上富良野町議会 令和5年第1回定例会 2023年3月7日
(1)ゼロカーボン対策について/(2)生活排水対策について
2023年3月7日、上富良野町議会の一般質問で、中瀬実議員が「ゼロカーボン対策について」「生活排水対策について」について質問し、町長 斉藤繁、町民生活課長 山内智晴が答弁しました。
- 質問者
- 中瀬実 議員
- 答弁者
- 町長 斉藤繁、町民生活課長 山内智晴
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
会議録の目次ではこの議員の件名が 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の表記です。
質問 4番 中瀬実
私は先に通告しております6点について、町長に所信をお伺いしたいと思います。1項目め、ゼロカーボン対策について。今、私たちが住む地球全体の問題として、温暖化とエネルギー問題がある。我が国も大量のエネルギーを消費しながら経済成長を遂げてきた。しかし、そのエネルギーの大半は石油や石炭などの化石燃料で養われ、化石燃料の燃焼時に発生する二酸化炭素等の温室効果ガスが増加することにより地球温暖化が進んでいる。世界各地で地球温暖化が影響していると思われる現象が現れてきており、深刻な問題となっている。日本は、ほとんどのエネルギー源を海外からの輸入に頼っているため、エネルギーの輸入の問題が発生すると、我が国での代替エネルギーの確保は難しい。このことは省エネだけで解決できる問題でなく、化石燃料に代わる再生可能エネルギーの推進が求められている。そんな中、2020年10月の首相の所信表明演説において2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指すことが宣言された。上富良野町においても国や道の目標達成の一助となるべく、国際社会の一員として自然エネルギーの活用、省エネルギーの対策など、環境に配慮した取組をこれまで以上に進め、持続可能なまちづくりをしていくため、昨年6月にゼロカーボンシティ宣言をいたしました。そこで、以下、町長に伺います。1番目、町が取り組む温暖化対策は。2番目、町民に求める温暖化対策は。3番目、事業者に求める温暖化対策は。4番目、2050年までの目標達成に向けての対策と周知は。2項目めです。生活排水対策について。我がまちの町民が衛生的で快適な生活を送れるように下水道事業への加入促進及び施設の適正管理、合併処理浄化槽の設置促進に努力されていることに感謝を申し上げます。生活排水が未処理のまま、道路側溝や排水路を通じて河川に排出されている現状が見られます。生活様式の変化により、生活排水の量的、質的変化により家庭生活排水が水環境に与える影響は増しており、その対策は緊急性を増している。生活排水を適正に処理することは大きな課題だと考える。昔のような澄んだ川となるよう、生活排水対策が求められている。そこで、以下、町長に伺います。1番目、現在の単独処理浄化槽の実態は。2番目、今後の合併処理浄化槽への転換の啓蒙と助成策は。以上の点について、町長にお伺いをいたします。― 85 ―
答弁 町長 斉藤繁
4番中瀬議員の2項目の御質問にお答えさせていただきます。まず、1項目めのゼロカーボン対策について、4点の御質問にお答えいたします。カーボンニュートラルは温室効果ガスの排出量を実質ゼロにすることであり、そのために一人一人が地球温暖化防止への意識を持ち、自然エネルギーの活用や省エネルギーの対策など、環境に配慮した取組を進め、ゼロカーボンシティの実現を目指していかなければなりません。上富良野町としては、現在、令和3年度から第2期上富良野町地球温暖化対策実行計画の中で、地球温暖化対策に関する施策において、町民・事業者・行政が連携し対策を講じることで、温室効果ガスの排出の削減を推進するものとしています。また、現段階の目標としては、2030年度までに2013年度と比較し、26%の削減を目標としています。そのため、ゼロカーボンシティの実現に向けたロードマップを検討し、推進を強化してまいります。次に、1点目の町が取り組む温暖化対策については、公共施設における省エネルギー行動の徹底やエネルギー量の抑制、効率的な自動車利用や制限による移動時の省エネルギー行動、公用車のクリーンエネルギー自動車等の導入などが考えられます。次に、2点目の町民に求める温暖化対策については、先ほど説明したとおり、求めるものではなく、町民が取り組む対策として一人一人が電気や燃料等の無駄遣いを抑え、日常生活の省エネルギー行動、家電製品・照明器具の省エネルギー化、移動時になるべく自動車の利用を控えるなどの省エネルギー行動、自動車対策として省エネルギー性の高い自動車の選択、建物の暖房の抑制のための断熱性などを高める省エネルギー建築の採用、再生可能エネルギーなどのクリーンエネルギーや新エネルギーの導入などとなります。