上士幌町議会 平成25年第3回定例会 2013年5月24日
竹中町政・第4期目のスタートにあたって
2013年5月24日、上士幌町議会の一般質問で、角田久和議員が「竹中町政・第4期目のスタートにあたって」について質問し、町長 竹中貢が答弁しました。
- 質問者
- 角田久和 議員
- 答弁者
- 町長 竹中貢
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 7番 角田久和
私は、竹中町政・第4期目のスタートにあたってという件名で質問いたします。竹中町政・4期目がスタートしました。竹中町長は、選挙を通じて各種の公約を掲げられました。そこで、今後の町政運営に当たって下記の質問をします。1、選挙後、マスコミの解説欄に、3期・12年の実績や行政手腕に対して一定程度の評価を得られた。一方で、後継が育たない、マンネリ化、閉塞感という表現がありました。これらに対しての竹中町長の見解を質問します。2、選挙後に、竹中町長は、町内にはさまざまな意見がある。小さな声にも謙虚に耳を傾け、町政に反映したいと発言されています。これはどのような手法で実現していくのか、質問します。3、私たち上士幌町議会は、昨年11月に岡山県、徳島県の1市3町で道外研修を行いました。その研修で、私たちはまちづくりの手法として、人材の発掘と育成、地域資源の発見と有効活用の必要性、人材誘導は行政主体でなく、町の人が主体になった草の根タイプの活動が大切。町民が取り組んでいること、挑戦したいことを行政が把握して支援することが、本当の地域おこしにつながるなどを学んできました。以上の項目に対しての竹中町長の見解を質問します。
答弁 町長 竹中貢
竹中町政・第4期目のスタートにあたって、角田議員のご質問にお答えします。1点目の選挙後の新聞の解説欄で、後継が育たない、マンネリ、閉塞感といった記述がありました。新聞でありますので、記者がどういう取材で、このような内容の記事を掲載したかは承知していません。新聞を私なりに読み解くとすれば、3期連続無投票だとすると、過去の経験や先例に重きを置き、時代の要請に応じた新たな課題に取り組む意欲に欠けるのではないかなどを危惧してこのように思うのですが、私は地位や名誉のために立候補したのではなく、したがって、この職に恋々とするものではありません。まちづくりを進める上で、あるべき将来像や施策があり、それを実現するのが私の責務と認識し、公約を掲げ、町長選挙に立候補をさせてもらったのであります。選挙戦になるか否かでマンネリを論じるのは、いかがなものかと思っております。また、選挙戦がないから後継者が育たないという文脈、まちづくりに気概のある候補が出ないから閉塞感を露呈したという記述については、コメントのしようがございません。4期目に立候補を決意するに当たっては、次の4年間ですべき課題と施策、テーマ、ビジョンをしっかり持てるかが問題でありました。町政を担う者としては、将来を見据えて戦略的、挑戦的でなければならないと考えているからであります。2点目の小さな声にも謙虚に耳を傾け、町政に反映をしていくということであります。マンネリと相通じるものもありますが、初心のころに新鮮に聞こえ、見えていたものも、長くその地位や職にいると、聞き、見てはいるが課題として認識しないという危険性があります。そういう点で、常に新鮮な気持ち、初心を忘れるなという戒めであり、謙虚さを持ち続けることでもあります。改めて、小さな声にも耳を傾けるとは、3期無投票だったことにおごることなく、初心に帰り、謙虚な気持ちでまちづくりを進めること、新聞の見出しそのものであると理解していただきたいと思います。3点目の議員道外研修に取り組まれてのまちづくり手法についての見解のご質問でございますが、地域を活性化する手段の一つとして、人材の発掘や育成が不可欠なものと考えております。また、町民の皆さんが、さまざまな地域資源を活用して、意欲的にまちづくりに取り組める環境づくりが大切であるとは、同じ考えであります。本町においては、農林畜産物等の地域資源を活用し、新たな商品やサービスの開発、販路開拓等新たな事業への進出や起業、新分野進出の取り組みを促進するため、上士幌町農林商工等連携・ビジネス創出促進事業により、新たな取り組みをする事業者に対して支援を行っているところであります。平成21年度から24年度までの4カ年で、本支援制度のソフト・ハード事業を活用して15件の取り組みが進められ、新たな商品が誕生しております。