広尾町議会 平成30年第4回定例会 2018年12月6日
(1)福祉灯油助成事業の改善について/(2)消費税10%増税の影響について
2018年12月6日、広尾町議会の一般質問で、旗手恵子議員が「福祉灯油助成事業の改善について」「消費税10%増税の影響について」について質問し、町長 村瀨が答弁しました。
- 質問者
- 旗手恵子 議員
- 答弁者
- 町長 村瀨
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
町のサイトの一般質問の一覧ではこの議員の件名が 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 11番 旗手恵子
私は、初めに、福祉灯油助成事業の改善について町長に質問します。12月に入り、寒さが厳しくなってきました。今年も福祉灯油はもらえるのだろうかと不安そうに聞いてくる町民の方がおられました。福祉灯油助成は、利用者から待たれている制度であり、大変喜ばれている事業です。生活保護世帯は対象から除外している自治体もある中、本町は収入と認定されない60リットルを限度に助成を行うよう、改善をしてきました。しかし、調べてみますと、厚労省は2007年12月26日に都道府県指定都市中核市の生活保護担当課宛てに「地方公共団体が実施する灯油購入費助成の生活保護法上の取扱いについて」の事務連絡を行っていたことがわかりました。厚労省は、事務連絡に基づく説明で、福祉灯油助成については収入として認定しないことを確認、さらに生活保護法による保護の実施要領では収入認定されない助成額の限度は8,000円となっていますが、福祉灯油については8,000円を超えても機械的に収入認定するようなことはせず、柔軟に扱うとしていることがわかりました。今年は灯油代も高騰しています。生活保護世帯も60リットルではなく100リットル支給に早急に改善すべきではないでしょうか。また、灯油、レギュラーガソリンなど、燃油価格の高騰は、全ての家庭、各産業への影響も大きいことから、燃油価格の高騰対策強化を国、道にも求めるべきではないでしょうか。町長の答弁を求めます。次に、消費税10%増税の影響について町長に質問します。安倍首相は、来年10月に消費税率を10%に引き上げると宣言をしました。消費税増税が家計消費と経済に与える影響は極めて深刻で、2014年4月に消費税率を8%に引き上げが実施されてから、家計消費は長期にわたって落ち込んだままです。この間、増税前の実質消費支出を超えた月は一月もないといいます。2017年までの4年間で7%も減少しました。消費税増税によって国民生活は7%も貧困化したということです。内閣官房参与、京都大学大学院教授の藤井聡氏は、「消費税10%への増税は日本経済を破壊する」と警告しています。「今の日本は、まだデフレ不況から脱却していません。にもかかわらず消費税を増税すれば、消費は低迷し、国民の貧困化がさらに加速するのは間違いありません。来年は東京オリンピックの建設特需が終わる時期で、経済のさらなる悪化が危惧されます。こうした状況で消費税を増税するのは、栄養失調で苦しむ子どもにさらに絶食を強いるようなもの、クレジットカードで決済した消費者への2%分のポイント還元策のようなことを重ねても、『15兆円の補正予算を5年連続で支出する』ぐらいの規模感がなければ大した効果は期待できません」と言っています。町長は、消費税10%増税について、どのようにお考えでしょうか。政府は、景気対策として万全の対策をとると言って打ち出したのが、キャッシュレスやクレジットカードを使えばポイント還元するといいます。これは中小小売業でクレジットカードを利用した人を対象にしたものですが、本町ではカード決済はなじまないのではないしょうか。カード会社が課す手数料は、返済額が少ない中小店舗ほど高いという問題もあるといいます。本町ではキャッシュレスやポイント還元が景気対策の万全策になると町長はお考えになりますか。インボイス制度導入も、免税事業者はインボイスを発行できず、取引から排除され、存亡の危機に立たされる危険があるのではないでしょうか。消費税増税は、中小業者にとって生き死にがかかった問題です。本町は小さな業者が多い中、このような制度の矛盾を抱えたままスタートしようとする消費税問題について、町長はどのようにお考えでしょうか。本町の第5次行革で、今まで内税だった消費税を外税方式に変更しました。住民にも適正な負担を願いたいとの説明でしたが、しかし、町は消費税を国に納めているかというと、一般会計では納税義務は発生していません。増税分を町民にはどう説明するのでしょうか。内税方式から10%の外税となることによる町民負担増の総額は幾らになりますか、お答えください。
