みんなの議会

上富良野町議会 令和4年第3回定例会 2022年9月14日

「泥流地帯」映画化及び関連事業の進捗状況と今後について

2022年9月14日、上富良野町議会の一般質問で、元井晴奈議員が質問し、町長 斉藤繁、企画商工観光課長 狩野寿志が答弁しました。

質問者
元井晴奈 議員
答弁者
町長 斉藤繁、企画商工観光課長 狩野寿志

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の目次の表記です。

質問 1番 元井晴奈

さわやかな秋風を感じる頃となり、今年は実り多い秋を迎えられることと思います。コロナ感染症はいまだ収束が見えない中にありますが、感染症対策をして、若さで元気に一般質問トップバッターを務めさせていただきます。さきに通告してあります、『泥流地帯』映画化及び関連事業の進捗状況と今後について、町長にお考えをお伺いさせていただきます。三浦綾子さんの名作、小説『泥流地帯』の映画化に向け、『泥流地帯』映画化を進める会と連携し、進めていることと思いますが、コロナ禍で映画化がなかなか進んでいない状況にあるように思います。『泥流地帯』映画化事業及びJR上富良野駅舎ロケ活用整備事業などの関連事業も含めた進捗状況、また、今後の映画化への町長の考えをお伺いします。1、『泥流地帯』映画化については、コロナの影響でスケジュールがずるずる延びていましたが、今年こそは夏に制作発表予定となっており、楽しみにしていた町民も多くいました。夏は終わってしまいましたが、『泥流地帯』映画化の進捗状況は、現在、どのようになっているのでしょうか。また、その遅延の主な要因は何なのか、お伺いいたします。2、『泥流地帯』の映画化は、町民有志の組織、『泥流地帯』映画化を進める会と、ロケサポートかみふらの、町が連携し、映画化を進めていくと、町長は今年度の執行方針でも述べておられました。町と、映画化を進める会と、協定を結んでいる民間映画制作会社Zipangなど、複数の団体が映画制作に関わっていると思いますが、スケジュールの管理など、決定に関わるイニシアティブ、主導権はどこが持っているのか、お伺いいたします。3、映画制作のために、映画会社Zipangの社員を、地域活性化起業人として採用しています。映画化を進めるに当たっては、この起業人がキーパーソンになると思いますが、起業人を通じた情報収集、町への報告などは適切になされているのか、お伺いいたします。4、『泥流地帯』の映画化に関連して、『泥流地帯』映画化を進める会の負担金のみならず、ロケサポートかみふらの、起業人の雇用など、関連事業にも多額の費用がかかっています。今年度は、関連事業として、JR上富良野駅舎ロケ活用整備事業に2,000万円の予算がついています。この予算に関しては、3月の定例会、予算特別委員会でも非常にもめたところで、異例ではありますが、議会として、『泥流地帯』映画化事業の執行に当たって、附帯決議をしたものであります。コロナ禍において、スケジュールの遅延が明確であるならば、事業全体の抜本的な見直しが必要ではないかと思います。町長のお考えをお伺いいたします。5、今後の見通しも不透明な中、町では、子どもセンター建設と町立病院建設、立て続けに大きな事業も予定されています。その中で、この先も毎年毎年、先延ばしされる可能性のある映画制作に、このまま人的資源、費用などを投資したとしても、明確で町民が理解しやすい計画案を示すことができなければ、盛り上がるどころか、いずれ埋没し、ロケ地観光など、費用対効果は望めないと考えます。コロナが遅延の主な理由であるならば、情勢が落ちつきを見せるまで事業を凍結する選択肢はないのか、町長の考えをお伺いいたします。

