清里町議会 平成27年第6回定例会 2015年9月24日
地域振興対策について
2015年9月24日、清里町議会の一般質問で、池下昇議員が「地域振興対策について」質問し、町長 櫛引政明が答弁しました。
- 質問者
- 池下昇 議員
- 答弁者
- 町長 櫛引政明
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 5番 池下昇
今回の定例議会は、5名の方の一般質問ということで、私が最後の質問者となりましたけども、前段の4人の方の質問を聞いていますと、すべての質問がこの清里町のまちづくりに対して、とても重要な案件ばかりであるということを今更ながら、午前中から聞いていて私も痛感しております。私も先に通告しております地域振興対策について、2点一般質問をさせていただきます。この地域振興対策に関しましては、1期目のときから今まで複数回、一般質問を行っておりますが、現在の清里町の状況を見たときに最も重要な問題ではないかと私自身も考えているところであります。さて櫛引町長も、この春の選挙にて数多くのご支持者のご支援によりまして、2期目のスタートになりました。1期目以上に期待をされている町民の方が数多くいるのではないかと思います。私も期待をいたしておりましたが、今のこの町の状況を見ますと4、5年前と比べて見ても何も変わっていないような気がいたします。また、今回、国からの要請によりまして10月末までに、地域創生を速急に提出しなければならないといったこともありますが、あくまでも国の施策でありまして、この施策に振り回されることなく今まで以上に未来の清里町のまちづくりをどのようにしていくのかということが最も重要ではないかと思います。まず1点目の地域人口減少に伴う地域活性化及び地域雇用についてお伺いいたします。清里町の人口も7月末日で4千329人。櫛引町長におかれましては地域の活性化、そして地域雇用に関して住宅リフォーム補助店舗、事務所の改築事業補助、新店舗出店補助、商品券交付事業、定住者拡大に向け取り組まれました。定住団地における住宅建設に対する補助など実に幅広く補助事業を実施してきましたが、この間地域の活性化や雇用の拡大そして人口減少の歯止めについて、具体的にはどのような成果があったのかお伺いいたします。私だけではなく、多くの町民の皆さんの実感としては非常に厳しい街中の状況。そして雇用の環境が、今でも続き出口すら見えないということが、現実ではないでしょうか。いろいろな施策を行っても、成果がなかなか見られないということなのか。それとも、町長自身、実績は確実に上がっていると評価をしているのか。どのように捉えているのか、お伺いいたします。2点目に交流人口の増加に向けた具体的な施策についてお伺いいたします。これは河口議員も質問されておりましたけど、町長は、交流人口の増加を目指して住民協働で始まった花と緑と交流のまちづくりの延長事業であります庭園まちづくり構想を1期目からの公約とされ、今まで来ましたが北海道に要請をしていた道道摩周湖線の駐車帯整備以外に上斜里から札弦までのフラワーロードや札弦から緑までの桜並木整備に関しては、何も進展がなく来ておりますが、具体的な進捗状況がどうなっているのか伺いたい。また今回交流人口に向け、旧レストハウスの改修工事の一部が9千800万円をかけて行われます。観光協会が中に入り運営を行うことになると思われますが、町長は当初あのエリアを焼酎工場と一体化した中において、町の観光の活動の拠点にしたいとおっしゃっておりましたが、清里町にとって交流人口を増やしていく具体的な案について町長はどのように考えているのか、お伺いいたします。以上2点について1回目の質問とさせていただきますが、限られた時間しかありませんので答弁は簡潔的にお願いをいたしたいと思います。
答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)
ただいま御質問をいただきました、池下議員からの地域振興対策についてのお答えを申し上げたいというふうに思います。まず1点目の人口減に伴う地域活性化および雇用対策についてでございます。本町を取り巻く社会的、経済的環境は、御指摘をいただきましたように人口の減少や少子高齢化、そしてまた消費購買力の町外の流出などによって極めて厳しい環境下にあるというふうには認識をするところでございます。こうした状況の中、少しでもそれを緩和させなければというようなことで、さまざまな事業施策を展開させていただきます。その中先ほどもそれぞれの趣旨の事業について御説明をいただいたところであり、それ以上にいろんな部分において支援をさせていただいてきたというのが実情ではないかというふうに思います。そうした中で確かに人口の減少。いまだに歯止めがかかっておりません。ですが、この人口の動態からいきますと、ここ5年ぐらいに大幅に内容が変わってきているというのも実情かというふうに思っております。