上富良野町議会 平成15年第4回定例会 2003年12月14日
(1)市町村合併について/(2)地産地消の促進をもっと町としても考えるべきではないか/(3)LD(学習障害)、ADHD(注意欠陥・多動性障害)、HFA(高機能自閉症)を持つ特別支援児の対策について
2003年12月14日、上富良野町議会の一般質問で、村上和子議員が「市町村合併について」「地産地消の促進をもっと町としても考えるべきではないか」「LD(学習障害)、ADHD(注意欠陥・多動性障害)、HFA(高機能自閉症)を持つ特別支援児の対策について」について質問し、町長 尾岸孝雄、教育長 高橋英勝が答弁しました。
- 質問者
- 村上和子 議員
- 答弁者
- 町長 尾岸孝雄、教育長 高橋英勝
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 13番 村上和子
私は、さきに通告してあります3点について一般質問いたします。まず、1点目は、市町村合併について。平成17年4月以降も合併に関する新しい法律を制定し、一定期間さらに合併を推進、合併特例債など現行の合併特例法のような財政支援措置はとらない。合併に関する障害の除去のための特例は残す。国はあくまでも平成17年3月31日以降も合併を進めるつもりでいるが、一定期間、5年になるか10年になるかわからないが、時限法であることには間違いない。それで、この一定期間を自治体の効率や能力の充実を図って、自主自立の道を選ぶとすれば、自治体として財政運営はどのような数字になるのか、また公共料金、住民サービスなど細かな部分は別として、どのような上富良野町が描けるのか、住民生活がどうなるのかシミュレーションを出していただきたいが、いかがか。2点目は、地産地消の促進をもっと町としても考えるべきではないか。11月14日、JAふらの主催の上富良野地産地消拡大試食会が上富良野支所で開かれ、生産者を初め町内消費者協会、各関係機関の方が集まり、地場産米や地産食材でつくられた上富良野町の豚肉がたっぷり入った豚汁、東中地区の大豆でつくられた豆腐、本格仕込みの漬け物、小麦ハルユタカでつくられたパン、また米はきらら397、ほしのゆめ、新品種ななつぼしの中から、各テーブルのアンケートにより、一番おいしいお米にななつぼしが選ばれた。たが、ななつぼしは生産者は別として、一般町民はまだまだ知る人は少ない。もっと地元の食材に愛着を持ってもらうためにも、町としてはあらゆる機会を設け、試食会などをして町民にPRするべきではないのでしょうか。例えば、地元の食材を使ったアイデア商品の試食会、飲食店や調理師の方にも参画してもらい、上富良野名物料理を創作してもらうなどしてはいかがか。地産地消の促進には、地域経済の活性化にもつながると考えられるので、町としても地元食材の販売拡張を支援すべきではないでしょうか。3点目は、LD、学習障害、AD・HD、注意欠陥・多動性障害、HFA、高機能自閉症を持つ特別支援児の対策についてお伺いします。最近LD、学習障害、AD・HD、注意欠陥・多動性障害、HFA、高機能自閉症LDの児童がふえてきており、小中学校の普通学級の中に、特別な教育的支援を必要とする児童が目立ってきているが、これらの現況について、教育長はどのように考えておられるのか、お伺いいたします。現在小学校5校、中学校2校ある中で、このような特別支援児が何名ぐらいおられるのか、お伺いいたします。また、担任1人での指導では、これらの特学児を指導すると、他の児童に手をかけることができなくなり、授業が中断、学力の格差が無限に広がるなど、指導者不足の現況があるが、これらの指導体制の整備と資格を持った人を広く募集して、臨時雇用など充足をするお考えはないのか、教育長にお尋ねしたいと思います。よろしくお願いいたします。
答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)
