上富良野町議会 平成29年第3回定例会 2017年9月12日
(1)十勝岳「泥流地帯」の映画化等について/(2)中央コミュニティ広場テントの利用規約について
2017年9月12日、上富良野町議会の一般質問で、佐川典子議員が「十勝岳「泥流地帯」の映画化等について」「中央コミュニティ広場テントの利用規約について」について質問し、町長 向山富夫、企画商工観光課長 石田昭彦が答弁しました。
- 質問者
- 佐川典子 議員
- 答弁者
- 町長 向山富夫、企画商工観光課長 石田昭彦
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
会議録の目次ではこの議員の件名が 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の表記です。
質問 3番 佐川典子
さきに通告のとおり2項目の質問をさせていただきたいと思います。1項目めは、十勝岳泥流地帯の映画化等について、町長の考えを伺いたいと思います。今年、上富良野の120年記念事業がさまざまな観点から開催され、改めて多くの町民が町の歴史に関心を寄せております。町の歴史を顧みますと、大正15年5月24日の十勝岳爆発は我が町に甚大な被害を及ぼしたことは多くの町民の知るところであります。また、その災害の復興をなし遂げたことも、現在の町の宝でもあります。この十勝岳爆発による泥流災害を、故三浦綾子さんが「泥流地帯」、「続・泥流地帯」の小説の中で書き下ろしていますが、多くの被害者や家族からの聞き取りを行い、災害の歴史事実を文章化している場面も多く見られております。そこで、伺います。1、十勝岳泥流地帯の映画化が地域活性化事業の中でどう生かされるべきと考えているのか伺いたいと思います。2、近年、災害による被害が日本各地で報告されておりますが、災害を乗り越えた町、復興をなし遂げた町としての歴史的認知度を深めることが町の財産になると考えますが、その点をどのよう進めていくのか伺いたいと思います。3、一昨年、大正泥流から90年に当たり、草分地区において式典が行われましたが、大正泥流で亡くなられた方々をしのぶ心や弔意をどのような形で後世につなげようと考えているのか伺いたいと思います。4、災害で受けた被害や状況把握の復興にとどまるだけでなく、目には見えない心の中の被害と復興につなげるための心の支えとなる映画にするために、町民はどのようにかかわっていくべきと考えられているのか、町長に伺いたいと思います。次に、2項目めですが、中央コミュニティ広場テントの利用規約についてです。平成26年に、町民が自由に集う場所として、また、イベントやレクリエーションの余暇活動や文化活動を通じて懇親を深め、心豊かなコミュニティー― 15 ―形成、育成のできる空間として、雨天でも利用できる屋外テントが設置されました。昨今では、諸団体が懇親を兼ねての焼き肉パーティーの場などにも使用され、喜ばれています。利用者が年々ふえ、利用受け入れ人数も多いことから、同日同時間での利用もふえています。そこで、現在の利用者に対する規約等の内容について伺いたいと思います。(1)迷惑行為があったときや利用者間で問題が発生したとき、または嫌がらせ行為があったとき、特に、祝日や土日の夜間8時半までの使用は誰が対応することになっているのか伺いたいと思います。(2)また、今後においては、使用申請があった時点で、責任者に利用規約を承認させることや規約に他団体への配慮や迷惑行為をさせないことなどへの注意事項をふやすことがこれから必要になると思われますが、それらについても伺いたいと思います。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
3番佐川議員の御質問にお答えさせていただきます。まず、1項目めの「泥流地帯」映画化等に関する4点の御質問にお答えさせていただきます。本年は、本町に開拓のくわがおろされてから120年という記念の年を迎え、ふるさと上富良野の魅力を再発見し、郷土愛を育むとともに、町民のきずなを深めていくことを目的として、さまざまな事業を行っているところであります。また、我が町の120年を振り返るとき、十勝岳噴火による大正泥流からの復興というもう一つの開拓の歴史は、多くの町民が共有するものであり、この大正泥流の惨状や開拓の苦労を背景に、人としての生き方の意味を問いかけ、その心理を探求した故三浦綾子先生の「泥流地帯」、「続・泥流地帯」は、先人の不撓不屈の上富良野開拓魂を伝える大切な作品と受けとめており、これらの思いを町民の皆様と改めて共有し、作品の映画化を実現したいと思っているところであります。