上富良野町議会 令和3年第3回定例会 2021年9月15日
(1)演習場騒音地域の拡大が必要/(2)全小中学校に冷房設備が必要
2021年9月15日、上富良野町議会の一般質問で、髙松克年議員が「演習場騒音地域の拡大が必要」「全小中学校に冷房設備が必要」について質問し、町長 斉藤繁、教育長 服部久和、副町長 石田昭彦、総務課長 宮下正美が答弁しました。
- 質問者
- 髙松克年 議員
- 答弁者
- 町長 斉藤繁、教育長 服部久和、副町長 石田昭彦、総務課長 宮下正美
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 3番 髙松克年
さきに通告しています2項目3点について質問いたします。演習場騒音地域の拡大が必要。2項目め、全小中学校に冷房施設が必要では。1項目めですけれども、演習場の砲撃音が以前より回数とともに大きくなっている。本年7月上旬、8月下旬の砲撃訓練は早朝より夕方まで長時間にわたり、住民の身体、建物に対する騒音・振動は尋常ではなく、許容を超える状況であり、騒音基準値の81デシベルを超えているものと思われる。昨年度も7月22日、これはモニタリングポストの計測ですけれども、492回の砲撃で、79.8デシベルが記録されている。防音事業が決定している地域となっている東中地区(東12線北)以外の旭野地区、日の出地区にも騒音は確実にレベルが上がっていると思われる。1、このような状況の下では、地域住民の生活環境は守られない。防衛の住宅防音工事地域の拡大は必要不可欠というところに来ていると思うが、考えを伺う。2、他の演習場と比較して、住民への騒音による住宅防音工事対応は非常に戸数、金額も小規模となっているが、これらについてもどのように考えているのかを伺う。3、どのような手法で防衛省に上富良野演習場の実態、周辺の状況を伝えているのかをお伺いしたい。冷房についてですけれども、近年、上富良野町の1日の気温が全国・全道的に見ても高い気温が観測されている。特に今年のように真夏日が続き、熱波が続く気象条件から脱することはできない現状に至っている。町内全学校の暑熱対策はどのように行われているか、学習環境が守られているのかをお伺いしたい。2、北海道の2021年3月の学校のクーラーの設置率は、全国最下位4.3%とある。国は、学校施設環境改善交付金制度を設けており、この資金を使っての府県の設置率は非常に高くなっています。この制度を使って早急にでもクーラーの導入を図るべきと思うが、来年度予算に盛り込むことは不可能な状況と言わず、重要課題とすべきと思うが、教育長の考えをお伺いいたします。
答弁 町長 斉藤繁
3番髙松議員の演習場騒音対策に関する3点の御質問にお答えいたします。まず、1点目の住宅防音区域の拡大につきましては、平成24年、住宅防音区域が指定されましたが、長年にわたり自衛隊と演習への深い理解と協力をされてきた演習場周辺地区にあって、一部のみが対象区域に指定され、歴史的なつながりの強い一体感のある協議会単位の地域が分断されたことは課題として受け止めているところであります。また、指定以後の区域指定基準値の見直しと併せて、区域指定の拡大に向けた取組に資することを目的として、当時、常設騒音測定器により経過観測を行っているところであります。砲撃音については、気象状況により音の伝わりの方が変わる性質もあり、日々の状況によっては砲撃音の感じ方も違ってくると推察いたします。町といたしましては、住宅防音区域の拡大や砲撃音評価の見直しなど、地域の実情を踏まえ、関係方面に対し引き続き要望を行ってまいります。次に、2点目の住宅防音工事の対象につきましては、防音区域指定地内の東12線道路より演習場側が対象地区となっております。工事内容等については、公開されていないため把握できませんが、戸数については、本町の指定区域が他の演習場に比べ、指定区域内の戸数が少ないため、戸数工事費が比較的小規模になっているものと捉えております。なお、本町については、指定された住宅については全て施工が完了しております。次に、3点目の防衛省への要望活動につきましては、町としては、上富良野町基地対策協議会として、関係団体とともに、防衛省及び関係国会議員に対し年2回、防衛施設周辺整備対策に関する要望書として、地域との良好な関係維持に向けた区域指定の対応と、砲撃音評価の見直しを要望しております。また、加盟団体である北海道基地協議会及び防衛施設周辺整備全国協議会においても年2回の要望活動を行っております。現在は、コロナ禍にあることから、その感染状況によって上京が難しい場合などは、書面やオンラインによる要望も行っており、実施状況につきましては、これまでの行政報告において御報告させていただいているところでありますが、演習場における砲撃音騒音は全国的な課題でもありますことから、引き続き関係団体と連携して防衛省等に要望してまいりますので、御理解を賜りたいと存じます。
