みんなの議会

上士幌町議会 令和2年第4回定例会 2020年6月9日

第6期上士幌町総合計画の策定に向けた取組への基本的な考え方について

2020年6月9日、上士幌町議会の一般質問で、江波戸明議員が「第6期上士幌町総合計画の策定に向けた取組への基本的な考え方について」質問し、町長 竹中貢が答弁しました。

質問者
江波戸明 議員
答弁者
町長 竹中貢

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 8番 江波戸明

第6期上士幌町総合計画の策定に向けた取組への基本的な考え方について。本町の第5期総合計画の推進については、国が進めてきた地方創生に係る町の将来の人口の推計である地方人口ビジョンと町自らによる地方版総合戦略の策定と実施において、地方創生関連交付金の財源を積極的に活用しながら、総合計画と総合戦略との連携を保ちながら、町行政を進めてきたところです。これらの検証を行い、効果と課題を整理し、今後における町民生活の福祉のより安定した取組を進める時期として、新たな第6期総合計画の策定を行う年度を翌年に控えているところです。今年度より新たにスタートした第2期総合戦略計画を踏まえ、総合計画においてもその方向性を明確にしていくことになりますが、総合計画においては、より具体的な町民生活の課題を基本として踏まえ、地方自治体の基本である町民全体の福祉の充実した幸福感を求めるべき内容とする必要があります。今日においては、コロナウイルス感染症は国及び地方自治体を含めた、国内末端までの安定した住民生活、民間経営の推進及び行政運営等に大きな負の足跡を残し始めており、今後この影響はしばらく続く気配を感じます。このことを踏まえて、第6期総合計画策定は今日までに経験のなかった社会背景の中で進められて、新たな視点でのそれぞれの地方自治体及び社会全体がより一層自主及び自立した行政運営が求められるのではないかと思います。このような背景を想定しながら、新たな総合計画の策定の準備に至る町の取組の基本的な考え方について質問いたします。1、令和2年度執行方針において、令和4年度からスタートする第6期総合計画については、広く町民の声を聴取するとありますが、この具体的な町民の声の聴き方について、どのように対応しようとしているのか。2点目、第5期総合計画の行政執行に対する効果と課題をどの時期に、どのように集約し、町民に対して説明を行うのか。3点目、近年、増員されている背景がある町職員数について、総合計画における将来にわたる行政職員の配置と人件費等に係る財源とのバランスについて、どのような推移を考えているか。4点目、最近の町行政の中でも外部委託等が多くなっているが、これからは職員自らまちづくりを計画し、町民目線で提案する必要もあると思いますが、このことなどに係る職員の人材育成をどのように考えているか。5点目、今後10年間に団塊の世代が後期高齢者の時期を迎え、町内において高齢者全体の人口は減少するが、より一層の安定し、安心な高齢者に対する地域福祉及び地域医療体制の整備が求められるべきと思いますが、このことについてどのように考えているか。6点目、本町の人口は微減の傾向を示しているが、世帯数は上向きに推移しています。安定した職場の確保がこのような傾向を示すと思いますが、今後における、本町における就業の場づくりの核をどのように考えているか。最後、7点目になります。今後、全国的に情報通信技術が一段と加速し、この技術で社会生活を大きく効果的に対応する時代に進むことも考えられます。現状では、国内や海外の数々の情報通信技術の検証結果がまちづくりの参考になる時代だと思います。町として、情報通信技術等について自ら行うことによる町民に対する効果と費用対効果等をどのように考えているか。以上をもちまして、質問としたいと思います。