まず、御質問の1点目の映画化に伴う効果などについてでありますが、原作は本町を舞台にしていることから、映画制作となれば、現地ロケ等も実施されると思われ、近年、全国的に注目されておりますロケ地観光としての地域活性化のほか、災害の歴史を伝えるとともに、貧しくとも誠実的な生き方など、人の生き方を通じて、教育的な価値も大いに期待できるものと考えております。次に、2点目の被災と復興の伝承についてでありますが、144名のとうとい命の犠牲の中で、一瞬にして泥流に埋め尽くされた800町歩にも及ぶ田畑を豊かな大地によみがえらせた事実としての歴史は、映画化が実現すれば、その作品を通して、多くの被災地にとっても復興を果たした実証例として寄与できるものと受けとめているところであります。次に、3点目の大正泥流で亡くなられた方々への弔意についてでありますが、毎年5月24日には、十勝岳爆発記念日として、懸垂幕の掲示とともに、防災行政無線を通じて、広く町民にお伝えしているところであります。また、昨年は、大正噴火から90周年でもあったことから、開拓歴史広場において追悼式を開催させていただきました。今後におきましても、地域や御遺族の方々と思いを共有し、節目の年などを念頭に置きながら追悼する行事を開催できればと考えております。次に、4点目の町民のかかわりについてでありますが、前段申し上げましたように、三浦先生の「泥流地帯」、「続・泥流地帯」は、私たち上富良野町民の心のよりどころとも言うべき作品と受けとめているところであり、多くの町民の思いが一つになって、官民挙げた取り組みとして、映画化の実現に向け、進められていくことが大切であると受けとめており、そのようなことから、今後におきましては、折に触れ、思いとしてお話しさせていただくなど、地域での機運の醸成に努めてまいりたいと考えておりますので、ぜひ御理解、御協力を賜りたいと願うところであります。次に、2項目めの中央コミュニティ広場の大型テント利用に関する2点の御質問にお答えさせていただきます。この大型テントは、地域のにぎわいと町民の交流の場として、平成26年度に整備し、本年で4年目を迎え、これまで多くの方々に利用いただくとともに、大変喜ばれていると認識しているところであります。この施設は、中央コミュニティ広場に設置されているものでありますので、利用に当たっては、コミュニティ広場の設置及び管理に関する条例及び同施行規則の規定に基づき御使用いただいております。具体的には、使用届出書を提出していただき、譲り合っての使用や使用後の清掃、整理整頓、また、事故等について、町として責任を負わない旨などの注意事項を記載した使用許可証を交付するとともに、交付時にその内容を説明し、御利用いただいております。そのようなことから、御質問の1点目の利用に当たっての届出書に、問い合わせなどにつきましては、商工会事務局に担っていただいており、土日や― 16 ―夜間におきましても、セントラルプラザの管理人の方に対応していただいております。これまで施設の利用において、苦情やもめごとなどの報告は特段受けておりませんが、議員の御心配にあるような、利用者間での問題があった場合などには、利用者みずからの責任において対応していただきたいと思っております。次に、2点目の利用に当たっての注意事項についてでありますが、町民の交流や触れ合いを目的に、皆さんに気持ちよく使っていただくよう、利用者のモラルに委ねながら、自主的に御使用いただくことが大切でありますので、今後も譲り合いや使用後の清掃などの注意事項を利用者へしっかりお伝えするとともに、利用の心得等の表示などについても検討してまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。
質問 3番 佐川典子
お答えいただきました。不撓不屈の上富良野の開拓魂、これは本当に多くの町民が共感する言葉だなというふうに思っておりました。ロケ地観光として考えているということですが、それも本当に日本各地で、ロケ地観光がふえているという状況もあります。2016年の新語と流行語の大賞に選ばれた「聖地巡礼」という言葉がありますけれども、故三浦綾子さんの小説の泥流地帯を歩くということで、京都などからも、私も観光ボランティアをしたときにも数人の女性の方たちが訪れておりますし、年に200人から300人程度の、フットパス、歩きたいという方たちがバスなり、個人で来ている現実がございます。また、全道高校文芸研究大会におきましては、ことしの10月11日に、三浦綾子文学記念館を出発しまして、上富良野町において、フットパスのコースを歩くというようなことも予定、これは150人程度というふうに聞いておりますが、あります。まさに、災害の歴史を町外の方が現実に認識して、教育的な価値を捉えているという現実がございます。そこで、町長に伺いたいのは、私は、文部科学省に、ぜひ教育に使ってもらえるような、そういうような映画にしてほしいなというふうに思っております。また、新しい道徳教育の、生き方の教材としても使われるような、そういう働きかけを町長にしていただければなというふうに思っておりますけれども、その点について伺いたいと思います。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