答弁 教育長 服部久和(教育長は2022年3月まで)
3番髙松議員の2項目め、全小中学校への冷房設備に関する2点の御質問― 31 ―に一括してお答えいたします。小中学校の冷房設備につきましては、文部科学省が公表している空調設備設置状況によりますと、北海道の小中学校は、令和2年9月1日現在、普通教室の設置率は4.3%となっております。地球温暖化による環境変化などにより、寒冷地と言われている北海道においても、今年は30度を超える真夏日が続くなど、平均気温も上がっており、本町におきましても、夏休み期間中に37.5度の最高気温を記録するなど、厳しい暑さでありました。本町の各小中学校における暑さ対策としましては、大型の扇風機を教室に、冷風機を廊下に配置するなどの対応を図っているところです。また、この間、児童・生徒の熱中症対策として、水筒の持参や、必要に応じて授業中に水分補給をするなど、体調管理に配慮してきたところであります。結果として、児童・生徒が熱中症になることはなく、無事、夏を終えることができたところであります。このようなことから、今後におきましても引き続き熱中症の予防に取り組むとともに、冷房設備の設置につきましては、今後の気象状況や町の財政状況を勘案しながら、必要に応じて検討してまいりますので、御理解を賜りたいと存じます。
再質問 3番 髙松克年
第1項目めから再質問したいと思います。答弁に、地域の分断が問題であり、課題と考えると書かれていますけれども、現状をどう見るかに係っているのではないかと思います。令和2年の砲撃演習日数は62日となっています。その中で、モニタリングの数値は81デシベルに近い70デシベル以上の日数は13日となっています。昨今の特徴としては、日曜日の割合が20%近い日数を含んでいます。モニタリングポストは、騒音測定地域よりも外側にあるところにあり、そこでの測定値が、先ほど言いました、昨年度においては81デシベルに近い数字が記録されています。以上のことから考えると、騒音指定地域、住宅防音地域の指定の根拠が合理性を欠くことになっているというふうに思います。地域の住民の人たちは、過去の経験から、これについての正当性、合理性がないことを認識していると思いますけれども、どのように考えるか。また、砲の発射位置、着弾位置からモニタリングポストまでの距離で円を描いたとすると、現在の指定地以外にも地域は自然拡大されます。このようなことから、指定地域のラインは、現在のような直線的に12線の北側というふうに言いますけれども、12線と並んでというような言い方になっていますけれども、これはこれでは済まず、必ず拡大するというふうに思いますが、これについてもどう考えるか、お伺いしたいと思います。2点について。
答弁 副町長 石田昭彦(副町長は2021年9月まで)
3番髙松議員の御質問に、事務的な部分もありますので、お答えをさせていただこうかと思いますけれども、まず、防音指定地域につきましては、国の一定のルールに基づいてそれぞれ指定されておりますけれども、北海道においては、平成11年に矢臼別演習場が対象区域になって、平成24年の改編によって、北大演上富良野演習場、それから然別演習場についてもそれらの指定がなされたと記憶しておりますけれども、どこの演習場も全国同じ基準で、同じ調査に基づいてされております。モニタリングポストにつきましても、上富良野町につきましては、議員御承知のように東中の浄水場の敷地内に設置して、常に常時観測してございますが、それぞれ道内の演習場についても、それぞれのところについております。例えば、ちょうど上富良野の演習場であれば、指定区域のライン上といいますか、ラインからちょっと外れた辺り、当然81デシベル以上から84デシベルのところについてがB指定、それ以上はA指定とか、89デシベル以上の地域になれば、それは退去についても対応になるような、そういう制度になっているかと思いますけれども、例えば北大演についても、北大演は、ちょうど恵庭市の市街地の中にモニタリングポストがあります。当然かなり、北大演があって、島松と北恵庭と南恵庭に駐屯地があって、北恵庭の駐屯地の辺りもすぐ市街地であります。その外側にモニタリングポストがあって、計測をしておりますので、多くの市街地が対象になっているという実態にありますけれども、上富良野駐屯地が何か特別な形でモニタリングポストがそういう場所にあったりとか、そういうことではございませんので、そこはぜひ御理解をいただきたいと思います。二つ目、どういう質問だったか、ちょっと記憶になかったのですけれども、質問の内容が分かれば、事務的なことであれば総務課長からお答えさせますが、もう一度質問の内容をお知らせいただければと思います。
