みんなの議会

上富良野町議会 平成24年第3回定例会 2012年9月19日

(1)産業復興について/(2)障がい者福祉行政について/(3)子育て支援について/(4)町道の使用について/(5)行政評価について/(6)教育行政について

2012年9月19日、上富良野町議会の一般質問で、米沢義英議員が「産業復興について」「障がい者福祉行政について」「子育て支援について」「町道の使用について」「行政評価について」「教育行政について」について質問し、町長 向山富夫、教育長 北川雅一が答弁しました。

質問者
米沢義英 議員
答弁者
町長 向山富夫、教育長 北川雅一

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 4番 米沢義英

私は、さきに通告してありました6点について、町長及び教育長に質問をいたします。1点目は、産業振興について伺います。長引く不況の中で、町民の生活、そして消費の落ち込みや同時に商店などの売り上げも落ち込むという状況になってきています。今、求められているのは、活気のあるまちづくりや商店街づくりをどう進めるかということではないでしょうか。しかし、この間の町長の商工振興の政策に至っては、この点に決して十分とは言えないというのが状況ではないでしょうか。町長は、事あるごとに町の活性化には産業全体の底上げが必要だと述べています。それは当然のことであります。しかし、それは個別の政策があってこそ生きるものであって、個別の政策がない段階で大枠だけを決めて、それを進めようというのは余りにもひどい話ではないでしょうか。今、そういった点で町が必要なのは、どう商店の活性化につなげるような具体的な対策をきっちり住民の皆さんに示すかどうか、ここがポイントだと考えています。私は、この間、町の人たちとも話し、その中でもチャンスがあればやはり営業を新たに機能を起こしたいという方も意欲を持っておられる方もいます。そういう意味では、そういった具体的なそういう人たちに対してきっちりとこたえるような政策の展開というのが必要だと思います。そういう意味で、私は今後町の活性化にも必要な起業化支援という点で次の提案をしていきたいと思います。一つは、町の若い世代の人、また、この上富良野町に転入して起業化を目指す、志すという人に対する計画段階、事業を起こすその前段の計画段階から支援を強化するということが求められていると思いますが、この点についてどのようにお考えでしょうか。また、将来独立して店舗の開設を目指す人を支援するためには、空き店舗などを活用し経営体験をしてもらう場所の確保や、独立後の経営支援策などの具体化を図り、そして町や商店街の活性化につなげる体制の整備が今必要だと考えております。この点について、町長の見解を求めます。次にお伺いしたいのは、障がい者福祉についてお伺いいたします。障がい者や障がい児童が、その有する能力及び適性に応じ、自立した日常生活や社会生活を営むことができるように、今、国においても地方段階においても、地域支援事業が行われております。― 32 ―町においては、それの事業の一つの中にふれあいサロン事業を実施しておりますが、これは当然のごとく地元にそれを担える業者が福祉施設がないという状況の中で、富良野圏域の共同福祉施設に委託するという状況になっております。しかし、町の将来、利用者の利便性を考えるのとすれば、身近で利用できるような環境づくりを整えるということは必要でしょう。担当の方等に聞きましたら、この利用、現在のふれあいサロン事業の利用においては、地理的な条件もあり、なかなか利用人数も少ないという状況にありますので、将来この上富良野町にも福祉事業所がありますので、そういった点で担える事業所があれば、町が主体的事業として委託し、実施すべき段階に入っていると考えますが、この点についてお伺いいたします。子育て支援についてお伺いいたします。この間、何度となく子育て支援の取り組み、この点を訴えてまいりました。上川管内でも子どもの医療費の無料化を中学生まで拡大する自治体が生まれてきています。それは親と子が安心して子育てができるように、また、病気になったときでも安心して治療に専念ができる、そういう側面から応援すると同時に、健康で文化的な生活を営むという憲法の精神に沿ったものであり、その上からも子育て支援を強化の一環として医療費の無料化を拡大するという自治体が生まれてきております。残念ながら、上富良野町は一部改正が行われましたが、就学前という状況の中で、入院、通院の対象額は他の自治体から見ても劣るという状況にあり、これからの子育てを応援するということであれば、他の市町村と同様に医療費の無料化枠を拡大する、これが今必要だと思いますが、この点について町長の見解を求めます。次に、自衛隊の町道使用についてお伺いいたします。今、アメリカと安保条約のもとで、自衛隊の訓練も強化されようとしています。それは、日米間の声明に見られるように多様な緊急事態に対応する能力を高めるための、日米の共同訓練が過去においても、この町で実施されるという状況がありました。