みんなの議会

上富良野町議会 平成24年第4回定例会 2012年12月11日

(1)平成25年新年度予算の主要事業化として、光ケーブルの整備とエゾシカ対策の強化についての取り組み/(2)若者が住むまちづくりについて/(3)上富良野高校存続のための新たな支援策は/(4)小中学校に道徳教育推進教師の配置は

2012年12月11日、上富良野町議会の一般質問で、村上和子議員が「平成25年新年度予算の主要事業化として、光ケーブルの整備とエゾシカ対策の強化についての取り組み」「若者が住むまちづくりについて」「上富良野高校存続のための新たな支援策は」「小中学校に道徳教育推進教師の配置は」について質問し、町長 向山富夫、教育長 服部久和が答弁しました。

質問者
村上和子 議員
答弁者
町長 向山富夫、教育長 服部久和

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 3番 村上和子

向山町長には、2期目当選を果たされ、誠におめでとうございます。私は、さきに通告してあります4項目について質問させていただきます。まず1項目は、平成25年新年度予算の主要事業化として、光ケーブルの整備とエゾシカ対策の強化についての取り組みを町長にお伺いいたします。12月から次年度予算編成に伴い、各課の調整・査定が始まると考えるが、住民の要望をどこまで取り入れ、優先順位を決めて主要事業として予算化できるのか、この過程の透明性が必要である。長年にわたって、住民、農業者からの要望である次の項目について伺う。1点目、高度情報通信社会に対応した光ケーブルの基盤整備は15億円と試算され、国から3分の1の補助制度はあるとのことだが、多額な財政投資を必要とする。投資的事業として、25年度から主要事業として取り組むべきと考えるが、いかがお考えか町長にお伺いいたします。2点目は、エゾシカ対策について。鹿の農作物被害を防止するための防護柵の設置に向けて、農業者、JAとの協議を進めていくということであったが、行政としても新年度に予算化が必要でないのかお伺いいたします。2項目めは、若者が住むまちづくりについて。少子高齢化が進む中、若者の定住化と町外からの転入を促すため、若者が住むまちづくりの一環として、子供を産み育てやすい環境づくりが必要と考える。子育て世代の住宅建設への支援策を考えてはどうか、町長にお伺いいたします。3項目めは、上富良野高校存続のための新たな支援策は、教育長にお伺いいたします。上富良野高校の存続のために新たな施策として、交通費、下宿費等を考えているということだが、具体的な内容は平成25年度の入学予定者からの適用となるのかどうかお伺いいたします。4項目めは、小中学校に道徳教育推進教師の配置は、教育長にお尋ねいたします。新学習指導要領のもとで、新たに道徳教育推進教師を置くことになったが、人間尊重の精神と命に対する尊厳の念を培い、主体的・自立的に生きるとともに、他者とのかかわりなどの力を育成するために、道徳性を養うことも必要と考える。道徳教育推進教師の配置と、道徳教育についてどのように取り組むのか、教育長にお伺いいたしたいと思います。以上でございます。よろしくお願いいたします。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

