みんなの議会

本別町議会 平成29年第4回定例会 2017年12月12日

町民参加のまちづくりの推進

2017年12月12日、本別町議会の一般質問で、高橋利勝議員が「町民参加のまちづくりの推進」について質問し、町長 髙橋正夫が答弁しました。

質問者
高橋利勝 議員
答弁者
町長 髙橋正夫

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 11番 高橋利勝

議長の許可をいただきましたので、通告をいたしました1問について質問させていただきます。町民参加のまちづくりの推進についてでありますが、町長は10月定例会において、6期目のまちづくりビジョンとして、共生・協働の安心と活力と夢あふれるまちづくりについて、施政方針で述べていますが、町民参加のまちづくりの推進を求めて、以下、2点についてお伺いします。1点目ですが、第6次総合計画では、町民参加のまちづくりとして、仮称自治基本条例の制定が掲げられています。また、町長は、6期目に臨むにあたって、髙橋正夫の元気まち宣言でも、町民と行政の役割と参加の仕組みづくりを進め、公平で透明性の高いまちづくりをするため、町民とともに自治基本条例の制定をしますと掲げてありました。しかし、自治基本条例については、これまでも何度か議論があり、議会と協議を重ねてきましたが、制定に至っていません。私は、自治基本条例の制定は、町長のモットーとしている協働のまちづくりの最たるものであり、また、元職員の不祥事の反省のもとに、町政に活路を見出すことができるのではないかと考えていますが、その点についてまずお伺いします。次に、2点目ですが、これにつきましても、町長は施政方針の中では、まちづくりの主要施策の推進として、1、まちに活力と雇用、2、暮らしに安全、安心を、3、子供に夢と未来を、4、自主自立のまちづくりを掲げています。これらの推進にあたっては、男性はもちろんですが、例えば1のまちに活力と雇用については、女性の起業家の育成、暮らしに安全、安心については、医療、介護の職場では多くの女性の方が働いています。子供に夢と未来については、ことの是非はありますが、お母さんの役割は子育てとして大きいものがあります。また、自主自立のまちづくりについても、今日の町内会を初め地域における女性の活動のウエートが高まっています。このように、女性がまちづくりに果たす役割は大きいと思います。そこで、過去にありました、女性未来会議のような横断的な女性まちづくり会議を組織し、まちづくりに取り組んでいく考えがないか。以上、2点についてお伺いします。

答弁 町長 髙橋正夫(町長は2021年6月まで)

