訓子府町議会 平成20年第3回定例会 2008年9月18日
保育所待機児童への対策と地域に根差した教育活動
2008年9月18日、訓子府町議会の一般質問で、西山由美子議員が「保育所待機児童への対策と地域に根差した教育活動」について質問し、教育長 山田日出夫、町長 菊池一春が答弁しました。
- 質問者
- 西山由美子 議員
- 答弁者
- 教育長 山田日出夫、町長 菊池一春
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 2番 西山由美子
2番、西山です。通告書に従いまして、質問いたします。まず、最初に教育問題について教育長にお尋ねいたします。大きく保育所待機児童への対策と地域に根差した教育活動についてです。この町で生まれこの町で育つ子どもにとって、町の保育園、幼稚園、小学校、中学校は掛替えのない成長過程の思い出の場であり、保護者にとっても安心して子どもを預けられるべく大きな存在であります。いくつかの疑問点と今後の教育活動への期待も含めて、次の3点について教育長の考えを伺います。1つ目は、本町でも出生数の減少と共に町内3つの保育園の入園児童数は、近年定員を大きく下回り、将来的にも気掛かりなところであります。低年齢児の入園が増えていて、今年は7月の段階で1歳児の待機児童が2名ほど出たと聞いています。その後の対応と今後の待機児童への教育長の考え方を伺います。2つ目は、本年度から学校評価制度がスタートし、自己評価と外部評価があって、本町では自己評価を実施すると聞いています。新聞記事に「地域の力を学校に生かしたい」と学校評価を通して地域人をゲスト教師にしたり、いわゆる外部評価を上手に利用している教師の取り組みが紹介されていましたが、本町では今後このような地域と学校現場の交流を生かした教育活動について、どう考えているか伺います。3つ目は、開設から丸4年が過ぎ、町民の意識も定着しつつあるくんねっぷ歴史館ですが、管理経費の削減と今後の有効的な活用と利用について計画や考え方を伺います。
答弁 教育長 山田日出夫(教育長は2012年9月まで)
保育所待機児童への対策と地域に根差した教育活動に関しまして、3点のお尋ねをいただきましたのでお答えをしたいと思います。まず、1点目の「保育園の低年齢児の入園増加による待機児童の対応と今後の待機児童解消への考え方」についてのお尋ねがございましたが、議員ご指摘のとおり、各保育園の入園児は出生数の減少とともに減っております。くんねっぷ保育園におきましては低年齢児、未満児のことでございますけれども、入園を希望される保護者がやや増えている状況にあります。7月に未満児のお子さんを持つ保護者2名から相談を受けまして、入園希望期間などについて打合せを行い、8月中旬の農作業の収穫期から、新たに保育士を配置し、入園していただいているところです。さらに、もう1名につきましても来月から入園していただくようお知らせをしているところでございます。今後におきましても、入園希望に当たりましては、保護者と十分協議をさせていただきまして、場合によっては臨時的な保育士の配置などで対応することもあろうかと思います。また、待機児童が出ないように今後も努めて参りたいと考えておりますので、ご理解をお願いしたいと思います。続いて、2点目の「地域の力を学校に生かすことについて」でございますけれども、教育委員会は子どもの健全育成には、学校教育だけでなく家庭や地域の教育力が重要だと考えております。地域の教育力の活用例としましては、平成12年度から実施しております「地域スポーツ指導者派遣事業」など学校授業に町民の指導者を派遣し多くの成果をあげてきているところでございます。平成21年度からは、これらの事業を拡大し学校を支えていくために、文部科学省が進めております「学校支援地域本部事業」を活用し、一芸に秀ひいでた人材や貴重な体験を有する方、また、地域のボランティアの協力を結集して、いわゆる「地域に支えられた学校の応援団」をつくるための準備を進めているところでございます。この事業を展開するにあたっては、学校の要望を十分把握するなど連携しながら積極的に進めてまいりたいと考えております。続いて、3点目の「くんねっぷ歴史館の管理経費削減と今後の有効的な活用、利用について」でありますが、くんねっぷ歴史館は、先人の開拓の労苦に感謝するとともにその偉業を称え後世に伝えていくために平成16年4月にオープンいたしました。年間の事業としましては、学校の総合的な学習の時間等での活用、図書館と連携しての子どもまつりや映画会、さらには各種講座・教室などの社会教育事業を開催しております。今後ともこれらの事業等を充実し実施していくことはもちろんのこと、継続して資料の収集、保管、展示、研究等を行い、郷土資料館としての役割を果たしていかなければならないと考えております。なお、現行の火、木、土曜日の開館をやめ、今後は申請や各種行事に応じて、より臨機応変な対応しながら、効率的な施設運営をめざし管理経費の削減にも努めてまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。