3番村上議員の御質問にお答えをさせていただきます。まず1項目めの平成25年度予算において、主要事業化すべきとの2点に関する御質問にお答えさせていただきます。まず1点目の光ケーブル整備に向けた予算化についてでありますが、高速情報通信網の整備につきましては、これまでも村上議員を含め他の議員からも御意見をいただいているところであり、その中で議会に対しましては整備事業費等においても、情報提供させていただいているところであります。私といたしましても多くの町民の負託を受け、2期目の行政運営を託されたところでありまして、早期の高速情報通信網の整備につきましては、公約としても町民の方々へ申し上げてきたところであります。議員御発言のとおり、本町の全世帯に光ケーブルを整備する場合に要する概算事業費につきまして― 13 ―は、インターネット環境のみ整備する場合は約10億円、インターネット整備環境に加えて防災情報や高齢者等の安否確認、また町民との情報の相互共有システムなど、町独自の情報を上乗せするいわゆるIP告知方式で整備する場合には、約15億円程度の多額の財政投資が必要と試算しているところであり、これらの財源手当てが課題となっているところであります。現在、町といたしましては、より安価で、全町に高速情報通信網を整備する方法についての調査・研究を進めているところであり、その一つの方法としては、市街地の住宅密集地は、商業ベースとして民間通信事業者による光ファイバー整備を要望する一方、それ以外の郡部地域においては、無線を活用した高速情報通信網整備の可能性について検討を進めているところであります。しかしながら、民間通信事業者による光ファイバー整備につきましては、あくまでも商業ベースが基本となるため、光ファイバー整備地区世帯の2割以上が、事業者の提供するインターネットに加入することが前提となるところであることから、行政の取り組みだけでなく関係する諸団体を初め、多くの町民の方とともに促進体制を整えて、誘致活動を積極的に取り組む必要があるところであります。いずれにいたしましても、早期整備の重要性は十分認識しているところであり、議員御質問にあります25年度の当初予算化につきましては困難でありますが、早期に実現が図られるよう実施方法や実施時期等について、判断してまいりたいと考えております。次に、2点目の鹿柵設置のための予算化についてでありますが、農業者、JAとの協議の進捗状況につきましては、各農村地域の代表者、JA役員、町で構成する有害鳥獣対策協議会を本年3月に設立し、鹿による農作物の被害を食いとめるため、防護柵設置を念頭においた協議を進めているところであります。現在まで3回の協議会を開催し、防護柵の設置箇所や係る費用等について概要をまとめ、各地区での説明会、また多額の農業者負担が生じることから、全農業者を対象に意向調査を行い、その取りまとめを行ったところであります。今後、さらに詳細な資料を協議会において作成し、農業者の皆さんにお示しをしながら、来年の4月ころまでには事業化についての結論を出し、平成26年度の事業実施をめどとすることで協議が進められているところであります。町といたしましては、引き続き協議会に参画し、協議の結論を踏まえ、農業者負担の軽減も含めた予算化について、検討を進めてまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。次に、2項目めの若者の定住対策に関する御質問にお答えをさせていただきます。議員、御質問にありますように、まちづくりは高齢者が安心して暮らせると同時に、若者が夢を持って住み続ける活気あるまちづくりが基本であると考えております。特に、次代を担う子供を産み育てやすい環境づくりにつきましては、大変重要であると認識しており、定住・移住対策にもつながっていくものであることは、議員と意をともにするところであります。町では、平成16年度から平成26年度を計画期間として策定した、上富良野町次世代育成支援行動計画、いわゆるエンゼルプランに基づき、保育所における各種サービスの充実や子育て支援センター、発達支援センターの運営、子育てサークルの育成など、同計画の着実な推進を図るとともに、母子保健の充実、就学前児童の医療費無料化、子育て支援、ごみ袋交付事業の実施など、安心して子供を産み育てることができるまちづくりを重要課題として位置づけしており、総合的な子育て支援事業に取り組んできた結果、現在においては他の市町村にも何ら引けを取ることがない子育て支援先進地と認識しているところであります。議員、御提言にあります子育て世代の住宅建設の支援策に特化した取り組みにつきましては、その効果は限定的と思われることから、現在のところ財政支援の考えは持ち合わせておりませんが、総合的な子育て支援策の充実につきましては、エンゼルプランに沿って今後も引き続き対応を図ってまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。

答弁 教育長 服部久和(教育長は2022年3月まで)

