上士幌町議会 令和3年第6回定例会 2021年12月7日
商店街街路樹の安全対策について
2021年12月7日、上士幌町議会の一般質問で、小椋茂明議員が「商店街街路樹の安全対策について」質問し、町長 竹中貢が答弁しました。
- 質問者
- 小椋茂明 議員
- 答弁者
- 町長 竹中貢
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 6番 小椋茂明
私のほうからは、商店街街路樹の安全対策について質問させてもらいます。商店街街路樹は、道道上士幌停車場線及び道道士幌上士幌線の道路拡幅の際に、道に対して町と連合商店会から要望して設置されました。当初は商店会で高所作業車等も使い管理していましたが、街路樹は年々大きくなり、管理が難しくなってきたことから、手の届く範囲は商店会、手の届かない範囲は道で管理することとなりました。8区、9区においては商店会がなくなり、同地区の町内会も対応できないとのことから、管理する団体が不在のため、本年においては連合商店会役員、商工会各部会や職員、町職員が協力して整備したところです。同地区の街路樹は特に木の伸びが進んでおり、高所部の枝払いを道に要請しても予算の関係で行われていないのが現状です。伸び過ぎた街路樹は視界を悪くし、信号や看板が見えにくくなったり、電線に枝がかぶさったり、強風時には枝が落下するなど安全面で非常に大きな不安があります。剪定したとしてもすぐ伸びてしまい、同じ危険が生じることから植え替える必要があると思います。この件は、11月に行われた町長と商工会役員との懇談会でも提案があり、道への要望には町と商工会が一体となった強い訴えが必要と思いますので町の考え方を伺います。
答弁 町長 竹中貢
商店街街路樹の安全対策について、小椋議員のご質問にお答えいたします。商店街の街路樹につきましては、平成10年から平成20年にかけて実施された商店街近代化事業の際に、景観形成のため連合商店会から要望を受けて整備してきたものであります。現在、街路樹の維持管理につきましては、植樹ますの除草や下枝の処理など簡易な作業は連合商店会が、高所の剪定など地域で補い切れない作業については、道路管理者である北海道が行うこととして確認されているところであります。しかし、植樹から約20年が経過する中、一部の商店会がなくなるなど、当初のような管理ができなくなっている街区もあることや、北海道においても管内の他市町村を含めた剪定計画に基づいて順に実施しているとのことであり、樹木の成長に追いついていない状況にあると認識しております。このような状況において、枝が繁茂し、信号機や標識が見づらくなっている箇所や、枝が歩道通行の支障となっている箇所もあり、今年度は北海道に要請し、町も協力して応急対応を実施したところであります。また、一部には枯れて伐採した樹木もありましたが、昨年度、北海道との協議を経て、北海道が植樹ますの下地処理を行い、商工会において新たな樹木を捕植したところであります。成長が早く管理に手間が係る樹木である一方、美しい並木道を形成していると感じられるところであり、健全な状態で樹木を植え替えることは難しいと考えておりますので、枯れている場合や、根の張り出しにより路面に不陸が生じている場合など、危険性が認められるものがあれば植え替えについて商工会をはじめ地域や北海道と協議を進めて対応を検討してまいりたいと考えております。現状、枝葉の成長で、通行上支障と思われる箇所も見受けられますので、北海道には、事故防止の観点からも、優先かつ速やかに対応するよう要望しており、北海道としても、できるだけ地元の要望を踏まえて対応する旨の回答をいただいておりますのでご理解をお願いいたします。
質問 6番 小椋茂明
現在ある大きな街路樹の中には、幹のほうがちょっとめくれているような木も何本かあるかと見受けられるのですけれども、そんな中で十勝地方、1日の午後から2日午前にかけて例の強風の案件がありました。南部を中心に暴風雨が特に強く吹いて、管内では2日午前8時までに、当初、延べ8,930軒停電と出ましたけれども、後に調べた、整理すると11市町村で延べ1万700戸が停電になったということがありました。これは、もちろん強風によって電柱が折損したということもありますけれども、中には倒木によって電線に引っかかって停電を発生したということが明るみに出ております。記事の写真等でも、2日と3日ですか、記事出ていますけれども、大きな木がばんと倒れた写真が載ったり、また、枝のほうの上のほうが折れて電線に乗っかったという写真も生々しく出ているわけですけれども、こういったことが発生しますと、当然、冬の中で、電気のない状態で一夜を明かすという事態が発生したということもありますし、該当地区におきまして、学校のほうも臨時休校措置を取らなくてはいけなかったということで、この該当の地区においては非常に大変な思いをしたということがあったかと思うのですけれども、こういった強風事故による、関連による被害が、かなり実際発生したというのを受けて、倒木に対する安全対策の考え方というのをいま一度聞きたいと思いますのでお願いします。
