みんなの議会

上士幌町議会 令和2年第8回定例会 2020年12月1日

現消防庁舎の跡地利用について

2020年12月1日、上士幌町議会の一般質問で、小椋茂明議員が「現消防庁舎の跡地利用について」質問し、町長 竹中貢が答弁しました。

質問者
小椋茂明 議員
答弁者
町長 竹中貢

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 6番 小椋茂明

私のほうからは、現消防庁舎の跡地利用について質問させていただきます。新消防庁舎の工事は順調に進んでおり、3月の完成予定まで、あと3か月少々となりました。災害活動を初め、町民啓発、情報発信、消防団活動の新しい拠点施設として期待するところです。3月下旬に引っ越し予定とのことですが、完成後の現消防庁舎の跡地利用について伺います。現時点で正式な説明はなく、いろいろな角度から跡地利用の検討をしていると思いますが、私は今までの災害用備品と併せて、今年度購入する多くの感染予防対策用消耗品等の備品が増えたことから、備蓄倉庫として活用するべきと考えます。現在の備蓄状況は、市街地区においてみると、旧レディースセンター、庁舎物品庫、C会議室、消防署、旧西保育所と分散しており、管理及び非常事態の体制としては不備があると思います。上士幌町地域防災計画においても、基本編第4章第5節の3で備蓄倉庫等の整備と明記されており、必要な事項となっていることから町の考え方を伺います。

答弁 町長 竹中貢

現消防庁舎の跡地利用について、小椋議員のご質問にお答えいたします。防災備蓄品や防災資機材等の整備に当たりましては、多くの避難者がある場合においては、被災地外からの救援物資が届くまでの間、自らの町で有している物資、資機材のみでの応急対応が必要です。災害時における町民の生活を確保するためには、食料、その他の物資の計画的な確保に努めるなど、地域防災計画に定める整備目標を目途とした計画的な備蓄を調えていく必要があります。特に非常食等の備蓄品につきましては、防災訓練等での活用により平素利用しながら備蓄するローリングストックを基本とすることで考えております。町内6か所の保管場所と保管する品目の一覧につきましては、地域防災計画の資料編に掲載しておりますが、効率的で適切な管理を一層推進するためには、十分な保管面積を備え機能的な搬送措置が講じられるよう、備蓄物資・資機材の保管場所を確保する必要があると考えております。先般、ぬかびら源泉郷の住民を対象とした防災訓練を実施しておりますが、地域の方々へは糠平温泉文化ホールにおける備蓄品の保管場所の確認を進めたところであり、ぬかびら源泉郷地域の孤立化を想定した防災ヘリの活用による救助訓練も併せて行ったところであります。また、冬季における観光客等の避難場所となることを想定し、停電時に備えた電源の確保対策を今後進めていく考えでおり、備蓄品につきましては、糠平温泉文化ホールを拠点施設として整備してまいります。現役場庁舎につきましては、耐震基準を満たしていないことから、耐震基準に適合した庁舎の改修について検討しているところであります。改修後の機能の一例として災害時の防災備蓄のスペースという話も出ておりますが、庁舎の耐震化の議論が進む中で町全体を含む総合的な視野から検討していくことになるものと考えております。なお、現消防庁舎は災害本部となる役場や新消防庁舎に隣接していることから、当面、災害時に緊急を要する備蓄品の保管場所として検討してまいります。いずれにしましても、現消防庁舎につきましては、耐震基準を満たしていないことから、具体的な活用方法につきましては庁舎の耐震改修に合わせて検討してまいります。以上でございます。

質問 6番 小椋茂明

ただいま答弁いただきまして、当面、災害時の緊急を要する備蓄品の保管場所としていくということで返答いただきましたので、まずは一安心と思うんですけれども、現在の保管状況を確認してみますと、町内6か所のうち糠平以外の5か所は市街地区でありまして、糠平においては1地区1か所ということで、保管しているのも文化ホールということは、日頃使用されているという施設の中で管理されているということで、管理については、非常に適した場所で管理されていると思うんですけれども、市街地区で管理している5か所を見てみますと、先ほど私、言いましたとおり、旧レディースセンター、旧西保育所、庁舎物品庫、C会議室、消防署ということなんですけれども、全く使用していない施設がこの中にあります。旧レディースセンターや旧西保育所というのはもうかなり、特に西保育所においてはかなり古い建物でして、物を置いておくだけとしては本来適した場所ではないと私は思っております。確認しますと、やはり古い建物特有の臭いなんかも多分出るでしょうから、臭いの気にするようなものは、あそこには置けないんだということもお話も聞きましたし、そもそも旧西保育所については、平成30年6月の定例会の一般質問で、あの施設がどうなんだという質問が出まして、町長の答弁の中で、西保育所は大型物品庫としているが、原則、解体撤去と考えていると、はっきり答弁しているわけでございます。これにおきましても、現在の旧西保育所の施設に対する考え方というのをお伺いしたいと思います。

答弁 町長 竹中貢

さきに答弁したことと何ら変わっていないということで、ご理解いただきたいと思います。スケジュール的に若干、今、遅れております。今の役場庁舎の耐震化の問題も含めて、備蓄の問題も併せて総合的に考えていくということであります。実際、今、指摘にあったように、あそこはふだん人手が出入りするというところではありませんから、ああ見れば決して環境のいいところではないと、このような認識は持っているところでございます。今のところシュラフだとか毛布なんかを置いています。先ほど言ったように、臭いの心配だとか、そのようなこともありますから、その辺については最小限といいますか、できるだけそのような状況にならないように、空気を減圧して密閉状態にして、そして外気と触れないようにしながら備蓄品の健全性を保っているということであります。もういましばらくお待ちいただければなと、そう思っています。

