みんなの議会

小清水町議会 令和2年第5回定例会 2020年9月15日

(1)新型コロナ、インフルエンザ同時流行対策について/(2)子供の発達支援について

2020年9月15日、小清水町議会の一般質問で、工藤孝一議員が「新型コロナ、インフルエンザ同時流行対策について」「子供の発達支援について」について質問し、町長 久保弘志が答弁しました。

質問者
工藤孝一 議員
答弁者
町長 久保弘志

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 6番 工藤孝一

はい、6番。さきに通告してあります一般質問2点について伺います。最初に1点目でありますが、新型コロナ、インフルエンザ同時流行対策についてであります。(1)9月4日、厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策本部が発出しました、次のインフルエンザ流行に備えた体制整備についてでありますが、小清水町としての受け止め、また具体的対応について伺います。(2)インフルエンザ、新型コロナが臨床上識別困難であることや、新型コロナワクチンが未開発であることから、可能な限り、インフルエンザワクチン接種の拡大が求められますが、所見を伺います。

答弁 町長 久保弘志

お答えいたします。厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部が発出いたしました、次のインフルエンザ流行に備えた体制整備では、各都道府県が主体となって、コロナ禍における今期のインフルエンザ流行を見据えて、地域の実情に応じて多くの医療機関で発熱患者に対する相談、診療、検査ができるよう、本年10月中旬を目途に医療提供体制を整備することとしております。これにより、発熱があった場合、これまでのように帰国者・接触者相談センターを介することなく、かかりつけ医等の身近な医療機関に直接相談、受診できるようになることで、住民の皆様にとりましては、少し不安が解消されるようになるものと考えております。他方、医療提供体制等の整備の主体となる北海道からは、その具体的な取組の通知がなされておりませんので、斜網二次医療圏での体制がどのようになるのか不透明ですが、しっかりと情報を捉え、対応してまいりたいと考えております。町内においては、小清水赤十字病院にて、既に8月12日からは医師が必要と判断した場合は、新型コロナウイルスの抗原検査が受けられる体制を整え、発熱がある場合は来院前に電話をし、病院の指示に従って来院してもらうなど、一般外来との接触ができるだけ避けられるよう対応しておりますが、インフルエンザの流行により発熱患者が急増すると、院内での感染を防ぐ動線の確保は難しくなると考えられますので、流行期を前にどのような対策が必要となるのか、赤十字病院と連携を図ってまいります。また、発熱の症状がある場合は、必ず電話予約の上、病院の指示に従ってもらうよう、発熱時の受診の流れを分かりやすくお示しするなど、広く周知を図ってまいりたいと考えております。次に、インフルエンザワクチン接種の拡大についてでありますが、町が助成しております高齢者の昨年の接種率は52.1%、908名の方が摂取し、同じく乳幼児から児童生徒は74.7%、503名の実績となります。今年は、国においても接種を推奨していますので、接種希望者が大きく増えるものと考えられます。小清水赤十字病院では、既に昨年の一般の接種を含めた同量以上、2,600人分のワクチンが確保されていると伺っておりますが、国内での需要が高まることにより、どこの医療機関においても必要量の全てを確保していくことは、困難な状況が予想されますことから、引き続き需要増を見据えたワクチンの確保に努めていただくこととしております。その接種体制でございますが、厚生労働省から示された優先接種の考えを踏まえまして、重症化リスクの高い高齢者等への接種を優先的に実施することとし、既に赤十字病院と協議の上、町の助成対象となる65歳以上の高齢者、60歳以上の重症の障害を有する方及び乳幼児、児童・生徒に対しまして、接種の開始時期を昨年よりも20日早めて、10月1日から実施することとしております。接種の申込みにつきましては、昨年よりも1か月早く、9月15日、本日より赤十字病院において予約を受け付けております。接種日は基本的に高齢者の皆さんは月曜日から水曜日と、予約診療のある方は受診時に、子供の接種も月曜日から水曜日と、小児科開設によりまして、診察の予約のあるお子さんは受診時の接種が可能となるほか、やむを得ず他の曜日での接種が必要な方は、随時、病院と相談の上、御対応いただけることになっております。小清水赤十字病院には、可能な限りワクチンの確保をお願いし、より多くの町民の皆様が接種することができる体制整備に努めておりますので、御理解をお願いいたします。