再質問 3番 髙松克年
今言われたのは、上富の現― 32 ―状というのではなくて、僕も恵庭とか矢臼別の地図も見ていますけれども、どこの地域もやはりそういうようなことで、直線的に上富みたいに区切ってはいないのです。それはどういうことかというと、先ほど言われたように、モニタリングポストの置いてある位置、そして、そこからどういうふうに測っているかによると思うのです。砲撃音というのは、先ほど僕も言ったと思うのですけれども、発射音と着弾音、それらも観測するし、小銃などの小機関というのですか、そういうものも測定しているわけです。その中から大きな砲弾の発射音とか着弾音を取るときに、当然そこからただ単に直線的に着弾から来るだけのものではなくて、そこまで音が聞こえているということは、そこから発生している音がどういうふうに広がるかということを測定するという意味だと思うのです。そういう意味で、ただ単に点だけでラインを引くようなやり方は、そもそも平成24年の決定時において、どのようなことに上富良野の町が関わってきたか。そして、先ほど町長が言われるように、なぜそれが問題となるか、分断をされたということを住民の人たちが考えたと。気がつかないうちにラインを引いて、決めていったのは誰なのかという話なのです。もちろんそれは防衛が測ったと言いますけれども、演習場の中でその地域を決めたか、町は知らされているのでしょうかということなのです。それもあります。それを聞いたのです、今。以前に聞いたときにも、上富の町でも音は聞こえると、当たり前です、それは。でもあの地域、以前に大森さんが書いているように、地域の人にどうやって町は説得させた、それをのませたという言い方はおかしいけれども、今の時代でいえば、そういうことになるのかもしれないのですけれども、そういうことがあったかということをきっちり書いている実態があるのです。ですから、今聞いているのは、なぜ俺が2回言わなければならないのかと思うのです。それが地域の人たちはもう分かっていて、そしてそれに対して何も言えない状況があるのではないかと。それのいい例が、以前にうちらのところで懇親会を持ったときに、ここの施設隊の隊長が入れ代わったときに来て話をしてくれたときに、開口一番、上富良野の演習場は非常に使い勝手がいいと。我々も安心していられるというようなことを言ったときに、地域の人たちが何と言ったか、副町長は知っていると思うのです。そのときに総務課長で来ていた。そういうことがあるから、今また質問をしているわけです、しつこくという感じで。それをどうやって認めていくか、認めてもらうか。先ほど同僚議員が言ったように、既に、中期防の中でも言っているとおり、重要なポイントとして上富の演習場があるということは、ある意味自分も認識できています。けれども、同じ町民の中で、それによって本当に心痛めていても発言できないというようなことがあるとすれば、それは少しおかしいのではないか、違うのではない。そこからの質問です。
答弁 副町長 石田昭彦(副町長は2021年9月まで)
3番髙松議員の御諮問ですけれども、防音区域の指定については町が関わっているものではありませんので、基本的に全国一律の基準に基づいて、それぞれ指定地域が線引きされている実態にあります。そのような中で、町が、斉藤町長もそうでありますけれども、常々、これまでも防音指定の中では、一定の数値で基準になっておりますけれども、この地域が一体的な協議会として、この演習場の周辺地域として、これまでも演習等についても深い御理解や、そういうことをいただいて、大変うるさい環境の中でも生活をしておられる実態にあります。そういうエリアの中で、こういうふうにラインがあると、こっちの住宅はいいけれども、こっちの人はというふうに、これまでずっと歴史的に地域一体となって生活をしてきた経過にありますので、こういう部分については、そういう単純な、例えば80デシベルという数値だけの問題ではなくて、そういう地域一体的な指定等もできないのかということをこれまでも強く要望しているということでありますので、そこはぜひ御理解をいただければと思います。
再質問 3番 髙松克年