3番村上議員の3項目め、上富良野高校の存続に向けた支援に関する御質問にお答えいたします。上富良野高校につきましては、富良野地区中学卒業生が少子化などにより、ますます生徒の確保が厳しい現状にあります。現在、町においては上富良野高校教育振興会を通じて、入学準備金や資格取得の支援策を講じておりますが、我が町の高校存続に向けて、新たな振興策を喫緊の課題としてとらえております。このため来年度からの入学者と在校生に対して、保護者の経済的負担の軽減を図るため、新たな施策として、町外からの生徒には通学費と町内における下宿費、または間借り費の助成を行い、町内の生徒には就学支援金の支給と入学準備金の増額を行うものであります。― 14 ―その内容は、町外からの公共交通機関によって上富良野高校へ通学する生徒に対し、通学費1人年間8万円を上限として助成し、同じく町外から町内に下宿または間借りする際の月額負担に対し、1万円を超える額を助成とし、上限2万5,000円とするものです。町内に居住し就学する生徒には、就学費の負担軽減として就学支援金月額5,000円を支援するほか、これまでの新入学の準備金2万円を町内に居住する生徒には6万円とし、4万円を増額して支給するものであり、新規増加分で760万円、既存の振興策と合わせますと1,132万円を予定しております。現在、詳細につきましては、高校及び教育振興会と協議しながら、補助金交付要綱を作成中であり、今後においては要綱案がまとまりましたら、議会に御説明をさせていただく予定としております。これらの新たな支援策を講じることによって、上富良野高校が存続され、町内で活躍する人材育成の場の確保と、町の活力、にぎわいの維持とともに、地域経済を支えるなどの観点からも、特に意を持って取り組まなければならない課題であると考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。次に、4項目めの道徳教育推進教師の配置に関する御質問についてお答えいたします。小中学校における道徳教育は、以前から心のノートなどを使い、授業の中で行われていましたが、新学習指導要領に基づく授業が昨年度から小学校で、今年度から中学校でも順次実施されております。新学習指導要領において、道徳教育の推進体制の充実を図る目的で、道徳教育の推進を主に担当する道徳教育推進教師の配置が盛り込まれました。町内の小中学校においては、新学習指導要領の移行期間である平成21年度から既に道徳教育推進教師を配置しており、具体的には学校長の方針のもとで、道徳教育推進教師が中心になり、全教師が協力して全体計画及び年間指導計画を作成し、指導体制の充実を図っているところであります。道徳教育につきましては、道徳の時間の年間35時間、週1時間をかなめとして各教科、外国語活動、総合的な学習の時間及び特別活動など、教育活動全体を通じ計画的、発展的な指導によって道徳的な価値の自覚及び人間としての生き方について考えを深めさせ、道徳的実践力の育成を図っているところであります。今後におきましても効果的な教育を行う観点から、発達段階に応じ、指導の重点を明確化し、先人の生き方、自然、伝統と文化、スポーツなど、児童・生徒が感動を覚えるような魅力的な教材の開発や活用を図るなど、各学校において工夫を凝らすとともに、道徳の時間の授業公開を通して、家庭や地域社会との共通理解、相互理解に努めてまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。以上でございます。

質問 3番 村上和子

1項目めの1点目の光ケーブルの整備についての件ですけれども、町長も承知されていると考え、3月の予算編成の時期だと遅いと考えまして、12月、一般質問をさせていただいたので、財源の手当てが大きな課題だというところでございますけれども、私たちも二元代表制として議会に出させていただいておりまして、議会報告会もことしで3回目に取り組んでいるところでございます。それで、昨年の議会報告会の中でも住民からの要望がありまして、情報インフラの整備、富良野沿線でも上富良野だけが未整備だと、大変おくれている、光ファイバーを導入してほしいと。そして光ファイバー導入することによって、定住もふえるのでないかとか、駐屯地の方からは防衛庁なんかも利用して整備することができなかったのかとか、いろいろな意見が出ておりまして、私たちも議員の立場といたしましても住民からの声を何とかこの要望に応えたいものだと思いまして、12月であればこれから予算編成にかかりますので、確かに財源は10億円というあれでございますけれども、町長にもこの要望は昨年出しておりますし、そういったことで平成25年こそは予算化、せめて実施設計・調査といいましょうか、そういうことならないものかどうかということでちょっとお伺いしたいと思います。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

3番村上議員の高速情報通信網の推進に関します御質問にお答えをさせていただきます。事の事業の理解は、お互い共有しているものという前提でお話させていただきますけれども、私もさまざまな場面を通じて、高速通信網の整備をぜひ早期にという声は、方々からいただいているのは事実でございます。ただ、当初、民主党政権になりましてから、光の道構想という大きなテーマが掲げられまして、その中で総務省が積極的に推進するというお話でございましたので、大いに期待をしたところでございますが、ICT交付金という制度を活用することになるのですが、残念ながら、残念ながらという表現が正しいかどうかは別として、過疎指定町村になっていない関係から、非常に有利な事業費補助をいただく― 15 ―ことが困難だということで、当初、町が町営で有線による整備をしようということで試し算をしたところ、約15億円かかると。これは町民、赤ちゃんから高齢者まで、1人10万円以上負担することになります。こういう事業が、果たして上富良野町の町民が求めるものかどうかということで、少し研究をさせていただきました。結果、きょう現在で申し上げれるのは、先ほど御答弁させていただきましたように、中心街、人口密集地につきましては商業ベースで、そこから外れる部分については、今、無線による高速通信情報システムというのが非常に進んでおりまして、光ファイバーと何ら速度的には引けを取らないというような情報もいただいておりまして、そういう合わせわざができないかということで、今、研究をさせていただいております。まず、無線となりますと、電波の伝搬調査だとか、事前に前さばきをしなければならないことが出てきまして、できればそういう技術を含めて手法がある程度固まれば、そういう電波の伝搬調査等は、なるべく早期に予算計上ができるようなことが望ましいのかなというふうには考えております。いずれにいたしましても、町内で高速情報通信網を整備するとき、基本として市街地も郡部も含めて同時に進行できるようにということを基本に考えておりますので、私も早期にという思いは共有しておりますので、御理解を賜りたいと存じます。