しかし、今、世界は軍事同盟からの離脱と軍事力に頼らない新たな多国間との共同、協力を求める世論と運動が多数になりつつあります。これからの安全保障体制について、どのように考えるかというNHKの2010年の問いに対して、国民は、アジアの国々との関係を軸に安全保障体制を築いていくことが、50答えた人が55%を占め、日米の安保体制を軸には19%と少数となりつつあるというのも、世論の結果であります。日本共産党は、関係国との対等平等との関係を築くことを主張しています。ところが、町ではそれに反するかのように、この7月18日自衛隊の行軍が町道で行われるという事態になりました。それは第20普通科連隊所属の一個中隊約30名が、対戦車誘導弾や小銃を携帯して、中富良野町から上富良野町へ訓練を実施するという事態になりました。さらに、この9月5日には、午後6時半から26普通科連隊でありますが、100人が布礼別方面に向かって行軍するという姿が見受けられるなど、多くの世界の国民やこの日本国民、町の願いに反して異常な事態が起きるという状況になっています。そういった点で、私は改めてこの自衛隊の町道使用について、町長の見解を求めます。一つは、自衛隊員の町道を使用する場合、行軍する場合、町道の使用届、訓練の実施届が行われているのかどうなのかをお伺いいたします。二つ目には、町民の不安を解消するためにも、軍事訓練は演習場内で実施するよう、町としてきっちりと求めるべきだと考えますが、この点について答弁を求めます。次に、町長のこの4年間の行政評価についてお伺いいたします。町長に就任してから4年が経過しようとしてます。今、経済が低迷する中で、安心して暮らせるまちづくりを多くの町民の方が望んでいます。また、それを町長に託しているというのが現状であります。ところが、この間の町長の政策を見ますと、決して町長自身が目指すまちづくりの意志、これが町民に伝わったのかといえば、決してそうではなかった4年だったと私は考えます。当然まちづくりにおいて変わったことがなく、可もなく不可もなくというのが実情ではないでしょうか。今求められているのが、本当に町民の方が安心して暮らせる、そして産業が潤いのあるまちづくり、産業づくりや商店街づくり、そして、子育てができる、そういう環境づくりではないでしょうか。その点でお伺いしたいのは、町長は、この4年間でみずからどういう行政評価をされているのか伺いたいと思います。私はこの間の町長の行政の執行に当たって、幾つかの疑問を抱かざるを得ない点があります。この間確かに町長は、協働のまちづくりという形の中で情報の共有など、そういった点ではある一定の前進も見られるとは考えますが、また同時に、子育て分野においては国の制度を活用した、そしてワクチンの予防接種の助成制度などが行われました。また同時に、産業、商工の担い手育成制度では、― 33 ―支援制度を新たにつくったという点を見れば、まあ一定の可もなく不可もなくという状況の中で進められた政策の展開ではなかったかと思います。今求められているのは、町長みずからが考案して、そして、まちづくりを展開するという、こういうまちづくりを今多くの町民が求めているものと考えます。そういう意味では、まだまだ十分皆さんの願いにこたえているという状況ではないと私は考えます。また、一方で、行政改革と称して職員定数の削減や保育所の民営化、そして将来は特別養護老人ホームの運営も民間に任そうという方針も打ち出しました。本来、行政改革というのは住民が暮らしやすい、そういうものでなければならなのに、逆に負担を求める、国保税の引き上げを行う。また、予算の使い方ではどう考えても納得いかなかったことしの演習場周辺の住民に対する騒音被害という形の中で、福祉費の向上に寄与するという目的で補助金を支出されましたが、これも本当に使い方としては問題が多いと言わざるを得ません。私は、そういう点で町長が目指すまちづくりとは、活気のあるまちづくりということを公約にも掲げ、産業振興についても掲げています。そういう意味では、町長、私はこのように考えますが、町長みずからは、みずからのこの4年間の行政の執行に当たって評価についてどのように考えておられるのか、具体的な答弁を求めます。次に、その上に立って、当然2選目を目指すのであれば、この4年間の自己評価をしながら、今後どのようなまちづくりが上富良野町に必要なのかという具体的な政策の考えがありましたら、答弁を求めます。次に、教育長に答弁を求めます。義務教育は、本来無償が原則ということになっております。しかし、今、地方自治体では財政難を理由に保護者負担という形の中で、諸行事の費用まで保護者に負担を求めるという状況に、この上富良野町の生徒さんや子どもさんを抱える母親から保護者からも、もっと負担を軽減してほしいという声が聞かれます。この間の決算の資料を見ましても、負担があるということがはっきりわかっておりますので、この点今後、教育費にかかわる必要最小限のものは軽減するなどの対策が必要だと思いますが、教育長にこの点の答弁を求めます。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

