みんなの議会

浜中町議会 令和2年第3回定例会 2020年9月9日

子育て支援の充実

2020年9月9日、浜中町議会の一般質問で、田甫哲朗議員が「子育て支援の充実」について質問し、福祉保健課長 渡部直人、町長 松本博、総務課長 藤山巧、保育所長 梅村純也、副町長 齊藤清隆が答弁しました。

質問者
田甫哲朗 議員
答弁者
福祉保健課長 渡部直人、町長 松本博、総務課長 藤山巧、保育所長 梅村純也、副町長 齊藤清隆

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 2番 田甫哲朗

それでは通告内容に沿って一般質問をさせていただきますけれども、持ち時間の関係上、質問の順番等を多少変更させていただきたいのと、極力簡潔な答弁をお願いして始めさせていただきます。子育て支援の充実ということで、総じて伺いたいと思います。近年、新規就業者を初め、農業従事者や会社員、公務員においても、子育て世代の移住者世帯が増加傾向にあります。現在、浜中町では保育所事業の充実や、子育て支援センターの開設、さらにはへき地保育所での給食の提供を計画するなど、子育て支援の充実を図っているところであります。ただ、これらにつきましても移住者目線から見ると、他町村の支援策と比較して、まだまだ充実を求める声があるのも事実でありますし、その観点から質問させていただきたいと思います。この度、第2期子ども・子育て支援事業計画が作成され、令和6年度までの施策が示されました。先に計画されております第6期総合計画と併せて伺いたいと思います。まず、就学児童の支援から質問させていただきます。通告書の番号でいきますと19番の質問からとなりますので、よろしく答弁いただきたいと思います。就学児童への支援としては、学校生活、教育環境の充実はもちろんでありますが、放課後の子供たちの過ごし方にも配慮する必要があろうかと考えております。現在、町では保護者が就労等により昼間子供を保護できない状況にある家庭への支援として、放課後児童クラブを霧多布、茶内の2カ所で運営しております。小学生の放課後の過ごし方というアンケート調査の結果が、この計画書の中に示されております。これによりますと、児童クラブの利用状況は、小学1年生の50%から学年が上がるにつれて徐々に低くなっており、6年生では利用者が0%という結果になっております。反面、自宅で1人又は子供たちだけで過ごす児童が増えていることに留意する必要があろうかと考えます。また74ページでは今後の方策として、「長期休業期間中の利用開始時間を早め、その他の期間についても利用終了時間を延長し、保護者や児童の利便性、安全性を図ります」と第1期計画と全く同じ内容の文言が載せられてあります。まず、今回調査されたアンケートの結果をどのように分析されたかをお伺いしたいと思います。

答弁 福祉保健課長 渡部直人(福祉保健課長は2021年3月まで)

アンケート結果の分析の関係ですけれども、議員おっしゃったとおり事業計画の中でも若干触れておりますけれども、小学生の放課後の過ごし方について、保護者が就労している家庭では放課後児童クラブを利用し、年齢が上がるにつれて利用率は下がっております。また、自宅で過ごしたり、スポーツ少年団などの活動が増えている傾向となっております。さらには、6年生になると自宅又は子供たちだけで過ごすことが75%と多くなっている現状にあります。ちなみに児童クラブの利用状況を話させていただきますと、8月末時点で霧多布児童クラブが27名、茶内放課後児童クラブは33名ということで、60名の利用となっております。以上です。