答弁 町長 斉藤繁

1番元井議員の、『泥流地― 11 ―帯』映画化及び関連事業の進捗状況と今後に関する5点の御質問にお答えさせていただきます。まず1点目の、現在の進捗状況についてでありますが、6月の定例会におきまして、今夏には、株式会社Zipangが映画制作に着手し、報道発表ができる見込みがあると答弁させていただきましたが、いまだに映画制作は進んでいない状況にあります。また、映画制作の遅れた理由としましては、株式会社Zipangより、先行制作作品が、コロナウイルス感染対策による行動制限により、四つの県をまたがってのロケ撮影が進まなかったことに加え、資金調達が芳しくなかったことにより、映画制作、制作体制の座組の確立に至らなかった旨、報告を受けております。次に、2点目の、映画制作に関わるイニシアティブの御質問ですが、映画の制作に関わるスケジュールや決定権は制作会社にあり、町と制作会社は、映画制作に向けて相互で努力していくこととしております。映画を進める会につきましては、町と協力して、町内での機運醸成や、映画撮影時におけるロケ地選定、上富良野町の歴史検証を含めたロケ支援を行うことで、『泥流地帯』映画化の実現に向けて支援をいただいているところです。次に、3点目の、地域活性化起業人についての御質問ですが、町と株式会社Zipang、同社社員の三者協定を締結し、『泥流地帯』の映画化と、映像を用いた地域活性化を図っているところでありますが、派遣を受けていた地域活性化起業人が、病気加療のため、同社役員を退任したことから、後任の地域活性化起業人を選定し、派遣を受ける予定でありましたが、さきにお答えしました、映画制作に進捗がありませんことから、現状においては、後任を選定せず、Zipang社代表取締役をはじめ、役員と直接連絡をとりあっているところであり、町としましては、適切に報告を受け、情報共有ができているものと考えております。次に、4点目の、映画制作事業の見直しについての御質問ですが、株式会社Zipangとの協定の見直しや、体制整備へ大きく舵を切り替えるなども視野に入れ、『泥流地帯』映画化の実現に向けて取り組んでまいります。次に、5点目の、映画制作事業の凍結の考えはないかという御質問ですが、遅延の理由は、1点目でお答えしたとおりであり、現在は、制作会社において、制作委員会の立ち上げを含め、制作の座組を確立するよう進めているところでありますが、今後は、映画制作会社との協定の見直しなどを行いながら、『泥流地帯』映画化に向けた体制整備を進めていく所存であることから、事業の凍結は現在のところ考えておりませんので、御理解賜りたいと存じます。

質問 1番 元井晴奈

まず、私だけかもしれませんが、全体的にアバウトな御答弁で、ちょっと全然理解できなかったので、再質問させていただきます。1点目の進捗状況についてですが、いまだ映画制作は進んでいないということは分かりましたが、まず、私がお聞きしたいのは、今の御答弁にもありましたが、6月の定例会で、この夏に制作発表、報道発表を行うと言ってから、7月、8月、この2か月でなぜ進まなかったのか、制作発表できなかったのか、その理由をもう一度お伺いいたします。

答弁 町長 斉藤繁

1番元井議員の御質問にお答えいたします。進まなかった理由は、コロナの影響を受けた先行作品のロケが進まなかったことに加え、資金調達が芳しくなかったことであります。以上です。

質問 1番 元井晴奈

そのZipangの先行制作作品が、今あった、コロナの行動制限により、四つの県をまたいで云々、ロケ撮影が進まなかったと、今、お答えありましたけれども、その先行作品というのは、今年の4月には完成して、公開されていましたよね。それは6月の定例会の総務産建の資料5にも記載されています。そのことと、映画の『泥流地帯』の今回の制作発表が遅れたことと、どういう関係があるのか、ちょっとさっぱり理解できないので、もう一度説明願います。

答弁 町長 斉藤繁

1番元井議員の御質問にお答えいたします。先行作品の遅れ、スケジュールの遅れによるものと、もう1点が、資金の調達が芳しくなかったことです。

質問 1番 元井晴奈

だから、その先行作品はもう完成している後に、スケジュールの遅れというのがどういうことなのか、ちょっと説明願います。

答弁 町長 斉藤繁

1番元井議員の御質問にお― 12 ―答えいたします。答弁させていただきましたが、先行作品のスケジュールが遅れたということです。以上です。

質問 1番 元井晴奈

さっぱり分からないです。先行作品はもう完成して、4月の段階にはもうできて、公開もされているのです。その後に遅れるということが全然理解できないのですけれども、御答弁願います。