4番米沢議員の御質問にお答えさせていただきます。まず1項目めの産業振興に関する2点の御質問にお答えをさせていただきます。1点目の起業化支援についてでありますが、町では産業後継者の育成、確保を図ることを目的に、商工業及び農業の自営業に専業として新規に従事する方を対象とした担い手サポート奨励事業を制度化しているところでありますが、事業化支援につきましては、独自の施策を持ち合わせていないことから、町及び商工会に相談や情報提供、補助金、給付金、融資制度などの照会があった場合には、北海道経済産業局、北海道労働局等の関係機関の担当窓口を紹介することとしております。これまでに、具体の相談等を受けた実績はありませんが、起業を目指す方への支援は重要な地域活性化対策の一つであると認識しているところであり、今後、商工会や関係機関と協議を図り、支援策の具体化について十分検討し努力してまいります。次に、2点目の空き店舗活用などによる経営支援策等についてでありますが、平成22年度に実施いたしました商店街空き店舗、空き地の現況及び経営動向調査によると、空き店舗54件、空き地40件の実態が明らかになったところであるものの、積極的に賃貸を行おうとする所有者は少ない結果でありました。当町のみならず他の自治体におきましても、今日の経済状況の中で事業や業種転換などに将来展望が描きづらいことから、空き店舗の所有者や起業を目指す方にとっては、なかなか活用方法を見出せない実態にあるものと思われます。今後、的確に事業者のニーズをとらえながら、先ほど申し上げました起業化支援策の研究とあわせて、起業の機運が生まれるような仕組みづくりを図れるように、商工会や関係機関と一体となって取り組んでまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。次に、2項目めの障がい者福祉政策についての御質問にお答えいたします。御質問のふれあいサロン事業は、障がい者自立支援法に基づく地域活動支援センター事業として、富良野圏域5市町村が共同でエクウエートふらのへ委託実施している事業であり、主に精神障がいを持つ方々を対象に創作活動を通じた地域社会とのかかわりや、生活訓練、日中の居場所の確保などを目的として、事業所のある富良野市内で実施されております。御質問にあります町内で事業を行っている施設での実施につきましては、町としても、実現できるものであれば対象者にとっても有益なものと思いますが、今後、町内での実施が可能であるかどうか各事業者や他市町村と連絡調整を図りまして、可能性に― 34 ―ついて協議を進めてまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。次に、3項目めの子育て支援に関する御質問にお答えいたします。これまで乳幼児等の医療費助成につきましては、北海道医療給付事業と連携して、その給付対象者を拡大しながら助成措置を講じているほか、町の独自助成として、受診頻度の高い乳幼児を抱える子育て世帯の負担軽減を図るため、就学前の幼児に対する医療費の全額補助を実施しているところであります。さて、議員御質問の医療費の無料化を中学生まで拡充することについてでありますが、中学校までの児童生徒の医療費を完全無料化した場合には、相当程度の新たな財源が必要とされ、厳しい財政状況の中で、現在これらの制度化を図ることは困難と考えております。しかし、少子高齢化の進展の問題は、今後のまちづくりにとって非常に重要な課題であると私も認識しており、我が町の少子化の状況が今後どのように推移していくか見定めながら、子育て期間全体を通じてバランスのとれた支援事業が実施できるよう引き続き検証してまいりますので、御理解を賜りたいと存じます。次に、4項目めの自衛隊の町道使用についての御質問にお答えいたします。通常道路を使用するに当たりましては、一般の歩行者や通行車両に支障を与える場合は警察の道路使用許可を得る必要があります。議員御質問の自衛隊による訓練等、集団による利用におきましては、所轄する警察署で許可を得る必要がありますが、他のものの通行を阻害せず町道を通行するだけの場合には、道路管理者である町の許可を必要としておりません。ただ、現在は自衛隊側の自主的な対応として訓練実施の通知をいただいているところであります。なお、平成23年度1年間の富良野警察署の許可を得た道路使用は7件と掌握しております。公道を利用して現に行われている行軍訓練などが、道路通行者に特に支障を来している状況にあるとは思えないことから、自粛や制限を求める考えは持ち合わせておりませんので、御理解を賜りたいと存じます。次に、5項目めの、私の任期4年間の評価等に関する2点の御質問にお答えいたします。まず、1点目の御質問でありますが、さきの議員の御質問にもお答えさせていただいたとおり、就任時に町民の皆様にお約束した五つの公約について、ぶれることなくその実現に向けてさまざまな施策の実施に取り組んできたものと認識しているところであり、その結果、一定の成果を上げることができたものや形づくられたものなどもありますが、一方では、今なお道半ばのものや、新たな課題へ対応が必要なものなども多々あるものと受けとめているところであります。議員からの御質問にありますみずからの評価につきましては、常に議会の皆様と議論を重ね、町民の思いを十分に反映した行政運営をさせていただいているものと考えておりますので、今後も引き続き、このような取り組みを継続しつつ、一歩一歩確実にまちづくりを進めていく中で、その結果として、町民の皆様に評価をいただくものと受けとめており、みずからが評価するべきものではないと考えております。次に、2点目の御質問についてでありますが、これもさきの議員の御質問にもお答えさせていただきましたが、協働のまちづくりを基本とする町民参加型のまちづくりがようやく途に着いたものと考えており、今後は、少子高齢化時代を見据えた福祉政策の充実、商・工・農・観光が一体となった産業構造の強化、安心安全な災害に強いまちづくりなど、これらをしっかりと実を結ばせて、次世代に引き継いでいける活力あるまちづくりのため、その先頭に立って取り組むことが今の私に課せられた責任であると自覚しているところであり、常に心に持ち続けている隅々まで光が届くまちづくりの実現を目指して努力してまいりたいと考えておりますので、御理解賜りたいと存じます。

