みんなの議会

小清水町議会 平成26年第8回定例会 2014年9月17日

(1)住居表示制度の取り組みについて/(2)小中一貫校の制度設計、学制改革について

2014年9月17日、小清水町議会の一般質問で、髙橋隆文議員が「住居表示制度の取り組みについて」「小中一貫校の制度設計、学制改革について」について質問し、町長 林直樹、教育長 渡邊等が答弁しました。

質問者
髙橋隆文 議員
答弁者
町長 林直樹、教育長 渡邊等

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 8番 髙橋隆文

それでは先に通告しております2点について質問したいと思います。まず1点目、住居表示制度の取り組みについてでございます。明治31年の戸籍法改正以降、地番という呼称を住所表示として慣行的に一般化して使用してきた表示方法から、町名、地番が混乱して解りにくいものとなっている住居表示を、合理的な解りやすいものにし、住民の福祉の向上に資することが目的とし、昭和37年に住居表示に関する法律が施行されました。その住居表示に移行すべく市街地の自治会について、新しい住所の表示について住居表示制度の説明を開催してきたところです。その経過と各自治会の対応、今後の計画構想についてご所見を伺います。2点目、小中一貫校の制度設計、学制改革についてございます。平成24年4月に町内6カ所の小学校を再編し、新生小清水小学校がスタートして2年5ヶ月が経過しました。小学校再編にあたり、平成18年12月に作成した小清水町立小学校再編に関する提言を基本として、平成20年9月11日、委員会議決された教育委員会施設整備基本方針、平成21年8月18日一部変更され委員会議決された教育委員会施設整備基本方針にも小中一貫校を推進する関係から中学校については新生小清水小学校との連携を図れる形が望ましいとし、又、小学校再編に向けて小学校再編自治会懇談会資料、小学校再編に向けての教育委員会の考え方に基本方針として、小中一貫教育の実現にも寄与するものとなる、として教育委員会が中学校については市街地中心部への移転を念頭に新生小学校に隣接する形が望ましいとした方針、経過の中で統合、再編、改築、施設整備を推進してきました。今年7月教育再生実行会議が第5次提言を取りまとめ提出し、特例小中一貫教育を制度化し6・3制に固定化されてきた義務教育の区切りを教育委員会が柔軟に決められるように平成27年1月通常国会に法案を提出をするとしています。本町でも施設整備基本方針の中で小中一貫教育を推進する上でハード面での整備を図るとしてきましたが、小中学校ともに建設場所については変更してきましたが影響はあるのか、小中一貫教育の実現について今後具体的にどのように取り組んでいくのか、計画、構想についてのご所見を伺います。

答弁 町長 林直樹(町長は2017年6月まで)

ご質問の一点目について、お答えいたします。小清水市街地における住居表示の導入につきましては、町としては、何よりもそこに住んでおられる町民の皆様のご理解とご協力がなければこの事業の実施は難しいと考えているところでありまして、議員のご質問の経過と自治会の対応についてでございますが、まず、昨年11月、町内の自治会長の皆様にご参集いただきまして、住居表示の導入検討に向けて、事業の趣旨や効果等について説明させていただき、ご理解とご協力をお願いしたところでございます。また、本年5月に入りまして、住居表示導入の対象地域として考えている小清水市街15地区のそれぞれの自治会に対しましては、説明会の開催に向けて、日時と場所の調整をお願いいたしまして、7月10日から8月1日の間、12の自治会の皆さまにご説明させていただいたところでございまして、その結果につきましては、広報こしみず9月号でお知らせしたとおり、説明会に参加された方からは、住居表示を進めて良いとの意見が出される一方で、今のままで必要ないといった意見もありましたことから、引き続き丁寧な説明の下、町民の皆様のご理解とご協力を得た中で進めて参りたいと考えております。また、並行いたしまして、仮称ではありますが、住居表示検討委員会を設置いたしまして、具体的な今後の計画、構想について検討して参りたいと考えているところでございます。以上でございます。

答弁 教育長 渡邊等(教育長は2017年3月まで)