3番佐川議員の三浦先生の「泥流地帯」の映画化等についての御質問にお答えさせていただきます。既に議員からお話ございましたように、近年、とりわけ、フットパス等を通じて、三浦綾子先生が描かれた泥流を中心とする上富良野の姿に触れたいということで、多くの方がお越しいただいていることもお聞きしておりますが、これらが、さらに映画化等によって、広く全国の皆さん方の知るところによりまして、さらにロケ地観光としての期待度も大いに期待できることかなと考えているところでございます。一方、ただいま映画が持つ、この映画に期待するものとして、教育的な見知、あるいはそういったことから、文部科学省等にぜひ思いを理解していただくようなアプローチをということでございますが、考え方としては、非常にそれもありかなというふうに思います。ただ、第一歩を踏み出したというような状況でございますので、映画制作そのものの主体を、町が主体性を持って制作するという思いではないということを申し上げておりますように、そういったこととどうやって絡ませていくか、その辺はまだまだ研究を要するところでございますので、考え等については共感できますので、ぜひ参考にさせてください。以上でございます。
質問 3番 佐川典子
また、②のお答えをいただいておりまして、まさに、富良野盆地の大地自体がジオパークにも関係してきていると思いますけれども、大地の創造が十勝岳の噴火によるものである。その田畑を開拓者の皆さんや農家の方たちが、一人一人の心の底にある、生きるすべを今までも大事にしてきた土への思いがあらわれているということを伝えていくような、そういう映画にしていただきたいなというふうにも思っているのですけれども、これについても、町長の考えを伺いたいと思います。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
3番佐川議員の御質問にお答えさせていただきます。まさにこれまで非常に、当時は、復興は無理であろうといった中から、はい上がってきた上富良野の開拓者魂、これこそがこの映画の中で語られる一つの柱であるというふうに考えております。また一方、先ほど申し上げましたように、人間の生き方のあり方等についても大きな柱でございますが、そういったところを通じて、町民の心の中に再び、そういった当時のことをよみがえらせて、上富良野の将来が、これからも発展していくことにつながることも一方では期待しているところでございます。― 17 ―以上でございます。
質問 3番 佐川典子
3番の泥流で亡くなられた方々へのしのぶ心、そしてまた、弔意ということに関してのお答えをいただきましたけれども、節目の年に、というようなお答えもあったと思います。追悼式典も含めて、どのような感覚といいますか、そういう節目の年を描いているのか、そこら辺を伺いたいと思います。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
大正泥流で犠牲になられた方々等への弔意のあらわし方についてでございますが、これにつきましては、絶やすことなく、まず続けていくことというとは、まず基本であるべきだというふうに思っております。そういった弔意のあらわし方、あるいは行事の持ち方等については、これは草分地区の皆様方、あるいは犠牲になられた御遺族の御家族の皆様方との思いも受けとめながら、組み立てていくことになろうかと思いますが、毎年行うことは、これは望ましい姿ではあると思いますが、現実的にそれは、一般的なそういった弔意をあらわす行事の形としては、当町におきましては、戦没者の追悼行事は毎年行っておりますが、節目というのが5年であるのか3年であるのかということは特定できませんが、いずれにいたしましても、何らかの形で弔意をこれからもずっと継続的にあらわしていくということは、これは絶対曲げられないことだというふうに理解しているところでございます。
質問 3番 佐川典子