答弁 町長 斉藤繁

1番元井議員の御質問にお答えいたします。この4月にはできていますが、当初の予定より大幅に先行作品が遅れたということです。以上です。

質問 1番 元井晴奈

も う こ の あ た り は 全 然ちょっと理解できないのですけれども、ちょっと次に進みます。今年の4月、5月、6月というのは、コロナは落ちついていたと思いますし、海外渡航は別として、全国的にコロナの行動制限はなかったように記憶していますが、その遅れた理由、遅延の理由は、やっぱりコロナの影響も考えられるのですか。

答弁 町長 斉藤繁

1番元井議員の御質問にお答えいたします。4月、5月は、今、元井議員が言ったとおり、落ちついていたのかどうかは別として、先ほどの答えとちょっとかぶりますが、先行作品が遅れていたことで、当然、今年の4月に先行作品はできたのですけれども、それが当初の予定よりかなり遅れたものですから、当然、その前から『泥流地帯』に関しては、座組等含めて、綿密にやっていくのですが、先行作品が遅れたことによって、『泥流地帯』の制作に関する座組なども全て遅れてきたので、結局、4月、5月の2か月が、たとえコロナが落ちついていても、何をやるか、ロケとか、その前段の座組等も全然遅れて、決まっていなかったので、4月、5月の落ちついた時点ではどうもならなかったということ、遅延の原因は根本的には解消していないということです。以上です。

質問 1番 元井晴奈

ということは、6月の定例会のときに、夏に報道発表、制作発表を行うと言っている、その時点で、もう遅れることは分かっていたのですか。

答弁 町長 斉藤繁

1番元井議員の御質問にお答えいたします。夏に向けては、報道発表ですから、制作発表ですので、それまでに座組を整えて、座組とか、スケジュールは別として、制作の、映画をつくる座組などを含めて、大まかなスケジュールなどはそのときに発表する予定と聞いておりました。

質問 1番 元井晴奈

もうさっぱり分かりません。この2か月で、なぜ遅れたのかという理由を聞いているのに、前々からコロナの影響で、前の先行作品がずっと遅れていましたからみたいな答えだと、全然理解できないのですけれども、そのあたり、どうなのですか。もう6月の段階では、もう遅れるのは分かっていたのですか。

答弁 町長 斉藤繁

1番元井議員の御質問にお答えいたします。6月の時点では、当然、予定より遅れていましたし、ただ、8月に制作発表できるというのは、プレリリースといいますか、制作発表しますよということで、発表するということで、詳しく詳細は発表するわけではない、何といいますか、プレリリース、映画化というのを発表するということを聞いておりましたので、それまでに、6月から8月までの2か月間で、資金調達を含め、座組を整えて、報道発表できるというふうにZipangのほうから伺っておりました。以上です。

質問 1番 元井晴奈

ちょっと私、映画制作というのを、ずぶの素人で、ちょっと分からないのですけれども、先ほどから座組、座組とありましたけれども、映画制作の体制の座組というものは、そもそもこの段階でやるものなのか、もっと早い段階で座組とかはやるものではないのかなと思うのですけれども、その座組すらできていない状況で、ロケなどは全く入れない状態ではないかと思うのですけれども、ちょっと今、進捗状況として、Zipangの映画制作は、今、ストップしていると理解してよろしいのですか。

答弁 町長 斉藤繁

1番元井議員の御質問にお― 13 ―答えいたします。ロケだけが映画制作ではありません。それまでの間の前段の準備段階も含めて映画制作ですので、映画を撮影するまでの準備は、今、進めているといいますか、実際は進んでいませんが、話をいろいろ調整はしている段階です。以上です。

質問 1番 元井晴奈

実際は進んでいませんが、進んでいるというのがちょっと分からないのですけれども、制作、進んでいるのですか。

答弁 町長 斉藤繁

1番元井議員の御質問にお答えいたします。実際に具体的な成果は出ていないのですが、先ほどから言っている座組等含めて、誰がどういうふうに、脚本は誰なのだとか、そういうのを含めて、当たっているといいますか、調整、座組ができるように努力しているという段階です。以上です。

