みんなの議会

上富良野町議会 平成25年第3回定例会 2013年9月18日

(1)介護保険制度について/(2)除雪サービスについて/(3)障がい者施設での仕事の確保について/(4)体罰について

2013年9月18日、上富良野町議会の一般質問で、米沢義英議員が「介護保険制度について」「除雪サービスについて」「障がい者施設での仕事の確保について」「体罰について」について質問し、町長 向山富夫、教育長 服部久和が答弁しました。

質問者
米沢義英 議員
答弁者
町長 向山富夫、教育長 服部久和

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 4番 米沢義英

私は、4点にわたって町長及び教育長に質問いたします。一つ目は、介護保険制度についてであります。国は2015年度以降、介護保険制度を見直そうという動きをしています。介護保険制度で要支援と認定された高齢者に対する保険給付の廃止などを打ち出しました。現在、要支援の保険給付については、国が定めた基準に基づいて一定のサービスが提供されています。それを市町村の地域支援事業に移行させようという方向で動いています。また、介護保険の利用者の負担割合の見直しや特別養護老人ホームの入所基準を要介護度3以上に限定するなど、自己負担をさらに求めようという動きと相まって、入所基準を一層厳しくしようという状― 15 ―況があります。本来であれば、こういう社会保障制度と位置づけられて、介護保険制度は国がきっちりと入所する方、介護される方も含めて安心して公的な制度で守らなければならないと考えますが、しかし、逆に国は公的な責任を回避しようという状況が見受けられます。これは、絶対許されるものではありません。上富良野町にも、要介護認定者が約400名を超えています。今後さらに、介護制度を利用する人がふえることが予想され、安心して介護が受けられるための介護制度の充実は一層欠かせないものと考えます。次の点についてお伺いいたします。一つ目には、要支援1、2の給付内容と利用実績及び町の負担について伺います。二つ目には、要支援の保険給付の内容や基準が自治体の裁量となり、生活援助をホームヘルパーからボランティア、NPO法人など活用するという方向を打ち出しましたが、現在、一律のサービスが受けているサービスが提供できなくなるということが考えられますが、この点についてどうお考えでしょうか。3点目には、低所得者の人が特養に入所した場合、現在、軽減制度があります。今後、この軽減制度が見直され、縮小されれば入所者の費用負担もふえ、退所者も出る、あるいは入所を控えざるを得なくなるということも考えられますが、この点についてはいかがでしょうか。4点目には、要介護1、2の高齢者が特養の入所希望した理由として、介護者の不在、介護困難、住居問題が多いと言われております。入所基準を制限することは、高齢化が進む中でなじまないと考えますが、どうお考えでしょうか。5番目には、介護保険制度の見直しが実施された場合、行政や利用者にとって何が問題なのか、どう考えておられるかお伺いいたします。次に、除雪サービスについてお伺いいたします。現在、高齢者などを対象にした除雪サービスは大変、喜ばれています。現在では、所得制限がされていますが、高齢化が進む中で除雪の要望は多くなってきているというのが実情であります。高齢者になれば、足腰も弱ってくるという状況でありますから、等しく所得あるなしに関係なく、除雪サービスが提供を受けられるような環境をつくるためにも所得制限を廃止すべきだと考えますが、いかがお考えでしょうか。次に、障がい者施設での仕事の確保についてお伺いいたします。障がい者の支援施設、なないろニカラでは、就労支援事業を初めとする生活支援事業を行っています。事業所みずからの通所してきている障がい者の方の仕事の確保のために、レストランの運営、パンをつくる作業、あるいは農家などと協力しながら豆よりの仕事の確保などに努めているというのが実情であります。しかし、季節的な仕事も多く、1年を通じて恒常的な仕事の確保が大変だと話しています。ほかの自治体においては、行政の仕事依頼するなど、工夫がされております。上富良野町においては、障がい者施設の仕事の確保、支援については残念ながらこれからという状況ではないかと考えています。総合自立支援法では、そのような事情も踏まえて自治体においては障がい者施設の仕事の確保するための計画を持つことがうたわれております。町としても、障がい者施設に依頼できる仕事があれば確保し、また支援を検討すべきと考えますが、この点についていかがお考えでしょうか。次に、体罰についてお伺いいたします。体罰はあってはならないことです。文部科学省の調査では、全国公立、私立の小中学校を対象に教職員による体罰の実態調査の結果が発表されました。それによれば、体罰 をし た教職員は4,152校、6,721人であるという報告がされております。被害を受けた児童生徒は1万4,208人とも発表されています。体罰は絶対、容認できるものではありません。だからこそ、今、大きな社会問題になっています。人は道理に基づき、行動し、判断し、行動します。それを暴力で訴え、教えようとするのは強制にしかほかなりません。残念なことに、上富良野小学校において、この7月に先生が数字を書けない生徒に対して平手で左頭部横をはたくという体罰がありました。これは単なる出来事で済ますような内容ではありません。たたかれた生徒の心、気持ちを思えば癒やすことはできないでしょう。また、元に戻すこともできないでしょう。教育委員会、学校としてもこの問題をきちっと整備し、今後に生かすべきではないでしょうか。その後の対応として、教育委員会及び学校は被害者側の生徒、保護者への謝罪も済ませたと聞いています。また、体罰をした教員に対しても経過などの聞き取りも終えたと聞いていますが、次の点についてお伺いいたします。一つ目は、生徒及び保護者への対応についてお伺いいたします。二つ目には、過去にも体罰があったのではないかと考えますが、この点についてはいかがでしょう― 16 ―か。さらに三つ目には、担任に対する対応はどのようにされているのか。四つ目には、学校及び教育委員会として、この教訓を生かした今後の対応についてお伺いいたします。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

