上富良野町議会 平成30年第4回定例会 2018年12月12日
(1)今後の気象災害に対する町の対策は/(2)河川、道路、橋、側溝等、公共施設の改修・修理の目安である優先順位の決め方について
2018年12月12日、上富良野町議会の一般質問で、中瀬実議員が「今後の気象災害に対する町の対策は」「河川、道路、橋、側溝等、公共施設の改修・修理の目安である優先順位の決め方について」について質問し、町長 向山富夫、農業振興課長 狩野寿志、建設水道課長 佐藤清が答弁しました。
- 質問者
- 中瀬実 議員
- 答弁者
- 町長 向山富夫、農業振興課長 狩野寿志、建設水道課長 佐藤清
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
会議録の目次ではこの議員の件名が 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の表記です。
質問 12番 中瀬実
私は、さきに通告しております2点、町長にお伺いしたいと思います。今年度の気象災害に対する町の対策についてお伺いいたします。まず1点目は、上富良野町の今年度の異常気象による農業部門の被害総額は幾らぐらいになる見込みか。2番目、これらの被害に対する支援対策は。それから3番目は、JAとは別に町独自の支援策は。この3点について、まずお伺いします。2項目めは、河川、道路、橋、側溝等々の公共施設等の改修、修理の目安である優先順位の決め方についてお伺いします。町は、今後ますますインフラ整備に多額の投資をしていかなければならないと思いますけれども、町民生活の中で不便と感じるところは、早急に対策をしなければならないと思います。1点目、誰が優先順位を決めるのか。2番目、何をもって優先順位を決めるのか。ルールがあるのであれば、例えば道路の町道の場合、2番目、橋の場合、それから河川の場合、4番目は建物の公共施設の場合、これらの点での優先順位についての考えを伺いたいと思います。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
おはようございます。12番中瀬議員の2項目についての御質問にお答えさせていただきます。まず、1項目めの今年度の気象災害に対する町の対策に関する3点の御質問にお答えいたします。ことしは、融雪が早く、耕起作業や播種作業が順調に進み、出来秋を期待していたところでありますが、6月以降の日照不足や低温などにより、米麦、豆類、スイートコーン、てん菜、カボチャなど作物全般に生育不良が見られ、その後の長雨により圃場が乾かないことなどにより、適期防除にも支障を来し、さらに、その後は一転して高温状況となり、根腐れなど高温障害を受け、バレイショ、てん菜、豆類、タマネギなど多くの作物に被害が発生した状況にあります。1点目の今年度の農業部門の被害額についてでありますが、特に米麦やカボチャなどの野菜類、さらにてん菜の被害が大きく、まだ最終的な収量の把握はできておりませんが、現段階での農作物被害見込額としては、約5億9,000万円程度と推計しているところであります。次に、2点目と3点目の町の支援対策につきましては、関連がございますので、あわせてお答えさせていただきます。現在、JAふらのでは、来年の3月までを受け付け期間として、低利の融資資金である農業経営緊急支援資金の対応を既に実施しており、町といたしましては、それらに対する利息と保証料について支援を講じてまいりたいと考えております。また、中山間事業で行っております農地災害減災対策事業や排水対策事業によりまして、小規模な土地改良事業が行われております。これらにより表土の流出防止や排水促進等の一定の効果が出ており、― 46 ―被災軽減につながるものと思われることから、引き続き事業を継続し、来年の営農活動に支障が生じないよう取り組んでまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。次に、2項目めの公共施設の改修等に関する2点の御質問につきましては、関連がありますので、あわせてお答えさせていただきます。まず、町では、道路、河川等において日常の維持補修については、町民生活に支障を来さないように適時対応しており、改修等における優先順位の考え方につきましては、まず、道路におきましては、毎年現況調査を行い、さらに春先の土のう設置数やクラック、凹凸などの調査を行い、その評価結果を分析した上で、健全度などにより順位を決めて整備を行っております。