みんなの議会

上富良野町議会 平成29年第2回定例会 2017年6月20日

(1)農地中間管理機構について/(2)富良野地方アグリパートナー協議会事業について

2017年6月20日、上富良野町議会の一般質問で、中瀬実議員が「農地中間管理機構について」「富良野地方アグリパートナー協議会事業について」について質問し、町長 向山富夫、農業委員会会長 青地修、農業振興課長 辻剛、農業委員会事務局長 北越克彦が答弁しました。

質問者
中瀬実 議員
答弁者
町長 向山富夫、農業委員会会長 青地修、農業振興課長 辻剛、農業委員会事務局長 北越克彦

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

会議録の目次ではこの議員の件名が 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の表記です。

質問 12番 中瀬実

私は、さきに通告をしております2点6項目について、町長と農業委員会の会長に見解を求めたいと思います。1、農地中間管理機構について。農業の構造改革を推進するため、改正農地法制度で農地中間管理機構による土地利用促進をめざし、平成26年3月に施行されました、我が町における現在までの公募状況、利用権設定について、次の点についてお伺いします。(1)個人、法人の利用権の面積と件数について。(2)このことにより、農地の集積が推進されたか。(3)遊休農地対策に役立っているか。2番目、富良野地方アグリパートナー協議会の事業について。富良野沿線、美瑛を含めた6農業委員会が独自で、後継者のパートナーを探す交流会をこれまで行ってきているが、次の点について伺います。(1)現在もサマーフェスティバルとオータムフェスティバルの2回行われているのか。(2)平成26年から28年の3年間の参加状況(女性、男性)は。(3)この交流会による、マッチングの数と成婚に至った数について伺います。― 14 ―

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

12番中瀬議員の2項目についての御質問にお答えさせていただきます。まず、1項目目の農地中間管理機構に関する3点の御質問にお答えさせていただきます。1点目の本制度を活用した利用権設定に係る事業実績につきましては、平成27年度に3名の方から、約14ヘクタールの農地を機構で引き受け、4名の個人認定農業者に賃貸借による利用権の設定が行われたところであります。また、中間機構制度の受け手となる借受け希望の登録者数は、現在13名であり、例年5月と9月に公募を行い、登録の有効期間を5カ年として運用しているところであります。次に、2点目の農地の集積推進についてでありますが、賃貸借契約が成立した農地につきましては、借受け農業者の既存耕作地に隣接もしくは近接した農地であることが定義されており、さらに借受け者が「中心経営体」として、人・農地プランにも位置付けられていることから、効率的な農地の集積につながっているものと考えております。次に、3点目の遊休農地対策との関連についてでありますが、現在、本町におきましては、耕作放棄地や遊休農地はないものと認識しておりますが、今後、耕作放棄地や遊休農地が発生する可能性も否定できませんので、遊休農地対策上からも有効な手段と考えられますので、本事業の活用につきましては、継続して取り組んでまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。

答弁 農業委員会会長 青地修(農業委員会会長は2020年3月まで)

12番中瀬議員の2項目目の富良野アグリパートナー協議会事業に関する3点の御質問にお答えいたします。富良野地方アグリパートナー協議会は、昭和48年4月に富良野沿線農村花嫁対策推進協議会として設立され、翌年に美瑛町が加入し、平成11年には富良野地方アグリパートナー協議会に名称を改め、農業後継者のパートナー対策として、出会いの場となる婚活事業を実施しているところであります。まず、1点目のサマーフェスティバルとオータムフェスティバルの開催状況についてでありますが、毎年、サマーフェスティバルを7月に、オータムフェスティバルを10月に、それぞれ1泊2日の日程で実施しているところであります。今年度におきましては、サマーフェスティバルを7月15、16日、オータムフェスティバルを10月21、22日に予定しているところであります。次に、2点目の平成26年度から3年間の同事業への参加状況についてでありますが、サマーフェスティバルにつきましては、平成26年度は男性12名・女性5名の計17名、平成27年度は男性12名・女性9名の計21名、平成28年度は男性12名・女性7名の合計19名となっております。また、オータムフェスティバルにつきましては、平成26年度は男性10名・女性8名の計18名、平成27年度は男性11名・女性7名の計18名、平成28年度は男性9名・女性9名の計18名となっております。次に、3点目のマッチングの数と成婚に至った数についてでありますが、過去3年間におきましては、サマーフェスティバルではマッチング11組、成婚3組、オータムフェスティバルではマッチング5組、成婚1組となっております。うち、本町におきましては、平成27年度のオータムフェスティバルにおいて1組がマッチングし、平成28年の秋に成婚へと結び付いたところございます。いずれにいたしましても、農業後継者対策につきましては、重要な課題でありますことから、今年度配置したアグリパートナー推進員等による取り組みの強化はもとより、富良野地方の自治体やJAふらのとの連携を図り、本町の農業を支える担い手育成につながるよう積極的に進めてまいりますので、御理解を賜りたいと存じます。

