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訓子府町議会 平成22年第3回定例会 2010年9月15日

議事録に件名の記載なし

2010年9月15日、訓子府町議会の一般質問で、小林一甫議員が質問し、町長 菊池一春が答弁しました。

質問者
小林一甫 議員
答弁者
町長 菊池一春

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 5番 小林一甫

5番、小林です。通告に従いまして一般質問をいたします。今回は、3点にわたってお伺いをいたしたいと思います。まず、1点目につきましては、次期出馬の考え方についてということで、町長にお伺いをいたしたい。来年度は、地方統一選挙の年になりますが、次期出馬を考えているのかお伺いをいたしたい。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

おはようございます。ただいま、小林議員から、私自身が「来年度の地方統一選挙に出馬を考えているのか」についてのご質問をいただきました。私は、平成19年5月以降、およそ3年5カ月の間、町民の皆様や議員各位のお力添えをいただき、ここまで町政を担ってまいりました。掲げたマニフェスト、その中での9項目と副町長を置かない、私自身の給料を50万円以下に当面するというお約束をさせていただきました。これらの到達点と課題につきましては、いずれ私なりの総括をさせていただきたいと考えているところでございます。次期出馬につきましては、町民の皆様や後援会の皆様ともご相談しながら、遅くとも年内中に私の所信をはっきりさせたいと考えているところでございます。いずれにいたしましても、残された任期を町政の課題解決と町民の福祉向上のために全力投球で町政運営にあたってまいりますので、ご理解とお力添えを賜りますようお願い申し上げます。

質問 5番 小林一甫

ただいま、町長から答弁がございました。年内中に振り方を決めさせていただくというようなことでございますが、ここ3年6カ月ぐらい経過した中で、これは、出馬をする、しないというような問題ではないかもしれませんが、今の時点でマニフェストの達成度はどのくらいなのか。まずもってお伺いをいたしたい。年度中に表明するということでありまして、今の時点では早いのかもしれませんが、もしも、次期の出馬を考えておられるとするならば、副町長の問題が大きなウェイトを占めると思いますが、その辺の考え方は、今もっておられるのかどうか合わせてお伺いをいたしたい。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

私自身が平成19年の立起にあたりまして、選挙法が改正になりまして、市町村長の選挙においてもマニフェストを提出することが、ある意味では認められた経緯がございます。私は冒頭申し上げましたように、9項目のマニフェストとしてご提案を申し上げたところでございます。その中で今、1つひとつの緊急提言、私自身の9つの緊急提言に対して、総括、あるいはどのような状況の中で、どのようなことになっていったかの総括をほぼ8割方終えているところでございます。まだ、非常に難しい部分と私自身が実際に町長になってみて、改めて認識したこと等も含めてのいくぶんのずれはございますが、現時点では、私はおおよそ80%ほど達成をしていると考えております。それは、立起にあたって、極力、公共事業等の過大な設備投資を避けながら、現状の財政の中で、やりくりできる可能性とそして福祉、教育等の優先。さらには、財政再建を何としても成し遂げたいということがメインでございましたので、大きなハード事業等々については、控えてまいりました。その点で申しますとほぼ達成の方向にきていると考えております。できますれば、来年3月の定例議会において、この9つのマニフェストの項目と2つのプラスアルファと私は言っておりますその点についての総括を23年度は骨格予算でありますが、可能な限り私のご挨拶の中、あるいは執行方針の中で、この総括をさせていただきたいと感じるところでございます。もう1点、その中で当面の間、副町長を置かないということを申し上げました。地方自治法上では、置かなければならない。しかし、置かないこともできるとの定めがございます。これは、何らかの理由があれば副町長を置かないことができることでございます。私はその主な理由に財政再建を果たす。非常に苦しく職員自身も大変なことだと思いますが、そこで副町長の人件費のおよそ5千万円がこの4年間で浮くことになるのではないのか。当面の間は、いつまでかとのご質問も一般質問でいただきました。私は当面というのは、1期4年間とお話をさせていただきましたので、お約束どおり4年間、副町長を置かないで、いろいろなご不自由をお掛けしましたが、ここまでやってくることができました。2期以降、もし、私が出馬し、町長の任をあたると決断をした際には、現時点で私は地方自治法の考え方による本来に戻し、副町長を置く前提のもとで新しいマニフェストの政策吟味を現在進めているところでございますので、ご理解を賜りたいと思います。