答弁 町長 竹中貢

第6期上士幌町総合計画の策定に向けた取組への基本的な考え方について、江波戸議員のご質問にお答えいたします。自治体における総合計画は、平成23年地方自治法の改正によって、それまで義務づけられていた総合計画の規定が廃止されたことから、近年は各自治体における計画策定も多様化してきているのが今日的状況であります。本町においての総合計画は、昭和48年から10年ごとに策定しており、現在は第5期を迎えております。令和3年度に期間が終了するため、新制度の下での計画となりますが、令和4年度からのスタートに向け、第6期上士幌町総合計画10か年の策定作業を進めることとしております。作業の進捗につきましては、5月中に策定の方法、策定審議会、タイムスケジュール、策定委託者選定など、スタートアップの概要について議会に報告の予定でありましたけれども、新型コロナウイルスの感染防止の密接、密集、密閉の3密対策や人の移動自粛等の影響で作業が遅れております。今回の感染症につきましては、世界中に蔓延し、いまだ拡大していることやワクチン、治療薬においても開発途上にあること等、収束の見通しも不透明であり、戦いは長期化の様相を呈しており、町民の皆様には、感染予防のため不自由な生活をお願いしておりますが、収束後も細心の注意とアフターコロナの社会では、働き方、生活スタイル、産業、教育、福祉、医療など、全ての分野において急速かつダイナミックに激変することが予想されます。第6期の総合計画は、百年に一度とも言われるコロナウイルスのパンデミックと収束後の社会の激変が予想される中で、さらに10年先を見据えた計画であること、3密防止など、社会的制約を受ける中での意見収集など、過去とは異なる環境と条件での計画策定となります。以下、議員のご質問にお答えいたします。第1点目の町民の声の聴取方法についてであります。1つには、町民や行政区、事業所、小・中・高校生へのアンケート調査の実施、2つには、町民の声を直接伺う地域別懇談会や各種団体との懇談会、本町の未来を支える若年層との懇談会等を考えており、様々な手法で意見を聴取していきたいと考えております。以上の進め方を基本とした上で、感染症が仕事や生活に強く影響を与えている中で、適切なアンケートになるのか、3密を避けながらの意見聴取の在り方など、状況に合わせて臨機応変な対応が必要と考えております。2点目の第5期総合計画の効果と課題の検証であります。効果と検証につきましては、本年中に取りまとめを行う予定であります。総合計画策定審議会等のご協議をいただいた後、速やかにホームページ等で情報提供をする予定であります。また、第6期計画策定の各種懇談会でも報告をさせていただきたいと思っております。3点目の職員数についてであります。まず、平成の合併論議の中で、自立のためのシミュレーションを作成いたしました。人口につきましては、平成16年現在、5,369人、職員は116人でありました。自立の道を選択する中で、平成32年の人口推計を4,170人とし、これを基に職員の削減を計画的に行ってきたところであります。その結果、平成23年度には94名まで減少しましたが、現在の職員数は、再任用職員を除いて125名、31名の増となっております。増加の主な要因といたしましては、認定こども園をはじめ、子育て支援に係る職員の適正配置で19人増え、その他の職員は平成16年と比べ、5人の減となっております。なお、平成32年、令和2年5月現在の人口は4,982人、予算面でも、平成16年に作成したシミュレーションでは、平成32年、39億円の歳入見込みに対して、今年度の当初予算は92億円と54億円増、2.4倍に増えております。また、新たな業務といたしましては、認定こども園の開設やふるさと納税、地方創生、ICTの推進など、多様化する政策課題に対し、地域おこし協力隊や派遣職員の協力を得て、町民福祉の向上に努めているところであります。今後におきましても、時代に即した事務事業の見直しやSociety5.0時代を見据え、AIやICTの技術を積極的に活用したスマート自治体の実現を目指し、効率的な人事配置に努めてまいりたいと考えております。4点目の職員の人材育成についてであります。まず、行政職員には、住民が主役であるという認識の下、住民には公正・公平、誠実に対応する、社会環境の変化や新たな動きを的確に把握して地域課題に取り組み、広い視野と先見性を持って課題解決を図るなどの資質を期待しております。人材育成としては、公務員として必要な基本的な研修、法務研修、職務職階に応じた研修、専門性を高める研修など、計画的に実施しております。また、住民と協働のまちづくりの観点から、町内外で行われるイベントにもスタッフの一員として参加、派遣するなど、多様な形で人材の育成を図っているところであります。同時に、自らを高めようとする主体的な意思、意欲が肝要と考えております。町が持続的に発展するためには、次代を担う人材の育成は大切なことでありますので、今後も適宜、様々な機会を通して人材育成を図ってまいります。5点目の高齢者に対する地域福祉や地域医療体制についてであります。今後、本町では全国に先行して高齢者の人数は減少しますが、その中で、高年齢化が進む状況にあります。少子高齢化の年代構成の中で、どのように高齢者の支援体制を確立していくか、課題解決の模索と実践が求められております。超高齢化社会を迎え、慢性期疾患が中心となった現代は、これまでの病院完結型であった医療から、地域完結型に移行しており、入院期間の短縮による影響や在宅での長い療養期間をどのように支えるかが、日常生活圏域において問われるものと認識しております。人生100年時代と言われる今日、健康で生きがいのある人生を送ることを目標に、医療、介護や看護、見守り等の充実を図るとともに、新たにAIや高度情報通信の最新技術の活用が、次期計画の重要な視点の一つと考えております。6点目の就業の場づくりについてであります。議員ご指摘のとおり、本町の人口は5,000人を超えた平成30年8月末の5,020人から、令和2年4月末の4,982人と微減となっております。一方、世帯数は平成27年1月末の2,324世帯から令和2年4月末の2,592世帯と増加を続けております。これは、核家族化の進行や就業目的で町外から若者世代が転入してきたことによるものと考えております。就業の場づくりの核としては、本町の基幹産業である農林業の第1次産業が最も大きな就労の場であり、人手不足は依然として深刻な状況にあります。また、観光業、建設、商工、運輸、介護など様々な業種においても人手不足が顕著となっております。本町において、人と仕事をつなぐ業務につきましては、無料職業紹介所や人材センターが担っており、雇用促進のプラットホームとして、さらに充実するよう支援してまいります。7点目の情報通信技術についてであります。我が国の将来のあるべき姿として、Society5.0を掲げております。それは、高度に進化した情報通信技術を活用して、バーチャル(仮想)とフィジカル(現実)が融合した産業の構築や社会を目指すものとしております。その情報通信技術は、コロナウイルス感染症対策としても、在宅や地方などで勤務するリモートワーク、遠隔診療、遠隔教育などの必要に迫られながら、情報通信環境の不備や様々な規制の弊害などが指摘されております。政府としては、急ぎ、通信インフラの整備に対し補正予算化するなど対策を講じておりますが、いみじくもコロナウイルス問題によって、我が国の情報通信施策が諸外国との比較において、不備や遅れがクローズアップされたようにも感じております。いずれにいたしましても、我が国の将来のあるべき姿として掲げるSociety5.0の理念は、新しい時代、新しい社会の構築にとって避けることのできない大きな潮流と認識しているところであります。コロナウイルス対策では、3密防止のソーシャルディスタンスが感染予防の有効な手法として、世界の各国で取り入れられております。東京を中心とした首都圏の構造としては、人や企業が集中する3密の象徴的なエリアであり、最大のリスクを抱えているのが首都圏であるということも言えます。東京一極集中の是正が一向に進まない中で、コロナウイルスが収束した後のニューノーマル、新しい日常での働き方や生活スタイルが地方にあります。本町においては、これまでの弱点であった高速情報通信網も整い、テレワークなどの受入れ準備が整いつつあります。また、5Gをはじめとする超高速通信とAIやロボットの活用は、農林業をはじめ、様々な分野に革新的変化をもたらすものと考えており、時代の風は地方に向いてくるものと認識しているところであります。以上、答弁とさせていただきます。

