訓子府町議会 平成17年第4回定例会 2005年12月21日
公営住宅整備
2005年12月21日、訓子府町議会の一般質問で、橋本憲治議員が「公営住宅整備」について質問し、町長 深見定雄、建設課長 竹村治実、助役 宮川伊三男が答弁しました。
- 質問者
- 橋本憲治 議員
- 答弁者
- 町長 深見定雄、建設課長 竹村治実、助役 宮川伊三男
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 14番 橋本憲治
それでは2点目に、公営住宅整備事業についてでございます。北見市の合併に伴い、中型都市への一極集中が考えられ、近隣町の住宅事情も変革を求められる時期になると予想され、早急に公営、民間賃貸住宅の活用、民間への協力体制づくりの対応を講じる必要性が出てくると考えられるが、今後の対応を含めて推進計画の作成づくりが急務と思われるが伺いたいと思います。まず、1点目に新しく制度ができました「あんしん入居支援事業」の創設についてでございます。②に、高齢者の所有する住宅の賃貸を円滑化する持ち家資産活用支援制度の創設でございます。③特定有料賃貸住宅の家賃助成を子育て世代に重点化するとともに、地方自治体が自由に助成のウエイトが変えるようにできる制度の創設。④公営住宅の円滑活用するにあたって、大きな問題となっているのが、一人住居対策の見直しでございます。条例の整備を含めて検討していくべきではないかと思いますので、お伺いをしたいと思います。⑤住宅管理費の敷金の運用はどのようになっているか、お伺いをしたいと思います。⑥民間業者の育成、雇用促進などからPFI事業の活用などが考えられるが、検討した経過があればお伺いをしたいと思います。以上です。
答弁 町長 深見定雄(町長は2007年3月まで)
ただいま、公営住宅整備についてのお尋ねをいただきました。訓子府町再生プロジェクト推進計画では、主に公営住宅の推進計画の主眼として進めてまいりましたが、訓子府町の民間住宅及び町営住宅のあり方と活用計画とその計画に位置づけられた、町営住宅のストック活用、改修計画を含めた建設計画を来年度策定することとして検討しております。訓子府町は、「訓子府町総合計画」が示す住宅施策の基本方針を具体化するため、「訓子府町再生プロジェクト推進計画」を策定し、これに基づき各団地の基本計画、実施設計及び建て替えを進めてまいりました。しかし、「訓子府町再生プロジェクト推進計画」は策定後13年が経過し、この間、国や道の住宅政策の転化、公営住宅法の抜本的な改正、民活型の公的賃貸住宅制度の創設、PFI事業の活用など、社会・経済情勢が大きく変化していることから、橋本議員ご指摘のとおり、抜本的な見直しが必要となってきていると認識しております。本町といたしましても、来年度で公営住宅の建て替えが一区切りできることから、現在策定中の第5次訓子府町総合計画に基づき、住宅政策のあり方について計画の策定を進めているところでございます。訓子府町再生プロジェクト推進計画では、主に公営住宅の推進計画を主眼として進めてまいりましたが、訓子府町の民間住宅及び町営住宅の活用計画とその計画に位置づけられた既存町営住宅の活用及び改修計画を含めた建設計画を来年度以降策定することとしております。ご質問にありました6点のうち、1点目の「あんしん入居支援事業」の創設、2点目の「高齢者の所有する住宅の賃貸を円滑化する持ち家資産の活用支援制度」の創設、及び3点目の「特定優良賃貸住宅の助成を子育て世代に重点化するとともに、地方自治体が自由に助成のウエイトを変えるようにできる制度」の創設につきましては、国の施策として民間賃貸住宅の機能向上をめざすものであり、当面、大都市部を中心に自治体などが参加するネットワークを構築する意向であります。本町におきましても、現在展開されつつある民間賃貸住宅に多大な期待を寄せるところであり、訓子府町の民間持ち家住宅、民間賃貸住宅及び町営住宅のあり方と活用計画の中でトータル的に検討する所存であります。