再質問 2番 西山由美子
1点目の保育所の待機児童のことについて、再質問いたします。我が国の出生児数は、1949年の第1次ベビーブームの時の270万人。それから1973年第2次ベビーブーム209万人。それに比べますと2006年には109万人と少子化の一途を辿っているわけですけれども、保育所の利用児童というのは逆に増えていまして、去年から比べましても全国的に1万5000人の増加です。あと、やはり全国的に低年齢児童の利用申し込みが多くて0.7%増加しております。そして、これはもちろん都市部においてですけれども、待機児童が1,624人ほど増加していまして、都市部に向けた待機児童対策として、定員の125%をとってもいいという措置もとられているんですが、こういう本町のような小さな町ですと、この5、6年を見ましても、定員は70名のくんねっぷ保育園のことですけども70名のところをだいたい50人前後で、あまり大きな変化もなく増えることもなくという状態が続いています。ですから、保護者の立場からすると入所申し込みをして、定員いっぱいでだめだなんていうことは、多分考えていなかったんだと思うんですけれども、今回、今年の場合は、たまたま低年齢児、特に1歳児の定員が12名います。1歳児の場合は2歳児もそうですが、児童6人に対して保育士が1人で、ですから今、保育士2人でこの12名を見ているわけです。同じ2歳児も6人に対して1人なんですが、1歳児と2歳児では本当にお世話する方の労力といいますか、安全性を考えた場合でも、全然、発育の度合いが違いますから、北見市何かでも4.5人に対し1人という助成を行っている現状です。ですから、多分保育園のその入園の窓口では、現場の保母さんたちが対応しているんですが、「今のところいっぱいで無理ですよ」と「本当にすいません」という何度もあやまられて最初はそういう状況だったらしいんですが、保護者にしてみると、もうそこで無理だと断わられたということで、そこの家族の就労の計画が絶たれてしまうわけです。今、職員の方の中でも、保育士さんとか保健師さんとか働きながら子供を産み育てている方も何人もいらっしゃいますが、その方たちも多分労働的に保証されている立場ですから、産前産後の休暇をとって育休をとって約1年後くらいに復帰なさると思うんですが、その時もし児童がいっぱいで入れません。といった場合は、とりあえず北見とかに、それも市の保育園でなく民間の保育園を探さなければいけない。そういう保護者からすると、とても切羽詰まった状況にあるわけです。今回、無事に解決はしたんですが、教育長のおっしゃるとおり解決はしたのですが、ちょっと間に立って、疑問点がいくつかありました。というのは、保育所は一体誰のためにあるのだろうかということ。あと、教育長はリーダーですが、リーダーの考え方が現場にきちんと連携、伝わっているのかどうか。そして、たぶんそこで入所をすぐ受け入れられなかったのは、先ほど申しましたように、保育士の確保ができていなかったからだと思うんですが、そういう事情をきちんと保護者の方に説明できているのかどうか。そして、今後、待機児童をつくらないためにも、町内の保育士の資格を持っている人たちの登録とか、早めの対応ができているのだろうか。そういう疑問が起きましたので、その点について教育長にまずお尋ねいたします。
答弁 教育長 山田日出夫(教育長は2012年9月まで)
今、3点のご質問があったと思います。まず、保育所は誰のための存在かということでありますけれども、当然、保育所というのは、保育に欠ける保護者さんとお子さんのための施設であり、そのように日々仕事をしております。2点目の私どもの指示が上手く、まあ連携のことだと思いますけれども、指示も含めて十分だったかというお尋ねだったと思います。当然、保育士の配置等が必要になるような状況においては、園長もしくは事務長の方から報告があがってきて、協議をしたり指示をして進めております。今回の場合につきましては、今3つ目の答弁とも関連しますけれども、保育士の配置の関係がございました。その関係は、どうしても町内に資格を有する方、急に転入してこられた方とは別としまして、事務長の方で当然把握しておりまして、状況に応じて、個々の有資格者と連絡を取りあっています。