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本別町議会 平成28年第1回定例会 2016年3月8日

消防の広域化

2016年3月8日、本別町議会の一般質問で、高橋利勝議員が「消防の広域化」について質問し、町長 髙橋正夫、総務課主幹 小坂祐司が答弁しました。

質問者
高橋利勝 議員
答弁者
町長 髙橋正夫、総務課主幹 小坂祐司

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 9番 高橋利勝

午前中に保留をいたしました消防の広域化について質問させていただきます。十勝管内の19市町村全ての消防署が本年よりとかち消防広域化によってスタートいたします。消防広域化については、平成21年4月に十勝圏複合事務組合に消防広域推進室が設置され、本格的な協議が始まりました。この間、議員協議会でいろいろな議論がされ、平成26年12月の第4回定例会において広域消防事務組合の設立が議決されました。4月のとかち広域消防局のスタートに向けて事前説明や事前準備が取り組まれていると思いますが、それらの意味を踏まえて改めて以下、3点についてお伺いをしたいと思います。1点目ですが、3月の町広報でも周知されていますが、十勝の全市町村の119番通報の受け入れ先が帯広指令センターになり、そこから最も近い消防署に出動命令が出され、現場に行くことになります。そこで、1通報は一度帯広まで行き、各現場に出動が出されますと連絡時間の問題やさらには地域の実情を知る上でのロスがないのかというのが、これまでの不安の声としてはありました。当然、協議をしまして、そういったことについては適切に整備をしていくということになっているわけですが、先ほど言いましたようにこの適切な対処をするために出動指令が出され、対応できるために準備が進められていると思いますので、改めて帯広指令センターのシステムについて具体的にまず1点お伺いしたいと思います。2点目でございますが、出動指令が現場に最も近い消防署となることになりますので、これまでの経過の中では美里別、東上北部、活込、拓農、上拓農、清里、明美、月見台、新生は足寄消防署、上押帯南部、押帯南西部は士幌消防署、上押帯が上士幌消防署になると聞いています。緊急通報による出動の受け入れに当たっては、消防団については本別町の出動ということになりますが、他町、そのほかについては他町の消防署、救急車が出動するということになります。火災はもちろんのこと、特に緊急の搬送に当たっては病院をどのように選ぶかということがあるわけでございまして、説明によりますと基本的にはこれまでの町村ルールに基づいて行うということですから、本別町については町立病院ということになるのだと思います。しかし、状況によっては判断をしなければならない場合があるということで言われております。そこで、本別町の場合は例えば症状によっては直接、帯広の病院に搬送されることがありますけれども、その点についてはきちっと活かされているのか、それとまたそれぞれの直近の消防署から救急車が来て、これまた症状によってはそれぞれの消防署の地元の病院に搬送されることがあるのかということでお伺いをするとともに、こうした事態を考えますと当然、地元の説明についてはこれまで自治会等を通じて行っているということですが、いわゆる出動命令が出てくる直近の消防署と住民とのコミュニケーションというのも、これ大事ではないかと思うのですが、その辺についてどういうふうに考えているのかお伺いをします。3点目でありますが、今回の消防広域化に当たって新聞報道でありますけれども、全消防職員のアンケートでは多くの消防職員が不安な点として地理的不安が上がっていたと報道されていました。これまでも消防職員、消防団の皆さんとは話し合ってこられていると思いますが、運用に当たってはいろいろな問題が生じるかもしれません。その意味では、スムーズにスタートさせるためにはこれからも消防職員や消防団の皆さんと話し合いをしていくべきというふうに考えておりますが、以上、3点についてお伺いをいたします。

答弁 町長 髙橋正夫(町長は2021年6月まで)