4点目にお尋ねの「公営住宅の円滑活用するに当たって、大きな問題となっている一人住居対策の見直し、条例の整備などを検討すべきではないか」につきましては、本来公営住宅は公募を原則としておりますが、今回ご質問のあったことにつきましては、「既存入居者の同居に人数の増減があったこと、または既存入居者もしくは同居者が加齢、病気等によって日常生活に身体の機能上の制限を受ける者となったことにより、町長が入居者を募集しようとしている町営住宅に当該既存入居者が入居することが適切であること」または「町営住宅の入居者が、相互に入れ替わることが適切であることが双方の利益となること」のどちらかの条件が整えば、現行の訓子府町営住宅管理条例で入居替えが可能となっておりますが、住宅の住み替えは入居者双方の意向を尊重しなければならないことなどから、なかなか思うように進まないのが現状であります。このことにつきましても、公営住宅の円滑な活用を目指し、町営住宅の活用及び改修計画を含めた建設計画の中で、条例改正も視野に入れ検討していきたと考えております。5点目にお尋ねの「住宅管理費の敷金の運用」についてでありますが、訓子府町営住宅管理条例第20条「町長は、入居者から入居時における2月分の家賃に相当する金額の敷金を徴収する」ものとしており、敷金の運用につきましては、第21条「町長は、敷金を国債、地方債または社債の取得、預金等安全確実な方法で運用しなければならない」こととなっておりますので、この敷金につきましては、一時預かりとして積み立てを行っているところであります。6点目に、お尋ねの「PFI事業」についてでありますが、本町の住宅施策といたしましては「訓子府町再生プロジェクト推進計画」に沿って、公営住宅の建て替えを基本とし進めてまいりましたので、「PFI事業」を計画し実施に至るまでの検討経過はございません。しかし、現在整備を進めております公営住宅の建設につきましては、来年度で建て替えが一区切りできることから、今後の社会・経済情勢及び町の財政負担上有利であるかどうかなどを含め、町営住宅の活用及び改修計画を含めた建設計画を策定する中で、「PFI事業」につきましても、本町にとって本当に有益な事業なのか検討していきたいと考えております。以上、ご答弁申し上げましたので、ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。
再質問 14番 橋本憲治
それでは引き続きお願いをしたいと思います。まず、再質問で一人住居ということで、住宅の総数に対して何人ぐらいいるのか、わかれば教えていただきたい。それから賃貸の民間で活用しているところが多くあると思うのですけれども、その把握ができていれば戸数を教えていただきたいと思います。それと⑤のところなのですけれども、今は一時預り積み立てをしているということでありますけれども、訓子府町営住宅管理条例の中で、先ほど町長が第21条の中で敷金は国債、地方債、社債、預金、安全確実なものに運用しなければならないということになっておりますけれども、第2項で「前項の規定により運用して得た利益金は共同施設の整備に要する費用に充てる等、入居者の共同の利便のために使用するとものとする」ということになっておりますので、ある程度、一定程度に出入りがあるということは考えられますので、ある程度積み立てしていれば、ほかの資金運用が十分にできたのではないかなと思うのですけれども、それに合わせて総額どのぐらいあるのか、ピーク時にはどのぐらいあったのか、教えていただきたいと思います。
答弁 建設課長 竹村治実(建設課長は2009年3月まで)
ただいまの3点の質問がございました。1点目の一人住居世帯が単身の方が何人ぐらいいるかというご質問でございますが、これについては町内で61人でございます。それぞれ内訳でございますけれども、末広団地が多くて40戸、それと穂波団地が5戸、公営団地12戸、日出団地が4戸というふうな形になっております。それと2番目の訓子府町における個人の賃貸住宅についてのご質問でございますけども、国勢調査を現在進めているのですけども、集計がまだ出てないものですから、平成12年度の国勢調査の数字で行きますと54戸というふうになっております。近年、多少民間の住宅、賃貸の住宅が少しずつ増えている現状にありますけども、54戸でも多少少ないのではないかなという気はいたしますけども、それは今後国勢調査の中でまた数字は明らかなってくると思います。