ただ、この話も有資格者の方にとっては、急な話でございまして、その方についても、いろんな状況の中で、家庭等の事情の中で、すぐ対応できないというようなこともよくおきております。結果として一定の期間待っていただくことになってしまいましたけれども、お受けし入っていただくということはぶれておりませんので、それに向かって今回も対応しましたけれども、一定の期間がかかってしまったということでございます。また、引き続き、有資格者との連絡、調整等も含めて、また、入園希望者の動向等も見極めて、即日ということにもなりませんけれども、また、翌日というようなことにもならないとは思いますけれども、待っていただく期間が長くならないように、一層努めてまいりたいと思います。
答弁 教育長 山田日出夫(教育長は2012年9月まで)
言ったつもりだったんですけれども、登録いうか、当然把握しておりまして、その有資格者の方々に対して状況に応じて働きかけをしているのはこれは、昔から今も変わりません。
再質問 2番 西山由美子
実は、自分自身もですね。4,5年前にちょうど農繁期だったんですけども、孫の入所を申し込んだときに、もういっぱいで入れないの一点張りでもうそれ以上窓口の方との相談にならないんです。そういう体験があったので保護者の方のすごく何て言うんですか、心境がよくわかったので、この問題は、例え数が少なくても少子化対策を打ち出しながら、子育て支援がきちんとできていないというその一つの原点みたいなものを感じたので、今回取り上げたわけですけれども、要するに教育長の基本姿勢っていうんですか。この子育てをきちんと支援するんだ。財政的な問題もいろいろありましょうが、今、子どもが少ない状況で入所を希望される方は、やっぱり全部きちんと受けるんだという姿勢が現場の方に伝わっていれば、例えば、その現時点でいっぱいであっても、対応するために、もう少しお時間を下さいとかそういう窓口対応がちょっと違ってくると思うんです。ですから、現場でその保護者の方と対応する先生は、本当に悪役をかわなければいけないという、きっと困難な状況にあると思うのですが、そこら辺の連携をもう少し、しっかりと打ち出していただきたいなと思います。そして、確かに事務長のほうともお話して、保育士の確保というのもとても難しく、実際保育士の資格を持っている方は、通年で働きたいので、北見市のほうにすでに働きに出てるとか、あとは、代替として年齢的に少し増していても、こういうふうに町の対応として、助けてくださる方をもう少しグループ的にきちんとつくっておけば、早め早めの対応をしていただきたい。特に、訓子府の場合、農繁期の入所も増えてくるという実情もありますから、できるだけ早めにそこら辺の対応をしていただきたいなと思います。考え方なんです。南幌町の視察に行ったときに、最後に三好町長が、条例をつくることも大切だけれども、基本的に議員も職員も住民のほうしっかり向いていれば、そんなに間違うことはないだろう。そういうお話をされて、本当にそうだなと思いましたので、最初、保育所が一体誰のためにあるんだろうという問い掛けをしたのは、その辺でして、やはり保護者のほうが戸惑うことのないように、きちんとした対応をしていただきたい。もう一度再確認の意味で教育長の考えをお伺いします。
答弁 教育長 山田日出夫(教育長は2012年9月まで)
教育委員会なり、保育所、幼稚園も含めてですけれども、現場も含めて、保護者や子供さんとその正面から向き合うっていうことは、これはもう当然のことであり、我々の使命だと思っています。待機ということで、若干僕らと解釈違う部分も正直言ってあるんですけれども、一定の期間かかってしまうことは、これはやむを得ないとことで、ご容赦いただかなければならない範囲かなと思っていますけれども、今年の例で1つこういう例がございました。体がご不自由なお子さんが、農家の方ですけれども、保育所に入りたいということでみえましたけれども、正直言って入所の基準と言いますか、それに照らして、本来であれば非常に厳しい状態でお受けできないという、「別な教育機関で」ということも含めて、厳しい状況の方でございましたけれども、現場も私どももいろいろ悩んだり検討した中で、そのお子さんをお引き受けすることに決めました。これは、まだ幼くて養護の学校の方には行くには忍びないとか、いろいろ親御さん家庭が農家ということの事情含めて、十分受け止めようということでしました。この例を今、お示ししたのは、このようなことで我々はお子さんや保護者さんと向き合っているつもりだという事例で、あえて申し述べさせていただいておりますけれども、今後も正面から子どもさんの健全な発達を含め仕事をしてまいりたいと考えております。ご支援をよろしくお願いしたいと思います。