ただいま13番村上議員の御質問にお答えさせていただきたいと思います。まず、1点目の平成17年4月以降も合併することなく自主自立の道を選択したときの財政運営についての御質問でありますが、現在国は三位一体の改革に取り組み中でありますが、税財源移譲を初めとする国庫補助金の削減方向を大枠で示しつつも、いまだ具体的な方針が示されていない状況にあります。一方、自治体の財政運営の根幹をなす地方交付税についても、総枠の圧縮を打ち出してはいるものの、その削減方向を示されない状況にあり、私ども自治体にとりましては、将来にわたって財政及び歳入全体を的確に予測することは、大変難しい状況下にあります。しかしながら、平成16年度の予算編成に当たりましては、現在考え得る条件による歳入の予測を立てたところでありますが、平成20年度までの一般会計の財政推計によりますと、平成20年度には、現在の財政規模80億円から約59億円に落ち込むことで予測したところであります。このことから、事務事業の選択、各種公共事業の減少、受益者負担の増、今まで行政が担ってきたサービスの一部を町民の皆さんに担っていただくなど、極めて厳しい行財政運営を迫られることになろうかと存じます。本年度が現行行財政改革実施計画の最終年度であり、次年度からは実践でき得る事項は取り進めながら、並行して行財政の構造を抜本的に見直す新たな計画を策定し、財政運営を中心とした行政サービス体制の基本的方向を住民の皆様に周知し、住民と行政の協働による町づくり推進に努めてまいりたいと考えております。次に、2点目の地産地消の促進についてお答えさせていただきます。今消費者の健康志向や食に対する安全性が求められている中、食生活に対する関心は高まりつつあります。本町においても、安全で良品質な地場農産物の消費拡大を目指して、農業の町づくりを進めているところであります。そのような中で、今年度においては、町広報紙を活用し、農産物生産者が自発的に地産地消の展開を図れる場を提供することで、地方コミュニティ広場の一部を開放し、地場農産物の直売場開設の呼びかけをいたし、特集で朝市や無人市を掲載し、町民へのPRを行ったところであります。また、議員の御意見にありましたように、JAにおいても大試食会を開催するなど、消費者への消費拡大を意図とし、新たな展開の中で地産地消を積極的に取り組んできているところであります。町といたしましても、地域農家で生産された新鮮で安全な農畜産物を直接消費者に販売することにより、地域農家と地域住民との情報交換、交流の場として地元農畜産物の地産地消を図り、安全性をPRするなど、地域農業の活性化を図るため、地元食材の販売拡張など、さまざまな方法を模索しながら支援に取り組んでまいりたいと思っております。次の3点目につきましては、教育長の方からお答えさせていただきます。
答弁 教育長 高橋英勝(教育長は2004年9月まで)
13番村上議員の3点目の特別支援児の対策についての御質問にお答えいたしたいと思います。議員より御質問のとおり、近年の社会背景的問題や家庭環境、親の子育てなど、いろいろな要因によりまして、本町においても特別支援の対象となる幼児、児童がふえておりますし、また障害の程度も複雑化してきている状況にあります。現在、各学校の特別支援児に対する特殊学級の設置と在席者数の状況でありますが、上富良野小学校では知的障害児5名で1学級、情緒障害児1名で1学級、難聴障害児1名で1学級の特殊学級を設置し、3学級に対しての指導体制として、国の教職員の配置基準によりまして、正規の4名の教職員が配置され、対応を図っているところでございます。そのほかにも上小には、特殊学級には入っておりませんが、知的障害児を持ち、特別な支援を要する児童が5名おりますが、保護者などの理解が得られず、普通学級で学んでいるといった状況下にあります。また、言葉に障害を持つ児童の言語障害児は、全町で25名おり、これらの対応については上小に2名の教職員の特別枠の配置をいただき、全町児童の指導をしております。西小学校では、知的障害児2名で1学級、情緒障害児1名で1学級の2学級の特殊学級を設置し、2名の教職員で指導を行っております。東中小学校では、知的障害児3名が在席していることから、本年4月より、知的障害児のための特殊学級を1学級設置し、教職員1名が国の基準によりまして配置され、対応を図っているところでございます。しかし、本年度特殊学級に入学した児童の中に、情緒障害を持つ児童が1名おりまして、知的障害児と情緒障害児を1名の教職員が同じ教室で複式で障害児の学習などをすることは、さまざまな困難な問題が生じることから、本年の10月より、情緒障害児対策として、町独自の施策として臨時の先生を雇用し、対応を図っているところでございます。