上富良野町議会 令和3年第4回定例会 2021年12月15日
(1)干ばつ、価格低下による農家への支援対策を/(2)土砂災害の対応は
2021年12月15日、上富良野町議会の一般質問で、髙松克年議員が「干ばつ、価格低下による農家への支援対策を」「土砂災害の対応は」について質問し、町長 斉藤繁、総務課長 宮下正美、副町長 佐藤雅喜、町民生活課長 星野耕司が答弁しました。
- 質問者
- 髙松克年 議員
- 答弁者
- 町長 斉藤繁、総務課長 宮下正美、副町長 佐藤雅喜、町民生活課長 星野耕司
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
会議録の目次ではこの議員の件名が 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の表記です。
質問 3番 髙松克年
さきに通告してあります2項目、7点についてお伺いいたします。1、干ばつ、価格低下による農家への支援対策を。2として、土砂災害の対応は。町長にお伺いいたします。今年度、畑作、水稲、飼料作物等は、高温、干ばつによる減収、また、価格の低下により、農家にとっては大きな経済的打撃となった。共済制度も、多くの作物で調査中であり、被害の確定にはまだ至ってはいません。収入保険に加入している農家については、自己申告により、仮払いを受けられる制度があり、受付けをしています。しかし、共済金の支払い、収入保険支払いまでのつなぎ資金を早急に必要としています。町の支援についてお伺いいたします。2の1として、ゲリラ豪雨で大規模災害が起きている。7月の熱海市の災害を受けて、全国で盛土調査が行われたが、我が町ではどのような結果であったか、対象の地域があったかについてお伺いいたします。また、その地域に、今後、どのように対応していくのかをお伺いいたします。3として、我が町において、過去、建設残土の農地の一時転用を含めて、埋立てが行われた経緯があったが、それらの土地から土砂の流出等、問題が起きる可能性はないのかをお伺いいたします。4、現在、埋立地の件数と面積はどのくらいなのか。その埋立地が適正かどうかはどこが判断して行っているのかをお伺いいたします。5番目として、旧東中ごみ埋立地は、30年間、― 24 ―ごみの埋め立てに使用した後、旭川建設管理部富良野出張所発注の河川改修工事に伴う残土を、地域の富良野沿線より23年間運び込んだという経過がある。残土の埋立て完了に伴い、埋立地が町有地として改めて管理が行われていく運びになっていると思うが、埋立地周辺の河川部分には砂防ダムが2基ある。河川には、演習場から雨水が流れ込んでいる部分もある。今後、どのように管理しようとするのかをお伺いいたします。また、今後、この埋立地に起因する災害が発生した場合に、どこが責任を負うか、お伺いいたします。以上です。
答弁 町長 斉藤繁
3番髙松議員の2項目の御質問にお答えさせていただきます。まず、1項目めの、干ばつ、価格低下による農家への支援対策の御質問にお答えさせていただきます。さきの中瀬議員の御質問でもお答えさせていただきましたが、7月中旬から8月上旬における高温、少雨により、馬鈴薯、豆類、飼料作物などに生育不足が見られ、多くの作物で収量が落ち込み、被害が発生した状況にあります。収入保険加入者においては、年内に支払いが行われ、また、各共済加入者においても、数量が確定できれば、特例により、年内支払いを行う予定であるとお伺いしているところであります。ま た 、 J A ふ ら の に お い て 、 農 林 漁 業 セ ー フティーネット資金及びJA農業経営緊急支援資金の貸付け受付けを既に実施しており、12月上旬で34件、1億5,600万円の申込みがあり、一部の方については年内に実行されるとお伺いしております。町といたしましては、それらに対する利息と保証料について支援を講じてまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。次に、2項目めの、土砂災害の対応に関する6点の御質問にお答えいたします。まず、1点目と2点目の御質問については、関連がございますので、まとめてお答えいたします。