質問 12番 中瀬実

中間管理機構につきましては、今、町長のほうから答弁をいただきました。北海道における中間管理機構の受け皿というのは、いわゆるこちらは農業公社、それが受け皿になっておりますけれども、上富良野町の場合につきましては、この管理機構の受け皿というのは農業振興課もしくは農業委員会というふうに、二つの取り組みというか、中身によっては、受け皿は二つになっているということでよろしいのでしょうか。その辺、確認させてください。

答弁 農業振興課長 辻剛(農業振興課長は2017年6月まで)

12番中瀬議員のただいまの再質問にお答えをさせていただきます。― 15 ―地元の受け皿といたしましては、農業振興課がまず一つと、あと農業委員会のほうにもかかわっていただいております。また、農協のほうもかかわっていただいておりまして、地元ではこの3者が受け皿となって北海道農業公社とのやりとりを行っているということでございます。以上です。

質問 12番 中瀬実

基本的には、この中間管理機構の役目というか、これがそもそもできた理由というのが、いわゆる遊休農地、耕作放棄地、そういったものが、北海道では数がないのでしょうけれども、本州では結構大きな面積があるということもありまして、農地を有効利用するという部分については、いわゆる国がある程度てこ入れをしながら、遊休農地そのものをなくすための方策としての、こういう事業だと理解はしておりますけれども、いわゆるこの中身の中で、農地台帳の整備については農業委員会、いわゆる公募をする窓口というのは農業振興課というような形、それからそれに農協がどういった形で絡んでくるのかは、よくわからないわけですけれども、こういった仕組みというのは、上富良野町に限らず、全ての町村がこういった形式を取っておられるのかを、まず確認させてください。

答弁 農業振興課長 辻剛(農業振興課長は2017年6月まで)

12番中瀬議員のただいまの御質問にお答えいたしますが、他の自治体においても、ほぼ同じような体制でこの事業に対応しているというふうな認識でございます。以上です。

質問 12番 中瀬実

先ほど答弁の中で、27年度に3名の方の農地が管理機構に引き受けられたということであります。この事業に、この方というのは、最初からこの管理機構に農地を預けるということが最初からの目的で預けられたのか、それともその農地がたまたま地域の農業委員会とか、いわゆる一般の斡旋を避けて、当然、管理機構を利用することによって事業費、いわゆるこの集積協力金というのですか、そういったものが当然出るわけですから、そういったものを活用したいということが目的でこの管理機構に預けられたのか、その辺のところがわかれば教えていただきたい。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

12番中瀬議員の御質問にお答えをさせていただきます。本事案におきましては、出し手の耕作者の方の御意向もございました。ただ、そのやりとりの中で、本制度によっての賃貸借というのは売買でございませんので、御本人の年齢等も考慮いたしますと、そういった形で取り組むことが、将来を考えたときにベストなのかどうかということは、御本人と確認させていただきながら、本制度に取り込むというような意向を確認して進めたところでございます。

質問 12番 中瀬実

いわゆる機構に措置を預ける、そして借り手を探すということでありますけれども、この借り手を最終的に決めるのは、機構が直接決めるということでは、各町村の状況というのがわからない段階では多分決められないと思いますけれども、借り手を決める段階で、いわゆる近隣・隣接地を条件とするということは、当然うたわれておりますので、その近接・隣接の条件にマッチする、その借受けを誰がどの段階で判断をするのかということをちょっとお伺いしたい。

