みんなの議会

訓子府町議会 平成19年第2回定例会 2007年6月26日

保護者の就労の実態に合わせた保育園の保育時間の延長

2007年6月26日、訓子府町議会の一般質問で、西山由美子議員が「保護者の就労の実態に合わせた保育園の保育時間の延長」について質問し、教育長 小野茂、管理課長 平塚晴康、町長 菊池一春が答弁しました。

質問者
西山由美子 議員
答弁者
教育長 小野茂、管理課長 平塚晴康、町長 菊池一春

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 2番 西山由美子

質問いたします。まずはじめに、保護者の就労実態に即した保育園の保育時間の延長について、お伺いします。町長の町政執行方針と教育委員会の教育行政執行方針にも検討すると示されている保育園の保育時間の延長についてですが、働きながら子育てをしている保護者にとって、大切な子どもを預ける保育園はならなくてはならない存在です。保育園や保育士との強い信頼関係が築かれてこそ、安心して仕事にも就けるわけです。訓子府町の保育時間の現状は、午前8時から午後4時までで、平成13年度より午後4時から午後6時までの延長保育がなされるようになりました。農家の方には、農繁期のみ午前7時30分始まりの対応をしていますが、一般職の方でも職場が町外の場合や午前8時始まりの場合、現在の保育時間では間に合わないとの声が多く聞かれます。同じ町民として職種に関係なく、保護者の要望に応じた保育時間の延長を認めてもらえるよう今後の具体的な方針について教育長に伺います。

答弁 教育長 小野茂(教育長は2007年9月まで)

ただいま、保護者の就労の実態に合わせた保育園の保育時間の延長について、お尋ねをいただきましたのでお答えさせていただきます。現在の保育園の保育時間につきましては、登園は原則午前8時からとし、勤務時間が午前8時からなど、特別な事情のある方につきましては午前7時50分から、さらに農繁期の5月と9月は午前7時30分からお預かりをしているところであります。また、降園につきましては午後4時まででとし、午後4時から午後6時までを延長保育としてお預かりをしているところでございます。しかし、ご指摘のように、近年、共働きやひとり親などの就労が増加していることなどから、先の教育行政執行方針でも述べさせていただきましたように、就労しやすい環境づくりのために、保護者の就労実態の把握や意向調査等を実施しながら、その結果等を踏まえて、幼稚園も含めた保育時間の延長等について、前向きに検討してまいりたいと考えておりますのでご理解を賜りたいと存じます。

質問 2番 西山由美子

訓子府町における次世代育成支援対策推進法は、平成17年度から10年間の計画で制定されています。その策定にあたって、平成15年12月に就学前の児童や小学生の保護者に対してニーズ調査を実施しております。その中でも、保育サービス利用希望者103名中、午前8時前保育希望者が22名、終了午後6時以降希望者が11名おりました。このアンケート調査による結果に応じたその後の対応はなぜなされていないのかお伺いします。

答弁 管理課長 平塚晴康(管理課長は2009年3月まで)

今、ご質問いただきました次世代計画との関係でございますけども、現在、私どもで把握している部分については、例えば町外という部分では数名に勤務している分はありますけども、それと保育園につきましては、そのときそのときで年齢成長することによって保育園の希望も変わってくるということもあります。そういったことで、平成15年にニーズ調査ということになりますと、今現在4年ほど経過しているということもございまして、その実態も若干変わってきているということもございます。また、実際保育士等に保護者からの要望等についても確認をしておりますけども、保護者からは例えば午前7時半、それから降園についても午後6時半だとか、午後7時だとかという要望も上がって来ていないのが実態でございます。そういうことで先ほど申し上げましたように、細かい実態調査をしていかなければ、なかなかこの意向は把握できないのかなというふうに考えております。そういったことで、当時の部分について、対応としては変わっておりませんけども、今言ったようなそのときそのときの状況も変わるということで、ご理解をいただければというふうに思っております。

