みんなの議会

今金町議会 令和元年第4回定例会 2019年12月11日

まちでは、残る18%、約900人の住む地区について

2019年12月11日、今金町議会の一般質問で、山崎仁議員が「まちでは、残る18%、約900人の住む地区について」質問し、町長 外崎秀人が答弁しました。

質問者
山崎仁 議員
答弁者
町長 外崎秀人

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 3番 山崎仁

おはようございます。議長より一般質問の許可をいただきました。ありがとうございます。私からは、2点について質問をさせていただきます。まず始めに、今金町のデマンド交通を問う。今金町では、平成24年、利用者の事前予約に応じて運行するデマンドバスの導入調査を実施、翌25年、地域公共交通改善協議会を設立、八束・白石地区で実証実験を開始いたしました。平成26年、同地区で予約バス、ルンるん号として本格導入され、以来運行地区を拡大、本年7月1日には、市街地・トマンケシ地区の一部でも、まちなかルンるん号として運行が開始され、人口比で約82%がデマンドバスの対象地域となりました。まちでは、残る18%、約900人の住む地区については、2つの課題があるため導入は困難との見方であります。一つは、運行事業者の車両等の問題、もう一つは、幹線バスとの路線重複問題であります。私は、高齢化率が40%を超える中、まちがこれらの課題を解決し、住民に等しく移動サービスを提供するべきと考えますが、いかがか伺います。また、通院、買い物など外出時、ドアからドアへの要望が強くなっている現状を考えると、福祉バス事業を活用して、バスの小型化、予約制導入など早急な対応が可能と考えますが、あわせていかがかお伺いをいたします。

答弁 町長 外崎秀人(町長は2023年3月まで)

山崎議員から一般質問をいただきました。お答えをさせていただきます。これまで本町では、特に通院の不便さに対応して患者輸送バスを運行し、移動手段を補完してきたほか、主たる交通手段としては、国鉄瀬棚線廃止に伴う代替交通として始まった幹線バス運行を、国の支援制度を活用しながら維持してきたところであります。しかしながら、国の制度基準や民間事業者による運行ということから、一定の乗車率を維持した安定的な運営をしなければならないという課題を抱え、運行路線沿線3自治体による共同支援によって維持確保に努めているところであります。本路線に限らず、国内各地での存続の危機に瀕している生活交通の確保は最重要課題であることから、国においても地域公共交通確保維持改善事業を展開し、運行形態に応じた財政上の支援を制度化しており、地域間幹線系統である瀬棚線と地域内フィーダー系統である町内デマンドバス運行のいずれも、この事業による支援メニューを活用し、その維持確保に努めているところであります。本町の2つの地域交通は、それぞれ異なる役割を果たしつつも密接に関連しており、瀬棚線は地域公共交通ネットワークの背骨であり、広域的な移動を支える何よりも重要な路線であります。対して、まちなかルンるん号を含むデマンド交通路線は、地域内移動を容易にするためのものであるとともに、瀬棚線のフィーダー路線としての位置づけがあり、背骨となる瀬棚線に接続することによって、幹線系統の乗車率を向上させ維持することも目的としており、非常に重要な役目を担っております。この2つの路線の設定に当たっては、国の許可を必要としますが、区間を重複しての運行は認められず、仮に本事業とは別に、他の運行事業者が営業許可申請を行ったとしても、既設の路線と重複している限りにおいては同様に許可がおりず、非常に厳格な運用がされております。こうした制度要件を踏まえながら誕生したデマンド交通路線は、現行制度を最大限に活用した中で実現したものであり、質問にあるように路線を全町全地域に広げカバーする態勢を整えることは、制度的な制約が大きいということについてもご理解をいただきたいと思います。しかしながら、デマンド交通路線の対象外のエリアについても、地域交通の確保は重要であるとの認識には変わりはなく、患者バス運行の改善は急務であることから、9月定例会でも説明したとおり、10月21日から神丘路線においては月曜日から金曜日の週5回、美利河路線では火曜日から金曜日の週4回へそれぞれ増便をし、利便性の向上に努めているところであります。今後におきましては、利用状況等を踏まえ、より効率的かつ利便性のある運行形態とするため、予約制を想定したオペレーション体制の検証や、議員の提案同様、車両の小型化によるドア・ツー・ドアに対応する運行を目指して取り組んでまいります。