質問 1番 元井晴奈

次、遅れた理由でもう1点、資金調達が芳しくなかったと御答弁ありましたけれども、先日の北海道新聞にも出ていましたが、企業版ふるさと納税などで約4,500万円、寄附が集まっているとありました。この資金調達の目標額は幾らだったのでしょうか。共同制作の町は御存じだったのか、青天井だったのか、御答弁願います。

答弁 町長 斉藤繁

1番元井議員の御質問にお答えいたします。資金調達が芳しくなかったと、ここでいう資金調達は、制作側の資金調達です。うちのほうは、当初といいますか、上富良野でロケする場合の、地元で使うお弁当代とか宿泊代は、企業版ふるさと納税で寄附を募って、それであてがいますよというふうに、それ以外のキャスティングとかは、全部制作会社が資金調達するような仕組みになっておりましたので、そちらのほうの資金調達が芳しくなかったということです。以上です。

質問 1番 元井晴奈

その制作側の資金、幾ら集まれば映画ができるという話だったのですか。

答弁 町長 斉藤繁

1番元井議員の御質問にお答えいたします。具体的な金額は決まっていませんが、映画のクオリティ、劇場公開が基本ですので、2億円を下らない範囲でということで話は出ていました。以上です。

質問 1番 元井晴奈

幾ら集まればできるとかというのも全く分からないで寄附を集めているということですよね。それはやるやる詐欺ではないですか。待てども待てども一向に映画は進まなくて、役場の職員方が着ている『泥流地帯』の服も、もう何年着ているのですか。もうぼろぼろになるのではないですか。すみません。映画制作会社のZipangから、映画制作が進んでいない状況にあるという報告、受けていますとおっしゃいましたけれども、町長は、進んでいません、制作発表できませんという、そういう報告を受けて、終わりですか。町として、何かアクションを起こしたりもしていないのでしょうか。町の対応をお伺いいたします。

答弁 町長 斉藤繁

1番元井議員の御質問にお答えいたします。町としての対応は、8月までといいますか、夏、7月、8月までに制作発表をするということでZipangから聞いておりました。それが結果的にできなかったものですから、町としては、根本的に最初の条件といいますか、協定、それを見直さないとだめだなということで、協定の見直し、もちろん今はZipangと協定を結んでいますが、それらを、Zipang以外のところと、次、相手を探すといいますか、できるところと、Zipangがまたできるというかもしれません、Zipangを排除するわけではありませんが、次は映画をできるところと協定を結ぶ、協定の見直しを進めて、できるところと協定を結ぶというふうに、大きく方針を転換していきたいと思っております。以上です。

質問 1番 元井晴奈

2点目のイニシアティブのところにも関わるのですけれども、イニシアティブ、決定権が制作会社にあるということは分かりまし た 。 そ の 制 作 会 社 が ず る ず る 、 資 金 で も ス ケジュールでも先延ばしにされても、町には主導権、決定権がない、言いなりなのですかね。そういう協定を結んでいる状態なのでしょうか。

答弁 町長 斉藤繁

1番元井議員の御質問にお答えいたします。町は映画化に向けて協力するということで、あくまでも映画制作のノウハウは当然ありませんですし、映画制作は、制作会社が全てとは言いませんが、映画をつくるイニシアティブは制作会社が持つと。スケジュールなどにしてもそうです。町としては、地元でロケ、どこがいいかとか、宿泊先とか、あとは、書いてあります地代交渉なども含めて応援するよという協定になっておりますので、いつ映画になるかというのは、本当になかなか難しい話です。本当にコロナだけでなく、映画は興行として上映して、向こうも、映画制作会社も、当然、赤字覚悟でやるわけにはいきませんので、やはりそれなりの見通しを持って映画制作していきますので、その辺の折り合いがなるべく早くつくように、我々も協力していきたいというふうに思っております。以上です。

質問 1番 元井晴奈

企業版ふるさと納税にしても何にしても、上富良野町という名前を使って映画制作の寄附を集めているのですね。これ、もっと町が主導権を持って進めていかないと、進まないと思います。町が制作しろと言っているわけではないです。ただ、スケジュールなり、何か出たときに、このスケジュールではちょっと遅すぎるとかという、そういった主導権というか、ところを言っているわけで、先ほどからの御答弁で、もう進んでいない、映画制作会社もですけれども、制作発表できない、はい、そうですか、みたいな、町の対応にも私は遺憾に思います。このあたり、今後、改善していく考えはあるのか、御答弁願います。