答弁 教育長 北川雅一(教育長は2012年9月まで)

4番米沢議員の6項目め義務教育の教材経費にかかる保護者負担に関する御質問にお答えをいたします。義務教育における学校の運営に要する経費は、国と地方公共団体が法令に基づいて、保護者に負担を転嫁してはならない経費として、原則として、すべての経費を公費で賄わなければならないとされております。教科書の購入につきましては、義務教育無償の精神にのっとり、国において購入し、一人一人の児童生徒に供与することとされておりますが、児童生徒個人の用に供する教材の一部につきましては、義務教育無償の原則に触れるものではないと解されているため、必要な範囲で保護者の負担を求めております。学校での教育活動に要する経費のうち、学習指導上で授業等に用いる教材が、直接的利益として児童生徒に還元されるものに関する経費につきましては、学校において保護者に負担を求めているところであります。― 35 ―また、経済的理由によって、就学困難と認められる児童生徒に対しましては学用品等の購入費の就学援助の制度があり、必要な援助を行っているところであります。教育委員会といたしましては、保護者の教育費等が経済的に負担にならないよう各学校に、より少ない経費で大きな効果が得られるよう指導助言を行っておりますが、さらに努力してまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。以上でございます。

質問 4番 米沢義英

産業振興について質問をさせていただきます。町が従来からの答弁と同じように、今後、商工会や関係団体と一体となり、その起業化に向けての機運が生まれるような仕組みをつくるのだということを答弁されております。私は、この間、まちづくりというのは町長言うように、確かに全体の底上げというのは当然必要ですが、それをするためには、個別の政策的な展開がきっちり並んでないと、それはなし得ないのです、何でもそうだと思うのですが。そういう意味では、ただ協議するだけではなく、やっぱりこういったものを現実の商品として売り出すような、そういった行政であったとしても、売り出すような商品づくりをしていかないと、時代の流れからどんどん取り残されていくというのが実態だというふうに考えています。そういう意味では、こういったものをやはり商品化してやっぱり体験してもらって、それを新たな起爆剤として町の活性化にも、また若い世代に対しても利用してもらうという商品開発がポイントになってきてますので、この点もう一度、どのぐらいの思いでこれを実施されようとしているのか、それをちょっと具体的な展開の仕方が考えがあれば、お伺いしたいと思います。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