答弁 町長 竹中貢
多分とんでもない風速になれば、もう耐え切れなくて倒れるということ出てくるだろうと思いますけれども、そういった意味では通常の風雨に耐えられる、そういった健康状態の木であれば、それはそれとして残しておくということだろうと思いますが、今お話あったように電線にかかっているだとかそういったことでの危険性があるということについては、剪定の際に支障のないようにしっかりやっていただきたいと。これから来年にかけて、来年の事業として北海道としては剪定していただけるという話を聞いておりますから、そういう意味での、信号にかかって見づらいなんていうのもこれまた交通安全上決していい話でもありませんし、それから、電線に引っかかって、それが切れて停電になるなんていうのも、これまた決していい話ではありませんから、そういう安全対策を最大限に考えた上での剪定をお願いしたいというふうに考えております。そのほかに、北電との関係では倒木の際の協定で、復旧だとか、それを速やかにやるための協定を独自に結んでおりまして、例えばそれは町なかだけということではなくて、農村地帯もいろいろなところも含めて、一日も早い、一刻も早い復旧に入れるような、そういった協定についても、違った意味で結ばせていただいているということで、災害時の速やかな復旧に対しての対応も、1つの方法として決められているということでございます。
質問 6番 小椋茂明
商店街の街路樹の件なのですけれども、沿線の方々に、どのようなことを見ているか、思っているかというのを、全員ではないのですけれどもちょっと何軒か回って話聞いてみたのですけれども、軒並み、視界が狭くてとにかく危ないということと、もう自宅の2階には、もうちょっとしたら枝が入ってきそうだという心配している方もいらっしゃいますし、また、今年特にそうだったらしいのですけれども、特に枯れ葉ですね、異常なぐらい商店街に降り注いでいるような状態になりまして、本当に何とかできないのかと言っている方もいらっしゃいますし、とにかく去年それを放置したせいでそのまま固まってしまって、バス停の前がもう盛り上がっていて、とても見ていてつらかったので、私自主的に自腹で、かなり労力を割いて、自己処理で処分したというお話をしている方もいました。ボランティア券あるというのもちょっと存じなかったということで、その辺の周知もいま一度必要だなということも改めて思いましたし、できれば、許されるなら、もう自腹でいいから切り倒してほしい、切りたいというようなことを言っている方もいらっしゃいまして、かなり沿線の方はもう、今相当困っているんだという声も、随分、多数いただきました。私、今、折れたところに新しいヤマモミジ植える際に、関係資料を何点か整理しているというものをもらいまして見たのですけれども、元年時の写真、一覧もあるのですけれども、それから見てもかなり、今年度の木は大きく膨らんでいるということを見ますと、ここ一、二年ぐらいで伸びるということを考えますと、剪定してもまたすぐそうやって伸びてしまうというのが予測できるのではないかなということもありますし、この道路に対しての危険というのは沿線の方だけではないんですね。私にも、前から、もう通行するたびに気になっていたのだけれども何とかできないんですかという声も、沿線以外の方からも、町民の方からも、通行するという点で非常に声を聞いたところです。そういうところを考えますと、この沿線や町民の方の声をどう理解しているかということをお伺いしたいと思います。
答弁 町長 竹中貢
交通安全上支障があるというふうな、そういう課題については対応しなければならない。その一つとしてはやはり剪定なのだろうと、そんなふうに思っております。町の中の潤い等々を含めて、どうしてもそれが必要だということでやったのだろうと思う……これは正しいことだろうと、そんなふうに思っています。今、伸びたから切ってしまいたいと。ちょっとこれは寂しい気持ちがしますね。そういう話もずっと聞いていますから、例えば都市部なんかも見て、札幌でも東京でもそうですけれども、葉っぱが、じゃあ、あそこはないのかと言ったら同じように落ち葉があって、それは、ある意味では、踏みつけながら歩いているという光景も見受けられます。自然の営みの中でまた土に返って、そしてまた肥やしになって、ある意味では生物の潤いになってくれればいいなというふうに思っています。ただ、当事者として、その枯れ葉が自分のところに来たら困ったなということはあるかも分かりません。町なかを歩いて、葉が落ちて、いっぱいあって、さてこの葉っぱはどうなるのだろうなと思いながら、中にはこつこつとやっていただいている方もいますし、それから、自然の流れのままで、風とともに、多分、落ち着くところに落ち着いているのだろうなと、そんなふうに思いますけれども、そういったことで、自然の中にまた返っていっているというような場所も見受けられます。そのように、せっかくこの植えた命ある木を、やはり何らかの形で育てながら、町並みの1つの潤いとして理解していただきたいものだなと。そういう思いでつくったのだろうと思います。