答弁 町長 斉藤繁

1番元井議員の御質問にお答えいたします。イニシアティブというのは、狭い意味では、映画制作に関わることについては、先ほど申したとおり、映画制作会社が持っていると述べさせてもらいましたが、会社を選ぶ、どこでやってもらうかというイニシアティブは、やはりそこは町がある程度持っていると思いますので、今後におきましては、協定を結ぶ相手先として、やはり一番いい条件、確実にいい映画ができるような会社と協定を結んで、映画制作に進んでいきたいというふうに思っております。あと、資金調達について、芳しくないということでしたので、この辺の、今までは町が負担する分といいますのは、ロケしたときの町の宿泊とか、撮影のお弁当代ということに限って、町は支援するよということになっておりまして、それ以外の制作費については一切、制作会社ということになっておりましたが、その辺の見直しも含めて、できる限り早く映画ができるように努めていきたいと。元井議員おっしゃるとおり、多くの町民の皆様に、この数年間、コロナ禍とはいえ、待ってもらいました。議員の皆様にも、この3月の定例会で大議論させていただきました。ただ、やはり重要な、『泥流地帯』というのは、上富良野をテーマとした三浦綾子先生の代表作、上富良野を舞台とした代表作ですので、ぜひこれは町としても映画化にこぎつけたいという思いは私も持っておりますので、今後、そこら辺の条件を大胆に変えて、よりよい会社と協定を結んで、早く映画化が実現できるように努めてまいりたいと、このように思っております。以上です。

質問 1番 元井晴奈

もう1点、町民有志の映画を進める会と、町と協力して、機運醸成されているということなのですけれども、会の負担金として、町が活動費といいますか、予算づけています。その活動のあり方について、何をもって機運醸成なのか、ちょっと疑問だらけなのですけれども、今年の3月から5月には見つけて、『泥流地帯』という豚サガリ等の特産品が当選で当たる、SNSを使った機運醸成キャンペーンをやっていましたけれども、そのSNSというのは、有名であったら何万リツイートとか、そういった件数のものですが、このキャンペーンの投稿件数、何件ですかね。数十件あったのですかね。それと、先日、9月7日に、『泥流地帯』の読書会がロケサポートのほうで行われたとお聞きしました。町民参加者、ゼロだったと聞きました。この機運醸成の方法も、映画を進める会との進め方も見直して考えないと、負担金を出しているのであれば、このあたりも町がしっかりイニシアティブをとって、機運醸成のやり方、その効果を検証して、改善していかなければならないと思いますが、そのあたりのお考え、お伺いいたします。

答弁 町長 斉藤繁

1番元井議員の御質問にお答えいたします。機運醸成ですが、元井議員おっしゃるとおり、町民を巻き込んで、機運が盛り上がっていくというのは、特に皆さん、目にすると思います、『泥流地帯』の映画化の旗などもそうなのですが、映画の制作決定が決まれば、もっと盛り上がるのかなとは― 15 ―思っていましたが、なかなか制作決定がされない段階で、なかなかやっていくのも難しいものがあったのかもしれませんが、今後におきましては、議員おっしゃるとおり、いろいろ工夫しながら、町民の映画化に向けた機運醸成は十分に図ってまいりたいなというふうに、工夫を凝らしてやっていきたいと、このように思っております。以上です。

質問 1番 元井晴奈

次に、3点目の、新聞報道にもありました起業人について、後任が決まっていない、今、いないというのは分かりましたが、起業人不在の今の状況というか、次の人が決まる見込みとかあるのか、年度内はもうないのか、お伺いいたします。

答弁 町長 斉藤繁

1番元井議員の御質問にお答えいたします。後任については、後任を選定せずに、Zipangの代表取締役をはじめ、役員と直接連絡を取り合ってやっていきます、年内は。以上です。