質問 2番 西山由美子

保育士の方に声が上がっていないと言われましたが、実情ではお母さんたちのいろんな雑談の中では本当にギリギリセーフで、決まりなのでお母さん方も必死の努力なさっていると思うのですけれども、ギリギリの状態で送り迎えをなされていると。そういう不満の声は多々あがっておりますので、私は思いますには、今年々訓子府町の人口は減少気味です。それで将来的に訓子府の人口を増やして、子どもの数を増やすためには、やはり町外から町内への定住者を促進していくというのが重要と思います。そのためにも、まず「子育てに優しい訓子府町」、そして、「子育てが楽しくなるような訓子府町」「子育てのことなら訓子府町におまかせください」と言うぐらいの前向きなキャッチフレーズや具体的な施策が必要だと思います。なぜかと言いますと、訓子府町は北見市が隣接しておりますので、同じような希望の町村はたぶん訓子府町と同じような保育時間で行われているのは私も調査でわかりましたけれども、北見市と隣接しているというこの条件を踏まえますと、訓子府町にぜひ移り住みたいという若い世代の方たちが必ずおられると思うのです。ただ、北見市から訓子府町に移り住む場合は、当然ながら仕事は北見に通わなくてはいけないと。北見市の場合は、ほとんどが午前7時半から終わりが午後7時まで延長保育をなされています。ですから、ほかの町村でしていなくても、訓子府町は「ここまで子育てに支援するよ」という強い姿勢を見せれば、必ずや若い世代、若いというのは限られておりませんけれども、訓子府町への定住を望む方が増えてくるのではないかと、そういう希望を抱いているのです。訓子府町は自然環境も素晴らしいですし、教育の町、訓子府町としては名高いです。「本当に訓子府町は教育に関してとても熱心だよね」という声が聞かれます。ですから、せっかくそこまで今まで培ってきた訓子府町の良いところをもっと幅広く対策として、万全な対策を取っていれば、そういう定住促進に必ずやつながるのではないかと思いますが、いかがなものでしょうか。

答弁 教育長 小野茂(教育長は2007年9月まで)

ただいま、西山議員からこの就学前の子どもたちのその環境整備をすることによって、定住促進対策にも結びついてくるのではないかというふうな前向きなご意見をいただきましたが、それも一つの考えられることかなと感じているところでございます。いずれにしましても、この厳しい諸情勢の中でどのぐらいの希望があるのか、その年度年度によって、またある程度弾力的に考えて行くということもある面では必要ではないのかなと。こうやっていざ開けてみたら利用者が1人か2人というふうなことでは、そのようにはなかなか投資効果的に考えましても、なかなかそういう格好にはふん切れないのではないのかなと思っておりますので、先ほども申し上げましたように、お働きになっている保護者の就労実態の把握や意向調査等を十分実施させていただきながら、前向きにその環境整備につきまして考えていきたいなと考えておりますのでご理解をいただきたいと思います。

質問 2番 西山由美子

そのとおりだと思いますので、子育てというのは先ほど河端議員がおっしゃいましたように、お腹の中で育んでいるときから子育てがはじまるわけで、今お腹の中に赤ちゃんがいるお母さんが今度就労に就くときに不安な状況にならないように、北見市の施設の保育園を探しあてるようなことにならないように、「多少少人数でも訓子府はここまでちゃんと支援しますよ」という、そういう前向きな姿勢でこれから対応していってほしいなと切に願います。では、次の質問に移ります。子どもを取り巻く環境への安全対策についてですが、2つ伺いたいと思います。まず1つは、各地域の公園内の遊具の安全面への整備・点検についてですが、学校、幼稚園、保育園、また各公園内にある様々な遊具の安全性の点検が、定期的にきちんと行われているのかどうか。そして、不備な箇所が見つかった場合の修理、整備がなされて、報告されているのかどうか。これは今全国的にも、遊具による小さな子どもさんたちの痛ましい事故が起きておりますので、訓子府においてはどういう状況になっているのか伺いたいと思います。もう1つは、幼稚園、保育園の車両出入口に看板が立っているのですが、私は毎朝孫を幼稚園と保育園に送り届けているので、毎朝「この看板は一体何の看板なんだろう」と。ほとんど9割方錆び付いていまして放置されていますが、同様の看板がほかの町内会にもあるということがわかりまして、これは交通安全の啓発のものということがわかりましたのが、毎日行き交う安全を守るべき場所にありますので、早急に対処してほしいということと、今後予定などを伺いたいと思います。町長に伺います。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