次に、橋梁におきましては、橋梁長寿命化修繕事業により近接目視調査及び診断を行い、判定基準により健全度の低い橋梁から計画的に修繕を行っているところであります。次に、河川におきましては、国の普通河川に対する整備補助制度がないことから、大雨などにより被害が発生した場合は、公共施設災害復旧事業や単独災害復旧事業により整備を進めております。なお、現在、これまでに行いました大雨等による被害箇所や今後被害の発生が予想される箇所の調査をもとに河川整備計画を策定中であり、今後はこれらの計画に基づいて整備を図ってまいりたいと考えております。次に、公共施設の建物につきましては、建設からの経過年数や劣化状況及び建築基準を満たしているかなどを総合的に判断し、庁内で調整を図り、適時整備を行っているところであります。なお、組織としての最終的な判断につきましては、町長において行っております。以上でございます。
質問 12番 中瀬実
今、質問に対する答弁をいただきましたけれども、まず最初に、今年度のいわゆる農業気象災害、これによる被害が、非常に今までにない被害が出ているということは、町長も当然認識はされていると思いますけれども、このような形の気象災害というのは、私も五十五、六年、農家をやっていますけれども、経験はしたことがありません。被害があったとしても、特定の作物が悪くても、ほかの作物がある程度カバーをしてくれる、そういったような形での被害があったわけで、ことしのような形での全作物がほとんど余りよくないといったような被害は、本当に私も経験がないわけですけれども、ことしのような気象災害による農業被害がこれだけ多く出たことに対しての町長の考えをまず先に伺っておきたい。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
12番中瀬議員の今年度におきます農業の被害等についての私の考え方についてお答えさせていただきますが、これまで、私も同じ農業者として50年近く営農活動してまいりましたけれども、どちらかというと、今までですと寒冷時における農業被害が、この北海道においては顕在化していたということに対して備えてきた、品種改良も含めまして、地力増進等を通じて、冷害に対する備えは一定程度確立されてきたのかなと理解しております。しかし、ここ近年の被害傾向を見ますと、ゲリラ豪雨あるいは長期の降雨、さらには異常高温といったような今までにないパターンの被害傾向だなということで、それらに対する技術的な品種改良、あるいは、これまで寒冷地作物と言われていたようなものは、果たして今、そういうことに適応する気象条件になっているかというような、これまで想定していたような形の農業被害でないというふうに推移してきていると思います。今後におきましては、これらの現状に合わせた被害軽減対策を講じていく必要に迫られるのかなと。とりわけ、共通して私なりに言えるなと理解しておりますのは、やはり圃場の条件整備と排水対策、これに尽きるのではないかなというような感じを今抱いているところでございます。
質問 12番 中瀬実
9月の定例会のときに、町長はたまたま入院をされていまして、そのときに同僚議員もことしのこういう異常気象に対しての町の支援はどうなるのだということの質問をされております。そのときの被害総額で報告されたのは、今よりも1億3,000万円ほど少ない金額だったわけですけれども、今、答弁をいただいた中では、今の段階で5億9,000万円ぐらいの被害総額になるということですけれども、これらの被害総額に対する、現時点で、先ほど利子補給、それから保証料については支援を行っていきたいという答弁をいただきました。恐らく現時点では、まだ借入金額は確定をしていないと思いますから、多分、保証料だとか利息についてはわからないと思います。でも、この保証料と、それから利息については、今までも町で助成をしております。その前の平成26年でしたかね、そのときもやっていますよね。そのときの借り入れ金額に対する保証料と利息は幾らぐらいになっているか、わかりますか。― 47 ―
答弁 農業振興課長 狩野寿志(農業振興課長は2020年3月まで)
ただいまの12番中瀬議員の御質問にお答えしたいと思います。過去に利子補給のほうの助成を行いました。平成21年には24件の5,200万円の融資額、22年には58件で2億3,300万円、23年が30件、7,300万円の融資がありまして、それの利子補給等を行っております。毎年変わっていくところもございますけれども、本年度の助成額で話しますと、平成22年度に対しまして、本年度は61万3,000円、平成23年につきましては26万円の助成を行っているところでございます。約10年ぐらいありますので、22年ですと600万円ぐらい、21年ですと約230万円ぐらいの利息補塡になるのかなというふうに思っております。利息と保証料と込んでの金額になってございます。以上です。