質問 8番 江波戸明

現在は町のほうもコロナ感染症対策で、経済対策なり、地域のいろんな課題を掘り起こしながら支援、また国・道の支援等含めて大変な時期かと思っております。併せまして、昨日、待望の道の駅が開設され、これから多くの地域のにぎわいと、また運営する観光商社のこれからますますの繁栄が期待されるかというふうに認識しているところであります。このような、今回、議会においても総合計画等に関する特別委員会を設置しながら、町と共にまちづくりの在り方を取り組むところであります。このたびのコロナウイルスの対策経験からも、先般も町長が言っていましたように、行政内部でも不要不急の必要性を体験しながら、今までと違った新たな行政の運営が見込まれるんじゃないかというふうに認識しているところであります。つまり、今までの無理無駄な行政運営からの脱却が求められる時期になってきているのかなというふうに認識しているところであります。この10年間の総合計画に対する総論として、今後10年間は5,000人の町の人口を基盤としながらも、今まで5期50年にわたる、歩んできたまちづくりに対する時代背景と大きく異なり、行政のより一層のスピード感が求められるのではないかなと思います。また、もう一方、きめ細かな対応も含めて、これに重なってくるというふうに認識しているところであります。その上で、行政は町民が安心し、安定した地域での福祉を受けられる環境だけはしっかり保持しなくてはならないというふうになりますから、大変これからの行政の運営というのは、かなり町民と密着しながら進んでいくことだと思います。これからは地域コミュニティーの変化、それから、先ほどありましたように、本当に人口の微減に対して世帯数が多くなってきているこの背景、それからまた、世界的に高度な情報通信技術がどう取り入れられるか、これもやっぱり地方の知恵ではないかと思いますし、少子高齢化と人口構造の大きな変化、高齢者は減りますけれども、健康な高齢者が増えてくる状態とか、なかなか子供が増えていかない状況とか、こんなことも、これからの10年間の中に見いだせる一つかなというふうに認識しているところであります。また、もう既に始まっていますけれども社会保障、これについても、やはり大きな変化があるのかな。きっと我々町民、国民に対しても大きな負担が出てくる可能性も過分にあるなという背景もあるかと思いますし、また、自然災害の多発と大型化、こんな問題もあります。町も防災担当の職員を配置しながら、きっとこういう部分については充実されるかと思いますけれども、そういう部分と、それから、今回国としては大型の税制配分、税の配分をしながら、コロナ対策について本当に対応してきていると思いますけれども、やはり、出したからにはその始末も出てくるかなと思います。そういう意味では、今後、地方交付税等に絡んで財政の配分がどうなるかなと、勝手な心配ですけれども、やはりあるものは限界がありますから、こんなことを含めて対応していかないとならない時代が来るのかなというふうに思っています。また、農業、林業、観光等の基幹産業に対する国際的な競争力、本当にこれから国際的な中で、しっかり地域産業を守っていかなければならない、そんなところがあるかというふうに認識しているところであります。このような大まかな課題の背景を踏まえて、どのようなまちづくりを目指すのか。歴史を大切にしながら、上士幌町らしさを追求し、夢より実現第一を基本として進める必要があると思います。世界や国内のICTを活用した環境は、進化しながらその目線を失わず、効果的に活用することとなると思います。質問でありますが、町長から、このような背景に至る行政運営総体における大きな考え方の変化が確認できるか。また、今後10年間に向けた上士幌町らしさを見いだしたまちづくりに対する総論について、まず考え方をお聞きしたいと思います。