2点目のご質問にお答えいたします。現 在 の 義 務 教 育 6 ・ 3 制 に つ い て は 、 小 学 校 か ら 中 学 校 へ 進 学 し た 際 に 学 校 生 活 の 変化に対応できず、不登校が増える、いわゆる中1の壁といわれるギャップ問題が課題になっているほか、小学生の心身の発達が6・3制を導入した昭和22年に比べ早まっているなどのことからも6・3制を見直し、現在の義務教育9年間を通じた教育をしやすくするため文部科学省においては小中一貫学校の制度化をする方針を固め検討が進められているところであります。こ の よ う な こ と か ら 本 町 に お い て も 小 中 一 貫 教 育 の 推 進 の た め の 取 組 み と し て 、 平 成23年度から25年度までの3年間は、北海道学力向上トリプルアップ事業、小中ジョイントプロジェクトを、また平成26年度から平成28年度までの3年間は小中連携・一貫教育実践事業を実施し、小中連携の取組みを行っているところでございます。こ の よ う な 事 業 を 通 し て9 年 間 の 教 育 課 程編 成 を踏 ま えた 小 ・中 連 携に よ る小 ・中 学 校間の教員の乗り入れ授業や小学校における一部教科担任制などの取組みを行うための体制の整備等の検討を進めております。ご 質 問 に あ り ま し た 小 中 一 貫 教 育 を 推 進 す る に あ た り 小 中 学 校 が 併 設 と な っ て い な い問題につきましては、小中学校が離れた場所にある中で連携型の小中連携一貫教育の取組みをしている市町村が数多くございますので、導入にあたっての課題はございますが、今後、国の動きを十分注視しながら、小中一貫教育導入に向けて検討を進めて参りたいと考えております。以上答弁といたします。

質問 8番 髙橋隆文

まず第1点でありますが、住居表示制度の取り組みについてでございますが、今答弁ありましたように、市街の15自治会の説明をされてきたという事でございますが、15の内、3自治会が開催されないということで、実質12自治会で説明してきたということでございますが、その中でお聞きしますと参加人数で119名が参加されて説明を受けたということでございます。この15自治会の対象戸数が1057戸ということですから1戸平均1人出席したとしても参加割合としては11.2パーセントの出席率ということになろうかと思います。その中での開催されない自治会が、3自治会あるということでございまして、この7月10日から8月1日までに開催された、住居表示の取り組みについての説明については、ちょっとまだ住民の方々に説明がなされてないのかなという思いをしております。したがって、今後の取り組みでありますが、先程答弁にございましたように、検討委員会を組織して、これからそういった取り組みについてしていきたいということでございまですが、この検討委員会を含めて、今後更なる住民に説明をする場所として、どういうような場を設定するのかお聞きしたいと思います。町長が常々言っております、基本方針である町民の目線にたって十分説明責任を果たしたいということでありますから、その場所を十分ひとつ設定をして生かしていただきたいものと思いますし、さらに検討委員会の組織でありますが、どのような人選で組織していくのか、またこれはどういうような機関とするのか、諮問委員会なのか、どういう委員会なのかお聞きしたいと思います。それから2点目の小中一貫校の関係でありますが、今教育長からもお話がございましたように、23年から25年までのプロジェクトだとか、そういったものを勘案しながら今、小中連携をしているということでございますが、今後の、教育長が言いましたように、小中一貫校については、学力向上だとか、中一ギャップの解消が期待されるという反面ですね、小中一貫校をすることによって、当町はそんなに多くないとは思いますが、転校生の転入転出についてですね、カリキュラムのずれがおそらく出てくるんだろうと思います。そういった対策、更にはですね人間関係の固定化等々が懸念される部分も含んでおりまして、先程言いましたように、学力向上だとか中一ギャップの解消が期待される反面ですね、今、申し上げました転校生のカリキュラムのずれだとか、人間関係の固定化等が懸念されるということもあります。そういった中でですね、そういったことを進めていくには、今後どのようなですね、形の中でこれらを進めていくのか、構想的なものをお伺いしたいと思います。その中で、先程申し上げましたように、施設が分離というか離れておりますので、以前申し上げておりました、施設一体型の形で進めていくのか、施設分離型で進めていくのか、その辺も構想的にありましたらお伺いしたいと思います。