質問 5番 小林一甫

マニフェストの達成度が80%という高い進度といいますか、いろいろと町長が努力されて達成をされたと私どもも理解しております。3月の定例会の中で、総括として9項目。またプラス2アルファの部分をお示しをして、次期の出馬に向かうということであります。我々からみてもやはり公共事業など、第1番目の財政再建につきましては、非常に努力をされたという感じをもっているところであります。平成19年の時期では、財政があと3、4年経ったら基金も全額食ってしまうような非常に厳しい状況にあったのが、今は20億円ぐらいの基金を積み立てしており、非常に評価をしているところでございます。まだ、次期の出馬は、12月にならなければわかりませんが、もしも、次期も出馬する考えであれば、さらに町民のために頑張ってもらいたいと考えております。また、副町長の置く考えはということに対してのお答えでありましたが、今期限りと判断をされておられると感じております。私は、副町長を置かないことに対して、非常に町長の体を心配し、私は、置くか、置かないかというようなことを申し上げているのですが、やはり訓子府町の船頭ですので、何かあった時に安心して任せられるような副町長がいれば、町長は本当に安心して自分の職務を今以上に全うできるのではないかというような考えを絶えずもっていたものですから、あえて次期の出馬の考え方の中に織り込んだ訳であります。ぜひ次期の出馬の時には、財政も確かに大事だと思いますが、それよりも船頭役としての責任はものすごく重いと思いますので、この再質問の中で聞いた部分につきまして、最初の部分と2番目の副町長の部分で今、町長が考えるところがございましたら、お伺いしたいと思いますが、なければよろしいです。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

副町長に限って答弁をさせていただきます。道内では、私が立候補する時には16自治体が副町長を置いていないという情報をつかんでおりました。身近なところで言いますと池田町の勝井町長、奈井江町の北町長がその選択をしていることを聞きました。今はほとんどいないと思います。池田町長が2年前後で副町長を置いた経緯は、勝井町長とも話をする機会がございまして、これは、やはり今、小林議員がおっしゃったように健康に対し、町長が倒れた時はどうするのかという町民からの不安と議会からの強い要請があり、意に反してと言っておりますが、副町長を置くことにしたという例が1つでございます。これは、私自身も一昨年の連休に前立腺がんの精密検査を受け、やはり持病を1つ持っているという不安感ありました。幸いにして精密検査の結果は、何もないということで安心した訳ですが、そのような不安はいつもやはりありますので、その点に対することが1つであります。奈井江町の北町長は大変活発で、私よりも大先輩になりますが、今確か副町長を置いていると思います。これは年齢的な後継者の問題も含めて決断したのではないかと私自身はとらえております。まだ皆さん方にお知らせしておりませんが、10月8日に長野県下伊那郡阿智村から、村と言っても7,500人ほどの人口のある村ですが、岡庭一雄村長が来町されます。私は、無理を申し上げて職員にご講演いただきたい。それから町民の皆さんにぜひ農繁期の忙しい時期ですが、ご講演いただきたいと要請をして快諾をいただきました。実は、この村は、温根湯より大きな温泉場を抱えており、財政的にも非常に豊かな村ですが、住民の参画、予算審議にあたっては、住民の議論を経て議会に付するという実践的なまちづくりをしているところであります。各地域ごとに、うちの町で申しますと実践会を中心としたコミュニティ形成が非常に進んでいる村と全国的に評価されています。もっと特徴的なのは、この村に副町長、教育長もおりません。その中で村政運営をしているところですから、私は、改めて地方自治の中で、実践的にやっておられる村長の講演をいただきながら、改めて地方自治のあるべき姿を町民の皆さんと共に考えたいということでございます。置くことが地方自治法の精神でありながらも地方自治体が、この厳しい状況の中で、議会の皆さんの同意をいただきながら、ありとあらゆる方法をもって、この困窮な厳しい状況を乗り越えられるという1つの典型としての事例でございますので、ぜひ、そんな機会もご利用いただきながら、改めて私自身もいろいろな実践的な例を学びながら、次の出馬に向けての自分自身の4年間を振り返りながら、新しい訓子府のありようを模索しながら、決断をしていきたいと考えているところでございますので、ご理解を賜りたいと思います。

質問 5番 小林一甫

ご講演をいただく岡庭村長の考え方について、私どももぜひ勉強させていただきたいと思います。次に、移らせていただきます。予算編成についてということであります。平成23年度の予算編成時期になりますが、少し早いかと思いますが、編成にあたっての重要課題、項目は何かお伺いをいたしたい。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