答弁 農業振興課長 辻剛(農業振興課長は2017年6月まで)

12番中瀬議員のただいまの御質問にお答えをさせていただきます。まず、先ほども町長の答弁の中でありましたが、公募によりまして受け手の方を募ります。機構に預けられた農地がそちらのほうに手上げをされている借受け希望者の中から、まず選定するということになりますし、先ほどから言っております隣接地・近接地という定義を踏まえまして、有効に農地集積が図られる、そういう借受け希望者の方をまず中心にして考えながら、あとは地域の方とも十分話し合いながら、借受け決定者を決めていくということになります。最終的なその借受け決定の許可につきましては、北海道農業公社と北海道庁のほうで協議をして、最終的な認可が下りるということになってございますが、それまでの過程においては、地元で十分調整をしながら進めているところです。以上です。

質問 12番 中瀬実

最終的には、その管理機構の中で決めるということですけれども、それまでの段階で、いわゆるその隣接地・近隣農地ということで限定をされますと、例えば一人ではなくて、複数の人が出たということが考えられます。そういったときに、どの人を第一優先にするかという、これはいわゆるこの機構でなくても一般的な農業委員会が主体となってやっている斡旋会でもそうだと思いますけれども、人選をしなければならない。その人選をする段階で、いろいろな条件を見ながら、その適当な人を選ぶ、それをいわゆる公社のほうに上富良野町としては、この人がいいのではないのでしょうかということを進言をするのだと思いますけれど― 16 ―も、その条件というのが、いわゆる多少そうやって一人ではなくて二人、三人出たときの状況を判断する材料は誰にどういうふうな形で相談をされるのかということをお聞きしたかったのです。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

12番中瀬議員の御質問にお答えさせていただきます。受け手となる方をどなたに決定するかというプロセスにつきましては、まず地元の関係者の皆さん方、まず受け手の資格者であるかどうかということがまず第一義的には前提となりますので、登録をされている方々が複数名いらっしゃると、しかも近接地・隣接地というような条件を満たすとすれば、その中でさらにどなたに集約することが効率的であろうか、それは一人に限る、あるいは二人ではだめというような、そういう優先順位というのは想定されていないと、最終的には総合調整をした中で決められていくと、そういうものだというふうに理解をしているところでございます。

質問 12番 中瀬実

この機構の土地の扱いについては、賃貸借ということでありまして売買ではないわけですけれども、この利用権を設定するときに、いわゆる最大利用年数、そしてまたこの利用年数を経過したときに、また同じ土地をそのまま再賃貸できるのかどうか、その辺のところちょっとお伺いいたします。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

12番中瀬議員の御質問にお答えいたします。最長の契約期間は10カ年というふうに認識しているところでございまして、再契約は行われる、可であるというふうに理解をしております。

質問 12番 中瀬実

機構がいわゆる土地を人に貸したと、その貸した土地がいわゆるその何年か経過していると、まだ別の土地が公募されてそのもっと条件のいい土地がたまたま出たと、いった場合に途中で、普通の一般的な農業委員会のあれでいけば合意解約とかそういったものがあるわけですけれども、この管理機構の中でより身近に自分が借りたい土地が出た場合に、契約期間内であってもそれを解約して別の土地を借りることができるのかできないのかをちょっとお伺いいたします。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

12番中瀬議員の御質問にお答えさせていただきます。合意解約は可能だというふうに理解をしております。ただし、その場合、出し手の方が受け取っておられます集積の協力金等については返還義務が生じてくるのかなと、そんなふうに理解をしております。

質問 12番 中瀬実

それでは次に、土地を借ります。借りたのですが、どうも条件がちょっと悪いと。ですので、その作業条件を何とかもう少しつくりやすく整備をしてほしいなと、いうことが起きた場合に、これは基本的には管理機構は農地を整備して貸し出しすることができるということになっておりますけれども、その場合、町は当然進言できないわけですけれども、管理機構自体がそれを借りている人に対して、いわゆる整備をする。これは面積的な要件がなければできないのか、それとも借りている人がそういった形で、何とか作業効率をよくするような条件整備をしてほしいなと言った場合には、それができうるのか、できないのかということについてお伺いします。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