さらに今年度においては、パン屋やアイス工房がオープンしてきており、今後におきましても、この制度を有効に活用していただくよう、周知を図ってまいりたいと考えております。次に、町民主体のまちづくり活動の大切さについてですが、私は町長就任以来、自助、共助、公助を基本とした協働のまちづくりを理念とし、推進に努めてまいりました。具体的な取り組みとしては、地域の公園や道路などの環境美化活動を、町民がボランティアにより実施するアダプトプログラム制度を提唱し、行政区や団体、個人などで延べ1,600人もの町民が参加するまでに至っております。また、町内には5つのNPO法人が誕生し、これまで行政が担ってきた業務や、行政だけでは困難な業務を、NPO法人・企業が住民参加のもと、共助の精神で公共サービスを行う仕組みである新しい公共によるまちづくりを進めてきておるところでございます。町民のニーズを的確に把握して支援することの必要性についてですが、町民の自主的な取り組みが喚起されるような側面的、後方支援的な取り組みが行政として必要だという認識も同じであります。これまで、さきに述べました事業以外にも、まちづくり活動支援事業などの補助制度を創設し、支援してまいりました。制度については、町民が活用できる内容でなくては意味がありませんので、ニーズを的確に把握し、活用しやすい制度への見直しは弾力的に対応していきたいと考えております。自分たちの住む町に誇りを持ち、10年、20年先に、住んでいてよかったと思える町とするためにも、町民が主役のまちづくりは重要なことであり、その必要性や意義については、行政と町民、企業や団体などが共有して進めることが必要であります。今後とも、意識啓発や情報共有、多面的な支援などを図りながら、真の協働のまちづくりを町民の皆さんとともに推進してまいりたいと考えております。
質問 7番 角田久和
私は、今回町民あるいは議会の声を4期目の竹中町長がどのように酌み上げて、町政に反映していくのかを論点に、一般質問に臨んでおります。まず1点目です。マスコミの解説欄での3つのフレーズですが、このうち2つは記者が町民の声を紹介したものです。これらのフレーズへの見解の質問に対しては、竹中町長がコメントのしようがありませんということなので、この項の質問はこれまでとしておきます。2点目です。小さな声にも謙虚に耳を傾け町政に反映するという点です。私の質問は、どのような手法で小さな声を吸い上げて町政に反映させていくのかという趣旨です。これはどういう方法、手法を質問したんですけれども、この手法については、先ほど伊東議員も同様な質問をされていまして、回答書の中に、私が聞きたいことがほぼ掲載されていますので、ここについての追加質問は省略します。それで、そういう小さな声が町民あるいは我々も議会として提案をするんですけれども、いろいろな要望が上がってくると思うんです。その要望に上がってきたものの、これはいい、これはちょっと無理だ、採用するものと採用しないものがあると思うんです。きょうも議員からいろいろな話が出ました。だから、そこの区分けをどういう基準でやるのか、質問いたします。
答弁 町長 竹中貢
いろんな人に出合うといろんな話をされます。今おっしゃったように全てがそれを政策として、あるいは財政を投入してその声を実現するというのは、なかなか難しいことだと、そのことについては議員も理解されているとおりだと思いますけれども、判断するに当たっては、それはこれまでの総合計画だとか、あるいは町長公約だとか、もちろんそういったことが、どうそれが反映をされているのかということもあります。それから、財政を投入するということになりますと、それがやっぱり公的に公共性の意味合いを持たなければならないと。その1人だけの利益のために事業執行する、予算を投入するというのはなかなか難しいことだと、そんなふうに思います。そういった意味では、できることとできないことがありますけれども、できないことについても町民のほうについては的確に知らしめる必要があるだろうと思います。意見を聞く方法として公聴会だとかあるいは説明会だとか、議会も意見を聞く、その象徴的な場所だろうというふうに思っております。町民のそれぞれの代表として議会に臨むわけでありますから、非常に町民の総意を、この11人の議員の皆さん方から聞くことは非常に大きなポイントだと思っておりますから、そこでの意見交換をすると、十分に意見交換をして、そして議員総意のもとで事業に結びつけていくということも、これも大事であります。