4番米沢議員の御質問にお答えさせていただきます。まず、1項目めの介護保険制度の改正に関する5点の御質問にお答えさせていただきます。政府は、社会保障制度改革に関し、個別の関連法案の提出時期や実施時期などの工程をまとめたプログラム法案の骨子を先般、閣議決定し、同法案をこの秋の臨時国会に提出するよう準備を進めております。介護保険制度につきましては、改革項目として軽度の要支援者をサービス対象から切り離し、市町村事業へ移行、特別養護老人ホームの入所を要介護3以上の中重度者に限定、高所得者の利用負担の1割からの引き上げ、低所得者の保険料の軽減の4点が示され、平成26年通常国会に必要な関連法案を提出し、平成27年度を目途に実施する旨、工程が示されております。1点目の本町の要支援1、2の給付等の状況についてでありますが、平成24年度では訪問介護や訪問看護のほか、デイサービスなどの通所介護、また福祉用具の貸与など、介護予防サービス事業として実日数で8,877日、給付費総額で2,383万円となっており、町負担は298万円となっております。次に、2点目の要支援の市町村事業への移行についてでありますが、議員御発言のとおり、これまでの全国一律のサービスから、市町村の裁量により地域の実情に応じたサービスへ移行されていくものと受けとめております。いずれにいたしましても、これまでのサービスが低下しないよう対応していかなければならないと考えております。次に、3点目の特別養護老人ホームの食費、住居費の負担軽減制度の見直しについてでありますが、国の審議においては軽減対象者の判断基準を課税所得額だけでなく、預貯金などの資産や非課税となっております遺族年金なども考慮し、実質的な経済力に応じたものとすべきとの内容で議論が進められているようでありますが、多くの国民が理解できる内容で制度見直しが進められるよう期待しているところであります。次に、4点目の特別養護老人ホームの入所基準についてでありますが、ますます進む高齢化とともに、介護度の高い方も増加していくものと想定されます。特養の入所が必要な中重度の方が長い時間待機することなく、入所が可能となるよう介護度に応じて一定程度の施設のすみ分けなども必要な選択肢と理解しているところであります。最後に、5点目の想定される問題、課題等についてでありますが、町といたしましてはサービスを支える財源の確保と地域で支え合う仕組みづくりなどを進めていかなければならないと考えているところであり、利用者の皆さんにとりましても負担増につながらないか、不安を抱かれているものと理解しております。いずれにいたしましても、制度の具体的な見直し等につきましては、現在、厚生労働大臣の諮問機関であります社会保障審議会の介護保険部会で議論されている最中でありますので、今後、具体化される改正内容を踏まえながら、これらを反映した第6期の介護保険事業計画を策定しなければならないと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。次に、2項目めの除雪サービスに関する御質問にお答えいたします。除雪サービスにつきましては、独居高齢者世帯、高齢者のみの世帯及び障がい者等の世帯であって、体力的に虚弱で、除雪が困難な方のうち、町民税非課税世帯の方を対象としてサービスを実施しているところであります。議員御質問の所得制限の廃止についてでありますが、本サービスにつきましては、除雪が困難な非課税世帯の方に安価な利用料でサービスを提供していることから、一定程度、所得のある方につきましては、民間等の事業者を利用していただくなど、自賄いでの対応をお願いしたいと考えておりますことから、現時点において所得制限の廃止は考えていないことで御理解を賜りたいと存じます。次に、3項目めの障がい者施設の仕事の確保に関する御質問にお答えいたします。現在、本町におきましては、就労継続支援B型事業を提供する事業所として、この10月に開所予定の事業所を含めて2事業所、またA型の事業所として1カ所がこの夏に開所しております。それぞれの施設において、障がい者の個性に合わせた福祉就労のメニューが提供されておりますが、議員御発言のとおり、恒常的な仕事の確保が課題であるとも伺っております。障がいのある人が自立した生活を送るためには、就労によって経済的な基盤を確立することは極めて重要なことであり、このような中、平成25年4月― 17 ―から国などによる障がい者就労施設等からの物品等の調達の推進等に関する法律が施行されたところであります。この法律は、障がい者の経済的な自立を促すため、国や地方公共団体などが障がい者就労施設等から物品の調達などを推進するために必要な措置を講じることを定めたもので、各自治体においては障がい福祉サービス事業所や障がい者を多数雇用している企業、在宅就労障がい者などから、物品やサービスを優先的、積極的に購入するため、毎年度、その調達方針を策定し、対応していくこととなったところであります。本町におきましても、先般、優先調達の目標額を530万円とする、今年度の調達方針をまとめさせていただいたところであり、今後におきましては障がい福祉サービス事業所等が提供できる物品やサービスを確認しながら、その内容を組織全体で共有し、予算化を含め優先的に物品等の調達を図り、障がい者の恒常的な就労の確保に少しでも寄与できるよう努めてまいります。あわせて、地域全体で障がい施設等で対応できる仕事の活用に向けて、町広報紙など通じて情報提供についても検討してまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。