それまでの5年以前については、毎年100名近くの本町から離れていく人口の減少があったわけでありますが、ここへきてそれがかなり穏やかに緩慢になってきたというふうに理解をしておりますし、数字的には、はっきりとあらわれてきております。これは1つにはいろんな支援策を講じてきたそのものがズバリというふうには私は分析できないというふうには思っていますけれども、その中の一因であったということについては、十分に理解はできるだろうというふうに思っております。さまざまな施策展開をさせていただいた成果がじわじわと現れつつあるんだろうというふうに思いますし、総合戦略で進めております今年以降5年間の具体的な戦略の中で、示されるべき4つのそれぞれの基本方針に向かったより具体的な施策が展開されるならば、その減少のスピードはより緩慢になっていくものというふうに理解をしているところであります。また併せて、第5次総合計画の中間年でありますので、これの後期5カ年計画に併せた中での事業展開が実施できればというふうな思いをしているところでございます。次に2点目の交流人口の増加に伴う具体的な施策の関係でございます。御指摘をいただきましたように、私の1期のときの公約といたしまして、庭園のまちづくりを展開をしていきたい。花と緑と交流のまちづくりで培ったそれぞれの景観、またまちづくり活性化事業をより全町的な対応として、清里町のイメージをそうした中につくり上げていきたいという中で庭園のまちづくりを提案させていただきます。こうした中で本町が有しております100名山のひとつであります斜里岳とそのすそ野に広がっております農業を中心とする田園景観。さらには町民の皆さんと行政とのパートナーシップ事業で展開をしてまいりましたフラワーロードやガーデニングの事業。こうしたものを有機的に繋ぎながら、それぞれの地域をこの清里の全体として点から線へ、線から面という中でのまちづくりを進めていきたいようなことで今日まで努力をしてきたところでございます。その中の1つでは、札弦のパパスランドも道の駅としての機能の充実を図ってまいります。入り込みは聞くところによりますと、本年は一昨年の5割増しの入り込みを見ているというふうに聞いておりまして、それなりの効果は現れてきているんだろうというふうに思っておりますし、また、当時道の駅を開所する前の従業員の数はそんなにいなかったわけですが、今はそれの倍以上の方々が働いて、雇用の場と産業の場を生み出しているということも1つではないかというふうに思っている次第でもございます。おかげさまで道道の摩周湖斜里線における途中の景観駐車帯。これについても整備をすることができました。清里では2カ所、上斜里地域における駐車帯と神威地域における駐車帯ができ上がったところであります。ただ摩周湖斜里線については、現在も各区工事の最中でありますから、ちょうどその位置にありますので、あそこでの事業展開というのは、今年はちょっと難しいかなというふうに思っておりますが、景観駐車帯を使って地域の特産品を売るだとか、いろんな行事が出来るんではないかとそのように考えているところでもございます。その中で旧レストハウスにつきましても、全体としては焼酎工場がありますし、またふれあい広場もあるわけでありまして、従来もレストハウスとしてブライダル中心ではありましたけども、やはり町の活性化の拠点施設として活動いただいていたわけであります。たまたまブライダル部門が急激に減少して採算性が成り立たなくなったということで、閉店ということにはなりましたけども、そこの部分をスリム化していくならば、必ずや清里の市街地域における拠点施設としてよみがえるだろうと私は思っているところでもありますし、今まで観光に関しては、移住定住交流も含めてになりますけれども、清里で物事を提案する場所がなかったといっても過言ではないかというふうに思います。確かに町の中にはコミセンがございまして、その中に商工会が入り、観光協会が入っておりますけれども、それの実態が町外から来た人が果たしてわかっていたかどうかというのはかなり疑問だというふうに思っております。私は今回の旧レストハウスをそういった意味での清里の観光案内でまた町内のインフォメーションの場としての拠点として、十分に機能を発揮することになるだろうというふうに思っておりますし、それは観光にのみとどまらず、体験だとか交流だとかふれあいだとかそういう部分に使っていくことによって、いろんな職種の方々があそこで交わることになるだろうというふうに思っております。そういう意味であそこの場所においては交流活動施設のイメージとそして清里の全体としての観光交流の場としてのイメージ。そして雇用や新たな産業の拠点としてのイメージをつくり上げていかなければならないというふうに思っている次第でございます。以上申し上げまして、1回目の答弁にかえさせていただきたいと思います。
質問 5番 池下昇