ただいま、子どもを取り巻く環境の安全対策のご質問をいただきました。その前に、先ほど保育時間の延長に関係して質問がございまして、教育長から答弁をさせていただきました。ご存知のとおり保育は、教育行政の委任を行い、幼保一元化の中で進めていることでございますから、教育長の答弁したとおりでございますけれども、私自身は町政の執行者として政策を掲げてございます。それは、保育者や子どもの発達の状況にとって、保育時間を延長するかがどうかがいいのかどうかということが1点。さらには、親や保育者の意見を十分聞きながら保育時間の延長を検討してまいりますという、私は政策を掲げてございますので、今教育長が答弁しましたように、できるだけ保育者とも相談したり、あるいは保護者とも親とも相談しながら実態の調査を踏まえて、必要なときには必要な措置を、保育時間の延長を具体的なこととして提案するということも私自身は視野に入れておりますので、教育委員会も積極的な取り組みをぜひご期待いただきたいと思います。ただいま、子どもを取り巻く環境への安全対策について、2点のお尋ねがございました。1点目でお尋ねのありました遊具の安全面の整備、点検についてのお答えをさせていただきます。遊具は、子どもたちが直接触れて利用するものでございますし、ご指摘のように、安全管理には細心の注意を払っていかなければならないものと認識しているところでございます。はじめに、各学校・幼稚園・保育園の遊具につきましては、毎年5月に専門業者による点検を実施しております。その結果に基づき、修理等を行っているところでありますけれども、毎月教職員などによって定期的な点検を行うなど、安全管理に努めているところでございます。次に、町内にはレクリエーション公園、銀河公園、穂波仲通線緑地、あけぼの・あさひ野団地、穂波・幸栄・末広・日出団地と9ヵ所と、さらには西幸町及び若富町いずみ児童公園の2ヵ所を合わせまして、計11ヵ所に遊具を設置しております。これまでの点検につきましては、平成17年度に専門業者による遊具点検を実施し、日常点検につきましては、職員が毎月1回ないし2回、各公園の巡視の際に遊具の点検を行い、目視、目で見る、触検、触ってみる等の点検を実施しているところでございますし、異常を発見した場合は、直ちに修繕または危険なものは撤去することで対応いたしております。これからも、子どもたちが安心して遊ぶことができる公園施設の維持や管理に努めてまいりますのでご理解を賜りたいと思います。次に、2点目でございます。老朽化した交通安全標識についてでございますけれども、議員ご指摘のとおり、幼稚園・保育所付近の町道に昭和50年代、今からもう30年近くになるのでしょうか、設置した交通安全標識が老朽化したままになってございます。交通安全を呼びかける本来の機能が十分に発揮できていませんので、この点につきましては早急に対応させていただきます。また本年度、交通事故を減らすため町内における交通事故及び危険箇所などの分析などを行いますけれども、その中で交通標識の点検や交通安全の啓発、さらには状況によっては遊具を撤去するなどということも含めて、全町的な対応を進めますのでご理解を賜りたいと思います。