再質問 2番 西山由美子
その話は私も風の便りで聞いておりまして、とても賢明な決断だと思いますが、早めに対応するというのは、例えば出生数が今50人きっています。1年間のその中で、子供さんが生まれた時点で、いろんな何ヶ月後に健診があります。その時に保健師さんなどで、お母さんとその子供さんについていろんな接点があると思うんですけれども、そこで、お母さんの就労の予定とかそういうことも話の中で含まれると思うんです。福祉保健課の方でそういう対応が、今度、教育委員会の方にも、こう横の連携っていうんですか。そういうふうにとれば、この少ない子供の数で、何年後には保育所の入所予定が、ある程度は掴めるんじゃないのかと。それに向けて、代替の保育士さんとの相談も可能なんではないか。そこら辺の連携をしっかりやっていただきたいと思います。1つ目はそれで終わります。2つ目の学校評価制度についてなんですが、先ほど工藤議員の方からも学校評価制度についてご質問がありまして、教育長からの答弁をずっと私が6月の時も時間のない中で、どういうものかということでお伺いしましたが、その自己評価で、教育長、今年から初めての対応なので、今後どういうふうになるか分からないんです。現場の混乱を招くことがないということでご答弁ありましたけれども、例えば、校長とか教頭、まあ先生もそうですけれども2、3年で異動したりして、そういう状態で、きちんとした評価が成り立つのかということと、本来教師の評価というのは、児童が一番分かっているはずです。それを校長や教頭に評価されることで、教師の個性とか独自性が萎縮してしまったり、先ほど工藤議員がおっしゃったような、マイナス面に働かないかということは、すごく私も心配しています。そんな中で新聞にあった外部評価の取り扱いで東京の先生なんですけれども、学校評価を上手く利用して地域の声を学校の開放された運営に役立てようという、そういう取り組みだったんです。先ほど教育長がおっしゃったように、本町でもそういう取り組みを少しずつ計画しているんだということで、嬉しい答弁をいただきましたが、先生方の声を別に聞いたわけでないので、あくまで私の推測ですが、教育現場というのは、基本的に私は大らかであって欲しいと思うんです。それは、子どもも先生もお互いの毎日の生活の中で、常に成長していくものですから、失敗はもう成長のための栄養ですしいくら失敗しても、ここでいくら失敗してもいいんだ。先生だって失敗するし、目標通りなんていかないだろうし、それをお互いに認め合いながら、昨日よりも今日、今年よりも来年というように成長していければ、それが本当に生きいきとした学校の評価なんでないかなと思うんです。だから自己評価も外部評価も、一見その自己評価はマイナス的なイメージが強くて、外部評価は逆に学校が生きいきとする過程になるじゃないかとプラスの面を感じるんですが、両方やらなければいけないとしたら教育委員会が率先して、ぜひ開かれた良い学校になるためにも頑張って欲しいと思います。教育長の存在というのが私もよくわかりません。あの先生方からの立場からすると分かりませんが、昨日たまたま退職なされた先生にそういうことお尋ねしましたら、やっぱり校長は自分たちのいわゆる上司になりますが、教育長というのは、やっぱり国のいろんな方針を現場に持ってくる方ですので、教師の声をもっと聞いて欲しい。生の声を。どんどん現場に来て欲しい。そういう教師と唯一生で本音で話し合えるそういう立場であって欲しい。その先生はおっしゃっていました。そのことについて、教育長どういうお考えかお聞かせください。
答弁 教育長 山田日出夫(教育長は2012年9月まで)
今の質問の中で、3つほどの項目が入っていたと思います。まず冒頭で、職員評価制度のことを前の他の議員さんの質問を引き合いに出されて職員評価制度のこと言われておりました。先生が異動したときは、評価が上手くいくのかということが1つあったと思いますけれども、転勤した時には評価の成果を校長間で引き継ぐという仕組みになっておりまして、支障は無いかと思います。2つ目には、上司の評価によって先生の自主性だとか先生の活動に制約が出るんでないかというような趣旨のご質問だったと思います。これは先にもお答えしましたように、この制度はご自身が反省を基に立てられた目標に対して、まず自身が1年を通じて反省評価をされるという大原則があります。また、組織の中においては上司は部下の仕事ぶりを見て励まし評価するというのはこれは重要な勤めの1つだと認識しておりますので、組織の活動の原則に沿った制度かなと認識しております。それともう1つです。