答弁 教育長 服部久和(教育長は2022年3月まで)

4番米沢議員の4項目めの体罰に関する4点の御質問にお答えいたします。教育委員会におきましては、日ごろより校長会、教頭会の会議の折りに教職員の服務に関し指導を行っていた中で、このような体罰が起こったことに対しましては、まことに遺憾なことであり、体罰を受けた児童と、その保護者に謝罪申し上げるとともに、学校全体の児童と保護者に対しましても、不安や不信感を与えたことについておわびいたします。1点目の生徒及び保護者に対する対応についてでありますが、上富良野小学校においては体罰発生の7月17日の夕方、校長と体罰を起こした男性教諭が保護者宅を訪問し、児童とその両親に面会し、体罰に至った経緯などを御説明し、謝罪をさせていただいたところであります。また、この事態を重く受けとめ、上富良野小学校においては7月19日と26日に保護者説明会を開催し、校長からの謝罪とともに、経過を含め、今後の体制や体罰根絶の取り組みを御説明させていただいたところであります。あわせて、7月29日には、校長と教頭とともに教育委員会職員2名が保護者宅を訪問し、児童とその両親に面会し、改めて謝罪をさせていただいたところであります。次に、2点目の過去の体罰についてでありますが、今回の体罰発生前の6月25日、26日に同教諭が今回の体罰を受けた児童の授業中に指導してもうまくできない児童の前髪をつかんで引っ張る行為を行っております。この件に関しましては、教頭が状況を聞き取り、行き過ぎた指導であることから、厳重に注意を行ったところであります。次に、3点目の担任に対する対応についてでありますが、体罰を起こした教諭につきましては、その児童の担任から外し、他の教諭に担任させる措置をとるとともに、体罰根絶に向けた決意を校内の全教職員で確認したところであります。また、体罰を起こした教諭につきましては、現在は体調を崩し病気休暇中であり、処分につきましては、今後、北海道教育委員会において町教育委員会からの報告をもとに処分が下される予定となっております。次に、第4点目の学校及び教育委員会としての今後の対応についてでありますが、学校においては体罰発生後、保護者説明会のほか、体罰根絶に向けた取り組みなど、法令順守の基本に立ち返り、これまで2回、服務を初めとする研修会を実施するとともに、校内情報交流委員会を設置するなど、校内体制を整えたところであります。また、教育委員会といたしましては、体罰発生の翌日、臨時校長会を開催し、各学校長に対し再発防止に向けた取り組みの実施の指示を行い、8月末までに各学校から研修計画等の報告がなされたところであります。いずれにいたしましても、体罰は絶対に許されない行為であり、地域に与えた影響や教育関係者全体への信頼を損なう結果になったことを真摯に受けとめ、再発防止と学校への信頼回復に努め、今後、二度とこのようなことが起こらないよう指導を徹底してまいりますので、御理解を賜りたいと存じます。