質問 3番 村上和子

早期にということですけれども、この23年3月に定住の計画でございますけれども、この20ページに定住・移住、環境の充実、全町に光ファイバーケーブルを敷設し、高度情報通信環境の整備を図りますということで、これ23年3月ですので、この結果、23年1年かけまして、23年4月から検討、24年1年かけまして検討、そうしますと25年実施となっておりますので、これは23年3月できておりますので、23年4月から1年検討して、また24年1年検討して、そして実施となっております。そういうことで、この計画はどうなのか、今、早期というのは何年のことを早期というのでしょうか、ちょっとお尋ねしたいと思います。まず、調査、調査からでも、伝搬調査ですね、それを何とか少しでも予算づけに25年できないのか、ちょっとお尋ねしたいと思います。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

3番村上議員の御質問にお答えさせていただきます。早期ということの定義は、何かつい数カ月前、早期はいつなのだというような、思い出しておりますけれども、先ほどお答えさせていただきましたように、まずそのシステムをどういうふうに組むかと、人口密集地は有線、さらに外周部は無線とそういうようなこと、技術的なことを伝搬調査にしても、それがきちっと計画として位置づけますよということを確定した後でないと、まず伝搬調査をやってみてということにもなりませんので、今、民間業者と担当でかなり詰めた話をしておりますので、25年の当初予算に伝搬調査が盛り込まれるかどうかというのは、今、微妙な状況でございます。そこまで前へ進めれれば、ほぼ計画としては形が見えてきますので、今、まさしく民間業者も含めて、あるいは先ほどのお答えの中にあります。そうなりますと、契約数を一定程度求められますので、そういう推進体制も一緒に進めなければなりませんので、その点少しお時間をいただいて、担当としては25年度の新年度予算に調査費ぐらいは盛り込めれるようにということは、念頭に置いておりますので、ぜひ御協力を賜りたいと思います。以上でございます。

質問 3番 村上和子

期待しております。2点目の次、エゾシカ対策として、鹿の農作物被害の防止する防護柵の設置についての件でございますが、現在まで3回協議を開催して、全農業者を対象に意向調査も終わっていらして、その取りまとめを行っているということでございますが、これも26年度事業設置ということでございますけれども、25年度に取り組めないのかどうかと思うのですけれども、国のほうが2分の1補助があるのですかね、それと農業者3分の1、行政が3分の1で、JAが3分の1、一番問題は受益者である農業者の人がどこまで負担できるかという、ここの話し合いのところをしっかり詰めていただいて、今、道でも64億円の被害があったということで、過去最高の被害だということでエゾシカ対策の窓口を設置して、2年間延長してこの対策を練るということですので、ゆっくりしていましたら国のほうも今、補助事業変わってまいりますので、農業者の一番の問題は受益者の3分の1の負担どこまでというところそこを何とか、行政3分の1、負担者3分の1、JA3分の1なんておっしゃらないで、農業者のところを何とかマメに詰めていただきたいと思うので、その点いかがでしょうか。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

3番村上議員の鹿柵についての御質問にお答えさせていただきます。先ほどお答えさせていただきましたように、本案― 16 ―件につきましては協議会が設置されておりまして、その協議会の中の意思として、平成26年度に実施したいと、するというような意思が組織として確認されておりまして、私どものほうから25年度にというようなそういう前提が整っていないというか、そういう前提でございませんので、26年度ということは組織としてきちっと意思をあらわしておりますので、それは御理解いただきたいと思います。ただ、町としては、協議会の参加メンバーの一人として申し上げておりますのは、農業者負担、これについて私の思いとしては、山麓に接しております地域で耕作されております農業者の方々が、直接的に被害を受けているわけですが、これは上富良野町の農業者皆さんが共有する課題だということで、その負担のあり方は別といたしまして、大なり小なり全ての農業者が負担をし合うという組み立てをまず前提にすべきだというふうに考えておりまして、それは御理解を、最近、協議会のほうの動きをお聞きいたしますと、相当のところで話は理解をいただいているということで、最後の詰めの段階だというふうに聞いておりますので、特に冬期間協議会を開かないと、もう春作業が始まりますと実質的にはできませんので、年明け早々に結論を導きたいというふうに聞いております。それを受けて、町としてどのような支援がいいのかということは、具体的に組み立てていきたいと思っております。以上でございます。

