みんなの議会

上士幌町議会 平成28年第5回定例会 2016年9月6日

人を育て、人を活かすまちづくりについて

2016年9月6日、上士幌町議会の一般質問で、早坂清光議員が「人を育て、人を活かすまちづくりについて」質問し、町長 竹中貢が答弁しました。

質問者
早坂清光 議員
答弁者
町長 竹中貢

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 7番 早坂清光

それでは、一般質問をさせていただきます。人を育て、人を活かすまちづくりについてということで、町は現在第5期総合計画並びに人口減少と少子化に対処する地方創生の総合戦略に基づき、人口5,000 人の維持を目標にまちづくりを進めてきているところでございます。活気にあふれたまちづくりを進めていくためには、町長のリーダーシップ発揮はもとより、私ども議員、町民の皆さんや町職員の英知を結集した取り組みが重要であります。そのためには、町民の方々にさまざまな分野で経験や技術、技能を生かしてもらうことや、新たなことに挑戦しようとする意欲を助長し、その実現に向け支援していくなど、人材の育成とともに人を生かすまちづくりを推進していくことが、町政の重要な課題であります。私は、次の視点から町長の考え方をお伺いいたします。1つ目でございます。農林商工連携事業により新商品・特産品の開発などを推進してきたことが、ふるさと納税に大きな貢献をしてきているところですが、今後の新商品開発などに向けても人材育成は重要であります。どのように推進されようとしているのか、お伺いいたします。2点目、今年、北海道バルーンフェスティバルは43 年の歴史を刻みました。パイロットやスタッフの育成の現状と今後の考え方についてお伺いをいたします。3点目、他市町村では、シルバー人材センターや高齢者生きがい事業団などの名称で、職場を定年退職された方や事業を後継者に譲られた方など元気な中高年齢者の活躍の場が組織されています。本町での今後の考え方についてお伺いをします。4点目、行政運営の中核である町職員は、各職場の中で使命感と誇りをより高めながら生き生きと働いていただくことが大切です。職員間において身分や雇用条件などに違いはありますが、職員の人材育成の現状と今後の考え方についてお伺いいたします。以上です。