答弁 町長 村瀨(町長は2024年3月まで)
旗手議員の質問にお答えをいたします。最初に、福祉灯油事業の改善についてであります。福祉灯油事業につきましては、冬期間の低所得者生活支援事業として灯油の価格にかかわらず、本町においては継続して実施している事業であります。また、平成20年度からは生活保護世帯への福祉灯油の支給対象を拡大し、実施してきているところでもあります。ご質問にもありましたとおり、生活保護制度につきましては、所得が発生した場合、収入申告を行い、内容によっては保護費を調整するという制度になっておりますけれども、平成19年度に原油価格の急激な高騰等によりまして、市町村が福祉灯油等の支援をする場合には、8,000円以内について収入として認定しない旨の通達がなされております。本町におきまして、生活保護世帯を支給対象とする際にそうした通達等を踏まえ検討してきておりまして、また、生活保護制度の中で冬季加算の制度も設けられていることから、60リッターの支給が妥当との判断をいたしまして実施してまいりました。燃料高騰対策につきましては、本来、国が主導し国民生活を守るべきと考えておりますが、燃料高騰の折、住民、町民生活を守るのも喫緊の課題であります。本年度につきましても、現行制度の枠組みの中で事業を実施し、低所得者世帯の支援を図ってまいります。また、今後も事業を後退させることなく、引き続き事業を継続実施してまいりたいと考えております。次、2点目の消費税の関係であります。消費税率及び地方消費税率の引き上げについては、社会保障と税の一体改革の趣旨を踏まえて、経済再生を進めながら、財政再建との両立を図っていく、2つ目は、増大する社会保障の持続性と安心の確保、3点目は社会保障の安定財源の確保等を図るという基本的な方向の中で、平成26年4月1日に5%から8%へ引き上げられました。その後、国は27年10月の税率10%への引き上げを2度延期し、31年10月に引き上げるとの方針が今回示されたところであります。このような背景の中、この消費税率の引き上げによる景気の腰折れを防ぐため、9項目の経済対策が打ち出されており、目玉とされているのが1点目のポイント還元であります。これも問題が多いと言われているところであります。中小企業者にとっては、キャッシュレス決済導入に伴うレジやシステム改修などのコストの増、現金が手元に来るまでに時間がかかることから資金繰りが厳しくなるとのデメリットが考えられます。また、中小事業者の線引きが曖昧になっているところであります。消費者から見て、クレジットカードなどを持たない高齢者なども多く、ポイントは高額品ほど有利になり、恩恵が偏る点も問題視されているところであります。また、2点目のインボイス制度は、平成28年11月に成立した税制改正関連法により、35年10月から導入される制度でありますが、制度導入される背景の一つに、31年10月からの消費税率の引き上げに合わせて予定されている軽減税率制度において、商品ごとに税率が異なることから事業者が納める消費税を参入する上で、仕入税額控除額を計算するために商品ごとに適用税率、税額が変わる書類がなければ、不正や記載ミスが生ずるおそれがあります。背景の2つ目は、顧客が支払った消費税のうち、納税されずに合法的に事業者の手元に残る部分を排除するためにあります。この制度による影響は、適用税率や税額の記載された書類の作成、保存する手間、課税事業者と免税事業者の請求書を分ける作業など、事務作業が増えることが考えられます。また、この制度の導入により、免税事業者の排除につながるなどの懸念もされているところであります。28年度の税制改正では、経過措置の適用状況などを検証して、必要と認められるときは法制上の措置その他必要な措置を講ずるとされておりますので、関係機関と情報共有しながら対応していきたいと考えているところであります。