人口減少の問題というのは、どこの町もそうなのでありますけど、わが町に関しては平成16年度5千9人いました。平成26年度は4千300人。先ほど河口議員がおっしゃいましたけども4千326名というふうになっております。河口議員のときの答弁の中で出生と死亡に関しては、毎年約30名前後だと。これは私も数字全部持っていますので、わかりますけどもやはり一番多いのは転出なんですよ。16年度は90人も転出者が多い。転入者が163人で、転出者が254人もいるんですよ。平成19年度も同じく90名ぐらい。町長先ほどの答弁の中で、平成26年度は増えたと。確かに増えてはいるんですよ。10何名ですね。増えていたのは。ただこういったことを数字だけ取り上げてもしょうがないんですけども、今回のまちづくりのアンケートの中で967分の467ですよ。約半数の方が回答をいただいておりますけども、ここにそのときのアンケートありますけども、こう読んでいきますと若い人たちが書いているのは、やはり清里町に雇用の場がないと。これがすごいんですよ。何人もの方が雇用の場がないと。病院はあるけど、子育てもそこそこ充実はしているけども、とにかく仕事をする場がないんだと。だからどんどん転出していくんだと。それが、斜里であり網走であり、北見であり、そして札幌であり、どんどんどんどん転出していくわけですよ。こういったことを踏まえて定住者を増やすためにいろいろな施策をやっておりましたけど、今の段階で、ここ数年何ら変わらない状況が続いているのかなというふうに思いますけども、何回も何年もかかって町長にこの質問してきましたけども、町長の今の現在の考えをちょっとお聞かせていただければというふうに思います。
答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)
ただいまの御質問でありますけれども、清里町の人口動態から見て、そしてまた今回の戦略のアンケート調査の記載の項目から見て、一番大事なのは雇用の場がないんではないかと、これが転出をする大きな要因ではないかという御指摘でありますが、ある一面そのとおりだというふうに私も判断をいたしております。ただこれらについても、そう一朝一夕にできるような話ではないというふうに思っております。それで町の方においても先ほども言いましたパパスランドを新しくしていろんな機能を与えることによって、雇用が従来より増えております。老健施設も同じです。老健施設には約70何名の職員がいます。老健施設を建てたことによるものがあります。それ以外のさまざまな部分。ある一面、オートキャンプ場だとか、パークゴルフ場でさえそうです。オートキャンプ場を運営するときには、何人かの職員がいなければ運営できません。年間ではありませんけどその時期は、雇用が生み出されております。またパークゴルフ場もそうです。そのシーズンであれば、当然管理するための職員をお願いするというような部分で、これは大きな工場なりを持ってきて、どんどんと建設をするというのはなかなか現状としては至難の業だと私は理解しておりますから、小さな単位でもいいから、少しずつそれを増やしていくという施策。これが最も重要ではないかというふうに思っております。雇用だけでありません、やはりまちに活力を与え、夢のあるまちづくりをするために、そして多くの人方に清里町に来てもらう。そうした拠点づくりもしなければならんというふうに思っておりますし、それができれば当然維持管理をし、いろんな提案をするための職員が必要になってきます。当然そうなれば雇用が増えてくるということになります。一気に何10人を雇用とかそういうことではないかもしれませんけれども、やはり何人かずつでも積み重ねていく。これが一つの地方としての手法ではないかというふうに思っております。また人口の流出、転出の中には仕事がなくて出ていくときもありますが、残念なことに清里には大学もありません、専門学校もありません。高校を卒業するとほとんどの方は今就職をしないで、ほとんど上級学校に出ていきます。これも大きな要素になります。毎年お生まれになった方々は大体清里で40人前後のところで推移していますから、毎年無条件でそれぐらいの人方は1回転出をされます。後継者として農業の場合はしっかりした基盤を持っていますから、農業の場合はお戻りになられる方が相当数おりますけれども、それ以外の部分はなかなかそこの職場との絡みで、また戻ってくるかとなるとなかなか難しいという部分もあることは確かだと。それともう一つは職業にはミスマッチっていうのがありまして、私はこれにつきたいけれどもこの職場がないというのがあります。都会に行くとすべてのものが大体そろっておりますから、やはりそういう人方は、都会に出ていくというのが、これも現実の姿ではないだろうかというふうに思っているところであります。先ほど来申し上げましたように、さまざまな施策展開をしながら一気に何10人という雇用の場をつくるということはかなり困難性を出てくるかというふうに思っておりますが、2人なり3人なりというそういう小さな単位からですね枠を広げていく、そういう努力は惜しみなくやっていかなければならないというふうに思っているところでございます。以上申し上げて答弁とさせていただきます。
質問 5番 池下昇