今お答えいただきました。ぜひ継続して、町民もだんだん高齢になって、うちの義父もこの間、亡くなりました、92歳で。やはり自分が子どものときの体験や、自分の親が体験したことをじかに知っている、見てきている人たちがだんだんいなくなってきている、そういうことでございますので、ぜひそれを大切に、これからも亡くなれた方への慰霊の行事等も含めて継続していただきたいなというふうに思っております。今お答えいただいたのですけれども、次に、4番目の回答についてでありますが、一つ一つはすぐれておりましても、上富良野町、今、町で皆さんがそれぞれのグループ、団体でいろいろな活動をされていて、本当に120年にふさわしい、まちづくりを担っている町民の皆さんがたくさんいるということを確認できているところなのですけれども、やはり全体的で、何となく美瑛とか富良野には今まで、観光の面に対しましても、何となく埋没しているような雰囲気がありましたけれども、町の観光資源であります、町民と一体できるという雰囲気が、ことし、120年の行事も含めまして、本当に肌で感じることができてきていると思います。次の世代に、一体化できるのだという自信を後世につなげる施策として確実に進めるために、町長は、映画制作にかかわることに関しましても、いろいろな困難も多分出てくるのだと思うのですけれども、いろいろな考えを持っている人もいらっしゃいますから。そういう困難に耐えながら進んでいくという、まさに三浦綾子さんの小説にも書いてありますとおり、みずから町民に示していただきたいなというふうに考えておりますが、それについても少し考えを伺いたいなというふうに思います。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
3番佐川議員のまちづくりに対します思い等についての御質問かと思います。お答えをさせていただきますが、議員も御発言いただきましたように、ことし、120年を迎えたということで、従前にさらにパワーアップしたイベントを開催させていただいてきております。そういった中で、以前にも申し上げたことがあろうかと思いますが、非常に今年に限って特徴的な事象として感じられるのは、本当に町民の皆さん方が、みんなで協力しようと、町長、我々も協力するから、ぜひ町も力をかしてほしいという声が、これまでになく強く寄せられてきているというのを肌で感じております。そういったことも受けとめまして、私は、過去の歴史を後世につないでいくということも、これはやっぱり絶対外せないことだと思っておりますので、そういった両面を持ち合わせる一つの大きなイベントとして、映画化ということは大いに期待できるところだなというふうに考えておりまして、佐川議員からもお話ありましたように、ともすれば、語り受け継がれていくことが希薄化するものを、こういった映画化の中で、上富良野の歴史をしっかりと伝える。一方では、上富良野町民の心を一つにするということにつなげてまいりたいと、そのように考えているところでございますので、まだまだ歩み出したところでございますので、これから皆さん方からいろいろ御意見を賜りながら、進めていければと願っているところでございます。以上でございます。
質問 3番 佐川典子
最後に、関連なのですけれども、やはり映画化に向けては、予算というものが絶対ついてくると思います。そこで、少し伺いたいのですけれども、6月21日から8月末までで、ふるさと応援モニター事業で― 18 ―の寄附が2,915件、3,653万5,000円がふるさと応援寄附モニターということで、寄附をいただいたというふうに聞いておりました。現在もまだ寄附額が少しずつふえてきているというふうに考えておりますけれども、また、企業版の寄附も含めたり、いろいろなところからの、予算について少しでも軽減するような形で考えていらっしゃるのだと思うのですけれども、また、総務省からのほうの補助金等も含めまして、今後どのように展開していけるような考えをお持ちなのか、そこを聞いて最後にしたいと思います。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
3番佐川議員の御質問にお答えさせていただきますが、前段、全員協議会の中でも少し、考え方の基本だけを述べさせていただいたところでございますが、本事業につきましては、まず、内閣府が行っております地方再生事業、これらの活用をまず念頭に置いているところでございます。それにつきまして、現在、申請中でございまして、これらの決定を受けることができましたならば、それらの事業を最大限活用しながら、その中には、当然企業版のふるさと納税も事業の中で想定していることでございますので、そういったものを多重的に組み合わせて、なるべく負担を軽減しながら、あるいは制度を利用しながら、そして一方では、いいものをというような、欲張りですけれども、こんなことを念頭に置きながら、これから大いに行動してまいりたいと考えているところでございます。
質問 3番 佐川典子
続いて、中央コミュニティ広場のテント利用の規約についてに移りたいと思います。平成26年度から現在までの利用者の推移を伺いたいと思いますが、よろしいですか。