4番米沢議員の産業振興も含めました起業化の御質問にお答えをさせていただきます。非常に私、この4年間担当させていただきました、この4年間の中ですら産業構造のあり方、あるいはその振興の仕方が非常に大きく転換してきているような動きを感じております。とりわけ今までどちらかといえば、議員お話しのように、まず、農業であり、商工業であり、あるいは観光でありという、まず個々の体質を強くするということは、もうもちろんこれは言うまでもなく、これはもう御理解いただいているとおりでございます。しかし、そういったものをうまく組み合わせていくことが非常に今重要だと、そういう中から起業も自然発生的に生まれてくるということを、非常に歩みがテンポが遅いというふうに思われるかもしれませんが、そういう大きなうねりが、今、世の中にあるのではないかなというふうに考えております。そういう意味におきまして、個々の業種を強くしていくこととあわせて、例えば、一つの例を挙げますと、今、国を挙げて農業の6次産業化ということが声高にうたわれておりますが、そういったものを一つ、私はこの上富良野にとりましても、農業者みずからが6次化を図るなんていうことは非常にハードルが高いと。あるいはこれだけすばらしい資源がいっぱいあるにもかかわらず、商工業者がそれを活用して商売に結びつけていけるきっかけも、またなかなかつくりづらいということで、あるいはそれをトータルで観光に結びつけていく、そういうようなことがうまく正の回転をすれば、前向きの回転を始めれば大きなパワーになるのではないかなということで、そういうきっかけをこの起業化の方々から御提案いただいたり、そのきっかけづくりに寄与していただける期待が持てますので、そういうまず入り口の整理を行政として果たしていきたいというふうに考えているところでございます。以上でございます。

質問 4番 米沢義英

その点で、さらに重要だと考えるのは当然このニーズ調査、実態調査というのが必要かというふうに思います。この間、国の助成策を使いながら、空き店舗や空き地の雇用対策の一環として調査もしてきましたが、しかし、実際この上富良野町において、やっぱりそういった起業化を目指す人がおられるのかということも、当然そういった視野の中に入れた展開をしていかなければならないですし、当然商工会との関係では、きちっとした展開を一つになって運動を前に進めるということが必要かというふうに思います。そういった取り組みも含めて、やはりやらなければならないですし、今、やはり行政がする仕事の一つだというふうに考えてます。そういう意味では本当に商品化するという、そういった覚悟があるということで受けとめてよろしいか、この点確認しておきたいと思います。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

米沢議員の御質問にお答えさせていただきます。まず、どちらかというと、今日まで私がいろいろ思い描いてきた、頭の片隅にやはりどちらかというとリスクを最小限度にして政策というものは展開し― 36 ―ていくことが私の最大の責任だということを、やはり常に頭の中に浮かべておりました。現在もそうでありますが、しかし、やはり少しここは私も自分の意識を変えて、多少なりともリスクはあるよと、だけど、ここで住民の方あるいは町民の方々が踏み出そうとする勇気を持てるような、そういうところにまで私は身を置かなければ、物事というものは進まないのではないのではないかなというふうに考えておりますので、そういうようなことに強く意を用いて、なるべく早期にこういったことが具体化できるように取り組んでまいりたいと考えております。以上でございます。

質問 4番 米沢義英

ぜひその点、前へ進めていただきたいと思います。皆さんの前で公で語ったわけですから、それなりの責任が当然伴います。そういった意味では、町長みずからが言ったことは絶対これは取り消すことのできない事実として皆さんもやはり理解されていると思いますので、その点ぜひ進めていただきたい。次に、障がい者福祉の行政の問題についてお伺いいたします。今、町の予算聞きましたら、どのぐらい委託しているのかということで、約170万円ぐらいだという話だったかというふうに思います。上富良野町にもいろいろな福祉の事業所ができて、やはりこの点で将来こういった事業もやってみたいというような意欲のある事業者もいるような話もちらっと聞きました。そういう意味では、身近なところにあればやっぱり利用する方にとっても、富良野まで出かけなくてもいいわけですから、やはりこういったものは積極的に町が実施主体としてできるということが明記されているわけですから、この点大いに活用して、その事業展開をすることが必要だと思いますが、この点もう一度確認しておきたいと思います。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

4番米沢議員の地域活動を支援センターの事業につきましての御質問にお答えをさせていただきます。私、冒頭お答えさせていただきましたように、利用者のことを考えますと、やはり身近なところで、そういうサービスが受けられるということが、もう一番望ましいことであります。しかし、今日まで富良野にゆだねてまいった経過もございまして、それらの協議とあわせまして、まず、町内におきます福祉事業を展開しております事業者の方々が、自発的にそういったところに取り組みを拡大したいということのやはり意欲をあらわしていただくことも、一方では大切なことでありますので、そういった動きをにらみながら、一方では現在富良野に委託しております関係市町村、あるいは関係者の協議も一方では必要でございますので、そういったことで、これから協議を進めてまいりたいというふうに考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。