答弁 町長 竹中貢

人を育て、人を活かすまちづくりについて、早坂清光議員のご質問にお答えいたします。まちづくりは人づくり、改めて申すまでもなく、各種施策の実現に向けては、人があってこそ成り立つものであります。人材の育成は、これまで最も優先すべき施策であるとの認識のもと町政運営をしてきていることを、まずもってご理解願います。1点目の新商品開発等の人材育成についてですが、上士幌町農林商工等連携・ビジネス創出促進事業は、本町にある農林畜産物等の豊富な地域資源を活用し、付加価値の高い新たな商品やサービスの開発、販路開拓など新たな事業への進出や起業・新分野進出の取り組みを促進し、地域経済の活性化を図るものであります。平成 21 年度から事業を行い、十勝ナイタイ和牛、十勝ハーブ牛、チーズ、ヨーグルト、甘納豆、ようかんなどの新商品開発も含め、これまで27 件の事業に支援を行ってきており、地域経済の活性化やふるさと納税の返礼品としても大きな貢献をしてきております。今後の新商品開発などに向けての人材育成においては、現在進めております道の駅の整備においても重要な役割と認識しており、本年度より農業技術研究センターに専門職員を配置いたしました。このセンターを中心として、新商品を開発したい関心層に対して精力的に働きかけを行いながら、技術的なアドバイスも含めて、新商品開発と共に人材育成の推進を図ってまいります。2点目の熱気球人材育成についてですが、本町の熱気球の歴史は、昭和49 年に熱気球5機でフライトを行ったのが始まりで、昭和51 年の第3回大会では国内初の熱気球競技会が 14 機で開催されており、本年で43 回を迎える国内で最も古い歴史を持つ熱気球大会です。この間、農業者を初めとする町民の理解や関係者の熱意に支えられ北海道を代表するイベントに成長し、観光振興に大きく寄与しているところであります。本町が日本の熱気球史において果たした役割は大きく、これまでの歴史や文化は上士幌町固有の財産であるとともに宝であり、スポーツ文化、観光資源として次世代に引き継ぐことが必要と認識しております。現在町内で活動している熱気球クラブは6チームですが、近年新しいクラブチームの設立や既存クラブチームへの加入者が少なく、大会の運営に当たる担い手も減少している状況にあります。このことから、熱気球人材育成は喫緊の課題と捉え、本年度から人材育成事業に取り組んでいるところであります。本年2月の町広報誌で熱気球に興味のある町民を募集した結果、 14 名の方から応募があり、パイロット・クルー、競技役員の育成を図っていくこととしております。既存クラブチームへ活動支援といたしまして、フライトに係るガス代の支援を行っております。本年の大会では、13 年ぶりに、競技参加熱気球に配置するオブザーバー(記録員)制度を採用し競技性を高めるとともに、多くの方々に熱気球を知ってもらう機会を拡大したところであります。これらの取り組みを通じて熱気球人材育成を推進し、熱気球のまちとして再構築してまいりたいと考えております。3点目の中高齢者の活躍の場の取り組みでありますが、少子高齢化、核家族化による社会構造の変革により、これまで家庭で担ってきた生活支援や介護などは地域全体で支援していく必要があります。特に単身や夫婦のみの高齢世帯では、自宅や敷地内の管理が困難になってきた方々から、手助けを気軽に依頼できる仕組みの要望が聞かれます。また、一方では、高齢者が経験と能力を生かしつつ、働くことを通じて社会に貢献し、生きがいを得ていく機会の確保も求められております。その取り組みの一つであるシルバー人材センターや高齢者事業団については、自主的な団体として組織、運営され、就労、福祉対策、生きがいなど地域によって性格が異なり、各地域の歴史的な背景等により多様な実態にあります。本町でも、過去に高齢者を中心とした同様の組織がありましたが、残念ながら現在は解散されております。組織の結成には、手助けを求める方のニーズ、事業の働き手となる方のニーズ、運営組織の中核となる人材確保、関係法令等の対応、運営経費など、整理すべてき課題は多いと認識しております。地域貢献を主眼とした中高年者の活躍の場としての取り組みとして、本町でも本年秋には介護支援ボランティアポイント事業を実施し、ボランティア参加の活性化を図ることとしております。当面は制度の広まりを意識し、ボランティアが参加しやすいメニューに限定して実施を予定しております。現在策定している生涯活躍のまち上士幌創生包括プロジェクトの中核となる上士幌版CCRC構想でも、中高齢者の生きがいとなる仕事の創出が課題であり、ボランティアや就労などさまざまな形態となることで多様なニーズが満たされるものと考えられます。今後、中高齢者の健康づくり、生きがいづくり、社会貢献活動が推進されるよう、豊かな知識や経験、技能を生かせる働く場の確保に努め、人材活用や活動拠点の構築を進めてまいります。4点目の職員の人材育成についてでありますが、本町におきましても厳しい地方財政を背景として職員数を大きく削減している中、国・道から市町村への権限移譲や地方創生などの新たな取り組みなど、地方自治体の業務は多様化してきております。このような現状にあることから、職員の人材育成に向けた職員研修は非常に重要なものと認識しております。職員研修には幅広い要素があるかと思いますが、何よりも職員自身がみずからを高めようとする自己啓発の意識を持つことが基本であり、その上で研修を行うことが必要であると考えております。具体的な職員研修としては、町村会で実施している新規採用職員・中級職員研修や法令研修、北海道市町村職員研修センターや十勝定住自立圏で実施している専門研修等があり、これらの研修によって職員としての基礎的な知識の習得や専門性を高めることとしております。町独自の研修としては、町政に関する政策課題の解決方策を調査、研究し、職員の政策形成能力の向上を図ることを目的とした職員提案型の視察研修の実施や、移住定住・観光イベントに担当課部局以外の職員を参加させ、本町の新たな魅力の発見や課題を認識してもらい、まちづくり職員としての資質向上を図る研修を実施しております。また、政策立案能力の向上に向け、これまでも国や道、町村間などの人事交流を行ってきていますが、今後も必要に応じて実施したいと考えております。さらに、接遇研修や町内・管内市町村において開催されるさまざまな講演会等に、臨時職員も含めて広く参加の呼びかけを行っております。職員研修の成果につきましては、すぐ日常業務などに直接反映されるものと、経験を重ねることにより徐々に研修成果となってあらわれるものがあると考えております。職員の人材育成に向けた研修につきましては継続した取り組みが必要であることから、今後においても必要な研修を計画し、研修成果が生かされるよう努めてまいりますので、ご理解をお願い申し上げます。