明年度には、情緒障害児の支援のための正規の教職員を保護者の理解も得ておりますので、平成16年度より国の基準により先生を配置していただくよう、上川教育局にも要請しているところでございます。上富良野中学校では、知的障害児1名、1学級を設置し、1名の教職員の配置を受け、対応を図っております。清富小学校には、言語障害児1名がおりますが、保護者が週1回、上小のことばの教室に通い対応を図っております。江幌小学校と東中中学校には、特別支援を要する児童生徒は現在のところ在席しておりません。各学校の特別支援児と特殊学級を指導している教職員の配置状況を申し上げましたが、現在本町の特別支援児に対する教育については、町の施策として、一部情緒障害児の指導体制の支援をしている東中小学校を除いては、国の配置基準による教職員で児童生徒の学習指導を行い、対応を図っているところでございます。しかし、現在の町の特別支援に対する学習指導体制で苦慮している大きな課題がございます。その課題でありますが、今各学校に通う障害児の障害の程度が複雑化しておりまして、教職員1人が児童1人を指導しなければならないといった重い障害児がふえ、国の基準による教職員だけでは、ほかの障害児の適正な指導ができないばかりか、児童の安全確保すらできないといった重大で深刻な悩みを各学校で抱えております。学校の責任者である学校長から、その対応について、心を熱くして特別支援児に対しての指導体制の充実を国や道に依存するのではなくて、町の障害を持つ児童のために、町の施策として意を注いで考慮してほしい旨、再三要望を受けているところでもあります。教育委員会といたしましても、特別支援児の学校現場での悩みや課題については、その実態を学校長から聞き、理解しながらも、町の財政的な事情もありまして、意を満たすことができないでおります。しかし、学校での実態としては、特別な教育的支援を必要とする在席児童も多く、また明年度以降もふえる傾向にありますので、各学校とも、その指導体制についての条件整備について十分協議いたしまして、明年度より特別支援児に対する指導体制の充実を図るよう、現在町理事者とも協議を進めているところでございます。今後も特別支援児につきましては、血の通った中身のある支援をするよう、前向きに取り組んでまいりたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。
質問 13番 村上和子
1点目の市町村合併の件ですが、町長は今まで一貫して第27次地方制度調査会の最終答申を見て、自主自立の道を進めていけるのか、自治体としての財政運営ができるかどうか状況を見きわめ、町民にも説明責任を果たしていきたいと言われ、今日に至っております。地方制度調査会の最終の答申も出ましたし、11月29日、沿線5市町村参加の富良野圏域広域連合準備会の席で、町長は上富良野は合併特例法、期限内での合併の考えはないと示されたわけで、それであれば、国の方針が17年4月1日以降の財政的な考え、措置は打ち出されておりませんけれども、国としても何とか平成17年3月31日までに各市町村できるだけ多く合併させたいわけですから、はっきりしたことは言うわけはないと私は思います。私も12月1日岩見沢、昨日は上川支庁と今後の自治体のあり方について、総務省の課長が来られ説明会ございまして聞いてまいりました。少しでも新しい情報が欲しいということで聞いてまいりましたが、今月18日にも役場で行われますけれども、多分同じ内容になるのでないかということが予測されるのでございますけれども、どうやって今、財政的な58億円ぐらいの規模になるのではないかと。この規模 で 自 主 自 立 の 道 を 求 め て い く の か 、 こ れ で はちょっとどうも判断のしようがありませんし、もう少し踏み込んだ具体的に町民の生活がどうなるのか、今後取り組もうとしている役場内での組織機構改革も、その今後の自治体のあり方としての小さな役場が求めていくのであろうかと思いますけれども、果たしてその自主でやっていけるのかどうか、町民がどこまで受益者負担をするようになるのか、それらに耐えていくことができるか、その判断材料としてのシミュレーションですか、ある程度出していただいのですけれども、いつぐらいまでに出していただけるのか、お伺いしたいと思います。