質問 12番 中瀬実
今、ことしの分については、まだ恐らく借り入れ金額がわからないので、今までの借り入れ金額に対しての利息と保証料について話を聞かせていただきましたけれども、今の現時点で、JAのほうでの借り入れ金額はどれぐらいになるかということを把握はしていますか。
答弁 農業振興課長 狩野寿志(農業振興課長は2020年3月まで)
ただいま12番中瀬議員の御質問にお答えしたいと思います。現在、先週の7日の日の時点で、24件、1億2,000万円の融資額の申し込みがあると調査しております。以上です。
質問 12番 中瀬実
今の時点で1億2,000万円の借り入れ希望があるということで、これよりふえるか、減ることはないと思いますけれども、これぐらいの金額ベースで利息、保証料、これらを、今までの例からいって計算すると、例えば今の1億2,000万円ベースで計算したときに、利息と保証料は幾らぐらいになると思いますか。
答弁 農業振興課長 狩野寿志(農業振興課長は2020年3月まで)
ただいまの12番中瀬議員の御質問にお答えしたいと思います。借りる方は5年から10年と、結構いろいろな方がいらっしゃいますが、推計で計算したところ、10年間で約450万円の助成になるかなというふうに推計しております。以上です。
質問 12番 中瀬実
先ほど聞いた金額というのは、単年度の金額ですか。先ほど聞いたのは、利息、それから保証料が61万3,000円とか26万円とかって言われましたよね。それというのは、単年度のいわゆる保証料と利息なのですか。
答弁 農業振興課長 狩野寿志(農業振興課長は2020年3月まで)
ただいま12番中瀬議員の御質問にお答えしたいと思います。先ほど申しました61万3,000円というのは、単年度の助成になります。10年間の分につきましては債務負担行為で、今ちょっと資料がございませんので、後ほど資料のほうを提出させていただきたいと思います。以上です。答弁させていただきます。失礼しました。
質問 12番 中瀬実
私は、自分の耳を疑ったのですけれども、先ほど答弁いただいた61万3,000円と26万円という話、私、聞きましたけれども、それってどうなのですか。
質問 12番 中瀬実
町長からの答弁をいただいたときに、いわゆることしのような災害に対して、先ほどから言っております利息と保証料の支援はしていきたいという答弁をいただいております。その次に、中山間事業等々で排水対策だとか小規模な土地改良事業を行って、災害に対する支援をしていきたいという答弁をいただきました。でも、冒頭から私が言っておりますとおり、ことしの災害、この被害というのは、過去にないような被害だと思います。そんな中で、利子補給とか、例えば保証料、それから小規模な土地改良事業というのは、その事業をやらなければ、その恩恵を受けられないわけですよ。基本的には。お金を借りなければ利息とか保証料のあれも受けられない。そして、土地改良事業も、土地改良事業に取り組まなければ、その恩恵を受けられないのです。だから、私はこの際、言わせていただきたいのは、農家にとっては今までにない被害を受けているわけです。ですから、町として、いわゆる農家の方々に、何とか薄くても広く支援をする方法はないのかということをまず町長に伺いたかったわけですよ。そこら辺の考えはどうでしょうか。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
12番中瀬議員の、ことしにおきます農業の減収についての対応についての御質問にお答えさせていただきますが、現在、仮の数値として押さえております、先ほど申し上げました― 48 ―被害の想定額、5億9,000万円程度と申し上げました。これは直接作物の販売にかかわります減収額というような押さえ方をしておりまして、今後、農家の経営体としての収支に関しましては、御案内のように、今後、減収に伴います共済制度がきいてきますので、共済金による補塡、さらに、今、御案内のように、作物の構成形態というのが以前と変わっておりまして、品物の価格は、特に国際化をにらんだ政策になっておりまして、非常に低額になっております。