質問 1番 元井晴奈

年度内は、起業人、いないということでよろしいですか。

答弁 町長 斉藤繁

1番元井議員の御質問にお答えいたします。そのとおり、年度内については、起業人はおりません。いない予定です。

質問 1番 元井晴奈

この地域活性化起業人というのは、国の総務省が支援する制度で、その経費、560万円が特別交付税措置になるものなのですけれども、途中で退社とか、そういった不在とかになったときの費用のあたりは、国の交付とかはどのようになるのか、大丈夫なのか、そのあたり、お伺いいたします。

答弁 企画商工観光課長 狩野寿志(企画商工観光課長は2024年3月まで)

1番元井議員の、ただいまの起業人活性化の関係でございますが、Zipangからの派遣が来ていませんので、総務省のほうには報告はしておりません。支出もしておりません。Zipangに対する起業人は来ていませんので、支出はしていない状況になります。以上です。

質問 1番 元井晴奈

では、3月に予算、560万円、この方についているやつは、執行していないということでしょうか。

答弁 企画商工観光課長 狩野寿志(企画商工観光課長は2024年3月まで)

1番元井議員の御質問ですが、現在、2人分、予定しておりました。1名がZipangと、1名がニップスの田中さんという方が来られているのですけれども、Zipangからの起業人については、4月からの支出はしていないという状況になってございます。以上です。

質問 1番 元井晴奈

次、4点目、事業の見直しについて、大きく舵を切り替えることも視野に入れてという御答弁いただきましたけれども、4点目に、JR上富良野駅舎整備事業についてお伺いしたいのですけれども、今年度、2,000万円の予算がついていますが、このJR上富良野駅舎の整備事業の進捗状況というのは、現在、どのようになっているのでしょうか、お伺いします。

答弁 町長 斉藤繁

1番元井議員の御質問にお答えいたします。JRの駅の改築、改装については、予算のときにもたしか御説明したと思うのですが、映画の撮影が決定しないと、それより先に駅をリフォームといいますか、直すことはないということで、今のところ映画の制作発表はされていませんので、進捗状況といいますか、予算はとっていただきましたが、進捗状況はないというふうな状況にあります。以上です。

質問 1番 元井晴奈

今年度はやらない、できないということでよろしいのでしょうか。

答弁 町長 斉藤繁

1番元井議員の御質問にお答えいたします。制作発表が決まらないと、これはやりませんので、今時期ですと、残りはもう半年なので、最短で決まったとしても、JR駅の改装は難しいのかなというふうに思っております。以上です。

質問 1番 元井晴奈

ちなみに、この2,000万円の内訳で、映画制作の方による検証、デザインに500万円、その次、設計に200万円、そして施工に1,300万円でしたけれども、それは全く― 16 ―デザインとかも何も全く進んでいないということでしょうか。

答弁 町長 斉藤繁

1番元井議員の御質問にお答えいたします。はい、進んでいないというより、進めていないと言ったほうが適切かもしれませんが、制作発表がまずは第一だと、このように。

質問 1番 元井晴奈

このJR上富良野駅舎整備事業の2,000万円、3月に認めるときに、予算特別委員会で、議員みんなですごいもめたところなのですよ。その予算特別委員会で、米沢議員が、映画化がなかなか見えない、進まない中で、JR駅舎整備もやらないという形になるのかという御質問をしています。そして、地域活性化担当主幹の方が、映画の進捗そのものと完全にリンクするものではなく、仮に映画制作がずれ込んだとしても、JRと協議の中で、この整備事業は進んでいく予定ですと答弁いただいているのですよ。映画制作が遅れると、JR駅舎の整備は関係ないという説明だったのですよ。全く整合性がとれませんけれども、説明願います。

答弁 町長 斉藤繁

1番元井議員の御質問にお答えいたします。予算特別委員会では、私が言ったのは、制作発表がない限りは、駅舎の改築、改装はないというふうに明言したと思っております。以上です。

質問 1番 元井晴奈

これも会議録を見ていただければはっきり分かることなのですけれども、我々は、完全にリンクすることなく、映画が遅れてもやりますよという説明を受けたのです。それで認めたのですけれども、そのあたり、間違いだったということですか。

答弁 企画商工観光課長 狩野寿志(企画商工観光課長は2024年3月まで)