その対策に対して、国や北海道などの有効的な補助金や町の住宅改修などの補助制度での省エネルギー改築や、今後取り組むことができるものに対して支援を町として行ってまいります。また、フードロスや地産地消などの身近なことや植林の促進、道産木材の利用などについても推進をお願いしていきたいと考えています。次に、3点目の事業者に求める温暖化対策についても、2点目と同様に、取り組む対策としては日常業務の省エネルギー対策、移動時の省エネルギー行動、自動車対策、建物の暖房抑制、新エネルギー等の導入、フードロス・地産地消・植林・道産木材の利用となります。次に、4点目の2050年までの目標達成に向けての対策と周知については、第2期上富良野町地球温暖化対策実行計画の終了年度の令和12年度の2030年を中間地点として、2040年度、2050年度と順次、目標を定め、目標達成に向け計画を策定し、2050年までのロードマップに沿った対策とゼロカーボンに向けた周知や広報についても2点目に説明をした助成制度の活用などとあわせて周知を行い、町民・事業者・行政が一体となり、実現に向けて取り組んでまいりますので、御理解賜りたいと存じます。次に、2項目めの生活排水対策について、2点の御質問にお答えいたします。まず、1点目の現在の単独処理浄化槽の実態についてでありますが、平成13年の浄化槽法の改正により単独浄化槽の新設が原則禁止になり、既に設置されているものについては合併処理浄化槽への転換等の努力義務とされました。上富良野町においては、法改正前に設置された単独処理浄化槽については158基ありましたが、改正後、届出があったもので既に91基が廃止され、67基が現在、運用されているものと把握しています。なお、廃止になった単独処理浄化槽のうち、合併処理浄化槽への転換をしたものが20基となっています。引き続き、合併処理浄化槽への転換を進めるよう周知を行ってまいります。次に、2点目の今後の合併処理浄化槽への転換の啓蒙と助成策についてでありますが、平成15年度から国の循環型社会形成促進交付金を活用して、合併処理浄化槽の新設及び単独浄化槽からの変更についての補助事業を計画的に行っております。現在、第4期目の中間年度でありますので、令和5年度までの実績を踏まえ、第5期の設置計画を策定し、計画的に転換できるように進めるとともに、あわせて転換への周知を行ってまいりたいと思いますので、御理解賜りたいと存じます。
質問 4番 中瀬実
ただいま町長のほうからゼロカーボンについての考えをお伺いしました。ゼロカーボンというのは結局、温室効果ガスの排出量をゼロにするということで、そのためには一人一人が地球温暖化防止意識を持って、自然エネルギーとか省エネルギー対策を個々に取り組んでいかなくてはならない、まさに今、町長が答弁されたとおりだと思っております。先ほど、質問の趣旨の中でも申し上げましたけれども、ゼロカーボンにするためには、なかなかそのように簡単にできるような状況ではないとは思いま― 86 ―すけれども、これは町も取り組んでゼロに向かっていくということですから、当然のことながらそれなりの覚悟とそれなりの理解が得られなければなかなか達成できるものではないというふうに私も理解しております。そこで伺いたいのは、脱炭素、カーボンゼロに向けて町長が日頃、個人的に心がけていることがあれば、まず教えていただきたいと思います。
答弁 町長 斉藤繁
4番中瀬議員の御質問にお答えしたいと思います。日頃、心がけていること、私としては、まず、住宅には太陽光パネル、家を建てたのはもう十数年前ですけれど、2.5キロぐらいの太陽光パネルを取りつけました。それ以降、車なんかは新しい車は常に燃費の改善が図られていますので、そういう燃費のいい車を使ったり、あとは、こまめに家のスイッチ、節電を、オール電化ですので燃料はあまり関係ないのですけれど、主に電気です。節電を心がけ、暖房温度についても、ウォームビズではないですけれど、家の中でも薄着ではなくしっかり着て温度を低く設定するなど省エネルギーに努めております。以上です。
質問 4番 中瀬実
こういった取組をするときに、やはり町長自らが模範を示す点からいっても、そういった取組をしていることは町民にも必ず伝わっていって、それを町民が見ていて、やっぱり我々も頑張らなくてはならないなということについて、やっぱりその点は非常に励みになると私も思います。そこで、もう一つお伺いしたいのは、これは国でも進めていますし、それから北海道も進めています、そして、町もこういう宣言をしました。これは、取りあえず北海道の中で、この宣言をしていない町というのはあるのでしょうか。それをお伺いいたします。