〔登壇〕高橋利勝議員の町民参加のまちづくりの推進についての質問の答弁をさせていただきます。まず、1問目の自治基本条例の制定ですが、平成12年の地方分権一括法の施行以来、地域のことは地域で決める、自己決定、自己責任の考え方を背景にしながら、自治体運営の根拠となる基本的事項を定める条例として、平成13年4月に、北海道ではニセコ町におけるまちづくり基本条例、これが最初の制定ということで、その後、全国で369の自治体ということで、今、この基本条例がなっています。道内では57の市町村、十勝管内では7市町村となっていますが、あわせて、本町も、御質問にありますように、この基本条例を制定すべく、それぞれ協議をしてまいりました。できれば議会と一緒にということで今まで進んでいましたが、議会がそれぞれ先行して条例を制定いただいたということでありまして、私どもの、御質問の基本条例については、今の状況についてまたお話をさせていただきたいと思います。御質問の基本条例につきましては、住民の定義に関することだとか、また、住民投票など、現行の地方自治における二元代表制としての整合性、また、これらを整備すべき課題もありまして、条例に規定されている項目の多くが地方自治法に包括されている、これらのことも踏まえながら、必要性や問題点、さまざまな考え方を示したところでありますが、その内容と趣旨といたしましては、地方自治法を抜粋、また、再整理をして、また、再確認を促す内容となっているものと受けとめながら、本町におきましては、総合計画策定時に、審議会の条例を初め情報公開条例など、町民がさまざまな場面で容易にまちづくりに参加できる制度は既に整備を進めてきたところであります。今後もこの地方分権の流れをくみながら、複雑化、高度化する社会の課題に対応すべく、町内のさまざまな個人や団体との連携はもとよりですが、町民や議会及び行政が連携しながら、その特性に応じて役割と責任を分担する協働のまちづくりを現在進めているところであります。したがいまして、自治体運営の根拠となります基本的事項を定める条例である自治基本条例の制定を進めるという必要性は十分に認識をしているところでありますので、自治基本条例のかなめとされる住民と協働によるまちづくりをさらにどのように明確に位置づけをしていくか、また、それを保障していくか、真に住民にとって必要な条例というのはどのような内容かという点を焦点に、自治基本条例における項目の整理を始め、町民の方々にわかりやすく、親しみやすく、議論に参加できるよう、制定の必要性や論点整理をしながら、条例としての有意性、実効性が高くなるべく、調査を継続して、制定時期やその内容について、今、方向性を見きわめることとしております。次に、2問目の、横断的な女性まちづくり会議を組織する考えについてですが、以前は、まさに本別みらい女性会議が設置をされて、それぞれ平成6年から16年まで、女性の視点と、また、それぞれの立場でこれに参画していただいたという経緯がありますが、これらまちづくり全般に関して女性のみで組織する諮問機関的な団体は、その後、設けてはいないという状況でありますけれども、この間、平成11年6月から施行されました男女共同参画社会基本法では、男女が社会的な対等な構成員として、みずからの意思によって、社会のあらゆる分野における活動に参加する機会の確保を目指すとされておりまして、男女が均等に、政治的、経済的、社会的及び文化的に利益を享受することができる、かつ、ともに責任を担うべき社会の考え方に移行したところでありますが、これらのことも踏まえながら、組織形成に、また、従前の男女の固定的な役割分担を反映し、中立で、これらに影響を及ぼすことのないよう、また、男女共同参画社会の形成を阻害することがないように、各種審議会、各種委員会などにおいては、男女の構成比率に十分に意を注ぎながら、幅広く町民の皆さんの御意見を聴取するなどの施策の企画、立案、政策決定を図ってまいりたいというふうに考えております。以上申し上げて、答弁とさせていただきます。

再質問 11番 高橋利勝

再質問させていただきます。まず、1点目の自治基本条例の関係ですが、今、これまでの経過とか、その趣旨等について答弁をいただきました。この答弁については、これまでも自治基本条例の協議の中でそれぞれ確認をしてきたところですが、私は、先ほども言いましたように、協働のまちづくりという意味では、今の町長の答弁にもありましたけれども、やっぱり行政と町民が協働してつくっていくということになるわけでありまして、そういう意味では、この協働のまちづくりのバックホーンというか、基本として、自治基本条例の制定というのは大切ではないかと思っています。それと、先ほど言いましたが、今、元職員の不祥事をめぐって、町民の間には町政に対するいろいろな意見がございます。私は、これらの反省も踏まえて、この自治基本条例の制定を通じて、行政と町民が信頼をつくっていくという意味でも、この自治基本条例の制定に向けて取り組むということが大事でないかと思っていますし、また、第6次総合計画は、もう何年もありません。やっぱり計画の中で掲載されて、そして協議をしていた中身ですから、最低でも総合計画が終わる前に、自治基本条例制定について、できるような努力をする必要があると思いますが、その点について、もう一度考えをお伺いします。2点目についてでありますけれども、男女共同参画基本法のことが言われました。もちろん基本的にはそういった考え方に立って物事を進めていくということが大事でありますが、ただ、私は、今の現状の中でいくと、女性のいろいろな意味での活躍というのが大変受けとめているわけでありまして、最近では子育て支援ということがあって、ほかの町村も含めて、ママさんサポート的な、そういうサークルがどんどんみずからの子育てについて取り組むと同時に、まちづくりについて積極的に提言をしているようなことを聞いたこともあります。そのようなことを含めていきますと、私は、女性が活躍をするということについては、まだまだ伸びしろがあると思っています。その女性たちが横断的に会議をつくるなり、まちづくりに積極的に参加をして取り組んでも、現状の今の社会の中でいくと、果たして男女共同参画基本法のような姿勢まで届くのかどうかというぐらいの、やはり女性に対する不十分さを持っていると受けとめていますし、さきに言いましたように、そういう意味では伸びしろがあるのではないかということで、やはりまちづくりの一つの活力として、女性の力を活用するといいますか、力を得るというか、そういうような形で取り組むために、そういった活動をしている人たち、いろいろな場で活動しているわけですから、そういう人たちが一堂に会して、やっぱり本別町のまちづくりについて提言をいただくような、そういう姿勢というのもあっていいのではないかと思うのですが、その点についてもう一度お伺いします。

