みんなの議会

浜中町議会 令和6年第4回定例会 2024年12月4日

子育て支援センターの3か月未満の乳児の利用制限について

2024年12月4日、浜中町議会の一般質問で、國井葵議員が「子育て支援センターの3か月未満の乳児の利用制限について」質問し、保育所長 中山和生、診療所事務長 中山正教、町長 齊藤清隆が答弁しました。

質問者
國井葵 議員
答弁者
保育所長 中山和生、診療所事務長 中山正教、町長 齊藤清隆

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 3番 國井葵

では、次の大きな2点目に移ります。子育て支援センターについてです。子育て支援センターの3か月未満の乳児の利用制限についてです。支援センターの0歳児の利用についてはリーフレットに3か月以上という表記があります。これによって、上の子を遊ばせたくても、3か月以上になっていない子がいるので、利用ができなかったというような声がありました。リーフレットに3か月未満のお子様のご利用についてお気軽にご相談くださいという記載もあるのですけれども、利用渋りに至らないよう、例えば、3か月を目安としているけれども、利用は可能など、保護者が利用しやすいと思える表記への変更を検討できないでしょうか、ご回答ください。

答弁 保育所長 中山和生

子育て支援センターでは、3か月未満のお子さんは首も座っていないことが多いことから、3か月からの利用をお願いしているところです。しかし、支援センターは子育て相談の窓口でもありますから、約束事をご説明した上で利用していただくこととしています。約束事としましては、自分のお子さんはほかのお母さんに任せるのではなく、自分でしっかりと見守りをすることだけです。3か月以上の子は職員やほかのお母さんに少しの間は見てもらったりすることもあるのですけれども、小さい子ほど危険は多くなります。また、ほかの子どももいる中で遊ぶので、ぶつかったり、たたいたり、ひっかいたり、けがなどのリスクもあります。そういった説明をさせていただいた上でご理解をいただければ3か月未満の子も利用できます。直近では、4月にお問合せがありまして、生後2か月のお子さんのご利用がありました。上の子がいても2番目であっても、また、初めてのお子さんであっても、子育てについて悩んでいることがあれば受け入れる場所が子育て支援センターだと思っているので、問合せがあった場合にはしっかりと対応しています。パンフレットに3か月未満のお子さんの利用についてもお気軽にご相談くださいと記載があるのですけれども、事前にご相談をいただければ、最適な日時などもご案内できます。3か月未満もオーケーですよとはあえてうたわず、問合せがあったとき、そのお子さんの状況などに合わせて、また、しっかりと説明させていただいてからの対応としたいと考えています。

質問 3番 國井葵

次の質問に移らせていただきます。浜中診療所についての質問です。3月の定例会で小児受診体制について質問した際、3歳児以降、日中の受診は主訴によって基本的に断ることはないというような回答をいただきましたが、その後、受付の電話窓口で断られてしまったという声が数件寄せられました。3月の回答も踏まえた上で、小児受診の受入れ体制について、どのようになっているのか、現状について再度ご回答ください。

答弁 診療所事務長 中山正教

ご質問にお答えいたします。小児の受診受付や電話の問合せの際では初めに年齢を確認しています。風邪など、体調不良の場合、3歳以上の小児は通常どおりに受付や診察を行いますが、3歳未満の小児は専門医がいる病院を受診するようにお願いしています。また、未満児も含め、傷病などの場合は、受付事務はその業務を看護師に引き継いでおります。医師の判断で処置可能であれば診察し、ほかの病院を勧める場合はその内容を看護師が親に伝えるという体制を現在は取っております。ちなみに、風邪症状など、未満児の診察を専門医にとお願いしている理由は、先ほど議員がおっしゃったように、3月議会の一般質問で回答させていただきましたとおりで、様態急変の確率が高い未満児は、日中に小児科を受診することで、夜間などに症状に変化が起きた場合でもその病院に問合せができることや再度の診察が可能になるといったメリットがあるからです。診療所では、夜間などの対応ができず、小児科の受診を勧めているのは診療所の医師の判断であることにご理解をいただければと思います。