質問 7番 早坂清光

今回、私は人材育成という視点から質問させていただきました。ただいまの冒頭の答弁にもございましたように、さまざまな分野の施策において人材育成ということは重要なことというふうに、私も理解しております。私も町職員としてかかわってきている課題もありますので、その点はわきまえながら質問したいというふうには思っていますけれども、これからのまちづくりということにおいて人材育成は最も重要な課題だというふうに思っておりますので質問をしておりますので、よろしくお願いをしたいというふうに思います。今回4つの課題について質問させていただき、答弁をいただきましたけれども、再度、その考え方につきましてお伺いをしていきたいというふうに思います。最初に、第1点の農林商工等連携、ビジネス創出促進事業についてでございますけれども、先ほど申し上げましたけれども、これまでも新商品の開発などがふるさと納税の推進に大きく貢献をしてきております。そして、今後に向けましては、道の駅の検討が現在進められているという状況にあります。道の駅が実現するという折には、町外のどこかでつくられた、表のパッケージだけが違うお土産品が並んでいるということではなくて、ここにしかない特色のある地域の特産品だとか新商品を、一つでも数多く販売、提供できるようにしていくということが求められているというふうに思っています。答弁では、専門職員を配置して農業技術研究センターを中心に人材育成の推進ということでございますけれども、もう少し踏み込んで、具体的にどのような推進体制でどのように取り組みをされようとしているのか、再度お伺いいたします。

答弁 町長 竹中貢

地場産品を活用して付加価値を高めるということについては、議員承知のとおり、これまで農商工連携というような施策のもとで数多くの地場の製品が生み出されてきたと。それが結果的に地域の魅力としてふるさと納税で評価をいただいているということであります。これは、これで完結する話ではありませんので、常に六次産業化、豊かな農村生活、あるいは農業経営のあり方等々ということを考えると、さらにさらに、さまざまな商品開発に挑戦していく必要があるというふうに思いますし、それにかかわる方々がその意欲をどう喚起をしてもらうかというようなことも必要になってくるだろうと思います。今、農業技術センターでありますけれども、これまではあの中でも幾つかの成功事例をおさめておりますし、それから、農業者や町民の方々が地元の産品を使って生活を豊かにするための、そういった商品、加工品をつくるというようなことも、これまた評価をいただいているところであります。今、専門職員を配置して、その専門職員が加工の全てを行えるという、そういう立場では限界があります。したがって、地元の産品があるという前提のもとでそれぞれのプロパーの人方を生かしてコーディネートしながら、いわゆる乳製品の得意な人がいるとすれば、そういった人方に応援をもらうだとか、あるいは畑産品の関係の加工品に得意な人がいるとすれば、その人方を招聘して、そしてまた、それに関心を持つ人方と会わせて開発していくだとか、そのようなことの中核になってもらうというのが職員の最も大きな役割になってくるんだろうと、そんなふうに思っております。これまで農業が基幹産業ということで、どちらかというと原料供給型のそういった経営でありましたけれども、いずれにしましても付加価値を高めるということは非常に大切なことでありますし、そういう成功事例をもとに今までない動きといいますか、農業者の方もさまざまなことに挑戦しようという動きも出ていることも事実でございますから、この勢いをさらに道の駅の計画、それから実施、運営に向けて、さらにすそ野を広く機会を提供するようなことをもって、新たな商品を一つでも二つでもできることをこれから精力的に行ってまいりたいというふうに思っております。いずれにしてもいろんな人方の人材を活用しながら、そして地元の関係者については、生産する側の立場あるいは加工する側の立場、いろんな人方の組み合わせで商品の開発をしていくべきだろうと、そのように考えております。