私が2年前の9月から町長にこの定例議会の中で、何度も人口減少問題また地域経済と雇用に関する問題ということを一般質問をしておりますけども、その町長が答弁の中で町の中のにぎわいが戻ってきつつあると評価をしていると答弁されております。また雇用に関しても大型事業等は町内企業が工事を請け負っており、地元での雇用も多く地域の産業に与える影響は大きいもので全体として波及効果はあったと答弁をいただいております。私の目から見ると清里町の場合は、農業を除いた分野においていまだに公共事業に頼らざるを得ない状況が続いたり、また小売業を中心とした対策にしても、前町長時代からの延長事業または焼き直し事業に加えて町単独の補助金事業が主体であるというふうに見えます。町長自身、今後どのような地域振興対策を具体的に考えておられるのか。お答えしていただければと思います。
答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)
地域経済との関係かというふうに思いますが、清里町の人口からいけば、年々減少してきているというのは事実でありますし、この傾向はしばらく続くだろうと。ただスピードは相当緩慢化してくるだろうと私はそのように思っているところであります。こういう小さな町ではやっぱり行政主導型というのが、やむを得ないだろうというふうに思っております。民間の方々が本来であれば民間活力を持ってどんどんと前へ進める、そういう事業展開がなされれば良いわけでありますけども、どうしても人口が少ないことによる需要の問題等もございますから、民間の方々が全面に出ながらそれをカバーしていくというのは極めて難しい。その足りない部分をやっぱり行政はできる限り埋めていかなければならないというふうに思っております。単純に経済効率だけではないというふうに、私は行政活動として展開をしなければという思いを持っております。町がそれぞれ展開してきました、今までの新店舗の支援事業だとか店舗の改修事業。それからそれぞれの町が単独で行っております補助事業のうち一部は地域振興券での交付事業。こうした事業を使いながらやっぱり地元で少しでも購買力を上げてもらう。これは従来から進めてきておりますし、今後とも、やっぱりやっていかなければならないだろうというふうに思っております。本来的には町全体の町民の活性化活動として、地元ですべてのものを購入しましょう、購買しましょうというような形でも大きくうねりとして起きてくれば、本当にすばらしいことだなというふうには思っておりますけれども、現状のモータリゼーションの中では、中々そうもいかないだろうというふうに思っているところでありました。そこを完全に諦めるということではありませんけれども、そういう事業の展開と住民活動の展開をあわせてやっていく必要があるんではないだろうかなというふうに思っている次第でもございます。先ほども言いました、どうしてもこういう小さな町であれば、単独での購買力はなかなか難しいわけでありますから、行政でできる限りの支援策を打ちながらともに町に活力をつけていくというようなやり方が最もベターではないかと私は理解をするところでございますし、また新たな流れとしては、やはり清里の基幹となる農業を中心としながらグリーンツーリズム等のよそから人を呼び込む交流で呼び込む、移住で呼び込む、体験で呼び込む、滞在で呼び込む。そういう他からの外資の導入も含めて、まちづくりに寄与していかなければというような思いでいるところであります。以上申し上げて答弁とさせていただきます。
質問 5番 池下昇
今年は総合計画、第5次の総合計画の中間年ということでいろいろとローリング等も考えられておりますが、総合計画の中で基本目標というところがありまして、異業種連携による新たなコミュニティービジネスの創造と促進というのがありまして農、商、工、観等の協働と連携によるコミュニティービジネスの創造と発信と謳っております。それと今年の町長の町政執行方針11ページに特産品の販路拡大や新たな雇用を生み出す6次化などの取り組みを目指してまいります。とこういうふうに書いてある。当然ローリングをするわけですから、だめなものはどんどん削っていくんだろうというふうに思うんですけども、こういうふうに町長が文字にして書いているということを見ましてこの特産品の販路拡大や新たな雇用を生み出す6次化等のというふうに書いてある、この部分。どういうことを想像して書いたのか。ちょっとお聞かせ願いたいと思います。
答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)