質問 3番 國井葵

子育て環境に関し、保育所、診療所、子育て支援センターについて、種々の質問をさせていただいたのですけれども、最後に、全般の改善に向けた行政の考えについてお伺いしたいと思います。まず、項目として上げたのは、親の就労にかかわらず子どもが豊かに過ごすことができる制度設計について、そして、子どもを含めた町民の居場所づくりについてです。このワードは、アンケートでも座談会の際もそうですし、日頃からよく出ているといいますか、町民の方にとっては必要があると感じているものだと思います。認定こども園、児童館、多世代交流施設、送迎手段の不便さといったワードになります。現状の課題としては、例えば、どちらかが就労していない親の子どもは3歳以降の保育所入所になるので、緊急の預け先が一時預かりしかありません。また、先ほど述べたように、教育施設というような区分けがないので、就労がどうしても子どもの居場所に影響してしまいます。さらに、児童クラブに関してもそうで、小学生になり、児童クラブに入ると、児童クラブに入所している子とそうではない子が遊ぶことができる場所が限られてしまうという実態があります。児童館というのは、基本的には子どもが自由に行き来できる施設なので、登録の有無にかかわらず、施設内は自由に遊べる場所となるはずです。また、ここに自分の足で遊びに行くことができるという点も重要な視点になると思います。遊び場、居場所以外にも、習い事や夜の集まり、少年団活動が発生した際、このまちの構造上、子どもの足で行ける距離ではないということも大きなデメリットとなっています。述べているように、幼稚園や児童館という選択肢がまずないのですが、このまちでなければ教育を選択できた、そういう捉えで町民がずっといるまちでよいのかと考えています。現状の制度の中で最大限子どもたちが利益を得られるような環境整備を進めなければ、他町村と比較したときに劣っているというような印象を町民は、特に移住者の皆さんは感じると思いますし、結局、それが子育て環境が悪いという評価につながってしまうのです。そして、それでこのまちを後にしてしまう実態があるのもその結果が招いているのではないかと思っています。現状の出生数、今の子どもの数を見てもとても減っているわけで、これをどうにかしなければならないと考えています。先ほども述べましたとおり、総合計画には子どもの居場所としての既存施設の利活用ということがありますが、そこに行政がどう着手しているのか、具体的にこんなふうに着手していると町民が思えるような政策や事業の展開が必要になるかと思います。これらの声について、統括的な改善に向けて、町としては、スピード感も含め、どのように考えているのか、ご回答ください。

答弁 町長 齊藤清隆

ただいまのご質問にお答えいたします。まず、親の就労にかかわらず子どもが自由に過ごせる町独自の制度設計ということについてです。ニーズ調査、それから、座談会でも出されましたとおり、自由に集まり遊べる場所といったことで認定こども園や児童館に行き着くのでありますけれども、座談会の場でも回答いたしましたし、これまでの議会の場でも答弁させていただきましたように、幼稚園教諭や指導員の不足といったことがありますし、その確保に向けては本当に苦慮しているところです。また、施設の基準についてもクリアをしなければならないものが多々あり、現段階では難しいというような考えを持っております。まず、議員が言われたとおり、今ある茶内、霧多布の常設保育所、そして、児童クラブといった既存の施設での利用基準などを皆さんのニーズに合ったものに近づけていけるような改善を図っていくということを最優先に考えているところでございます。また、改善を図った後、これは新年度以降になるわけでありますけれども、時期を見まして保護者の声を直接聞ける場面をつくりたいなと思っておりますし、今後とも皆さんのニーズに沿えるような子育て施策を進めてまいりたいと考えております。二つ目の座談会や調査でもありました放課後の居場所という質問についてです。まずは、7月にリニューアルしました総合文化センターにはキッズコーナーもありますし、学習スペースを備えた図書室もあり、本当に多くの保護者やお子さんが集える場所になっていると認識をしております。この文化センターを放課後の居場所、そして、世代間交流の拠点として、スクールバス等を利用し、茶内地区や浜中地区からでも来られるような仕組みについて、新年度からの事業として、今、教育委員会、教育長と協議を進めているところであります。また、文化センターだけに限らず、途中には総合体育館もございますし、夏場はプールも開きますので、運動目的の方も利用できるような仕組みを整えてまいりたいと思っております。あわせまして、町民の皆様が出かけたくなるような公園整備を取り進めているところでございますが、浜中町の未来を担う子どもたちのため、町全体、地域全体で子どもたちを支える環境づくりに努めたいと強く思っておりますので、理解を願いたいと思います。

出典:浜中町議会 令和6年第4回定例会 2024年12月4日 議事録 PDF(45ページ) 間違いを知らせる