平成23年度の予算編成にあたっての重要課題、項目について、お尋ねをいただきましたので答弁をさせていただきます。本町の財政状況につきましては、普通交付税等が回復傾向にあることや20年度以降の国の景気浮揚対策交付金を活用し、本来一般財源を充てる事業を振り替え実施できたことなどから、比較的順調に推移しております。しかし、自主財源が乏しい状況の中、国の施策により財政状況が左右される状況は変わっておらず、引き続き堅実な運営を進める必要があると認識しております。予算編成にあたりましては、平成19年度に町長就任以来、財政健全化プランの着実な実施を図りながら、住民ニーズを的確に把握し、新規事業を含め町民の皆様に必要な事業を選択実施することを基本としてまいったところでございます。次年度以降につきましても「町民の誰もが住み続けることができる心やさしいまちづくり」の実現に向けて、実施すべき施策・重要な課題は多いと考えておりますが、平成23年度は、ご承知のとおり町長選挙の年に当たり骨格予算となりますので、ここで踏み込んだ施策については、お答えをできないことをご理解願います。今後とも町民の皆様の声に耳を傾けて、同じ目線に立ち住民参画のまちづくりの具現化に向けて努力していく所存でございますので、ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げるものでございます。

質問 5番 小林一甫

ただいま、予算編成にわたってご答弁をいただきました。何点かお伺いをさせていただきたい。普通交付税が回復傾向にあることで、一応の予算は立てられるのかと思います。まず、1点目につきまして、普通交付税は本年度並みというようなことで考えているのか。まずもってお伺いをいたしたい。次に、2番目といたしまして、非常に経済状況が悪化しておりますが、今、町長の頭の中で雇用対策等について、考えているものがあれば、また、本町独自の予算措置をしようとしているのかお伺いをいたしたい。また、3点目につきましては「福祉に関連する事業に対しての予算措置は」ということでありますが、昨今、報道でも話題になっておりますが、高齢者の在宅確認をいろいろと各自治体では知恵をしぼっているようでございますが、ある町では携帯を持たせるなど、いろいろな方法も考えておられるようでございます。そのような部分も予算措置の中に、今、町長が頭の中で考えていることがあれば、お伺いをいたしたい。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