今回、7月に静岡県熱海市で発生した土石流災害を受けて、北海道が進めている点検調査に関する質問と思いますが、当該調査については、北海道が現在行っている内容であり、調査内容の詳細については明らかにされていないところでありますが、今後、北海道において、結果がまとまり次第、公表されるものと捉えております。なお、盛土に関する規制の対象となる大規模盛土造成地については、盛土の面積が3,000平方メートル以上、または盛土をする前の地盤面の水平面に対する角度が20度以上で、かつ、盛土の高さが5メートル以上とされているところであり、町内においては該当する箇所は存在しないところでありますが、今回の点検対象箇所として公表されている点検箇所については、大規模盛土造成地のほか、土砂災害警戒区域、山地災害危険区域、これまでの各規制法令対象箇所や、国土地理院データから対象箇所を抽出していることから、町内でも該当箇所2件とされているものと捉えております。なお、今後の対応については、北海道の調査結果を受け、必要な場合には、今後、どのような対応を行うべきかの検討を進めていくことになりますが、既に土砂災害警戒区域の指定を受けている13か所については、当該箇所のハザードマップを作成し、既に公表しているとともに、当該箇所の影響を受ける地区、住民の方々には、それぞれ情報提供を行ってきたところであります。次に、3点目の、農地法5条による一時転用許可地においては、平坦で、周辺道路よりも低いところに工事残土を搬入し、表土を戻して農地として使用しており、土砂流出等による問題が起きる可能性はないと認識しているところであります。次に、建設残土の件につきましては、北海道等の工事に伴い、発生した建設残土を埋め立てている事例がございますが、このような工事に伴う埋立てについては、その工事を行う実施主体が、その埋立ての工法などについて設計し、施工するものでありますので、それら実施主体のもとで適切に管理されるものと認識しております。次に、4点目の、埋立地の総数等についてでありますが、埋立て自体について、町に届出を行うような制度はなく、一定の面積を超えた開発行為が必要なものについて、町で把握しているものであります。そのため、民間事業者が実施する小規模な埋立てなどは把握できないものと考えております。これまでの開発行為の届出においては、議員御質問にありますような、一定規模以上の埋立てなどは確認されていないものと認識しております。次に、5点目と6点目の、旧ごみ埋立地の管理及び起因する災害の責任に関する御質問にお答えいたします。旧東中ごみ埋立地につきましては、昭和46年9月から、28年間にわたり、ごみ埋立地として管理し、平成11年3月31日をもって閉鎖したところであります。この間、地域住民の皆様の御理解をいただきなが― 25 ―ら管理できましたことに対して、この場を借りてお礼を申し上げます。埋立て終了後の跡地整備につきましては、埋立地周辺は森林地域に属していることから、跡地は植栽することで必要な土量を確保するため、旭川建設管理部富良野出張所に依頼し、建設発生土の受入れを行っております。当初、もっと早い段階で搬入が終了するところでありましたが、河川改修工事で発生した土を捨てる場所がないことから、地域住民の皆様の御理解を得ながら、22年間、受入れを行っていたところであり、重ねてお礼申し上げます。また、令和3年3月をもって受入れが終了し、植栽ができる状況になったところであります。なお、管理道路の修復作業も5月に完了したところであります。また、平成11年度に砂防ダムの土砂上げ並びに管理道路のゲート設置工事を行っております。平成13年度には、ごみ埋立地内だけで残土処理を実施した場合、隣接する多田分屯地境界付近に大きな窪地ができてしまい、降雨及び融雪時における排水が問題となっていることから、多田分屯地内に一体的な埋立てを行っており、もし陥没等の災害が発生した場合につきましては、町が補修工事等を実施することで、当時、上富良野駐屯地と覚書を交わしたところでございます。また、埋立地に起因する災害につきましても、町において対応してまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。今後、管理計画につきましては、植栽を行う予定であり、関係課と調整しながら、令和5年度より整備を実施してまいります。なお、水質検査につきましては、閉鎖するに当たり、保有水等集排水設備が整備されていない処分場であること、閉鎖後に覆土として地区河川改修にかかる土砂等の搬入を継続するに当たり、引き続き水質検査の実施について要望がありましたことから、地域との協議により、基準省令に基づく水質検査項目を参考とし、地下水等の検査を今後、実施してまいります。