1番元井議員の御質問にお答えいたします。当初、予算特別委員会のときに、主幹のほうから、リンクするものではない予定ですというふうにお答えしたのかなというふうに思っております。その後、駅舎の改修についてはいろいろ議論をなされまして、その後、町のほうとしましては、映画の制作が始まらない限り、このJRの整備のほうはやらないというか、計画しないということでお答えしていたのかなというふうに考えております。現在は、JRのほうとは、粗々の協議はしていますけれども、実際に映画の制作は始まっておりませんので、この駅舎の改修については、現在、進捗はしていないというような状況になっているところでございます。当初、予算特別委員会のほうでお話しした、予定ということでお話しして、その後、議論されたときに、映画の制作が始まらないとスタートしないということで、町のほうとして答弁したのかなというふうに思っております。以上です。

質問 1番 元井晴奈

全く整合性がとれていなくて、非常に残念に思うのですけれども、本題のほうに戻りますけれども、事業の見直しの点、大きく舵を切り替えるというのは、具体的にどういうことなのでしょうか、お伺いいたします。

答弁 町長 斉藤繁

1番元井議員の御質問にお答えいたします。先ほどもちょっと触れましたが、大きく舵を切るというのは、まず、協定の見直しです。Zipangと今まで結んでいる協定を、相手方を選び直すといいますか、Zipangは、先ほど言ったように、排除するわけではありませんが、それ以外の選択肢もいっぱいあるので、その中で、映画をつくれるところと協定を結ぶということと、先ほど、もう1点は、企業版ふるさと納税の使い方といいますか、今まではロケの上富良野での宿泊代とか飲食は、ふるさと納税で寄附をいただいて、それを原資に賄いますよというふうに、それ以外は制作会社が資金調達してくださいよという内容でしたが、それでは、今までのやり方でできなかったということで、これらのやり方も、大きく方針を、方向を転換しなければならないと考えておりますので、ふるさと納税を、たしか数千万円は町で集めて、地元に使う分に充てますよという条件をつけていたのですが、その条件をなくして、我々も制作費全般につて、もっとPRして、もっともっと、限定的ではなくて、上限を設けず、全部、地元で使う分も含めて、映画にかかる制作費をできる限り企業版ふるさと納税で集めようというふうに、上限といいますか、条件を撤廃して、企業版ふるさと納税を集めようというふうに考えております。以上です。

質問 1番 元井晴奈

Zipangとの協定の見直しについて、協定の有効期間、今年度いっぱいになっていたと思うのですけれども、映画制作はもう間に合いませんよね。そのZipangとの協定は― 17 ―延長するのか、延期するのか、中止するのか、はたまた協定解除するのか、どのようにお考えでしょうか、お伺いします。

答弁 町長 斉藤繁

今、元井議員が言ったような、いろいろな選択肢があると思います。相手先もZipangとは限っておりませんので、今後、できる会社と協定を結んで、制作につなげていきたいということですので、今おっしゃられたことの選択肢の中から、適切なものといいますか、今年度いっぱいなのか、途中で話し合いによって協定をなくすのか、いろいろ選択肢はあると思いますが、可能な選択肢は全てといいますか、できる限り速やかに映画制作できるように、もちろんZipangを排除していませんので、延長ということも先ほど議員おっしゃいましたが、それらも含めて、いろいろ今後考えていきたいと思います。以上です。

質問 1番 元井晴奈

もう1回お聞きしたいのですけれども、Zipangとの協定について、延長して、新たな違う映画制作できるところとまた協定を組むのか、Zipangとの協定をどうするのかというお話だったのですけれども、御答弁願います。

答弁 町長 斉藤繁

1番元井議員の御質問にお答えいたします。解除するのかということについては、今後、Zipangとの協議ということになります。まだ決まっていないといいますか、これからの話になります。以上です。

質問 1番 元井晴奈

町としては、協定解除の方向性で進めていくという考えでしょうか。

答弁 町長 斉藤繁

1番元井議員の御質問にお答えいたします。先ほども、すみません、答弁させていただきましたが、Zipangを最初から排除するわけではございませんので、条件をいろいろ変えたときに、できるかもしれませんので、その場合はZipangと協定を破棄ということはないと思います。あらゆる選択肢といいますか、を含めて、今後の話になります。以上です。