答弁 町長 斉藤繁
4番中瀬議員の御質問にお答えしたいと思います。北海道の中では、数は正確には承知しておりませんが、まだ宣言されていない町村もあります。上川管内においては、全ての市町村において宣言されたとなっております。以上です。
質問 4番 中瀬実
たまたま道内でも宣言していない町があると。市か町か村か分かりませんが、あるということです。そこで伺いたいのは、国が進めている、それから、世界も進めているこのゼロカーボンに向けて宣言をしないと何かペナルティーというのはあるのでしょうか、教えてください。
答弁 町長 斉藤繁
4番中瀬議員の御質問にお答えしたいと思います。今のところ、ペナルティーは聞いたことがありませんので、ないと思います。ただ、上川総合振興局が中心となって、上川管内は皆、ゼロカーボンシティ宣言をしたわけなのですが、なかなかどうやっていいのか分からない、再生可能エネルギーもそう簡単に見つかるわけではないので、なかなか難しいのですが、振興局としてはすぐそこに根本的な問題を解決する解決策はないのですけれど、将来的に2050年に向かっていくよというその姿勢、それが宣言なので、向かっていくということを宣言してくださいということで、上川管内では上富良野町も含めて宣言して2050年のカーボンニュートラルに向けて進んでいくということを宣言して決めました。以上です。
質問 4番 中瀬実
基本的には協力をもらわなければできないのと、自意識、一人一人の町民の皆さんの意識がきちんとなければ実現は不可能ではないのかなと思っています。そこで、例えば、省エネルギー、それから、再生可能エネルギー、いろいろと今後取り組んでいかなくてはならないような課題があります。そのような中で、上富良野町で取組可能な再生エネルギーとしたら、太陽光発電、それからあとは何があると思いますか、町長。
答弁 町長 斉藤繁
4番中瀬議員の御質問にお答えしたいと思います。再生可能エネルギーは、当町では何が可能かといえば、太陽光パネルは設置されている御家庭、事業所なんかも多いので、これはもちろんそうなのですが、それ以外に今、考えられるのは、実現可能かどうかは別として、小水力ですとか地熱発電があるかと思います。ただ、やはり、小水力についても、なかなか難しい部分もありますし、地熱発電なんかも、地熱があるところは上富良野町では十勝岳のほうということで送電などクリアしなくてはならない問題も多々あって、ポテンシャルといいますか、そ― 87 ―ういうものがあるのですが、実際にどうなのかというとなかなか解決しなければならない問題は多々あるのかというふうに思っております。以上です。
質問 4番 中瀬実
現実問題としては、上富良野町で取り組めるというか導入可能な再生エネルギーといえば、先ほどから言っています太陽光の関係が考えられるということで、今、町長が言われた小水力とか地熱というのはかなり難しいと思います。というのは、水が確保されていなければ、当然のことながら発電もできません。そして、上富良野町の場合というかこの沿線の場合については水が常時流れていて量はある程度ある川というのはそれほどありません。だから、まず不可能だと思います。地熱の関係についても、今は基本的に環境省ですか、そういったところの規制もちょっと緩んでいますから以前よりは取り組みやすくなってきているとは思います。だけれど、現実的には多額のお金がかかります。だから、費用対効果を考えるとどうなのかなということになると、なかなかそれは難しいのかなと思っています。ですから、現実問題として何ができるか、何が取り組めるかということだと思います。そのような中で、結局、温室効果ガスを出さないようにする工夫ですよね、最後は。そのことからいけば、手っ取り早い話が、町長も先ほど言っていましたけれどもエコカーへの買換え、役場にも当然、70台前後の車があるわけですから、それらを順次そういった形の車に入れ替えていく、それも一つです。そしてまた、さらには町民周知の中で、やっぱり皆さんに理解を得られるためにノーカーデーとか車を使わないような日をつくるとか、近い人はできるだけ徒歩で来るとか自転車で来るとか、いろいろな方法があると思います。そのような方法から取り組んでいくことが、小さなことでも数が重なれば、それなりの効果があるのだと思います。今までは、こういった取組はやっていたでしょうか、その辺ちょっと分からないので教えてください。
答弁 町長 斉藤繁