質問 3番 村上和子

26年ということで、よろしくお願いしたいと思います。2項目めの若者が住むまちづくりですけれども、総合的な子育て支援をしているので、他町村に町長は引けを取らないと、このようにおっしゃっているのですけれども、今、子育て世帯も大変厳しい、家計が厳しくて奥様も働いて家計を助けているのですけれども、また来年4月からスタートする復興税、25年間2.1%の税金が加算になりますし、子育て家庭に中学生以下の子供がいる家庭は扶養控除がなくなりますし、給料のほうは下がっております。そういうことで非常に定住化の促進のアンケートで、民間のアパートに居住しているけれども、持ち家の建てかえの希望が大変多いのです。しかも上富良野に住みたいと、こういう意向が多いものですから、それで持ち家の支援、これも移住計画これができておりまして、これが24年、ことしの1月ですね、ここにちゃんと持ち家支援ということをうたっております。それで民間アパートから居住者、持ち家の建てかえ、住みかえを希望しているということで持ち家、持ち家の取得支援、子育てに対する配慮、こういうのが必要であるということで、この計画もちゃんとうたわれておりますので、子育て世帯の方が「持ち家持ちたいわ」と言ったときに、何かその手だてというか、助成策はないのかと思うのですけれども、いかがでしょうか。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

3番村上議員の子育て世代に対します住宅取得の支援策についての御質問にお答えさせていただきますが、この考え方の御質問については、今までも何人かの議員の皆さん方にお答えさせていただいておりますけれども、私といたしましては子育て支援というものは、広く皆さん方へ子育てをしながら本当に努力をされて、御苦労されて生活をされております世帯皆さん方に、そのサービスが及ぶようにすることが、行政としては取るべき姿だというふうに理解しております。議員、御質問にありますような住宅取得に対します助成も、助成の仕方、支援の仕方として否定するものではございませんし、そういう方法もあるのだろうなという理解しております。しかしながら、やはり個々人の財産形成をするそういうことに子育て、あるいは定住に特化して、そういう目的を持って支援するということは、果たして限られた町の財源を使っての事業として、事業成果が果たしてそこに期待できるかどうかということから考えますと、私の持ち合わせる考えの中からは、まだそこまで町の状況が許す状況ではないというふうに考えておりまして、先ほど申し上げましように、広く子育ての御家庭の皆さん方にサービスを提供できるような余地があれば、最大限そこに力を注ぐべきだというふうに考えておりまして、まだまだなかなか持ち家の支援にまでということには及ばない現状であるということで、御理解いただきたいと存じます。

質問 3番 村上和子

総合的な子育て支援、これから今後考えていきたいということでございますけれども、町長は、どこにも引けを取らないとおっしゃるのですけれども、いろいろな子育て支援施策、他町村でいっぱい出ていますので、一々申し上げませんけれども、例えば医療費なんかでも中学まで無料化というのは、たくさんやっております。余り残すところ少しでございますし、個人の財産に対するものに対してというお考えなのでしょうか、お尋ねしたいと思います。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

村上議員の御質問にお答えさせていただきます。子育て世代の皆さん方に対する住宅取得に対する助成支援というものは、やはり個人の財産形成にお― 17 ―手伝いをさせていただくというような趣が、私は非常に濃いというふうに考えておりますので、なかなかそういうような政策展開は、今の上富良野町の状況の中からは発想できないというふうな考えでおります。それから、それぞれ市町村で、さまざまな子育て支援策は講じられていることは、私も承知しておりますが、この町ではこういう施策、この町ではこういう施策、一本つりを連ねるというようなことは、それは全てをトップ水準ということは、これは現実的には不可能でございまして、私は上富良野町として広く多くの子育ての皆さん方が、そのサービスを受けていただけるような仕組みについては、引けを取らないというふうに考えておりますが、そういう意味での御理解をたまわりたいと思います。