再質問 3番 山崎仁

再質問の冒頭でありますけれども、理事者、職員の皆さんにお伝えをしたいことがあります。私たち今金町議会は、議会改革活性化という目的のもと、平成19年に基本条例を制定をし、その後いろんな取り組みをしてまいりました。今回、今任期から、政務活動費の交付を受けながら政策提案、さらに議員の資質向上を目指して取り組みを行ってきたところであります。10月、私たちは、地域公共交通研究グループを編成をし、上川管内東川町、それから北海道庁総合政策部交通企画課で、調査・研修をしてまいりました。この2カ所で、くしくも同じ内容の言葉が聞かされました。これは北海道でも今金町の施策は大変進んでいると。他町でもこれは見倣うところがあると、このような内容の発言がされました。これはいまの現職の理事者、職員の皆さんだけではなく、退職をされた方も含めて、町を挙げて住民目線でいろんな政策に取り組んできたことだと。それから、私たち議会も、政策予算議決にかかわってきたものとしては、大変ありがたいお言葉でありました。今後においても、ぜひその気持ちで、理事者、職員の皆さまにも業務に励んでいただきたいと思います。幾ら進んでいるとはいえ、課題がないわけではありません。そういう意味で、今回の再質問になるわけですけれども、私はすべての住民が同じサービスを受ける、これはデマンドというフィーダー系の交通網を整備するという上では、当然考えるべき問題だと思います。その中で、いままで今金町は、利別川の北はこのデマンド交通に対応はできないという答弁がありました。26年、これが八束・白石地区で運行されたころから、私はその旨も話はしていたんですけれども、利別川の北はだめ。ここに来てから、7月1日からまちなかルンるん号が運用されるようになりました。これは非常に喜ばしいことでありますし、ここまでの努力っていうのは大変だったと思います。しかし、残った地域の方々は、まだそれには乗れないということでした。2つの課題と私が言ったのは、一つは運行事業者の車両等の問題。これについては、平成27、28、29年、3年にわたって補助金を出しながら、協議会を経由して事業者に車が運行されるように手配がされました。もう一つ、これものすごく難しい話かもしれません。路線重複の問題がネックになっているということでありますけれども、路線重複の考え方だと思うんですよ。私は、まちなかルンるん号が運行されることになったということは、トマンケシにある停留所も、これは重複になるわけですよ。これ私の考え方で言うと、今金のステーションを拠点として、そこにつなげるフィーダー系のデマンドはできないのかという、こういうことであります。まず、この点についてお尋ねをいたします。

答弁 町長 外崎秀人(町長は2023年3月まで)