質問 6番 工藤孝一

はい、6番。このコロナ、インフル同時流行の件で、ただいま(1)の国からの指示に基づく北海道、都道府県、北海道が中心となって執り進めていくということに関しては、まだ具体的な指示といいますか、相談がないということのようであります。ただ今期の、この指示に対しては、小清水赤十字病院がインフルエンザの受診を道や国から指定医療機関として指定されていると思うんですが、そういうふうになるかどうかも確認されてはいないということになるんでしょうか。その点がまず一点ですが、それと、その診療体制ですが、ちょっと最後のほう、町長から聞き逃したかに思うんですが、休日と夜間の相談診察の体制についてはどうなるのかという点が2点目であります。2番目のインフルエンザワクチンの件ですが、実績が高齢者については908名ということでありますが、これは、今後、小清水赤十字病院の看護師、病院関係者を初め、重篤な患者さんを迎えた場合、相当なストレスや健康状態を心配する状態に追い込まれると思うんです。このことは小清水赤十字病院の関係者にとどまらず、医療、介護現場や教育、そして保育関係、あわせて救急隊の消防署職員、こういう関係者の方々についても定期的な、希望する方にワクチンの接種、あるいは定期的な抗原検査も必要に迫られる、病院で働く方々に、例えば1週間なり1か月ごとに抗原の検査をして、安心して働いてもらう、ワクチンと抗原検査のそういった対応について、この点について伺いたいと思います。よろしくお願いします。

答弁 町長 久保弘志

いろいろな対策については国・道からの指針等に基づきまして、しっかり対応していきたいという考え方は変わりませんが、赤十字病院が指定の医療機関になる、ならないというのは、現在、保健所と調整中だということで、まだその結論は出ていないということでございますので、恐らく、そこはされるんではないかなとは思っていますが、今のところはそうなってはいないということで御理解をいただきたいと思います。あと、休日・夜間の対応の関係でありますが、今朝ほど見た内容でありますけれども、北海道のほうで、そういう保健所が今担っている部分を、やはり保健所はすごく疲弊をしているという部分で、民間さんのほうに委託をするというようなことで、そういうセンターを設けるという記事が実は載っておりました。ですので、そこについては夜間・休日等々含めて対応されるんであろうというふうに考えているところでございます。ですので、急な場合については、当然、小清水赤十字病院のほうでも対応いただけると思いますけれども、まずはその場合は、そういう、従来は帰国者・接触者相談センターのほうに、常にまずは一報を入れるということでありましたが、北海道がそういうセンターをつくられるというような方向で今進められておりますので、一般的にはそちらのほうにまずはお電話をして対応していくのかなというふうに考えております。ただ、急を要する場合については、当然、赤十字病院でも対応するというふうには思っております。あと、次の、看護師と医療従事者、教員、先生等とも含めて、やはり、そのリスクがありますので、いろいろな、そういう対応業務の中で疲弊をしているという状況についてはすごく心配をしているところでございます。そのようなことから希望者にはワクチン接種であるとか抗原検査であるとか、そのような御意見かなというふうに考えてございますけれども、ワクチンについては、当然、医療従事者については接種をするというふうに考えておりますし、そういう必要な方については、先ほど、おおむね2,600名分のワクチンの確保ということでありますけれども、全町民が打つだけのものは恐らく手には入らないと思いますので、そういう方々については、やはり優先的に接種をいただくなど、そういうようなことで進めていければいいかなというふうには考えているところでございます。あと、そのワクチン、抗原検査もそうでありますが、抗原検査については、やはり、今現時点においては病院の医師の判断で赤十字病院さんもやられている部分がありますので、その辺ができるのか、できないのかというのは赤十字病院さんと今後意見交換しながら進めていきたいと思いますけれども、現状においては、やはり医師の判断で必要とされる者に抗原検査を実施するということになっておりますので、現状としては難しいかなと思いますが、引き続き病院のほうと意見交換をしながら、しっかり対応していきたいというふうに考えてございます。