答弁 企画商工観光課長 石田昭彦(企画商工観光課長は2017年9月まで)
中央コミュニティ広場のテントの利用人数についてお答えをいたします。平成26年7月から利用が開始されまして、26年度は、人数で1,266名、27年度が2,412名、28年度は4,590名の利用をいただいているところであります。今年度におきましては、まだ7月末までの集計でございますけれども、3,501名の御利用をいただいているという状況にございます。以上です。
質問 3番 佐川典子
数字的なものは、今、再確認させていただいたのですけれども、実際にテントを利用している若い団体、女性の団体も数多く最近は利用されております。実際に私が体験しましたのは、たしか5月31日だったと思うのですけれども、パークゴルフ管理職等の方たち、町の商工会や、いろいろな方たち、農業委員会の方たちも出席されておりましたけれども、そういった中で、ちょっと問題発言をするような方が実際にいらっしゃいました。私は本当にびっくりしました。「おまえら帰れ」と言われたのです。あれは、例えば女性の団体だとか、飲食を伴っておりますので、皆さん、おいしい焼き肉を食べながら、おいしい上富良野産のビールをいただきながらということですので、ちょっと悪酔いしているのかなというふうに思ったりもいたしましたけれども、今後そういった利用者が不愉快な思いをさせないと、そういうような配慮も必要ではないかなというふうに思っております。規約のほうを読ませていただきましたけれども、第6条の行為の禁止というところがありまして、これは、コミュニティ広場においての損傷だとか、ハード面を書いてあります。植物の採取をすることを禁じるとか、土地の形質を変更することとか、張り紙をしてはいけないとか、そういうハード面でのことが書いてあります。また、第5条にも書いてありますけれども、実際に迷惑行為というものに対する規約は一切書かれておりません。最初、町長もおっしゃっていたように、利用者の善意のもとで利用されているという部分が町民にも広く理解されている部分で、皆さんがいろいろと集まりやすい団体の中で、気楽に使用してきているのだという実態もあります。それでも、やはりそういういろいろなことを発言するような方が出た場合に、やはり今後どういう人が出てくるかもわかりませんので、やはり確認という形をとるのもいいのか、同意書という形をとるのがいいのか、それについては、今後、考えていくべきではないかなというふうに思っております。それについてちょっと伺いたいと思います。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
3番佐川議員の中央コミュニティ広場の活用についての件についての御質問にお答えさせていただきますが、基本的に、何度も申し上げておりまして、議員も御案内だと思いますが、まず、御利用に当たりましては、届出書に、先ほど冒頭でお答えさせていただきましたようなルール、マナー等について記載をさせていただいております。そしてそれを、御使用いただく責任者の方々に確認させていただいて、そして御利用いただいて― 19 ―いるという状況にございます。そもそもこういったことは、性善説に基づいて組み立てられておりますので、やはりお酒も伴っていることから、不用意な発言も、それは起き得る可能性は否定できないところでございますが、それは、そのモラルをしっかりと守っていただくというようなことに、やはり委ねることが一番いいかというふうに思っております。また、前段御質問にありました、制限するようなものにつきましては、コミュニティ広場、町内の全てを共通して制定しております条例でございますので、中央コミュニティ広場のみのことということではない状況でございますので、繰り返しますが、やはり御利用いただく皆さん方、お互い町民でございますので、そこは性善説に基づいて、しっかりと譲り合いの精神で御利用いただきたいということを、これからも徹底していくように心がけたいと考えております。
質問 3番 佐川典子
先ほども人数を伺いました。それで、いろいろな多様な団体が利用されているということも確認できております。お酒も飲む場所、多くの方が結構楽しみながらということで飲んでいます。そんな中で、やはり何か問題があったときに、商工会の管理人だけの対応でいいのかな、それで何か問題が起きたときはどうするのだろうという不安から、今これで、規約をもし変えないとしても、同意書なり、何かもう少し、善意で理解させるということだけではなく、やはり使用者として、利用するに当たっては、モラルをもう少しきちっと理解させてから、それから利用していただく。そこら辺の確認をする作業ぐらいはしていただかないと。女性は特に、怒鳴られるだとか、そういうことには大変心に傷がつきます。