質問 4番 米沢義英

介護保険制度についてお伺いいたします。1件目の要支援の給付内容及び利用実績、町の負担等についてまずお伺いしました。給付総額が2,383万円で、町の負担が298万円ということの話であります。ここで問題となるのは、今、国のほうでは予防給付についてはいわゆる上限の予算枠を介護の給付総額の約3%から4%に抑えるということで上富良野町においても設定されているのかなというふうに思います。― 18 ―そうしますと、何が今後、問題になるのかということでありますが、現状では今後、高齢者の世帯が当然、ふえてきますから、それに対した予算をどう確保するかという問題、また同時に幾ばくかの予算をふやしたとしても、やはり高齢者がふえる中でのやはりこの予算の確保という点では、非常に厳しくなるということは、これは明らかであります。そういう意味で、今回の報酬の中では多少、ふえたとしても全体枠は、介護の全体枠はそうふやさないということですから、どこかにそのしわ寄せが来て、結局、自治体のやはり持ち出しだとか、単独の負担がふえるというケースは当然、起こり得ることだというふうに考えておりますが、この点は確認しておきたいと思いますが、そういうふうになる可能性、まだはっきりしていない段階で可能性だけでということにはならないのかもしれませんが、あらかじめやはり想定されることはきちっと抑えて事故の対応も含めた対策が当然、練られるべきでありますから、どのようにお考えなのかお伺いいたします。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

4番米沢議員の将来におきます介護保険事業の要支援に対します対応についての御質問にお答えさせていただきます。冒頭、お答えさせていただきましたように、国の社会保障制度審議会、介護保険部会におきましての示されております考え方については、先ほどお話申し上げたとおりでございます。その中で、今後、この地域支援事業に移行されようとしております、現在、介護給付費の中で対応しておりますサービス、これにつきましてその部会等の議論のやり取りの一部を見てみますと、全国一律のサービスが提供されているということは非常に報告の書きぶりの中を見ますと、それが実態に即していないのではないかと、これは財源は介護保険事業の中で賄われるということは大枠としては変わらないのでしょうが、その地域性を十分に出して、実態に合ったサービスを提供することのほうがいいであろうというようなことが示されております。しかし、議員と思いを共有しているわけでございますが、その裏にはちょっとこういう言葉は適切ではないかもしれませんけれども、少しでも要支援の現在の介護保険の全体の中での負担割合を軽減したいのかなというような思いも見え隠れしているように私も感じておりますので、いずれにいたしましてもその辺の制度のつくられ方をしっかりと見きわめ、またそこから、そういったことから発生する財源ももちろん、財源確保も大事でありますけれども、そこから発生いたします十分な介護が行き渡らなくなるようなことがないように、上富良野町としてもしっかりとその辺は状況を見定めながら、抜け落ちることのないような仕組みにしなければならないと考えておりすので、これから大いに研究をさせていただきたいと考えているところでございます。以上でございます。

質問 4番 米沢義英

要支援については、今現在、12のサービスが受けられるという設定になっております。ですから、そういう意味では私は一律のサービスの提供ができるという、そういうことを言っているわけで、それぞれ受ける側についてはそれぞれの人に応じて必要か必要でないか、選択しながら提供を受けるわけですから、そういったものがやはり根本的に地方自治体に全面的に移管になれば、やはりそれぞれの自治体の財力の力だとかによって変わってくるわけですから、やはりそこをきちっと見なければならないというふうに思います。確かに各自治体において独自のサービスという点でも横出しだとか、上乗せだとかいろいろありますから、そういった制度も大いに取り入れながら、しかし、やはり一定の基準のサービスがなくなってしまうということが、介護を受ける側にしたら、また提供する側にしても非常にやはりいろいろと課題も出てくるのだろうというふうに思います。そういう意味では、私はこの一律のサービスがあるからこそ、やはり要支援者の方が安心して介護が受けられる、これが財政のあるなしによって受けられなくなるということは、本来の介護保険制度そのものの意味がなされなくなるという私の判断で今、町長の質問をしているわけで、この点はもう一度確認いたしますが、どのようにお考えなのかお伺いします。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

4番米沢議員の御質問にお答えさせていただきますが、要支援者に対しますサービスの提供体制につきましては、私は仮に今、介護保険部会で示されておりますような考えが踏襲されるといたしましても、この上富良野町をという視点から見て、必要なサービスが受けられなくなったり、あるいは必要なサービスがなくなるということは、私はこれはそういう現象は招くべきでないと考えておりますし、また国としてもそういうような支障が来すようなことは、恐らく避けていただけるものと期待もしておりまして、米沢議員と少し見方が違うかもしれませんが、やはり一律のサービスがよしと理解するのか、一律のサービスだから非常に硬直的だというふうに理解するのかということは、これは考え方によってそういうことに至るので、ど― 19 ―ちらが云々ということは申し上げませんが、いずれにいたしましてもサービスがなくなったり、あるいはサービスが低下したりというようなことだけは何としても避けるべきだというふうに考えております。以上でございます。