質問 4番 米沢義英

やはりそういった事業所を伺って、訓練だとか見ていましたら、やはり担当者の方に聞いても、遅いけれどもやはり成長しているのだと、この子どもに至っても、周りから見たらその場面しかわからないので、成長しているかどうかわからないけれども、この人がやはり生を受けてこの世の中に生まれてきて、やっぱり自立したいという思いは普通の人と同じなのだということを言ってました。そういう意味で、そういう人たちを支える本当に重要な場所であり、やはりそういったところを町が支援してサポートするというのは、やはり町の福祉計画についても述べられているわけですから、この点、ぜひ検討し、進めていっていただきたいと思います。次に、町道の自衛隊の公道使用の問題についてお伺いいたします。この間、武装をした自衛隊の方が行軍していて本当に異様であります。この点について言えば、やはり町は特に道路に歩行者等について支障がないから、自粛要請はしないのだというような話されておりますが、しかし、この点については間違いではないかと。いくら町が自衛隊と共存共栄だといったとしても、その軍事訓練なわけですから、普通の体操訓練とか歩行訓練とか、そういうものとは違って、質的に違うわけですから、やっぱりいくら共存共栄する町であったとしても、やっぱり住民が不快に思うのも、そういうものに対してはきっちりと言うべきことは言う必要が私はあるというふうに考えますが、この点についてどう考えているのかお伺いいたします。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

4番米沢議員の自衛隊の訓練等に関します道路使用についての御質問にお答えさせていただきますが、通常の通行者に御迷惑をおかけしない、あるいは通行に障害を与えるような状況でなく、行軍訓練等が町道あるいは他の道路を用いて訓練が行われることについては、何ら私としては特に不思議に感ずるものもございませんし、やはりそういった国民の安心安全を守る訓練の過程として、そういったことは国土の一部としてでありますから、利用されることについては、私は違和感を感― 37 ―じていないところでございます。

質問 4番 米沢義英

町長自身は違和感は感じてないのかもしれませんけれども、周りの人から見たら違和感に感じる人もいるわけですよ。やはりこの訓練の中身を見てますと、何回も言いますが、武装訓練して敵を撃って、どういうふうにしてそれをせん滅するかというような方法での訓練という異観なわけですけれども、ただ歩くというだけではないわけで、私は直ちにこういった問題については、町長は、平和を望む人もこの上富良野町にいるわけですから、やはりきっちりとただすべきだと思いますが、この点確認しておきたいと思います。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

米沢議員の御質問に再度お答えさせていただきますが、行軍訓練、名のごとく立派な訓練の一環だというふうに考えております。しかも公道を用いて訓練をするということは、それなりにそれの価値があるからなされていることだというふうに思いますので、これらについては、従前同様の対応とさせていただきたいというふうに考えてございます。

質問 4番 米沢義英

価値の判断なのですね。全く基準が定まってないのかなというふうに私は思います。そういう意味で、こういった問題についてはきっちり今後指導するように、ぜひ喚起していただきたいと思います。次に、ちょっと前後しますが、子育て支援についてお伺いいたします。この間、町は就学前まで拡充するというところまでは来ましたが、しかし、引き続き答弁書によれば検証していくということでありますから、それが拡充するとどういうことになるのかということで、検証するということだというふうに思います。実際に、もう既に拡充された自治体のお話を聞きますと、高学年になればなるほどよほど何か大きなけがをしない限りは体力的にも体が鍛えられて、そう通院だとか入院する回数が減るのだと。そういうことを考えれば、こういうもので子育てを支援して、小さい低学年の間は結構通院だとか入院するけれども、やはりこれからの子育て支援を考えたら、こういうものを入れながら多くの転入者も迎えるような工夫だとかできるのでないかということで、担当者は、これに一定のお金がかかるのは当たり前なのだ普通なのだというような回答を述べられている方もいます。確かに財政は厳しいけれども、それだけの価値があるのだということを言われているのです。町長は、こういった問題も含めて、将来きっちりこういった問題に対して対処していくのかどうなのか確認しておきたいと思います。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