質問 7番 早坂清光

今町長のほうから再度答弁いただきましたけれども、本当にホームページや広報誌で事業の内容を説明するだけでは、なかなか事業に参加していただくことにはつながっていかないと思いますので、やはりコーディネーター的役割を果たす人、あるいはそういうある分野にたけた方に協力していただきながら、事業が具体的に進展するように事業展開をしていただきたいという思いで発言をさせていただいておりますので、再度の答弁は要りませんけれども、そういうことでよろしくお願いをしたいというふうに思います。次に、2点目の熱気球に関する人材育成について、再度質問させていただきます。現在パイロットやクルー、競技役員の育成を図っていくという途中経過の状況にあるということで理解をしております。そうした中でも熱気球大会が始まった当初は、多くの町民の方があの会場に足を運んでいただいていたんですけれども、今は大変町民の方が足を運んでいただくことが少なくなっているような状況もあるというふうに思います。パイロット、クルー、競技役員の育成ということもありますけれども、その辺も含めて、どういう形で取り組んでいくことがいいのかということで取り組んでいただきたいというふうに思います。それで、パイロット資格取得のための支援ということもありますけれども、パイロットの資格を取得された後にどのような形でまちづくりにその方にかかわってもらおうとされているのかということをお伺いをしたいことと、また、パイロットの資格を取られたという場合に、既存のクラブチームもありますけれども、パイロット資格を取って新規にクラブチームを立ち上げたいというような思いがあるというような場合に、熱気球一式を購入するというような場合は非常に高額なお金がかかるというような状況にあります。そういう中で、先のこと言っているんですけれども、熱気球を購入したいという場合に何らかの支援をしていくようなことというのは今後考えていらっしゃるのかどうか。あるいは町が新たに新規のいろんな会社さんやいろんなところで新しく寄附、提供していただくということもあるのかもしれませんけれども、そういう取得した気球を町で所有として抱えて、そういうものを貸し出しをしていくようなことを考えていらっしゃるのか。その辺、パイロットの育成とあわせて、どう考えていらっしゃるのかということをお伺いをしたいと思います。

答弁 町長 竹中貢

熱気球大会については、もう半世紀に近いという長い歴史を持っているということであります。これだけ継続してくるということは、それはもうこの町にとって欠かすことのない財産でもありますし、スポーツ文化としてこの後も大事に育てていく必要があるなというふうに思います。イベントが、テーマパーク等々含めて各地域でさまざまなイベントが行われてきておりますけれども、なかなか実際に最後まで残って今も継続されているというのは、そう数多くありません。この43 回という歴史は、答弁書にありますように最も歴史があるということでありますから、この歴史はどう逆立ちしても変えることができない、これからも継続することによって最も古い歴史のある町だということであります。今規模としては佐賀県が最も大きいということでありますけれども、スタートがここにあったという誇りはこれからもしっかり持ちながら、しかし、これをいかにして地域の誇りやあるいは産業、観光につなげていくかという新たな今回そういった転換期にあるなと、あるべきだという考え方を持って、人材の育成やこれからの熱気球に対する政策を講じてまいりたいというふうに思います。一つには、地元の人もなかなか関心を持って足を運んでもらえないというようなお話もありました。きっと日常的にもうなれてしまっているということもあるんだろうというふうに思います。上空を飛んでくることにもなれて、あるいは熱気球もなれたところもありますけれども、ただ、もう一回、やっぱり町民の方々に知ってもらいたいという意味では、子供たちに係留の機会を今つくり始めたというか、全員が乗れるような手当てを講じております。実際アンケートをとってみたら、子供たちの半分以上が乗ったことがないというような回答がありましたので、これはいかんなと。熱気球のまちと言いながらも、飛んでいるのは見ておりますけれども、実際係留であっても、バナーの音やあるいは高いところから見てもらうという、これは必要なことだということで、全ての子供たちにこれから経験するようなこともしていきたいというふうに思っております。当時からかかわった方々も年とともになかなか従来のような活動をするということも困難なところも出てきております。もう一回リセットして取り組む必要があるというふうに考えます。特にこれまた道の駅にかかわってくることでありますけれども、それにあわせて総合戦略の中でも観光としては、エコミュージアム、まるごと博物館ということで、町なかやあるいは農村地帯、ナイタイ牧場のエリア、さらには糠平のエリアだとか、あるいは山岳地帯を抱える三股のエリアだとか、こういった観光資源がたくさんあるということをもう一回しっかりとした観光資源として商品化できるような、そんな手だてを講じてまいりたいというふうに思っていますけれども、そういった視点の中でも熱気球をどう生かすかということが一つ大きなテーマになってくるというふうに思います。熱気球、道の駅ができたときに、やっぱりまさにバルーンでありますか、アドバルーンにもなるわけでありますので、それをどう生かすかというのは、これは大きな一つのテーマとして考えているところでありますので、そういうことも含めて、もう一回熱気球を再構築をして、できるだけ飛べるような環境をつくっていきたいと。特に今回、夏の間はいわゆる天候の関係でイベントそのものがどう成立するのか非常に不安なところありましたけれども、幸い熱気球のときだけ晴れてくれたということがありました。もう一回、冬の気象状況、北海道は、全体的によそから見ると暴風雪で大変だという印象がありますけれども、上士幌町の気象条件というのは、北海道全国的にも晴天率が高くて、そして風が弱いと、まさに熱気球に適した気象条件であるということも、これデータ上で出ているということでありますし、それからフライトに必要な着陸するところもあるということでありますから、道の駅とあわせて、もう一回どのようにして熱気球のフライトの機会や、あるいはそれをビジネス化できるか、こんなことも含めて検討していくということであります。その前提として、もう一回熱気球の大会だとか、それからパイロットの養成だとか、こんなことをしっかりとやっていかなければならんし、企業の話が出ましたけれども、これまで幾つかの企業がスポンサーといいますか、商品の提供の形でありますけれども、していただいております。もっと積極的に企業とのかかわりを持つことができないか、このようなことも考えてアプローチをしていきたいなということであります。そのことによって、今までの熱気球大会がさらにもう一回、全日本大会をやったときまでかどうかというのは別にしましても、もう一回フライトするといいますか、離陸するというような視点で、この熱気球の問題については総合的に取り組んでいきたいというふうに考えておりますので、ご理解を賜りたいというふうに思います。