今後、各作物に対しまして、交付金等が億単位で農家の皆さん方に交付されること等を考えると、先ほど課長のほうから現在の融資申し込みの状況をお知らせさせていただきましたが、200数十戸の農業者の中において、現在24件の融資申し込みという状況を考えますと、農業者の体力が一定程度できてきているのかなというふうに理解をするところでございまして、特に、今、農業振興課につきましては、農協の中に事務所を持っておりまして、農業者の生の声が毎日聞こえる環境にございます。そういう中で、とりわけ緊急的に経営支援につながるよう要望等が寄せられているというような状況も、また支所からも伺っておりませんし、今後もしそういうような状況があるものだといたしますと、それに対応したことを検討することになろうかと思いますが、現状においては、そういうふうな状況が感じられる状況ではないということで理解しているところでございます。
質問 12番 中瀬実
今後においては、いわゆる国からの助成金というか、いろいろなものが入ってくるのはわかっております。それから、共済金については、3年前のときには、年内の早期支払いがされたのです。ところが、ことしについては、共済組合に問い合わせてみましたら、ことしはそういうことはしませんという回答でした。ですから、年内に共済金が入る作物と年明けに入る作物とがあるということは、基本的には、お金は間違いなく入ってくるのだけれども、その間のいわゆるつなぎ資金がありますよね。そのつなぎ資金を借りたときに、つなぎ資金に対しても、それは対象にはならないということですね。今の利息とか何かについては。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
12番中瀬議員の御質問にお答えいたします。つなぎ的に融資を受けたものについては、制度上、対応する制度でございませんので、今のところ、それらに対する助成というものは想定していないところでございます。
質問 12番 中瀬実
農業に限らず、町長は町の中の全ての業種に対して、いろいろなところに光を当てなければならないということでのやりくりをするわけですから、農業部門だけをどうのこうのとは私は余り言いたくありませんけれども、でも、上富良野町の第1次産業は農業、これはもう間違いのない事実でありますし、農業者が1人、2人減ることによって、この町の第1次産業の人たちが減っていく。これは非常にこれから大変なことが起きると思いますので、何とか一人でも脱落者が出ないような形の支援策をしていただきたいというのが私のお願いでありますし、それから、例えば、先ほどからも言っていますけれども、答弁をいただいた以外の支援は余り考えていないということでありましたけれども、何とか考えてほしいのは、一般的に我々営農する段階で、各農家が皆さん必ず肥料は使っています。先ほど最後のところに、来年度の営農に支障がないように取り組んでまいりたいと考えておりますというふうな答弁をいただきました。来年度の営農に差し支える部分というのは、一番先に立つのは、やっぱり営農に一番影響するのは肥料代とか種子代とか農薬代とか、そういったものが一番先に投資をしていかなければならない。そういったものに対して何とか少しでも、こういう年ですから、考える余地はないのかなということをちょっとお伺いします。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
12番中瀬議員の御質問にお答えさせていただきますが、ただいま御質問いただきましたような来年の営農に支障を来すというような、そういう客観情勢が判断され、あるいはそういったような声が寄せられてくるような状況を迎えたときには、必要な対策を講じることは検討していく必要があると思いますが、現時点におきまして、そういうような状況にあるというような判断にまだ至っていないところでございまして、今後、年末が迫る、あるいは年が明けて営農準備が始まるというような段階の中で、そういう状況がもし生まれてくるといたしますと、また検討の対象になるのかなということは想定いたしますが、現時点ではそういう状況にないというふうに理解しているところでございます。
質問 12番 中瀬実
町長も御存じのとおり、今、ふらの農協は組勘制度がなくなりました。組勘制度がなくなったということは、もとは12月さえ乗り切れば何とかなるという時代もあったのですよ。ところが、最近は、自分の経営は自分で何とか― 49 ―頑張ってやらなければならないという状況になってきている。これは悪いことでなくて、いいことなのですけれども。それを逆に言うと、年は越せたのだけれども、資金ショートしてしまうということも考えられるわけですよね。そういったことでの営農が続けられなくなる場合もあるかもしれない。だから、そういった部分での支援があってもいいのかなというふうに思っているのですけれども、今の答弁からいくと、そういったことには余り考えていないのだということですけれども、再度お伺いしますけれども、ここら辺も考える気はないということですか。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