4番中瀬議員の御質問にお答えいたします。今までも省エネルギーという観点といいますか地球温暖化なのですけれど、ゼロカーボンという概念ではなかったのですが、上富良野町の地球温暖化対策実行計画というのを、それぞれ町と、それと事業所としての役場というものをそれぞれ計画を持っていまして、省エネルギー、二酸化炭素排出量を減らしていくという計画はありました。今回のカーボンニュートラルというのは、実質、排出量ゼロということで、森林等、二酸化炭素を吸収するものを加えてトータルで実質排出量ゼロということで新しい概念といいますか、そういうものになりましたが、省エネルギーについては以前から取り組んできたところであります。以上です。
質問 4番 中瀬実
ゼロカーボンに向けての一応ロードマップをつくって推進していくという形を取るということになっていますけれども、このロードマップはどのような、いつ、そういう目標を定めて推進していくのかをまず伺いたいと思います。
答弁 町長 斉藤繁
4番中瀬議員の御質問にお答えいたします。現在のゼロカーボンシティ実現に向けたロードマップは、地球温暖化対策に関する施策において町事業者、行政が連携して対策を講じる温室効果ガスの削減を推進するものとして、現段階の目標としては2030年度までに26%の削減ということで、その後は2040年、2050年というふうに目標を定めながら最終的には2050年のゼロカーボン、カーボンニュートラルに向けてというふうなロードマップを、具体的な数値をどうするかということをその10年、10年で検討しながら推進を強化してまいりたいと考えております。以上です。
質問 4番 中瀬実
当然、計画を立てながらその計画に向かって、ゼロに向かっていくということでしょうけれども、当然、どのような計画もそうでしょうけれども、予定どおりに行かない場合はあると思います。当然のことながらゼロにするためにはいろいろな取組方法があるのも承知しております。ですが、上富良野町全体における今現在の排出量は幾らになっているのかということを教えていただけますか。
答弁 町民生活課長 山内智晴(町民生活課長は2025年3月まで)
4番中瀬議員の御質問にお答えいたします。令和3年3月に策定した地球温暖化対策実行計画の中で作成する際に排出量の推移ということで測定したものがございます。現在、10万トン強ぐらいの上富良野町の排出ガスということで測定されてお― 88 ―ります。これを段階的に減らすということで、先ほど町長のほうで回答させていただきましたパーセントに基づきまして年次計画をもって排出量を削減していきたいということになっております。策定時から二、三年たっておりますので、新たな測定はしておりませんが、こちらの数値を基本目標として、現在、進めております。以上です。
質問 4番 中瀬実
今、答弁いただきましたけれども、これは平成29年、2017年度の温室効果ガスの町のCO の基準の量ですよね。10万25 , 0 6 2 ト ン C O 、 こ れ で 間 違 い な い で す よ2ね、そして、一人当たりの排出量は7.6トンCO、これで間違いないですよね。それで、当然、22017年は今よりも多少人口が多かったはずですよね。今後、ますます人口が減っていきます。人口が減るから排出量が減るとか増えるとかという因果関係はよく分かりませんけれども、数値的には変わりますよね、当然。変わってきたときのことを想定しながら10年後、10年後という先ほど言っていましたロードマップをつくりながら対処していくというか対応していくという考えでよろしいのですか。
答弁 町民生活課長 山内智晴(町民生活課長は2025年3月まで)
4番中瀬議員の御質問にお答えします。今つくった計画が2050年までそのまま続くというわけではなく、先ほど説明したように中間年、中間年で当然見直しもかけていきます。人口推計のの減少が大きく排出ガスに影響するかというところは、ちょっと私も専門ではございませんが、人間が減ったから排出ガスが減るということではないとは思います。基本的に上富良野町の多くのガスは産業部門から出ているというところの結論も出ていますので、決して町民がやること、先ほど言った事業者がやること、おのおのと町も含めまして、おのおのがやるカーボンゼロの温室効果ガスの削減の努力を含めまして、どんどん減らしていきたいというふうなことを考えております。以上です。
質問 4番 中瀬実