質問 4番 米沢義英

これは絞り込みが始まるということなのですよ、こういう制度に移行することによって、従来の介護制度の介護度1を要支援1にというふうに分割して、そして1、2、3という形になっているわけですから、もう既にこういった介護保険制度の改正、改悪、僕たちは改悪と言っているのですが、時点から今、財源の確保、社会保障が伸びるから、やはりこういったものについて見直そうという、一環の中で行われている非常に危険な、やはりことに今、進もうと私は思っていますので、やはりそういったサービスの提供があってこそ、やはり安心して介護が受けられて、やはりそれが力の財力の地方自治体の力のあるなしによって、またこれは地方の単独の事業で独種性のあるサービスだということで、どんどん絞り込まれていくというのがやはり一番懸念されます。そういう意味では、私はこういった一律のサービスの提供という介護制度そのものが自由に選択できる、環境を整えている、これが安心感を与えているわけですから、この枠がなくなってしまうということは、逆に不安が募るというふうに私は思いますので、もう一度そこの点、ちょっと明確にしていただきたいと思います。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

米沢議員の御質問にお答えさせていただきますが、先ほどと重複する部分があるかと思いますけれども、そのサービスの提供の仕方につきましては、私はある程度、全国一律の、要するに全国一律の仕組みとなっているという背景には、私の理解では多分、給付費を計算する上において、もうどこの地域であろうと同じような算定式を用いて多分、出されているものだというようなところから、やはりその地域の実態に応じた多少、自由度を持たせたサービスの提供がよかろうというようなことが部会の中での精神かなというふうに、私なりに理解しているところでありまして、いずれにいたしましても最終的に利用される方が利用しづらくなったり、あるいは支援者の切り下げになるような、そういうことを避けることが私どもの責務だと思っておりますので、またこれから制度の中身がわかってくるにつれまして、私どもでそういう制度矛盾を感じるようなところがあれば、必要な発言はしてまいりたいと考えておりますので、御理解賜りたいと存じます。

質問 4番 米沢義英

そういう今、決められている介護制度というのが、少なくても必要最小限、やはり米沢なら米沢が受けようとしたときに、この人に対してこれは必要最小限必要ですということの、いわゆる審議の中で、過程の中で提供されているサービスですから、それが壊れてしまうという可能性が大いにあるというふうに考えていますので、やはり要支援についても、必要最小限のサービスの環境を整えているというのが、この制度の中身ですから、それが根本的に変わるということは、町長おっしゃるようにあってはならないし、また、国も自治体もそういう制度、充実するということこそ、私は本来の行政の役割だと考えておりますので、この点、もう一度きっちりと町長自信もいろいろな角度から見ていただきたいと思います。次に、特別養護老人ホームの問題でありますが、これも遺族年金も含めた資産から、今後、所得にカウントしようということの話ですね。そうしますと今現在、生活保護受給者や住民税非課税世帯だとか、そういう方については、いわゆる軽減措置がとられて、いわゆる特別養護老人ホームに入所した場合、平均的に介護1、2当たりでは5万円だとか、5万2,000円だとか、そういうふうに低く抑えられているというのが実態なのです。それはやはり、やはりあくまでも所得がどうなっているかということですから、今回のは所得も含めて持っている資産に対して、全部その課税も含めて評価して、要するに口は悪いですけれども取れるところから取ってしまおうというような制度が、この制度の中身になってきます。そうしますと、やはり当然、従来、課税されていなかったのが課税されるというケースも生まれてくる可能性も出てきた場合、当然、それがどのぐらいの資産かわかりませんけれども、それを運用しようという話になってくるのだと思いますが、やはり払えないという方も当然、出てくるのだろうというふうに思いますが、そういう心配も当然、生まれてきますし、何よりも取れるものから取ってしまおうというような、もう非常に冷たい制度を今度つくろうという、恐ろしい内容だと私は思うのですが、その点は町長は今後、制度の見直しで期待されるものについては大いに、要するにそういうのもあってはいいのではないかという答弁の内容かなと思うのですけれども、もう一度、確認したいのですが、お伺いいたします。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