12番中瀬議員の御質問にお答えいたします。これまでの答弁と重複する部分もあろうかと思いますが、ことしの決算、さらには来年に向けての営農準備等、そういったものを総合的に各経営体の農家の皆さん方が組み立てた中で、今回24件の融資の申し込みがあったということでございます。それは、まさしくことしの決算、さらには来年の営農に向けての準備等があるから、そういう融資を申し込まれているというふうに考えておりますので。そして、現在お聞きしている段階では、離農に結びつくような事案は、ことしは、減収はしているけれども、離農に至るような状況が生まれるような客観情勢にはないというふうに農協の支所からも伺っておりますので、万全を期してまいりたいと考えております。以上でございます。
質問 12番 中瀬実
いろいろな事情はありますし、その対応の仕方もいろいろあると思いますけれども、もしそういうような事態が起きたときには、町のほうでも対応していただきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いします。次に、2番目の道路とか河川とか建物のインフラ関係の優先順位のことについてお伺いします。答弁をいただきました。その中には、町民生活に支障がないように適宜に対応していきますと。改修等については、優先順位の考えについて、いろいろな場面が考えられるというふうに思っております。例えば、橋の場合。長寿命化のことをするために近接目視調査をやっているということでありますけれども、今、町には40何橋の橋があるというふうに認識しておりますけれども、今早急にやらなければならない橋は何橋ぐらいあるのでしょう。
答弁 建設水道課長 佐藤清(建設水道課長は2020年3月まで)
12番中瀬議員の早急にやらなければいけない橋の数ということでありますが、現在、近接目視を平成28年から30年、ことしまで3カ年で114橋、調査を行っておりまして、その中で今現在、成果としては、30年度分はまだ仕上がってきておりませんので、その部分の中で過去の28年、29年の部分につきましては、ランク1が健全ということでありますが、健全については55橋。それから、2が予防保全段階という形でありますけれども、これが18橋。3というのは、早期措置が必要だという段階が、これが4橋ございます。以上でございます。
質問 12番 中瀬実
早期にやらなければならない橋というのも何橋かあるということでしたけれども、我々がわからないのは、これは業者が目視点検やっているわけですよね。そのポイントが、ポイントというか、いわゆるこの部分がこうだから、こういうふうに橋を今早急に直さなければならないという、一番ウエートを占めている部分があるからこそそういうふうになっていくと思うのだけれども、そこら辺が我々ちょっとよくわからない部分が多いので、こういうところがまず第一優先だよという部分が多分あると思うのですが、そこはどういうふうな形が考えられるのでしょうか。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
12番中瀬議員の橋梁等の維持補修につきましての御質問にお答えさせていただきますが、これは専門の知識を有した調査会社が、それぞれ1橋1橋、近接目視点検をしていただいているところでございます。そして、その点検項目は多岐にわたっておりまして、私にも写真つきで報告が上がってきておりますので、これは一部分を捉えてここで判断するというようなことでなくて、総合的に判断しているようでございます。そういう中で、さまざまな点を考慮して、そのランクをつけているというふうに私も承知しておりますが、特にどこの損傷ぐあいをもって優先順位が高くなる、低くなるというような、そういう調査内容になっているものではないというふうに理解をしているところでございます。以上でございます。
質問 12番 中瀬実