学校評価制度のことについてお話しされまして、内部と外部という表現でおっしゃってられますけれども、このことは先ほど言った職員評価制度とは別の制度でありまして、校長を中心とする学校が1年間の自分たちの活動を組織として顧みる自己学校評価と、もう1つは今回、法の改正によって新たに追加されましたけれども、学校関係者評価といって、手前味噌な評価に陥り入らいないように外部の能力を活用させていただいて、その学校が評価したものをもう一度点検し直すというのが、いわゆる外部評価と言われているものでございます。これらについては、法で定められましたので、従前の内部評価と合わせて、外部評価も学校の義務になったということでございます。これにつきましても十分連携をとりながら適正な評価が行なわれ、そのことが次の年の学校の活動に反映され、ひいては子どもたちの成果につながっていくように、教育委員会も十分指導をしてまいりたいと思います。それと3つ目ですが、今度は教育長のあり方についての問い合わせがあったかと思います。教育長というのは教育委員会における事務の総責任者です。簡単に言いますと国の方針を下におろす役割ではありません。それと、現場に足しげく通って、先生の声を聞けと。ごもっともなことだと思います。私はそのように努めているつもりでありまして、突然予告なしに学校を訪問して、校長先生に冷や汗をかかせている1人かなと思っております。ただ、一般の先生とは、なかなか話をする機会正直言ってありません。でも、僕のほうから挨拶も含めて声をかけるように努めておりますけども、先生のほうで緊張されるのか、なかなか十分な交流には至っていないのも実情かと思います。でも、おっしゃる通りだと思いますので、これからも努めてそういう場面の設定も含めて、交流や意見を聴く場を設けていきたいと思います。以上です。
再質問 2番 西山由美子
次、くんねっぷ歴史館について1つだけお尋ねします。先ほど教育長、開設の目的というのをあげてらっしゃいましたが、町民の不要なものの1つに歴史館が17年度のアンケートで1位だったということで、くんねっぷ歴史館というのは本当に何の目的で建てられたのだろうか。8,700万円も、まあ補助もらったんでしょうけれども。本当に町民が望んだことだったのだろうか。そういう疑問がずっと私の中にもありまして、確かに先ほど教育長がおっしゃったことも納得がいくんですが、この4年間その利用人数がある一定程報告されていますけれども、それはおそらく教育委員会の職員の方々の活用努力で維持できたのではないか。だからこう言ってはなんですが、資料館というのはどこの町でもそうですが、大体最初珍しくて見ても次の回になるとまた見ようという、見るものですから触れたりみたりするものですけれども、あそこにあるいわゆるこう骨董品的な昔の物というのは、現代の人がただ見ただけでは、どう感じるかというと、そこにそれらを使っていた人々の声や説明や動きがあれば、その物たちがこうまた魂が生き返って、次世代に何かを伝えるものにはなるかと思うんですけれども、あそこに、ただこう並べてあるだけで、何回視察しても何かが足りないなって、すごく思っていたので、そういう中で年間200万円の経費がかかるということで、もしかしたら財政健全化の1番の標的になるではないかと思っていましたら、先ほど教育長お答えあったように、もう既に職員の方々の中で申請があった時だけ使うというふうに、もう今年度そういう決断をなされたということで、ああやっぱりと思いました。本当は、私はあの建物は、職員の方々も思い出の多い建物でありましょうし、まだまだ建物としてはすごい使えると思うので、できたら町民のためのコミュニティーの広場みたいな憩いの場というんですか。その中にオブジェとして、ああいう古いものがあればいいのにと常日頃、高齢の方も子供も含めて、誰でも行ってそこでくつろげるような場所があればいいなとそう感じていたんです。それも維持管理かかるかもしれませんが、そういう目的外使用というのはできるんでしょうか。その辺ちょっとお尋ねします。
答弁 教育長 山田日出夫(教育長は2012年9月まで)
私が今のご質問について、答える適任かどうかちょっと分からないですけども、歴史館はそれ相応の経費をかけ、そして今、議員がおっしゃられたように、町民の思い出の深い、町の発展を支えてきた役場の建物を活用するという意義において、あそこに定められたものかと、後任のものでありますけれども、そう認識しております。そして、限られた予算、限られた空間の中で、ビデオの装置を置いたり、また、昭和初期、中期の駄菓子屋さんの様子を再現してみたりと教育委員会としては、限られた中でそれ相応の努力をしてきました。しかし、おっしゃられたようにリピーターを呼び込むほどの施設。または、正直言って力もありませんので利用者もまあまあそんなに伸びるという状況になかったのは、ご指摘のとおりであります。ただ、だからと言って、先人たちが町の発展を支えてきた歴史を振り返る場。また学習する場。偲ぶ場までも完全に失うことはできないと教育委員会では考えておりまして、いろいろ検討した結果、利用者にも不便をかけず、そして今、僕が言った初期の目的を達するためには、改正の内容につながったものでございます。多くの町民の皆さんがあそこに集えることは、僕らも望むところなんですけれども、教育委員会だけでは今、即答もできませんし、貴重なご意見をいただいたということで関係部署と話をつめてみたいと思います。