4番米沢議員の特養等の負担のあり方に対します考えのことについてお答えさせていただきますが、議員が今、発言していただきましたが、私といたしましてはその何でもかんでも取れるところから取るのだという精神ではないと思います。やはり、これだけ社会保障費が莫大に国民の生活を圧迫しているというような状況を直視しますと、やはり負担能力のある方については、相応の負担を求めていくということは、ある種、国民の中での公平感を保つということでは、一つの考え方であろうかというふうに理解をできるわけでございまして、何でもかんでも、それこそ布団の下まではがして、探してというようなことではなかろうかと思いますけれども、そこはやはり国民の世論もありますので、しっかりと構築されていくと思いますけれども、基本的にはやはり負担できる能力をお持ちの方がふさわしい負担をされていくということは、これは考え方としては理解できるものだというふうに考えております。以上でございます。

質問 4番 米沢義英

従来もそういう制度で成り立っているわけです。特に、恐らくそういう制度成り立って、さらに生活保護もそうなのですけれども、30万円、10万円あったら、それは全部使いなさいというような、こういう形なのですけれども、身ぐるみをはがれるような思いだということで、切り下げで今、訴訟も起きていますけれども、そういう形でやはりどんどん在宅という形の執行を選択せざるを得なくなってくるという形になってくる部分があります。今回の要介護度3以上ということになれば、1、2の方が現在、適用になっている方については、それはそれとして引き続きということですが、新たに入所したいと言っても3以上ということでありますから、当然、入所できなくなるというのが今回の制度の中身であります。やはり、先ほども言いましたが、やはり1、2で入所されているという方は介護者の不在の方だとか、住居問題だとか、家庭環境の問題だとかいろいろあるわけですから、やはりそういうところに至ってはきっちりとやはり入所できるような環境をつくるということがやはり整わなければならない、やはりそういう役割が特別養護老人ホーム担っているのだというふうに思います。確かに今、いろいろな老人向けの賃貸住宅だとかいろいろありますが、こういった部分についてもきっちりとやはり制度を生かせるような仕組み、こういった人たちがやはり安心できるような環境が提供できるというのが現行の制度ですから、これがなくなればそういった環境にある人がどこで暮らさなければならないのかということになりますよね、町長。そうしますと、認知症だとか、いろいろな形で、やはり自宅で在宅ということでヘルパーさんに来てもらえればいいのではないかということになります。今なっているのです。だけれども、24時間体制では当然、誰か見守ってなければならないという方もいますでしょうし、そういう方のやはり居住環境が奪われてしまうということになると、非常に不幸な状況になると思います。そういう意味では今回の制度の改正は、こういったものについてもやはり追い出しを図って在宅という表現の差し障りのいい言葉ですね、全部、変えていこうというのが私は中身だというふうに思いますが、そういうことがあってはならないと思いますが、町長はどのようにお考えですか。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

4番米沢議員の御質問にお答えさせていただきます。介護を必要とされる中重度者、要介護1、2の方々も含めて総じて申し上げますと、現在、中重度者の方が我が町の特養につきましても入所されておりますが、今後、国において中重度者介護度3以上の方を入所するようにというような方針が今、示されておりますが、私といたしましては現実、当町の上富良野町の状況からお話しを申し上げますと、要介護度が低い方々につきましては、それぞれ多様な施設を利用されておりまして、現在どういう介護が、在宅介護が非常に困難であるにもかかわらず入所ができないという実態は、当町には起きておりません。とりわけ、ラベンダーハイツ、病院も含めまして、特養につきましては必要な方が入所されているという、まず上富良野の実態を申し上げておきますが、国レベルのことになりますと、やはり国といたしましても、私は国の代弁者ではありませんけれども、やはりさまざまな老人、あるいは高齢者、あるいは介護を必要とする方々に適用する施設型のものもいろいろなものが今、取りそろえられておりますので、そういったところで吸収できるのであろうという想定が一方にはあって、中重度者にというような、特養は中重度者にということになっているのではないかと思いますので、とりわけ上富良野町におきましては待機をされていて、非常に在宅介護で御苦労されている実態は聞いておりませんので、上富良野町におきましては、今の形を踏襲できるという― 21 ―ふうに理解しております。以上でございます。