再質問をいただきました。議員がいまお話しいただきましたことにつきましては、十分認識をしているわけでありまして、そういう中におきながら、さまざまな課題を含めているということも理解しているわけであります。いま、前段、他のところに研修視察に行ってこられた中での言葉があったと思われますけれども、本来、いろんなところで取り組んでいるデマンドバスは、あるまちのある地域のエリア、1カ所か2カ所しか取り組んでいないんです。そういう面では、今金は次から次とそのエリアを広げてきているということに特殊性があるということが評価をされている部分にあるわけでありまして、いま、議員がおっしゃっていただいた全町全域にわたる、何とかデマンドバスが望ましいのかどうか、いまのところはデマンドバスということで進めているわけでありますけれども、これを広げていきたいという思いは、私を含めて、職員も同じ気持ちであるわけであります。先ほど1回目の答弁でお話ししましたように、基本的には、このデマンドバスの事業そのものは、幹線バスを生かすための、それに乗車していただくために、地域の住民の方々がぜひつないでいただきたいと、それについては国も支援しますよということの事業であるわけでありますから、ベースは、住民の足の確保ということには変わりないわけでありますけれども、本家本元の目的というのは、幹線バスをなくしてはいけない、このことを私を含めて国も道も同じような視点でもって、そこを守るための手法として取り入れたということでもあるということも、ぜひこれをご理解をいただければなと思っていました。もとより、一つのバスが通っているところを、他の事業で行うことによって、その乗車率が下がるということはもう明らかなわけでありますから、それは決してデマンドという事業にはふさわしくないというのが国の基準であるわけであります。しかしながら、見方、考え方、さまざまな声を含めて、この間、まちなかデマンドも実施できたと。いま、議員がおっしゃっていただいたように、川の北側の方には幹線バスが通っておりまして、そこが全くエリア外だという国の視点になるわけでありますけれども、そこを越えて、市街地も、それから一部トマンケシの部分も入ってきたわけでありますから、これは次の当然ステップになるだろうと私は認識をしておりますし、あくまでもこの事業を何とか広めていきたいという思いには変わりないわけでありませんで、このことをとめることなく、次につなげていくためにどういう手法をとるかということでは、さまざまな視点から検討を加えていかなきゃいけないと。ただ、急ぐことでもありますので、早くにサービスを受けたいという思いの声は、随分私にも届いておりますので、そう考えた場合に、現行行っている事業、これを何とか改善、改革することによって、少しでも早くに解消しつつも、いま申しておりますところの全町全域にわたるデマンドの、やっぱり導入ということに向けて考えていきたいということで、現在進めているということについてご理解をいただきたいと思います。

再質問 3番 山崎仁

現状については、私も認識、理解をしているつもりであります。望ましいのは、デマンドなのだろうと。特に、いま、空白になっている神丘、鈴岡、それから種川から、いわゆる上地区の皆さん、光台の皆さん、こういう中においては、それぞれの地域の事情があります。南北に長い神丘、鈴岡地区で、真横に横断をしている中で言うと、路線から北に向かって3キロ、南に向かって3キロ、これだけの距離があるんだったらという話は、これ以前からしている話です。ですから、そういうことも含めながら、今後デマンドの普及にぜひご努力をいただきたいというのと。それから、幹線バスの話がありましたけれども、これは国鉄瀬棚線が廃止になって以来の代替交通ということでは、地域のとても大事な足です。これは私も認めます。今後とも、この足があるかないかでは、町民の利便性というのは全く変わってきますから、この重要性も認識をしているつもりであります。しかし、いま、社人研で出ている予想によると、人口がまだまだ半分になるだろうと。それから、先日、新聞報道だったと思うんですけれども、バスの運転手もいないと。そういう中で、将来の交通どうするんだという協議をしなければならない場面って必ず来ると思う。いま、都市間バスが、せたなから函館まで走っている。以前は季節で運行していた札幌~せたな便も、今年はお正月に限り東ハイヤーが運行するということです。ですから、都市間バスっていう形態もそうです。それから、いまのデマンド。果たしてデマンドの範囲がどこまでになるのか。フィーダー系ということを考えたら、長万部、八雲につなぐのも、今金町すべて含めてフィーダーになるのかなと、当然そういう議論にもなってくると思います。その協議をぜひこれからも考えていただきたいというのと同時に、この大事な幹線バスなんですけれども、これが不採算でこのままずっと続いたときに、どうなるかということ。もうそろそろバスの更新時期が来ているので、沿線自治体で補助を出してということもあるようであります。それについても、多額の費用がかかるし、これは檜山北高校という生徒の足の問題もある。地域のいま言うデマンドということでは、今金町内のことも当然検討をしながら、これからの路線、幹線バスのあり方も当然考える必要があると思いますけれども、その辺もあわせて答弁をいただきたいと思います。