12番中瀬議員の御質問にお答えさせていただきます。制度全てを熟知しているわけではございませんが、現在、国においては北海道ではなかなかそういった事例が見受けられないところでございますが、国のこの制度設計の立て付けといたしましては、本州においては非常に遊休農地、あるいは耕作放棄地が多いと、しかもそれが集積につながらないというような実態もございまして、今、国においてはそういった農地を国の責任において、国のコストをかけて整備をして借受け者につくっていただくと、そういう制度も新たに仕組みとして持っておりますので、国において整備をすることは、これからは私どもの近くではなかなかそういう事例は起きないでしょうが、本州の事例で申し上げますと、そういうこともこれから行われるという制度になっていると理解しております。

答弁 農業振興課長 辻剛(農業振興課長は2017年6月まで)

12番中瀬議員の御質問、追加でお答えをさせていただきます。面積要件につきましては、それぞれの大区画化等につきましては、例えば道営事業であれば30ヘクタール以上であったり、後継事業あればもっと規模が多かったり、そういう農村整備事業等を活用する場合は、当然そういう面積要件をクリアした中で、そういう事業を活用して行うということになりますが、ただ、その町等で小規模な土地改良事業でありますとか、そういう場合については、町の施策の判― 17 ―断ということになろうかなというふうに認識しております。以上です。

質問 12番 中瀬実

この賃貸をする場合については、この条件としては、人・農地プランに位置づけられているということが1番の条件になっていると思いますけれども、現在、上富良野町において、この人・農地プランに位置づけられていない農家というのは、何戸ぐらいあるのかわかりますか。

答弁 農業振興課長 辻剛(農業振興課長は2017年6月まで)

12番中瀬議員のただいまの御質問にお答えいたします。人・農地プランに位置づけられている農業者は、中心的担い手と、現状、あと縮小という形で3種類、3パターンに分けられておりますので、ほとんどの農家さんが人・農地プランには掲載されているところでございます。今回、言っております中心的形態については、正確な数字はちょっと今、覚えていませんが約7割ということで認識しております。以上です。

質問 12番 中瀬実

3番目のところの、遊休農地対策に役立っているかという部分につきまして答弁をいただきました。上富良野町においては、遊休農地や耕作放棄地はないものと認識しておりますという答弁でありました。これを正直に受け取ってよろしいのでしょうか。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

そういう状況にあると、以上でも以下でもございません。

質問 12番 中瀬実

今回の農業委員の選考に当たっての、いろいろ土地利用の推進員という部分でしたか、その部分のところの一つの定義付けの中に、遊休農地とか耕作放棄地がないことは、土地の利用推進員を置かなくてもいいという条件が入っていましたけれども、あれは1%以下であればいいのだというふうに書いてありました。今回、たまたま、今お聞きしたのは、そういった数字がその以下であればそういうふうにないというふうに考えてもいいということでの答弁なのか、全く以下でもない以上でもないということを答弁の中身については、ちょっと理解しきれないのでお願いします。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

現在、私どものほうに農業委員会を通じて御報告いただいております数字としては、遊休農地、あるいは耕作放棄地はないということで御理解をお願いします。

質問 12番 中瀬実

それでは、この管理機構に農地を預ける、それから借りる、そういった場合についての、いわゆる集積協力金という部分について、その部分のことについてちょっとお聞きをしたいと思います。協力金というのは、今、現在の金額というのは幾らになっておりますか。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

北海道においては、この集積協力金は国の基準を少し手直しして、北海道独自の交付金と、集積協力金というような仕組みになっているかと思います。中瀬議員がお尋ねのその基準というのは、どちらをお尋ねかちょっとわかりませんが、お尋ねいただければお答えさせていただきます。

質問 12番 中瀬実

平成26年の3月に、いわゆる中間管理機構の制度ができたということですけれども、最初の段階では、いわゆるこの事業を推進するために、金額は多少上乗せされていたというか、普通の金額よりは多かったのではないかなというふうに記憶しておりますけれども、その辺のところ、現在との差額というのはどういうふうになっているかという部分がわかれば教えていただきたいと思います。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