まず、1点目の普通交付税の関係でございます。昨日の質問にもお答えしましたように、今年度は、19億円を普通交付税の予算額にみました。実際的には20億強とのことですから、1億数千万円の臨時財政対策債は抜きまして、交付税ではそのようなことでございます。昨日の工藤議員の質問にもお答えしましたように、いつもその辺では、非常に辛めの現実的よりももっと後退した縮小型予算で普通交付税を想定しながら、予算組みをしている状況でございます。その中でも資金不足等については、歳入に基金から繰り入れを充てながら、何とか健全な財政を確保する方法でやってまいりました。そのことによって、仮に1億円増になったところで、それが即、歳出の予算組みをしていくことよりも、むしろ計画的に当初予算からの積み上げや町民や議員の皆様のご意見をお聞きしながら、堅実に計画的な財政運営を行ってきたのが、私どもの町の1つの特徴でございますので、緊急性がない限り、補正等のことは、極力控えながら適切な財政運営を行っていくことが1つ求められるだろうと思っています。私は今年度、20億円の普通交付税がさらに増えていく状況は、非常にある意味では厳しいのではないのかと思います。最低限でも現状維持の20億円は、これも平成15年の普通交付税からみても額的にもまだ少ない状況にありますので、20億円程度の普通交付税は見込めるのではないのかと思っています。それは、地域主権を掲げる民主党政権が改めて昨日、菅首相が誕生した状況になりました。しかし、対抗馬で出ていた小沢元幹事長も一括交付金の話をしてございます。しかし8割は、交付金等も含めた福祉関係や教育関係の補助金でございますから、俗に言う公共事業で言っている一括交付金と補助金等については、全体の中では、数%と言うよりもかなり少ない。額的に言うと3兆円か4兆円ぐらいでなかったかと記憶しているのですが、それを一括交付金化しますとやり繰りできる金額が3兆円と大体記憶していますが、私は普通交付税と補助金を少しごちゃごちゃにしているのではないかと危惧を感じておりましたが、いずれにしても昨日言いましたように総務大臣の発言にあるように非常に交付税は厳しい状況にこれからさらされていくのではないのかと思っています。地域主権の考え方がまだ不明確な状況の中では、現実的な対応としては、そういう考え方をもっていく必要があるのではないかと私は現時点で考えているところでございます。2点目に、雇用対策であります。今回のこの2年間のおよそ6億円に及ぶ景気浮揚対策の中でも、雇用は林業を中心としたいろいろな予算に組ませていただきました。私は、さらに今、町の中で中小の建設業や土木業関係の業者を見ましても年間を通じた雇用をできない状況が出ております。高齢の方については、ある意味では解雇する。公共事業が全体的に少なくなってきておりますから、その点で言いますと雇用保険が認められる6カ月に満たない人たちの対応をどうするのかも私どもの町の建設業界等々見ても非常に雇用保険があたらない。冬場になると休職等々の問題が出てくることが今現実の問題として、投げかけられておりますので、私は美幌町で実践的にやっている街路樹の剪定や年末のさまざまな雇用を短期間の1週間や1カ月というものに対してやっている例として、紹介されておりますが、これも2年間にわたって、うちの町でその方法ができないかを農林商工課を中心に内部的な検討を指示してきました。しかし、実際には高齢者勤労センター等々の今の現状の中では、非常に難しいことがわかってまいりましたので、恒常的に発生すると思われる失業者に対する対応を私は、平成23年度で緊急的にやっていかなければならないと考えているものが1つであります。昨日も申し上げましたとおり農業基盤整備をめぐっての議論を私自身も佐々木政務官や舟山政務官に直談判し、基盤整備事業と戸別所得補償は、2本柱である。それを民主党政権に対して直接訴えていることはご存じのとおりでございます。しかし、実際には、国の5割、北海道の3割、受益者と市町村の負担は2割であり、私は非常に厳しい状況があると思っています。去年よりも12%枠を増やすと言っておりますが、一昨年の予算状況から見ると5割カットされていますので、そうすると基盤整備事業は100%農家負担でやらなければいけないということは、現実的には、非常に厳しい問題があると思っています。従来、公共工事の歩掛、計算方法も含め、地元企業を優先しながらも、農家の皆さんのご協力も得ながら、従来、畑総等で暗渠の整備等をやってきたことを何とか自賄いも含め、行政の応援も得ながら、やる方法はないのも含め、私は考えていかなければならないということも頭の中にはございますので、そのことに雇用の問題やいろいろなことをからめることができないかなど、これはまだやってみなければわかりませんし、まだ具体的な検討はしておりませんが、私は季節的な雇用の確保やいろいろなことも考えていかなければならない状況にきていることを現時点での政権の動きを見ながら非常に心配をしている1人でございます。改めて、はっきりした段階で23年度に向け、いろいろな措置を考えていかなければならないのではないかと感じているところでございます。3点目の福祉に関する高齢者の在宅確認の問題でございます。1つは、包括支援センターの充実として、福祉保健課に事務所を置いて直営の包括支援センターをスタートさせました。同時に社会福祉士の資格を持っている職員を社会福祉係も含め2名増員し、辞めた人もいますが増員しています。高齢者のある意味では、虐待や人格に対するさまざまな相談にも対応できるような措置をとってまいりました。実は、マニフェストの中に、私は作業療法士を雇用したい。すなわち、農村における訓子府町の高齢者に対する障がいといいましょうか、かなりの部分で膝などの外科的な苦痛を訴えている人が多いので、作業療法士を派遣型あるいは各地区の集会所を中心にしながら、地域の中にいるさまざまなヘルパーの資格を持っている農家の奥さん方も大変多いので、北訓や南訓や末広や中の沢あるいは日出も含め、派遣し、ヘルパーたちも集まりながら、地域の人とそこで交流するようなこともできないかと、私は描いていた岩手県の遠野市など福祉のまちづくりとしての1つの考え方を頭に入れておりましたが、まずは、そのことよりも保健師や介護福祉士等の充実が先である状況がはっきりしましたので、この4年間そのようなことを意図しながら保健師の採用やそのような職員の採用に苦慮してまいりました。いずれにしましても、私は、子どもの問題も含め、点的な政策から、面的な、すなわち、この町に住んでいて良かった。合併しなくて本当に良かったと町民の皆さんが言い切れるようなまちづくりをするためには、そのような細かな政策が私は、これから4年間の大事な柱と感じているところでございますので、少々長くなりましたが、ご理解を賜りたいと思います。

質問 5番 小林一甫

ただいま、3点にわたってご答弁をいただきました。来年度は骨格予算ということで、非常に町長の答弁も難しいものがあるのかと感じますが、今ご答弁をいただきますとやはりやることはきちんとやるというような意気込みを感じたところでございます。特に、高齢の方が年々増えていく現状を見ますと福祉に対しましても、特段の配慮をされていることも理解できました。来年度に向けては、マニフェストの残り等も多分出てくるかもしれませんので、十分、努力をされ、解決の方向にもっていっていただきたいと願うところでございます。続きまして、教育長にお伺いをいたしたいと思います。

出典:訓子府町議会 平成22年第3回定例会 2010年9月15日 議事録 PDF(3ページ) 間違いを知らせる