それと3番目の資金の運用益の総額でございますけども、平成17年12月15日現在で敷金の合計が2,064万3,441円となっております。この中で元金につきましては、1,295万9,400円。これについては、公営住宅が退去するときに返すお金ですから正確なものであります。それと利息につきまして、768万4,041円。これについては、先ほどご指摘のあった運用益の部分であると思います。これについては、今条例の中で議員から話があったように、これの運営金は共同施設の整備に充てるというふうな形で条例の中でも書いてあります。今ぐらいについては、この運用益を施設のほうに充てているというようなことはございません。それとペイオフの関係上、今決済用準備預金ということで、利息についてはついてないような状態でございます。今後といたしまして、この運用益につきましては、条例にも書いてありますように共同施設の何かそういうふうな事情が出た場合ついて、有効利用をしていきたいというふうに考えております。
再質問 14番 橋本憲治
1人の方たちが61人ということで、条例の中にもうたってありますけれども、なかなか住んでいる居住権と言うのですか、そういう関係からなかなか難しいというお話でございましたけれども、いずれにしろ、そういう整備もほかの市でやっているところもありますし、やはり条例をよく理解していただいて、そういうことも進めていかなければならないのかなと思っておりますので、ぜひそういうことも合わせてお願いをしたいと思います。それから積立金のお話なのですけれども、近年は預金利子がつかないというのは十分にわかったのですけども、この条例ができてこれ一度もなかったのでしょうか。この運用したというような経過は、今一度その点について。
答弁 建設課長 竹村治実(建設課長は2009年3月まで)
かなり昔には、運用益を使用したという例はあるようでございますが、近年は先ほど話したように積み立てという形でしております。
再質問 14番 橋本憲治
6点目でございますけれども、これは私ももう何回もお願いしている経過もありまして、この12月12日に北見市で、借上市営住宅制度導入ということで道新に載っておりました。民間業者が、公営住宅制定基準などに基づき建設を計画し、市の認定を受けて共同住宅を市が20年間借り上げ、市営住宅として市民に提供すると。それから住宅部分は事業負担主になると思いますけれども、通路とか共用部分については、なおかつ高齢者の無形の施設については国から3分の1助成が出るというようなことを早急に来年の2月には策定していきたいというふうに載っております。市住宅マスタープランの中で、中心部に住んでいただくような二重空間をつくっていく、町中移住を推進していきたいというようことが一つ載っておりましたし、そのあと北見市の市営住宅を今度は建て替えが主流だったが市営住宅をリフォームです。リフォームして住居と改善ということで、2戸を1戸にして、リフォームして再生させると。それから、建物の骨格を残して全面改築すると。それから個別改善、中だけを改善する建て方。そういうことで、この事業も早ければ平成18年から計画を立てて、10年間の間で市営住宅を見直していきたいと。そういう意味では、民間に特に私は東藻琴やなんかのをここで発表したことがあるのですけれども、やはり20年間業者と業務・契約を結びまして住宅を作成したというような経過も言わせていただきましたし、ぜひPFIいろいろな項目の活用方法が載っております。特に、町長は「小さな投資で大きな効果をあげるんだ」ということを日頃から強く推進しておりますので、再度この今度の総合計画の住宅プランの中には入れていくというお答えでございましたけれども、再度最後にこの件についてもう一度ご見解を伺いたいと思います。
答弁 助役 宮川伊三男
ただいま公営住宅の今後の整備に関わりまして、大変参考となる前向きなご意見をいただきました。町長の答弁でも申し上げましたように、今橋本議員がおっしゃられた内容のことも含めて建設計画策定いたしますが、その中で十分検討して進めてまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。