次に、3点目の関係であります。第5次行政改革において、これまで内税としていた消費税を外税へ変更させていただきました。本町では平成元年に3%の消費税が導入されたときから、途中税率が変更になった際も消費税を内税として各種料金を据え置いてまいりました。言いかえますと、本体価格を値下げして利用者の負担増にならないように配慮してきたものであります。また、その一方で、施設の維持管理等に係る費用については、別途消費税を払っておりまして、行革の取り組みに当たり、改めて消費税の負担をお願いしたものであります。消費課税対象の使用料、手数料のうち、町民生活に直接かかわるものは、上下水道使用料、簡易水道使用料、簡易給水使用料、個別排水使用料、し尿処理手数料など、本年度の予算ベースで約1億9,200万円であります。消費税率が8%から10%になりますと、年間で約355万円、1世帯平均で約1,052円の負担増が見込まれることとなります。消費税の納付額は、課税標準額に対する消費税額から仕入れ等に係る税額を控除して算出されます。地方公共団体も消費税法上は納税事業者でありますけれども、一般会計に係る事業については、特例により納税すべき消費税額と、そこから控除される仕入れに係る消費税額が同額とみなされるために結果として全額が控除され、納税が発生しない仕組みになっているものであります。なお、先ほど申し上げました国民生活に直接かかわる使用料、手数料のうち、約95%は各会計から国に消費税を納めております。内税方式から外税方式に変わっても、消費税を負担していただいていることに変わりはございませんので、ご理解をいただきますようお願いを申し上げます。以上、答弁とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
再質問 11番 旗手恵子
福祉灯油の件で再質問させていただきます。町長は今、生活保護世帯には冬季加算があるのでということと、8,000円という通達はなされていると。だから、これを後退させることなく続けていきますということだと思うのですけれども、私もこの福祉灯油の関係は最初からずっとかかわってきて、生活保護世帯を加えるかどうかということでも、いろいろと議論をしてきたことを思い出しながら、この質問をしていたところなのですけれども、収入認定されるからだめだというところも突破をして、やっぱり寒い北海道で灯油というのは欠かすことができないものだからということで加えた、そういうことを覚えているのです。今回取り上げたのは、私もここまで厚労省がうたっているというふうには知り得ていなかったものですから、それ以上の追及はしていなかったのですけれども、8,000円を超えても機械的に収入認定するようなことはしないと、そういうことを言っているのです。ということは、一般の方と同じように支給をしても違反ではありませんと、罰することもありませんというふうに言っていると思うのです。それで、灯油も本当に高騰していますし、生活保護費の基準の引き下げだとか、そういうこともやられていますので、やはりここで見直しをする、そういう時期にあるのではないかなと。生活保護世帯の方にとっても、同じく100リットルということで考えるところにまず考えを1つにするべきではないかなと思うのですが、その点についてはどうでしょうか。
答弁 町長 村瀨(町長は2024年3月まで)
これまで福祉灯油事業について本町においては議員がおっしゃったとおり、管内では先頭を走る、そんな町村でもあるところであります。そういった意味では、低所得者の方々に喜ばれている政策の一つであるところであります。しかし、この生活保護者についての支給については、当時20年度から導入したわけでありますが、それまでやっぱり議論もされているところでありまして、どうして支給になっていなかったのかという点、収入で加算されるのではないかという点もありましたけれども、何といっても、制度上で冬季加算の制度があるというところであります。冬の光熱水費をはじめ、衣類も入っているのでしょうけれども、そういった意味で、生活保護制度の中で冬季加算制度でしっかり対応しているという点で、同じく支給しなかったというところだというふうに思います。しかし、急激な燃料の高騰によって、そこのところは見直すというところも現在あるところであります。しかしながら、本町、十勝管内を見ても、本町においては、やはり継続してこれまでやってきているという点、価格に関係なくリッター数で支給しているという点、また、リッター数が違うのは、やっぱり生活保護法上では冬季加算があるという点でこの差があるというところを、ぜひご理解いただければと思っております。