質問 2番 田甫哲朗

この児童クラブ、本来であればこの事業の趣旨というのは、多分、小学校低学年までを対象とした事業であろうかと思います。当町の場合は、小学6年生まで受け入れを拡大して実施していると認識しております。ただ学年が上がるにつれて児童クラブの利用児童が減っていることは、今課長がおっしゃったとおり少年団活動であったり、あるいは習い事へ通うことによる児童クラブの利用が減るということが考えられます。ただ、もう一つの考えられることは、アンケート調査にあったとおり、自宅あるいは友達の家で、親がいない中、子供たちだけで過ごすという事が増えている事も留意する必要があると思います。つまり今、児童クラブというのは、前段申しましたように、親が就業等により、保護ができない場合の利用と限定されておりまして、いわゆる専業主婦世帯においては、クラブを利用することができない状況かと思います。それで、その学年が上るにつれて友達関係が当然出てきまして、お互いは仲が良いが児童クラブに行く子と行けない子が出てくる。そうなると児童クラブへ通所することで、その放課後にしても長期休業の期間にしても、仲のいい友達との時間を過ごせない、遊べないということが一つの要因かなと僕はアンケート見ながら感じ取っておりました。ただこの児童クラブの利用が減ることが問題なのではなくて、自宅あるいは友達の家で子供たちだけで過ごす児童が増えつつあることに留意して着目していかなければならないだろうと思います。決して非行等に走るからという意味ではございません。児童館というもの、要は子供の居場所づくりを望む声があるのも事実ですし、29ページにありますアンケート結果では、自宅で家族と一緒に過ごすという、児童がどの学年も多い。また、33ページから34ページにあります、より充実を図ってほしい子育て支援という問いに対して、子供が安心して遊べる公園などを整備してほしい、あるいは親子が安心して楽しめる身近な場を整備してほしいという声が上位を占めております。近隣の町村では、児童館事業を実施し、全体の状況、要は親の就労等に関係なく、すべての児童が居場所として利用できる事業を展開して、その中で児童クラブというものを運営している自治体もあります。それで、事前通告してありました、管内6町村及び根室管内の町村の児童クラブの設置状況についてお尋ねいたします。

答弁 福祉保健課長 渡部直人(福祉保健課長は2021年3月まで)

近隣の町村の児童館設置状況ですけれども、申し訳ありません、釧路管内だけしか押さえていませんでしたが、釧路町は2カ所、厚岸町に2カ所、標茶町1カ所、白糠町2カ所、計7カ所が公立で運営されております。その中で議員おっしゃったとおり、この7カ所については児童クラブも行いながら、児童クラブに通っていない一般の児童たちもフリースペースを利用することができるようになっており、児童クラブの部分は専有スペースになっていて、共有スペースの部分は遊び場になっていますので、児童が1回帰宅した後に友達と来てそこで遊んだり、図書を見ることができ、児童館の指導員がそこにいると把握しています。以上です。

質問 2番 田甫哲朗

児童館というもの、居場所ですね、親の就労に関係なく、放課後なり休みの期間であったり、自宅にいるのではなくその居場所もあることによって、そこで交流が深められるという位置付けだと押さえております。それで今、管内の状況を答弁いただきました。鶴居に関しては新聞にも出ておりましたけれども、総合的な施設が今年度完成して、その利用が始まっております。その中には当然児童館もあり、子育て支援センターもあり、要は子育てに特化した総合的な複合施設を本年度オープンしております。つまり浜中町以外の管内6町村すべてでこの児童館事業というものを手掛けております。加えて、別海町、中標津町においても当然、同様の児童館を設置して子供たちのケアに努めているというのが現状であります。浜中町だけがこの児童館事業を実施していないのが現状でありますけれども、この基本計画の目標に「すべての家庭の子育てを支援する環境づくり」これを大目標に掲げて施策を考えられているものだと理解しております。なぜ、本町だけが近隣と比べてこの児童館事業を実施できないのか。あるいはしないのか。さらには、本町においてはニーズがないので必要はないと考えておられるのか、児童館設置を設置していない状況について説明いただきたいと思います。

答弁 福祉保健課長 渡部直人(福祉保健課長は2021年3月まで)

「すべての家庭の子育てを支援する環境づくり」という基本目標の取り組みの関係だと思いますけれども、ここの部分では子ども・子育て支援事業計画で基本目標として「すべての家庭の子育てを支援する環境づくり」を掲げております。従来の保育サービスの充実など、子育て支援策を継続しつつ、地域における子育ての支援について提供できるサービスを関係機関、団体等と連携しながら子育て家庭のさまざまな状況に応じた施策の検討をしてまいりたいと考えております。現状、児童館につきましては居場所の話になってくると思いますけれども、親が就労している家庭と、就労していない家庭、家庭の中で一定程度の居場所があるというようなことで現在まできていますけれども、社会的ニーズ中でやはり公園の整備などいろいろと多くのニーズが調査の中では出てきています。すべてが対応できるような形の状況にはなっておりませんけれども、児童館設置については現在のところ、具体的な検討をされていない状況にありますし、現状の体制の中で何が必要かという部分をもう少し議論していきたいと考えていますけれども、具体的な取り組みを進められていない現状であります。以上です。