一応、目安というのがなければ、当然修理とか補修とかということにならないわけですよね、基本的には。だとすれば、やっぱりポイントがあると思うのですよね。通常であれば、橋の利用形態とか、そういったものもいろいろな 形 で 計 算 さ れ て い く 。 人 が 余 り 通 ら な い 橋 、― 50 ―しょっちゅう通る橋、そういったものの中で、当然優先度合いは変わってくるのではないかなというふうに思いますけれども、そういったことを我々は知りたいわけですよ。だから、そこら辺は、加味されて い る 中 の ど の 辺 に 位 置 す る の か と い う こ と をちょっと教えていただければと思います。
答弁 建設水道課長 佐藤清(建設水道課長は2020年3月まで)
12番中瀬議員の劣化度の状況といいますか、判断という、目安ですね、その部分について御説明いたします。まず、橋につきましては、上部工がございます。その部分についてひび割れが入っていないかどうかという細かい確認をとっております。それから、下部工もございます。これも同じくコンクリートにひび割れが入っていないか。それから、伸縮継ぎ手とか、いろいろ細かい部分がございます。これについて判定の基準がしっかり国で示されておりますので、それをもとに調査して判定をしているところでございます。以上でございます。
質問 12番 中瀬実
わかりました。橋については、そういった形で国の基準、そういったものがある。それに対応して点検しながら、そして改修していくということで理解をさせていただきます。次に、河川の場合についてです。河川については、いわゆる町河川ですよね、町が管理している。この部分につきましては、先ほどの答弁にもありましたけれども、河川整備計画を策定中であります。今後この計画に基づいて整備を図っていくという答弁をいただきました。このようにやっていただければ間違いないのですけれども、最近は、町長も先ほど災害のときのことの答弁にありましたけれども、局地的なゲリラ豪雨とか、最近、本当に水が極端に一気に出てくる。これは河川が、水が多過ぎて、水の量が吐け切れないと。そのときに一番問題になってくるのは、護岸とか何かも大事なのですが、その川の中に生えている雑木が、いろいろなものが流れてきて、それがひっかかって、そこがせきとめされて、いわゆる護岸が崩れたり、そういうことが起きているケースが結構多いのですよ。ですから、河川整備計画の中に雑木や何かの関係をきちっと処理するものは入っているのでしょうか。
答弁 建設水道課長 佐藤清(建設水道課長は2020年3月まで)
12番中瀬議員の河川整備計画の項目についての御質問でございますが、まず、河川整備計画という、現地を確認しまして、構造物、積みブロック等もございます。また、いろいろな構造物もございますが、それを含めて、それとあわせて雑木も全部確認して、どのような順番でやるかという分を今後決めていくような形をとっております。以上です。
質問 12番 中瀬実
今、答弁いただきましたように、それをやっていただければと思いますけれども、たまたま、いわゆる町河川でない道河川、そういった感じの管理をしている土木現業所等々の今の河川の改修のときの考え方というのは、雑木を処理するときに、ある程度景観に配慮して、その雑木を何本か残すわけです。ところどころ。これは確かに景観に配慮して残すのはいいですけれども、町の河川についても同じようなことを考えてやられるのかどうかを確認させてください。
答弁 建設水道課長 佐藤清(建設水道課長は2020年3月まで)
12番中瀬議員の御質問にお答えさせていただきます。町の河川計画では、まず、残すということは、考えてはおりません。ただし、地域の方が、これは残してくれという部分がもしあれば、それは残す形はとりたいと思いますが、今のところ、残すということは考えておりません。以上でございます。
質問 12番 中瀬実
河川の関係の雑木については、本当に町の河川でありますので、そういう国の方針とは別個の考えで整備計画を進めていただきたいと思っております。次、道路の関係ですけれども、道路というのは、我々、毎日車で通ったり歩いたり、いろいろ利用させていただくわけですけれども、非常に最近道路状況が悪くなってきている。これは全町的に見て悪い状況になってきております。これも優先順位の関係でお伺いしたいのは、基本となる部分、いわゆる町道にも1級、2級というのはあるわけですけれども、そこら辺のところですね、きちっと調査をしながら、交通量とか、そういったものを全部加味しながら、そういったことでの優先順位をつけられているのか、確認させてください。
答弁 建設水道課長 佐藤清(建設水道課長は2020年3月まで)
