浜中町議会 令和6年第1回定例会 2024年3月7日
町長の施策について
2024年3月7日、浜中町議会の一般質問で、渡部貴士議員が「町長の施策について」質問し、町長 齊藤清隆、副町長 石塚豊、企画財政課長 佐々木武志が答弁しました。
- 質問者
- 渡部貴士 議員
- 答弁者
- 町長 齊藤清隆、副町長 石塚豊、企画財政課長 佐々木武志
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 7番 渡部貴士
通告に沿ってご質問させていただきます。町長の施策についてです。町長は、昨年10月より、行政のかじ取りを任されて五つの重点政策で所信表明を掲げ、新年度に向けて町政執行方針を示されました。齊藤町政第1期目のまちづくりに対しての強い思いや具体的な政策についてお伺いさせていただきます。まず、まちづくりに対する将来展望について、町長が描く浜中町の未来ビジョンをどのように考えているのか、お示しください。
答弁 町長 齊藤清隆
ご質問にお答えをいたします。まず、何といいましても、本町のまちづくりの基本は、基幹産業である農業、漁業をしっかりと守り抜くことにあると思っております。そして、その1次産業を守り抜く上で一番大切なのは、本町の世界に誇れる霧多布湿原をはじめとする豊かな自然環境で、この環境保全が最も重要であると考えているところであります。まちづくりにつきましては、本町で暮らす人、働く人、本町を訪れる人、そして、本町に関わる人など、全ての人が主役であります。誰もが夢を持って幸せを感じることができるまち、やっぱり浜中だね、絶対浜中だよねと思われるようなまちづくり、そして、選ばれるまちづくりをしていきたいという思いであります。その新たなまちづくりの第一歩として、今回新たに助成制度を設けたわけで、今回、新年度予算に盛り込んでおりまして、明日以降の審議になろうかと思いますが、創業支援、事業継続支援、賃貸住宅等建設促進事業の三つの助成制度が起爆剤になって、町内経済のさらなる活性化と町内商工業者の経営の持続、安定を図って町内での安定的な雇用の確保、そして、さらなる企業誘致につなげたいと思っていますし、期待をしているところでもございます。何といいましても、このことが本町のクオリティーの高い農水産物を町内で食べられる場所の創設にもつながっていくものと思っております。そして、観光においては、本町の一番の課題でありました冬期間の集客です。しかし、今、冬の観光アクティビティーが盛んに行われておりますし、議員もその一端を担っていただていていると考えております。そのことをどんどんPRし、食、自然、そして産業といった体験型観光を通年でできるようなまちにすることがこれからの浜中町に求められているものであると考えておりますし、観光が支えとなって1次産業を守り抜く上での力になっていくことを願っているところでございます。その上で、将来のビジョンについてであります。今回の助成制度によって商工業が発展する、1次産業が発展する、そして、自然環境を守っていきたいということです。また、先ほど企業誘致の話もいたしましたが、私が選挙で掲げたワイナリーといいますか、ブドウの栽培を新年度からでも行いたいと思っております。いろいろと賛否はありますが、まずは第一歩を踏み出さなければ浜中町の将来はないと思っておりますし、ワイナリーが完成して、ワインが手元に届いた際には、それを基に、今度こそ道の駅構想が再燃してくるのだろうという思いもあります。こうしたこれまで課題であった冬の誘客、そして、地場産品が食べられるようにということが今回の助成制度で達成できればという思いがあります。それも、議員の皆様、そして町民の皆様とともに一丸となって新たなまちづくりをしてまいりたい、そんな思いでおります。
質問 7番 渡部貴士
今まさに、町長の口から力強い未来に掲げる施策をお伺いできました。それが町長のおっしゃいました商業振興への予算づけとして表れているのかと思いました。その背景のビジョンといいますか、未来に向けてのワイナリーの構想もあるということで承知しました。10月に就任されて所信表明を掲げ、今回の執行方針を拝見させていただきますと、タウンプロポーションというキーワードがあるのかなと思いましたので、この語句を調べてみましたところ、地域の魅力を発掘、再確認をして磨き上げる活動で、地域への愛着とブランド力の向上を図り、町内及び町外への発信を効果的に行う活動のこと、地方創生、観光振興、住民協働など、様々な考えが含まれると記載されていました。まさに町長が今おっしゃっていただいたことなのかなということで理解をして、二つ目の質問に移らせていただきます。産業振興で持続するまちづくりについてです。全産業で就業人口が減少することによってどのような課題が考えられますか。また、それらを踏まえての産業振興をどのように展開していくのかというご質問をさせていただいきます。先ほどの先輩議員の一般質問に対してかなり深いご答弁をいただいていましたけれども、ご用意していただいている答弁がありましたらお願いいたします。