質問 7番 早坂清光

今質問させていただいた中で、パイロットの資格を新たに取られたという方が熱気球チーム、新しいチームをつくりたいというようなことでしたけれども、熱気球は高額だし、なかなか買えないんだよねというようなことがあると思いますけれども、そういう気球の購入等に対して支援をするとか、町の持っている気球をお貸しするとか、その辺について、そこまでいっている方はそれでよろしいんですけれども、何かあれば答弁いただきたいと思います。

答弁 町長 竹中貢

まず、町が持っている気球については、有効に活用すべきであるというふうに思っております。そのほかに、もし企業が応援してくれるとすれば、それはそれとしてそういったアプローチの仕方もあるだろうというふうに思いますし、さらには熱気球を購入するための支援、これについてはこれから検討していきたいというふうに思います。

質問 7番 早坂清光

ちょっとだけ。

質問 7番 早坂清光

町長のほうから子供たちがこれまでなかなか係留なんかで全員が乗るような機会もなかったというようなことを把握されたということで、そういう機会を設けていきたいということのお話ありました。これは教育委員会の所管になることですので意見ということでしか言いようがないんですけれども、教育委員会の社会科の副読本の中では熱気球に触れて、昭和49 年から大会が開催されていますというふうなことで終わっているんですけれども、やっぱりもう半世紀になろうとする、こう続いてきている地域の行事というか文化だと思いますので、やっぱり子供たちに総合学習の中で熱気球の仕組みだとかいろんなことを体験も含めて教えていくようなこともどうなんだろうかというようなことを、これは教育委員会のことになりますので意見ということでしかないんですが、これで気球に関する部分については終わらせていただきます。

質問 7番 早坂清光

次に、3点目の質問ですけれども、士幌町の高齢者いきがい事業団、任意団体ということですけれども、ちょっとお話を聞いてきました。会員は50人ほどで、平均年齢は71 歳ということだそうです。上士幌からも何名かの方が、数名の方ですけれども会員になっているというようなことでした。士幌は夏場の仕事は農作業が七、八割で、庭木の剪定だとかそういう仕事が二、三割というようなことで、冬場は町の委託を受けて排雪だとか除雪をやっていますというようなことでした。上士幌にも仕事で上士幌の農家さんに頼まれて何件か行っているんですよというようなことのお話もありました。そういうことで、中高年の方が生きがいを持ちながら、年金の足りない分を補充をしながら生活をするというようなことで働いていらっしゃるということです。本町でも、先ほど答弁の中にもありましたけれども、ボランティアでポイントというようなこともスタートするというようなこともあります。ですけれども、朝晩など元気に町なかや町の周辺を散歩されていたり、まだまだ元気で活躍してほしいなという人がたくさんいらっしゃるというふうに見かけます。また、認定こども園に子供を預けているお母さんたちでも、二、三時間ならそういう時間を利用して働けるんであればそういう場も、そんなところがあるんだったらいいねというようなこともおっしゃっているようなことも、町なかではあるというようなことです。本町でも農業労働者の確保というようなことの課題を初め、また、いろんな困り事のさまざまな課題があるというふうに思っています。組織づくりに向けては行政が中核とならざるを得ないところもあるかと思いますけれども、組織ができた段階では行政が支援をするというようなことで、組織が自主的に運営できるようにしていくということがいいんじゃないかというふうに勝手に思っておりますけれども、再度、具体化に向けて答弁をお願いしたいと思います。