質問 3番 髙松克年
先ほど同僚議員の中瀬議員が同じようなことで質問をし、それに答えておられる答えを外して質問をしたいと思います。よろしくお願いします。農業は、本来、再生可能な職業、産業と言われてきたのですけれども、しかし、今回のこの干ばつは、産業として成り立つ根本が崩されようとしているように思います。収益の減少は、我々の努力で取り返すことができますけれども、天候、地理的条件は変えられない、重要なポイントとなってしまいました。今年の被害、どのように町長は受けとめているか、お伺いしたいと思います。干ばつ、確かに雨の不足期はありましたけれども、しかし、その中でも、同僚議員の言われたように、有機質が多く、保水力のある畑地は、周りより確実に作物がよかったということが見えましたけれども、町長もこれは一緒に歩いて見たときに知り得たことなのではないかなというふうに思いますけれども、地域で保水力に対応するために、有機質堆肥の造成と運搬、堆肥の散布について、強力に進めるべきだと思いました。農業振興実践プランの中に、堆肥の生産施設等整備とありますけれども、進行状況は決して目に見えるものではないようになっているように思いますけれども、これを含めてお伺いしたいと思います。
答弁 町長 斉藤繁
3番髙松議員の御質問にお答えいたします。農業が再生可能な産業であるということは、昔から農業が営まれてきたことから、明らかなことだと思いますが、高温少雨、干ばつというのは、雨の災害なども含めて、温暖化の影響なのかどうか分かりませんが、今後、これらの気象条件が厳しくなるのかどうかというのは、注意深く見ていって、行政としても対応していかなければならないのかなと、このように感じております。髙松議員がおっしゃるように、堆肥等の利用も含めて、今後、注意深く気象条件を見るとともに、足腰の強い農業といいますか、それらも含めて対応を将来的に考えていかなければならないと思っています。以上です。
質問 3番 髙松克年
今回、干ばつの被害、粘土地帯というか、重い土のところで、多くやはり被害を受けているのかなというのも散見されましたけれども、ここに白金ダムからの水路というか、地下の埋設水路ですけれども、入っていると思うのですけれども、それを利用してのかん水システムの設置というのは無理な施策なのだろうかどうかというのをお伺いしたいと思うのですけれども。
質問 3番 髙松克年
議長、干ばつの被害から農業を守るということになれば、これらのことも重要なことなのではないか、実際に入っている施設としてあるわけですから、どうでしょうか。
質問 3番 髙松克年
今のダムの利用については、今後、考慮をしてもらえないかというような質問に変えたいと思います。それと、これ、そういうように変えまして、農業から、今回、このような環境下での営農に対して、農業からの離脱を防ぐために、もう一歩踏み込んだ町費の導入など、支援の対策は考えられないのかをお伺いしたいと思います。
答弁 町長 斉藤繁
3番髙松議員の御質問にお答えいたします。白金の水につきましては、どのような利用が可能なのかというのは、今後、検討していく価値は十分あるかと思っております。あと、もっと一歩踏み込んだ農業救済策といいますか、それにつきましては、今回、干ばつ、高温、少雨による干ばつの影響ということで、次年度の営農に影響が出るのであれば、資金的な手当といいますか、利子と保証料、町のほうで施策として利子補給していくということであります。そのほか、もしそれ以外で、来年の営農について影響があるという事象といいますか、そういうものがあれば、今後、町のほうでもしっかり対応していきたいと思っております。以上です。
質問 3番 髙松克年
そういうものも考えていきたいということなので、ぜひ、この後、心配されるのは、種子の問題が起きてくるのかなと思うのですね。それらあたりが高騰したりとかいうことがあったら、それについてもぜひ考慮してほしいというふうに思います。それと、米価の下落なのですけれども、これ、直接干ばつとは関係はありませんけれども……。