4番米沢議員の子育てに関する御質問にお答えさせていただきます。とりわけ中学生までの医療費無料化についてでございますが、さきの御答弁でもお答えさせていただいておりますように、私は子育て全般の機会を通じて、皆さん方に子育てしやすいような環境を整えていくことを第一義としております。さきのお答えの中で、検証をさせていただくというようなお答えをさせていただいておりますが、常に子育てのニーズというものは時代の変遷とともに多少変化をしていっていることは事実だと思います。そういう中で、今何が一番求められているか、また、何が一番重要なのかということを常に検証しながら、片方では役割を終えたものも放置しておくのではなくて、それらはそれらできちっと整理をして、新たな子育て事業の展開に目を向けるものについては目を向けるというような、そういうような一連の検証作業を常に行っていきたいということで、その中学生までの無償化を永久に排除するという、そういう思いでなくて、その時々の子育てにどういうニーズがあるということをとらえた中で、トータルとして子育て政策を充実させていきたいというのが私の思いでございます。

質問 4番 米沢義英

はっきりされない答弁でありますけれども、検証するということですから、ぜひその点検証して新たな子育てのニーズの要求にこたえるということが、ある意味必要になってきておりますので、ぜひ実施に向けて対応を進めてほしいと思います。私たちも新たな展開として、署名なんかも活用しながら新たに要望なんかも出していきたいと思ってますので、ぜひ今後の展開を図ってほしいというふうに思います。次に、4年間の行政評価についてお伺いいたします。この件について町長は、先ほども同僚議員の答弁に、道半ばのものもあれば、新たな課題も見つかったということで、本当大変優等生な答弁をされております。私は、そうではなくて、そういう評価があれば何が今まちづくりに対して足りなかったのか、道半ばだったのかというところを、やはり具体的に答弁する必要が私はあるのだろうというふうに思います。その点がなかなか見えてこないと思いますが、その点は町長自身の評価としてないのか。普通私だった― 38 ―ら、米沢だったら、今までしたことは30点ぐらいだとかと思うわけですよ。それ普通だと思うのです。町長にはそういう思いが、なかなか何か伝わってこないのです。そこに町民の方が寂しさを感じるわけですね。私はそのように思うのです。そういう意味で、もう一度その4年間の実績と評価という点で、何がみずからどういう評価されているのか、確認しておきたいと思います。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

米沢議員の私自身に対する御質問にお答えさせていただきます。先ほども申し上げましたように、この自分の行ってきたことに対する評価というのは重ねて申し上げますが、これは町民の皆さん方が評価をしていただくものだというふうに理解しておりますが、ただ、個々の事業がどうであったかということにつきましては、私自身いろいろ指を折って自己反省もしながら、あるいはある程度思いが遂げられたかというような思いも錯綜しておりますが、総じて、当初町民の皆さん方にお約束した物事につきましては、その道筋をつけられたものもあります。一つ一つを今申し上げませんが、しかし、仮にそういったものがあっても、また、その先に同じものから、さらに高いグレードのものが町民の方から求められるということ、先ほども申し上げましたけれども、これはエンドレスに町民の住民の要望というものは続くものだというふうに考えております。そういう中で、思いようによっては、少なくても半分を超えるぐらいのことは思いを遂げれたのかなと。だけどそういう視点を変えれば、いやいや、まだまだ緒についたばかりだというような思いもありますし、これは常に高い理想を掲げて自分を強く奮い立たせて取り組んでいくことが、日々取り組む私の基本的なものだというふうに考えておりますので、ぜひそこら辺は米沢議員の御質問にお答えできませんけれども、御理解をいただきたいというふうに思います。

質問 4番 米沢義英

内々的には、うちには評価はしているのだということなのですが、やはり一般の方にわかるような評価の基準というものを絶えず持ってないと、時勢に流される部分が出てくるので、そういうエンドレスだという言葉をよく使うのですが、エンドレスであったとしても、その句切り区切りにおいて評価はしなければ、エンドレスもナンドレスもないわけで、その点はきっちりと評価する必要があると思います。この間、行政の執行で見てますと、協働のまちづくりと言いながら、保育所の民営化、そして将来はラベンダーハイツも民営化するということです。何度も申し上げますが、国保税の引き上げなどが行われました。本来、保育所に至っても職員を充足しなければならないにもかかわらず、結局は民営化を優先するために充足しないで、必要最小限の職員で保育所を運営してきたというような状況だったというふうに思います。私は何回も申しますが、やはり行政が担うべきものはやっぱりあるのだということです。結局町長たちが述べているのは、必要最小限のもので大きな成果を上げようということは、町民のそういう暮らしをも削る部分をやってきているのだと。最終的に気がついたら職員の意気もなかなか上がらないと、今見てましたら。そして、経済もなかなか低迷しないと、自己発信もなかなかしないという、そういうところが行政の停滞を招いている部分があるのではないかと、私自身は不十分ながらもそのように考えて、全く否定するわけではありませんれども、やはり本来行政改革というのは、町民が心地よくなる、これが行政の改革なのですが、国も一環して地方行政もこれとは逆の方向に行っているということであって、この点私はそういう評価である以上、やはりそのことを考えたときに、町長が2選目に出るということであれば、みずからの4年間の評価に立って何をするのかということをはっきり示すべきだと思いますが、町長は今回町長選挙に立たれるのですね、その点確認させてください。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