〔登壇〕高橋利勝議員の消防の広域化の質問の答弁をさせていただきますが、これにつきましてはいよいよ4月からのスタートでありまして、これに向けてそれぞれ説明会、また職員、団員の説明を含めてしっかりと対応させていただきながら、地域の理解も含めてこの理解をいただいてよいスタートをするというのが、これ1市18町村全体の取り組みでありました。1点目の質問ですが、消防広域化後に119番通報で高機能の指令センターで受理することで、十勝全体として出動がおくれる心配はないのかというような質問かというふうに思いますが、これは今までもそれぞれシミュレーション含めてしっかりと対応して、また説明もしてきていますが、市町村の行政区域にとらわれずに災害箇所に最も近い署所、直近署所ということで、一番近いところから出動するということでありまして、救急車、消防車が出動することは、その現場到着時間の短縮により救命率の向上などで住民サービスの向上が期待できるということで考えておりますので、高機能指令センターのシステムですが、センターでまず119番を受信しますと、発信地の位置情報、通知システムという機能によりまして指令大画面に通報の住所や情報や付近地図が瞬時に画面にあらわれてくるということでありまして、これは災害現場を速やかに特定するとか、また出動指令をかけるところ、これをしっかりとすぐに瞬時において、言ってみればナビシステムですね、これがしっかりと作動しますので、ここに消防車に搭載していますAVMというナビシステムも同じなのですが、このシステムが作動されて災害現場にスムーズに出動することができるということでありまして、出動が遅くなるということはもうないものと思っていますし、逆にその出動が早まるということで御理解をいただければと思っております。もし、出動であるとするならば、もう少し詳しくというのであれば担当のほうからも説明させていただきます。2点目の各消防署の連携でありますが、現在、本別消防署が行っております救急出動、そして災害出動につきましては現行と変わらずに対応することとなっておりまして、災害発生時に消防団に出動命令がかかるときは、本別の消防署も一緒に出動しますので、その出動指令がかかったときには現行のとおり消防署長の指揮のもとにそれぞれ活動していただくことになりますので、例えば先ほど質問ありましたように、それぞれ直近署所ですから、足寄だとか士幌、上士幌とか何とか、そういう場面においても消防団が消防署より先に到着した場合については先着している各消防の署の消防隊長の指揮のもとに活動して、管轄行政区域の署長が現場到着次第、指揮権が管轄行政区署長に移行して活動するために混乱はなく、スムーズに消防活動できると、このようにしっかりと体制をとるということでありまして、最終的に今月中も最終的な各消防署との打ち合わせをしっかり行って、連携を再度確認しているということであります。3点目でありますが、とかち広域消防局の移行に当たっては、職員、団員にこれまでも研修会など事あるごとに説明をさせていただきました。また、その中での御理解もいただいているところですが、今後におきましてもさらにまた移行後、いろいろなことが出てくるかと思いますが、それらも含めて必要に応じてそれらの研修会も開催をしていきたいと、こう思っております。今後とも防災に関しましては市町村の消防の連携体制を維持するという意味では広域化によるスケールメリットをしっかり生かしながら、消防の予消防体制のさらなる充実に取り組んでいくところであります。さらにまた御心配の例えば直接搬送の件でありますけれども、それぞれ本別町と同じくやってないところも実はありました。それぞれ関連する消防署には、この本別町が今までやってきた妊婦さんだとか、また脳だとか、心臓の疾患を持っている人の直接搬送ということは、今までの本別の署の救急体制でやっていたことを直接、同じ体制でやっていただくと、こういうことを確認させていただいていますので、それぞれ住民の皆さんにはより早く到着して、早くそろって搬送を直接していただけるということで、今までと変わらずに逆によくなります。また、それらの地域のコミュニケーションなど含めては、それは消防署の中でまたしっかりと地域の中の地理的な条件などなど含めてよく御理解をいただく中での、そういう緊急体制に万全を期していきたいと、このようになっていますので、どうぞ御理解いただいて御質問の答弁とさせていただきます。以上であります。

質問 9番 高橋利勝

今、帯広の指令センターからそれぞれ消防署ですね、そして救急車とか消防車とつながってカーナビゲーションでその現地を把握をして、そこへ行くというようなことで、新聞や何かにもそういうふうに現地誘導ナビゲーションなどというような形で使われるというふうには実は報道されているわけですが、ただ、こうしたシステムについては、ここにもありますようにデータ入力ですね、一つはやはり通報される側は情報をきちっと適切に把握するということがまず大事だと、これは当たり前のことですが、通報する側は情報を適切に提供することによって、このナビゲーションが働いて速やかに私はいけるのだと思うのです。それで、詳しく具体的にお聞きしたいのは、この入力内容というのですか、具体的に入力内容はどういう内容を入力されているのか、といいますのは、例えば通報して、それを把握するときに、当然、新しいデータですよね、住所と氏名ということなのか。ということは、住所と氏名ということになれば、これ十勝管内は日々変わっていますから、日々更新しなければならなくなるのですが、それはあくまでも住所でいくんだよということであれば、それは住所が変わっていくことはないわけですから、そういう意味ではその辺のところというのは具体的にどういう内容になっているのかおわかりになればお伺いしたいのと、もう一つ、通報のほうですが、広報にお願いということで今度は住所をちゃんと言ってほしいということですが、ただ、ではその住所を例えばどこからどこまで言えばいいのかということがあると思うのです。例えば、私でいったら本別町北8丁目5の9と言わなければいけないのか、本別町北8丁目で来るのか、といいますのは基本的には住所、町名、番地ということでいいと思うのですが、ただやはり緊急ということになると大変、高齢者など含めて慌てますと、なかなかそれがうまく通じるのかというのが心配があるわけでありまして、そういう意味では私は例えば通報するときの住所についてはこういうことだよということを徹底する必要があるのではないかと思うのですが、そういったそれぞれの情報の適切によって一致をすることによって速やかに来るというのが私はそう思うので、その辺についてまずお伺いをしたいと思います。それから、2点目でありますけれども、今、言われましたように基本的には例えば病院の搬送というのが一番、いろいろな問題を含んでいるというよりも、直接、その向こうの直近から来る消防署の人と住民がやはり接するところですよね、消火の場合は多少あっても、先ほど言ったように地元の消防署が行って、消防団が行って、消防署長が指揮をするということですから、それは日常の意味で住民とつながっていますけれども、救急車の場合は当然、新しいというか、例えば今までも聞いてみますと、そういう地区によっては例えば足寄消防署から来ているというような、救急車が来ているというようなことも聞いていますけれども、全体的にこれ広がっていくとそこの住民と消防署員とやはりコミュニケーションがないと私はなかなか行けないのではないかと思うのです。それは、何回もやればコミュニケーションがとれるというものではないですよね。火災や緊急がそんなに起こってもらっては困るわけですから、やはり何らかの形でやはり全体的にそういうもの、そういうコミュニケーションをとる場というのを設けるべきでないのかというのが私の思いでありますけれども、そういったことについてどういうふうに考えておられるのか、以上2点についてお伺いをしたいと思います。

