みんなの議会

浜中町議会 令和5年第4回定例会 2023年12月7日

学校及び町内公共施設における児童生徒の安全対策について

2023年12月7日、浜中町議会の一般質問で、國井葵議員が「学校及び町内公共施設における児童生徒の安全対策について」質問し、管理課長 舟橋正誉、保育所長 中山和生、副町長 石塚豊、健康福祉課長 渡部直人、診療所事務長 中山正教、教育長 佐藤健二、企画財政課長 佐々木武志が答弁しました。

質問者
國井葵 議員
答弁者
管理課長 舟橋正誉、保育所長 中山和生、副町長 石塚豊、健康福祉課長 渡部直人、診療所事務長 中山正教、教育長 佐藤健二、企画財政課長 佐々木武志

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 3番 國井葵

通告に従いましてご質問させていただきます。学校及び町内公共施設における児童生徒の安全対策についてご質問いたします。また、このたびの一般質問に関しましては、質問通告後に補正予算案が上程されましたため、後ほどの議案に関連していることも承知の上でご質問させていただきます。今夏の連日の猛暑は、道内各地でも大きな影響を及ぼしました。熱中症症状を訴え、緊急搬送される児童も発生し、さらに、伊達市では小学生児童が熱中症により亡くなってしまうという痛ましい事故も発生しています。道内でも冷涼とされていた根釧地区も、今夏に関しては厳しい暑さが続き、8月24日には釧路・根室地方でも熱中症警戒アラートが発令されています。このことから、今後は、猛暑、暑さ対策という観点について、単なる季節の移り変わり上の対応ではなく、安全対策の一要素として捉える必要があると考えます。そして、この状況を踏まえ、近隣市町村を含め、北海道内の各自治体にて学校施設にエアコンを設置する動きが連日報道されています。近隣でいえば、釧路市9月定例会にて、市議よりエアコン設置に向けた一般質問が行われておりますし、その後の動きとしまして、新聞の報道の情報ですが、事業費7300万円、小・中学校と義務教育学校に39校の保健室にまずはエアコンを設置する、また、普通教室などには扇風機などを順次設置していくという対応とのことでした。また、厚岸町についても、町内の全6小・中学校、計六つの保健室に年度内にエアコンの設置完了を目指すという内容を把握しております。北海道においても、道教育委員会より、関連経費約26億4300万円で道立高校と特別支援学校の全ての普通教室に窓用エアコンを設置するという報道がなされました。以上のような動向から、本町における暑さ対策につきまして、学校施設を中心に順次ご質問させていただきます。まず、本町での今夏の現状についてご質問させていただきます。本町では、暑さ対策について、教育委員会から学校または保護者へどのような通達、周知が行われていたか、また、その結果、各学校現場においてどのような対策が行われたか、この2点につきましては、小さな子どもである園児や児童が一日の大半を施設で過ごすという観点から、保育所での対応などについてもご回答をいただければと思います。

答弁 管理課長 舟橋正誉(管理課長は2024年3月まで)

まず、教育委員会からご答弁させていただきます。暑さ対策の周知等についてですが、今年については5月12日に北海道教育委員会作成の熱中症対策としての危機対策マニュアルが周知されました。それ以降、熱中症対策へのさらなる徹底や一層の充実ということで、計17回の関係する通知を各学校に発出しているところでございます。また、保護者への周知についてですが、各学校で管理するもの、また、保護者へ周知するものを判断してもらいまして、保護者の協力が必要なものなどについては学校の判断で周知を行っております。

答弁 保育所長 中山和生

保育所の関連についてお答えします。まず、保護者への通達についてです。今日は暑いですね、暑くなりそうですねなどという話は登所時に保護者の方と話をしています。そして、暑さ対策といいますか、水遊びをしましたよ、今日は暑かったので、お散歩に出ませんでしたというような話は降所時に保護者に話をしているところです。

