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浜中町議会 令和6年第2回定例会 2024年6月13日

ヒグマ駆除の実態について

2024年6月13日、浜中町議会の一般質問で、三膳時子議員が「ヒグマ駆除の実態について」質問し、農林課長 渡邊馨、町長 齊藤清隆が答弁しました。

質問者
三膳時子 議員
答弁者
農林課長 渡邊馨、町長 齊藤清隆

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 4番 三膳時子

ヒグマ駆除の実態についてお伺いします。最近、全国的に熊目撃情報や被害者が出たという報道が絶えません。北海道でも今まで類のないようなヒグマの被害が連日のように報道されています。近くは、厚岸町、別海町の被害、また、根室市のヒグマの襲撃映像などを見ると、かなり危険度が増しているとも感じます。浜中町もヒグマの出没頻度が増しているように感じていますが、実際はどうなのか。猟友会へ一報を入れると途端に安心感を覚えるのは私だけではないと思いますが、猟友会などに関することについて、浜中町はどうなっているのか、お伺いしていきます。浜中町の猟友会に属しているハンターは何人いて、うち、ヒグマハンターという方が何人なのでしょうか、お答え願います。

答弁 農林課長 渡邊馨(農林課長は2026年3月まで)

お答えします。猟友会に所属しているのは34名でございます。そのうち、13名のハンターに、浜中町ヒグマ駆除等対策実施規則に基づき、ヒグマ捕獲等の従事者証を交付しております。

質問 4番 三膳時子

ヒグマ目撃通報のときにはいつも猟友会に要請するものなのでしょうか、お答えください。

答弁 農林課長 渡邊馨(農林課長は2026年3月まで)

ヒグマを目撃した旨の通報を受けた際の対応でございますが、浜中町ヒグマ駆除等対策実施規則第4条に基づき、ヒグマが出没の通報があり、緊急に駆除等対策が必要と認めた場合は、協力機関に連絡し、ヒグマによる危害防止のための必要な対策を講ずるものとするとうたっております。よって、目撃情報があり、かつ、その個体が人家付近や農地に頻繁に出没しており、人間を恐れず、避けないヒグマであれば、問題個体と判断し、緊急に駆除等の対策が必要と認め、釧路総合振興局、警察署、そして、猟友会と協議の上、出動要請いたしております。

質問 4番 三膳時子

浜中町の猟友会への要請というのですか、今いる方たちの見回りと駆除という要請が違うということでいいのでしょうか。

答弁 農林課長 渡邊馨(農林課長は2026年3月まで)

私どもでの要請というのは、あくまでも問題個体が人里付近にいる場合、猟友会に依頼して駆除隊を形成し、対応しております。今言った問題個体になる前に、さきに訓練も行いましたけれども、まず、熊を山に戻すという行為が大前提でございます。それでも人間を恐れない、人慣れしている熊は、今は問題個体という表現をよくされていますけれども、人もしくは農地に被害を与えるということで駆除を開始するという取扱いになっております。

質問 4番 三膳時子

問題個体ということで駆除になるのですね。では、次の質問になるのですけれども、今、新聞で騒がれている報酬の件です。我がまちでは問題はないのでしょうか。報道で報酬の件を知ったのですけれども、あら、当町はどうなっているのだろうと考えての質問です。聞くところによると、見回りでも問題個体の駆除の要請があっても報酬は同じというふうに聞いたのですけれども、どうなのでしょうか。

答弁 農林課長 渡邊馨(農林課長は2026年3月まで)

報酬額についてですが、当町では出動手当として1日1万5000円であったものをさきの定例会において非常勤職員の報酬の改定の中で1万6500円に改定いたしました。質問にありましたことについてですが、あくまでも駆除費ということではなく、当町の扱いは出動手当に対する補助で、これにプラスして、額としましては交通費、俗に言う費用弁償を合わせたものを支給しております。

質問 4番 三膳時子

予算を増やして1日1万6500円になったということですね。午前に出たら8250円で、午前、午後での金額になってきますというようなことを教えられました。この金額はどうなのでしょうか。ヒグマの問題がここまで大きくなっていますし、駆除をお願いし、最前線に向かっていってくれる人たちの報酬がこれでいいのかとちょっと驚いたところもありまして、少し考えたほうがいいかなと思いました。先日、熊を研究している方の講演会ではないですけれども、お話を聞きに行ったら、最近のヒグマは大型化しているのだそうです。これは、酪農家で用いる餌の高騰からデントコーンの畑が多くなっているからで、そのデントコーンを食べた熊が多くなって大型化してきていて、人間を怖がらないというお話を聞きました。そして、衝撃的だったのは、銃の音で餌にありつけると認識している個体もいるそうなのです。このような状況になっているのですね。確かに狩猟免許の取得助成はしていますよね。でも、取得した後、銃を持っているというリスクや精神的な負担も考えますと、要請をして浜中町にすぐに駆除を、それは危険動物捕獲従事者というふうに言うのだそうですけれども、そういう方たちに甘えているところもあるのではないかなと思ったものですから、町民の安心、また、ヒグマ駆除従事者への配慮について考えるいい時期でもあるのではないかなと思ったものですから、本日の質問になりました。町長はどうお考えですか。これをもって私の質問は終わります。

答弁 町長 齊藤清隆

ヒグマの関係の質問にお答えをしたいと思います。まず、報酬の関係ですけれども、管内を見ましても浜中町は決して安くはなく、言うなれば高いほうだと言っていいと思いますし、目撃情報といいますか、通報がありましたら、まずはその個体を山に返すという行動から始まりますので、あくまでも出動手当という手当となります。また、本町においては近隣のような頻繁に目撃情報がまだないということもあります。中には、頻繁に目撃するので、なかなか通報しないという方もいるように伺っておりますけれども、今のところ、本町では、家畜といいますか、酪農被害もありませんので、安堵しております。ただ、いることには間違いありませんので、そうしたことも含め、猟友会とも協力しながら、連携を図りながら、その対応に当たりたいと考えております。

出典:浜中町議会 令和6年第2回定例会 2024年6月13日 議事録 PDF(47ページ) 間違いを知らせる