答弁 町長 竹中貢

今、各分野といいますか、わたって、議員の見解が述べられております。最初のコロナに伴って不要不急な外出、それはずっと全ての国民にお願いしてきているところでありますけれども、行政の中でも、特に僕らのような立場の中でも、これまで札幌、ほぼ様々な会議というのは札幌や帯広が軸になって行っていますが、ほとんどが書面での審議ということに今回なっております。今段階までそうであります。こういったことを経験して、じゃ、今までの会議の在り方というのは、本当にどうだったのかと。なかなかそれを気づかせてくれる機会というのはなかったという、多分そういうデジタルの社会で、テレビ会議だとかと言われつつも、現実の中でそれがすぐ動くというふうなところはなかなか踏み込めなかったということでありますけれども、今回のこの経験をして、本当に対面ですべき会議やあるいは交渉事と、それからいわゆるデジタルを使ってテレビ電話やその他の方法でやるという、この辺あたりについては、随分と見直しをするということが出てくるのではないだろうかなと、そう思っております。例えば十勝の町村会の会議でありますけれども、重要な会議は、それは一堂に会してやるということはありますけれども、お互いの連絡調整等については、もう既に十勝一つとしてテレビ会議を導入しようというようなことで合意を得ております。これは、この後、北海道との会議なんかでも、そのようなことというのは出てくるだろうと、そんなふうに思っております。町としては、そういった準備をしっかりしていかなければならないということでありますが、例えば今、このコロナで止まっていますシェアオフィスのあそこの機能というのは、そのようにここにいながら東京と仕事ができる、そういう環境が整備されてきております。これも行政の中に取り入れていくというのも必要、そういった意味でのコストの削減なり、財政的な軽減を図る、こんなこともできるのではないだろうかなと思います。スピード感の話が出ています。今までは10年一昔というふうに言っていましたけれども、今はもう毎年毎年が大きく変化していっているという時代でありますから、非常に先を見通すことも難しいという、そういった今日社会であるというふうに思います。データが積み重なっていくということでありますから、ゼロからじゃなくて、それをどんどん新たな価値を生んでいたり、新たな技術が開発されていくということですから、このスピード感というのも非常に大切だと。ある意味では、情報が勝敗の優劣を決めるなんていうことも言われておりますけれども、いろんな意味で厳しいその変化の中であっても、時代を的確に把握をしながら、様々な対策を講じていくということであります。コミュニティーも大きく変化をしてきております。もう言うまでもなく、冠婚葬祭はほとんど今行われなくなってきたと。コロナの関係でいうと、お葬式のほうも、焼香だけ故人にしていただいて、後は身内だけでやるというふうに変わってきましたけれども、ひょっとすると、これも新しい生活スタイル、いわゆる習慣になる可能性もゼロではない、そんなような感じもしているところでありまして、葬式そのものもがコミュニティーでの大事な、お互いに支え合う一つの儀式であったものが、これからは変わってくるということです。るる今述べられておりまして、農林業なんかについても、今回の国際的な基準の中で、グローバル化の中で進めてきた経済対策あるいは農業関係でも輸出、あるいは輸入をしながら国民の食料を支えてきたということでありますけれども、今回のコロナの関係によって、いわゆる食料においても、そのサプライチェーンが止まってしまったということで、改めて自給率の向上というのは、これはもう必至の状況になってきているというようなこともございます。最後に、夢よりも現実ということでありましたが、これは両方とも大事なことだと、そんなふうに思っています。夢なくして目標に向かっていくということはなかなか難しいと。しかし、現実を無視しては駄目だということだろうと思います。これは両方とも大切。こういういろいろ様々なご指摘や考え方の下で、この後の10年間をどうするかということは非常に難しいということです。ですから、そういった意味で、今まで10か年の総合計画が、このまま自治法の中で定められて、そして議会の議決が必要だということでありますけれども、もうそもそも10か年を見据えて詳細を決めるということ自体がそもそも難しいというような状況、それから、それぞれのその時々の町政なり市政の、最も町民の意思を反映するのは、いわゆる首長選挙であります。総合計画が全てを拘束するのではなくて、それは一つのモデルなり、考え方、方向性ということでは、その4年間の間に町民の審判を受けて、そこに政策なり施策を提案すると。これは最も重たいことであるというふうに思っております。こういうような状況の中で、様々な計画についても、このつくり込みから変わってきているということです。最近、今般の状況というのは、またコンサルなんかにも聞く人もあるだろうと思いますけれども、先般、帯広市の市長がお見えになって総合計画を置いていただいてきました。そういった中では、今まで本町の計画そのものもそうでありますけれども、3層構造で計画をつくっております。基本構想、基本計画、そして施策と、さらにその細かいところになっていますが、こういったところの、果たして本当にそれが必要なんだろうかというような話もされてきましたけれども、本町は本町としての考え方の下で計画を策定していくということになりますが、いずれにしても、10か年の計画で変わっていくものと、それからある意味では、大きな流れとしてなかなか変わらないもの、変わらないものについては、それはやっぱりそこのところはしっかり押さえて、計画に反映をさせていくということであります。特に、その中で変わっていかないというのは、人口の問題なんかというのは、そう簡単に変わる話ではないです。少子高齢化の構造的な世代構成だとか、そういったものは変わっていくものではないと。それから、日本全体の人口も減少していくということも、それも5年、10年で変わることではないだろうというふうに思いますから、そういった社会変化に応じた計画の策定というものは、これは一つずつ大事なことになってくるだろうというふうに思います。もう一つは、やっぱり社会の変化をどう見るか。それから、上士幌町の特性をどのように考えていくか、こういったことも非常に大事な視点だと、そんなふうに思います。そういった意味では、本町の基幹産業というのは、農林業がベースになると、その上で製造なり、あるいは観光だとか、そういった広がりを見せていくということだろうと思いますから、そのような視点が一つ大事だと。あと技術的な面でいうと、やっぱりそのデジタル化というのは、これは大きな変化だろうと思います。そのことによって、働き方も、それから日常生活についても、いろいろと変わっていく可能性がある。このようなことが、今質問を受けて、この後、総合計画はみんなで知恵を出して決めていくということになりますけれども、町長としても、今質問を受けて答えられる、あるいは考えている、お示しできる範囲の答弁とさせていただきたいと思います。

