づくりこそが地域社会を守り育てる課題だと思います。町行政と教育行政連携の中で対策を講ずるべきと思います。現状の認識と課題対策について、考えを伺います。1点目は、情報処理の変化は、地域活動や後継者の成長に影響しているのかどうか。2点目は、社会的変革の中で、人づくり対策の必要性と方向性について。3点目として、農村社会の充実発展の課題と対策について。以上、3点を町長、教育長に伺いたいと思います。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

答弁させていただく前にあらかじめご理解いただきたいと思いますが、議員のほうでも質問の中でも言われていますように、この答弁、回答については、私どもと教育行政にかかわることがありますので、私がまとめてまず最初に答弁させていただくことをお許しいただきたいと思います。ただいま「地域を支える農業後継者対策」について、3点のお尋ねをいただきましたのでお答えをいたします。まず、1点目の「情報処理の変化は地域活動や後継者の成長に影響しているか」についてでございます。この20年ほどの情報機器の進化は著しく、インターネットの普及によるパソコン、携帯電話及びスマートフォンなど若者には当たり前の時代となってまいりました。いつでも必要な時に自分で情報を取得できる世の中になってきた状況でございます。ご指摘のとおり情報処理の変化によって世代間交流が希薄になりつつある側面は否定できないと認識しておりますし、このことは、農業後継者や地域社会に限ったものではなく、現代社会そのものが抱える課題なのではと考えているところでございます。また、情報化の波は、好む好まざるに関係なく、個人において取り組まざるを得ない一面もあると言えます。本町では、他市町村に比べ農協青年部員数が多く、世代別・作目別の組織活動が活発に行われていること、前述した課題はあるものの後継者や若い世代が積極的にその時代時代にあった取り組む姿を見ると確実に後継者は育っていると認識しているところでございます。2点目の「社会的変革の中で人づくり対策の必要性と方向性について」のお尋ねでございますが、近年、社会情勢はめまぐるしく変化し、さらに、少子高齢化や核家族化などにより、人々の意識や価値観も一段と多様化し、地域と家庭の結びつきの変化、人とのつながりの希薄化に地域活力の低下が問題となっております。このような社会・経済の変化に伴い、人々が自己の充実・啓発や生活の向上のために、自らを高め学ぶことは大切なことであります。さらには、地域農業にとっても、次代を担う農業青年が自ら学び仲間とともに高めあっていくことは、訓子府農業の未来にとっても極めて重要なことであります。町内には、農業で言えば、多くの組織や団体があり、行政やJA、生産者組織が活発に活動をしているところです。例えば、社会教育の分野では、青年団体連絡協議会、4Hクラブへの支援など自分達の学びに対して意欲的に取り組んでいますし、JAでは農協青年部、フレッシュミズ、女性部においても事務局員が張り付き、研修や各種行事に積極的に取り組んでいるところでございます。また、技術的、生産的な分野に目を移しますと世代別、種目別組織は19組織にもおよび、それぞれが生産向上に向けた取り組みを行っていますし、後継者対策でも町や普及センターで取り組んでいる各種研修事業なども行っていることは、議員もご存じのことと思います。このように、さまざまな組織や団体の取り組みは農業の生産性、農業の環境の向上、さらには、人づくりに大きな影響を与えていると考えているところでございます。これらの活動を通じ、現在での課題は、各組織のリーダー的存在の育成とその円滑な継承に力を入れていかなければならないと考えているところでございます。このようなことから、今までの各種事業への支援はもちろんですが、本年度は、交流と自らが学ぶ力を育てることを目的とし、北見農業試験場研究員等との研修懇話会を立ち上げていこうとしているところでございます。次に、3点目の「農村社会の充実発展の課題と対策について」のお尋ねでありますが、社会の環境は、産業の分野においても一番の目標は経営もしくは生活の安定であることは申すまでもなく、精神的な安定も経営の安定があってこそ充実していくものと思います。本町のように農業を基幹産業とするところは、2つ目のところでもお答えしましたように、技術・生産性向上を図りながら、後世につなげるかが課題であります。これは農業に限らず、他業種においても例外ではありません。しかし、経済だけの観点だけでは語れない分野、広義の意味での福祉の充実も欠かすことはできません。子育て環境を整える、教育環境を整える、医療などの環境も整える必要があります。1つの分野だけにとどまらず、全てが複雑に絡み合っていますので、全町民が少しでも生活しやすい環境をつくりあげる努力をしてまいりたいと思うところでございます。以上、お尋ねのありました3点につきまして、お答えいたしましたので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