全体としての流れの中での話だというふうに思いますが、やはり清里町の活性化をさせていくということになれば、既存の基幹となる農業を中心としながら、その中に新たなビジネスや雇用を生み出していくということが最もこれから大事になってくるだろうというふうに思っております。そうした中で清里でも一部の方々におかれましては、6次化に向けた取り組みをすでに進めております。町も新店舗の部分で支援をさせていただきましたが、麦工房さんだとか澤田農場さんだとかの中で豆腐を作ったり、パンを作ったりという部分も実施してきているわけでありまして、今後においても、そういうような展開を進めていく必要があるというふうに私は思っております。と言いますのは、今TPPの問題もあります。今までは、農業オンリーで一定の所得が上がってきたということも思っておりますけども、今後においてTPPが仮に何らかの形で妥結されたということになった時に、果たして今までの企業体のやり方でいいのかどうかという部分も含めながら、やはり6次化の道というのは、全員がやれる話ではありません。特定の人しかできませんけれども、道はきっちりと開いておくということは大事な使命であろうというふうに思っているところでありまして、そういう部分での対応を町としても広げておかなければならないものというふうに認識をしている次第であります。以上であります。
質問 5番 池下昇
今の町長の答弁を聞いていますと、6次化などの取り組みを目指してまいりますじゃなくて、6次化などの取り組みをしている民間業者を支援しますって書いた方が良いと思うんですよね。このへんニュアンスが全然違うと思うんですけども。第5次の総合計画またはこういった毎年出される町政執行方針。我々は町長が自ら書かれているものに対して、しっかりとまちづくりのために行っていくんだろうなという想定で見ておりますので、具体的にこういうふうに書かれていることに関しては、しっかりとそれに向かって邁進してほしいと思うわけですよ。そういった中において、先ほど伊藤議員も総合戦略の話、総合計画の話をされておりましたけども、今年は中間年ということで中期的な評価を行い、その結果を広く町民に公表するとしています。また総合開発審議会に、毎年度の実績と計画進捗状況を報告し、意見を伺う町民自身が計画推進の主体として、意見反映を継続的に設け、計画の推進管理に反映させます。こういうふうに書いてある。これ中期的な評価を行ってその結果を広くまず町民に対して公表することにしますって書いてあるんですけども、これはいつ頃する予定なんですか。
答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)
ただいまの御質問2点あろうかと思います。1点目につきましては、6次化の取り組みの課題かというふうに思いますが、今までやってきた部分については、当然支援をしながらいきますが、今後何が生まれてくるかわかりません。極端に言えば農協さんが、今回手がけたうどんですか、あれも6次化です。そういうものがどんどんどんどんこれから出てくるだろうとそういう想定の中で支援していきたい、それを目指していきたいということでありますので、今までのやつだけでの判断でなくて、これからも起きてくるであろうという部分についての表現もありますのでご理解をいただければというふうに思います。それから総合計画の計画ちょうど中間年でありまして、見直しの時期であります。具体的なそれぞれの施策の評価。これについては既に、事務的な部分で1回終っているということでありまして、これから具体的な部分をさらに詰めながら町民への公表に踏み切っていきたいというふうに考えております。具体的な部分としては、先だって総合開発審議会を開催させていただきまして、今後のスケジュールと具体的な作業としての打ち合わせが進められてまいりますので、そうした中で進めるように努めていきますのでご理解を賜りたいというふうに思います。
質問 5番 池下昇
中間年が終わるのが来年の春なんで、そのときにすべて公表して発表する前にやはり町民の意見をどうやって反映して、それを皆さんにお知らせしていくかというのは、町長の責務だと思います。そこら辺は早急に会議等何回も設けながらまちづくりに役立ててほしいと思います。この第5次総合計画というのは、平成32年までありますので、そういうふうに進めていただきたいと思います。また先ほどの6次化の問題でありますけども、今後、農協等も小麦粉の問題とかいろんな問題ありますけども、私は実はまちづくりとその雇用の場をつくって、人口減少問題に歯止めをかけるというのは、確かにうちの町は農協さんが充実していますので、すごく理解はするんですけども、これ具体例を出していいのかどうかわかりませんけども、島根県の海士町みたいな産業創出を町長がやって人口減少に歯止めをかけた。産業だけじゃありませんけどね、高校の問題とかいろんな問題が加味されて、人口減少に歯止めがかかっているっていう状況を踏まえますと、やはり行政の首長が率先して極端に言うならば町が株式会社化するぐらいの気持ちで雇用の場をつくっていくんだというぐらいの意気込みをちょっと見たいなというふうな部分もあります。これはちょっと極端な話でありますけどもそういうふうな思いもありますので、頑張っていただきたいと思います。続いて、2点目の交流人口の増加に向けた具体的な施策についてお伺いしたいと思いますけども、交流人口を増やすということについて昨年の12月の定例議会の私の一般質問の中で、日本で最も美しい村連合への加入について町長に質問をいたしております。その時加入へのハードルがものすごく高く、なかなか大変であるとこういうふうに答弁をいただきました。私の目から見ますと、この段階で町長は申し訳ありませんけど、入る気がないのかなというふうな思いでおりました。しかしわずか2カ月後の選挙の公約として自身のパンフレット上に、この日本で最も美しい村連合に対し、加入に向け積極的な発信をされ、また、町政執行方針にも載せております。この心境の変化について本気で加入に向けて動いているのか具体的にお聞かせいただきたいと思います。