長期的な計画というのは数字がぶれることがあると思うので、やっぱりある程度の年数を置いて見直しをかけたり数値を変えていかなくてはならないというのは当然だと思います。そのような中で、たまたま今はコロナ禍で3年間まるっきり行動制限を受けて家の中で生活をする状態が多かったりとか、例えば、観光客もあまり来ないとかそういう状況が続いていましたけれども、今後、新型コロナウイルス感染症が落ち着きを見せることによって町民以外の人が町を訪れることもあります。当然のことながら、歩いてくる人はいないと思います。当然、車とかいろいろなものを利用しながらこちらに来るときに、そういった観光に来る人たちの車の排出ガスの関係とか、いろいろなことも多少、今度は考えていかないとならないということになってくるのだと思います。そういったことも当然含めながらやらないと、上富良野町の町の中だけのことを考えていると、それがプラス、別になってしまうので、そこら辺のところも今後のこととしては検討する余地があると思いますけれども、そこら辺も計画の中に入れられるような予定がありますかどうか教えてください。
答弁 町長 斉藤繁
4番中瀬議員の御質問にお答えしたいと思います。議員おっしゃるとおり、コロナ禍の後は経済活動が活発になってくるとやはり排出される二酸化炭素も増えるのかなというふうに思っておりますし、人流ですね、上富良野町に観光客が来る、それは上富良野町の町民ではないかもしれませんし、そういった広域的なことはやはりゼロカーボン北海道ということで、もちろん北海道がイニシアチブを取ってそれに協力する形で我々もゼロカーボンシティ宣言しましたので、北海道としてやること、そして、町としてやること、努力すること、それぞれあると思いますし、町でやらなければならないことは当然、計画に盛り込んでロードマップをつくって推進を強化していきたいと考えております。以上です。
質問 4番 中瀬実
先ほどから言っていますがいろいろな対策があると思います。町が取り組む対策、町民に求める対策、それから、事業者に求める対策、いろいろあるのですが、結局、町民の皆さんがその対策を何とかしようとするとき、例えば、住宅の改修をしようとしたときに、今もリフォームの関係で助成は出ております。今後、例えば、枠を増やすような状況になるのか。今の状態のまま、今やっている省エネとかリフォームの助成を同じような枠で続けていくつもりなのか、増やす考えがあるのか教えてください。
答弁 町長 斉藤繁
4番中瀬議員の御質問にお答えしたいと思います。― 89 ―町民の皆様が取り組むべきことは、行政としてはやっぱりそういうふうに啓蒙を含めてインセンティブも含めて取り組んで、いろいろ仕掛けをしていかなければならないというふうに思っておりまして、去年、ゼロカーボンシティ宣言をいたしましたのでそれにあわせて、議員おっしゃるとおり省エネに寄与するであろうリフォームに関しましては従来のメニューを再構築して、さらに予算の枠も増やして今国会の令和5年度の予算案として上程させていただいたところであります。以上です。
質問 4番 中瀬実
省エネルギー行動というのは非常にいろいろな点があるわけですが、一つ、私も農家でありますから今一番問題になっているのは食糧不足だとかいろいろなことが叫ばれている中で、地元のものは地元で消費する地産地消、国産国消でしたか、そういう言い方になりますけれども、やはり地元の食べ物を地元である程度消費できるようなシステムづくりが大事なのだと思います。それは最終的にはいろいろな燃料を使いながら物を買ったり移動する車が多くなったりすることを防げる方法の一つになると思います。ですから、そういったことで上富良野町でいろいろな作物が作られております。その中で、現実にどれくらいの量が上富良野町で消費されているのかというのがよく分かりません。その辺のところを、できるだけ上富良野町の食料を消費しましょうねというような町の取組も必要だと私は思います。そうすることによって、我々農家も町民の皆さんに安心安全な食料を供給しようということからいって頑張れるのだと思います。だから、そこら辺のところを町として、できる限り食料を上富良野町で消費できるような構築をこれから考えていく予定があるかないか、まず教えてください。
答弁 町長 斉藤繁
4番中瀬議員の御質問にお答えしたいと思います。地産地消は上富良野町でできたもの、当然、農作物以外のものでもそうなのですが、輸送コストという か 燃 料 が か か り ま せ ん の で 、 こ れ は カ ー ボ ンニュートラルにつながる非常に大切な取組だと思いますし、地産地消にはもう一つ、経済的な面、外にお金を出さないといいますか、上富良野町の中で持続可能な経済圏を確立できる方向ということで、いろいろな多面性がありますので、カーボンニュートラルももちろんそうですが地産地消というのは今後、非常に大切な考え方だと思っておりますので、今後はいろいろな形があろうかと思いますが、念頭に施策を推進していきたいと考えております。以上です。
質問 4番 中瀬実