それから、日ごろみずからの健康も含め、歩くことに心がけておりますけれども、必ず誰か彼かと会うということがあります。そういったときに、よく質問されます。先ほどちょうど伊東議員の質問にありましたけれども、巡回バスの問題もありました。そういったときに、バスをおりて買い物をしてから、次の時間までにわずかしかないので、買い物も十分できないんだけれどもという、そんな話もありました。これらについて、バスの全体的な見直しにするのか、あるいはほかに少し休んでもらう場所が必要なのかだとか、いろんなことがありますけれども、はい、わかりました、すぐそこでやりますというのは、なかなかそうはいかないことだろうというふうに思っております。そのようなことも全部担当課のほうともふるいにかけながら、今政策としてあるいは事業として、それが可能かどうか、予算を投入するのに費用対効果も含めて適切かどうかというのは、総合的な判断をしていくということがあります。それから、そのいろんな話を聞くということの中には、声なき声という意味では、結構、歩いていると、別にそれでなくても道路の傷みぐあいだとか、そういったものは気がつくわけです。1回ではなかなか気がつかないけれども、しかしそれが2度、3度と同じ場所を歩いていると、それがかなりだんだん記憶の中に残ってきて、非常にこの辺は大変だなと、それは直接住民からそのときの声として聞くわけではありませんけれども、声なき声としてそれは受けとめさせていただいて、担当のほうに、こういう状況になっているけれども、果たしてそれはどうなんだというようなことでの、この吸い上げ方といいますか、具体的な要望という形ではありませんけれども、そのようにしながら町民の声として受けとめ、いわゆる声なき声というふうに受けとめながら、必要なものは事業化に進めていくということです。私自身としては、さまざまな声をということ等をこの中に述べておりますけれども、姿勢の問題として、幾ら要望がされても、それを謙虚な気持ちがなければ、多分そこがいわゆる壁があって、素直に入ってこないということがあります。これがある種、長年にわたるおごりやマンネリ化の弊害という危険性がありますから、その辺については常に謙虚でありたいと、こういう姿勢を持ち続けていくことによって、小さな声を、是非はともかくとして、議論の対象にしていくということは大事なことだろうなと、そんなふうに考えています。
質問 7番 角田久和
いろいろな方法での詮索範囲ということは理解します。ただ、例えばきょうの回答書の中に、まちづくり支援制度をつくっていますよと、そういうようなのがありますね。それに対して我々が担当課のほうに提言すると、それに対して、いや、行政機構としてはこれなんだと。早い話が、こちらの気分的に言えば門前払いみたいな、行政としてはもう無理なんだと。じゃ、それがなぜできないのかということじゃなくて、行政としてはもう無理なんですよと。無理なんですよという言い方が悪ければ、できないんですよという、そういうはね返り方で返るんです。だから、それが各課の担当レベルのものであろうと私は思うんです。きっとそこで、じゃ担当課と町長とのパイプ、情報共有ができているのか。それが担当課では無理だけれども、町長判断であればできる可能性もある。その辺の情報共有を、担当課と町長との情報共有という点については、今どういうふうに考えておられるか、質問いたします。
答弁 町長 竹中貢
町長が選挙民に選ばれて4年間執行するというときの町長の姿勢、それが1つには公約ということになりますけれども、これについては、しっかり職員は理解してもらわなければならないというふうに思っております。そのための手法、いわゆる情報共有ということでは、何回か私からの思いを伝えさせていただいております。それを、できれば今のように門前払いというのは、多分それはその町長の考えていることを理解しているかどうかというよりも、それは姿勢の問題として一つ職員のほうにもそういうことがあるとすれば、正しておかなければならんというふうに思いますが、まずは町民側の意見をしっかり聞くということが大原則であるというのが、いわゆる職員として、まちづくりを担う専門職員としては基本的なスタンスというふうにならなければならないということであります。そういった意味では、こういった今答弁をさせていただいておりますけれども、多くの課長がここにおりますので、そういった姿勢をしっかり持ってもらわなければならないと。