質問 2番 西山由美子

実は、私がこの問題を一般質問しようと思ったのは、本当に通告書を出す直前だったのです。ある若いお母さんからご指摘がありまして、若富町のいずみ公園、あそこがとても危険だと。そういうことで、私早速行ってまいりました。あそこの公園はたぶん町内では一番古いのではないかと思われます。遊具を見ていたら、もうほとんど木製ですし、木製の遊具が色も古くなって金具も緩んでいますし、子どもたち、大人でも歩きますとギシギシときしむ音がします。一番怖かったのは、目に一番飛び込んできたのが、象の子どもが乗るものなのか、置物があるのですが、その象の鼻が10cmばかりもう石膏の部分が壊れていまして、鉄の棒が飛び出ているのです。去年、私も孫を連れて遊びに行ったときに、真夏だったものですから水を出して遊んできましたら、そこの排水溝が泥と草で詰まってもうすぐ溢れてしまうのです。こういう公園というのは一体、そういう整備点検がされているのかなと。すごいそのときに疑問を思ったのですが、あそこの公園は恐竜公園として、保育園の子どもたちも散歩がてら遊びに行きますし、あの恐竜が子どもたちにとってはとっても楽しいシンボルで慕われています。だから、私がこんな質問することによって、この恐竜公園がなくなってしまうのはとっても悲しいことなので、早急に危険箇所についての整備点検、修理を行うか、もし継続的にあの公園が使用不可能でしたら、せめて恐竜だけでも生かしてほしいなと思っています。あと、さきほどの幼稚園と保育園の間の看板についてですが、たかが看板ですが、実は2、3日前にあそこが新しい看板に変わっているのを見つけました。早急な対応でとても嬉しかったのですが、昭和50年代に設置されたと今町長からお伺いしまして、たぶんあの錆び付いたのはいつ頃かなと。たぶん1年やそこらではないのではないかと思われます。それで、なぜこんなに早く対応できるなら、もっともっと早くに対応できなかったのか。そして、たかが看板なのですが、あそこは裏通りと言いますか、お寺側からしか入れないのですけれども、住宅と住宅の間に保育園と幼稚園がありまして、保育園と幼稚園の校舎が見えないのです。だから、そこから保育園・幼稚園の送り迎えの車がいつ飛び出してくるかわからないので、あそこには絶対に看板は必要です。ですから、毎日職員の方があそこを通って気付かないわけはないのではないかと。たぶん何回も指示されているのではないかと思われます。私も、議員になってから5月にいろいろ町を見まわしましたところ、初仕事だと思ってそのことを町民課にお尋ねに行きました。町民では、「それは現場によって対応が違うので、幼稚園のほうに行ってください」ということで、幼稚園には行きませんでしたが、それが最後には総務課の交通防災係だということがあとでわかりました。町民の忠告を、それをたらい回しにするということ事態も、とても不思議でしたし、やっぱり町職員の方が常にいろんな安全面については、町民よりももっともっと目を向けていなければいけないのではないかとそう考えますので、その辺のところをもう一度町長にお伺いします。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

議員ご指摘の若富町いずみ公園だと思います。かつて、私自身も担当したことがございますので、これはもしそういう状況であれば早速確認をして、安全の配慮と恐竜公園で親しまれている公園の正常な形をできるだけ努力をさせていただきますので、ご理解をいただきたいと思います。さらに、幼稚園の看板等につきましては、聞きますと今年度中に見直しをしようという矢先の中でのことだったようでございます。しかし、今議員ご指摘のように、ある意味では町民課から総務課とかということがあって非常に不審に感じたと。これは、本来的にはあってはならないことでございますので、町の責任者として、私が今後このようなことがないように私自身の至らぬところでございますので、あらためてお詫びを申し上げて、今後また職員共々努力してまいりますのでご理解を賜りたいと思います。

質問 2番 西山由美子

幼稚園のことも、それから子どもの環境への安全対策についても、この訓子府町がもっとより良い住みやすい町になるための大切な施策ですので、どうぞ職員の皆様とともに、この町のことをもっともっと深く考えてこれからも私たちも接していきたいと思います。今日の質問を終わります。ありがとうございました。

出典:訓子府町議会 平成19年第2回定例会 2007年6月26日 議事録 PDF(40ページ) 間違いを知らせる