答弁 町長 竹中貢

今紹介いただいた士幌の事例、上士幌に来て庭の剪定なんかしている様子なんかも見させていただいております。そういった高齢者の働き口だとか、ちょっとした仕事をしてもらいたいという、そのようなことから、これまでも福祉法人のほうで検討してもらった経緯があるんですね。ただ、やっぱり設立までに至ってないということであります。それは、一つには、働くといいますか完全雇用で生計というレベルでもなくて、アルバイト的な要素だとか、あるいは地域貢献というような要素がそこに多分にあるということでありますけれども、そこのところの人材の確保が非常に難しいという、最も大きい理由の一つだというふうに理解をしております。それよりもさらにフルタイムだとかそのようなことも含めて、上士幌町の求人についてはかなりたくさん出ているわけですね。つい最近も決裁で上がってきておりましたけれども、なかなかそういう就労の関係でのマッチングができてないと。求人があっても就労者がいないと。これは上士幌だけの問題ではなくて全国的な問題でありますけれども、その中で無料の職業紹介所、上士幌版のハローワークをつくって何件か成立しているということでもあります。一つ、これから大事なまちづくりのポイントとして、生涯どう元気に活躍するか、健康で長生きをして、かつ生きがいを持って過ごすかというのが、これは非常に大きなテーマになってくるというふうに思います。そんなときに、地域に貢献するだとか、あるいは体を動かして働くということも、これもまたそういった視点での生涯活躍をする、自分らしく生きるための要素の一つとして大事になってくるんじゃないかなというふうに思っております。今の福祉サイドのボランティア制度、これはあくまでも有償と言いながらもボランティアの性格がかなり強いということと、それから、ボランティアにかかわる分野も限られているところがありますから、もっと幅広な働く場所、高齢者がみずから収益を上げるということもあるだろうし、あるいはそういった組織的な中でボランティア、地域貢献をするというような、そういう視点での活躍をする場所だとか、これはこれからの今の地方創生絡みの中で積極的にその働き場所、あるいはボランティアをする場所、社会貢献する場所をつくっていきたいというふうに考えておりますので、これはこれからのテーマとして具体的に進めてまいりたいというふうに思います。ただ、こういったことについても、それに対して理解をしてもらわなければならないという、その辺の問題がありますから、誰がそういった担い手になるのか。単にこれは汗かくことだけではなくて、いわゆる文化の面だとかいろんな面で活躍する場所、地域貢献する場所というのはありますので、その辺は幅広く生涯活躍する、それに対しての機会をつくっていきたいというふうに思っております。

質問 7番 早坂清光

今町長から答弁ありましたようなことで、ご検討のほう、よろしくお願いをしたいというふうに思います。次に、4点目の職員の人材育成ということで質問させていただいていますけれども、町村会や市町村の研修センターの研修、町独自の研修というようなことでの人材育成を進められていることについては理解をしております。この間、町では、先ほどの答弁の中にも若干ありましたけれども、財政状況が厳しくなる、あるいは市町村合併か自立かという、いろんな時代の経過を経て職員数抑制をしてきたという経緯があります。そうしたことの中で、今日的にもそういう各仕事も限られた人員の中で仕事に追われている、忙殺されているというような状況もあるんではないかというふうに思っています。そういう部分では、モチベーションが低下をしているということもあるんではないかと。そういう部分では、職員みずからが成長していこうというような環境というのも厳しんではないかというふうにも思っているわけです。そういう現在の各職場の状況について、人材育成という視点からどのようにそういう状況を受けとめられ、対処されようとしているのかということについてお伺いをしたいと思います。それから、もう一点、町長は人材育成という視点から、日常的に職員との事務打ち合わせだとかその他の機会を通じて、職員とどのように接し対応されてきておられるのかというようなことについて、お伺いをしたいというふうに思います。