答弁 町長 外崎秀人(町長は2023年3月まで)

事例を出していただきました。例えば神丘地区含めてそうでありますけれども、エリアが非常に広いという部分が当然あるわけでありますけれども、先ほど最初に答弁申し上げました患者バスの部分を含めても、同じようなことで考えられるんですが、幹線バスに乗ってくださいということを言っても、幹線バスの待合い、いまは手を挙げても乗れるようにさせていただいていますけれども、そこから自宅までは1キロ、2キロあるんですね。その足がなくて困っているんですよ。その足がなくて困っているから、私は陸運局等々含めてさまざまなところに、何とかそれを解消するためにデマンドの導入ということを声をかけているわけであります。そういう流れの中では、現行で行っている患者バスの事業につきましても、極力近いところ、近いところには行っていただいていますけれども、ある重度障害を持っている方は、そこに行くまで300メートル、400メートルあるんですよ。そこまで歩けないんです。歩けないから、患者バスを使えないんですよ。そういう不便さも、実際私も見ているし、聞いているし、そういう方々が居るためには、何とかドア・ツー・ドア、極力デマンドバスがいまそういう仕組みをとっていますので、それに近いような形をとれないかということをいま模索をしながら、先ほど申し上げましたように、この10月からドア・ツー・ドアに近づけるような努力をするということで、まず第一歩としては、患者輸送バスの回数をそれぞれの地域に増便をしながら、少しでも利便性を高めていきたいということが1点。願わくば、次の段階として、新年度にも提案しようと思っておりますけれども、バスの小型化することによって、いま私が言ったような、大きな隘路となっている現行の事業そのものも改善もできるだろうと。これは、議員にもいま提案していただいているわけでありますけれども、これに向かって、まず早くに対応できるものについては早く対応していかなきゃいけないという思いを持っています。そういう流れを、現行のものは現行で生かしながら改善をしていくという歩みとともに、全町全域にわたるデマンドバスの導入ということがすべての思いにつながっておりますので、そういう動きをしていきたいと思っていました。この幹線バスは、大体総事業費で1億600万円くらいかかっているわけでありますけれども、利用者の収入が4,400万円くらいだと。残った部分の20分の11が国の補助の支援になると。入ってくるお金が4,700万円。残りの1,300万円、これが地元負担ということで、今金町、せたな町、長万部町で負担をしているわけであります。パーセンテージが今金町もありまして、そのパーセンテージに基づき、そのほかに国縫にも待合所があると。そういうことを含めて、総額で489万円の負担で、私は運行できている、とてもありがたい、議員もおっしゃったように、この事業で足が確保できるということはとてもありがたいことかなと。これはなくすことができない。私も職員の時にこの担当をしていたわけでありますけれども、なかなか実現できなかったのが、高校の生徒が、檜山北高の生徒がバスを使っていますけれども、それはカウントされていなかったと。それを何とか実現できて、少しでも緩和する、カウントされることによって乗車率が少し上がってきました。存続の道筋ができてきましたので、何とかその努力をこれからもしてまいりたいと考えております。まずは、2回目の答弁とさせてもらいます。