質問 5番 上原豊茂

まず、1点目の情報処理の変化が地域活動や後継者の成長に影響しているのかどうかという点でありますが、確かに、町長が今お答えいただきましたように、うちの町の情報処理システムに対する予算でも、先ほどの議案の中にありましたが予算の段階で言いますと1億1,200万円ぐらいになる訳です。そういう面から見てもどれだけ我々が若者と言われた時代、30年前と比べたら変化してきているか。それはもう明らかで否定する余地がないというふうに思います。しかし、その流れが我々が情報システムのいろいろな投資に対して議会で問題提起をしても時代の流れ、国からのひとつの流れだということであります。それはもう先ほど言いましたように否定することができない訳でありますが、そのことで、すべて合理的に、また情報の伝達がスピード化され、正確化されるというところで良しとしてしまってきている。その陰に隠れて消えている部分というのが、まったく見られていないのではないかというふうに思う訳であります。例えば、地域活動でも私が30歳になる前ですから、もうずいぶん昔の話ですが、実践会長をはじめてやった時に、その会議の回数たるや驚くぐらいあった。会議があるということは、人と人が集まります。もちろん世代が違います。そういう中で、いろいろなものが飛び交い、罵倒もされますが、ちゃんと伝わってくることが伝えられることがあったのです。もちろん地域のいろいろなルールですとか、社会のルールもそうですし、遊びの面から学習の面までいろいろあった。そういうことがまったく最近では少なくなってきている。地域の集りすら何かのイベントをやらない限り集まってこない。当然、80歳、70歳の世代と20歳代、30歳代の世代というのは、接点を持てなくなってきている。例えば、地域のことが、歴史が、どう伝わっていくのかという点でいきますと非常にその辺は少なくさみしい限りだというふうに思う訳であります。私はそういう活動がどんどん減っていくことで当然伝わるべきことが伝わっていかない。例えば、地域における自分の家庭の位置関係といいますか、例えば、親だったら、親の地域での立ち位置ですとか、そういうものがしっかりと伝わっていかない。伝わっていかないということは、それぞれが自分の主張だけすればいい。とりあえず、その場をクリアできればいいという意識しかない。当然それは、先ほど町長の回答にもありましたが、地域のみならず、家庭での人間関係すら、どんどん大きく変わってきているのではないかというふうに私自身は考えております。私が嘘を言えばすぐばれる谷本農業委員会会長がいますが、夜な夜な明け方まで、いろいろな議論をした。寝たほうが負けだというような、そんな緊張感を持ちながらやり取りをした仲間もいる訳であります。そういうことが、どんどんわずらわしさを解消するために消えていく。そういう面では、今、社会教育の第一線で仕事をしている、それも何十年もやっておられる課長がいますからお聞きしたいのですが、かつて我々は、邪魔するぐらい、今もそうかもしれませんが、職員の仕事の邪魔をするぐらい社会教育の現場に入り込んでいたということがありますが、そういうことに対する変化、社会教育の担当者から見た青年の変化というのは、ここ20年ぐらいでどういうふうに変わってきているのか。その辺をもしあればお示しをいただきたい。

答弁 社会教育課長 上野敏夫(社会教育課長は2014年3月まで)