答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)
今御提案をいただきました海士町の人口対策。こういう夢のある対策をぜひ打ち上げるべきではないかということでのご指摘かというふうに思います。確かに私も聞くところによると、人口が増えているということでありまして、それの一つのきっかけとなったのは高校生に、特別に大学生が授業を行うという中で、高校生がどんどんどんどんとわざわざ不便なその町にまず行って、学力向上を目指しているという部分が相当大きなウエイトを占めたんだろうというふうに思っておりますんで、教育委員会とも清里の場合はグローバル化に向けた英語教育を頑張ろうというような話を進めておりまして、そういうふうになっていけば、そういう展開が出てくるかというような気持ちもいたしているところでございます。なかなかどれをやるにしてもそんな簡単に成果が出るというふうには思っておりませんから、地道にやれるべきものをやり、そして夢として描くものは描いていくというような形で進めていければというふうに思います。それからご指摘をいただきました、日本で最も美しい村連合への加入の関係でありますが、確かにこのハードルをクリアして入っていくというのはかなり難しい作業になってまいります。申請をしたからすぐOKということにもなりませんし、たしか情報によりますと3年に1回ずつ改定審査がありまして、行動してない、活動をしてなかったらズバズバと落とされていくと。こういうようなかなり厳しいハードな組織になっているというふうにお聞きをいたしております。私は全体としては、清里町の本当に広大な景観を持った特性がありますから、それを全面的に前に出して、そしてPRをしていろんな方々に来てもらいたい。そのために我が町だけでやっても、なかなかその成果に結びついていかないと。今までもいろんなプロモーション、それこそあっち行ってこっち行って特産品売りに行ったって、いろんな事業をやってきましたが、清里町の知名度は管内全体での話ですけどもアンケート調査をしたところ1桁やっとという町村がほとんどであります。大体知床の自然遺産でさえ半分までいかないと、認知度は。それほどPRをするというのは大変な作業だというふうに思っております。そのためには先ほど申し上げました美しい村連合、こういうところに入りながら、その中で共に全国組織として活動をさせていただければそれに越したことはないだろうというふうに思っているところであります。これから交流や滞在、ふれあいとか事業展開をしていくためには、必ずやこの中に入って活動することによって、いろんな部分が活きてくるだろうというふうに思っているところであります。今年、美瑛町では加入をされて数年目ということで、この美しい村連合の世界大会をやりました。そういうチャンスが必ず巡ってくるというふうに私は思っております。この日本で最も美しい連合というのは、世界組織の中の日本の支部でありますから、そうした活動については、世界的な部分として一緒になってやっていける部分も出てくるだろうというふうに思っておりますので、これの加入に向けていよいよ具体的な取り組みを進めていきたいというふうに思っております。ただ申し上げておりますが、出したから加入できる組織ではないということだけ申し上げておきたいなというふうに思います。ただ出す限りは何とかその中に加入ができるようなそういう努力は全面的に頑張っていきたいなというふうに思うところでございます。それからちょっと先ほど答弁漏れておりましたが、総合計画の中間年における反省評価の関係でありますが、今その作業に先ほど入っているというふうに申し上げましたが、町民への公表の段階これについては、そこの整理が終わった段階でなるべく早く町民の皆さんにお知らせをできるように進めていきたいというふうに思っておりますし、また町民の皆さんの意見を加えた新たな方向性についてもなるべく早く町民の皆さんにお知らせをしていきたい。できればそういうタイミングが合えば、パブリックコメントに結びつけていければというふうに思っておりますのでご理解を賜りたいというふうに存じます。
質問 5番 池下昇
こういった例えば世界で最も美しい村連合とかそういったことは、すべて交流人口を増やしていくということが基本にあると思うんですね。そこで交流人口の昨年と一昨年の実績。それと今年の上半期の実績がわかれば教えていただきたいと思います。