やっぱり説明責任ということがございますから、門前払いというのは、断る、これはできないということをどう説明するかの手法の問題だろうというふうに思いますけれども、行政が全てできるわけではありませんけれども、しかし住民が不快感を持つような、そのようないわゆる拒否の仕方は、決してそれは職員として望ましいことではないと。丁寧な説明をもって、できないものはできないと、しかしそれはしっかりした説明を前提とするということだろうというふうに思っております。こういうことについては、姿勢の問題として機会のあるときには説明させていただきたいというふうに思いますが、これからも、去年1年間、10の大きなテーマを掲げて毎月のように職員、いわゆる管理職等々とそのテーマの進捗状況、それは担当課であろうがなかろうが、情報の共有をすると。重要な課題についての情報を共有するということを念頭に置きながら、1年間にやってまいりました。そういった意味では、私の担当課ではないから全く知らないということではないだろうというふうに思いますが、まだそれが定着していなければ、それは定着していかなければならんだろうし、特に大事なのは、執行方針を述べておりますので、その執行方針にしっかりと謙虚に常に受けとめてもらって、その姿勢で仕事をしてもらうというのが大事な一つでもあると。それから公約のこと、そしてまた総合計画もあるし、それから日々の、あるいは日常的な町長の発言、多分発言を繰り返しているうちに、共通しているいろんな、いわゆる注意喚起だとかあるいは姿勢の問題というのがあるはずでありますから、その辺についてはしっかりと理解してもらいたいなと。これはまた十分でないとすれば、この後また職員にそのような機会に理解を求めていきたいなと、そんなふうに思います。
質問 7番 角田久和
私は、職員に対して悪く言うばかり、特にそういう気持ちはないです。今は相当人数も少なくなっていますし、その中で職員の皆さん、日々頑張られている、そういう評価はしております。1点、今回気なるのが、回答書の中に、真の協働のまちづくりを町民の皆さんと推進してまいりたいと記述があります。竹中町長が今回、3期目の成果の一つとして、糠平のひがし大雪自然館の建設を一つの成果として言われています。私は以前議会で、ひがし大雪博物館の建設に当たっては、地域の皆さんや役場職員の皆さんが、環境省主催のワークショップとかに参加したその頑張りが建設につながったんだと、そういうことを申し上げたことがあって、そのときは町長もそうだそうだと、そういう反応だったというのを今覚えているんです。それで、先日ある場面で竹中町長が、ひがし大雪の博物館に関していろいろ言われていたんです。その中で、町長がそのときに自分が環境省に行って直談判して、それで中断したプロジェクトを復活させたんだと、そういうお話をされていたんですけれども、もう一つそのときに町長の口から、地域の皆さんが頑張ったんだと、職員も頑張ったんだと、そういうことを紹介されれば、また職員の皆さんとか町民の皆さんが、また張り合いになると思うんです。そのときに、その話がされていなかったので、ちょっと私は残念に思ったわけです。町内には5つのNPO法人がありますと、そういう表現もありますし、それはNPO法人が自然発生的に生まれたわけじゃないし、それまで立ち上げてそれで活動を継続するには、相当のエネルギーとか苦労、それが当然あるわけです。それがあっさりと町内の5つのNPO法人が誕生しており、行政がそれを支援しますと。やはりその辺にも、それを頑張っている担い手の人々、そういう人たちに、その人たちが頑張ってNPO法人が立ち上がって、今もってまちづくりの一翼を担っていると、そういうことがあれば、バランスのいいことになると思うんです。聞くほうも気持ちがいいです。これは私が好きな言葉なんですが、太平洋戦争のときに連合艦隊の山本五十六長官という方がおられまして、皆様よくご存じだと思うんですけれども、その長官の言葉で、やって見せて、言って聞かせて、やらせてみて、褒めてやらねば人は動かじ。話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば人は育たず。やっている姿勢を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。こういう名言を言われて、やっぱり組織の長たる者は、そういう気持ちって大切ではないかと思うわけです。私もそんなに人に講釈を言うほどのあれじゃない、ついついがみがみ言ってしまった後で後悔することも多いんですけれども、やはりそういうのは心の中で思うだけじゃなくて、やはり言葉として態度にあらわす。職員も頑張っている、あるいは町民の皆さんの頑張りのもとでまちづくりが進んでいるんだと、そういうのをいろいろな機会で口に出し、あるいは紙に書く、そういうことが真の協働のまちづくりにつながるんじゃないかと思うんですけれども、ここで竹中町長の見解を質問いたします。
