みんなの議会

羽幌町議会 令和6年第2回定例会 2024年3月12日

いじめとネットトラブルの防止対策について

2024年3月12日、羽幌町議会の一般質問で、逢坂照雄議員が「いじめとネットトラブルの防止対策について」質問し、教育長 濱野孝、学校管理課長 葛西健二、町長 森淳が答弁しました。

質問者
逢坂照雄 議員
答弁者
教育長 濱野孝、学校管理課長 葛西健二、町長 森淳

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 4番 逢坂照雄

それでは、私からいじめとネットトラブルの防止対策について質問いたします。ニュースや新聞紙上などで連日にわたって報道されている学校のいじめ問題、これだけ社会的に問題視されながらも一向になくならないのが現状であります。そんな中で、文部科学省が昨年の10月に児童の問題行動調査を発表しました。その結果、全国の小中高校と特別支援学校で令和4年度に認知されたいじめの件数が前年度から約1割増の68万1,948件で過去最多となり、いじめの重大事態も217件増、過去最多の923件になり深刻な事態となっております。こうした現状を踏まえ、羽幌町としても教育行政執行方針や第2次羽幌町教育大綱、羽幌町教育振興基本計画を基軸として、学校教育はもちろんのこと、教職員や保護者、地域全体でいじめの起きない、いじめをさせないまちづくりに注力すべきである。また、インターネットは便利な情報源ですが、事件やトラブルの原因にもなります。スマートフォンの普及により子供たちがネットいじめにさらされる可能性もあり、教育行政は子供たちと保護者にインターネットの危険性を正しく伝える役割があると考えます。以上のことから、町としていち早く現状や問題点を把握し、子供たちがいじめやネットトラブルなどに遭わないよう、いじめ防止対策や安全なインターネットの利用促進を図り、子供たちが安心して勉学やスポーツなどに集中できる環境づくりを目指すことが重要であると考え、以下質問いたします。1点目、現在の学校社会における子供たちのいじめ問題について、町としてどのような認識を持っているのか。さらに、町内小中学校のいじめの現状と実態把握はどのようになっているのか。2点目、いじめは早期発見と対応が重大事態に至る防止策として最も有効であると考えることから、定期的な生徒や保護者へのアンケート調査や個人面談などを行う必要があると思うが、どうか。3点目、令和2年度から実施されているスクールソーシャルワーカー派遣事業の実績と、その効果検証はどのように行っているのか。4点目、いじめ防止には学校や教員が率先して事前認知の把握に努めると同時に、子供たちへの情報モラル教育の徹底を図る必要があると考えるが、どうか。5点目、ラインやチェーンメールを使ったいじめや勧誘などのネットトラブルについての現状は認識しているのか。また、それらに対する取組は。以上。