質問 3番 國井葵

まず、学校現場においては、道教委の指針の下でのマニュアルを基本として、度重なる周知を行っていただいたということで承知いたしました。保育所では、そういった指針といいますか、それにのっとった公的な通知があったのかについてお伺いいたします。というのは、やはり、学校現場では、保護者、学校現場の先生も含めて判断し、対策を行ってくださったという旨はお伺いしています。もちろん、細やかな児童生徒や園児への周知は、行政といいますか、組織から発信することも大事なのですが、都度、現場で判断するほうが迅速だという利点もあると思います。しかし、その判断材料である指針については、やはり、国、行政が示すべきなのではないかなと考えます。さきに述べた伊達市の事例に関してですが、学校側が暑さ指数を体育の授業の前に確認せずに授業を行ってしまったという経過が報道されておりました。来年に関しても暑さというのは継続されることが十分に考えられます。やはり、マニュアルや現場判断時の客観的な数値によって、どういう状況のとき、どのような動きをしなければならないかという大枠に関しては、学校、保育現場にかかわらず、行政が整備すべきと考えます。その点について、お考えをお示し願います。

答弁 保育所長 中山和生

保育所につきましても、熱中症アラート等の通知が来ておりますので、先生たちには迅速に周知しておりまして、それでしっかり対応するようにということで通知しております。お子様を安全にお預かりすることが保育所の使命だと思っておりますので、迅速な現場での対応を取らせておりました。

質問 3番 國井葵

先ほどの質問の2なのですが、具体的に学校現場でどのような対策がなされていたかです。例えば、私がお伺いしていた中には、指数計できちんと判断をしていたということ、あるいは、暑さ対策グッズの持ち込みを許容したという対応も聞いております。その点に関して、行政としてどのように現場の状況を把握していらっしゃったか、ご答弁をお願いいたします。

答弁 管理課長 舟橋正誉(管理課長は2024年3月まで)

先ほど議員からもお話がありました暑さ指数計を各小・中学校、高等学校において1台以上設置してございます。この指数が高い場合は、体育の授業を中止したり、外での活動を中にして場所を変えたりするなどの対応をしてございます。学校では、コロナ禍で準備した扇風機を活用するほか、窓を開けて風通しをよくする、逆に、窓を開けずに遮光カーテンで熱を校内に入れないように工夫している学校もございました。また、非常事態に対応できるように、氷を大量につくって準備しておくことに加え、議員が言われたとおり、家庭でできるような水筒の持ち込み、うちわ、クルーリング、保冷剤などといった体を冷やす道具の持ち込みを家庭に呼びかけ、協力をいただきました。さらに、中学校、高校につきましては、ジャージ登校の推奨も行いましたし、場合によっては部活動も中止するなどの対応をいたしました。

答弁 保育所長 中山和生

お答えいたします。保育所につきましては、子どもは小さいですので、暑さ対策グッズというのはなかなか難しいところでございます。そこで、先生たちが子どもたちに小まめな水分補給を、そして、窓を開けての温度管理等の対策、扇風機を入れたり、先ほど申し上げましたが、水遊びをしたりして涼を取っております。また、お昼寝のとき、霧多布にはエアコンがないのですけれども、冷風扇を使うなどして対策を取っているところでございます。

質問 3番 國井葵

各現場のご対応については私が聴取させていただいた内容と相違ありませんでしたし、本当に現場でのご尽力があったおかげかと思っています。どの現場においても、本当に先生方がご尽力してくださっていて、この結果、この夏においては本町では搬送された児童生徒などがおらず、学校に関して言えば、熱中症の症状で保健室を利用する児童生徒が顕著に増えた様子も見られなかったと各学校からお伺いしております。先ほど冷風扇や扇風機で対応していただいたということもお伺いしましたし、一例として、霧多布小学校は、地域がご協力してくださったといいますか、一町民の呼びかけによって、保護者、地域住民の方が扇風機を貸し出してくださったということもお伺いいたしました。ただ、この夏の状況を踏まえますと、暑さが学校生活や保育環境、そのほか町民の環境に大きな影響を及ぼしていることは事実だと考えます。この点について、現場で様々なご対応をしていただいたとしても、やはり、その工夫や協力で防ぐことができる範囲には限界があるのではないかと考えております。つまり、ハード面での環境整備の必要性について挙げさせていただきます。先ほども、学校では、窓を開けたほうが涼しい学校もあれば、開けないほうが顕著に暑さの影響が出ない場合というご答弁もいただきましたけれども、浜中町の地域の特性上、海側と山側で気温や気候に大きな差があるということを承知しております。そこでご質問いたしますが、各学校からは、そういった地域性や気候を踏まえまして、エアコンの必要性が挙げられているのかどうか、教育委員会が把握している学校現場からの要望についてご回答をお願いいたします。また、そういった学校からの声を踏まえまして、エアコンの設置に向けた検討を行ってくださっているのか、導入するとすればどのような機器、設備とするのか、この機械については全て同じ機械なのかという点についてもご回答をいただきたいと思います。そして、その設置工事ですが、来年の夏、必要時に設置工事が可能なのか、お伺いいたします。これらの点について補正予算にて上程していただいておりましたし、新聞報道でも情報については把握しておりますが、改めて、学校現場からの声、原課のお考えなど、想定していらっしゃる財源なども含め、ご回答をお願いいたします。