集積協力金につきましては、制度ができた当時は、基本額というのは当時からもう定められておりますが、例えば出し手の基準で申し上げますと、10アール5,000円であったかなと、しかし、その制度推進の観点から、当時は4倍まで、ですから2万円ですか、を上限とする経過措置があったというふうに理解しております。現在はもう既に基本に戻っておりますが、当初は4倍まであったと思います。

質問 12番 中瀬実

今後、皆さんわかっておられるとおり、10年もすれば農業者の数も減るということにもう想定をされております。そんな中で農地が余って、遊休農地とか耕作放棄地とか、そういった部分にならないようにあらゆる手段、今現在行っております農業委員会の斡旋も含めまして、そういった中で上富良野町の農地が荒れないような、そういう形で、中間管理機構であろうが農業委員会の斡旋であろうが、そういう農地を1筆たりとも、― 18 ―そういう耕作放棄地、遊休農地にならないように農業委員会、それから農業振興課、そういった町も含めまして、そういったことで協力しながら取り組んでいただきたいというふうに思っております。次、いいですか。そ れ で は 次 に 、 農 業 委 員 会 の 関 係 に つ い て 、ちょっとお尋ねをしたいと思います。上富良野町におきましても、どこの町におきましても、今先ほどの申し上げましたけれども、農業者の数が減ってくると。農業者の数が減るということの条件の中に、いわゆる年齢的なものだとか、それからいわゆる農業を一緒にやってくれる人はいないから、そういった形での農業をやりたいけれども、やめざるを得ない、やめなければならないといったような状況が生まれたときに、非常に残念な結果になるというふうに思っております。そんな中で、いわゆる農業後継者の伴侶を求めるということについては、本当にJAもそうですし、上富良野町におきましてもそうでしょうし、当然、地域におきましてもそうでしょうし、この一人の農業者が伴侶を求めることによって、経済効果というのは非常に大きなものがあるというふうに思っております。そういった部分でも、JAも後継者の伴侶を求めるためのアグリパートナーにつきましては、多額のお金を出しながら補助をして、その伴侶を探していつのが現状だと思います。上富良野町におきましても、先般の議会のほうでも承認させていただきましたけれども、役場と農協がお互いに経費を出し合いまして、アグリパートナーをことしからまた併用することになりましたけれども、それとはまた別に、この富良野沿線の農業委員会独自でのパートナー探しもやっているわけですけれども、このパートナー探しの中で、先ほど答弁をいただきましたけれども、参加女性の数が微妙に減っているのかなというふうに思いますけれども、この参加者が減っているような状況は何が原因かというふうにちょっと思いますけれども、その辺のところを会長どうでしょう、意見、考えがあれば。

答弁 農業委員会会長 青地修(農業委員会会長は2020年3月まで)

中瀬議員の御質問にお答えいたします。近年、確かに参加女性の数はだんだん減少している傾向にあります。その原因はなぜかと問われましても、はっきりしたことはわかりませんが、やはり、昔から言われました農家というのは汚い、苦しいですか、そういうようなイメージがやはり払拭できないのかなと、ただアグリパートナー協議会に対しまして、札幌のアグリのプランナーをやってくれている名前は忘れましたが、ウエダ先生ですか、その方が札幌のほうでいろいろなそういうことをやっているということで、女性を集めてくださったり、農業後継者の若い男性はなかなかしゃべりも苦手だということで、婚活前にいろいろな勉強会といいますか、女性に対してのしゃべり方を、どういうふうに接することがいいのだということで、教えて、少しずつ成果は上がっているのかなと思いますが、それでもなかなか来てくれる人は減っております。集め方にも今、問題があるのかということで、いろいろなパンフレット等も今までやってきました。あと、新聞等に掲載したりとか、そういうことを今後どうしたらいいかということで、今年度アグリパートナーの総会の中でもそういうのが議題となって、いろいろ悩みながらではございますが改善していこうということでやっております。はっきり言って、参加女性の減少については、はっきりした原因はわかっておりません。ただ、一人でも多く集めたいということで、公募の仕方なんかも今、いろいろ試してみているところでございます。