質問 2番 田甫哲朗

現在まで、当町においては児童館の設置に向けた検討もされていないと。今回、この通告を出した後に各町村の状況の調べられたのかどうか、通告が出る前から各町村の児童館及び児童クラブの運営状況は把握されていたのかどうか。当然、検討していないので設置できない理由も多分ないのだと思いますけれども、今回通告前に他町村の状況は把握されておりましたか。

答弁 福祉保健課長 渡部直人(福祉保健課長は2021年3月まで)

先ほど議員おっしゃられた鶴居の子育て支援の総合複合的な施設、これは保育園、学童保育、児童館、子育て支援センターが一体的になった施設ということで、かなり中心部に集約化して、鶴居の農村地区でそういった部分の支援をしていると把握しています。あと、中標津町は計根別にそのような施設があります。そういった調査をさせてもらっていますけれども浜中町への必要性はちょっと今の段階では、保育所の部分でいうと、子育て支援センターの活用になるのかなと。複合的な施設の部分では現在検討されていないというのが実態になっております。情報は今回いろいろ児童館の運営状況とか、標茶町を含めて聞きましたけれども、なかなかやはり人が来る場合もあるのですけれども、一応フリースペースで空けているという感じなので、うちに合った形で児童館を設置できるのかなと少し疑問もありましたけれども、もう少し支援の部分のニーズ調査も含めて考えていかなければならない部分かと思っています。ただ今回児童館についてアンケートに載せていませんでしたけれども、引き続き考えていかなければならないと思っています。以上です。

質問 2番 田甫哲朗

現状認識を確認させてください。近隣町村から見て本町だけが児童館がない。要は、すべての児童を対象にした支援事業としてこの児童館というのは設置されております。ただいまの答弁ですと、さほど必要性は感じていないと受けとめたと思います。アンケート調査の中で児童館という項目がなかったという話でありますけれども、前段言ったように何が求められているかを読み解けば、当然、うちの町として何をやらなければならないかが見えてくと思います。改めてアンケート調査をするなどと言っているような段階ではないと思いますけれども、認識を伺います。

答弁 町長 松本博(町長は2023年9月まで)

課長が報告したように児童館については余り目が向いていなかったと思っています。ということは浜中町では放課後児童クラブにいこうということで、茶内、霧多布にあるのですけれども、児童館についての協議が本当されていないのが事実であります。事実であるといいますか要望として上がってきていないのです。要望として聞いていない、そういう中で放課後児童クラブが浜中町だけなのかもしれないですし、一部ほかの町村でも児童館の中でもやっていると聞きますけれども放課後児童クラブが運営されているということです。今議員が求めているのは親が働いていない子供たちのことを前提に言っていると思いますので、これからその調査をすることも必要かと思っていますし、保護者の意向もしっかり伺う必要があるのではないかと思っております。以上です。

質問 2番 田甫哲朗

ひとつその意向調査と先ほど課長言いました今回のこのアンケートの調査の結果、当然これは選択方式で項目を作ってアンケートを実施されたのだと思いますけれども、その中で先ほど言ったように親子が安心して居られる場所、子供たちが安心して遊べる場所、公園なども含まれますけれども、要は求められているのはそういう居場所なのです。家で友達が集まってわいわいしているという状況は決してだめとは言いませんけれども、好ましいものではないのかなという中で、この必要性を訴えておりますので、その辺よく考慮して今後取り組んでいただきたいと思います。次の質問、現状から言って多分難しいのかなと思いますが、質問通告しておりますので伺いますけれども、総合計画の70ページでは、児童福祉施設の充実として、子供の居場所の確保や親の憩いの場の設置について、使用されていない公共施設の利活用を含め検討しますとあります。まさにこの居場所づくりの必要性を把握されているものかとこの文言から受け取ったのですけれども、この文言を載せるにあたっては何か具体的な考えがあったのだろうと理解しますので、実現するしないは別にして、現在考えておられる内容があるのであれば示していただきたいと思います。