質問 3番 髙松克年
価格の低下によるというところは入れてあるので。
質問 3番 髙松克年
水稲がそれに当たるのですけれども、だめですかね。(発言する者あり)
質問 3番 髙松克年
地域農業再生会議の働きにより、水田の転作と水稲作付はバランスがとれた状況にあったと思います。米価の下落は、稲作農家にとっては大きな打撃になってしまっています。豊作基調になるといったことを聞くと、途端に、本来、喜ばなければならないのですけれども、今年は豊作と言われると、すぐ価格の下落が見られました。公益社会法人米穀安定供給確保支援機構は、20年産米の過剰供給抑制のために、37万トンに対しての保管経費に10億円を計上するとしました。しかし、これはニュースとして遅かったように思います。機構は、先ごろ、若干、価格が戻っているということを公表しています。また、これには、ミニマムアクセス米の70万トンは大きなボディブローとなっています。米の減産に対して、北海道農協米対では、飼料米対応としての作付が価格保有等の主体となるとしている。農家の競争力を、産地生産者の主体性に対して、答えは持ち合わせていないとも言っています。このような中で、新しい休耕政策が出され、米作農家は不安をあおられているとともに、厳しい状況になっていますけれども、これをどのように農家が受けとめるか、また、町は受けとめるのか、お伺いしたいと思います。(発言する者あり)
質問 3番 髙松克年
最後の部分で、そういうような状況になっていますけれども、町はその価格の下落に対してどのような対策がとれるか、支援をできるか、お伺いしたいと思います。
答弁 町長 斉藤繁
3番髙松議員の御質問にお答えしたいと思います。― 27 ―米価の下落は、この秋、ありました。それが、コロナの影響で、外食産業を中心に、消費の低迷によるものなのか、一時的なものなのか、コロナが収まれば回復するものなのか、その辺を見極めながら、今日の農業新聞だったかな、マスコミ等でも、いろいろな対策、収支の補助とか、対策をとって、メニューといいますか、そういうものがありますので、それら含めて、今後、どのようなものが適切なのか、検討してまいりたいと思っておりますので、よろしく御理解のほど、よろしくお願いいたします。
質問 3番 髙松克年
それと、価格の低下と飼料作物についてお伺いしたいと思います。酪農、畜産については、堅調に推移していると思っていたのですけれども、残念ながらここへ来て、年度末に生産者に対してイエローカードが出され、本日の新聞によると、冬休みに入り、学校給食の休止により、年度末に全国で5,000万トンの超過が出そうだと。これらによって、酪農家の収入の減少、また、自給飼料の干ばつによる不足は、購入飼料の高騰と相まって、収益の減少へとつながります。自給飼料の確保と、それらの重要性は課題として残るものとなっていますけれども、融資の必要性は、畜産、酪農も同じと思います。他と同様に支援は可能なのかをお伺いいたします。
答弁 町長 斉藤繁
3番髙松議員の御質問にお答えいたします。私も、今朝の新聞、見ました。生乳の廃棄の部分ですが、今後、いろいろな情報がもたらされると思いますので、それらをもって、何が最善かということを、今後、検討してまいりたいと思いますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。
質問 3番 髙松克年
次に、土砂災害の対応に向かっていきたいと思います。先ほどの答弁の中で、盛土に関する規制の対象になる大規模盛土造成地について、面積が3,000平方メートル、3段以上、盛土になる前の地盤の水平面に対する角度が20度以上で、かつ、盛土の高さが3メートルというようなところは、町内においては該当しないということが言われていますけれども、今回、静修のH氏の地先に、埋立量が20万立方と言われる埋立地があるというふうに聞いているのですけれども、これがこの大規模造成の盛土造成地に当たらないのかどうか、お伺いしたいと思います。
答弁 総務課長 宮下正美(総務課長は2022年3月まで)