質問 8番 江波戸明

今、町長のほうから総括的な、総合的な、総論的な部分を含めての意見を、考え方を示していただきました。まず、1点目の町民の声を聴くと質問した部分でありますが、これについては、大変前向きな答弁をいただいたのかなと思っています。こういうコロナの状況下を含めて、いろんな手法を用いながら、やはり町民の声を聴くという、今、町長から言われましたように、まちづくりの基本である町長の理念でも一つありますが、協働のまちづくりの一つは、やはり町民の声をしっかり聴くということにあるんだというふうに僕は認識しているところであります。今までなかなか、町長自ら、一般的な課題になっている部分については、例えば合併の問題とか、施設造りとか、こういう事実については、町民とのそういう場を持っていますけれども、行政というのは、これからスピードアップしていくとしたら、1年、1年が一つの、10年計画の中でも、1年、1年が本当にスピード化していかないとならない、そういう時代だと思いますから、そのためには、町民の適切な声を、スピード化に基づいて聴いていくということが必要だと思います。そんな意味で、今回、この懇談の在り方についても積極的に対応するということですから、その在り方を目指して、町長の考え方も含めて都度、都度対応してほしいなと、そういうふうに思っているところであります。今、この長期計画については、先ほど自治法の関係を含めて、約10年前になりましょうか、いろんな意味で対応していますけれども、やはり、極端に言えば、漫画的な形で、うまく町民に分かりやすい総合計画をつくったという事例もあったというふうに認識していますから、少しでも町民に分かりやすい総合計画を工夫するということも、一番先の課題ではないかと思います。そんなことを含めて、今後、この辺について、どう町民に発信していくか、そして町民の声、いわゆる広聴をどういうふうに進めていくか。基本的な考え方について質問したいと思います。

答弁 町長 竹中貢

町民の声を聴くという一番大切なベースになるのが情報公開だと、そんなふうに思っております。情報公開なくして、町民の声なり参加というのはあり得ないというふうに思っています。その情報公開をした中でも、それぞれ子供からお年寄り、職種によって関心事が全く違ってくるわけです。その関心事に対して、私どもとしては的確に応える。まずは情報を出した上で、その情報が、どの人がどんな関心を持っているのか、そことのやり取りになってくるんだろうと、そんなふうに思っております。一律的に進めて網羅的に説明という時代でもなくなってきた。特に、今は私どももやっぱりこれから考えなきゃならんのは、町民にお知らせする上での媒体としてお知らせ広報がございます。これはこれからも大事だということでありますけれども、それだけが、紙ベースの情報提供が、それが全てではない。むしろ、今の、多分若い人方はほとんどスマホを持っているという状況であります。ですから、その若い世代がスマホを通して、町の情報が必要な情報だとすれば、それは必ず見ていただけると。紙ベースというのはなかなか、紙ベースで読んでいただける、あるいはあの分厚い中に自分が必要な情報というのはどれなのかというのは、なかなかその辺も難しいところがある。でも、これは行政としてはやらなきゃならないことだというふうに思っておりますが、そういった中では、最近の子育てに対する悩みだとか、それは若いお母さん方が一番関心がある。そういった関心のある人方にしっかり、今で言うスマホの中でそういう情報を伝達する、そういう新たなツールというのがこれからどうしても必要になってくるだろうと、そんなふうに思っております。多分、あと10年もたったら、今でもかなりの部分で、今回小・中学生のデジタルの関係のあれですね、タブレットを全員に配るといったときに、教育委員会のほうでそれぞれの家庭の情報を取っていただいておりますけれども、80%台だとか、90%台だとか、若い世代については、もう90%ぐらいはスマホを持っている。そこでの情報の収集というのは、大体軸になっているということですね。それに対応して、そこでのやり取りなんかというのは、これは非常にこれから大事になってくる部分だろうというふうに思っています。このように、全て対面式で人を集めてくるという、その情報の徹底の仕方、あるいは情報の聴き方、声の聴き方というのは、その辺については、十分今回の総合計画の中でも、それが軸になってくるかどうかは分かりませんけれども、住民の声を聴く手法としては、その辺については十分取り入れる必要があるだろうと。幸い、今、ちょうどICTの戦略室もできておりますから、先駆的に、どこからどの世代にどんな関心を持っているのかなというのは聴くようなことができるだろうと、そんなふうに考えておりますので、いろんな様々な情報の、町民の声を聴くということがありますが、何としても僕らとしては情報の公開、情報開示をどうするかというのが、住民の声を聴く最も一番大事なところだという前提の下で住民とのやり取りをしていきたい、そう考えております。