再質問 3番 山崎仁

幹線バスの問題と、それからデマンドの問題というのは、いまここでは結論が出ないというのはわかりますから、そういうお願いをして、今後の協議を進めていただきたいなと思います。町長、福祉バスのお話をしていただいたんです。この福祉バスの活用というのは、これ、ものすごくありがたいことなんですよね。9月の定例会に提案をして、10月からもう運行を変えてきたということは、こんなにやればできるんだなと思う見本だと思うんですよ。いま乗車をしている方の人数等を拝見すると、四、五人。これは神丘、鈴岡、それから美利河方面においても、ややそういうような利用で、年間でいうと、神丘、鈴岡は1,100名程度、それから美利河方面は、ピークでは1,500人くらいいたようですけれども、どんどん減って、いまでは100人台になってしまったと。3桁になってしまったというような状況みたいです。それって、やっぱり高齢化も進んでいるわけですよ。ドア・ツー・ドアっていうのが、いまデマンドで実現できているということを考えると、私たちもぜひそういう対応をしてもらえないかというのが、これ地域の本音なんです。いま言われているのは、これから予約制を想定したり、バスの小型化をして取り組んでいきたいということなんですけれども、もうこれ、予約制というのは、光台方面は完全予約制になっていますよね。あとは、神丘、鈴岡、美利河方面なわけですよ。予約制をするということにより、運行が効率よく行くという気がする。これは時間と路線で運行していますから、だれも乗っていないときも走らなきゃならない。それが、20人乗りくらいの中型バスというんですか、このバスが走っているわけです。予約制にすることによって、確実に乗る方を迎えに行ける。ここで問題なのは、バスが中型なので、中に入れないということだった。じゃ、バスを早急に何とかならないかということですよ、今度は。新年度予算でそのバスを更新をしたいという話が、もしかしたら出てくるのかもしれないですけれども、困るのは冬なんですよ、乗られる方が困るのは。これから3カ月、雪が降って吹雪になって、路線の上で待つということ、これは非常に苦しい、厳しいものであります。これにいち早く対応できないかなと思ったときに、予約制にして人数がはっきりするんだったら、これ仮の話ですよ、例えば、いま議会でバスを新しくしてもらいました。これは四輪駆動の10人乗りのバスです。議会は常任委員会が1つになったことによって、全員で移動するということが多くなった。ということになると、なかなか10人乗りのバスの活用というのが、活発には、特に冬期間ですからできないような気がする。だとすれば、いまの議会のバスをこの福祉バスに運用しながら、ドア・ツー・ドアっていうのは、私はすぐにでもできると思う。この冬に向けてどうするかなんです。来年の冬に向けて事業をどうするかじゃなくて、いますぐできることはこれだと思うんですけれども、いかがですか。

答弁 町長 外崎秀人(町長は2023年3月まで)

この間、議会でも何度もこの件についてお話をしている部分がありますし、議員も質問の中で課題が2つあるという話があったわけでありますけれども、いまの一つ目の重複は別にしまして、もう一点目の事業者の車の代車の確保でありますけれども、これについては、いままでも国の補助をもらいながら補助している経過があります。これについては、十分町でも対応できる要素があるわけであります。問題は、事業者とも何度も相談しておりますけれども、非常に困難を来たしているのが、運転手の確保なんです。運転手が全くいないということが、非常に大きなネックになっておりまして、町内でも随分この間検討しているわけでありますけれども、予約制が町直轄で、いま患者バスは町直轄でやった場合に、だれがその予約を受けるんだと。時間帯を含めて、何を含めて、朝早朝から動くわけでありますから、今日乗ります、何時に乗ります、それをどういうルートでどこに行きます。そういう予約を受けた者が、そこでもってだれだれが乗るということを含めてルートを決めて、配車も採用しなきゃいけないということを考えた場合、この一番大きなネックが、代車は別にいたしましても、予約の窓口をどこで行うか。とても役場の職員の中では行えないという部分は当然あるだろうと。随分検討議論しましたけれども、その難しさはなかなか解決できません。そう考えた場合に、先ほど言ったように、次のステップとして考えているのが、いまあるこの患者バス、新年度に向けて事業者の方と相談しておりますけれども、この事業運行をぜひ事業者の方で受けてくださいという話をさせてもらっています。運転手つきで受けてくださいという話をさせてもらっていました。そうすると、その運行にかかわって、いまのデマンドバスの予約はその事業者が行っていただいているわけでありますから、あわせてこの患者バスの予約の窓口、受付も、配車体制もやっていただくことができませんでしょうかということで、いま調整を図っております。議員おっしゃるように、早急に対応する対策をとらなきゃいけないという思いは当然持っているわけでありますけれども、相手方が当然あるわけでありますから、いま大きなネックになっているのは、代車は何とかなるという状況はありながらも、運転手の確保をどうするかと。とりわけ、オペレーターを、予約受付の担当者をどこが担うかということが、いま大きな課題になって、これもある程度道筋が見えてきておりますので、この冬にはということにはなかなかならない要素があるわけでありますけれども、早急にそれに向かった対応、対策をとらせていただければなと考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。