答弁 町長 髙橋正夫(町長は2021年6月まで)

再質問の答弁をさせていただきます。まず、基本条例の制定の関係ですが、それぞれ今までも、先ほども少し答弁させていただきましたけれども、検討してきました。今、御質問にありますように、6期計画の中で、この制定を目指すということに計画しておりますので、これはしっかりと進めていかなければならないというふうに思っていますし、そういう意味では、今までの最初からやってきた部分についての流れからいうと、自治法との関連も含めて整理をしながら、どの部分を突出してというか、基本条例に生かしていくかということも、今、注視をしているところでありまして、本格的に、今、職員の中でワーキングチーム等も設定をして、なるべく早い時期に制定に向けての方向性というか、内容を精査、整理をして、しっかりと制定できるように努力していくと、こういうことにさせていただいておりますので、それも6期の中というのですが、ぎりぎりになっては意味がありませんので、なるべくそれが町民の皆さんにもしっかりと浸透できるぐらいの期間も考えながら、この制定に向けては前向きに十分協議を進めていきたい、こういうふうに思っておりますので、よろしくお願いしたいなと思います。2点目の女性の活躍の場ですが、それぞれ今までも担ってきましたけれども、やはりなかなか世代を超えて、また、横断的にやるということも今まではなってきたけれども、なかなか今の現状というか流れからすると、そこに若い世代の女性の方の意見というものが、今御質問がありましたように、子育て含めて、中心となって、今それぞれ多くの会議をさせていただいています。それを、特に子ども・子育て会議だとか、ママサポートクラブだとか、それぞれ若い女性たちが自主的に頑張っていただいて、それぞれサークルをつくっていることもありますから、御質問にありますように、それらの本当に自主的に頑張っていただいている、そのような女性の中心となる会議なども、しっかりと一堂に会して、それぞれまた大きな意見として、また、大きな取り組みとして全体に広がっていけるような、そういう場も、ぜひ私ども一緒になってその場面をつくっていければなというふうに思っております。今までそれぞれまちの中では、それぞれのJAだとか商工会だとか、また、市街地区女性部だとか、女性部を統一した連合会もありましたけれども、その連合会がそれぞれ独自の活動をしていくということで、一たん区切りをつけたということもある、そういう歴史の中にありますから、それらも含めて、やっぱり女性が活躍するというか、女性がそれぞれ持っている感性だとか、それぞれ課題だとか、悩みだとか、いろいろ含めて課題などもしっかりと横断的に協議できる場はしっかりと持つことは大事だなというふうに思っておりますが、行政主導でやるというものについては、やっぱりちょっとなかなか今までの経験からして難しい面もありますので、先ほど御質問いただいたような、それぞれ自主的にそういう団体や、また、サークルや協議会を持っているところも含めて、しっかりと連携をしながら、そういう意見を多く取り入れて、また、聞く場を持ちながら広めていく、こういうふうな方向をしっかりとっていければなと思っておりますので、この辺についても、またそれぞれ大事な会議ですから、しっかりと担っていけたらと、こう思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。以上であります。