答弁 副町長 石塚豊
お答えいたします。全産業で就業人口が減少し、労働不足による地域の基幹産業が維持できなくなるおそれがあるということが課題としてございます。具体的には、産業の後継者といった担い手が確保できなくなり、生産能力、流通、運搬を含めて機能が低下してしまい、町の税収が減るなど、まちの財政を支えることができなくなる、特に1次産業において地域の資源をフル活用するということができなくなるということでありますので、そうならないように町として施策を進めていくというところでございます。
質問 7番 渡部貴士
承知いたしました。関連しますので、続けて三つ目の質問に移らせていただきます。元気あふれる活気に満ちたまちづくりについてですが、総務省が公表した2023年の人口移動報告についてどのようにお考えでしょうか。
答弁 企画財政課長 佐々木武志(企画財政課長は2024年3月まで)
ご質問にお答えをいたします。人口移動報告とは、総務省が管轄する住民基本台帳に基づき、都道府県や市区町村をまたぐ転入、転出の移動者数を集計したもので、今回公表されましたのは2023年1月から12月までの間における移動者数の集計結果でございます。公表された資料によりますと、本町における転入、転出の状況につきましては、転入者総数が202人、転出者総数が264人となっており、転出超過の状態となっております。また、年齢別に見ますと、転入、転出ともに15歳から39歳までの移動が多く、転出に関しては65歳以上の高齢者の移動も一定数あるということで、引き続き社会減の状態であるということが確認できた結果だと捉えているところです。
質問 7番 渡部貴士
ここに関しても、先ほど先輩議員への答弁の中で承知しましたので、次に移らせていただきます。移住・定住促進に対して具体策がありましたらお願いいたします。
答弁 企画財政課長 佐々木武志(企画財政課長は2024年3月まで)
お答えいたします。まず、これまでの本町の移住、定住の取組についてですが、お試し住宅の受入れがあります。それから、コロナ禍ではあったわけですけれども、令和4年度からは首都圏や関西圏における各種移住イベントに出展し、本町の様々なPRと併せ、移住に興味を持っている方からの相談対応をしているという状況がございます。令和5年度は、さらに、産業団体とともに、浜中町農協の担当者とともに東京での移住相談会に、あるいは、商工観光課ふるさと納税担当とともに大阪で開催されたイベントにも出展するなど、移住担当以外の協力の下、業務を進めている状況です。今後におきましても、お試し住宅はもちろん、特に首都圏や関西圏を中心に開催される移住相談会のイベントに引き続き出展したいと思っておりますし、新年度においては、予算提案をさせていただいておりますけれども、移住パンフレットの全面的な見直しなども行い、これまで本町を知らなかった方々にも本町への移住、定住に少しでも興味を持っていただけるよう取り組んでまいりたいと考えております。
質問 7番 渡部貴士
ただいま、ご答弁の中でお試し住宅の件がありましたが、先週までもご利用されている方がいたかと認識しております。前回も同様の質問をさせていただいたかと記憶しておりますが、お試し住宅を利用していただいた方への実際の移住促進の取組がありましたらご答弁をお願いいたします。
答弁 企画財政課長 佐々木武志(企画財政課長は2024年3月まで)
お答えいたします。利用者に対しましては、短期利用、長期利用を問わず、退去される際に、ちょこっと暮らしのアンケートを取らせていただきまして、感想等を集約している状況です。利用者の年齢についてことから申し上げますと、60歳以上の方の利用が非常に多くなってございます。そういったことからも本町への移住につながればいいのですけれども、まずは本町を知っていただくというところに重きを置いてこれまで進めてきたわけで、この段階においてもそれを重視したいなと考えております。