答弁 管理課長 舟橋正誉(管理課長は2024年3月まで)

まず、各学校からの要望があるのかについてです。10月に浜中町校長会の役員が来庁し、新年度の予算に向けての要望書を提出されました。その中で、今季の猛暑対策として、次年度以降、クーラー等の設置の要望がございました。また、教育長をはじめ、職員が学校訪問で学校に出向いたとき、学校長からの暑さの現状、また、その取組の話を聞く上で、今後の暑さ解消としてエアコンがあればいいというような必要性のお話が学校長からもありました。そして、エアコン設置に向けた検討ですが、これらを踏まえまして、事務局としましてもエアコンの設置については検討してございます。まだ具体的な金額についてはありませんが、町内の電気関連業者にエアコンを設置する場合の試算の依頼をかけているところでございます。導入機種につきましては、今言いましたエアコンの試算を依頼した業者からは、それぞれの学校の教室の大きさなど、いろいろとありますが、基本、教室については天井つり下げ型のもの、また、面積が小さい教室、例えば、保健室などについては壁かけ型のものが適当ではないかというアドバイスをいただいております。なお、メーカーや機種についてはまだ具体的に決定してございません。また、来年の夏には必要時に使用できるような設置工事が可能かということについてです。先ほど議員も言われたとおり、今議会での補正予算案で審議をお願いすることとなっております保健室用のポータブルクーラーにつきましては、年度内で購入することで対応しようとしておりますが、今後、検討されるほかの教室につきましては、設置する学校、教室、設置台数など、いろいろとありますし、議員が言われるとおり、全道的にもこの話題はすごく大きく、他の市町村におけるエアコンの購入・設置状況、また、メーカーの生産状況等もありますので、来年の夏には間に合わないと考えております。なお、12月の補正予算の関連になりますが、ポータブルクーラーの財源としましては、国が進める新型コロナウイルス感染症における学校保健特別対策事業費として2分の1の補助を受けて購入します。また、今後、検討される各教室のための財源につきましては、現在、各機関・団体から国に要望等してございますので、今後、どのような補助等が整備されるのか、その様子を見ながら進めていきたいと考えております。

質問 3番 國井葵

まず、学校全般といいますか、普通教室も含めてのエアコン対応については、もろもろの社会情勢などもあり、まだ詳しくは決まっていないというご答弁だったと思います。保健室に関してですが、こちらが報道にもあったことと今回の補正で上がっているものだと思います。この保健室へのクーラーの導入について、熱中症症状を発症した児童生徒が救護をきちんと受けられる場として、避暑の場、つまりクーリングシェルターという概念になるかと思いますが、そういったものがやはり必要であるというご意見を各学校から多くお伺いしています。保健室が環境整備された場でなければならないという考えもお伺いしました。それから、学校を視察した際、私も様々なご意見をお伺いしたのですが、保健室のスポットクーラーの設置についてです。現場を見てみると、各学校によって保健室の広さにもばらつきがあります。また、窓のつくりも様々だったという印象がありました。特に、広さに関してですが、一般教室ぐらいの大きさの保健室のほか、一般教室を保健室として活用している校舎も存在していますし、通常の保健室の広さといいますか、ベッド1台と養護教諭用のデスクが置けるくらいの広さのところもありました。恐らく、一口にエアコンと言っても様々な機器が存在するかと思うのですが、私が聴取した声といたしまして、スポットクーラーの設置で保健室をクーリングシェルターとできるとお考えになっている学校も存在する一方、ドレンの処理が発生しないのだろうか、つまり、排熱の処理がうまくいかないと、スポットクーラーでは効率的に温度を下げられないのではないか、むしろ排熱によって温度が上がるのではないかというようなお声もいただいております。この点に関して再質問させていただきますが、各学校でつくりが違うお部屋に同じ製品のクーラーを設置した際、効果的に涼しさを維持することが可能なのか、現時点での検証や原課としてどのようにお考えになったかについてご回答をお願いいたします。