答弁 町長 林直樹(町長は2017年6月まで)

1点目の住居表示についてお答えをしたいと思います。髙橋議員ご指摘のとおり、1回目の住民説明会では、なかなかお集まりをいただけなかったというふうに私も理解をしているところでございます。このような結果を受けましてですね、検討委員会を早急に立ち上げるということになってございます。検討委員会の中身でございますが、まず、今後、諮問機関というんではなくて、今後どのように住居表示を住民の皆様方に説明して理解をしてもらったらいいのかというようなことを中心に検討していただこうというふうに考えておりまして、その構成につきましては、1区桜ヶ丘自治会から11区自治会までのそれぞれの自治会長さん、15名でございます。それから、連合自治会の副会長さん2名に入っていただいて、合計17名の構成員ということを現在考えているところでございます。そういった中で、色々検討していただく中でですね、今後さらに住民説明会をすべきなのかどうか、その他の方法もあるのか、住民に対して説明する。例えば、自治会単位に集まって、それぞれの自治会長さんが説明をするというのか、そうではなくて、もう一度、自治会ごとに町の職員が行って説明をするといったことになるのか、そういった事も含めて検討していただきたいというふうに考えているところでございます。今後のスケジュールでございますが、最初に答弁したとおり、まずは市街地に住んでおられる皆様方のご理解がなければですね、一方的にこれを進めても良いことではないと私は理解しておりますので、時間がかかったにしても、よく町民の皆さん方の理解を得た中でですね、年次計画で進めていきたいというふうに考えておりますのでご理解をいただきたいと思います。以上でございます。

答弁 教育長 渡邊等(教育長は2017年3月まで)

ご質問にお答えしたいと思います。まず、小中連携、特に一貫教育導入にあたってのですね、課題等、特に、例えば、転入転校した場合、いわゆる小清水でいけば転入した子供たちが教育課程編成で小中一貫教育を導入した場合に、4・3・2だとか、5・4だとか、5・2・2だとか、色んな教育課程編成を組む形が考えられます。今度、小清水町がどういう形で組んでいくか、今後検討課題となっておりますが、転入した場合には、ご指摘のとおりですね、転入した子供たちが4月から、例えば5年生になったときに、教育課程で自分達が一度教育を受けた教科を重複したり、又は人によっては、子どもによっては、5年生の授業ができないままですね進んだりという、確かに市町村における教育課程編成で特に小・中一貫教育を導入した場合については、1年生から6年生までという教育課程がはっきりしてませんので、そういったずれが、確かにデメリットが生じることがあると思います。ただ、本町の場合にはこれまでへき地複式教育をおこなったところは、例えばへき地複式は1・2年生が一緒なとこ、3・4年生が一緒です。こういった学校に来る子供たちも今ご指摘のような、教育課程編成上、子供たちのデメリットが過去にあった可能性もあります。ただ、教育委員会としては、デメリットよりもメリットが非常に多くあるということで今考えています。全国でも、今、国のですね特例の指定校を受けて小中一貫の導入を、文科省の指定を受けてやっているところがあります。こういった中では、非常に成果がでているということでですね、報告がされております。例えばですが、小中一貫教育を導入した学校ではですね、小中学校の不登校率の減少、また、今盛んに課題となっている学力テストの平均正答率がですね、向上しているだとか、また児童生徒の規範意識の向上、そして異年齢集団での活動による自尊心の高まり、また、小中学校が教員の乗り入れ授業をやりますので、教員同士の生徒理解だとか指導方法がですね、小中一貫した体制がとられるという大きな成果がでております。いずれにしても小清水町については、ハードの建設が小中学校でも終わったばかりです。どうしても一体型では無理ですので、分離型で連携してですね、一部先生方が乗り入れ授業の行き来する時間の往復のロスがあります。また学校で、例えば小学校の課程をですね、今、校舎で何年生まで受け入れるか、中学校で何年生から受け入れるかについて、確かにハード面と合わせた教育課程編成、例えば6・3からですね4・3・2だとか、5・4体制に決める中でもいわゆるハードの校舎と受け皿を考えながらですね、教育課程編成を組んでいくよう今後検討して参りたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。