答弁 福祉保健課長 渡部直人(福祉保健課長は2021年3月まで)

先ほどの答弁と少し繰り返しになる部分もありますけれども、子供の居場所としては放課後児童クラブを開設しながら、遊び場の提供などを実施している状況にあります。幼児は憩いの場として子育て支援センターにおいて、子育ての親子の交流の場などを提供させていただいております。一般的に児童の方ですと、浜中町の状況で言うと児童クラブに通っていない子は自宅、また公園等含めてその辺が居場所になっている現状ではあります。ただ、公園等も含めてそういったニーズも複数回答ですけれども、求める声もあるというのも今回のアンケート調査では出てきております。居場所の部分ですけれども、公共施設の利活用という話もありますけれども、現在までのところ具体的な予定については、ない現状になっております。以上であります。

質問 2番 田甫哲朗

使用されていない公共施設の利活用等もありますけれどもとおっしゃいますけれども、これを作ったのはどなたですか。行政ですよ。違いますか。これは行政で作ったのですよ。公共施設の利活用含めて検討しますと書かれているのですよ。ありますけれどもではなく、まさに検討していただかなければならない話でありますし、現在やっていることで、これでよしというのであればこのような文言は当然要らなくなるわけでありまして、どんな認識なのかは時間がないので答弁はいただきません。それであくまで提案です。私の提案ですので、そのつもりで聞いていただきたいのですけれども、現在の財政状況から、新たに児童施設を建設するということには私も抵抗を感じます。そこで、この公共施設の利活用というはまさにここに当たるのではないか思うのですけれども。昨年9月議会でも若干触れておりましたけれども、旧茶内保育所、ここの利活用ということで提案させていただきたいと思います。前回、この耐震費用はいくらか、解体するのにいくらかを伺った時には答弁いただけませんでしたけれども、後に耐震改修するに当たっては、およそ4500万円の費用を要する、ただ解体撤去となると約5000万円の費用を要すると総務課長から後に内容を伺っております。それで、壊すのにも相当額以上に費用がかかるという中で、ここは耐震改修をして、子供の居場所、親の憩いの場として向こう10年、15年、あわよくば20年有効活用できたとしたら、この方が理に適っていると考えるのですけれども、さらに、申せばここを運営する、その改修をするに当たって、官民共同、要するに民間の団体からもそれなりの負担をしていただく、そういうことが実現できるのであれば、この施設の用途の幅も広がってくるのかなと考えます。可能かどうかは別としまして、例えばこの児童館を主目的に、その中で児童クラブ等を運営するということもあるでしょう。そこに図書スペースなり、カフェスペースというものを設けることができれば、単に保護者や児童だけが行くのではなく、地域の方々が施設を共有することができます。そうした中で自ずと世代間の交流が生まれてくるのだろうと僕は思うのです。わざわざ何か事を構えて世代間交流をやりましょうというものには限界があります。ですから、そういう施設にできたとしたら、管内でも珍しい施設になるであろうし、大変有効なものではないかと考えます。後段質問しますけれども、霧多布保育所も移転改築が考えられております。跡地の利用も多分これから検討されるのかなと思うのですけれども、おそらく解体すると答えるのかなと思うのですけれども、霧多布においても施設を有効利用すれば児童館なりのそういう子供たちの居場所として十分活用できる建物であります。ですから、是非この必要性をしっかり認識して進めていただきたいと思います。先ほど町長に答弁いただきましたけれども、この提案に対してと言いますか、6月議会で町長は婚活支援に関しては、今後町長と団体トップとの話し合いからだと答弁いただいております。コロナの関係で実施できたのかできていないのかわかりませんけれども、今後業界団体とお話をする場があったら是非こういうことも念頭にお話ししていただきたいと思いますけれども、改めて町長の考えをいただきたいと思います。