再質問 11番 高橋利勝

1問目の自治基本条例ですが、自治法との関係が強調されていますけれども、私は、先ほども言いましたように、行政と町民が協働して、この条例をつくるために協議をしていくということが軸であるべきだと思います。その議論の中で、自治法との関係をどう克服していくかということになるのではないかと思う。自治法ありきということになりますと、これはまたそれぞれの協働のまちづくりの中の議論というのは大変狭いものになってしまうような気もしますので、その辺のところは、町民と、先ほどから言っていますように、行政の協働という立場で、答弁も同じようなことを言っているのかもしれませんけれども、そこを軸にしてというふうに思うのですが、その点についてどのように考えるか、お伺いします。2点目の女性の組織ということですが、先ほど答弁にも出ていましたけれども、みらい女性会議ですね。今はなくなってしまいましたけれども、当初、多くの女性の人たちが集まって、いろいろな議論をしていたのが非常に印象的でして、まちづくりの中では大変私は印象的だったわけです。それぞれのいろいろな団体、組織ということも含めてあるわけですけれども、それはそれとして、行政の中できちっと受けとめていかなければならない部分があるわけですが、もう少し、言われているように、行政が主導でないということになるわけですけれども、民の活力という立場で、そういったことを、町が組織化するということではなくて、やはりそういうような議論をして、立ち上がっていける人たちにサポートするような取り組みというのが大事だと思うのですが、その点についてもう一度お伺いします。

答弁 町長 髙橋正夫(町長は2021年6月まで)

自治基本条例の関係ですが、まさに御質問いただいているとおりだというふうに受けとめておりますから、それで、協議をいただく場、やっぱりそういう検討する場面もつくらなければなりませんので、そのためにも、自治法との関連を整理、精査して、そしてどの部分を協議をいただきながら、基本条例に中心として持っていくのか、こういう議論をしっかり内部でワーキングで固めながら、そして住民の皆さん方に参加をいただきながら、この制定に向けて協議をしていくと、このように今、準備を進めていきたいなというふうに思っておりますので、この辺も、いただいた御質問の趣旨はそのとおりでありますので、しっかりと努力させていただきたいなと思います。2点目の、特に女性の活躍の場、また、それぞれお話しした、民の活力というお話をいただきましたけれども、さらにこのことについては、私ども、今までもそれぞれの会議の中でも求めてきているところでもあるし、私ども自身もそのような女性の、特に若い女性の、お母さん方含めて、そういう組織もさせていただいていますので、それらが横断的にきちっとまた、私どもが主導するとかではなくて、しっかりと活躍いただいている皆さん方が横断的に統一して、またそれぞれの協議ができるような、そういう場をしっかり持っていきたいなというふうに思います。できれば、例えばの例ですが、それぞれ障がい者団体が組織していますチャレンジド・ネットワークだとか、このような組織的なこともイメージしながら、女性の活躍の場、そして大いに議論できる場をつくらせていただければと思っています。今、私どもも、北の輝く女性応援会議などということを、北海道を挙げて、今、それを組織しているのですが、この世の中、どこもそうですけれども、女性が活躍いただける、女性がいなければ、本当に産業も家庭も、また教育も、また福祉部門も成り立たないというのはどこも当たり前のことなのですけれども、そこの当たり前のところが、意見や、また願いや思いがしっかりと共有できて、それがしっかりとまた課題や問題の解決に向けていければ、そしてまた、そのことがまちづくりにしっかりと生かされる、そういう組織というか団体のあり方をしっかりと担って、主導ではありませんけれども、それらを含めて協働でつくっていければなというふうに思いますので、よろしくお願いしたいと思います。以上であります。

再質問 11番 高橋利勝

終わります。

出典:本別町議会 平成29年第4回定例会 2017年12月12日 議事録 PDF(42ページ) 間違いを知らせる