質問 12番 中瀬実

いろいろな努力をされて、人集めをしなくてはいけない、特に女性を集めなければ話になりませんので、そういったことで努力をされている部分というのは、非常に私もわかりますけれども、今、ちょっと会長のほうからも話ありましたけれども、いわゆる農業後継者の方が非常に女性との付き合いというか、話し方とか、そういった部分が非常に苦手な人が多いような傾向があるということを聞いております。そんな中で、多分、今もやっておられると思いますけれども、こういったオータム、それからサマーにしても参加する前の段階で、その参加男性に対してレクチャーをされているというふうに思いますけれども、そのレクチャーをされる講師の方というのは、毎回決まっているのか、それといわゆる話の中身というのは、どういったことを参加する男性に対してレクチャーをされているのかということをわかれば教えていただきたいです。

答弁 農業委員会事務局長 北越克彦(農業委員会事務局長は2017年6月まで)

12番中瀬議員の婚活事業の関係のことで御説明申し上げます。婚活の事業に参加される男性に対しては、事前研修ということで研修をしております。講師の先生については、先ほど会長からもありましたが、ウエダ― 19 ―先生という札幌の婚活事業を中心にされている方に、富良野方面まで来ていただきまして、青年に対してレクチャーといいますか、研修をしております。中身といたしましては、まずは先生からの講義というのでしょうか、まずは第一印象が大事なんだよといったようなこと、あとは話し方、話の内容、態度、服装、外見等々で、その第一印象で決まってくる場合も多いし、最初、お見合い回転寿司というのでしょうか、そういった中で、男性と女性が順繰り、順繰りに話し合っていくのですけれども、そのときの話し方、態度等々でもう大体決まってしまうのだよと、そういった事柄を出しながら、青年にアドバイスをしていっているような状況でございます。そういった事前研修に参加される青年と参加できなかった青年を比較しますと、やはりマッチングの成果の方向といたしましては、事前研修に出られた方のマッチングの率が高くなっているように感じているところでございます。以上です。

質問 12番 中瀬実

農家男性には限らないのかもしれませんけれども、最近の若い人たちの中には非常にそういう女性との交際が苦手だという方も多く見られます。だからといって、苦手苦手でそのままにしておきますと、なおさら婚期が遅れてしまうということにもなってくるので、当然のことながら女性に対するいろいろな話し方、それからいろいろな場所に行ったときの雰囲気づくりとか、そういったものは1番大事な部分だと思います。それは昔から言われておりますように、第一印象というのは非常に大事な部分だというふうに思っておりますので、これらのことについての参加する男性につきましては、今後ともそういうレクチャー、そういった注意点とかというものを十分留意しながら参加をしていただけるような形を取っていただければいいかなというふうに思っておりますので、その辺のところはよろしくお願いをしたいなと思っております。たまたまですけれども、このアグリパートナー協議会のやっている中の婚活事業の中で、参加する女性が、先ほども言いました、ちょっと減ってきているという部分で、対策とか原因とかというのは余りよくわからないというか、なかなか難しい問題だと思いますけれども、いわゆるそのプライバシーというのですか、個人情報というのですか、そこら辺のところがあるアンケートによりますと、年齢、生年月日、趣味、それから家族構成、そういったものが全て書かれていたら非常に困るというような意見が出たときがあります。今現在、プライバシー、個人情報の関係について、どの辺の範囲までを、いわゆるしおりというのですか、そういったものに掲載をされているのかわかれば教えていただきたいです。

答弁 農業委員会事務局長 北越克彦(農業委員会事務局長は2017年6月まで)

参加女性のプライバシーの関係の御質問でございます。参加者に配るパンフレットには年齢と生年月日は記載されている状況にございます。ただ、女性からのプライバシーを守ってほしいといったリクエストも十分にありまして、婚活の際のイベントのときには、私どもも行きますし、沿線の農業委員の職員も随行して、スナップ写真のような感じでぱちぱち写真を撮るのですけれども、その写真についてもなるべく写真は撮らないでほしいと、女性のほうからそういった希望もありますし、あとのそういった写真についても厳重な管理をしてほしいといったことで、女性からの要望も言われているところでございまして、婚活の最初の入り口の関係で、やはりお互いが年齢から挨拶というか、会話も年齢から入っていく場面もあろうかと思いますので、年齢等については記載しておりますが、住所等の詳しいものについては掲載はしていないところでございます。