ただいま、議員から情報処理が早くなってきているというふうなことや地域の集りも少なくなってきている。伝わることもなかなかうまく伝わっていないのではないかというふうなお話がございました。さらには、青年も変わってきているのではないかというふうなことでお話がありましたが、最近、私、北大が中心となった訓子府町の農家世帯構造と分業、ゆとりに関する調査の結果報告会というふうなことで、読ませていただきました。多分、議員もこれに参加しているのではないかと思いますが、その中で、一番ちょっと気になったのが、経営者の妻の8割が、昔は農家出身者であったのに対して、最近では、後継者の嫁さんは8割がまったく農業を知らない。まちから来ているというような状況がございます。ほとんどが農業を知らないということでありました。そして「農業に生きがいを感じていますか」ということで、後継者の約85%が「生きがいを感じている」というふうに調査で分かってございます。しかしながら、妻は「感じていない」、「どちらでもない」をあわせると64%が生きがいを感じていないというような状況になってございます。それから若妻に対して「どんな時に疎外感を感じていますか」という問いに一番多かったのが「家族で経営の話をしている時にまったく参加できていない」ということが一番多い回答でございました。そんなことから、家族の中でも大事な話し合いがされていないということが、これで明らかになっている。ある意味では、嫁さんをいかに主役にしていくか。家族全体が主役になるためには、どうしたらいいのかということを考えますとやはり話し合いをちゃんと明日の畑仕事はどうするのかとか、今後の経営をどうするのかとか、いろいろなことをちゃんと家族で決めていくことが必要でないかというふうに私は感じております。そういう中で今、家族経営協定とか、いろいろありますが、そういったもので1つのきっかけとして、こういったものもクリアできればいいなということを感じております。できれば男女共同参画の分野でも、こういったものを取り上げて、ぜひ課題解決に取り組んでいきたいというふうに考えております。ちょっと取り留めのない話になってしまいましたが、特に、高齢者の方々が、戦中戦後いろいろなかたちの中で、苦しい状況やつらい状況を乗り越えてきたことがあります。そういった意味では、高齢者というのは、町のいろいろな財産でもあると私も感じておりまして、それをやはり次の世代にいかにつなげていくかという、知識や技能や技術、英知をいかにつなげていくかということが必要と感じておりますし、そういった部分では、世代間交流というのか、これも非常に大事なことであると感じてございます。どこまで社会教育ががんばれるのか分かりませんが、いろいろな分野で私どもだけでは解決できませんので、関係課、関係機関といろいろ連携を図りながら努めてまいりたいというふうに感じております。それから、青年の変化でございますが、確かに20年前、10年前と変わってきているのかと感じてございます。先輩から見ればお前は何やっているのかというふうな感じがあるのかもしれませんが、それはいつの時代でもそうなのかというふうに感じてございます。今の訓子府の青年たちを見ていますと昨日も訓青協のメンバーが私どもに報告がありましたが、全道大会で最優秀賞、演劇と舞台パフォーマンスで獲ったということの報告がございました。そんなことでも一生懸命がんばっておりますし、それから、4Hクラブでは、昨年は農業辞典、要するに初心者の若い農業青年のために、そういった辞典をつくったというようなことで、私は大変よくがんばっているのかというふうに感じてございます。そんなことで、変化があるのかと言われますとちょっとつかみにくい部分ありますが、青年は青年なりにがんばっているのかなということで把握をしてございます。