質問 3番 村上和子

では、また別の機会に質問させていただきたいと思います。町長は、なかなかお気持ちがそのようですので、また総合的な子育て支援をよろしくお願いしたいと思います。それでは、次に、教育長にお尋ねしたいと思います。上高の存続の新たな支援策として、これは大変早い取り組みで、平成24年度の教育行政執行方針では、上高の存続に向けてみんなで知恵を出し、新たな支援策等を課題として取り組むということでございましたけれども、平成25年からの入学者から適用するということで、非常に早い取り組みだなということで、やっぱり上高を存続させるために大変強い気持ちのあらわれかなということを、ぐっと伝わってくるところがあるのですけれども、760万円といいますと、今までの予算から見ますと倍ぐらいの予算でございますし、ここに絞られたというのは町外の生徒さんに対しては交通費8万円上限、町外の下宿者の方に対しては上限2万5,000円、また町内の生徒に対しては就学支援金が日額5,000円で、それから入学準備金が2万円を4万円、6万円にするということで4万円増額ですね。こういったことで、何とか効果を上げたいということはわかるのですけれども、これに絞っての施策にしたというのはどういう理由なのでしょうか、ちょっとお尋ねしたいと思います。

答弁 教育長 服部久和(教育長は2022年3月まで)

3番村上議員の御質問にお答えしたいと思います。施策を今回決定した理由ということでございますけれども、まず1番に、上富良野の子供たちの上高に目を向けてもらうという部分の新たな施策ということでまず考えたところでございます。そのためには上富良野町内の子供たちだけでは、上高は運営できないことは、議員も御承知のことと思います。もともと上富良野高校につきましては、上富それと中富良野町で、上高というものが成り立っていた経過にございます。今回、交通費補助8万円という額を考えた部分につきましては、ターゲットを富良野地区まで、富良野市までターゲットとして組み立てを行ったものでございます。列車で定期を購入しますと、8万円程度あれば1年間、学校に通学ができるということから、特には富良野から来る方もいるという想定でありますけれども、上高については上富と中富良野町が、主に通う高校という認識を持っています。ただ、富良野からも来ている実態がありますので、富良野沿線をターゲットにした中で8万円という金額を組み立てております。それと、下宿費の助成につきましては、上富良野高校については男子のほうで硬式野球ということで、非常にクラブ活動に力を入れております。そのために高校に来て野球をやりたいというお子さんが、富良野地区以外から越境してきた場合について、対応することが必要だということかとら、下宿費の補助金を組み立てたところであります。それと、町内の就学支援金につきましては、新たな交通費補助と下宿費補助を町外の方に組み立てを行いましたので、それと見合いの部分、上富の子たちにも興味を持ってもらうということで見合いの部分の金額、そこには現在、非常に経済的にも非常に保護者、お金がかかるという部分に目をつけまして、就学支援をするということで月額5,000円3年間で18万円、就学準備金が4万円増額ですので22万円、町外の方ですと24万円、交通費補助8万円の3年間ですから24万円と、そういう部分で町内・町外とのバランスを図った対応をさせていただいたところであります。以上でございます。

質問 3番 村上和子

割合早い取り組みということで評価いたしますけれども、いただきました資料で特色ある学校づくり対策がC、それから資格の検定料、資格を取って検定するのに少しの自己負担があるのですよね、だから全額補助をして自分のレベルアップを図ってもらうとか、やっぱり卒業後の進路とか、就職がうまくできるかどうかということも心配があるかと思うのですけれども、当面は3年間この施策として考えるということでしょうか。25年度は中学3年生が96名、26年度は中学2年生110名、27年度は中学1年生112名、そういった中学生の生徒の状況でございますけれども、― 18 ―一応これは3年間この施策を考えてやっていくということでございましょうか。それと、今後については当面こういった形で支援をして、今後については旭川商業の流通ビジネス科だとか、旭川農業の食品化学、ここらあたりが平成24年度、58人出願して40人が内定ということで、非常にそこに集中する傾向があるのですけれども、今後についてはそういう科を、特色ある学校、科の考え方なんかは考えていらっしゃらないのかどうか、ちょっとお尋ねしたいと思います。