質問 6番 小椋茂明

今回、感染症予防対策消耗品として、9月定例会でもありましたけれども、678万円、金額にして、それぐらいの備品を購入となっております。この時期なので、どこの町村も発注が多いらしくて、まだまだ納品に至ってないのがほとんどだということで確認を取っておりますけれども、よくよく中身チェックしてみますと、結構な量が全部入ってきたらあるだろうということで、これらが今は納品されてないけれども、これから大方納品されていくとしたら、現状の納品スペースとして、ちょっと心配なんじゃないかなという気持ちもありますので、ここらの対応品の管理の状況についても確認したいと思います。

答弁 町長 竹中貢

今、防災関係にかなり政策的にも力を入れて体制を整えたいということから、この春から防災マネジャーということで、防災の専門性を有する職員を今、配置をしているということであります。その中で訓練だとか備蓄品の管理だとか、より専門的な立場で現状の中で適切な管理をしているということでありますけれども、それらについても、役場のほうの今会議室のところが一般的に共用して会議等で使っているところがありますけれども、そこについては、もう少しこの会議から備蓄品の確保と保管場所というようなこと等の環境が整っていくだろうと、そんなふうに思っております。いずれにしても、3月になった段階で消防署の移転ということがありますから、その中でも間でも、その後においても、今、どこの場所にどんな物が置いているのが適切なのかというようなことも含めて、その時点でのベターな管理体制を取っていきたいというふうに思っています。あまり分散すると、どこにどんなことがあるのかという、緊急時のときに戸惑いが出てくるというようなことも出てきます。ただ、1か所に全て置くのが、またこれがいいのかと、こういった議論もありますから、いろいろと防災の視点から、より適切に災害時に対処できるような、そのような環境整備についてはしっかりこれから取っていきたいと思っています。

質問 6番 小椋茂明

役場庁舎の耐震基準を満たしていないという現状は私たちも理解しているところなんですけれども、これに関して、今後、基本計画等の検討に入っていくと思いますけれども、建て替えというよりは、改修というか補修というほうが多分有力になってくるかなと思って見ているんですけれども、答弁で当面の間使用するという表現があったんですけれども、改修とかということを行っても、やはり今言ったようなスペースというのは、必ず1か所がいいとは思わないけれども、現状のような分散は決して管理上よくないということで、必ず必要なスペースになってくるということで、その辺を見越して、その辺も視野に入れた改修とかの計画をぜひ組んでほしいと思いますし、先ほど町長が言われたような防災専門員というのも今年度から置いておりますんで、そういう専門的な方のアドバイスを大いに取り入れながら、ぜひきちんとした中で、そういうスペースを視野に入れた計画の検討をしていただきたいと思うんですが、その辺を踏まえての考えをお願いします。

答弁 町長 竹中貢

まず、改修であります。これについては、幾つかの改修方法なり、あるいは新たな庁舎の在り方だとか、こういったことをいま一度整理をしていく必要があるというふうに思っています。単純に耐震化に合わせた改修という、そういう基本的なスタンスが当初あって、今、その中に合わせて今日的なデスクの配置の問題だとか人の動線だとか、ふだん使っている職員の側からだとか、皆さん方の意見を聞くということがありますけれども、そういう改修という考え方と。それから、果たして、それだけで本当にいいんだろうかという、そういう今からの視点も出てきております。その一つには、例えばこども園が今手狭になっている状況だということで、このこども園を今の状況がずっと続くとすると、果たしてそのままでいいんだろうかと。しかし、そのために新たに建てるといった場合には、そこにまた相当の建築費がかかってくるというような問題がございます。今、実際に山村開発センターの中でゼロ歳児、1歳児が使っていて、非常にそれはこども園として一体的な制度上、見方をされております。非常にそういう意味では、ことも新たな課題として出てきておりますから、この後の改修に当たって、いわゆる耐震化はあくまでも耐震というところだけの今の基準に合わせるということでありますけれども、そもそもの建設時から数十年たっているということでありますから、またそこの軀体の問題も耐震化の問題としては別に出てくる可能性があるというような、こういった指摘もございますから、そんなようなことで新年度から具体的に一度耐震化のための見積りは取っていますけれども、また違った視点の構造の在り方、その辺あたりについても検討する必要があるかなとは、そんなふうに考えておりますから、そういった意味で、ある意味では、今のところだけを単純に耐震化にするということであれば、防災の備蓄庫として消防署のところが非常に的確なんだと、こういうふうに思っております。最終的にそういうふうになれば、そこにより多くの備蓄品をそろえるということが適切だと思いますけれども、そうでない視点も、これから皆さん方の意見もいただくということになってくると思いますけれども、そういったときには、新たな備蓄品の倉庫の確保の問題なんかというのは、課題として検討していかなきゃならないなというようなことです。新年度から、また何らかの形での予算を計上させていただいて、それにしてもやっぱり二、三年は、計画から、そして設計等々かかると三、四年はかかるのでないだろうかなというふうに思います。拙速にすることだけではなくて、将来の人口の問題だとか、いろんなことを想定した上で、改めて皆さん方のご意見を伺っていきたいというふうに考えています。

質問 6番 小椋茂明

今、答弁あったように、いろんな角度から検討が入ってくるということで、まだまだ未知数な面もあるかと思いますけれども、今後においても、備品関係の管理、整備というのがきちんとされて、町民が安心で安全で過ごせるような体制を整えていただきたいということを願いまして、私の質問終わりたいと思います。

出典:上士幌町議会 令和2年第8回定例会 2020年12月1日 議事録 PDF(11ページ) 間違いを知らせる