それから、2点目の地産地消の促進についてでございますけれども、町としては町広報誌の中で町民のPRを行っているということでございますけれども、農業振興課は、どちらかといいますと担い手対策とか、土地の流動とか、それから農業生産体制の強化とかいろいろ取り組んでいらっしゃいますけれども、何回か私も過去に質問いたしましたが、平成16年度から農業振興計画をするのだと、その中でいろいろと取り組んでまいりたいというようなことを書いていただいているのですけれども、平成16年度から始まる新しい農業振興計画の中で、ぜひ上富良野の地産地消フォーラムの開催ですとか、上富良野の名物、富良野なんかはカレーライスなんかつくっているようでございますけれども、創作とかJAとか農業生産者、それから消費者等交えて、何というのでしょうか、安心安全の食と農のプラン、こういうものを作成していただいて、こういうのを盛り込んでいただきたいと思うのですけれども、いかがでございましょうか。それから、3点目の特別支援児の対策につきましてですが、今まではこういうお子さんもおられたわけでございますけれども、こういうお子さんに対して適切な対応がわからなかったわけなのですが、LD、注意欠陥児や多動性障害者、AD・HD、それから高機能自閉症、HFAの子供さん方の定義とか判断基準が明確になったわけですので、これらのお子さんに対しては、できるだけ早い時期に専門家とか、そういうコーディネーターの方が指導していくと、こういうことでございまして、東中では一部情緒障害児の指導体制をしていらっしゃるようでございますけれども、ほかの学校では、国の基準に基づいて教職員1人で対応しているということでございますので、これでは学級崩壊につながると思うのですけれども、早急に、放置しておくわけにいきませんので、教育長、何とか早急に手を打つべきと考えますけれども、いかがでございましょうか、よろしくお願いいたします。
答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)
13番村上議員の再質問にお答えさせていただきます。まず、最初の市町村合併に関連する御質問でございます。私も今まで議会の皆様方、町民の皆さん方に第27次地方制度調査会の答申状況を見きわめながら、町の市町村合併についての判断をさせていただきたいというふうなお話を申し上げて今日まできたところでありますが、いよいよもって第27次地方制度調査会も最終答申を内閣総理大臣に提案いたしました。この中に、町が最も関心を持っているのは、国が今後地方制度をどのような方向に導こうとしているのかということの見定めでありますし、また、その中で第27次地方制度調査会は、御案内のとおり小規模自治体の位置づけは1万人を目標とすると、基礎自治体というのは1万人以上の自治体であるという、そういうような目標を定めた中で、議員御発言にもございましたように、平成17年4月以降の合併新法の中で位置づけするという方向づけをしてまいりました。その中で、我が町におきましては、御案内のとおり1万3,000弱、1万2,800の現人口を有しているわけでありますから、基礎自治体としての位置づけは、現時点では達成できたと申しますか、基礎自治体としての位置づけはなったと。しかしこの人口も御案内のとおり、日本の人口は平成17年以降減少の一途をたどっていくということに相なっているわけでありますので、我が町の人口もそれに似合わず、逐次減少してきているというようなことから、果たしてこの基礎自治体としての1万人の人口をいつまでぐらい確保していけるのかなというようなこともシミュレーションとして描いてみなければならないなというふうに思っておりますが、ただ規模的には、まずは第一段階としてのクリアをしたなというふうに思っております。しかし、最も重要な財政であります。財政運営をいかにしていくかと。さきに2月に議員の皆様方に、平成20年までの我が町の第4次総合計画の最終年度までの財政見通しのシミュレーションを説明させていただきました。これは、北海道が上富良野町の今後の財政規模をシミュレーションした数値を適用させていただきました。しかし、この適用、先ほども申し上げましたように、平成20年度には59億、60億弱の歳入規模になるだろうというシミュレーションであります。