質問 6番 工藤孝一

ただいま町長のほうから休日、その体制の問題で、夜間・休日の検査、診察、相談、これは二次医療圏で数箇所センターを設けるということは私も承知していますが、ただ、急を要するときは、言われたとおり地元の小清水赤十字で相談にも乗るということが肝要だというふうに感じます。2,600名分のインフルエンザワクチンということでありますが、本日、一般新聞の新聞折り込みにワクチン接種のチラシが入りましたが、高齢者、65歳以上の方については千円の自己負担ということになっておりますが、これは先ほど申し上げましたように、各、疲弊した教育、保育、医療現場などの従事者とあわせて無料で高齢者も接種してもらうという取組が必要に感じます。これは、そういう方々に限らず、希望する町民にも接種を可能にするということを対応をすべきだというふうに考えますが、その点についてはいかがでしょうか。

答弁 町長 久保弘志

コロナ禍の中にありまして、やはり季節性のインフルが流行するという中では、そのようなことも、実は、検討はしたところでございます。ただし、その方たちにも、特に、例えば医療従事者、教員であるとか、介護従事者であるとか、そこの振り分け等々もあろうかと思いますが、何せ国全体としても国民の半数程度のワクチンしか確保されないという見込みでございます。その中で、先ほど申し上げましたが、本町についても2,600人分であります。これで、例えば助成制度を新たに拡充をしても、申し込んでも受けられないことが出てしまうという状況になってはいけないというふうに思っています。ですので、ワクチンの供給量を確保できない恐れが高まることになりますので、今のところは現状の助成措置を維持してまいりたいというふうに考えてございます。ですので、新たなものについては検討はしております。検討はしましたが、今現在についてはそれを拡大するという考え方は持っていないということで御理解いただきたいと思います。

質問 6番 工藤孝一

今、町長のほうから今現在は拡大していく方向では決めていないということでありますが、今後、季節が進むにつれて、また状況も変わると思います。ぜひ、提案した件についても今後に向けて検討していただきたいと思います。加えて、北海道、国の新しい生活様式ということで、この時期、2月、3月を乗り切っていかなければなりませんが、そのために特に病院中心に換気のためのサーキュレーターの設置などにも取り組んではいかがでしょうか。あわせて、このコロナが始まって面会できないのが6か月、半年以上続いております。親を小清水赤十字に預け施設に入院されている子供さんからは、洗濯物を1週間に1回取りに行っても、なかなか会話もできないというのが半年続く中で、やっぱり、オンライン面会、これは、そんなに難しいことではないと思いますが、オンライン面会ができるような体制もあったらいい、家族の方も安心してもらえるのではないかというふうに、一言付け加えて、この1番目の質問を終わります。続いて、2番目の子供の発達支援について質問いたします。発達障害のある子供たちは、その障害の特性から学習面、社会性、コミュニケーション力などの生活面において様々な困難を抱えています。独特な認知特性のため、失敗する経験が重なると自信を失い、自尊感情の低下、やる気の喪失、周囲のへの攻撃的な態度といった2次障害にもつながります。適切に能力を伸ばしてあげるためには、就学前後に関係なく一人一人に合った支援が大切です。心の専門家である臨床心理士を招いて、支援について学習、検討する機会を設けるべきだと思います。所見を伺います。

答弁 町長 久保弘志

子供の発達支援については、妊娠期からの健康管理によるハイリスクの予防、乳幼児健診などの母子保健事業と子育て支援事業の連携によりまして早期から対応を図り、子供の育つ力、子供を養育する家族の力を引き出す支援を行い、また教育と療育が連携をし、乳幼児期から学童期における切れ目ない継続支援に努めているところであります。支援を行う本町の地域包括支援センター等の専門職や保健師、保育士には子供の特性を見極め、個性を尊重し、能力を伸ばしてあげる知識と資質が求められておりますことから、議員からありましたように、研修の重要性、必要性は十分認識しているところであります。近年の研修の実施状況につきましては、精神科医師や児童相談所などの教職員を講師として開催された研修会に出席をしておりまして、そのほかにも管内の専門職らが集まって事例の検討会を定期的に開催をしているところであります。また最近では、町内において児童相談所の職員を招いて、町、社会福祉協議会の専門職員がファシリテーターとして、障害を持つ子の親の会の方々と学習会を開いております。質問にありました、心の専門家である臨床心理士の方による研修は、これまで受講していないようですので、様々な角度のお話を伺え、よりよい支援につながるものであれば開催を検討し職員等の資質の向上を図るとともに、今後も引き続き教育機関と連携をし、相談支援に努めてまいりたいと考えております。

