広尾町議会 令和7年第2回定例会 2025年6月18日
(1)広尾町の広報紙への有料広告掲載について/(2)大丸山森林公園、サンタランドのイルミネーションの点灯期間について
2025年6月18日、広尾町議会の一般質問で、斎藤弘樹議員が「広尾町の広報紙への有料広告掲載について」「大丸山森林公園、サンタランドのイルミネーションの点灯期間について」について質問し、町長 田中が答弁しました。
- 質問者
- 斎藤弘樹 議員
- 答弁者
- 町長 田中
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです
この議員がこの登壇で質問した件は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。
質問 1番 斎藤弘樹
それでは、通告に従い、私から2点質問させていただきます。まず1点目、広尾町の広報紙への有料広告掲載についてお伺いいたします。近年、多くの自治体において、町の広報紙への有料広告、こちらを掲載する取組が行われております。これは自主財源確保と地域商工業者支援を図る制度として取り組まれているケースが多くなってございます。町の広報紙というものは、町民にとって非常に信頼性の高い媒体であり、日常的に目に触れる媒体であると考えております。そして、商工業者にとっても、有料広告欄を設けることで、町民の目に留まる広告を打つことができると考えております。道内におきまして様々な先行事例がございました。十勝管内におきましては、芽室町が広報紙に広告枠を設けており、料金設定や掲載基準を明確にし、町内事業者を中心とした広告を受け付けておりました。ほかにも十勝管内では、大樹町や幕別町など計7町村が同様の取組を行っており、新たな財源確保と地域事業者のPR支援を実現してございました。広尾町におきましても、このような他町村の事例を参考にし、町の広報紙への有料広告、こちらを掲載する制度を導入し、町内商工業者が手軽に情報発信を行える機会を提供することが必要と考え、町長にご見解をお伺いします。まずは、町の広報紙への有料広告掲載制度の導入についてどのようにお考えか、お伺いします。それから、仮に導入される場合、どのような運用方法、掲載基準であったり、料金設定であったり、どのような枠の大きさだったりだとか、それが考えられるか、ご所見をお伺いいたします。続いて2点目、大丸山森林公園、こちらサンタランドのイルミネーションの点灯期間についてお伺いいたします。大丸山のサンタランドは、昨年で40周年を迎え、令和3年度からは指定管理による運営であったり、イルミネーションのリニューアルなどの取組を通して、来場者数も大きく増加しており、広尾町を象徴する施設の一つであると考えております。令和3年度から取り入れられましたウッドランタンによるイルミネーションは、温かみのある木のともりが特徴的で、さらに町民の皆様の手によって作製されるというこの取組に関しまして、サンタランドの魅力を一層高めるものとなったと思います。このような積み重ねの成果もございまして、昨年度、令和6年度の来場者数は5万人に迫る勢いとなっておりました。これは広尾町の観光資源にとっても非常に大きな魅力であると考えます。実際に足を運ぶ方だけでなく、SNSによる周知も反響も非常に大きくなっていることを確認しております。ティックトックに掲載されたサンタランドを紹介する動画、こちらは1本の動画で70万回を超える再生回数と3万3,000件を超えるいいねがついてございました。そのような中、提案させていただきたいのが、サンタランドのイルミネーションの点灯期間の延長です。現在はイルミネーションは10月の下旬の点灯式から年明け1月3日頃まで冬期限定で点灯されていると思いますが、一方で、広尾町は毎日がクリスマスといううたい文句をうたっているように、その理念と現状にややギャップがあるのではないかと感じておりました。この件につきましては、町民の方々や町外から訪れる観光客の方からも、イルミネーションを見に行きたかったけれども点灯していなかった、年中ついていたらいいのになどの声も届いておりました。複数の方々から、このような意見を聞く機会がありました。電気代などのコストはかかってしまうと思うのですが、仮に月多めに見積もって10万円だとして、1年間通年で点灯したとしても120万円ぐらいのコストにとどまると思います。観光客の増加や地域経済の波及効果、さらには町のブランディングの強化という観点から見ても、非常に費用対効果の高い投資であるのではないかと私は考えます。点灯機会を増やすことによって、いつ訪れてもサンタランドの魅力を体感できる、このような状況が整えば、道内外からの誘客にも寄与し、結果として地域全体の活性化にもつながってくると考えます。広尾の町は毎日がクリスマス、こういったうたい文句を体現するのであれば、イルミネーションが常時であったり、通年点灯していてもいいのではないかと考えます。広尾町のシンボルとも言えるサンタランドのイルミネーション、この点灯期間の延長、機会の増加についてどのようにお考えか、町長の見解をお聞かせください。