12番中瀬議員の道路の優先順位の関係でございますけれども、今、調査を行っておりますのが、平成29年に調査を行いまして、その中で、まず、土のうの数とか、それからクラックの状況、凹凸の状況等も含めて、交通量調査となると相当莫大な金がかかりますので、これはしておりません。状況によって、例えば幹線道― 51 ―路であれば、街路決定道路を幹線道路としたり、あと補助幹線道路、それから生活道路とかという、そういうような区分をして、ランクづけをして、評価をしているところでございます。以上でございます。
質問 12番 中瀬実
道路にしろ川にしろ橋にしろ、いろいろなことを修理していく場合にはお金がかかりますので、いわゆる町民生活に支障のないような形での順位をつけてやっていただくのが基本だと思いますけれども、我々、町民にしてみたら、意外とわからないのですよね。その優先順位というものが。それで、例えば、いろいろな住民会とか、いろいろなところから、例えば道路関係について要望、何とか早くやってくれとかって、そういう要望が上がっている例もあると思います。そんな中で、例えば、今やらなければならない道路の改修は、特に今やらなければならないのは何本ぐらいあると。その中に、今後何年間の間ぐらいにはこれはやるようになると思いますよという目安を示してもらうことはできるのでしょうか。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
12番中瀬議員の道路の整備に関しましての御質問にお答えさせていただきますが、道路整備につきましては、優先順位というような、まず前提を持って判断いたしますと、どっちが先なのだ、後なのだというようなことになりますが、むしろ日常の町民の皆さん方が生活する上において、春先でこぼこが生じたり、そういうことで通りづらいというようなものは、日常の維持管理の中では、そういったところに対する優先は極めて高いというふうに思います。一方、計画的に整備をする幹線道路、それらについては、多くの道路整備というのは、一財だけでは対応できないことから、さまざまな補助事業を活用しての道路整備ということになりますので、計画上はこういった幹線の整備を中長期的に図っていきたいというような計画は持ち合わせておりますが、しかし、補助財源の所管いたします省庁の事情によって、その順位が逆になったりということも既にある関係上、あらかじめこの路線は何年度までに整備したいというようなことまで具体的に地元の皆さん方や関係者の皆さん方に御説明するような、そういうめどというのはなかなか立ちづらいという状況の中で、ある部分は現実的な対応を伴いながら、計画的なことと含めながら、整備をさせていただいているのが実態でございます。
質問 12番 中瀬実
私は、平成27年の12月の議会のときに、この道路の関係で質問させていただいたわけなのです。そのときに町長の答弁があります。これは、地域の要望や現場の状況を考慮し、優先順位を決め、年次計画を持ちながら実施しますという答弁を私はいただいております。とすれば、年次計画を立てているのであれば、その年次計画に沿っているものについては、おおよそこれぐらいの時期には、この道路についてはある程度のめどがついているのだから、それを来年やりますよと言えなくても、この何年かの間にはできますよということを言ってもらってもいいのではないかなという気がするのですが、この辺はどうでしょうか。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
12番中瀬議員の御質問にお答えさせていただきますが、住民会長さんとの協議、あるいは地元の道路の関係者との協議、意見交換、主には住民会長さんとの懇談会等がメーンになろうかと思いますが、そういった機会を通じて、お尋ねがあればお答えさせていただいておりますし、全町的に、中期的にこういう順位をもって整備を進めていきますというようなことは、公表はしていないのが実態でございますが、それぞれ地域課題に対しましては、日常的に担当課を通じて情報提供をさせていただいているところでございます。
質問 12番 中瀬実
ぜひとも、そういった形で情報提供をしていただきたいなと思っております。続いて、建物関係についてでありますけれども、公共施設というのは町にたくさんあります。全て年数がたてば、いろいろと建てかえをしなければならないような状況になっているものがあると思いますけれども、今、上富の町の公共施設の中で、これはどうしても今すぐやらなければならないという建物は何があるのか、まず確認させてください。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