答弁 総務課主幹 小坂祐司(総務課主幹は2018年9月まで)

ただいまの高橋議員の御質問にお答えをしたいというふうに思います。データ入力でございますが、現在、ゼンリンの地図と照らし合わせながら住所、氏名を入れていっているところでございます。例えば新築の家ができたときには、私どものところに設置してあります端末で新たに入力をしていけるというシステムになってございます。それから、通報の件でございますが、基本、住所、番地を言っていただければ幸いでございますが、先ほど申されましたとおり北8丁目だけでも地図は立ち上がることになってございます。そこから絞り込んでいくというような作業になるかと思います。ただ、固定電話ですとピンポイントで立ち上がりますので、北8丁目だけでも大丈夫でございます。携帯電話等に関しましては、GPS機能、それから基地局を経由しまして、ほぼその地点が出ますので、そこからまた絞り込んでいくというような作業になるかというふうに考えているところでございます。2点目の病院搬送、救急のことでございますが、住民の方とのコミュニケーション、これは救急隊に任せて士幌、上士幌、足寄の救急隊と住民の方とのコミュニケーションはその場でのやりとりをしていっていただくしかないのかなというふうに感じてございます。救急出動ですので、救急隊のほうはこの辺のコミュニケーション能力というのは持ってございますので、大丈夫だというふうに考えているところでございます。以上です。

質問 9番 高橋利勝

もう一度お聞きしたいのですけれども、今、入力の部分というか、データ入力の部分でいくと、新規の部分は地元の消防署で入力するということですが、ちょっと細かい話をして申しわけないですけれども、その新規の住宅というのは例えば役場とか、そういうところから情報を得て入力をするということになるということで受けとめていいのでしょうか。それと2点目の関係ですけれども、例えば士幌消防署からの地区があります、そこの地区というのは今後、初動出動とかということに火災の場合は限られるけれども、救急車はみんなそうですよね。そうすると、そこの住民と士幌消防署のそういう連携とかという、だから士幌消防の支署の人がその住民地区全体でいろいろな火災とか、そういういろいろなこと、これは地元がいってやるというようなのもあるのだけども、そういうような形でコミュニケーションを交わすということはできないのかどうかというのが私の思いなのです。これは、今、ここでどうこうということではないのかもしれませんけれども、何かそういった形をとったほうがやはりもっといろいろな意味でスムーズに進んでいくのではないかというふうに思うわけです。それで、先ほど言いましたように従来ならこういった形でシステムが発動すれば、それはそのシステムが進むによって連携が生まれてくるとかというがあるのですが、この緊急とか、くどいようですが火災というのは、そういうことを望むようなものではありませんし、そう緊急はあるのかもしれないけれども、火災というのはそう起こるようなものでもないということもあって、やはりある程度、地元の住民との顔合わせというか、コミュニケーションというか、そういうものが私は必要ではないかと思うのですが、その点についてもう1回、お伺いします。

答弁 総務課主幹 小坂祐司(総務課主幹は2018年9月まで)

再度、高橋議員の質問にお答えしたいと思います。新築の部分でございますが、これは建築同意、それから役場さんのほうからも回ってきて、私どものほうに住宅のデータが来ることになってございますので、それをもとにデータは入力していきたいというふうに考えているところでございます。また、各署が出てくる部分のことに関しまして、火災等にありましては現在、我々広域前ですが、上浦幌地区に協定を結びまして、救急、それから火災出動出ているところでございます。消防活動の基本というのは同じでございますので、訓練等行わなくても連携が乱れるとか、混乱するとかということはありませんので、指揮命令系統さえしっかりしていれば我々の活動は混乱はないと、そういうことで各署との連携も混乱はないというふうに考えますが、地域住民とのコミュニケーションということですが、地域住民の方がそういう必要という要望があれば、我々としても各地区管轄の消防署と連携をとりまして、対応はしていきたいというふうに考えています。以上です。

質問 9番 高橋利勝

終わります。

出典:本別町議会 平成28年第1回定例会 2016年3月8日 議事録 PDF(115ページ) 間違いを知らせる