質問 4番 米沢義英

現在、そういう方がおられないだとかという問題ではなくて、私の言いたいのは社会保障制度ですから、介護保障制度ですから、やはりいついかなるとき、人ってどうなるかわかりませんよね、生活環境が変わって。そういうときに安心して受けれるサービスがなければ、やはりそういったものが提供できなければならない、やはりそういう制度という立場から言えば、町長がおっしゃるのと私が考えているのは、ちょっと町長はそれぐらいでいいのではないかと言うのだけれども、私はそういうサービスがいつどうなるか、生活環境が変わって、そこにお世話にならないとも限らないわけですから、そのための社会制度であったり、給付制度であったりするわけですから、そういう環境をきちんと国がやはり提供できるような環境を持つという、この根本的なところをお話ししているわけで、うわべだけの話ではなくて、やはり町長はそう思いませんか。いつも、公平な光は当たらないけれども、町長が言うようにサービスの今回のいろいろな紙おむつだとか、いろいろな給付の見直しがあるように、やはり少なくてもそういう人たちがこの町で少なくても安心して生活できる環境を提供するのだという思いで、今回の見直し案という形で、その給付の見直しだとか出てきているのだと思うのですが、そういうものも含めて私は本来こういう介護制度にしてもそういうものだということなのですが、こら辺は町長、納得できませんからお伺いいたします。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

米沢議員の御質問にお答えさせていただきますが、社会保障制度そのもの、総論をここで論じるような思いはございませんが、やはり私のこの地法自治体を預かる者として、まず一番先に目を向けていかなければならないのは、たとえそれが議員の目からはうわべというふうに映ることであろうと、やはり上富良野の実態をしっかりとサポートしていくということがまず第一番にあるべき姿だというふうに思っております。そして、さらにその延長上には社会保障制度全体の中でどういうような社会保障制度が構築されていくかということは、必要に応じて発信もしてまいりますし、主張もしてまいりますが、今、議論になっておりますこの特養の中重度者の対応につきましては、やはりそこそこで急に状況変化の中で、そこに頼ることが一番、必要であるという方が、そこにお世話になれないという状況だけは発生させてはならないというふうに、そこは思いは共有できますが、恐らくこれから先は私はもう予想で申し上げるしかございませんが、国の多分思いとしては、中重度者を特養にというようなすみ分けをしても、そこへ至るまでの皆さん方を放置しておくというようなことが頭の中にあって組み立てるものではないというふうに理解しておりまして、ぜひそうなることを期待しているところでございます。以上でございます。

質問 4番 米沢義英

ぜひ、いろいろな課題が少なくとも見えてきましたので、やはり自治体としても要望することについてはきっちりと要望して、改善を求めて現行をさらに充実するという方向で要望出していただきたいというふうに考えています。次に、除雪問題については、非常に非課税世帯だけという形になっておりますけれども、今回、見直しで所得制限に対しても一定の給付をするということで出てきているということを考えれば、非常にバランスの悪いもので、一方では所得がある方に対しても給付するだとか、その内容によって違うのだということになるのかもしれませんけれども、北海道は特に冬場、やはりお年寄りが一番やはり心配しているのは雪なげだとか、そういった部分なので、少しでもやはり安価で提供できるように、この点もう一度、廃止すべき、所得制限の廃止をすべきだと思いますが、この点お伺いいたします。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

米沢議員の除雪サービスに関します御質問にお答えさせていただきます。冒頭、村上議員からの御質問にありました福祉制度のサービスの充実のときにお答えさせていただいておりますが、この私は除雪サービスと前段申し上げました、そういった医療、あるいは身体的なハンディ、そういったものに対する手だてと除雪サービスのように民間の事業者でサービス提供が必要に応じてなされているものにつきましては、やはりこれは負担能力がおありの方については、そういうサービスを利用していただくことが、これは町民の公平感からいっても何も違和感のない仕組みであろうというふうに考えておりますので、さきに申し上げました介護だとか、医療だとか、そういったものとは切り分けて考える必要があるというふうなことで見直しを考えていないところでございますので、ぜひ御理解を賜りたいと存じます。

質問 4番 米沢義英

ぜひ見直しをしていただきたいと思います。次に、障がい施設の仕事の確保なのですが、今、― 22 ―障がい者の自立支援に基づいて、仕事を確保するということが当然のように自治体にはなってきております。自治体においては、それぞれいわゆる公園の清掃を委託するだとか、いわゆる封筒の開閉の作業をするだとか、広報の部数の整理をするだとか、いろいろな形で取り組みがされております。そういう意味では、もっと上富良野町においても530万の目標を先般ということで、近々、つい最近だと思うのですが立てたと思うのですが、それも非常に大事ですが、総合的にどうやはりそういう仕事を確保できるかというところを、やはり位置づけた障がい者支援という形の確保が必要になってきていると思いますが、この点、よりやはり問題を掘り起こしながら、環境を整える必要がまだまだ私はあると思いますが、この点お伺いしておきたいと思います。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