3番髙松議員からありました、盛土の部分のところにつきまして、私のほうから回答させていただきます。町長が先ほど回答させていただいた中に、大規模盛土造成地という定義があるというところでございますが、基本、こういうところに該当した場合は、届出時に申請して、許可をいただかないとできないというふうになっている制度でございますので、町内にはそういう該当箇所はないということで、私たちのほうは把握をしているところでございますので、今、髙松議員がおっしゃられた箇所も、それに該当しているというふうには、町としては判断していないところであります。以上です。
質問 3番 髙松克年
そのように判断しているということだったのですけれども、(発言する者あり)判断していないということだったのですけれども、その判断材料というのを教えてください。
答弁 総務課長 宮下正美(総務課長は2022年3月まで)
3番髙松議員の、判断のあれですが、いわゆる知事への届出が行われている箇所というふうにはお聞きをしていないので、判断をしていないというふうにお答えさせていただいたところでございます。以上です。
質問 3番 髙松克年
では、それは上富良野の町の所有するというか、町に入っているところではないという意味合いなのでしょうか。(発言する者あり)町の土地ではないというか、町のエリアの中に入っている土地ではないということなのでしょうか。(発言する者あり)
答弁 総務課長 宮下正美(総務課長は2022年3月まで)
3番髙松議員にお答えします。すみません、ちょっともしかしたら誤解をされたかもしれませんが、町内では、先ほど言いました大規模盛土造成地、いわゆる知事の許可の必要な造成が行われた箇所についてはないというふうに判断しているということです。知事の許可が必要だった大規模盛土造成地というものは、町内にはないというふうに確認しているところです。先ほど髙松議員が、静修地区でそういうところがあるぞというふうに言われたので、そこはここでい― 28 ―う盛土造成地ではないというふうに町は判断していますというふうにお答えをさせていただいたので、町有地がどうしたこうしたではなくて、上富良野町内の中にそういう箇所はないというふうに思っているという答えです。
答弁 副町長 佐藤雅喜
3番髙松議員の御質問にお答えしたいと思います。当該の、恐らく髙松議員おっしゃっているのは、北海道が残土を入れているところでないかなと思うのです。先ほど答弁にもありましたけれども、建設残土でどうのこうので、北海道が北海道知事に、いいですかと、やる人は北海道知事だからという話ですね。そういったところについては、そういう届けが、民間の業者ではありませんから、届出しません。それについては、北海道が責任を持ってきちんと基準にのっとった工事を設計、施工しまして、安全対策も北海道が責任を持ってやるということですから、先ほど町長の答弁の中に、北海道等の工事の場合には、その事業者が責任を持ってやりますよという、公共工事の場合には届出が必要ないので、そういったことで、民間の方がやる盛土と、それから、きちんと北海道がやる盛土と、そういった意味では、届出の仕方が違うのだということで御理解を賜れればなと思いますので、よろしくお願いいたします。
質問 3番 髙松克年
そこなのですけれども、埋立地の下流には北30号川というのがあります。そして、その川は江幌完別川に合流するのですけれども、江幌完別川は、ハザードマップによると、1時間雨量が60ミリで洪水氾濫地域が示されています。他の川は1時間当たり100から120ミリとなっていますけれども、洪水に対しては非常に弱い川の上流に当たるということではないかと思うのですけれども、お伺いします。(発言する者あり)
質問 3番 髙松克年
平成31年に、たしか中流部で越水を起こし、護岸工事をした川だと思います。このとき、そういうことがある川の上流部に、いかに道とはいえども、その対応がどのようにできているかは十分に自分も調べてはいませんけれども、実際であれば、やっぱり雨水の処理、流出土砂どめ、沈殿池など、蛇篭なども積んだりして、行っているべきと思うのですけれども、残念ながらそれらは、行ったところで、見えないのですね、今のところ。安全だということからすれば、それはそのようなことなのかもしれないのですけれども、しかし、災害はいつやってきても、我々の判断を待たないことだと思うので、これについて、しっかりした、町でも監視をしてほしいというふうに思います。(発言する者あり)答弁要りません。