質問 5番 上原豊茂

課長から見た今の実態はそうなのかなというふうに思います。今、回答のあった中で、北大の調査によるゆとり調査の関係ですが、その中のいろいろな現実的なとらえ方の実態数字が出ておりました。これらをやはりちゃんと農村だったら農村家庭、若者ばかりでなくて、じじばばも含めて実態を示すということが必要。あなたたちが 懐ふところに入れていても何の意味もないというふうに思いますので、そういうふうに対処していただきたいというのが1点であります。今その報告の中にありましたように若妻の疎外感等々が出ておりました。家庭それぞれで違うと思う訳であります。私は、あえて言わせてもらえば、そういう見えないところ、人にはあまり聞きたくない、聞こえさせたくない。そんなところにちょっと踏み込んでいけるのが、社会教育の第一線の担当者だと思いますので、そういう意味では、様子を見ながら一人ひとりの若者たちとコンタクトをとって1つでも解決の道をひらければ、それはまったく1つの仕事が滞ったとしても事務的な処理が滞ったとしてもさらなる評価に値するというふうに思いますので、そういう活動をしていただきたい。関連しますが、私が農協の役員に農協として、JAとして、後継者教育に取り組む考えはないのかという問いをしたところ、今のきたみらいJAではまったくありません。そんな余裕はない。何を考えているのか分かりませんが、そのベースをどう守るのか。どう育てるのかということすら視点がない。じゃあうちの町の基幹産業だという、それを担う後継者を支えるのはどこかと言ったら、もう行政しかないのです。その辺を以前もそういう問題提起したことがありますが、しっかりと認識して何をどうすればいいのか。そういう対処方法を打ち出してほしい。先ほど課長に言いましたが、いろいろな調査をして、いろいろな方向が見えたとしても事務的な処理だけではだめだということです。やはり踏み込む、歩み出すということ。そのことによって、やはり訓子府の揺るがぬ農地基盤整備と同じような農業後継者育成につながっていくと思いますので、ぜひその辺は一歩を踏み出していただきたいと思います。先ほどの回答の中にありましたので、あえてそのことも触れますが、若妻の疎外感、80%が農業を知らない人たちだという話がありました。家族協定の問題もありました。家族協定の話が先般うちの町でありましたが、私はその家族協定が何たるものか。なぜ今、若者たちにそのことを訴えるのかということを伝えなければだめだと思います。これは完全に経営的な問題ではないです。算数の問題ではないのです。認識の問題なのです。農業者としての意識の問題なのです。私から見ればです。そこがまさに家族協定ですとか、いろいろな約束事の中に詰め込まれている。ですから前半に言いました世代間の交流がない。地域の集りがないということが、まさにそのことが欠落している最大の要因だと私は思っております。若妻の8割が農業を知らない。だから疎外感を感じる。ある意味で、男女共同参画、言葉は聞いているのです。私はどちらも努力をしていない。ある私の先輩の女性が農業について、まったく知らない。その人がこう言っていました。私は知らないから、その前段の高校の農業関係の教科書を借りて、全部、目を通しました。意識の違いだと思うのです。何で生きていくのか。何が自分の生活の営みの中心なのか。もちろん子育て、子どもを産み育てるということもこれは大事な大事な仕事です。でもそういうものと同じように農業が何たるものか。農業、農村というものは、どういう性質のものなのかということを学ぶ場所をつくってやらなければならない。学ぼうとする意識を持たなければならない。例えば、これは先ほども言いましたが、うちの谷本会長と私の時代、端野、留辺蘂、置戸、私たちは、そういう地域の教育委員会には、当時の担当職員、友達のごとく顔を出していました。農業に関するいろいろな研修の場の情報は、お互いに全部連絡を取りあって自分でチョイスして行く。そういうことがありました。私はやはりちゃんとこれだけ情報網が発達しているのであれば、そういう情報をきちんと流すということ。それが何を意味するのかということ。伝えていくということが農業経営ですとか、農村社会の基盤を盤 石ばんじゃくなものにする。そういう基礎的なものだというふうに思います。それが社会教育が担当するのか、農業関係の部署が担当するのか、それは分かりません。でも全体として、基幹産業は農業だというふうに声を大きくして言うのであれば、当然それに対処する政策を全面に打ち出すべきだというふうに思います。そんなに時間がありませんので、私は先ほど言いました農村社会の特殊性、農業経営の特殊性、そして、例えば、農業財産、土地、家屋、機械、これがサラリーマンの立場から見たらどんな意味を持つのかということすら分からない訳ですから、そういうこともしっかり認識してもらう。要するに職場と同じです。あなたたちがここにいるんだったら、庁舎がなくなるのと同じです。我々にとって農地が消えたり、農業機械や施設がなくなることは、まさにそれと同じなのです。そういう認識をきちんと持ちながら、そのために自分がどこを受け持つのか。どういう経営的な議論をするのか。仕事の打合せをするのか。そういうことが必要だと思う訳であります。そこで、そういう80%もいる農業を知らない若妻に対して何らかの方策をとるべきだと思いますが、それらに対する考えがあれば伺いたいと思います。

答弁 教育長 林秀貴(教育長は2024年3月まで)