再質問 11番 旗手恵子
冬季加算があるからということですが、冬季加算というのは、生活保護費を計算するときの一つの算定方法であって、それはそれで一般の方もいろんな収入がある中でも、冬の間は燃料は、もうたかなければ生活できないという北海道の事情を考慮して福祉灯油ということが持たれているという点では、必要ということで言えば生活保護の方も同じだと思うのです。ですから、そこを補助すると、寒さに耐えられないということがないように補助するということで福祉灯油というものができているわけですから、ぜひここの、この2007年の通知の中でも8,000円を超えても機械的に収入認定するようなことはしませんと、せずに柔軟に扱ってくださいということで念押しをしているというところが、そこにあるのではないかなと思うのです。それで、町長もおっしゃるように、十勝管内では福祉灯油をやっている自治体は半分くらいで、生活保護世帯も含めているというところはまだ少なくなる、そういうこともあるということは私も知っています。ただ、隣の大樹町では、生活保護世帯も、それ以外の方も、同じく1世帯当たり灯油150リットル支給の福祉灯油を実施しているのです。商品券では1万5,500円ということで、今年も支給するということがありますので、広尾も本当に早くから積極的に取り組んできたということは私も十分に理解した上なのですけれども、やはり灯油の高騰ということが言われているときだけに、あわせて検討をして、ぜひ一律に支給するということに持っていけないのかどうか、もう一度お願いいたします。
答弁 町長 村瀨(町長は2024年3月まで)
議員おっしゃったとおり、やっぱり広尾町が先導的役割を果たして、南十勝が全ての町村において毎年実施しているのですね。そういったところもやっぱり広尾、重要な役割を果たしたのかなと思っているところであります。しかし、同じく支給をするということは、それにこしたことはないのでしょうけれども、生活保護制度上の方々と、それから低所得者の方々と、やはり一緒に考えられないというところをぜひご理解をいただければというふうに思っております。生活保護法の中ではしっかり冬季加算がされているわけでありますから、また、低所得者の方々については、その生活を支援するという制度の福祉灯油を支給しているところであります。大変厳しい燃料高騰の折、議員おっしゃった点は十分理解をするのですが、当面の間は現行制度の中で継続して、引き続き後退させることなくやっていきたいなというふうに思っているところであります。
再質問 11番 旗手恵子
生活保護の基準そのものが見直しされまして、都市、地方の町では差はありますけれども、その基準の見直しということで、特に子どもの多い世帯だとか、そういうところの保護費というのは減額されてきているのです、ここずっとね。ですから、冬季加算があるからとは言いながらも、総体でもらえる金額が減っている世帯もあるという中で、やはり冬に欠くことのできない灯油というのは本当に重要な位置を占めると思いますので、今年はもう支給の受け付けも始まっていますから、途中で変えるということは今の時期では難しいのかもしれませんけれども、やはりそういうことも十勝の先頭を走ってやってきた広尾町として、ぜひその点の改善といいますか、考えていただくべきではないかなと、福祉灯油のそういう通知も2007年に出されているということを私も初めて知りましたので、ぜひそのことについても検討を加えていただけないかなと思います。どうでしょうか。
答弁 町長 村瀨(町長は2024年3月まで)
十分ご質問の趣旨、理解をするところでありますけれども、全体的な情勢等を鑑みて、それぞれ判断をしてまいりたいというふうに思っているところであります。
再質問 11番 旗手恵子