質問 3番 髙松克年
続いて、東中の埋立地についてお伺いしたいと思います。実に23年間で38万立方メートル、先ほど言ったところは20万立方メートルを埋め立てると言っているのですけれども、東中の埋立地は38万立方メートルが埋め立てられました。大型ダンプにして実に7万7,000台となる量であります。谷間に、水源の上にこの埋立地はあります。多雨のときには、上部の演習場から雨水が埋立地と川に流れ出るようなところでもあり、28年の大雨のときには、雨水とともに土砂を河川に流し、崩落を起こしている現状にあります。その演習場からの雨水処理について、今回、町も責任をとるとのことですけれども、埋立地途中で既に数週間前に管理道路が崩落をするというようなこともありました。また、上部にため水が生じている。これは本当にそのときにも行ってみましたけれども、周りの側溝をどんどん水が流れるような状況で、上には確実にため水になるというところもあります。そのようなことから、どのくらいの雨量を考えた設計になっているのか、それらについても、先ほどのことから言えば、町はうかがい知ることができないということだと思いますけれども、それらの処理を考えた上でも、また、最終処理と言われていますけれども、処理をしたところの表面水、そこは足を踏み入れられないほどの水たまりがあります。そのままで管理できるのか、お伺いしたいと思います。
答弁 町長 斉藤繁
3番髙松議員の御質問にお答えいたしたいと思います。今後につきましては、令和5年度より植栽を行う予定でありまして、そうすると、今は土だけかもしれませんけれども、草木が表土を覆って、水たまり― 29 ―等は解消できるのかなと考えております。以上です。
質問 3番 髙松克年
実際に夏の間は確かに、今年の干ばつでしたから、水はなかったのですけれども、残念ながら、自分が質問書を出してから、見ていますか、現場を。
答弁 町民生活課長 星野耕司(町民生活課長は2022年3月まで)
3番髙松議員の質問にお答えします。質問書が出てまいりまして、私も現地、12月8日の日に、雪が解けましたので、車で処分場も上がれるようになりましたので、現地確認しまして、演習場との境まではちょっと行けなかったのですけれども、素掘りの側溝がありまして、その先まで行って、木が自生している、あと、演習場のところまでは行けなかったのですけれども、行けるところまで行って、見てきたのですが、水がたまっている状況ではありませんでした。また、下の砂防ダム1号、2号、そちらのほうも車では行けなかったので、歩いて、1号、2号、見てきたところなのですが、沢水につきましては、雪解け水が流れている程度で、実際に豪雨が降ったときに現地を見ないと、どのような状態になっているか確認できませんが、2号のほうにつきましては、ごみとか、以前は流れてきていたのですけれども、行ったところ、ごみもなくて、土砂だけが堆積しているような状態で、ごみ等は流れてきている状態ではなかったのを、現地を確認しております。以上です。
質問 3番 髙松克年
ここにも答弁にもらっているように、平成11年以降、残念なことに、今、課長の言われた砂防のダムについても、1回も土砂上げはしていません。そして、言われるように、1号ダムの上にはすのこがかかっていますけれども、それには落ち葉がいっぱいたまっているというような状況で、これが砂防のダムの機能を果たしているというふうには、残念ながら思えないわけです。というのは、28年の洪水のときに、デボツナイ川、車線の20号ですけれども、あそこで越水をした水が3日間、引かないというような状況になっていて、それで、我々、すぐ土現と言ってしまうのですけれども、管理部のほうでも所長が見に来ていても、3日も引かないのはどうしてだろう。それは、実に上から土砂を持ち込んで、そして次の日から洪水が起きるぐらい河床が上がって、そしてあふれているものですから、それが流れていかないことには、水が引かないような状況だったわけです。それが今でもデボツナイ川の最上流部には残っている。それが堆積している。将来的にも、何かがあれば、上から流してくる土砂が河床を上げて、また、せっかく今、十分に掘って、デボツナイ川も20号までは今までにないような水の引きをしているわけですけれども、それらにまたため込んでいくような形になるのだと思うのですね。それで、町は実際に十分に手当すると言っているわけですから、そういうような一つ一つの細かいことを今後どういうふうにやっていくのか、お伺いしたいと思います。