質問 8番 江波戸明

今、町長からあったように、これからきっと10年先は別にしましても、そんなに遠くない時代に、今あったように、いろんなデジタル効果を発揮しながら、町民が情報を得る力、それをまた得る環境をつくっていく、これもまた一つは、逆に言えば行政の仕事だと思います。7点目のICT関係を含めて、情報をどういうふうに伝達していくかというのを、今、町長がおっしゃったように、本当に我々も望むところでありますし、高齢化社会になりつつも、やはりそれに少しずつ慣れた町民が多くなってきますから、きっとそういう活用の時代に入るんだろうと。そんな意味で、今回のICT推進室等を含めて、やっぱり町民向けにどう広聴できるか、そんなことがやっぱり一つの大きな課題でありますし、世界的な、今進んでいるICT化を含めて、それを活用するということも大事だと思いますんで、そういう形で、町民の意見を聴いたり、また情報を流すという、お互い相互関係をしっかりすることによって、町民の安心感、生活感、それが安定した形で捉まえるのかなと思っています。2点目ですけれども、5期の総合計画、どういうふうにという部分がありますけれども、きっとこの総合計画をつくった、5年で見直ししながらという部分はありますけれども、つくった時代と今はかなり違っているのかなと。ふるさと納税もこんなふうになるということはゆめゆめ感じてもいなかった時代でありますから、併せまして、地方創生含めて、やっぱりいろんな大きな対応をしてきているかと思います。そういう中で、行政が進み過ぎているという言い方はちょっと変ですけれども、なかなか町民が追いつけない、理解できないという部分もあったり、行政の評価については、町民とちょっと微妙な差があるときもあるかなというふうに認識しているところであります。そんなことで、第5期のそういった部分についてはなるべく早く計画に合わせまして、町民との懇談を併せまして提供するとなっていますけれども、その部分について、5期の説明方法については、一定程度きちっと整理しながら進んでいくのかなというふうに認識してございます。そんなことを含めて、ふるさと納税という大きな一つのうちの町の財政、先ほどシミュレーション的には2.5倍になったという財政基盤はありますけれども、きっとこれも大きく地方創生の交付金と、それからふるさと納税とが後押ししているのかなというふうに認識しながら対応しているんですけれども、まず、この辺について、5期の大まかな課題、効果といいますか、それについての、本当に大まかでよろしいですから、この辺町長の考え方、ちょっとお願いしたいと思います。

答弁 町長 竹中貢

結果については、総合計画の10か年については、あまり指標として、今言うKPIですね。そういった形で総合計画は盛られていないと。そうでないものもありますけれども、そういった意味では、もう終わったことについては淡々として整理をして、そして、それを町民にお届けして、それを踏まえて、町民の皆様方には、次期の計画について提案をしていただければなと、そんなふうに思っています。その辺の見方については、数量的に表せるものについては数量的に表して、それがよくできたか、あるいは50点なのかというのは、それぞれの見方があるだろうと、そんなふうに思います。事実関係を淡々と私どもとしては伝えることが、終わったことに対しての整理の仕方だろうと、そんなふうに思っています。そこで、過去を議論してどうこうという考え方については、特別持ち合わせていない。むしろ、それは資料として提供して、それを次期の6期の中に、それぞれ足りない部分については充実させるだとか、あるいはやめるということもあるだろうし、いろんな見方があるだろうと思いますから、そんな中で生かしていければなと、そう考えています。

質問 8番 江波戸明

次は、行政職員の配置と人件費等の財源の在り方等を含めて、それから、併せまして行政の外部委託と職員の自らのまちづくりの対応、これについて、重ねて質問したいと思いますが、地方自治体の財源について、人件費というのはかなりウエートを占めてくる、一律にやめたということにならない、事業と違って、やっぱり人材確保と、それからその活用によっては、そんなに簡単ではないという部分がありますけれども、先ほどちょっと膨らみ始めてきたという、合併段階の町の財政シミュレーションをつくった15年前を含めて、やはり、かなり財政の幅も大きくなってきたし、やる仕事の内容も大きく変化してきているなという部分はありますけれども、なかなか財政を維持するためには、人件費をどう抑圧してきたという過去の足跡もあると思いますけれども、これから抑圧ということではなくて、どう効果的に使うかという部分もきっと出てくるんだというふうに認識しております。そんなことで、今後財政基盤の安定、施設の維持管理、こんなことを含めて、この第5期の中で、箱物という言い方は別にしましても、多くの公共、それから財産的な建物をどんどん造ってきていますから、この維持管理もきっと後年次、第6期には重なってくるのかなというふうに認識しております。そんなことで、まず、財政の大まかな推移、先ほど地方交付税が本当にどうなるか、僕もちょっと認識はしませんけれども、やっぱり国の財政も厳しくなってくる中等含めて、一定程度考え方を絞って考える必要性が少しはあるのかなというふうに認識していますし、そんなことで、この点について、町長からのお話も聞きたいと思いますし、もう一つは、行政の外部委託という部分があるかと思っています。今回、地方創生の中でよく言われているのが、いわゆるコンサルタントバブルとか、いわゆるせっかくの財源がまた都市に還流してしまうとか、それから、せっかくこの財源を得ながら、地方税の、職員がそれをどういうふうにうまく活用したかとか、そんなこともやっぱり考えておく必要があるかというふうに思っています。私は、やっぱりいろんな意味で、職員の方々が、せっかくの機会ですから、いろんな事業に対して本当に真摯に対応している方もいますけれども、今後つくる総合計画においても、さきの総合戦略等については、僕の印象ですけれども、派遣していただきました道職員の方が一生懸命先頭につくっていただいて、我々もその対応について、いろいろ説明を受けながら認識してきたところでありますから、そんなことも必要だと思いますけれども、この総合計画については、基本的にやっぱり町職員の中堅の方がしっかりそれを対応しながら、後年次、自分の問題として、町職員として、その足跡を確認していくということも僕は必要だと思いますから、せっかくいろんな計画、全部が全部でなくて、かなり外部委託している部分も含めて、基本的な部分はやっぱり職員、町の中で議論してほしいなと。それで、こういう構想があるからコンサルに頼みたい、外部の力を借りたい、こういうことがやっぱりこれからの行政の在り方かというふうに認識していますけれども、この点を含めて、町長の考え方をお聞きしておきたいと思います。