答弁 総務課長 藤山巧(総務課長は2021年3月まで)

御質問の中に旧茶内保育所の活用について触れてございましたので、現在普通財産として所管している総務課より、茶内保育所の現状、これについて申し上げます。旧茶内保育所については、新しい保育所が建設された以降ずっと解体という方向で現状も計画は変わってございません。また解体の時期ですとか、その辺のところは財源措置との兼ね合いがありますから、具体的な年度はお示しできないですが、現状としては解体の方向で計画してございます。また、質問の中にありました耐震改修に要する費用ですとか、また解体に要する費用、これらについても、以前、議員にお示しした金額よりいろいろと消費税ですとか人件費ですとか、その部分ではその後高騰しているものかなと現状では認識しております。現状としては旧茶内保育所の方向性としては解体ということで捉えてございます。

質問 2番 田甫哲朗

では次に、未就学児童への支援ということで伺いたいと思います。保育所の充実というものが最も重要かなと思っております。それで、常設につきましては保育時間の延長であったり、一時預かり保育であったり、子育て支援センターと、できる限りの支援策というものは、町としても取り組んできているものと理解をいたします。ただ、保育所の常設、へき地とありますけれども、へき地保育所の父兄からしますと、今回、3歳以上の保育料が国の施策で無償化になったということもありまして、使用料金等での格差がなくなってきた中で、やはりこの保育の質の格差というものを感じているのではないかと思います。例えば新規就農者の場合ほとんどは、夫婦そして子供という世帯が多いのだろうと思います。へき地保育所の場合は2歳半からでなければ入所することができないという縛りの中で、1歳半くらいでようやく歩き出した子供を連れて、朝夕の搾乳に行っているという現状があります。仕事の労力より子供への気配り、目配りの大変さは想像できるものと思います。それでこのへき地保育所で入所年齢の引き下げ、あるいは、一時預かり保育の実施、さらには保育の延長は考えられないのかどうか、現状では多分無理だとは思うのですけれども、保育士の数等もあると思うのですけれども、これを検討できるのかできないのか簡単にお答えいただければと思います。

答弁 保育所長 梅村純也(保育所長は2021年3月まで)

へき地保育所の件についてお答えいたします。現在浜中町にはへき地保育所が3カ所ございます。2歳半未満の受け入れ、一時預かり保育、延長保育はいずれも実施しておりません。これらの実施のためには保育士の増員が必要、また増築も一部必要になってくるかと思われますので、今保育士が確保しにくい状況にあることから、実現は難しいと考えております。これらの要望があった場合は常設保育所への入所を検討いただいているという状況でありまして、実際にへき地保育所の通所区域から常設保育所に入所されているお子さんが霧多布保育所に9人、茶内保育所に7人、計16人となっております。以上です。

質問 2番 田甫哲朗

へき地についてはこれからもそういう方向でいくと理解します。この支援策としては行政ばかりじゃなく、要は、ファミリーサポート事業というものがございます。当然把握されているとは思いますけれども、民間の力を借りて、この子育て支援をしていくという事業でありますけれども、事業計画書の72ページで、ファミリーサポートに関してニーズの把握に努め実施を検討しますと載っていますけれども、これは1期目の計画と読み比べてみますと、大変後退した内容になってしまったと思うのが現状であります。前期計画では、担当職員や会員希望者に対する研修等を実施し体制を整え、平成29年度から実施いたしますと、こう明言されておりました。この内容から見て今回このニーズ調査を含め実施を検討しますとなっているのですけれども、当然この前期計画で実施できなかった経緯、それらを総合的に勘案して今期の計画ができ上がっているのだと思うのですけれどもどう考えておられますか。このトーンダウンもまたうちの町では必要がないというのであればそのようにお答えください。

答弁 福祉保健課長 渡部直人(福祉保健課長は2021年3月まで)