答弁 町長 竹中貢
すばらしい教訓にしたいなと、そんなふうに思います。山本五十六のお話は、今久しぶりに聞きまして、しばらく前の教育長がよくそんなお話をされておりました。改めて今そんなような実感をしたところであります。職員のモチベーションを高めるということでは、今お話しされたようにいろんな手法があるだろうと思います。私からのこともありますけれども、今議員からそのようなお話をされて、担当の職員については非常に手ごたえを感じているのではないだろうかと、そんなふうに思います。厳しい糠平の施設をつくるに当たっては、本当によくやってくれたというふうに思います。今特に住民との対話、あるいは理解を求めるため意見交換、この辺は非常に大事になってきております。非常に手間暇、時間がかかって一つの政策が練り上げてられて実現するということでありますので、その見えないところの苦労というのは、今議員からの評価も含めて、私どもとしてもうれしいことでありますし、職員も改めてそのような機会、ほとんど苦労でありますけれども、その一部を評価する、これらも心がけてまいりたいというふうに思います。ありがとうございます。
質問 7番 角田久和
全て褒めるばかりじゃないです。今回議会のそういう視察報告に対しての、我々はこういう感じ方をしたんだと。それに対して町長の見解、見解と言えばこれをやってありますが、これをやってありますといろいろ出てきています。それで、議会で、私は今回ダイジェスト版で相当コンパクトにしたものを紹介しているわけです。せっかくだから我々議会として11名全員の調査報告をホームページ上にアップしているんです。その中にいろいろ提言があるんですけれども、その中で何か我々もそれなりのエネルギーを使って現場に行ってアップしているんです、それを作成して。注釈したものじゃなくて、その中でも町政反映にぜひ使っていきたいというものがあれば、町長にちょっと1回、せっかくだから質問いたします。
答弁 町長 竹中貢
有意義な研修をし、しかも先進的な事例を学んできたということでありますから、参考になるものについては十分参考にさせていただきたいというふうに思いますし、研修してきたことと、それから今町が課題として取り組んでいるようなことがあったとすれば、そういったときに改めて研修で学んできたことを、その政策を具体化する際に、いろいろと意見なりあるいは指導助言をもらえるというのではないだろうかと、そんなふうに思っております。そのように、研修をした成果をまちづくりに生かすという議員の皆さん方のその思いは十分受けとめさせていただきたいというふうに思いますし、今般いろいろと議会改革を含めて、まちづくりに議員さんの立場から政策の実現、政策化するに当たっても、同じ情報を共有して政策を具現化していきたいというお話を何度か議員の皆さん方からお聞きしております。大変心強く思っております。私たちの仕事は、今のことに対して責任を持って政策を実行するということだけではなくて、将来後々にわたっての責任も負っているわけであります。そういう意味では、その責任、あるいは行政のまちづくりの全てを行政ということではなくて、議員の皆さん方も同じ土俵で一緒にまちづくりに参加するという姿勢については、非常にうれしいことでありますし、私どもとしてはそういった意見を十分反映をして、政策に結びつけていきたいと、そんなふうに思います。そういった意味では、議員の活動もひょっとするとまた今まで以上に会議や、それからいろんな意味で忙しくなることもあると思いますけれども、議員の皆さん方の日ごろの私たちに対するメッセージについては、非常にともに協働という視点でお話しされておりますので、ぜひいい町のために議員の皆さん方のお力もかりたいなと、そう思います。
質問 7番 角田久和