答弁 町長 竹中貢

まず、財政の問題で、コストの問題が出ておりました。施設を造ると、それに対してイニシャルコストとランニングコストがかかるということであります。これについては、どちらも非常に大切な事業を実施する上での視点だと、そんなふうに考えております。ですから、建てるに当たっても、一般財源をできるだけ少なくするということでは、ある程度この施策が国にとっても、あるいは北海道にとっても、非常にモデル的な意味合いがあると。町にとってももちろん住民サービスにつながっていくというような、その辺の考え方ですね。これをしっかり持って、その上で国なり道と交渉しながら、有利な財源を確保してくると。これはもう今までずっとやってきたところであります。おかげさまで、そういった意味で、施設を造っておりますけれども、イニシャル、開設にかかる費用については、相当少ないというか、持ち出しは、手出しは少ないということになります。もう一つは、ランニングコストの問題かと思います。これについても、普通の電化製品もそうですけれども、古くなると電気がかかると。だんだんエコだとかになってくるということがあります。そういう意味で、同じような必要な施設については、それはやっていかなければならないということでありますが、その辺についてのイニシャルコストも、ランニングコストについても、十分検討した上で建設をさせていただくということであります。いずれにしても、それは何のためにと、その前提があるというふうに思っています。私どもとしては、住民サービス、住民の福祉の向上のために必要だという前提がそこにあると。これを造ることが業者のためだとか、個人の利益だとか、そのようなことには全くあってはいけないし、そのようなことについて、今までやってきたということは全くありませんということをまず申し上げながらということです。職員の数も、おっしゃるとおり、合併のときから、とにかく人件費というのは、もう生涯かかるコストでありますから、1人当たり、定年までの支払いになると相当の額になるということなんで、採用にしても、相当慎重にならなきゃならんということでありますが、なかなか人を採用するというのは、つくづく難しい一面があるなと、そんなふうに思っています。そういった意味で、専門的な知見を持った人だとか、キャリアだとか、いろんな形で協力をいただいていると。派遣の職員もそうであります。それから、協力隊なんかもそうであります。議員も職員の頃については、多分行政職員を事務屋と、こんなふうに称していたと思いますけれども、今、単に法律に基づいて事務を行うのが職員の仕事ではなかなかない。そうすると、新しい企画力だとか、そういったことになると、誰でも彼でもという簡単にいかないということがあります。そんなんでは、いろんな人の力を借りながら、それを職員が学んで、その後の政策に反映をさせていくというような、そんなようなことも考えて積極的に協力隊なんかについても頼んでいるということでもございます。それから、計画をつくる上で、あるいはほかのことでもそうでありますが、全てコンサルというのはいかがなものかということであります。それについては、考える基本的なものをつくっていくなり、あるいは課題に対する捉まえ方だとか、何を目標としていくのかというのは、これは現場でやらなきゃならんことだと思うんです、職員であったりですね。それはもちろん住民の声を聴きながら課題を踏まえたり。それを具体的に形にしていく中で、より違った知見だとか、そのようなこともしっかり受け止めながら、より精度の高いものにしていくといったときに、それぞれのプロパーの意見を聞くと、そこがコンサルの仕事になってくるんだろうと思います。例えば設計にしたって、職員は設計の担当の職員もいますけれども、全体的にそれじゃ、それができるかといったら、そうはいかないから、コンサルに頼まなきゃならんというようなことだろうというふうに思っています。総合計画でも、今の現状の把握だとか、それから、その中における課題だとか、こういったことは当然職員の中で進めていくことになるかと思います。それを解決する手だてとしては、場合によっては全く違った、まちづくりをコンサルにしているところについては、いろんなところの情報なんかももちろん持ち合わせているというようなこともあるだろうと思いますから、そういった中で、新たな課題解決のための方策なんかについて、考え方を聞き入れる。あるいはまとめ方だとか、今の総合計画の在り方はどうなっているのかだとか、そういったことでやることによって、より精度の高い計画に、あるいは事業につながっていくものと、そんなふうに思っていますから、職員のやるべきこと、それからプロに頼むこと、最終的には町が責任を持つということでありますから、コンサルに責任を持たす形でもない、どう使うかという話だろうと、そんなふうに考えています。