答弁 管理課長 舟橋正誉(管理課長は2024年3月まで)

まず、保健室の広さが各学校によって違うということについてです。スポットクーラーのみで冷を採るほか、広さに合わせてサーキュレーターや扇風機を併用するか、それは現場の判断で臨機応変に対応してもらわなければならないと思っています。そして、今回購入する予定の機種についてですが、言われたとおり、湿気も取ります。ドレンということで下のほうにたまるようになっていますが、その水分を外に出すような工夫もできるのか、今後、購入した時点で納入業者と協議してまいりたいと考えます。また、排熱についてですが、窓から熱を出す機種でありまして、議員が言われました各学校によって窓の大きさが違うということも考慮し、別売りの窓枠のものも予算に入れておりますので、ご理解をお願いいたします。

質問 3番 國井葵

まず、保健室のスポットクーラーの概要というか、お考えについては承知いたしました。関連しまして、スポットクーラーを設置する際の財源についてです。先ほどご答弁にあったように、内訳として、2分の1は町財源で、残りの2分の1に学校保健特別対策事業費補助金を充てるということで把握しました。そこで、補助金の概要を少し調べてみたのですが、まず、目的としては、先ほどご答弁にあったように、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響による学校の各種対応について、その経費を補助するもので、その活用例として、大型の送風機やスポットクーラーの購入などに充てることができるものとなっておりました。また、活用に関し、各事例を一読しましたが、その中では、大型の冷房設備、天井の埋め込み型などの冷房設備は対象外になるという記載を確認いたしました。恐らく、財源から推察いたしますと、今回の補正で上げてくださったものについては、まず、学校としてやれるところから着手してくださると解釈いたしました。そして、報道にもあったのですが、今後、学校をはじめとして、公共施設についても冷房設備の設置を検討していく町の姿勢であると解釈いたしました。それを踏まえ、3点ほど質問させていただきます。まず、私が発言した補助金の認識で相違がないか、二つ目として、補助金は再度活用することが可能なのか、三つ目として、今後の学校公共施設の冷房対策について、先ほど通常のエアコンについては町内の業者の方とも協議を進めているというご答弁もありましたが、その点についてご質問をさせていただきます。これらの質問の意図ですが、例えば、今回、保健室に設置するスポットクーラーで十分な冷却効果が得られた場合、大がかりな工事が必要ない事業になり得るのではないかと考えたからです。また、順次、教室にも同様の設備を設置したいとなった場合、この補助金を再度活用することができるのかという意図も含んでおります。今回、保健室の設置していただくのですが、根本としては、学校以外の施設も含め、子どもたち、利用者の方が、毎日、一日の大半を過ごす環境を順次整備することが大前提なのではないかと考えております。今後の暑さ対策に関する環境整備として、学校以外の観点で、別の財源や大がかりな工事なども視野に入れていらっしゃるのか、先ほどご答弁にもありました国の考えは逐次変わると思いますけれども、現状で構いませんので、お考えをお示しいただければと思います。

答弁 管理課長 舟橋正誉(管理課長は2024年3月まで)

まず、ご質問のありました学校保健対策の解釈についてですが、議員が言われるとおりでございます。そして、今後のスポットクーラーの機能状況も含め、補助金の活用ができるのかについてです。スポットクーラーの機能の状況は、来年、活用してみないと分からないということがありますので、まずはそれを見ていきたいと考えております。ただ、来年度、コロナ対策の補助金があるのかどうかははっきりしておりません。また、あった場合でも、その要綱の中で今までどおりスポットクーラーやポータブルクーラーが該当するのかを確認しなければならないと思いますので、それも含め、関係部署と協議しながら取り進めてまいりたいと思っております。また、エアコンのことに戻りますが、あくまで事務局としてこのように動いているということです。後ほど恐らく質問があると思うのですが、町全体の公共施設のこともありますので、それも見ながら、何が何でも学校がということではありませんので、そこを調整しながら関係する部署と取り進めてまいりたいと考えておりまして、ご理解をお願いいたします。