それについて、きちっと防衛のほうも国会の答弁で答えているところがあるのです。平成28年に演習場周辺において、現在、モニタリングポストを置き、騒音の拡大音レベル、時刻等を記録しています。これらの測定でデータから、1日の間に発生する各種別、砲弾種別、発射位置及び着弾位置別騒音を算出して、その結果、6デン(これは、31デシベルを決めるに当たって防衛がつくった騒音と圧力を足してできた数字です)以上の地域内の住宅が所在することが判明した場合は、住宅防音工事対象地区とし、それを認めているということが、平成28年の国会答弁の中にあるわけです。それが果たしてこの地域で認められているかどうかということも含めて、やはりしっかりとした検証をしなくてはいけないのではないかと。住んでいるのは町民で、町以外の人が地域に住んでいるというように思っているのかどうかも含めてですけれども、その辺しっかり考えていただかない― 33 ―と困るというふうに思うわけです。どういうふうに考えるか、お伺いします。
答弁 総務課長 宮下正美(総務課長は2022年3月まで)
3番髙松議員からありました演習場の騒音測定の直近の状況というところで、私のほうからお答えさせていただきたいと思います。町長につきましては、昨年の年末から就任ということで、それ以前のことはなかなか、知識としては何となく聞いていますが、実際には当たっておりませんので私のほうからお答えさせていただきたいと思いますが、私も今ありました平成28年のときの国会答弁というのは、具体的には知っていないところでございますが、それ以降この立場になりまして、演習場の騒音測定の関係につきましても携わってきたところでございます。この間、周辺地域の中での会合にも行かせていただいた中で地域の声というのも聞かせていただきましたし、今回決まりました住宅防音の設置の経過についても、一応内部的な資料も見たところでございます。その中で、設置されてからこれまであった課題等々につきましては、最初の町長の答弁の中でもお答えさせていただきましたが、やはり地域の中に、いわゆる分断されたというのが、まず一つの課題として今でもあるなというふうに、これは町としてもあります。そのときなぜ12号線を真っすぐ引かれたのだという思いも確かにあるかと思うのですけれども、ただ、それについては、実際に線は真っすぐではありませんが、測定した結果に基づいて、その時点でマックス広げられるのはそこの道路だろうということで、実際には引かれた結果で、対象になった方とならない方が生まれてしまった。それは、その時点でそれをよしとしないと指定されませんので、その時点としては、地域の皆さんと町も含めて、今の時点ではこれで行こうということで確認をして、制度が進んだのだというふうに思っていますので。ただ、そのときにあった課題というのは、今でも内部的にはありますので、ぜひ今の要望の中でも、基準を変えてもらわないと全体的には変わりません。それは大原則なのですけれども、それと一緒に、それの基になっているものについては、上富の事情として、ある部分については、それは本心として町長の言葉の中から、要望としてやっていかないと、なかなか基準を変えるのは、うちだけではないですし、1メートルずらしただけでとんでもないことになりますので、そこら辺というのは難しいのですけれども、過去の経過を踏まえながら、町長にもこれから地域の基準を下げる、あるいは拡大を目指すという取組についてはやっていただきたいと思っておりますので、御理解いただきたいと思います。以上です。
再質問 3番 髙松克年
それを受けて、ぜひ演習場周辺の騒音に対しての防衛施設補助というか補償というか、住宅を改装するということを拡大することをぜひお願いしてほしいと思います。それで、次に移りますけれども、防衛の防音工事の実態というか、実際について、これはちょうど上富良野が平成24年に指定されて、平成26年の古い資料しかないのですけれども、残念なことに非常に防音に対しての金額、戸数、それらが低い。防音工事は、その当時、平成26年ですけれども、3戸、金額にして2,697万円。北海道大演習場244戸、18億9,900万円、矢臼別429戸、41億3,129万円、これぐらいの差があるわけです。北海道で3番目の演習場で、しかも今やっている演習は本当に大きいものです、昔より、音といい。先ほど言った2回の例を挙げても、地域の人たちにしたら。そういう中でどういうことが起きてくるか。本当にこれで生活環境が守られるのだろうか、ここにいて暮らして、例えば難聴になるのではないかと心配するお年寄りもいます。現実の問題として。そういうところまで入ってきていることに対して、やはり町がアクションを起こさない限り、このことを我々住民がどうこうできるという、町民がどうこうできるということではないということなのだと思います。どうでしょう、それについてどう考えたら。