私も何回も経験しておりますけれども、これは、若い子育て世代のグループが、例えば大人で高齢になっている方たちから罵声だとかを投げられたときに、こんな怖いことではたまらないという気持ちになってしまいかねないのです。そういうことが起こる前に、もう少し手だてを考えたらどうですかということで、今、質問させていただいております。私、何年も前に、今、思い出したのですけれども、嵐というグループがあって、JALのコマーシャルに出ました。当時の副町長は違う方だったのですけれども、協議会のときに私は、観光客がすごくたくさんふえてくると、それが見込まれるので、ぜひ地権者の人たちが迷惑行為を感じないように看板を立てるなり、何か手だてをしていかないと、今後、観光客も含めて、地権者の人もいろいろな思い、嫌な思いをする可能性が出てきます。だから看板なり何かを設置してくださいというふうにお願いしました。そうしたら、あっと言う間に、その後、事件が起きまして、5本の松の木、それはもう絶対観光に使ってくれるなと、地権者との問題も発生しました。やはり危機管理という点からも、ぜひ利用者が今後ともずっと楽しい場として利用していただくために、規約は全部変えないにしても、やはり利用マナーとしての確認をしていただくような、そういうものをつくるべきではないかなというふうな思いがあるものですから、そういうふうに今、進めてほしいなと思って発言をしているのです。それについて、町長からもう1回お願いいたします。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
3番佐川議員の御質問にお答えさせていただきます。中央コミュニティの大型テント等の御利用に当たりましては、先ほども申し上げましたように、使用届の許可をする段階で、注意事項をしっかりと確認した上で使用許可をさせていただいております。また、御心配の向きはわかりますが、例えば土日だとか夜間に及びまして管理をしていただいております方については、そういったことに対する対応をお願いしているものでございませんので、管理をされている方に対して直接、そこに介在していただくということは想定しておりません。いずれにいたしましても、町民の町民のための施設でございますので、私は、先ほど例として述べておられましたような不特定多数の観光客を対象としたような施設ではないということから、そこは切り分けて私は判断してもいいのではないかなと考えているところでございます。そういうような観点から、今後におきまして、責任者の方は確認をした中で許可をしておりますので、認識をしてくれていると思いますが、多くの仲間の方々まで行き届いているかどうかはちょっとわかりませんので、冒頭お答えさせていただきましたように、もし余り違和感を持たれないように、少しさりげなく、そういったモラルについての掲示をするとか、そういうことは今後検討することも必要かなと、そんなふうに考えているところでございます。
質問 3番 佐川典子
やはりそういう問題が起きてからでは遅いと思いますので、ぜひ少しでも、町長の思いは何となくわかります。厳しくするということはしたくないという思いがあるのだと思いますけれども、私も規約でがんじがらめにするということをお願いしているのではないのです。ただ、やは― 20 ―りいじめもそうですけれども、いじめられてしまった人がいたら、それでもう予防はもう終わってしまっているという形です。被害者が出てからでは遅いのです。だから、できる限りそのようなことのないような考えを町として進めていただければなというふうに、商工会は一生懸命やっているとは思うのですけれども、それでも、やはりそういう規約にないことから、勝手に自分で判断ということはもちろんできませんので、町のほうからそういう声をかけていただくなり、文章をふやすなり、何かしていただくということでお願いしたいなと。それが大事ではないかなというふうに思いますので、もう一度伺いたいと思います。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
3番佐川議員の御質問にお答えさせていただきます。繰り返しになる部分もあろうかと思いますが、いずれにいたしましても、町民の皆さん方がせっかくコミュニケーションを図る場所でございますので、気持ちよく使っていただけるように、例えば事前にもう少し周知をしっかりできるような仕組みができれば、そういったことは検討してもよろしいかと思います。あるいは、先ほど申し上げましたように、さりげなく、使用に当たっての注意事項等を皆さんの目に触れるような方法での掲示も、これも一つの方法かと思いますので、管理していただいております商工会ともう少し、現場の実態をよく理解した上で、検討させていただきたいと思いますので、よろしく御理解をお願いいたします。