答弁 町長 田中
それでは、斎藤議員のご質問にお答えいたします。初めに、1点目の町広報紙への有料広告の掲載についてであります。「広報ひろお」につきましては、毎月1日に発行し、町内会を通して全世帯へ配布をしており、町の情報発信に大きな役割を果たしているところであります。広報紙への有料広告掲載につきましては、町が委嘱し、広報等に対するご意見をお伺いする「広報モニター」からのご意見のほか、町の商工事業者からも有料広告の掲載要望が挙げられておりましたが、導入の検討には至っておりませんでした。今、議員からもご質問がありましたように、広告導入による歳入の確保や商工業者等の事業周知、町の活性化などの効果が期待されることから、現在、策定を進めております「第6次行政改革大綱」におきまして、「有料広告の導入」について検討してまいりたいと考えているところであります。導入の方向性が決まり次第、掲載料金や掲載基準、広報のどのページに掲載するかなどの運用方法について、先行自治体の例も参考にしながら検討してまいりたいと考えているところであります。次に、2点目の大丸山森林公園のイルミネーション点灯期間についてであります。大丸山森林公園のイルミネーションに関しましては、今までも見栄えですとか周年点灯を検討し、イルミネーションの長寿命化が図られるよう維持補修に努め、樹木の成長を損ねない設置方法を探りながらウッドイルミネーションを増設するなど、シンボルスポットとなる魅力あるイルミネーションの充実を図ってまいりました。また、令和3年4月からサンタの家は指定管理者による業務委託を運営しておりまして、同年10月には改装リニューアルオープンをしたところであります。それによって、軽飲食の提供ができる来場者の憩いの場として施設の魅力度も向上させてきたところであります。それまでコロナ禍前は3万人を超えることができなかった大丸山森林公園の来場者は、令和6年度の実績で、今、議員からもありました5万人弱と実績を伸ばしている状況にあり、来場者の方からは一定の評価を得ているところであります。イルミネーションの点灯期間の延長についてのご質問でありますけれども、引き続き施設の魅力向上も図りながら充実を図り、そして、めり張りのある効果的な方法を模索しながら点灯期間の延長を検討してまいりたいと考えているところであります。以上、答弁とさせていただきます。
再質問 1番 斎藤弘樹
まず、1点目のほうから再質問します。まず、行政改革大綱の策定に向けてご検討いただけるといったご答弁、大変心強く思います。この制度に関しましては、単なる財源確保にとどまらず、広尾町の地域活性化策としての可能性が非常にあると思います。重ねてになりますが、広報紙は町民の皆様が最も身近に接する媒体だと思います。そこに将来の事業者の情報が掲載されるいうことは、町内経済の活性化として、町民が地域の店舗やサービスを知る機会が増え、消費行動につながりやすくなることであったり、多くの事業者にとって手軽な費用で効果的な広報活動ができる貴重な場となると思います。現在、新聞の折り込みの世帯数も減ってきている現状の中、広報紙は全世帯に配られるということで、非常に有益なものだと考えております。先ほど答弁の中で過去に商工業者からの要望があったりだとか、広報モニターからの意見もあったとおっしゃっておりましたが、実際私のほうにも商工業者の方からこのような要望を伺う機会は多くなっております。既に十勝管内においても複数の町が導入していて成果を上げている実績も踏まえ、広尾町においても、この制度をぜひ導入していただいて、歳入の確保と地域活性化を両立させる好機と捉えていただきたいと考えています。本制度導入による直接的な財政効果は、財政規模から考えると非常に少なく感じられるかもしれません。実際に他町村で相場としてよく見られたのが、A4サイズの12分の1のサイズを1枠として約4,000円ぐらいが相場となってございました。平均で6社ぐらいの事業者から掲載を確認したので、仮にこのように6社から掲載があったとすると、年間で約30万円ほどの歳入になるかと考えております。そして、昨日、同僚議員の方から当別町の広報をご提供いただきました。中身を確認するとほぼ全てのページに広告が掲載されており、当別町に関しましては8分の1のサイズを1枠としており、金額が1枠8,000円となっておりました。1事業所で4枠使う場合は単純に4倍の3万2,000円、そして確認したら、この中に52枠分、広告の掲載がございまして、これは単純計算ですと月に約40万円ほど、年間だと500万円近くの歳入になるということで認識しております。