答弁 副町長 石塚豊

学校以外の公共施設の対策についてお答えいたします。学校以外の児童クラブ、保育所、診療所、高齢者施設等の対策に関し、その詳細については後ほど担当課長から説明させますけれども、全体を通した町の考え方について私よりご説明いたします。議員のご指摘のとおり、今年の夏は町内でも観測史上最も暑い夏になりましたし、今後も地球温暖化の影響と思われる気温の上昇、猛暑が懸念されます。各施設のうち、今回、エアコンなどの冷房装置がない施設については、それぞれの施設におきまして、扇風機を配置したり、効果的な水分補給を行ったり、そういう対策で熱中症予防の対策を講じてきました。町といたしましては、これまで、冷房対策についてはあまり重視してこなかったのが正直なところですけれども、これほど暑い日が続くということになりますと、その整備の必要性、あるいは、有効性について認識を持たなければならないと思っておりまして、冷房施設の整備について、今後、関係する部署を集め、協議、検討してまいりたいと考えてございます。それぞれの施設におきましては、例えば、設置場所や電源の問題等がございます。また、冷房の方法、財源の課題も非常に大きいところです。浜中町は、他の地域に比べますと、割と冷涼ということもございますので、過大な整備、投資とならないよう、様々な角度から検討協議し、整備について判断してまいりたいと考えております。このことから、整備までの間、先ほどは今年の夏は無理だというお話がございましたけれども、施設利用者等の体調管理を最優先に、状況に応じた適切な熱中症予防対策に努めてまいりたいと考えているところでございます。

質問 3番 國井葵

次の質問に移りたいと思います。今ご回答をいただきましたハード面の整備とは別に、ソフト面の整備が必要となる可能性も考えられます。現在、既に各自治体で協議が進められておりますが、夏季休業について、ソフト面の対策をどのように考え、周知していくかという点について、現時点で協議されている事案がありましたらご答弁をお願いいたします。

答弁 管理課長 舟橋正誉(管理課長は2024年3月まで)

まず、臨時休校についてですが、熱中症警戒アラートの発令、さらに、各学校において、暑さ指数計、また、熱中症指数計というものがあるのですが、その値と児童生徒の健康状態を見ながら、学校長が判断して臨時休校ができるというような通知も来てございますので、それに基づきまして、現状を見ながら、学校での臨時休校の措置を取らせていただきたいと思います。また、ソフト面についてですが、来年の夏季休業に向けて、現在、小・中学校では夏季休業を2日延ばし、7月25日から8月20日までの27日間とすることを検討してございます。周知については、各学校に学校だよりというものがありまして、それで保護者への周知をいたしますし、教育委員会としましては、毎回、長期休業に入る前日に防災無線により町内全戸に対して児童生徒の見守り等をお願いしておりますが、今までどおり防災無線を使って周知することを考えております。

質問 3番 國井葵

ソフト面の変更に関しては学校現場以外も該当するかと思いますが、変更や改正によって各方面での混乱が想定されます。それが仮に一時的だったり小さかったりしても、その変更によって町民が不便を感じることがあってはならないと考えております。そういったことを最小限にとどめるためにも細やかな周知、通達に努めていただければと思います。以上、学校施設を中心にご質問をさせていただきましたが、学校以外の公共施設の現状についてご答弁をお願いいたします。これまでの質問と重複する部分のほか、私が把握していることもございますが、担当課としてお考えになっていることや町として把握していることに関してお考えをお示しください。

答弁 健康福祉課長 渡部直人(健康福祉課長は2025年3月まで)