答弁 町長 竹中貢

いずれにしてもまちづくりの担い手になるのは人材だというふうに思います。人材は職員に限らず町民の人材ということもありますし、幅広にその人材の活用と研修の場なり、みずから高めるという機会は必要だというふうに思っております。研修を総体的に見ますと、今はかなり、いわゆる研修したいという人数があったときには、それに対して事業といいますか、私どものほうとしては財政的には応える環境にあるというふうに思っております。かなりそういった意味で、予算についても潤沢にある程度確保しているつもりであります。加えて、例えば地域おこし協力隊という独自のスキルを持った人方、上士幌でまたいろいろとお手伝い、まちづくりに協力していただいておりますけれども、そういった彼らについても、これからしっかりとさらにスキルを高めるための要望、ニーズがあれば、そのような機会もつくっていきたいというふうに考えております。それから、まちづくりに対するいわゆる情報の共有といいますか、町の執行の柱となる基本方針や、あるいは今日的に言うと地方創生や総合戦略、こういったことが大きなテーマになっておりますけれども、必要に応じて研修の機会に皆さん方に参加してもらう。例えばこの間も糠平でありますけれども、あれもまた別に正職員に限らず、臨時職員も含めて幅広く参加の機会をつくらせていただいておりますし、多分研修という意味では、相当ほかから見てもその場面がつくられているんでないだろうかなというふうに思います。うちの職員、それから教職員についても、かなりそのような予算は確保しているつもりであります。あとは、どれほど職員間の関係ということでありますけれども、町長が100 何十人と一人一人話しするというのは、それは物理的な話も難しい話でありますし、そのために組織というのがあるわけでありますから、課長会議等についてもかなり突っ込んだ話をお互いに情報共有をさせていただいています。特に毎月でありますけれども、今日的な課題ですね、総合戦略の進捗状況、これは各担当課だけの問題ではなくて、お互いに今どんな状況になっているのか、いわゆる産業振興はどうなっているのか、人づくりはどうなっているか、移住定住はどうなっているか、このようなことも含めてお互いに共有をして、それぞれの課の中でまた意思疎通を図ってもらうような、そのような組織運営でもっていこうというふうに考えておりますし、そのような方向で動かせていただいているというふうに思っております。それらについても結構直接いろんな形で僕は話をするというか、機会というのはつくられると。別に僕らに話しすることを拒否する話は何物もありませんし、いつでもそういった意欲がある話だとか前向きな話については、一切拒否するというような、そういう姿勢は持っておりません。いずれにしても、まちづくりはまずは行政の総力ですね、全ての総力をもってそれが力になり得るというふうに考えておりますから、そんな意味で、みんなの力をどう引き出してそれぞれの分野で頑張ってもらうかということであります。今、特にこの災害時においては、本当にそれぞれ自分たちがいろいろ判断をしながら防災あるいは対策についてやっておりますし、逐一その辺の情報交換なんかをさせていただいているということでございます。

質問 7番 早坂清光

質問については終わらせていただきますけれども、人材育成ということでは、何かの研修に参加してきて3時間テーブルに座って聞いてくればそれで人材育成というようなことにすぐつながるものではありませんし、さまざまな人材育成という部分ではそういう場のつくり方というのがあるというふうに思いますので、今答弁にもありましたけれども、画一的じゃなくて幅広く職員に参加をしていただく、見聞を広めていただくというようなことで取り組みをお願いしたいと思います。また、全体的な部分でも、予算措置はいろんな部分で十分財政措置をしてお金の部分の予算化をしているということですけれども、その部分についても、人材育成という部分については大変これからのまちづくりに重要な部分だというふうに思いますので、十分な予算の配慮をお願いしたいということを意見として申し上げて、私の質問を終わりたいと思います。以上です。

出典:上士幌町議会 平成28年第5回定例会 2016年9月6日 議事録 PDF(18ページ) 間違いを知らせる