答弁 教育長 服部久和(教育長は2022年3月まで)

3番村上議員の御質問にお答えします。まず1点目でありますけれども、既存の施策についてのお話です。まず、資格取得の助成については、今後において学校と協議しながら進めていきたいと考えているところであります。必ずしも全額、町で負担するから効果が上がるというものではございませんので、子供たちに負担するという部分を求めながら、その試験をするという部分の重要性を認識させる中で進めていきたいと。ただ、学校側との意見調整もありますので、その中で検討を重ねてまいりたいと思っております。2点目の施策の制限年数についてでありますけれども、特に3カ年とか5年間だとかということは考えておりません。ただ、状況の変化に応じて、施策については展開していかなければならないと考えておりますので、その状況状況でこの施策以上にプラスしたり、ただ時代に合わないものをいつまでも置いていくわけにいきませんから、都度都度見直しを図っていく必要性があるかというふうに考えております。3点目の今後について、学科の関係でありますけれども、現在、御存じのとおり、上富良野高校については普通科であります。道内の保護者等からのアンケート調査におきましても、普通科に対する需要というのが一番多うございます。したがいまして、普通科が職業科なりに変わるということは、道立高校でありますので、我々が言ってもそう簡単に行くわけではありません。ただ、全道的な状況からすると、普通科を求める声が保護者のほうからは大変多いという状況を考えますと、ここの部分については非常に難しい部分かなということと、現在では、うちのほうではそのような考えがないこと。以上であります。

質問 3番 村上和子

よろしくお願いしたいと思います。では、4項目めの道徳教師と道徳教育推進教師の配置についてですけれども、道徳の教育推進教師を配置しているということなのですけれども、何名ぐらい各小・中学校において、担任の先生が兼務していらっしゃるのではないのでしょうか、ちょっとお尋ねしたいと思います。

答弁 教育長 服部久和(教育長は2022年3月まで)

3番村上議員の道徳教諭の数についてお答えをいたしたいと思います。各学校で1名の配置でございます。先ほども申し上げましたとおり、この1名の担当の先生が校長の方針のもとに計画をつくる、実効を上げるために指導をするというような、そういう体制になっているところでございます。以上です。

質問 3番 村上和子

1名配置されているということで、道徳教育も取り組んでいらっしゃるということですけれども、今年度の予算の中でも教材として、どのような教材が道徳用の教材として使われているのか、ちょっとわかりにくいのですね。もっと道徳教育に使用するものとしてわかりやすく、また教材を多く購入してもいいのではと思うのですけれども、その点いかがでしょうか。

答弁 教育長 服部久和(教育長は2022年3月まで)

3番村上議員の御質問にお答えしたいと思います。まず道徳につきましては、教科書というものがありません。過去から心のノートとかそういうものが副読本として、国によって配付されて使用してきたところであります。現在、心のノートにつきましては、既にウエブ版になっておりまして、ウエブ版を印刷して活用すると。北海道については、本年度まで物が配られていますけれども、全国的に見ますと、文科省のウエブを見ていただいて、それを教師が印刷して使用するというようなことになっています。このほかに教材として使われる物は、民間で出している、書籍会社で出している道徳に関する冊子だとかいっぱいありまして、国で開発刊行した歩みの資料だとか、都道府県市町村教委について開発した読み物資料、読み物資料もいろいろなところで作成しておりまして、そういうものが使われているというようなことになります。あと、新聞記事だとかさまざまな資料をもとに、目的に合わせた資料を活用しているところでありまして、改めてこの資料でなければならないというようなものではないということで、御理解をいただきたいと思います。― 19 ―

質問 3番 村上和子

道徳の時間の授業公開をぜひ、家庭や地域社会でも理解を深めることになりますので、来年度の早い時期に実現していただきたいと思うのですけれども、どれぐらいのところを考えていらっしゃるのでしょうか、よろしくお願いいたします。授業公開。

答弁 教育長 服部久和(教育長は2022年3月まで)

3番村上議員の御質問にお答えいたします。現在も既に本年から授業公開の中で、道徳については公開をさせていただいております。引き続き来年度以降も、地域の皆様だとかに御理解をいただくためには、この部分公開していくことが、継続的に公開していくことが重要だと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。

出典:上富良野町議会 平成24年第4回定例会 2012年12月11日 議事録 PDF(19ページ) 間違いを知らせる