ぜひそういった町としての取組をしていただきたいと思っております。一番始めの答弁の中にありましたけれども、排出する量が吸収するものがあればそれなりに量が減ると、それは当然ですよね。それは上富良野町においては、森林がある程度面積があるために、かなり削減には寄与はしていると思います。問題は、森林の面積が現状維持かもう少し増えるか、そういったときに、人工林については基本的には森林譲与税とか、それから、森林組合とか、そういったところからの助成等々があって、伐採したら植える、植えて伐採、その繰り返しをしていきます。一般的なそういう植林していない自然木というのですか、そういったものの関係についてはそういったものの対象になりませんよね。それも基本的にはCO 削減の一助にはなっていると思うのです2よ。そこら辺の助成というか管理というか、そういったものはちょっと無理ですよね、どうですか。
答弁 町長 斉藤繁
4番中瀬議員の御質問にお答えしたいと思います。林業ですね、森林が二酸化炭素を吸収して、それがこういう家具とかの製品になったり、もしくは燃料でもいいのですけれども燃やして熱源になったりして、二酸化炭素は出るのですけれど、いわゆる循環していて地表を二酸化炭素が空気中に出たり、それをまた木になったりして循環して、化石燃料を使うと、地中から二酸化炭素が出てきますので、化石燃料を使わず、木を大切にしようという、植林を含めて非常に大切な考え方で、上富良野町においては近隣市町村と比べると民有林の数といいますか面積がちょっと限られておりますが、そのような中でも森林環境譲与税なんかも活用して、植林、伐採、林業の活性化、今ももう既に交付金を活用して事業は進めておりますが、これも林業を守る、森を守るという活動も非常に重要な活動になってくるだろうと考えております。以上です。
質問 4番 中瀬実
出るものを今度吸収するといった形をうまくバランスが取れていければいいのだと思っておりますので、そういったことも含めながら何とか対策を考えていって、カーボンニュート― 90 ―ラル、いわゆるゼロカーボンに向けて頑張っていけるように、一人一人が頑張っていけるような町の啓蒙も当然必要ですから、いろいろな方向性で皆さんに周知をしていただけるように町として取り組んでいただきたいと思います。次、生活排水の関係についてお伺いいたします。基本的には、今かなり合併浄化槽等に転換されて、今はあまり単独処理浄化槽については少なくなってきているという答弁がありました。でも、まだある程度の数があるということなのですが、これは費用のかかる問題ですから、ただでやってあげるよといったら皆さんすぐ手を挙げると思いますけれど、そうではなく、結構お金が発生する問題ですから、なかなか簡単には行かないとは思います。でも、町として合併浄化槽に転換するというときに、ほかの町から比べれば助成費は結構出してくれていると思います。ですから、リフォーム、それから新築をするといったときには優先的にやってくれたりして非常に助かっているわけです。ですから、基本的なことで、例えば、合併浄化槽に切り替えるといったときに助成金額を変更する考えはないのですよね。
答弁 町長 斉藤繁
4番中瀬議員の御質問にお答えしたいと思います。議員おっしゃるとおり、上富良野町の助成額というのは結構多くて、皆さん助かっているのかなというふうに考えております。それについて、今のところはその額を変更するという考えは持っていないということです。以上です。
質問 4番 中瀬実
ということは、助成する金額は変わらない、単独浄化槽から合併浄化槽にする、何基するかという総予算の枠組みも変わらないということですね。
答弁 町長 斉藤繁
4番中瀬議員の御質問にお答えしたいと思います。総予算についても、現在、計画に沿って予算計上しておりますので、その額でということになります。以上です。
質問 4番 中瀬実
でき得る限り、これは昔は川っていうのはきれいな川が多くて、いろいろな生き物が川に生存していたわけですけれども、最近の川は本当にあまり生き物がいないような状況になっているのが現状です。これはなぜかというと、結局はやっぱり自然破壊につながる生活用水が垂れ流しにされているというのが一番の大きな原因ではないかと思われます。そういった形からいけば、ある程度、これは継続して、そして、助成金を出して、そして、これを単独浄化槽から合併浄化槽に切り替えていくというのが当然、必要なことだと思っておりますので、ある程度のめどがきちんとつくまでは継続して助成金、それから枠も減らさないようにしていっていただきたいと思っております。もし、町長の考えが変わらなければ、答弁は要りませんけれども、もし何か変更があるとすれば答弁してもらえれば、それで終わります。(「変更ありません」と呼ぶ者あり)