第1期の計画の話ですが、議員おっしゃったとおり会員の研修等含めて体制を整えて実施すると書いております。今回のアンケート調査の中でもファミリーサポートセンターについては、あれば利用したいという方の回答も当然ありました。その部分の実現に向けては体制のところが調査を出来ていなかったという現状があります。一定のニーズはありながら出来ていなかったその辺は事務が滞っていたという形になりますし、また現実に向けてやはり体制作り、他町村では社協さんとに委託という6町村はそういう状況ですけれども、預かる側の確保、その方々の研修、体制をしっかりやるというところの基本的な調査も含めて出来ていなかった、その部分を含めて、今回の載せた側としてやはり考えていかねばならない部分だと認識しておりますので、どのような形で実施ができるか、実施団体、社協さんも含めて協議していかなければならないと思います。研修体制、預かる側の確保、その辺が課題になってくると思っておりますので、そういう部分で少し後退したような形になっておりますけれども、諦めたわけではありませんので今後期間の中で整理させてもらいたいなと考えております。以上です。

質問 2番 田甫哲朗

今は答弁要りませんけれどもいいですか、前期計画があって平成29年度に実施しますと明言された計画ですよ、だてに計画を作っているわけではございません。これがなぜ実施できなかったかをしっかり検証して、その上で今後実施をするかしないかの判断をしなくてはいけないわけです。ですから29年度になぜできなかったのか、それを後ほどでよろしいので回答いただきたいと思います。さらに申せば、ファミリーサポートについても、管内含め、先ほど言った別海、中標津の2町村においても、既に実施して十分に利用されているという実態がございます。すべての家庭の子供の支援策を強化する、環境整備するという大きな目標、これを念頭に置いて今後しっかり検討いただきたいと思います。次に、霧多布保育所の整備について42ページで、謳っておりますのでこれについて伺います。霧多布保育所は津波浸水域にあり、保育児童の安全対策、及び老朽化に伴う施設改修を合わせ高台へ移転し改修を行いますと明記されております。当然この今期計画、令和6年度までの今期計画中に多分このように実施されるのでこう書かれているのだと思いますけれども、6期総合計画、これの実施計画については3年ごとに見直していくという説明がございました。それで今回示された総合計画では令和4年度までの事業が計画されるのだろうと理解いたします。その中では具体的に霧多布保育所という文言は明記されておりません。当然、実施するに当たってはここ1年、2年、要は令和6年度までですから、来年度総合計画を見直す中で、当然そういう考えで進めていくのかなと思いますけれども、端的に答弁をいただきたいと思います。

答弁 副町長 齊藤清隆(副町長は2023年9月まで)

ただいまの御質問にお答えをいたします。総合計画の実施計画への記載についてですけれども、事業内容、そして財源などの勘案をしながら事業実施に向けて財源が整い次第提案していきたいと考えております。1、2年の間にという話でございましたけれども、町にとりましてより有利な財源をもってこの事業に当たりたいと思っておりますので、御理解を願いたいと思います。以上です。

質問 2番 田甫哲朗

今副町長から財源についての触れておられました。過疎債については、現在のままでは耐用年数も残っているし、耐震基準を満たしていることから過疎債は使えないと。できるのであれば、僕の希望的観測は緊防災が延長されて、これを使えることによって、実施が近づくのかなと思うのですけれども、ただ、計画を作るに当たってこの計画書の中でここまで明言していることは果たして理事者等々、財政当局としっかり詰めた中でのものなのかどうかということも確認させていただきたいのでこういう質問をしております。是非、有意義な財源を見つけて実施していただきたいと思っております。そこで、計画を作るに当たって霧多布保育所のあり方についてアンケート調査を実施し、その結果に基づいて、今後のこの整備計画を進めていくということだろうと思うのですけれども、このアンケート調査結果は前回の議会で答弁されております。結果は時間がなくなりますので、全て申しませんけれども、アンケート調査、設問に対する答えを選択方式でしょうから、あらかじめ答えを設けて選んでいただく方向で実施したのだと思うのですけれども、このアンケートを実施するに当たっては、その段階で行政の方向性というのはまだ決まっていないわけですよ。検討していくための資料としてのアンケートだと私は理解しているのですけれども、その設問の答えの中に「町に一任」という選択肢を設けていることに大変疑問感じたのですけれども普通に考えて町に一任というという項目があれば、町に任せておけばいいだろうと、多分そこに〇をつけてしまうのですよ。保護者なり本気でそういうことを考えている方以外は、要するに町民の思考を停止させてしまう選択肢であろうかと思うのですけれども、あえてこの町に一任という項目を設けた訳、どういう目的であったのかを説明いただければと思います。