学校以外の公共施設の健康福祉課関係の施設について説明させていただきます。初めに、茶内放課後児童クラブです。令和元年の猛暑を受け、児童クラブの部屋の窓が開口できない構造としております。空調は換気扇1か所と排気孔を開けての換気、扇風機での対応としておりましたが、対策が十分ではないと判断しまして、その年の8月に熱中症対策として冷風扇を設置し、室内の冷房を行いました。しかし、室内全体の温度管理が不十分のため、熱中症等の健康被害を未然に防止することと保護者が安心して預けられる環境を整えるため、翌年の令和2年度にエアコンを設置しております。そして、霧多布放課後児童クラブについては、例年なら、夏休み明けは涼しくなり、窓の開放と扇風機で十分対応できていましたけれども、今年は猛暑が続いたため、急遽、スポットクーラーを8月に発注し、9月設置とはなりましたけれども、対策を講じているところです。次に、茶内歯科診療所については、待合室及び診療室に2台のエアコンを設置しております。浜中歯科診療所については、扇風機と窓の開放などによる対応となっております。また、榊町にあります地域活動支援センターについては、調理室と保冷室の共用でエアコンが1台設置されております。そのほかの部屋の暑さ対策といたしましては、隣の子ども発達支援センターを含め、窓の開放、扇風機等の対応のほか、各施設の支援員が利用者の健康観察を小まめに行うなどの対応をしているところです。そして、町の直接の管轄ではありませんけれども、町内にある社会福祉法人運営の老人施設の状況です。特別養護老人ホームハイツ・野いちごには、現在、エアコンが設置されておりません。これまで、予算等の協議において、緊急性が他の改修と比べて優先度が低いということで支援の要請はありませんでした。しかし、今年の猛暑を受け、熱中症対策といたしまして、来年度予算の関係で協議しましたけれども、その際、エアコンの設置について、法人の中で中長期改修更新計画を策定し、7年度に要望をしていきたいということがありました。これについては、国の補助メニューの検討と法人独自で国等の補助の道を探すことに加え、自己負担分については町との協議となりますけれども、事前協議等をし、進捗状況を確認しながら、設置状況についての対応を見守りたいと思います。また、浜中にあるグループホームなごみにつきましては、昨年、日中に利用者が集まる集会スペース用にエアコンを設置し、利用者の安全を図っていると聞いております。

答弁 保育所長 中山和生

それでは、各保育所の施設の状況について答弁申し上げます。重複する部分はあるのですけれども、まず、霧多布保育所についてです。こちらは、令和2年度に体温調節の難しい0歳児、1歳児のほふく室にエアコンの設置を行っております。また、今年度、食品衛生上の観点から、調理室にエアコンを設置しております。そのほかの保育室、お昼寝をするプレイルーム、職員室、事務室等にはエアコンはついておらず、今は窓を開けての換気と扇風機の使用、また、子どもたちは水遊びなどをして涼んだりするほか、お昼寝のときは冷風扇を使うなど、暑さ対策はしておりますが、やはり、ここ数年の気温の高さは気になるところでして、各保育室やプレイルームにもスポットクーラーやポータブルエアコンの設置必要性について内部協議を進めているところです。次に、茶内保育所の状況ですけれども、令和元年度の建設時から地中熱とヒートポンプで空調が管理されておりまして、窓を開けての換気もしながら、全ての保育室で快適な温度管理がされております。次に、僻地保育所の状況です。散布保育所、浜中保育所、姉別保育所は、それぞれプレイルームにのみエアコンが設置されております。保育室にはエアコンは設置されていないのですけれども、保育室が暑くてどうしようもないときにはプレイルームに避難して保育をすることもあります。お昼寝時はエアコンが設置されているプレイルームで寝ますので、快適に寝られているようです。ただ、僻地保育所の保育室は、どこも日当たりがよくて、保育士からは、安全な保育のためにエアコンの設置が望まれております。今のところ、僻地保育所では、先ほど申し上げましたとおり、プレイルームに避難して涼むことができるのですけれども、今後は、保育室への設置について、ほかの部署も含めて内部協議を進めていきたいと考えております。

答弁 診療所事務長 中山正教

診療所の実情を申し上げますと、エアコン、ポータブルエアコンなどは設置されておりません。今夏を振り返りますと、診療所内の午前は比較的涼しく、窓を開放すると風通りもよいのですが、日によってはお昼頃に室温が上昇し始めるので、今夏は1階の外来待合室と診察室、2階の病室に扇風機を置いて対応いたしました。診療所内では、医師、看護師と、冷房設備の強化ということで、エアコンの設置について検討しているのですが、冬期間の診療所の暖房設備は床暖房と蓄熱暖房機でありまして、室温がなかなか上がらないといった課題もございますので、寒冷地用の冷暖房エアコンの導入について今後協議したいと考えております。

