上富良野町議会 令和6年第4回定例会 2024年12月11日
タブレット端末導入について
2024年12月11日、上富良野町議会の一般質問で、島田政志議員が「タブレット端末導入について」質問し、町長 斉藤繁が答弁しました。
- 質問者
- 島田政志 議員
- 答弁者
- 町長 斉藤繁
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の目次の表記です。
質問 9番 島田政志
それでは、先に通告しております1項目について質問いたします。1、タブレット端末の導入について。町としてIT化にいろいろ取り組んでいるところ― 27 ―と思われます。これまで電子契約や会議録システムの導入のほか、文書管理デジタル化などが進められていると思います。令和6年度も残すところ約3か月となり、令和7年度予算の検討時期と思われますが、次の点について伺います。(1)他自治体では、様々な会議においてタブレット端末の利用が進められている状況を聞く中、タブレット端末の会議での活用は、ペーパーレス化、会議進行の効率化、賛否の即時性、さらに会議室にいなくても会議に参加できる等のメリットがあります。町として導入が進められていない理由を伺います。(2)自治体の情報システムの標準化を令和7年度末に目標を置いておりますが、これらの取組の中で、会議等に活用するタブレット端末は考えておられますでしょうか。
答弁 町長 斉藤繁
9番島田議員のタブレット端末導入についての2点の御質問にお答えいたします。まず1点目のタブレット端末の導入についてでありますが、これまで複数台購入し、訪問時での活用のほか、オンライン会議での使用などを行っておりますが、組織全体とした本格的な導入には至っていないところであります。業務用パソコンについては、デスクトップ型とノート型を毎年30台程度購入し、古くなったものから順次更新を行っております。御質問のタブレット端末においては、整備を行っておりません。タブレット端末については、その形状から軽量で持ち運びやすい特性がありますが、一方では、長時間の作業に適していないなど、通常の事務処理の使用では通常のパソコンに利があることから、現在使用しているパソコンの代わりとはなり得ず、プラスアルファの部分となり、コストが割高になることや紛失・盗難等のリスク等を勘案し、導入に当たっては、その導入経費と効果を判断することが必要と捉えているところであります。タブレット端末により、業務効率や住民サービスの向上につながるようなところについては、今後、数台の導入について検討していきたいと考えておりますので、御理解をお願いいたします。次に、2点目の自治体の情報システムの標準化についてでありますが、本町においても戸籍システムをはじめ、計17業務(住民基本台帳、国民年金、選挙人名簿管理、固定資産税、個人住民税、法人住民税、軽自動車税、国民健康保険、障がい者福祉、後期高齢者医療、介護保険、児童手当、子ども・子育て支援、健康管理、戸籍、戸籍附票、印鑑登録)については、令和7年度末までに運用を開始するよう、現在作業を進めております。自治体システムの標準化とは、各自治体で利用する情報システムに一定の基準や規格を設けて統一的な取扱いを推進するものとなっております。現在は各自治体が独自のシステムを構築・運営しているものを標準化基準に適合した情報システムを利用することで、システム構築・運用に関する効率化やコスト低減を図ることが目的となっていることから、御質問のタブレット端末の導入とは別のものとなりますので、御理解を賜りたいと存じます。
質問 9番 島田政志
それでは、役場の会議とか町議会において、多くの紙の資料が配られております。この紙、またそれをコピーするための時間、大変無駄といいますか、それにかかる費用を算出したことがあるのでしょうか。また、地球環境と言いながら、コピー用紙は使いたい放題といいますか、非常に無駄が多いと思われます。本当にSDGsを推進しているのか、町長の考えをお聞かせください。
答弁 町長 斉藤繁
9番島田議員の御質問にお答えしたいと思います。コピー代について、年間でどれぐらいほど消費しているのか。その時間等コストについて、計算したものは、過去の記録があったか、ないか、定かではないのですが、現在は、その数字は持ち合わせておりません。もしあれば、後ほどお示ししたいと思っております。あと、地球環境からSDGs等々、環境的にどうなのかと。紙のペーパーレスの方向に向かっていくべきではないのかという御質問ですが、全くそのとおりだろうと思っております。ただ、急にできるものかどうかというのは、また別問題で、そもそも導入のコストがかかったりする問題も先ほど述べたとおりですが、皆さんが均一に同じレベルで操作できるのかどうか、その辺も含めて、役場庁舎内はもちろんですが、各行政委員会等においても、今後その方向でいくことは間違いない― 28 ―のですが、いつ踏み切れるのか、ペーパーレスに行けるのかというのは、まだまだ検討が必要なのかなというふうに考えております。以上です。
質問 9番 島田政志
それでは、ペーパーレス化におきまして、ただいまの会議の資料等は、郵送されて郵便受けのほうに入っているわけなのですけれども、これは、上富良野町は田舎だから、まだあれなのですけれども、非常に危ないという、郵便受けに入れて、もし第三者というか、悪意のある方がさっと持っていってしまうと、情報漏えいとかという問題でなくても、とんでもないことになるかと思うのです。ですから、紙というのは、非常に危ないものだと考えます。セキュリティの問題ですけれども、顔認証と指紋認証を合わせて使えば、非常に安全といいますか、例えばタブレット端末を紛失してしまったと。たまたま福山雅治が拾ったとします。でも、ここで顔が仮に似てたとしても指紋で引っかかるから開けられないわけですよ。ところが紙媒体だと、ポストからすっと持っていってしまうようなこともあります。ですから、こういうことも踏まえまして、あとタブレットの中に情報は入れないで、その都度サーバーから引き出すようにしておけば、端末を拾っても中身を、中身というか物が漏えいするようなことはありません。ですから、そういうことも含めて、こういった、要するに、情報の漏えいだとか、セキュリティとか、そういうことを勘案して、タブレット端末は大変有効的なものと思いますが、町長はいかがお考えでしょうか。