答弁 町長 斉藤繁
3番髙松議員の御質問にお答えしたいと思います。砂防ダムの土砂ですが、なかなか私も担当の話を聞きまして、一気に、火山の砂防と違って、土砂を流れてくるものをとめるものではなくて、そこで土砂上げをして、完全に土をとめてしまうと、下流は土を持っていかれて、上流から流れてきたので、プラス・マイナスにならないと、砂防ダムの下のほうは、ここで土をとめてしまうと、下流の河床が荒れてしまうので、なかなか難しいのですが、この辺は植栽の後、十分上流のほうから、通常、どのぐらいの土が流れてきて、どのぐらい下に流せば下のデボツナイ川が荒れないのか、その辺も植栽と一緒に考えながら、土砂上げをどのぐらいしたらいいのか、あまりしすぎるとデボツナイも荒れてしまうので、どのぐらいがいいのかを植栽と一緒に今後考えていきたいと思っております。以上です。
質問 3番 髙松克年
それよりは、やはり河川の河床がそのとき上がったのがそのままなわけですから、そこら辺もやっていかないと、今言われたようなことは論理としては成り立たないというふうに思います。それと、過去においてですけれども、28年の年ですけれども、町の係の人が来て、ここの土砂を取り除いてくれという話をしたのですけれども、そのときに、これを云々ということで、もう一晩置かせてくれと言ったのです。一晩置きました。そうしたら、実にコーン畑、見事に流されました。そのときの後の始末なのですけれども、そのとき、あそこの土現が管理していた道路も含めてですけれども、残念ながらその修復のための土、それと、道路の修復― 30 ―のための砂利、それは町は一切入れなかったのです、何日も。どういうことだったのか。そのときに本当に怒りました。そのまま放ったのです。ある意味、自分たちの生活の道路でもあるから、どうしようもないし、でもそれに、例えば、よしんば我々が手配して砂利を入れたところで、誰も何も言ってくれることではないだろうと思って、そのまま置いたのですね。そういう経過にもあるぐらい、町ははっきり言ってあの道路に対しては管理しませんでした、二十何年間。そういう実態があって、自分としては、これはやっぱり一言言っておくべきだなという思いで、今言っています。
質問 3番 髙松克年
だから、今後、道路ではなくて、河川に対して、先ほど言ったようなことは成り立たないと思います。上流部でもたまれば越水するわけですから、ためないことはもちろんのことだけれども、いかにやっぱり流して落とさないか。このまま置いていたら、演習場の部分についても、流し込むことになってくると思います。実際に上でも戦車が走っていますからね。
答弁 副町長 佐藤雅喜
3番髙松議員の御質問にお答えします。過去にいろいろな大雨や何かのときに、いろいろと御迷惑をかけたという御主張もありまして、それらに対して、町の対応はどうなのかということでございます。確かにそういった面で、手の届かない部分、あったやもしれませんので、その辺については大変おわび申し上げたいと思います。一応、残土といいますか、表土も含めて、植生ができるように、今のところ工事が進んでおります。あらゆる天候によって、いろいろな水が出たりということがありますけれども、都度、その状況に応じて、状態が変わるわけですから、そういったときには、できるだけ注意深く対応を図るようなことを検討していく課題とともに、今後、植林、何せ山に戻すことが、一番、土砂流出や何かに対して安定するわけです。ですから、そういったもの、広大な面積がありますから、そういったものを一つ一つ計画、どのようにして植生しながら、下流の部分もどうしたらいいのか、まだはっきりした絵が描けていない状況でございますので、そういったことも含めて、町のほうでしっかりと対応するように、今後、ちゃんと見据えていきたいなというふうに思っておりますので、この間の対応も含めて、御理解をいただきたいと、そのように思いますので、よろしくお願いいたします。