再質問 2番 西山由美子
次にですね、風の便りに「訓子府の教育長はとても歴史が得意な方で、それも半端な能力じゃないんです」っていうふうにお伺いしたので、これは、歴史館とも兼ねて、教育長のその得意とする歴史が、なぜ自分が歴史に対して興味を持ったとか得意なのかということを、ぜひ訓子府の子どもたちに訓子府の特色ある指導として、これからも積極的にご自分の得意とすることを、ぜひ、現場のほうに活用していただきたい。これは私の小さな希望なんです。それに対して何か。すいません。
答弁 教育長 山田日出夫(教育長は2012年9月まで)
くんねっぷ歴史館に関する質問がくると思って、その準備はしているんですけれども、ちょっと面くらっていますけれども、いずれにしましても、個人の趣味好みはともかくといたしまして、教育の振興、発展という与えられた使命について、幅広く自分なりに勉強しますし、幅広く教育関係者と連携をしていくことに意を尽くしてまいりたいと思います。ご支援よろしくお願いいたします。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
ある意味では、教育長が大変歯切れの悪い答弁をした。それは、教育施設かどうかという、ある意味では、町の施設ではないのかということだったと私はそう思いますので、私のほうからも追加で答弁をさせていただきたい。1つは、あそこの施設は、俗にいう博物館法で定めた博物館ではございません。ですから、西山議員がおっしゃるように、町民が気楽に参加できるオブジェとして、広く活用できないのかという点でいくと、その可能性は十分にあります。これは1点目です。それから職員が努力していると言いながらも、なかなか固定的な状況では伸びないのではないかということでのそういう発案。これは本来、例えば博物館法でいう歴史郷土資料あるいは人文科学的な埋蔵文化財のそうしたものを置くということになる。当然専門職としては学芸員が配置されて、そこには調査研究があって、豊かに地域の歴史やそういったものを地域教育として、発展させていくというのが博物館でございますから、残念ながら本町は博物法でいう博物館ではございませんし、学芸員を配置している状況ではない。ですから、非常に限界がある施設でございます。確かに私どもの職員の中にも博物館でいう学芸員の資格を持っているのは、数人おりますけれども、そういう配置をしておりませんので、いずれにしても臨時の方がそこに居て、来た人に対して若干の説明やあるいは資料を配ったりという状況ですから、おのずと限界がある。もう1つは行政改革、昨日の議員の全員協議会の中でも今後の財政再生プランの中でもお話をさせていただきました。これは、極めて議論をこれから町民の皆さんとさせていただきたい。その1つに、例えば、歴史資料館が申請に応じて、そのご期待に応えていく。あるいは主催事業を中心にしながらやっていくという考え方の一端を述べさせていただきます。これは、例えば、温水プールもそうであります。財政的に考えるとやめたほうがいいという方もおられますし、普段使ってない方。しかし、相当の巨額の経費を投入していながら、それでいいのか。あるいは年間3,000万円の管理費をかけることは一体どうなのかという、この辺でいきますと町民的な議論がやっぱり必要だろう。とりわけ今歴史館のお話で言いますと私は昨日もちょっとお話をしましたように、これらの教育施設というのは、それぞれに社会教育委員。もっといいますと教育行政全般にかかわる教育委員会がございますので、そこのところでも、そうした町の行政の財政的な施策に対して、教育委員会がどう判断するのかということを、また改めて議論をしていただきながら、そして行政に反映をさせていただきたい。そういう状況を踏まえながら、先に昨日お示しした行政改革、財政再生のプランの中で現実的に21年度の予算の中で教育長が非常に辛い思いをしながら、開設の方法を改めて予算審議の中で提案をさせていただくということになると思いますので、ご理解を賜りたいと思います。
再質問 2番 西山由美子
分かりました。