答弁 町長 斉藤繁
9番島田議員の御質問にお答えしたいと思います。まず、紙、郵便ですね。紙のセキュリティがどうかということ。これは、行政文書にかかわらず、郵便で送るものは行政だけではありませんので、手紙、信書、それから一般の会社も含めて、郵便で送られてくるものは数々ありますが、等しくそういうリスクはあるだろうと思っております。特に行政文書だから、どうのこうのと特筆することはないとは思いますが、なるべく行政文書は、個人情報等が書かれているものは書留等、そういうふうに送らなければならないのかなと。それが紙でやり取りする上のセキュリティなのかなというふうに考えておりますし、たとえタブレットにしても、顔認証で一応セキュリティはかかっておりますが、当然人間が作ったセキュリティですから、そういうものが突破されるということは想定されますので、タブレットだから完全に安全だとか、それも言えないのではないかなというふうに思っております。それらも含めて、先ほどの結局答えになっていくのですが、ペーパーレス化の方向に向かっていくことは間違いないと思っております。経費、セキュリティもそうかもしれません。そして、何といってもSDGsということを考えたら、無駄を省いていくという方向は間違いないと思いますが、それがいつできるかというのがまた別の問題なのかなというふうに、今すぐできる、すぐぱっと切り替えて、例えばここで言えば議案とか資料が全部できるのか、対応できるのか、なかなかその猶予期間とかというのも含めて、ほかの行政委員会も、町民に対してもそうだと思います。対応できる人、できない人、できる業務、できない業務、いろいろあると思いますので、その辺は、順次ペーパーレス化は、一遍にではなくて、順次進んでいくものだろうと考えております。以上です。
質問 9番 島田政志
続きまして、ほかのメリットといいますか、タブレットを役場職員、あるいは関連部署が持って歩くことによって、例えば工事現場であったりとか、農業視察に行くとき、A1のでかい図面を持って歩いているわけなのですけれども、タブレットであれば、軽量で軽く、その場に行って、要するに工事の施工方法とかいろいろあるときは拡大してすぐに見られると、あるいは三次元画像によって現品との付き合わせとか、非常に便利な部分で、要するに、会議だけではなくして、いろいろな場面でタブレットは非常に有効なものかと思われますが、その点についていかがでしょうか。
答弁 町長 斉藤繁
9番島田議員の御質問にお答えしたいと思います。繰り返しの答弁になりますが、メリット、デメリットは、導入できるかどうかというのとはまた別の問題かと思っております。以上です。
質問 9番 島田政志
ちょっと話はずれるというか、あれなのですけれども、先日、先進市町行政調査のほうに行かせていただきました。ある市にお邪魔したときに議場を見せていただいたのですけれども、そのときにボタンがありまして、私、早速「これで賛成のときにボタンを押すのですね」ということで話したところ、向こうの事務局の方が「そうです。でも、それはもう古くて使っていないのですよ。今はもうタブレットで賛否を伺っております」― 29 ―と。タブレットでやると、もう即座に議長のほうに情報が行って、何対何でどうなっているということが即座に分かると。ですから、議会の効率化だとかということを考えると非常に。町長もいろいろと訪問されていろいろなところを見ているかと思いますけれども、他市町村のタブレット導入による効果については、どのように感じていますでしょうか。
答弁 町長 斉藤繁
9番島田議員の御質問にお答えしたいと思います。タブレットのメリットは、そういう多々あります。私もいろいろなところ、特に首長でもいろいろタブレットを持ち歩きながら出張に来ているところはあります。いろいろメリットは、言われるとおりあります。ですが、できるところからということを順次進めていきますが、全部今すぐ、がらっと明日からタブレットというのは、なかなかそうはいかないというのを、繰り返しになりますが、御理解いただきたいと思っております。以上です。
質問 9番 島田政志
そうすると、今年度というか令和7年度は難しいとしても、後々には導入も検討されるということでよろしいですか。
答弁 町長 斉藤繁
9番島田議員の御質問にお答えしたいと思います。そういうタブレットで難なくスムーズに移行できる業務というのは、常に業務の改善という点で考えていかなければならないですし、考えておりますので、その中で計画的にこれをやるとかではなくて、常に考えております。これは、タブレットでやったほうがいい、どうだと。そういうのは常に現場で考えておりますので、現場からそういう声が出れば、予算の絡みもありますけれども、できる限りペーパーレース化、タブレットに移行できるのであればしていきたいというのが私の考えです。以上です。
質問 9番 島田政志
この答弁書なのですけれども、これは昨日、私のところに届いたのが午後2時過ぎだったのですけれども、多分この答弁書は理事者側から午前中に提出されているかと思うのですけれども、本当にこの1時間、2時間というのが非常に大切といいますか、午前中にできたものが午後2時、3時になると、非常に目を全部通せられないとか、そういう制限もありますので、極力早いうちに導入することを願いまして、私の質問を終わります。