質問 8番 江波戸明

今、町長からあったように、そういう形で、きっとまちづくりというのは、まずしっかり計画ができる体制と、職員も含めて、タイミングよく専門性を取り入れながら対応していくというのが、一番効率的な一つかと思いますから、その方向性できっと、今後の総合計画の根幹については対応できるのかなというふうに認識してございます。高齢期を迎えた地域福祉、地域医療の関係でちょっと質問したいと思いますけれども、今後、定年制、年金支給の在り方など、すごく社会保障という部分については厳しくなり、これにも連携して、町のほうもやっぱり高齢者の収入等を含めてとか、その対応について、国の施策と連動してくる部分があるかなというふうに思っています。全国的には、医者の高齢化なり、専門医の不足という場合もありますけれども、2030年、10年後には国民医療費が60兆を超すんではないかという、国費の危機というふうにも聞かされております。小さな町といえども、やはり国費ばかりでなくて、地方財政も、ここら辺の医療福祉についての影響というのはかなり出てくるかなというふうに思っていますけれども、今後、介護施設なり医療施設のまちづくりの一つの大きな福祉、安心の場でありますから、この辺について、どのような安定的な経営がされているかなというのが、一つは、先を見た中で、いろんな意味で、町民の一つの不安材料になってくるかというふうに思っています。ただ、先ほどあったように、ICT、技術等を含めて、そういうことによっては、きっと福祉施設もかなり労働の強化から少しは軽減されたり、また医療については、新たな医療とのネットワーク、いわゆる双方向でその状況を確認できるとか、高度な部分に進むかと思いますけれども、町としてはやはり一定程度の支援をしないと、なかなかそういう医療機関、福祉施設等についても改善されないかなと思いますけれども、もし基本的な部分で、この福祉、医療を今以上に維持するというのは、非常に難しい時代かと思いますけれども、維持の仕方、支援の仕方を含めて、考え方だけ述べていただければと思います。

答弁 町長 竹中貢

医療、福祉が身近なところにしっかり確立されているということが、町民にとって安心する大きな材料だと、そんなふうに思っています。これまで地方のほうの医療については、非常に不安視されて、定年退職後出ていくなんていう事例もたくさんあると。今もないかと言われれば、そこまでは否定できない感じがします。これまでも必要な支援はさせてもらってきていると、そんなふうに考えていると。決して粗末にしているというようなことではなくて、積極的にそのとき、そのときに町民の福祉の向上につながるというような視点でのそういった要望なり、ことがあったとすれば、十分協議にのせさていただいてしているというふうに思っています。介護にしても、多分行政が直接やる部分は別ですけれども、民間というところで経営しているところがありますけれども、かなり法人であっても、町が総合的に支援をしているなと、そんなふうに思っています。ハードの面の施設の場合でもそうでありますし、それから、いろんなソフト面でもですね。ただ、意味がなく財政を支出するというのは、これはまた町民にとってもマイナスなことであるということでありますから、町民の福祉のために必要なことについては、これまでもさせていただいていますし、これからもさせていただくと。やっぱり一つ変わってくるのは、今回なんかはそうですけれども、やっぱり病院になかなか心配で行けないと。行けなければ、今度はまた経営的に大変だと。最近はそのようなニュースも聞くわけでありますけれども、子供が診察だとか、健診なんかでも滞っているというようなことが出てきているということであります。これに対して、さてどうするのかということですけれども、やっぱりどれも不安は、子育てしている方々から聞いているところであります。地元のクリニック等でも対応はしていただいていますけれども、常時それを専門的にということではなくて、サービス的な要素も含めて応援していただいているということでありますが、やっぱりこういった中で、今のネットをフル活用している若いお母さん方は、ネットを通して、遠隔であっても、今の子供の症状はこんな症状なんだけれども、先生、どうですか、こういうやり取りが起きてきているということであります。そのようなことだとか、診療の在り方も、もう随分これから変わってくるかなと。地元にいる先生方との向き合い方と、それから、また他方、遠くの先生方のいろんな力も借りてやるということだとか、これらについても、いろいろ変わっていくんだろうと、そんなふうに思います。これらについても、もはやもう動き始めているということですから、備えはもうしていく段階に来ているんだというふうに思いますが、地元の先生方ともその辺については相談をしながらということになっていくだろうと、そう考えています。

質問 8番 江波戸明

最後になりますけれども、やはり総合戦略、人口ビジョン、それから総合戦略等については、人間の人口の問題というのがかなり多くあったと思いますけれども、これからのまちづくりの中に、やはり農業を基幹とした大型化と、法人化の対応と雇用という部分では、やはり農業の雇用というのはかなり大きくなってくるだろうと思います。時間がありませんので、考え方については、またどこかで時間をいただきながら対応していただければと思いますけれども、大事なのは、人口とやはり仕事場、就業の場づくり、これがすごく大切なことだと思っています。僕はやはりこういう時代でも、企業といっても大型企業でなくて、本当に上士幌のニーズに合った企業、上士幌の魅力が活用できるような企業とか、そういう部分等を含めて対応することもやっぱり一方では必要でありますし、関係人口という部分の言葉がよくありますけれども、やはり、町が例えばレンタルオフィス、シェアオフィス等を含めて年間支出する財政も少しはあると思うんですけれども、せっかく来てくれた人がやっぱり町のためにどうなるかと、その関係をつくっていくのが本当の関係人口だというふうに認識していますから、そんなことを含めて、計画の中で対応をよろしくお願いし、質問に代えていきたいと思います。

答弁 町長 竹中貢

今おっしゃるとおりだと思っております。いかにお金をかけて、それがみんなに納得してもらえるか。あるいは、町の発展につながるかという視点が大事だと思っております。

出典:上士幌町議会 令和2年第4回定例会 2020年6月9日 議事録 PDF(20ページ) 間違いを知らせる