米沢議員の御質問にお答えさせていただきます。まちづくりに対します私のスタンスは、何度も申し上げておりますが、私は、常に職員の皆さん方にも申し上げておりますが、職員の職域代表でもありませんし、私は皆様方と同じ、やはり町民を代表した立場で職員にその思いを実現していただくために働いていただいている、そういう立場でございます。ですから、常々町民の皆さん方とあらゆる場面で接する機会がございますが、そういう中で、いろいろ会話を通じて、私なりに手ごたえを感じるなり、あるいはもう少し頑張らなければだめだなあというふうに再認識するなり、そういうことを日々繰り返えさせていただいているところでございます。余りこの場で言及は避けますけれども、いろいろアウトソーシング化を図っていくこと等につきましても、先ほども申し上げましたように、私は職場を守る代表者でありません。やはり町民の皆さん方によりよいサービスを提供していく仕掛けづくりの責任を私が果たしていく役割だと思っております。― 39 ―そういう意味におきまして、まだ道半ばだというふうに考えておりまして、さらに町民の負託に深くこたえていくように決意をしているところでございます。以上でございます。

質問 4番 米沢義英

私の評価はそんなような状況で、今後町長が2選目に立たれるか、どうか別としてもやっぱりあそこには絶えず町民がなければならない生活を守るという、その重責を担っているのだということを自覚した行政の推進のあり方というのが今必要になってきています。それで、その時々によって流れがありますから、その流れにきっちりと対応できるような行政の強化、振興をしなければ今のまちづくりは前に進まないのかなというふうに思っておりますので、その点ぜひ考えていただければと思います。最後に、教育行政の問題でありますが、答弁書に書いてあるとおりでありまして、国のほうでは、個人の利益に還元するものは個人負担なのだということなのです。こういった解釈については、多くの方々から議論もありまして、それでは子どもは社会の宝物ではないかと、個人とはいうけれども、将来育って、社会に出て社会で活躍する。そういうことを考えたらば社会のものだと、社会。個人だけれども社会が支えていく。だから、そういうことを考えれば教材も含めた一定の保護者負担というのは軽減されるべきものが本来の状況だというふうに思います。この点、去年でしたか決算委員会の資料を見ましたら、一般教材等では2万4,000円ぐらいだったのかな負担が、ちょっと金額忘れましたけれども、そういった軽減できるような予算の範囲で、確かに各学校ごとでは教材の使用内容だとかいろいろ変わります。これは当然だというふうに、授業のカリキュラムに仕方によって変わりますので、そういうことも含めれば、やはり一定部分軽減できるような財政支援もしなければ、学校の努力だけではなかなか進まない部分もあるのかなというふうに思いますので、この点、答弁を求めます。

答弁 教育長 北川雅一(教育長は2012年9月まで)

4番米沢議員の御質問にお答えさせていただきます。お話しされたように、当然社会の宝という形で、国の全体の中で物事を進めれば、当然憲法の中で無償化というふうになってございます。今の現在の中で、先ほど冒頭申しられましたように、やはり財政的にちょっと厳しい状況もあるということも十分御承知のことかと思います。本町においても、やはりその地域地域の特色ある授業の展開をしてございますし、我々も一定の共通の部分については、昨年度から学習活動交付金という形の中で全体の中で支出を上げてもらっただとか、いろいろそういう面では展開をさせていただいてございます。ある程度これからも、個々保護者の負担を各学校によってまちまちですけれども、やはりきちっと工夫していただきながら、でもやはり最低限の学力向上というのはうたわれてございますので、そういう面も含めながら、今後学校と協議しながら対応を進めていきたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと思います。以上です。

出典:上富良野町議会 平成24年第3回定例会 2012年9月19日 議事録 PDF(38ページ) 間違いを知らせる