4番米沢議員の障がい者就労支援に関します御質問にお答えさせていただきますが、最初の答弁の最後のほうで述べさせていただいておりますけれども、今後、町行政だけでなくて、町民の皆さん方の日常生活の中でもサービスを提供していただく措置があれば、ぜひ求めようということで広報等を通じてというふうにお答えさせていただいたところでございますけれども、全く今、議員が御発言になったとおり、思いは全くその通りでございまして、行政の内部においても今回は530万円ということでおかさせていただいておりますけれども、さらに各課には掘り下げていろいろサービスを提供していただくような事案がないかということを指示もしてありますので、これは本当にサービスを提供する側が長期的に安定して仕事がしていただけるようなことには応援してまいりたいと考えておりますで、御理解賜りたいと存じます。

質問 4番 米沢義英

ぜひその点、進めていただきたいと思います。次に、体罰についてお伺いいたしますが、非常に残念なことです。確かに、保護者等の対応等についても速やかに対応されているかというふうに思います。ただ、やはり先ほども言いましたが、これは戻すことを、元のように戻すことは当然できません。恐らく、子どもさんの保護者に対しても心のどこかの傷として残っているのかなというふうに思います。やはり、過去にも当然、体罰があったということの報告でありまして、いろいろと周りのお母さん、お父さん方からの情報を聞きますと、6月ぐらいの段階ではなくて、もう去年あたりから多少のいろいろな芽があったのではないかという話が出ております。きっちり確認したわけではないですから、根拠はない話になるかというふうに思いますが、しかし保護者の方たちはそういうふうに見ております。そうしますと、やはりそういったものが小さいうちにやはり何でも摘んでおかなければ、今回みたいに大きなやはり問題として発生するということは当然、あり得ることだったというふうに思いますが、この点について学校教育現場について、そういった芽があったということがこれ以前にも、6月以前にもそういう話はされていなかったのかどうなのか、この点、まず確認しておきたいと思います。

答弁 教育長 服部久和(教育長は2022年3月まで)

4番米沢議員の御質問にお答えいたします。米沢議員、冒頭の御質問の中で前年度の体罰に対する、24年度の調査結果のアンケート調査の関係のお話しをされておりましたけれども、結果として、そのアンケート調査については子どもと保護者から24年度において体罰があったかというアンケート調査を実施しましたけれども、その中での調査結果においてはそのようなことがなかったところであります。また、小さな芽は早いうちに摘むというような部分に対しましては、何事についてもそのような努力、あるいは学校としてのそういうチェック機能が必要だというふうに考えているところであります。以上でございます。

質問 4番 米沢義英

今後の取り組みという形で、7項目にわたって報告もされております。いずれにしても、そういったことをやはり教育委員会としても当然のように問題を整理しながら、やはり対処するということは絶対、もう必要になってきているのかなというふうに思います。今後、そういうものも含めて十分にチェック体制、あるいは教職員同士の互いの指導方法のあり方を検討しながら、情報も検討しながらそういった未然に防ぐというような報告もされておりますが、起きたことを責めるという立場では僕はありませんけれども、ただやはりそういった教訓を生かして次に我々は何を子どもたちや地域に還元して、やはり教育という立場から地域に根差した教育力を高めるかというところにも、当然、つながっていくわけですから、この点、もう一度、今後の対応も含めて教育長としての今回の課題、問題点というのはどういうものだったということを改めて、今後の対応についても含めてお伺いしておきたいと思います。― 23 ―

答弁 教育長 服部久和(教育長は2022年3月まで)

4番米沢議員の御質問にお答えいたします。今回の体罰という案件については、当然、学校に対しての皆様への信頼を裏切る行為であります。このことは、二度も三度も当然、続けば学校の信頼は当然、失墜しますし、そんなところに子どもたちを預けておけないというのは当然のことであります。そのようなことがないように、体罰にかかわらず、いわゆるコンプライアンス、法令順守、このほかにも交通安全、公金の取り扱い、わいせつ、セクハラ等々、コンプライアンス事案がたくさんあるわけであります。これら信頼を損なうような行為がないように、指導の徹底もしていく考えでありますし、あわせて先ほどお話しいたしました研修計画の中では、これらの要素全て網羅した中で、それぞれの学校において指導を徹底していくというような考え方でおりますので、御理解を賜りたいと存じます。以上でございます。

出典:上富良野町議会 平成25年第3回定例会 2013年9月18日 議事録 PDF(20ページ) 間違いを知らせる