再質問 3番 山崎仁

いまは委託を前提にした福祉バスの運行ということだと思うんですけれども、委託がこの先もしかしたらあるのかもしれませんけれども、役場でもすぐできることってあるんですよ。何でかと言ったら、いま光台方面というのは、完全予約制で前日までに電話をくれということで周知をしているようであります。決め事をつくって、それにのっとった運行をするというのを前提にすれば、私は役場の職員、としべつで受けるのか、どなたが受けるのかというのはこれからだと思うんですけれども、そういうところで受けて、1日、何百人もいないんですよ。この乗車実績を見れば、3名とか5名とか、多くても7名、8名、こういう方たちの冬期間のいわゆる福祉バスの利用を考えたときには、緊急ですけれども、こういう対応もできるんじゃないですかということを言っているんです。どこがオペレーションするんですかって、それはいまデマンドの事業者は、業務を委託された途端に、全部オペレーションをやっているんですよ。そうしたら、いまかね、としべつでも、そのオペレーションに対して、さっき言った前日予約、予約の確認、こういうことっていうのは、私はいまの電話もそうですし、FAXを使ってもいいし、できると思う。あと車は、さっき言ったような、仮の話ですけれども活用ができれば、私はいわゆる予約、オペレーションを含めて、車の確保ができたら、すぐでもできると思う。いままで運行してきた福祉バスのコスト、費用を考えたときに、これ30年の決算で単純に割り返しをすると、1人の方を患者バスで乗せて1人を移動するために、4,000円以上の費用がかかっている。これは全く乗らないときも走っているという現状があるわけですよ。だから、乗るということを予約が入ったときにそこに向かうというのは、これは最も効率のいい話だと思う。いまのバスだと、家の前まで大きいから入っていけないというのだったら、車を何とかすればいい話です。その何とかするというのが、さっき言った議会の四駆バスもあるでしょうと。何よりも、来年の冬、来年度に向けてこういう体制をとるという、とりたいというのが伝わってきますけれども、今年の冬大変なんですよ。いまホワイトアウトだとか、だれかが吹雪で亡くなったとかって、いろんな話がある。だから、さっき言った9月の定例会で説明をし、10月から運用ができたということは、頑張ってもらえれば、1月くらいからでもできるとものすごく地域の方はありがたいですよ。そこのところを、もう一度ご答弁お願いいたします。

答弁 町長 外崎秀人(町長は2023年3月まで)