ただ、伸び過ぎて影響あるとすれば、そこはちゃんと整理をしなければならんということです。8区から、それから9区、あの沿線のあそこのその樹木については、それなりに苦労しながらもみんなしっかり育てられて、非常に美しい景観、緑のときもありますし、それから黄色いときもありますけれども、美しい景観だなとそんなふうに思っております。あれが、1本抜け、2本抜けていったとすればちょっと寂しい、いかにしてあれをしっかり育てながら、ただ、老木になって危ないというのはこれは、それなりの処理をしなければならないということありますけれども、あとは剪定で、できるだけ労力を減らすなり、あるいは、枝や電線に、信号に支障のないように安全対策講じるようなことは、これはぜひまた、来年、北海道にも、そしてまた、北海道ができなければ町としてやることがあれば、そういったところもしっかり対応させていただいて、むしろ、あれを誇りにしながら育てていくという視点も、ぜひこれから、お力を借りながらみんなで見守りするというような町になってくれるとうれしいなとそう思っています。
質問 6番 小椋茂明
先ほども少し述べましたけれども、木が枯れてしまったところは昨年度に、新たにヤマモミジ、モミジですね、成長が遅いという点でいいのではないかということで植えてあります。その話合いをする前年の話合いの中で、一時期、全部それにするのだというお話を私一度は聞いてあるのですけれども、その後立ち消えになったようですが、その辺どういう経緯だったかというのをご存じであればお答えいただきたいと思います。
答弁 町長 竹中貢
そこのところの話詳細については承知しておりません。ただ、改めて、今、木の持つ社会的な価値ですね、今、町のほうもカーボンニュートラルだとか脱炭素と言ったときに、森林、樹木の地球に与えるすばらしい、酸素の吸収や二酸化炭素の吸収、そして、酸素を供給してくれるというそういう役割を果たしているということも、今々は特に大きな評価の対象になってきておりますので、そういった視点でも、育ててみんな見守りしていくという方向性は、そういう町になっていきたいものだなということをこちらのほうからもひとつお願いをしたいなとそんなふうに思っています。一つのことに統一するという背景の中には、多分、生きている木を切ってしまうということに対する罪深さだとかそういったことも含めてではないのかなというふうに思いますけれども、詳細については、私、今承知をしておりません。
質問 6番 小椋茂明
ちっちゃいヤマモミジがあるところもあれば巨大な木もあるという中で、多少凸凹になっているなというのも景観としてどうなのかなということもありましたので述べさせてもらいました。そもそも、来年度道の剪定が入るということですけれども、今まで何でここまでなってしまったかと言ったら、道に要望してもなかなか剪定入ってもらえなかったというのが大きくなってしまった原因であることを考えると、来年入ったからそれでいいのかと。じゃあその後どうなるのだという心配は非常にしております。もちろん道のほうも、道道関係の街路樹と言ったら全道にたくさんの木がある中で、上士幌町だけ特別ということはもちろんないでしょうから、一町村の街路樹という見方をすると、順番ですよとかという感じで何年か寝かされて、また大きくなってということを繰り返すと、いつまでもそういうことがついて回るような気がしてなりません。最初の答弁の中で美しい並木道を形成していると感じられるとありますけれども、それは誰の観点の言葉なのかなと。少なくとも私の周りでは、余りそういう、美しくてありがたいわという声は余り聞かないのですよね。今言った、冒頭言ったようないろいろな弊害のほうが優先的に出てきて、何とかならないのかという状態を考えると、そういう感覚というのはちょっと特定の人の感覚ではないかなと思うので、そういった今後についても十分考えてやってほしいと思いますし、今回、今一般質問するとチラシが出まして、誰々さんがこういう質問しますよということのお知らせ出るのですけれども、電話かかってきまして、私の質問が、よく質問してくれたと。前々からちょっと気になっていて聞いたことあるのだけれども、町ではありませんということしか言われないから、誰に何を言ったら改善されるのかも分からないでいたのだけれども、結果どうであれ、そういうことをちょっと訴えてもらえるということであれば本当にありがたいということがありましたけれども、電話来たからというわけではないのですけれども、そういう思いが思っている以上にあるのだということも理解していただきたいと思いますので、その辺の考えを改めてもう一度お願いします。
答弁 町長 竹中貢
それぞれの安全等々に対して不安が増幅しているということであれば、それはもう承知の上でしっかりと対応してもらいたいと。道に対して、順番ということもありますけれども、少なくても安全というそういうことに対しては優先的に対応してくれるものと、そのように思っておりますし、ぜひ私としてはしっかりやらさせていただきたいというふうに思います。
質問 6番 小椋茂明
町民誰もが快適で美しい商店街街路樹が形成されることを願いまして私の質問を終わりたいと思います。