質問 3番 國井葵

行政の仕組み上、複雑になってしまう点、あるいは、活用できる財源にも制限があるなどといった課題があることは承知しておりますが、町内の暑さ対策について、今こうして課題が上がっている以上、対策できなかったという結果が生み出されることのないよう、関連課との連携を改めて強化しながら進めていただきたいと考えます。次の質問に移らせていただきます。今回、学校施設に関して視察を行った結果、暑さ以外の観点においても安全対策が十分ではない箇所が見受けられました。各学校施設の危険箇所や現状を把握しているか、学校、保護者から修繕要望は上がっていないかという点についてご質問いたします。

答弁 管理課長 舟橋正誉(管理課長は2024年3月まで)

まず、学校施設の現状把握についてお答えいたします。毎年、新年度の予算作成に当たりまして、各学校より学校施設及び教職員住宅の修繕要望を取りまとめてございます。それ以外にも、例年5月に教育長、管理課長による学校訪問、10月に教育委員による学校訪問を行い、管理職から施設の修繕要望を受けておりますし、6月、7月には教育長等により全ての一般教諭と面談をしておりまして、その場で先生方の学校環境や住宅環境の要望を聞き取っております。このように広く要望を確認しているという状況ですし、その要望を受けて、実際に私等の職員が現場に行きまして、どのような要望で、どの程度のものなのかも確認してございます。また、それ以外の突発的な故障や破損につきましては、その都度、学校から連絡が来ますので、担当が現場を確認し、できるものについては自分たちでお願いしたり、業者にお願いしたり、臨機応変に対応している状況です。また、保護者や学校からの修繕要望もあります。これも繰り返しとなりますけれども、学校からの修繕等の要望に対し、学校の管理職のみが修繕等の箇所を押さえるのではなく、要望をまとめる上で教職員から聞き取りをしたり、中にはPTAの役員と協議したりして学校施設の環境について話されているのではないかと考えてございます。ただ、全ての学校において教員と保護者の要望が反映されているとは言えません。そのため、今後、そういった機会がありましたら、改めてPTA会議などで話題とするように周知していきたいと考えていますので、ご理解をお願いいたします。

質問 3番 國井葵

現状に関して、定期的な現場確認を行ってくださったり、面談などからも聴取していただいたり、また、地域やPTAの声ということもありましたが、今回私が視察に行った中で2点ほど気になった部分がありました。まず、1点目は、浜中中学校の体育館の外壁のタイルの落下についてです。外壁タイルの重さは推測できませんが、30センチほどのかなり長いタイルで、直角部分に埋め込んでいるものですけれども、それが3枚ほど落下していて、ポールとひもで生徒が入らないようにバリケードをしている状態でした。また、茶内小学校の旧校門の傾きです。私も数年前から傾いていることを認識しております。もちろん、点検などから、現状としてすぐに対応しなければいけない案件ではないのかもしれないのですが、大きな石の門が傾いている、落下物があるといったことに対して不安を抱く地域住民の方、保護者の方は存在するのではないかと考えますし、命に関わる重大な事故が起きる前に対策すべきなのではないかと思います。学校の修繕に関しては9月の定例会でも述べさせていただきましたが、校舎の建て替えという大きな問題が関連してくることも承知しております。ただ、危険箇所の現状を目にしたとき、施設をどのように長くもたせるか、どう少ない財源で補修していくかという点ももちろん考慮しなければいけない大きな問題ではありますが、今いる児童生徒の安全を最優先とし、独立した視点での安全管理を意識して対策していただけないかと考えております。安全対策という点、また、学校の配置、老朽化の整備という点に関しては総合計画にも記載されておりますが、安全対策に関する明記はありませんでした。ただ、ないからといって行政として考えていないということではないと思っています。最も前提となる基本的な概念なので、こういった計画には言葉としてはないにせよ、環境整備について、独立した視点から、安全対策としての学校修繕について目を向けていただきたいと考えております。その点も含め、今回、役場庁舎のほか、先ほど答弁にありました茶内の保育所なども新設されて、今年からは文化センターの改修工事も進んでおります。職員の皆さんの労働環境が改善されるということ、また、利用する園児、町民がより快適な環境で過ごせるということは本当によいことだと思っているのですが、私も含め、大人たちがいい環境で労働できている反面、古い校舎や園舎で過ごさなければいけない、特に霧多布のほうに関しては、いつの状況も課題を抱え、対策しなければならないという状況にあると考えています。そのことも踏まえ、最後にご質問させていただきます。安全対策として、まず、学校の修繕をどのように進めていくのか、そして、町内の公共施設において老朽化が目立ち、安全対策が万全とは言えない施設が多く存在する中、住民の意見や視点をどのように反映していくのか、その2点についてお伺いし、質問を終わりたいと思います。