答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)
ただいまの御質問であります、清里町における交流人口の推移でございますが、平成17年からありますが25年、26年でよろしいですか。
質問 5番 池下昇
今年の上半期と。
答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)
25年につきましては、35万4千563名ということになってございます。それから、26年は37万630人ということでございます。また27年度の今現在についてはまだ整理がされておりませんので、ちょっとこの時点では解りかねるということでございます。ちなみに平成24年は26万9千ですから、24年と25年の間で、逆転現象起きている、少しずつ伸びていくだろうというふうに思っておりますし、また総合計画の交流人口これらについては、平成32年、これから5年後の目標で50万人という設定になっているところでもございます。以上申し上げて答弁とさせていただきます。
質問 5番 池下昇
確かに町長今おっしゃいましたけど、平成32年の目標値が50万人で、平成21年度は実は33万5千人って、これ総合計画の中に書いてあるんですけど、実はこの数字自体がもう間違えている。これ実は36万3千人なんですよ。33万5千ではないですよ。2万8千っていうのが抜けているんですよ。それで当初の予定でいきますと、この平成32年に50万人ということを目標にやっていきますと、平成25年度は39万5千人。26年度は41万人という交流人口の数字が出るんです。この平成26年の37万632人とか25年度の35万4千563人というのは、カウントされない人もいると思うんですよ。だから正確な数字ではないと私は理解するんですけども。このままでいくと、32年の50万は、あくまでも絵に描いた餅になるなっていうのはわかるんですよ。やはり交流人口を増やすということは非常に大変なんだなと思います。平成26年の緑清荘の宿泊人数次年度に比べますと2千人多いんです。宿泊者が。2千人多いんだけれども、交流人口がそんなに増えていないということは、来て泊まっている人は多いんだけど、そんなに外に来ているわけではないというふうに捉えるんですよ。この辺をちょっと踏まえて交流人口というのは観光だけではありませんけども、移住定住促進とかもいろんなことに絡んできますので町長自身がそこら辺どういうふうに考えているのか。具体的にちょっと教えていただきたいと思います。
答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)
交流人口の関係でありますが、現在の総合計画における目標年での交流人口50万人と設定させていただいているわけであります。これあくまでも目標値ということでの理解のお願いを申し上げたいというふうに思いますし、またこの目標値に向かった努力を常日ごろからしていかなければならないものというふうに理解をするところでありまして、先ほど申し上げました、日本で最も美しい村連合へ加入をしながらPRし、交流人口の増加につなげていきたい。それの1つの一助にしていきたいということも事実でありますし、またパパスランドやそれぞれの観光資源施設の整備についても交流人口をいかに増加させていくか。その中に雇用と産業をいかに生み出していくかと、これがまちづくりの活性化の起点だというふうに思うところでもあるわけでありまして、そういう中から少しずつでも、前向きな数字を捉えていきたいというふうに思っている次第でございます。また交流人口のとらえ方については今議員からもありましたように、緑清荘の宿泊のみを捉えていくわけではないということと緑清荘そのものが交流人口というよりも、やはり宿泊と入浴という形の施設になっておりますので、どうしても宿泊を比較して判断をせざるを得なくはなっておりますけども、それ以外のやっぱりパパスだとかそういうところについては、かなり交流の部分でいろんな方々が立ち寄ってくれる立ち寄り場になっているもんですから、先ほども申し上げましたように今年のパパスの感触的な部分が相当入っているかと思いますけれども、従業員の皆さんに聞くと、昨年より5割増しだねという話を伺っております。そして現実問題として知床方面に向かわれるお客様もかなり現実ふえておりますし、北海道に入ってくるインバウンドのお客さんも相当数増えております。日本全国で捉えてもこのインバウンドはもう既に昨年の実績を超えたということでありますから、そういう部分においては少しずつではありますけれども、やはりそういう部分での交流人口、観光人口は伸びてきているというふうに押さえていても間違いではないだろういうふうに思っております。ですから我が町においても一定の入り込み、立ち寄りの入り込みというのは増えてきているんではないだろうかなと。ただ宿泊のところはやっぱりキャパがありますから、どうしてもそのキャパの範囲での増減というようなことで抑えていかなければならんというふうに考えている次第でございます。昨年と、一昨年の緑清荘の差は、先ほど御指摘いただいた2千人ですが、全体としては1万6千の増、この数字が本当にどこまできちっとした統計調査に基づくかというのは先程ありましたように少し不安なところありますけども、全体の傾向としては、間違いなくそういう方向性があるだろうというふうには認識をいたしている次第でございます。以上申し上げて答弁とさせていただきます。