最後の質問になります。4期目というのは、やはり世間的に見れば多選のところに入っているんだと、そういうふうに私は思います。糠平に別荘をお持ちになっている上士幌にご縁のあるマツイさんが、組織は頭から腐るとおっしゃられています。これも本当に経済界でナンバーワンの名言になった言葉なんです。組織は頭から腐るというのは、いろいろな見方があると思うんですけれども、私は組織のトップがいつの間にか独善的になって、どうも自分の耳ざわりのいいことだけを聞くと、ちょっと耳の痛いことは何かはね飛ばしてしまうと、そういうことも頭から腐るというふうに、その中に入っているんじゃないかと思います。私は別に議会の代表じゃないんですけれども、議会としてこれから4期目、竹中町政と相対するのに向かって、行政への十分なチェック機能を、これをしっかり果たしてまいりたい。もう一つは政策提案、これもやはりこれからの議会の大切な仕事だと思っています。チェック機能については、行政側に十分な資料の提供と情報を公開してもらって、慎重審議をして、結果によってはちょっと待てというようなことも、議会の大切な役目じゃないかと思っています。そういう役目を議会が怠ったばかりに、最後のツケを町民に、あるいは市民に払わせている自治体があります。我々上士幌町はそういう自治体になってはいけないので、やはりそういうチェック機能に対しての我々のそういう厳しい視線は持っていく必要があると私は思います。それともう一つ、今後政策提案、やはり政策提案能力のある議会というのが必要になります。議会としては町民を対象に広報広聴会をやっていくということの合意をつくっています。そして、意見を集約して議会として町長に政策化あるいは予算措置を、議会として意見をまとめて、そういった方向も必要じゃないかと。それを具体的にどういうシステムでやるかは、また行政と議会との話し合いになるかと思いますけれども、4期目の竹中町政におかれては、やはりそういうスタンス、あるいは間合いのとり方が必要かと思っています。ということで、私からの議会論をこの場で申し上げたことになりますけれども、今申し上げた点について、町長の見解があれば最後にお願いいたします。
答弁 町長 竹中貢
議会の役割としてチェック機能はもとより、政策についても提案すると、そういったことはあるんだろうというふうに思いますが、よりそれらを議会としてやっていきたいということについては、大変結構なことだというふうに思います。住民との対話についても非常に意欲的に取り組まれるということでありますから、それはまた敬意を表したいというふうに思います。そこで今お話があったように、出てきた要望をどのようにそれを今度は政策化するかと。先ほどの逆の話になるのかわかりませんけれども、聞いたときにそれは全てじゃ行政のほうにそのままそれで来るのか、あるいは議会のほうである程度もんで、それが来るのか、この辺のやり方何かについては、きっとそれは意見交換が必要になってくるのかと、それをシステムというふうに議員が言ったのかというふうに思いますけれども、そこでの住民の声を、じゃどのようにそれを政策化するか、あるいは取捨選択をしなければならないということが当然出てくるだろうと思いますので、この取捨選択が議会のほうでは全くしないのか、ある程度するのかということなんかも、これは課題になるのかというふうに思いますけれども、これはこれからのまだ取り組んでいないということでありますから、十分意見交換をしながらやりたいというふうに思います。ただ、前提にあるのは住民の声だということは、非常にこれは大切にしなければならんことだろうなと、そんなふうに思います。いずれにしても、きょう流れていた議員の意見、質問の中には、3期12年やって、4期が改めておごることなく謙虚な気持ちで、前向きな、マンネリ化しないように、掲げた公約についても挑戦的にしっかりやりなさいという、この戒めだろうというふうに思っております。十分心にしながら、立候補をしたという責任は、全ての町民に対して持っているということでありますので、4年間持てる能力、体力を前向きに使っていきたいなと、そんなふうに思います。足らざるところはたくさんあると思います。先ほどもいろいろと指摘がございました。そういった足らざるところについては、これからもご指摘をいただければと、そんなふうに思います。そんなようなことで、今後ともまちづくりの両輪としてお互いにいい関係と、あるいは対峙することがあるかもわかりませんけれども、それは町の将来に向けての意見交換であるという前提で受けとめて、お互いに切磋琢磨をしていければと、そんなふうに思います。よろしくお願いします。
質問 7番 角田久和
よろしいです。