答弁 管理課長 舟橋正誉(管理課長は2024年3月まで)

まず、学校の安全対策に関し、気になった2点を挙げていただきました。それにつきましてはこちらでも押さえております。今は手がつけられないような予算規模ですけれども、見積りはいただいております。そして、浜中の体育館につきましては、新年度の予算要求をさせていただいておりますので、それまでは、周りにポールとひもで囲み、近寄らないように配慮していただきたいというお願いをさせていただいております。また、茶内小学校の旧校門の傾きについてですが、私も現場を見てきてございます。議員が言われるとおり、今すぐにという話ではないので、後のほうにさせていただいておりますが、現校舎が平成2年度に建設されて以降、残っているもので、当時のPTAなど、学校関係者が学校の歴史として残してほしいということで置いているという可能性もございますので、それを確認するとともに、ご指摘がありました箇所を業者と一緒に確認し、危険なのであれば撤去したいと考えてございます。次に、全体としての学校の安全対策といいますか、ハード面については、基本的に、法令違反となっていないか、なっているのであれば改修しますし、また、保守点検業者によって指摘されているところを第一に直していきたいと考えております。そして、今言われたとおり、児童生徒に危害が及ぶようなものは修繕等で対応していきたいと考えております。なお、例えば、クロスが汚くなっている、じゅうたんがほつれているといったものは、直接学校の授業に関係ないというわけではありませんけれども、そういうものは後に回させていただき、先ほどお話しした2点についてはできるだけ早期に対応するように考えてございます。また、ハード面のほかに、学校は教育現場ですので、ソフト面から、子どもたちに自分自身を守る教育といいますか、危険なところに立ち寄らない、ふだんの生活でもけがをしないようにといった注意や教育を行い、自分たちでそういう力を身につけていくということも一つの大切なことでありますし、児童会活動などの中でも、危険なところに行かないようにということで、看板を立てたるというようなことも取組として行えば、意識の向上が図られて、危険を避ける子どもたちに育っていくということも考えられますので、今後、ハードとソフトを併せ、子どもたちの安全対策に取り組んでいきたいと思っております。

答弁 教育長 佐藤健二

今、管理課長が答弁されましたけれども、教育委員会といたしましては、学校、あるいは、社会教育施設については、議員がおっしゃられるように、児童生徒、教育施設を利用する町民の方々の安全対策といいますか、安全に安心して施設や学校に通えるようにすることが何よりも最優先することだという考えでいます。また、当然ながら、施設や学校を管理する管理職、あるいは、施設を管理する方々からスムーズに状況を把握しながら、今後も安全対策に努めていく所存でございます。

答弁 企画財政課長 佐々木武志(企画財政課長は2024年3月まで)

公共施設の関係について私からお答え申し上げます。公共施設は様々な種類があるわけですけれども、本町で築30年以上が経過した施設は全体の3分の2で、約230以上の施設が残っている状況でございます。このことから、施設の改修や修繕・解体時期が集中することが大きな行政課題になるものと認識しております。そこで、公共施設の新規建設の際は、当然、長期にわたっての利用人数などの予測、そのほか、財源対策としてのランニングコストなどを十分に協議し、進めていく必要があります。その上で、新規建設事業を実施する際には、その公共施設の種類にもよりますけれども、利用者や町民の皆さんのご意見をお伺いしながら進めていく必要があると考えているところでございます。また、既存施設の改修、修繕につきましても、例えば、公共施設等総合管理計画や各個別施設長寿命化計画などに基づき、施設の老朽状況を踏まえ、随時協議し、財源対策の観点から改修や修繕時期が集中しないよう進めていく必要があると考えております。現在進めております総合文化センター長寿命化改修工事のように、不特定多数の方々が利用する施設の改修などに関しましては、町民の皆さんにお知らせをする中でその施設の機能を向上させる改修が必要と考えられる場合につきましては、利用者、それから、町民の皆さんからご意見やご提言をいただくことを念頭に今後も進めさせていただきます。

出典:浜中町議会 令和5年第4回定例会 2023年12月7日 議事録 PDF(34ページ) 間違いを知らせる