質問 5番 池下昇
今回こういうふうに交流人口を増やすということで、その観点から旧レストハウスの改修ということになりまして、また焼酎工場との一体感の中であのエリアは大切なところだと私も認識はしております。しかしあのエリアだけが人が集中しても街中が閑散としていては余り意味がないと思います。町長は全体を網羅した中でどういったまちづくりを目指しているのか。このへんをお聞かせいただきたいと思います。
答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)
交流体験施設、旧のレストハウスの改修にかかる課題と、それとまちの中における商工振興という観点からの御質問かというふうに思います。焼酎工場の旧レストハウスの一体については本当に清里町地域としての拠点の場所であるというふうに私は認識をしております。その1つについては、焼酎工場が昭和61年に新たに建設になって、全体の歴史とした40年を迎えるというそういう重要な場所でもありますし、またふれあい広場には、多くの方々が利用をいただいていると。そして、年に数回はいろんなイベントもあそこで行われているということでありまして、あそこの場所にインフォメーションを兼ねた清里町のそういう交流の拠点施設ということでの整備が進めれば、必ずや交流人口の増加と雇用の増加につながっていくものと、私は確信をしている次第でもございます。ただ一面、それが町の中の商工業と直接結びつくかどうかという部分でありますけれども、かなり難しい部分があるんだろうというふうに思っております。全体の計画の中でも数年前に商工会が中心となって、あのエリアの部分と商店街の街中のエリアの部分の有機的結合を図るための計画が打ち出されておりますが、必ずしもそれでそこと結びつくというまちなかマスタープランがセットされているかというと、この計画自体にもやはり普段の生活圏としての商店街のあり方と観光としての交流の求めるあり方と、一定の区分がされた中での計画でもありますので、そういう中において、まち側の商店街については、商店街の活性化対策、様々な施策を考えながらにぎわいを取り戻すということをやっていかなければならないだろうというふうに考えている次第でもございます。全体として、拠点づくりとしての札弦のパパス、そして清里の市街地のレストハウス周辺そして我々の生活圏としての商店街。これらのそれぞれの機能分担に分かれた中での支援施策をさらに一層充実させていく必要があるだろうというふうに考えている次第でもございますので、ご理解を賜ればというふうに思うところであります。
質問 5番 池下昇
最後になりますけども地域振興に関して、人口減少それから活性化対策地域の雇用対策そして交流人口の増加とすべてが関連してきます。これ町長が一番わかっていると思うんですけども我が町の最大の課題として、この問題が大変重要であるというのは、町長だけでなく職員も議会も当然理解していると思いますけども、今後町長はどのようなビジョンを持って今後の清里町の未来のまちづくりを進めようとしているのか。これを伺って私の今日の質問を終わりたいと思います。
答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)
清里町の全体の活性化、将来に向け語っていく夢という部分からいけば、やはり清里町は基幹となる農業を中心としながら、着実なまちづくりを進めていく必要があるだろうと思います。そういう中において、私たちの先輩の皆さんが、本当に心血を注いで作り上げてきたこの町でありますから、しっかりとそういう方向性を見極めながら我々としても今の展開をより効率的に展開させる。そして次の世代へ引き継いでいく。これがまちづくりの我々に与えられた役目だというふうに思っているところでございます。そうした中で先ほど来ありましたように多くの若い人や先人や先輩の皆さんが本当にこの町に住んでいて良かったとそう実感できるまちづくりを目指して鋭意努力をしていきたいというふうに思うところであります。全体としては、町が少しでも賑やかになって潤いが出て、そして我々も住んでいる人方も良かったなと思っていただける、そんな町づくりのために頑張ってまいる所存でありますのでいろんな面において御指導、御支援を賜ればこれに越したことはないというふうに思っております。今後のまちづくりも総力戦で頑張っていかなければという思いでありますので、よろしく御指導のほどお願いを申し上げたいというふうに思います。