答弁 保育所長 梅村純也(保育所長は2021年3月まで)

設問の意味としましては、1番の現在地、2番高台の近く、3番高台移転、いずれも可とされる方がアンケートの結果や住民要望、またその建設に当たっての町の調査などから導き出された町の決定を尊重する場合の回答として、4番の町に一任という項目を設定しました。ですが、改めてアンケート結果自体を見返しますと今議員おっしゃったとおりの、御指摘されたとおり誘導するようにもとれますし、適切な文言とは言えなかったのではないかと考えております。以上です。

質問 2番 田甫哲朗

アンケート調査、前回の説明では霧多布保育所通所区域、1837世帯に対しての回収した中でのこの結果だけ示されております。その中で保護者世帯、これは67世帯へアンケートを依頼し、44件から回答を得ているという内容でありましたので、この44件の回答の今言ったその他まで含めた数を示せますか。時間がありませんので数だけ教えてください。

答弁 保育所長 梅村純也(保育所長は2021年3月まで)

お答えいたします。1番の現在地が2件で4.5%、2番の避難飛躍しやすい場所高台近くが7件で15.9%、3番高台移転が29件の65.9%、4番町に一任が5件で11.4%、5番その他が1件で2.3%、6番の無回答は0件でした。以上です。

質問 2番 田甫哲朗

要するにこの1番2番の現在地が望ましい、あるいは高台近くに移して避難ができる体制にしてほしい、これを合わせますと22.5%という数になるのですけれども、その方たちが高台、要は湯沸山への高台移転を望まなかったという理由等があるのであれば、1件2件でもいいですし、大まかなところを示していただきたいと思います。

答弁 保育所長 梅村純也(保育所長は2021年3月まで)

まず1番の現在地を選択された方の、自由記載の抜き出しなのですが、代表的な意見として一つ申し上げますと、高台移転した方が安心だが、園庭、駐車場の敷地のことを考えると、現在地が適していると、また2番の避難しやすい場所が7件あったのですが、こちらの代表的な理由としては高台は風が強い、また、子供の安全が確保できれば高台でなくてよい、などの答えが挙げられておりました。以上です。

質問 2番 田甫哲朗

元の同僚議員から同様に霧多布保育所の高台移転についての質問されております。その中で、まさに答えの中では山の上は風当たりが強いと確かに安全ではあるけれども、普段の園庭での遊びだとか、普段の保育所生活に置いて支障もあるので、しっかり住民とも話し合って協議したいと答弁されております。それで、僕も安全性を考えて是非高台移転がベストなのかなと思います。それでこの高台移転する場合に当たっては、果たしてどの程度を風よけに対する対策が必要なのかとか、そういうことをしっかり踏まえ、そして保護者や住民だけではなく現場の子供を預かる保育士さん、こういう方々の意見もしっかり反映して、そして、考えていくべき話なのだろうと思います。加えて、次に建てられる霧多布保育所の定数というのは、現在確か140か120人かその位だと思うのですけれども、定数についてはどう考えておられるのかも併せて伺います。

答弁 保育所長 梅村純也(保育所長は2021年3月まで)

まず、保育現場を担う職員の考え方が反映されているかどうかの質問ですが、霧多布保育所のあり方に関してこれまで正式には職員の意見を聴取していませんので、その考えが計画といいますか、これに反映されているとは言い難いです。ただ、霧多布保育所の保育士のほとんどがお預かりするお子さんの命の安全確保が最優先だと、よって保育所は津波被害の心配のない高台にあることが望ましいと考えております。両常設保育所、定数と現在の園児数ですが、霧多布が定数140人で現在55人入所しております。茶内が定数80人で現在77名、9月1日現在でございます。霧多布保育所の現在55人に対して定数140というのは余りにもかけ離れ過ぎていると思いますので、新しい保育所になる前に機会を見てこれは適正な数値、例えば70だとかそういった数値に、条例改正すべきだと考えております。以上です。