しかし、御案内のとおり今三位一体の改革が進められております。この三位一体の改革が進まないで、ただ従前のような国の地方財政の進行をしていくとこうなるであろうという、国からの財源はこう減ってくるだろうという予測でありますが、基本的に御案内のように三位一体改革というのは、補助金、助成金については削減から廃止、地方交付税については大幅な見直しと、そしてそれに見合う税源移譲を国から地方へ税源移譲をする。そのうち、税源移譲については80%と100%という部分もあるわけでありますが、そういうような形で地方財政を今後取り進めていこうという方向性は示されました。しかし、どの補助金、助成金、負担金が削減されるのか、また交付税という中にどの程度の、全面的な廃止になるのか、あるいは財源調整機能だとか、財源保障機能というものをどの程度生かしてくれるのか、そういったものが全く見えてこない。そして、税源移譲についても何の税を移譲してくれるのか。今、基本的には基幹税を移譲すると、住民税を移譲する、あるいは消費税を移譲するというふうに言われておりますが、16年度におきましてはたばこ消費税という、これから先消えてなくなっていくのでなかろうかと思うような税が地方に移すぞというような話にもなっております。今そういうふうな状態で、地方に対する国の地方財政制度がどうなるかということが全く見えない。ことしの国から来る財源が、ことしの7月にならなければ確定しないという状況であります。先ほど議員から、普通交付税の御質問をいただきました。これらのことは、当年度の普通交付税が7月にならなければわからない、そういう中で予測を立てた。我が町におきましては、15年度おかげさまで予定減額される額よりも少ない数値で予算措置をしていたために、五千何百万円の内部留保資金が確保できたという状況にありますけれども、これから先そういう地方財政がどうなるかということがわからない中で、財政シミュレーションを立てることはなかなか難しいということを、ひとつまずもって御理解をいただきたいと思うわけでありますが、そういう中にありまして、さきにも御案内申し上げましたように、自主自立の道を進むためには、いかにあるべきかというようなことについては、行政報告でも報告させていただきましたように、これから美瑛町とともに自主自立の道を歩むためにはどうあるべきかということを十分に研究をし、それらの成果を議員の皆さん方並びに町民の皆さん方に提示していきたいというふうに思っております。そういうようなことで、シミュレーションはなかなか難しいということを御理解いただきたいと。それから、地産地消につきましては、議員おっしゃるとおり、私も重要なものであるというふうに思っておりますので、今後これらにつきましては、行政として何をすべきか、それらの支援策につきましては、今後の課題として対応していきたいというふうに思っておりますので、御理解をいただきたいと思います。
答弁 教育長 高橋英勝(教育長は2004年9月まで)
13番村上議員の再質問にお答えいたしたいと思いますけれども、確かに議員が申し上げておりますように、今の時代背景的に、子供たちの診断、そういう知的障害だとかそういう診断が適切に診断されていることが、そういうことで児童数もふえていることは十分認識しておりますし、また今私が申し上げた特別支援を要する児童以外にも、例えば普通学級に学力の低い子、自分勝手な子、変わった子、わがままな子というようなことで、全国の各学校で約6%ぐらいの児童生徒が現場で抱えている。ですから特別支援児対策だけでなくて、こういう大きな悩みも抱えているのが実態であります。きょうも学校長がたくさん来ておりますけれども、一番今学校現場で私たちが意を注がなければならないという緊急的な課題については、確かに特別支援児対策だと思っております。私も日ごろ校舎の整備だとか、机とかいすというのは時代が変わってもできるけれども、子供の成長過程の中で、今しなければならないことは何なのかということを十分その意識を持って、そのめり張りのある対応をしていかないとならなということの認識をしておりますので、私が先ほど議員に申し上げたとおり、血の通った中身のある対応ということで、今理事者に校長先生から言われているやつを全部満たすことということは理想ですけれども、理想と現実というような中身もありますけれども、心熱くしながら町長、理事者に特段の配慮いただくよう今鋭意努力しておりますので、今後も努力ということで御理解をいただきたいということで答弁とさせていただきたいと思います。