答弁 町長 斉藤繁
3番髙松議員の御質問にお答えいたします。矢臼別、それと北海道大演習場と比べて、上富良野の演習場というのは、東側は国立公園で、ほとんど半分以上向こう側は人が住んでおりませんので、ほかの矢臼別ですと、極端な話、周りぐるっと住宅がありますので、対象の戸数が多くなったり金額が多くなったりするのは、これは上富良野と比べて、そういう条件であるので仕方ないかなと。特に上富良野は演習場は、同じ基準でやっていますので、何か別の意図があるとか、そういうことはないと思います。以上です。
再質問 3番 髙松克年
それと、この中でちょっと間違いがあるので、全戸がやられているというふう― 34 ―に、指定されたところはやられているというふうに書いてありますけれども、残念ながら全戸ではありません。それと、なぜ少ないかというのは、先ほど言ったように、平成24年度当時、測ったところがどういうところで、どうしたかも我々住民はもちろんのこと、協議会の人たちも分かっていないのではないかというふうに思うわけです。次に行きますけれども、先ほど同僚議員も中期防のことについてお話しされていましたけれども、中期防の中に、地域コミュニティーとの連携をするという欄に「住宅防音事業のさらなる促進を含め、防衛施設周辺対策事業の推進。部隊配備は、訓練方法等に当たっては、地元の情勢に応じたきめ細やかな地元調整が必要。地方公共団体、警察・消防機関との連携を密に。地方経済に寄与するような各種施策の推進」とあります。このようなことが防衛でもうたっているときに、本当にこのままで上富良野の演習場はいいのか、このまま使いやすい、本当に、言ったらあれだけれども、何も起こさない、何も言わない、何も要求しない演習場でいいのかどうかということが問われるのではないかと思っています。防衛の中でもこういうことをしっかりうたっている時代になったということでしょう。変わったということです。それについてはどう思いますか。
答弁 町長 斉藤繁
3番髙松議員の御質問にお答えしたいと思います。町といたしましても、周辺住民の声を防衛省なり関係機関にしっかりと届けておりまして、何も要求しない、何も言わない、そういう演習場ではないと。もちろん使いやすいような演習場、全国的に見てもそういうふうな演習場ではありますが、周りの住民の方にはしっかりと、先ほどの防音を含めて、その辺の要求はしっかり届けているつもりです。以上です。
再質問 3番 髙松克年
今言われたとおり、我々も期待したいと思いますし、ある意味、騒音のモニタリングポストにおいても、もう既に超えているような状況があるということを認識して、ぜひ区域の見直しをお願いしたいと思います。先ほど言われたように、微妙なところで止まっている部分もあります。そして、それをどうこう言われるのが嫌だから地域でも手を挙げない人もいます。そういう実態を見て事を起こしていかなければ駄目なのではないかと思います。ぜひ町長の交渉手腕に委ねたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。続いて、学校の冷房について質問したいと思います。現在、学校で冷風機なるものを今年導入されたのですね。それで、東中は全く一番暑いときには使えなかったような状況だったのですけれども、そんな中で、うちにも孫がいますから、どうかという話をしたら、5年生なのである程度認識できるかと思うのですけれども、残念ながら冷風機を使っても一番奥の三つの教室までは届かないと。どうなのかと言ったら、近くの教室では音も聞こえると。いたずらなんかしていると聞き漏らしてしまうというか、先生の言うことを聞いていないで、お目玉もらうようなこともあるみたいな話もしていました。そういうようなことで、快適な方法とは言えないのではないか。教室に近いとやはり機械音が耳障り、送風機の能力にも限界があると思われ、実験的段階としてはよいとは思うのですけれども、これで将来もやっていくということになると、非常に寂しいものがあるというふうに思っています。その点についてはどうでしょうか。
答弁 教育長 服部久和(教育長は2022年3月まで)