今、農業、農村地域における、特に、若妻のお話をされて、現状ということで、そういえば私、農業担い手対策推進協議会でこのように農村地域における課題等の話題になって、意見交換の中で、今言われるように農業の奥様からこのようなご意見がありました。今まさに上原議員が言われるように、若い奥さんは不安や不満を日々抱えている。その中で家族それぞれがあるんだが、その家族の形態によって、何が正解で何が間違っているのかは、それぞれの家族の問題ではないか。ただ、その若妻が抱えている問題をやはり聞いてあげることが、そのような解決につながるというようなお話をされておりました。その中で、世代が違う人々が生活している中では、おのずと価値観も違いますし、求めるものや育ってきた環境や生活様式も違っているということで、まずは家族の中でそのことをやはり解決していくのが、私は第一義的だと思いますが、その家族の中でも解決できない問題があるということもありますので、いわゆる地域なり、例えば、団体だったり、JAのフレッシュミズとか、婦人部とか、そういうところを活用しながら、そのような問題解決を図っていくのが一番ではないかと思っております。それと先ほどご答弁申し上げたように教育委員会としてもやはりそういう社会環境の今の変化は認識している中でも、なかなかそのことをどうとらえながらやっていくのかが今、模索している段階でございますが、やはりうちの町の農業を担うのはやはり若い人なり、そういう後継者であるということですので、人づくり等も含めまして、教育部局だけではなくて、農政、子育て、福祉、その辺も含めて、さらには、JAや農業センター普及所等も含めてどのような対策がとれるかを今後検討して、実行してまいりたいと思っておりますので、ご理解いただきたいと思います。

質問 5番 上原豊茂

今、教育長から答弁いただきました。私は基本的に人づくりをどうするかというところに最終的には、大きな方向性が、結果がかかわってくるだろうというふうに思います。機械、パソコンと向きあうのではなくて、スマートフォンと向きあうのではなくて、人と人とが向きあえる、話を聞ける、そういう人づくり、それができなければ何ら先に向かっての明るいものは見えてこないだろうというふうに思いますし、そういう意味では、例えばこれは今たまたま若妻という話が出ていますが、若妻の問題ではありません。我々の子ども世代も含めて、まず、人の話をきちんと受け止められるかどうかというところから入っていかなければならないだろう。これは急々に、30歳、40歳になってからどうのこうのという問題ではない。もっともっと早い時期にそういう姿勢をきちんとつくり上げられるかどうかだというふうに思います。私はその辺をどう町として向きあってくれるのか。大きな期待をしたいところであります。最後に何か一言町長あればお聞かせください。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

町長と言われましたので、時間がないから、若妻の北大の高梨文恵女史が中心になって調査・研究をしたレポートができあがった。それから例えばTPPの問題があります。私は町長の立場で鈴木東大教授が内橋克人を呼ぶイベント的なことはやります。しかし、継続的で持続した学習活動、そういう課題をどう取り上げていくかというのは、私は教育行政固有の役割だというふうに思っています。だから、機械も情報化も必要です。拒否はできない。むしろ必要だ。そのこととあわせて人づくりをどうするかというのは、行政も一定の役割を持ちながらもその課題解決に向けた継続的、持続的な世代を越えた学習活動というのも私は教育行政の固有の役割ではないのかというのが1点です。それから、じゃあ協同組合は関係ないのか。そんなことはないと私は思います。しかもそれは形成しているのは、一人ひとりの組合員でありますから、その後継者をどうするかというのは、農業の未来でありますから、私は今、ある女性部長が高齢の介護の問題を農協に提案してきています。これは農協が行政だけに任せていていいのかどうかという問題もありますから、これは後継者教育も世代間のそういった後継者やあるいは経営者を育成していくという点でも農協の社会的な役割を新ためて組合員の皆さんに声を高くして叫んでいただきたい。私自身も後継者の結婚問題、谷本会長もそうですが、結婚問題については、農協もがんばろうよというメッセージを送っておりますので、これからも送り続けたいというふうに考えておりますので、ご理解賜りたいと思います。

質問 5番 上原豊茂

これで一般質問を終了させていただきます。

出典:訓子府町議会 平成25年第2回定例会 2013年6月18日 議事録 PDF(27ページ) 間違いを知らせる