質問 2番 田甫哲朗

一時預かり保育の実施について伺います。令和5年度までの、一時預かり保育の受け入れ、利用の見込みとして計画書では600人となっております。それで、総合計画の70ページにあるこのKPIの指数、これで500人となっておりまして100人の開きがあります。それでこの利用量の見込みとKPIはどのように違うのかそれと、このKPI等でこの数値を載せることというのは、今後、どのように活用していくためにこの数値を定めているものかを伺っておきます。

答弁 保育所長 梅村純也(保育所長は2021年3月まで)

まず、御指摘のとおりこの二つの目標値は同じ令和5年度であるので、本来であれば同じ数値を用いるべきだとは考えております。ですが、第2期子ども・子育て支援計画作成時には必要な最大値という考えでは、令和4年540人、5年、6年が600人としておりましたが、KPIの作成は時期がずれてその後でしたので、そのときに改めて目標数値を検証しまして500人と下方修正しました。以上でございます。

答弁 福祉保健課長 渡部直人(福祉保健課長は2021年3月まで)

まず、子ども・子育て支援事業計画の利用量の見込みを設定する目的について御説明させていただきます。計画策定に当たりましては今の基準で量の見込みをニーズ調査等も含めて子育て支援事業の見込みを推計するということも、基本的なものを数値に使うことになっております。今後必要な事業について検討する中で判断材料の基準となるもので大切なものだと考えております。具体的な体制や内容及び実施時期を定める上で必要なものと考えておりますし、KPIにつきましては、似たようなものでありますけれども、事業の推進状況と評価を実施する際に確認する表で計画の検証、修正をしながら改善計画の見直しを実施することとなります。子ども・子育て支援計画では量の見込みとして、総合計画ではKPIとしてそれぞれ計画の目標を設定するということで、基本的に計画実現のための目標ということであります。

質問 2番 田甫哲朗

僕はこの数値目標というのは、毎年度その計画見直しを図ると、要はPDCAサイクルを用いてこの計画の進捗状況、あるいはその後必要な計画の策定に向けて、これの参考となるべきものが数値目標だと考えるのですけれども、そうでないのであればそのように答えていただければいいですし、そうであるならば大変大きな数字になっておりまして、現状と余りにもかけ離れた数字になっております。もし、このPDCAサイクルでの検討材料として使うのであれば、果たしてその効果というのは相当疑問を覚えるのですけれども、そうでないのであればそのようにお答えください。

答弁 保育所長 梅村純也(保育所長は2021年3月まで)

まず、(3)に当たる御質問なのかなと思うのですか、よろしいでしょうか。242人から倍以上になっていることについてという意味でお答えしてよろしいでしょうか。具体例としてここの部分についてお答えしたいと思います。まず、一時預かり保育に関しては、平成30年度まで担当者1人でやっていました。それで、ここの242人という数字だったのですが、当時から一時預かり保育に関しては要望が多かったもので、令和元年度から担当者を1人増やして対応しております。それによりまして今年度、4月5月はコロナ対策の関係で休所にしましたけれども利用者数が350人ぐらいにはなろうかと考えております。また先ほどもお話ししたのですが、担当者を増やすことができれば、ここで言う500人、600人というのも可能だとは考えているのですが、現状そこに保育士を多く充てることも難しいので、当面の間は350人前後ぐらいで推移するのかなと考えております。一時預かり保育については以上のような考えです。

答弁 福祉保健課長 渡部直人(福祉保健課長は2021年3月まで)

計画の見直しの部分ですが、実態に合わせて現実にできることを数値的にも直すべきではないかという話だと思います。PDCAサイクルですので。保育所長が言ったとおり、潜在的な人数は500人、600人いると私どもも思っております。ただその体制ができるかという部分も含めて検証しながら、これがそのまま500人という数字にするのか、300人という現実的な数字にするのか、これについては見直しの時期に検討させていただきたいと思います。以上です。

出典:浜中町議会 令和2年第3回定例会 2020年9月9日 議事録 PDF(7ページ) 間違いを知らせる