3番髙松議員の御質問にお答えしたいと思います。先ほどの答弁でもさせていただいたように、今後の気象条件、町の財政状況を含めて、そのときが来たら検討させていただきますというお答えをさせていただきました。いわゆる今年は非常に暑かったなと。ここにいらっしゃる皆さん誰しもが異常な暑さだったと。さて、来年はどうなのだろうという部分も当然あります。冷風機、昨年導入したわけですけれども、コロナの関係で夏休みも去年は長くしたのです。10日間。したがって、そのために冷風機を中学校に入れよう、こっちにも入れようということで対応していまして、今、冷風機、本当に音もうるさいし、遠くなると効果がないというのもおっしゃるとおりであります。ただ、近くにいると温度が2度ほど下がります。熱中症の場合、1度、2度が大きな役割を果たすと思っていまして、応急的な対応として使わせていただいているということを御理解いただきたいと思いますし、本当に子どもたちの学習環境を守るという観点での御質問をいただいたことは大変有り難く思います。ただ、北海道の全体の中で、まだ冷房というものは一般的ではないという評価もされています。それはなぜかと申し上げますと、やはり北海道は、温度は高いけれども湿度が低いということで、午前中は比較的問題なく過ごしているというのも現状であります。ただ、午後からについては温度が高くなるという実態があります。― 35 ―うちの町の特性として、ほかの町は1時、2時がピークになります。うちの町は、盆地の形状なのか、それより遅い時間になるのです。したがって、学校もおおむね終わる時間に当たっているというラッキーさもあるのです。ただ、今後の気象条件だとか北海道の夏の厳しさを、これから様子を見て、その必要性が出たときにしっかりと対応していくということなのかと考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。
再質問 3番 髙松克年
今言っていることは最もなことだだなと思うところもあるのですけれども、国では、学校施設環境改善交付金というのを設けていて、空調設置工事にも、大規模改造まで400万円から2億円という金をつけますと。そして、基本的には3分の1の助成なのですけれども、過疎適用の場合は55%になります。ちょっと縛りがあるのですけれども、それがあるので、ぜひそういうものを使ってでも、財政力がどうのこうの、このまま行ったら財政力、上富はよくなりますか。早くやって子どもたちに環境のいいところで勉強してもらうということにもお金をかける必要があるのではないか。資金がないということは、ここへ来ては理由にはできないのではないかと思うのですけれども、どうでしょうか。
答弁 教育長 服部久和(教育長は2022年3月まで)
3番髙松議員の御質問にお答えしたいと思います。そのときが来たときには、お金がないからどうのこうので、つけるとかつけないとかという判断はしません。私の考え方ですけれども、必要なものは、お金がかかってもやらなければならないと思うのです。北海道内でついていないということは、必要性がまだ低いというふうな評価だと思っています。クーラーはつけなくても、夏休みを長くするとか、いろいろな方法がまだあると思います。そういう中で、それも駄目だったときにどうするか、お金があろうとなかろうと、やってしまおうと、そのときは皆さんも賛成と言っていただけるのではないかと思っています。やはり経済性というのも非常に、設置するのにお金は、財政措置のあるものを使えば、それほどではないと思います。ただ、クーラーをつけると電気代、掃除をきれいにしないとウイルスが飛んで歩くだとか、いろいろな問題もありますので、そういう部分で、必要なときにはしっかり検討するということで、御理解をいただきたいと思います。
再質問 3番 髙松克年
そのことを百歩譲ったとして、今の現状の中で、学校の環境というか、それをどういうふうに守っていくかというのは、ちょっと調べたところによると、学校保健安全法に基づく、学校環境衛生基準というのがあるのですけれども、これで言っている温度というのはどれぐらいのところを指しているのか、また、湿度、換気の能力というか、そういうものについても規定されているというふうに書いてあるのですけれども、どういう数字になっているのか。また、ここでは騒音というのもありまして、これでは50デシベルで、窓を閉じている場合というようなことがあるのですけれども、今の状況の中で、学校の基準というのは、今言ったような換気の問題とか温度の設定とか、総体的な湿度とか、そういうものに対しての調査というか、そういうものは日々やられているのかどうか、お伺いしたいと思います。
答弁 教育長 服部久和(教育長は2022年3月まで)
3番髙松議員の御質問に、通告外だと思います。一応私たち調べてきます。通告内のものは調べてくるのですけれども、通告外のものは、データ的なものは私は持っていませんので、申し訳ないですけれども、お答えできないというより、データを持っていないということで、回答させていただきます。
再質問 3番 髙松克年
分かりました。以上で質問を終わります。