質問 1番 元井晴奈

そのあらゆる選択肢を含めて、舵の切り替えということなのですけれども、先ほど最後の質問で、凍結の考えはない、その選択肢の中に映画化凍結の考えはないという話でしたが、今、資金調達とかの面で、コロナ禍、円安、物価高騰、見通しが立たないこの時代に、映画化を進める、町長たちがPRして進めていくと言っていましたけれども、新たな策、何か具体的に考えているのでしょうか、御答弁願います。

答弁 町長 斉藤繁

1番元井議員の御質問にお答えいたします。新たな策といいますか、先ほどの答弁の繰り返しになりますが、大きく舵を切るというのが新たな策といいますか、方策になります。以上です。

質問 1番 元井晴奈

体制整備を進めるだとか、資金を集めてやります、なるべく早い、近い将来、いつまでにそれをする、映画化するという明確なビジョンを示していただけないと、町民、企業、そして寄附してくださった方々、ここに傍聴に足を運んでくださった方々にも、全然納得しませんよ。映画化、いつまでに実現するという強い思いがないと、誰もついてきてくれないと思うのですけれども、いつまでに映画化しますか。

答弁 町長 斉藤繁

1番元井議員の御質問にお答えいたします。なかなか相手がある話で、いつまでというのは申し上げられないと思いますし、一方で、町民の方が待って、待ってというのも、そういう状態にあるというのも理解しております。ただ、一刻も早くつくりたい、映画化を実現したいという思いはあります。いつまでといいますか、だらだら10年後、20年後という話ではもちろんありません。一刻も早くつくりたい、映画化に結びつけたい。ただ、それがいつなのかというのは、なかなか明言するのは難しい、このように思っております。以上です。

質問 1番 元井晴奈

一刻も早く、そんなぼやっとしている答弁では、誰もついてきませんよ、もう、町民も、寄附した方も。いつなのですか。何年なのですか。何年以内ですか。そのビジョン、スケジュールをお示ししていただかないと、町民も誰も納得いきません。答弁願います。

答弁 町長 斉藤繁

1番元井議員の御質問にお答えいたします。― 18 ―時期は明言できません。一刻も早くということです。以上です。

質問 1番 元井晴奈

これ、映画化、もうすごい遅延しているのは明白なのですけれども、協力してくれた町民、企業、寄附してくださった方々が、どういう思いでいるのか分かりますか。映画制作の担当者が辞めたり、お金が集まらなかったなどあるにしても、町長には説明責任があると思います。年度内に明確なスケジュール、方向性、決めていただいて、映画化の住民説明会、意見懇談会の場を開いてください。明確なビジョン、説明ないと、我々も令和5年の予算、認めることできないですよ。御答弁願います。

答弁 町長 斉藤繁

1番元井議員の御質問にお答えいたします。本当に我々が自主映画をつくるのであれば、いつまだというのは明言できるかと思いますが、本当に映画をつくってもらうといいますか、なかなかそういう業界でうまくタイミングがあったり、コロナという外的要因もあって、なかなか難しい、相手のある話で、本当に難しく、何度も繰り返しになりますが、いつまでという明言は避けさせていただきます。明言できないと思います。以上です。

質問 1番 元井晴奈

住民に対しての説明会等のお考えはどうなのでしょうか。

答弁 町長 斉藤繁

1番元井議員の御質問にお答えいたします。住民説明会というふうになるかどうかは別として、制作発表、決まったり、何か動きがあれば、都度、住民の方には、もちろん寄附された方にはお知らせしていきます。以上です。

質問 1番 元井晴奈

そういった制作発表を待てども待てども、ないではないですか。今、その進捗状況でもいいので、住民、寄附してくれた方々に説明する場が必要ですよ、町長。今年度中に何かやってください。答弁願います。

答弁 町長 斉藤繁

1番元井議員の御質問にお答えいたします。情報提供には努めてまいります。以上です。

出典:上富良野町議会 令和4年第3回定例会 2022年9月14日 議事録 PDF(16ページ) 間違いを知らせる