それと、やはり町全体でそういうふうにしていくと、福祉灯油の総額も増えていきますので、これは町だけでということではなくて、地域づくり総合交付金ですとか、道に対してもそういうものを増額してもらいたいとか、そういうことで国や道に対しても予算づけを要求するということもあわせて、広尾町としての事業費の拡大ということも考えるべきではないかと思いますが、その点についてはどうでしょうか。
答弁 町長 村瀨(町長は2024年3月まで)
検討させていただきます。
再質問 11番 旗手恵子
次に、消費税の関係です。消費税10%の増税ということを安倍首相は打ち出したわけですけれども、安倍首相はこうも言っているのですね。前回の増税が我々の当初のもくろみよりも大きく消費に影響を与えたという認識は持っていると。経済への打撃を認める一方で、今回は増えた税収の半分を社会保障として国民に還元するのだと。あくまでも増税に突き進むということを表明したわけです。ですけれども、30年前に消費税導入決定が強行されたときにも、安定財源の確保と社会保障対策ということを理由にして、増税を、消費税を導入したわけですよね。ですけれども、社会保障はそれでは拡充されたかというと、医療も介護も国民の負担はどんどん増えていくという、そういう状況になっていて、改悪の連続だったというふうに思うのです。それで、今度もまた税収の半分は社会保障として国民に還元するのだからということをなのですけれども、8%になってから家計消費は落ち込んだままという現実もあるわけで、やはり増税の口実にそういうことを言うのはだめだと思いますけれども、町長はこの点についてはどのようにお考えでしょうか。
答弁 町長 村瀨(町長は2024年3月まで)
消費税の増税についての景気等々について言われているところでありますけれども、消費税が導入されたときに、やはり何といっても将来の社会保障が非常に不安だという点、これは国民が誰しも理解をした上でこの導入になったところでありまして、そこの部分だけ捉えて景気の低迷、それから生活が苦しくなったというところだけクローズアップされても、なかなか議論にはならないのではないかというふうに思っているところでありまして、消費税の目的等々について理解をすべきではないかというふうに思っているところであります。
再質問 11番 旗手恵子
社会保障が改善されてきているというのであればいいのですけれども、医療も介護も本当に国民の負担というのはどんどん増えてきているというのが、ずっとここやられてきていることだと思うのです。家計消費が上がっていないと、一月も増税されてからずっと家計消費、国で調査していますけれども、これは1か月も増えていないのです、ずっと低迷をしていると。だから、家計のやりくりも大変だし、あっちでもこっちでも経済的に大変という声が出てきていると思うのです。それで、消費税というのは、低所得者層ほど重くのしかかると、いわゆる逆進性が強い、そういう税制なので、前回の増税の影響から立ち直っていない家計を直撃して、消費不況を一層深刻にするのではないかなというふうに思うのです。それで、本町の給与収入の階層で調べますと、2014年、年収200万円未満の方は22.1%でした。これ決算のときの資料ではじき出したものですけれども、2017年の200万円未満の方は22.4%と増えているのです。それから、年金収入の階層でも、2014年、平成26年の200万円未満の世帯は69.5%でしたが、2017年、平成29年の200万円未満の世帯は73.6%と、200万円未満の階層が増えているのです、本町の場合でも。ですから、本町にとっても増税の影響は大きくて深刻な事態が想定されると私は思うのですけれども、こういう数字から見て、町長は影響、やっぱり心配だというふうに思われませんか。
答弁 町長 村瀨(町長は2024年3月まで)
先ほども申し上げたところでありますけれども、やはりそこの部分だけ論じるところはふさわしくないのだというふうに思っているところでありまして、議員が冒頭おっしゃったとおり、ちゃんと社会保障に消費税の分を充ててくれれば多くの皆さん方は納得はするのではないかというふうに思っております。加えて、この消費税は国の財政再建にも充てるということでありますから、財政再建に充てながら、それから福祉に、社会保障に充てる、この点をしっかりやはり我々が監視をしていくところだというふうに思っているところであります。
再質問 11番 旗手恵子