早急にという言葉があったわけでありますけれども、いま言ったように、最大の大きな課題というのは、オペレーター、予約のあり方なんですね。利用者の方々の利用するさまざまな目的というのは、患者バスといいながらも、買い物だとかさまざまな用足をすために使われるわけであります。そう考えた場合に、いま言われたように、前日の予約だけ考えれば、それでクリアできる要素のものがあるかと思いますけれども、当日に買い物だとかさまざまな当日の用件があった場合には、それはやっぱり受け入れることはできない状況になるわけであります。そう考えた場合に、非常に困難性があるなということから、本当に確実にきちっと周知できて予約できる体制をとるとすれば、その専門に、実際いま行っているデマンドバスに学ぶことが必要ではないかということで、考え方をいま整理してきているわけであります。残念ながら、前日の予約の部分だけでクリアできればそれでいいのでしょうけれども、いや、当日は認めません。当日はもう前日にルート決まっていますのでできませんという話になるかどうかと。その方が、私はとてもリスクが高くなるのではないかなと。住民の方々というのは、朝起きたら、夜の中でいろんな思いがあったり、具合が悪くなったりした場合については、その当日は対応できなく当然なるわけで、ルートはどんどんどんどん予約のために走るわけでありますから、効率的には当然いいわけでありますけれども、そうはなかなかなっていかないので、非常に難しい要素があると。ですから、デマンドについては、早目の受け付けをしながら、前の日の受け付けをしながら、当日も30分前までには受け付け可能ですよというやり方をしてきているわけであります。このことについても、1時間前、30分前の受け付けの中で、町職員に早朝に出てきてその対応を受け付けしなさいということが業務として位置づけできるかどうかということについては、この事業だけでそのことを対応する難しさというのは、私は町長としても当然あるのかなと。そのことを総合的に考えて、何とかプロに任せる形をとらせてもらいたいなということが、この間の思いを持って、しかしながら、早くに実現する道筋をいま考えているということについてもご理解いただきたいと思います。

再質問 3番 山崎仁

町長ね、だんだん話が難しくなるんですよ。当日も。私たちは、皆、あしたの予定を何するかって、前の日決めるんですよ、大体は。特に高齢者の方が病院に行く、買い物にもし行く、あったからんどに行くといったら、前の日のから予定を立てるわけでしょう。30分前に、あっ、病院に行くかという人が果たして出てくるのかどうか。そのデマンドと違うところっていうのは、いまの福祉バスは、いわゆる患者さんを乗せて走るというのが本来の目的です。これはちゃんと計画が立っているわけですよ、ご本人の中では。また、病院もそれに合わせた診療体制とってくれるはずです。その日の30分前に予約を入れて、いまこれから行きたいという方は、私は少ないのかなという気がする。だから、できるため、やるためにはどうしたらいいかということで、もっと考えていただきたい。確かに新年度予算に正式に盛り込んで、新しい事業としてこれを進めていくというのは、行政手続の上でいうと、これは当たり前のことかもわからない。でも、目の前に今年の冬大変だなと思ったら、そこのところを、じゃ、やってみるかという、このやっぱり行政の小回りのきくところ、ここのところをぜひ発揮していただきたいと思うわけですよ。答弁もらえますか。

答弁 町長 外崎秀人(町長は2023年3月まで)

気持ちはわかるんですけれども、それなりにやっぱり当然さまざまな、町長は総合的に物事を考えなきゃいけない部分があるわけでありますから、単発で考えればそれはそれで認識できる部分があるわけでありますけれども、やはりこの間のデマンドにしても、実証実験をやったり、あるいは1年間かけて自治会の方々の意見を聞いたり、さまざまな調整を図りながら、そして、なおかつ実証をやって、実証の結果に基づいて本実行をやってきたということで、4エリアやってきたわけでありますから、患者バスについても、いま議員がおっしゃったように、早急にやれることについてはやっていこうということで、少しでも利便性を高めるために、先ほど申し上げましたように、10月からでありますけれども、すぐに増便をさせていただいたと。2日置きのやつを毎日運行できるような体制をとらせてもらったと。これについては、この冬も少しは回数が増えるということでは、いま言ったように増便というのは前進的な形になるのかなと。ただ、いずれにいたしましても、患者バスといいながらも、さまざまな目的を持って利用される方が当然いるわけでありますから、それらについては、いま言ったようなこともきちっと情報として受けとめながら、あるいは質問もきちっといただいたわけでありますから、大体お互いにやりとりしている部分については、我々の検討の中で出てきている課題のすべてでありますので、早くに私としても、いま議員がおっしゃるような形の中の取り組みができることに向けて努力してまいりたいと思っていますので、よろしくお願いしたいと思います。

再質問 3番 山崎仁

ありがとうございます。

出典:今金町議会 令和元年第4回定例会 2019年12月11日 議事録 PDF(5ページ) 間違いを知らせる