これはすごく非常にうまくいっている例ですので、すぐにはこのような効果は期待できないと思いますが、取り組む価値が高いのかなと感じております。それ以外にも踏み込んだ事例がございました。遠軽町では広報への広告掲載に加えて、町が使用する郵送用の封筒であったり、職員の給料明細、このような場所にも広告の掲載をしてございました。帯広市も同様に封筒であったりとか上下水道の検針票、こういったものにも広告欄を設けており、音更町では過去に指定のごみ袋に広告欄を掲載するなど、広報紙以外にも様々な事例を確認しております。そこで、改めてお伺いいたします。このように町の広報紙以外の展開が今後考えられるか、お伺いしたいと思います。また、広報紙への有料広告掲載、このような事業を実施するとしましたら、どのようなスケジュールで実現できそうなものなのか、現時点で分かる範囲でお願いします。
答弁 町長 田中
有料広告の効果につきましては、今、斎藤議員のほうからあったとおりでありまして、様々な広告を町民が目にすることで、町内への経済波及効果、消費行動にもつながるということで、効果のある事業だというふうに思っています。また、あわせてそれが町の歳入にもなるということでありますから、一石二鳥の部分だというふうに思っているところであります。どういった形でという部分もありますけれども、広報をご提案がいろいろあった中で進んでいなかったという部分については、今お話がありましたけれども、ページをどういう形でレイアウトするか、例えば何ページに広告枠を設けるか、これはそのときそのときでいろいろ変えるということが難しい部分もありますので、やっぱりこの部分については広告枠ということで、一定程度確保しなければならないというふうに思っていますね。そのときそのときの記事の記載する量にもございますけれども、何ページにわたって、では広告枠を設けようかという部分、これが例えば実際にやってみて、どれだけの希望者があるのかちょっと分からない部分もあって、なかなか進まなかったという部分もあります。そういったこともあって、今、検討を、これからになりますけれども、行革の中でまずはやろうという部分を進めていこうという考えではおります。やり方については、今後の検討課題になると思います。あと、広報紙以外の部分についても、あわせて今お話のあった部分、私も目にしておりますけれども、いろんな町が発行するもの、水道ですとか、封筒ですとか、そういったものに有料広告を載せている自治体を私も目にしております。そういうことも含めて、どういったものにしていくかという部分も併せて検討していきたいなというふうに思っております。あと、スケジュールのこともありましたけれども、できれば早い段階ですぐにできる部分については進めていきたいというふうに思いますが、何分準備もかかる部分でありますので、準備ができ次第ということになりますが、目標としては来年、再来年とか、来年の早い時期にとかできるような形で進めていければなというふうに思っております。
再質問 1番 斎藤弘樹
具体的に来年であったり、早期に実現したいということで伺えたこと、非常にうれしく思っております。続きまして、2点目のサンタランドのイルミネーション期間延長についての二次質問に移らせていただきます。なかなか夏場であったりだとか、冬時期以外にイルミネーションを楽しめる観光地というのは、道内においても非常に少なくなっているかなという認識がございます。このような夏の時期だとか、そういった時期にイルミネーションが点灯しているということであれば、わざわざ遠方からでも訪れたくなるような目的地型の観光資源としてのポテンシャルは秘めているかなと思っております。そして、先ほど答弁の中でめり張りのある効果的な方法を模索するというふうにいただきました。ちょっと今、めり張りのあるといったものと効果的な方法について、どのような効果があるのかとか含めていろいろ考えてみたのですが、まず、めり張りのある点灯期間の具体的なアイデアといたしまして、まず実際、今、メインの点灯期間として10月の4週目の土曜日、今年で言ったら10月25日に点灯式が行われて、それから年明けのお正月頃まで例年は点灯されているかと思います。この期間を、例えば1月の末まででも可能であれば、バレンタインやホワイトデー、このような行事を含む3月末まで常時点灯していただくであったり、その後もオフシーズンに入った際は限定的に、例えば週末限定で点灯していただくだとか、そのような、あとイベント、十勝港の花火大会だとか、自衛隊の船の入港する際、このような場面でイベントの開催時に絞って点灯するなどがめり張りのある点灯期間なのかなと思います。それに伴って、例年同じような点灯をしても、なかなか来場者の方のご満足をいただけるものではないかと思いますので、8月下旬から9月、10月の間をリニューアル期間として一度消灯して、その後メンテナンスだとか、イルミネーションのリニューアル、このようなものを行ってまた点灯式を行う、このようなサイクルを続けることで広尾町のイルミネーションはいつも点灯していて、非常に足を運ぶきっかけになるものだと考えております。