そこの部分だけと言うけれども、町民の生活を預かる町長もそうですけれども、議会としても、そういう低所得にある人たちがどういう状況で生活をしているかということは、これしっかり関心を持って対応をしていかなければならないことだと思うのです。それで、200万円未満の階層の人たちがやっぱり影響が大きいということは当然想定できますので、これに対してどうかということはやっぱりしっかり見ていかなければならないと思います。そこだけ論じるのはということで町長は言われましたけれども、結局、消費税で集めた分は、ではどこに行っているのかということなのですけれども、大企業の減税だとか大金持ちの減税だとか、そういうところにも大半が回っているというところが問題だと思うのですよ。そこを今、私たちがこの広尾町議会で議論をしてもどうにもならないかもしれませんけれども、やはり広尾町の町民の暮らしを預かる、そういう立場からすれば、そういう人たちにとってマイナスになることが提案されているとすれば、それに対して町長はどういう対応をするのか、どういうふうに見ていけばいいのか、対策をどうとらないとならないのかということでは、そこだけ論じるのはという言い方をされると、では私はどこに言っていけばいいのですかということになります。ですから、国のことということだけではなくて、やはり大局的に見て、今こういう私たちの暮らしに密着したことが議論されているわけですから、きちんとやっぱり議論していただきたいと思うのですけれども、どうでしょうか。
答弁 町長 村瀨(町長は2024年3月まで)
議論は議論としてしっかりすべきだと思っておりますけれども、私として、この問題でどうこうするというところの立場にはないわけであります。1つには、この消費税について、増税されることによって生活が困窮する人がいるのというところでございますけれども、そういった人たちを守るのもやっぱり私の務めであります。しからば、そういった人たちも含めて、将来の住民の社会保障がどうなるのかというところも大切な部分でありますから、やっぱり総体的に判断をする必要があるのだというふうに思っております。やっぱりどこに向かっていけばいいのかというところは、国に向かってしっかりと消費税の使い道、ここのところを国民に約束をした社会保障と、それから国の財政再建、しっかりと取り組んでほしいなというふうに思っているところであります。
再質問 11番 旗手恵子
それと、中小業者にとって、これは町長、先ほどの1次の答弁でもお話しされていましたけれども、中小業者にとって新たな負担がかかるといいますか、キャッシュレス決済だとかポイント還元、マイナンバーカードでのポイント加算なんてありますけれども、広尾町では本当にそういうことにお金を使えるような業者なんて私はそう多くないと思うのです。圧倒的に多くはそういうことはできないだろうと思いますし、それから、売り上げ1,000万円以下の免税業者はインボイスが発行できなくなるとか、そういうことでは広尾町の業者の人たちが本当に深刻な不安を持っていると思うのです。そういうことも含まれた国の今、制度が議論されていることではありますけれども、そういうことについては、町民を守っていくというか中小業者を守るという立場では、これはまずいということはやはりどこかで意思表示をするというか、そういうことは必要ではないかと思いますが、どうでしょうか。
答弁 町長 村瀨(町長は2024年3月まで)
国のほうで、今、政府のほうで消費税の増税対策についていろいろ項目が並べられているところでありまして、幼児教育の保育無料化とか、当然そういった保障に充てるべきところの政策としては打ち出しているところでありまして、評価はするのですけれども、今言ったキャッシュレス決済のポイント還元、5%分を検討、カードで買ったらポイントがついて割引される。それでは、消費税をもらった分について本当に財源確保できないのではないかだとか、いろんな疑問点が専門家の間の中でも言われているところであります。そういった点では、ぜひわかりやすい制度にしていただきたいというふうに思っているところであります。加えて、やはり何といっても、消費税増税、私たち8パーから10パーを払うわけでありますから、しっかりと国が言っている財政再建、それから社会保障にしっかり充てて対策を講じていただきたいというふうに思っているところであります。