12番中瀬議員の御質問にお答えさせていただきます。これは、対象とする施設に対する判断によって大きく左右するところでございまして、町が所有いたします公共施設、相当数ございますが、我慢すれば我慢できると言い切れますし、また、一日も早く改善、改修を必要だとすれば、それもまた一理あるかなというようなことで、なかなか定義づけするのは難しいというふうに思います。
質問 12番 中瀬実
多分そういう考え、くれると思っていましたけれども、いずれにしても、建ててから年数がたてば、建物は必ず老朽化してきますよね。老朽化することによって、判断を間違った― 52 ―らすごくお金がかかる場合もありますよね。ですから、やはりある程度、築年、何ぼぐらいたっている、それから利用が非常に多くて、非常にその建物が劣化をしている、そういったことをいろいろ考慮しながら判断をするのだと思いますけれども、場所によっては、物によっては、何十年たっても意外と傷んでいないものもありますよね、確かに。だけれども、そういうことになると、その判断基準が意外とわからない、またわからないような、そんなふうになるのだと思いますけれども、建物についても、先ほどから橋とか川とか道路とか、そんな関係と同じように、町長の今の段階では、どこがどうだから建物を建てるとか、優先順位をどうこうするということは言えないということなのですか。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
12番中瀬議員の御質問にお答えさせていただきます。一般論でしか申し上げようございませんが、まず基本的には、その施設等について、利用上、安全性が脅かされるようなものについては、これはもう言うまでもなく、その安全性を確保するということはまず最優先で判断しているところでございます。また、関連いたしますが、その施設を利用して事業を行う上において、その目的を達成するために非常に障害を生じるような破損箇所があったり、戸があかないとか、そういうような実際上利用にたえない状況を迎えたものについては、これは当然優先的に整備をするようになろうかと思います。あと、一般的な塗装が剝がれてきた、少し電気が暗いとか、そういったものについては、かなり幅を持った中で判断させていただいているのが実態でございます。
質問 12番 中瀬実
いずれにいたしましても、答弁いただいた中で、いわゆる庁内で調整を図って、適宜整備をしていくということが基本だということでありますので、それらのもとに町民の皆さんが不便を感じないような形での整備をしていっていただきたいというふうに思っております。そこら辺のところを、この関係で全体的なことでいいのですが、町長の今後の対応についての考えをお伺いしたい。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
12番中瀬議員の御質問にお答えさせていただきます。まず、我々、町といたしましては、やはり住民の皆さん方の生活上、安全を確保できるような道路、あるいは河川、橋、施設も含めて、まず安全を確保するということは普遍の最優先事項というふうに捉えております。先ほどと同じような答弁になりますが、それらを充足、満たした後は、やはり快適に使っていただけるような道路であったり、橋であったり、施設であったりと、そういうようなことを目指している状況でございますが、何分にも限られた財源の中でそれらをやっていかなければならないという、非常に私といたしましては、じくじたる思いを常に持ちながら計画させていただいております。いずれにいたしましても、道路全てを含めますと数百のものを維持していくことになっておりますので、非常に限られた財源の中で苦慮しながら進めておりますが、重ねて申し上げますが、住民の皆さん方の安心・安全は最優先に、これからも取り組んでまいりたいと考えております。以上でございます。
答弁 農業振興課長 狩野寿志(農業振興課長は2020年3月まで)
12番中瀬議員から御質問ありました、過去の利息補給について御答弁させていただきます。まず、平成22年の高温多雨につきましては、平成30年度の支出額で61万3,354円になります。これまでの助成額と今後の支出額の見通しですが、約1,300万円の見通しとなるところでございます。続きまして、23年の集中豪雨につきましては、本年度の支出額が26万72円。これまでの助成額と今後の助成額の見込みとしまして、380万円になる見通しでございます。以上でございます。