質問 13番 村上和子
ただいま町長の御答弁で、確かに国の方針がわからない中で、なかなかシミュレーション難しいということでございますけれども、ただ難しいと、こういうことばかり言ってましても、新しい情報、やっぱり国はどちらかというと、合併推進の方にまた17年4月以降も進めていこうということでございますから、なかなか財政措置等を説明してこないと思うのですけれども、やっぱり新しい情報をどんどん求めていただきまして、町民に説明責任を果たさないと、前9月3名の方が一般質問、同僚議員から質問ございました御答弁の中で、町民に対する情報も一たん中断をしていると、機会を見て町長はまたそういう情報を示したい、町民に説明責任果たしたいとおっしゃっておられますので、それがいつごろになるのかお尋ねしたいと思います。それから、3点目の特別支援児の対策についてですけれども、教育長、町の財政的な事情もあるようでございますけれども、そういうこと言っておられないのでしょうかね。やっぱり上富良野町の子供の将来を思うときに、財政がどうもあれだからできないということではちょっと困ると思いますので、早急に補助教員の設置、それから学校及び地域における教育推進体制の整備等必要だと思うのですけれども、もう一度よろしくお願いしたいと思います。
答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)
13番村上議員の再々質問にお答えさせていただきます。市町村合併の問題でありますけれども、議員も御意見の中にございましたように、基本的に国は合併促進をしていくと、全国自治体3,200ある自治体を1,000にするのだと。今合併特例法の期限の中で、2,000を割るのか割らないのかというのが国と地方の攻防のような状況があるかに見ております。平成17年4月以降も合併促進法の新法が制定されます。これまた市町村合併を将来的に1,000に結びつけるための国は合併の促進を図ってくるものというふうに思っておりますが、今町といたしましては、残念ながら合併協議をするためには、相手がいないというところに大きな課題があるわけでありまして、合併したらどうなるかという検討ができ得ない。合併したらどうなるかということは、相手がいて、相手との調整の中で、そこと合併したときにはどういうふうになるかということを予測するわけでありますから、相手がいないためにそれができない。ですから、先ほどもお話ししましたように、大体国も今地方財政について、三位一体改革の方向性がだんだんだんだんと見えてきたと。おぼろげながら見えてきた。そういう中にありまして、自主自立の道を歩むとすればどうなるかということを今美瑛町とともに研さんをしてきていると。これらの資料が整い次第、また町民の皆様方に御報告申し上げながら、町民トーク等々で市町村合併の状況等々の説明をも進めていかなければならないというふうに認識いたしておりますので、御理解をいただきたいと思います。
答弁 教育長 高橋英勝(教育長は2004年9月まで)
13番村上議員の再々質問にお答えしたいと思いますけれども、今まで2回答弁させていただいたのは、教育委員会の一つの重要課題だということで認識しておりますし、私も2回答弁した中で、心が通じてないのかなという部分がありますけれども、ただ議員等から言われていることについては同じであります。第4次総合計画の中にも、豊かな人づくりというような大きな4本柱にも入ってますし、この理念に基づいて、金がないからできないのでなくて、どうしたらできるか、来年度は、今本当は実態的に今まで以上にふえてますし、またことしの新入学児童の106人しかいませんけれども、33人がいろいろな障害を持ったということで診断されてますので、そういう面では、今御質問あったこと、また学校長から言われていること、また保護者の意見、心、そういうことを十分踏まえて理事者と今協議しておりますので、全くしないということでなくて、何らかの対応を打ちたいということで御理解いただきたいと思います。