質問 12番 中瀬実

日程、オータムとサマーのその日程については、以前は2泊3日というケースもあったわけですけれども、最近は1泊2日ということで、期間も短くなったわけですけれども、このサマーの時のいわゆる日程、行程表、それからオータムのときの行程表、いわゆるその何が聞きたいかというのは、いわゆるその女性との観光地巡りではなく、その農業体験を含めた中での行程を組んでやっていられるとは思いますけれども、サマーは不可能かどうかはわかりませんけれども、オータムはそれは可能な部分だと思いますけれども、今、そういった形での農業体験部分というのは、どの程度というか、どの範囲というか、どのようなことをやっておられるのか教えていただければと思います。

答弁 農業委員会事務局長 北越克彦(農業委員会事務局長は2017年6月まで)

事業におけます女性との交流といいましょうか、体験の関係でございますけれども、現在におきましては、バターづくり、チーズづくり、あるいは秋でありますとボーリングの交流、あとは深山峠にガラスのコップをつくるようなところがありますので、そこで交流をつくったりしております。あるいは、農作業の体験ということでは、ピーマンの収穫とか、そういっ― 20 ―たことで男性と女性のふれあいの場を持てるような形で実施をしているところでございます。

質問 12番 中瀬実

当然、この婚活をやった後に、参加した方からアンケートというか、感想というか、そういったものは取られておると思いますけれども、そういった中で、実はちょっとある方から聞いたことなのですが、男性の参加者の意識、女性をいわゆる食事、それからバスの中、そういった中で、何か非常にせっかくのそういう婚活に来ているにもかかわらず、男同士の中での話し合いが多かったり、それからいわゆる何というか、嫁さんをもらう、伴侶をもらうというような意識がちょっと低いような気がするんだよね、という人の話を聞いたことがあるのですが、そういった部分というのはどうなのでしょうか、あると思いますか。どうですか。

答弁 農業委員会事務局長 北越克彦(農業委員会事務局長は2017年6月まで)

12番中瀬議員の今の御質問の内容ですけれども、参加された女性からイベント後にアンケート、いろいろいただいておりますけれども、実際のところ、そういう意見があるといったのは事実でございます。以上です。

質問 12番 中瀬実

いろいろなことを配慮しながら、この婚活事業を推進していただいて、一人でも多くの方の農業後継者の伴侶を求められるように、これからも頑張っていただきたいと思いますけれども、もう一つお伺いしますが、富良野地方アグリパートナー協議会のホームページの中の一部には書いてありましたけれども、12月9日と来年になりますけれども1月27日、これお見合い大作戦、札幌ですけれども、それから婚活札幌交流会、こういったものが予定をされているようですけれども、これらについては、上富良野町の農業青年もこの交流会に参加することは可能なのかどうか、その辺お伺いします。

答弁 農業委員会事務局長 北越克彦(農業委員会事務局長は2017年6月まで)

ちょっと私、富良野のホームページ確認していないので、詳細については把握していないところなのですけれども、富良野市独自のアグリパートナー協議会でやっている事業が12月9日の分ではないかなというふにちょっと思うのです。あと、1月の下旬には富良野アグリパートナー協議会で、札幌交流会ということで富良野沿線と美瑛の青年を札幌すすきのに連れて行って、札幌の女性と交流をするという事業も、昨年度から実施をしておりますので、それについては富良野地方アグリパートナー協議会の事業ですので、上富良野の青年も当然参加できますけれども、12月9日の分については、ちょっと把握、私できておらないところです。

質問 12番 中瀬実

いろいろとお伺いをいたしました。口で言うのは簡単なのですが、やるほうにしてみたら大変なことだというのはわかっております。今後も、農業委員会の会長、先頭になって上富良野の農業後継者に一人でも、一人に一人でいいですから、たくさんはいらないですから、後継者対策、花嫁さんを得られるように頑張っていただきたいと思います。終わります。

出典:上富良野町議会 平成29年第2回定例会 2017年6月20日 議事録 PDF(20ページ) 間違いを知らせる