質問 6番 工藤孝一

子供から青年期にかけて、本町では包括支援センター、教育委員会、福祉課中心に学校と連携して切れ目のない支援を続けているというのは私も、2年前の一般質問でも町長のほうからそういう答弁をいただいていますし、特に小学校の特別支援教育での考え方を、やっぱり、3つを中心的に、支援教室の場合、まず1つは医療の立場からの支援、そして2つ目には療育の立場からの支援、そして3つ目には教育の立場からの支援ということで、3つの観点から小清水小学校では支援に取り組んでいるということであります。1つ目の医療の立場からの支援というのは、支援教室の担任の先生が美幌の病院や音更の緑が丘の病院へ子供と一緒に病院へ行って、先生とのいろんなやり取りを直接担任の先生がやるというそういう取組。2つ目には、療育の現場という取組は斜里地域通園センター管理責任者の方が始業式前に来たり、その後にも小学校にも訪問したりする、そういう意味での療育的立場の取組ということをおっしゃっていました。あわせて、教育の現場からという取組では、平成20年度から実施されている文科省のパートナーティーチャー派遣制度で、網走特別支援学校から年三、四回来てもらって、午前中は支援学校の支援教室の各教室を回って、午後から教職員の方々、親の方々含めて会議をするというそういう取組を、やっぱり、福祉関係も含めてそういう取組が行われているというのは本当にすばらしいことだと思います。ただ、皆さん承知のとおり、支援学級の自閉症・情緒障害特別支援教室は、やっぱり、支援の生徒は増えてきていますよ。管内的にも、先日確認しましたら、管内全体での自閉症・情緒障害特別支援教室に在籍している子供の増加の数ですが、平成30年度で475名、平成31年で540名、今年で637名と、1年間に70名を超える、管内的にも増加。その小清水小学校についても例外ではありません。そういう増加する中で、先ほど言いましたパートナーティーチャー派遣制度で網走特別支援学校の先生が来ていますが、特別支援学校で取り組んでいる障害は5つなんですよ。1つは視覚障害、2つ目には聴覚障害、3つ目には知的障害、4つ目に肢体不自由、5つ目に病弱というこの5つです。自閉・情緒障害については、一応、入っていないということになっております。そういう意味では、切れ目のない、本町の包括支援を中心とした発達支援の中で、やはり心の問題についても十分重きを置いて、今、これから子供たちの将来を見据えて、ぜひ発達問題については新しい分野での研修も取り組んでいただきたいということを再度御所見のほう伺います。

答弁 町長 久保弘志

お答えいたします。議員おっしゃるとおり、そういういろいろな発達障害等々お持ちの方については本町にも増加傾向にあるという認識は同じでございます。そういった中で幼少期から学童期までというようなことで、親御さんも含めてでありますが、そういう発達障害等々をやはり早く見つけてあげるということもすごく重要なことであるというふうには認識しております。ですので、現状としてはそのまま大人になっていって、大人になって初めて分かってしまうという事例も近年では起きているというようなことも分かってきているところでございますので、ここはある程度、幼少期において、町としましては先ほどから出ていますけれども、様々な部署と連携をしながらしっかり対応していきたいという考え方は変わっておりません。今後についても、しっかり、そこは連携をして取組を進めたいというふうに思っておりますし、御提案のあります心の専門家であります臨床心理士さんの関係、やはり、そこについてはどのようなお話がいただけるのか等々も調査をしながら、必要であれば、当然、先ほどもお答えしましたとおり、その開催については検討していきたいといふうに考えてございますので、時期等々については明言はできないですけれども、それぞれいろいろな連携をしながら、必要があればそういう研修も本町としても取り入れていきたいという考え方でございますので御理解をいただきたいと思います。

出典:小清水町議会 令和2年第5回定例会 2020年9月15日 議事録 PDF(8ページ) 間違いを知らせる