質問 8番 髙橋隆文

住居表示の方についてですね、再度ご質問したいと思いますが、常々この住居表示制度につきまして、自治会組織の方は変更しないということでございますが、住居表示に伴う町割り、町名案ではですね、町内6地区に区割りをしておりまして、ほとんどの自治会組織が2から3地区の町名変更となります。現在でも自治会区割りがですね、明確がでない中、今後自治会の区割りとして、混乱が生じることがないのか、今後ですね、新たに転入転出するときに自治会組織に加わる根拠として、どういうような形を考えているのかお伺いをしたいと思います。2点目につきまして、小中一貫校の方でも再度ご質問したいと思いますが、教育長が今申し上げました、確かに教育課程特例校研究開発校の指定を受けているところが、全道で公立校で25校、1市6町でおこなっているということでございますし、私立校でも全道1校合計で26校が特例校の指定を受けて小中一貫校をしているということでございますが、この中でですね本町が目指しているのは、今法案が1月に提出されているわけでありますから、制度化のなった中で目指しているのか、特例校として将来見据えて目指しているのかお聞きしたいと思います。以上です。

答弁 町長 林直樹(町長は2017年6月まで)

住居表示についてお答えしたいと思います。住民の方々に説明した一つの案としてはですね、髙橋議員がおしゃったとおり、町名の割り方は字小清水を六つに割っております。これはあくまでも一つのたたき台としてお示ししたところでございますので、その中には当然現在の自治会は2つなり3つ入っていくという形になろうかと思います。こういったことについてはですね、この割り方でいいのかどうかも含めてですね、検討委員会の中で種々検討していただくというのが私どもの考え方でございます。それと加えまして、自治会組織はこの際まったく別に考えて進まないと、住居表示が非常に難しくなるというか、からまってきてですね、ややこやしくなるというか、そういったことがあるというのが先進地のお話でございますので、今回は自治会組織はまったく別にして町名割りというか住居表示を進めていきたいというのが、私どもの考え方でございますので、ご理解いただきたいと思います。いずれにいたしましても、市街地区の自治会長さん等で構成する検討委員会の中で、色々なことを協議させていただいてですね、進めていきたいというふうに考えているところでございます。以上でございます。

答弁 教育長 渡邊等(教育長は2017年3月まで)

ご質問にお答えしたいと思います。いまご質問がございました、教育課程特例校という学校はですね、平成24年から4月から小中一貫のそれまでの特区から全国的に文科省が指導してですね、申請のあった所を受けて許可をするという形で、今全道の関係については、ご質問の中でも数を言っていただきましたが、全国的には25年12月末現在で983校、全国で43県ということですから、これが連携型の母体となると思いますが、983、約1000校弱のとこが既に特例校として一貫教育の導入を行ってます。ただこれらの学校も、法改正、来年の予定ということで、来年法改正が確実に行われるかどうかまだ分かりませんが、行われたときにはですね、こういった特例校も全校、いわゆる市町村教育委員会が独自にできる形の一貫教育導入を目指しているということで、今報告をいただいております。いま、ご質問にもございましたように、小清水町は先程お答えしたように26年から3年間、28年まで新しい道指定の小中連携一貫教育実践事業を展開しておりますので、できれば、この間にですね、法整備が終われば、タイミング的にはもしスムーズに今後保護者、地域の理解をいただければ、29年ぐらいからですね、小中一貫教育導入ができるようにできれば教育委員会としては考えているところでございます。これも教育委員会、地方行政へのですね教育委員会制度を大きく来年4月から法改正を終えて施行されます。この中で、町長をはじめとする教育委員会がですね、いわゆる教育の大綱についても、総合教育行政会議を設定してですね、その中で大きな道筋を決めることになってますので、国の法改正をみつめながらですね、小清水町で新たに組織される総合教育行政会議の中で、そういった一貫教育導入に向けての大きな主旨についてはですね、検討を進めていきたいと考えていますのでご理解をいただきたいと思います。

出典:小清水町議会 平成26年第8回定例会 2014年9月17日 議事録 PDF(12ページ) 間違いを知らせる