そうすることで、観光や経済の来訪動機が増えることによって、夏に来たら今度は冬でフルの点灯、完璧な状態の点灯を見たいだとか、そのような再訪のきっかけづくりにもなると考えますし、広尾町に足を運んでいただいた際に飲食店でご飯を食べるだとか、そのような経済効果にもつながると思います。そして、通年で点灯していることによって、町としてのブランド力、魅力の向上にもつながり、町民の方々にしても、そういえば、よそから遊びに来てくれた人がいたら、サンタランドに連れていけば広尾町らしい景色を見ていただける、このような効果につながってくると思います。私としては、このようなめり張りのある点灯の具体的な案を考えていたのですが、町長はどのようにめり張りのある点灯の期間であったりとかを考えていらっしゃるか、お伺いしたいと思います。
答弁 町長 田中
たくさんのご提言をいただきましてありがとうございます。全く同じでありまして、昨年もそうでありますけれども、いろんな行事があるごとに点灯をしておりました。去年は護衛艦が入港したとか、あとは花火大会からお盆の期間まで、あるいは子どもたちがホームステイで来る期間ですとか、ラグビー大会もありました。あと、点灯式から去年は成人式のときまでということもありましたけれども、あとバレンタインデーからホワイトデーまで、こういうふうに考えると、ほとんど点灯しているような状況にあるのですけれども、議員もおっしゃったように、たまたまそこに来た人がせっかく来たのに点灯していなかったということもあるというふうには聞いております。めり張りのあるという部分については、まさしく今申し上げたとおりでありまして、ご提言のあった部分も含めて検討していきたいなというふうに思っています。今、申し上げましたとおり、本当に年明けからはほとんどついているような状況なものですから、まずは10月末の点灯式から3月いっぱいの部分については検討していきたいなと思っていますし、先ほど申し上げたとおり、木に巻きつけている部分もあるものですから、やっぱり年がら年中点灯していると木が弱ってしまうのですね。そういうこともあるものですから、そういった部分も考慮しながら点灯期間については検討していきたいというふうに思っております。ありがとうございます。
再質問 1番 斎藤弘樹
重ねてになりますが、非常に多くの方から点灯しているところを見たいという声を伺っていたので、このようなご提案をさせていただきました。ちょっともう一点伺いたいのが、現在はサンタランドのシンボルとして大丸山森林公園がございます。その中で、今後、今ウッドランタンによるイルミネーションを町内のほかの施設だったりだとか、そういった場所に今後展開していく想定などございましたらお伺いしたいと思います。
答弁 町長 田中
大丸山森林公園に限らず、広尾町、町中がサンタランド、クリスマスということで、過去には商店街の皆さんにもそういった形で点灯をしていただくようにということでお願いをしました。また、過去には各ご家庭の中でも点灯していただくというような事業も進めていたわけでありますけれども、なかなかコロナの関係もあって事業縮小していったこともあるのですけれども、今ウッドイルミネーションもこの間も作製をやっていました。子どもたちにも一生懸命作ってもらいましたけれども、今後いろんな場所につけていくことを想定はしておりますけれども、まずは商店街も含めて本通筋がにぎやかになるような形で進めていければなというふうに思っております。また、各施設の部分についても、例えば老人ホームですとか特養ですとか病院ですとか公共的な部分について、ウッドイルミネーションを使って点灯していただくようなことを考えながら進めていきたいなというふうに思っています。
再質問 1番 斎藤弘樹
様々な場所でウッドイルミネーションが展開されていくことで、より広尾町を象徴するコンテンツになっていくと考えております。そういった中で、新しく建設予定の公園など、そのような場所にも非常にイルミネーションを展開するのは効果的で、広尾町らしさ、メインツリーの計画が広尾町の新しい公園から見直されていたように、このウッドイルミネーションによって広尾らしさを新しい公園にも有効に活用できるのではないかなと考えているのですが、現時点で結構ですので、そういった活用方法をもし考えておりましたらお伺いしたいと思います。
答弁 町長 田中
公園についてはこれからの部分になりますけれども、今の段階では基本的な設計の中でイルミネーションの部分については削除されているというふうに思っております。まちづくり計画の中でも検討をしているところでありますけれども、公園の部分についてはサンタの町のシンボルとして、今後、活用できないかどうかも含めて検討してまいりたいと思っています。