答弁 教育長 濱野孝

逢坂議員のご質問にお答えします。1点目の学校社会における子供たちのいじめ問題についてでありますが、本町におきましては令和3年3月に羽幌町いじめ防止基本方針を策定し、いじめは決して許されない行為であるとともに、どの子供にも、どの学校でも起こり得るものであることを十分認識した上で、いじめの早期状況把握、早期発見、迅速な初期対応を大原則にその防止と対策に当たっているところであります。また、いじめ問題は学校だけで解決することが困難なことも多くあることから、行政、学校、保護者及び地域の連携した取組を推進するなど、町全体でいじめ問題の克服を目指しております。次に、町内各小中学校のいじめの状況でありますが、毎年実施しております児童・生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査の中でその実態把握を行っておりますが、初めにいじめの定義についてご説明申し上げます。この調査でのいじめは、児童・生徒がほかの児童・生徒が行う心理、または物理的な影響を与える行為で、この行為の対象となった児童・生徒が心身の苦痛を感じているものと定義されております。このため、児童・生徒がほかの児童・生徒から嫌なことを言われた、軽くぶつかられた、無視されたなど、それを本人が苦痛と感じた場合にはいじめとして認知されております。これを踏まえ、過去3年間の認知件数としましては、令和2年度が74件、令和3年度が41件、令和4年度が78件となっております。一方、いじめにより児童・生徒の生命、心身、財産に重大な被害が生じた疑いがあるとされる重大事態の発生件数につきましては、いずれの年度におきましてもゼロ件となっております。また、いじめとして認知したものについては、いじめを発見した後、教職員が指導を行うなどして、いずれの年度におきましても最終的には全てが解消されている状況にあります。なお、この場合のいじめの解消とは、いじめの行為がやんでいる状態が少なくとも3か月間継続し、被害者が心身の苦痛を感じていない状態を指しております。2点目のいじめの早期発見とその対応についてでありますが、いじめは児童・生徒に深刻な身体的、精神的な影響を与える可能性があり、場合によっては生命を脅かすこともあることから早期にいじめを発見し、適切に対処することは非常に重要であると考えております。そのため、町内各学校におきましては、議員のご質問にもありますとおり、児童・生徒と保護者へのアンケート調査や全保護者を対象とした個別面談の実施のほか、スクールカウンセラーなどによる各種相談や児童・生徒のSOSの出し方を育成する授業など、日常的に児童・生徒や保護者との対話を重視した取組の中でいじめの早期発見に努めているところであります。3点目のスクールソーシャルワーカー派遣事業についてでありますが、事業開始から毎年羽幌小学校及び羽幌中学校においてそれぞれ月2回の派遣を実施しており、学校と連携した上で注意が必要な児童・生徒を観察するほか、学級担任とのカンファレンスを実施するなど、校内のいじめ、不登校対策担当教諭を中心とした全教職員との共通理解を図り、指導方法の提案などに努めていただいております。また、導入効果につきましては、定期的な派遣により専門的な見地から様々なアドバイスを受けることが可能となり、担当教諭の児童への指導や対処に生かされているほか、不登校児童・生徒が一部の授業を受けるようになるなど改善が図られており、本事業の実施については一定の効果があると考えております。今後につきましては、効果の検証は単発的なものではなく、長期的な視点で行うことが重要であると考えておりますことから、児童・生徒や教職員に対し聞き取り調査を行うなど、定期的にデータを収集し、効果の持続的な検証に努めてまいります。4点目のいじめの事前認知と情報モラル教育の徹底についてでありますが、いじめは一度発生してしまうと、その影響を取り除くことが難しくなるため、早い段階から的確に関わりを持ち、積極的に認知することがいじめ防止にとって重要であると考えております。このことから、学校や関係機関のほか、地域全体との連携の下、常日頃から児童・生徒が発するサインを見逃すことのないよう関係者の意識向上を図るとともに、児童・生徒や保護者がいじめについて安心して相談できるような体制づくりに努めているところであります。また、情報モラル教育の実施につきましては、児童・生徒が情報を正しく理解し、適切に活用できるスキルが身につくことから、被害やトラブルの未然防止につながるものであり、その必要性は高いと考えております。そのため、主に各学年の道徳の授業において発達段階に応じた人権侵害やインターネット上のルール、危険回避などの指導を行うほか、警察官などの外部講師を招いた情報モラル教室を実施しております。5点目のラインなどによるいじめとネットトラブルについてでありますが、インターネット上におけるいじめの把握につきましては、人権侵害や誹謗中傷から児童・生徒を守るため、定期的にネットパトロールを実施しておりますが、電子掲示板などへの書き込みによるトラブルは発見されていないものの、グループラインなどでのやり取りの中で悪口やうわさの書き込みをしてしまうような事例が報告されており、この件につきましては問題の発覚から情報収集、事実確認、当事者への指導、保護者への連絡、インターネット上の拡散防止など、町の基本方針に沿った対応を行い、解消に至っている状況であります。現代の子供たちを取り巻く環境では、様々な情報機器、またそれを利用したSNSなど、当たり前に存在し、避けては通れないものとなっております。そのため、今後の取組としましては、授業での情報モラル指導や外部講師による情報モラル教室などの学校活動での取組を継続するほか、家庭内でのスマートフォンなどの利用のルールづくりも必要であることから、各家庭へのネットモラルや危険性についての周知徹底を図るなど、保護者との協力の中でトラブル防止に向けた取組を進めてまいりたいと考えております。以上、逢坂議員への答弁とさせていただきます。

質問 4番 逢坂照雄

それでは、いじめなどの原因によって悲惨な重大事態に至ることを防ぐ思いで答弁書に基づいて再質問をさせていただきます。まず1点目ですが、答弁書では羽幌町もいじめは重要な問題であり、町全体でいじめに取り組む姿勢が必要であると認識されているようで、理解をいたしました。そこで、いじめの認知について毎年実施されているその調査ですが、教育委員会としてはなかなか学校へ出向いたり、そういう機会がまだないのではないかと思うので、どういうような調査をして教育委員会がいじめの認知を認識されたのか、そういうことについて別な方法があるのか、その辺も含めてその認知の方法の仕方、ちょっと伺いたいと思います。

答弁 教育長 濱野孝

お答えをいたします。認知の方法ということですけれども、現在各学校のほうで児童・生徒に対するいじめアンケートというのを一番少ないところで2回、それから中学校のほうでは年3回行っております。また、それから全児童対象の教育相談月間というのを年2回から3回行っている学校もあります。また、それから全保護者との個別懇談週間というのを、これもやはり年2回設けているところと年3回設けている学校があります。そういう中での相談というのを受けております。また、それから1人1台のタブレットを持っていまして、その中にハイパーキューユーというのと、ほっとというアプリが入っております。そして、これを子供たちが操作をすると先生のところにみんな情報が伝わるというふうな形になっていまして、児童・生徒の理解のためにこの2つのアプリというのを使っております。そのような中で、学校として非常にそれをまとめて、子供たちの、児童・生徒のいろんないじめに対する見逃しは絶対しないというふうな形で学校で努めていてくれております。何か情報があった場合には、すぐ教育委員会に来るというふうな形になっております。

再質問 4番 逢坂照雄

内容長くてちょっと把握できない部分もありますが、後でまた再質問させていただきます。それで、答弁書にも述べられておりますが、羽幌町も様々な形でいじめ防止に取り組んでいることは大変よいことだということだと思います。ただ、私が気になるのは方針だとか大綱、計画などが多くて、表現がちょっと悪いかもしれませんけれども、冊子だけがたくさんあって、表向きは完璧なようですが、実際に、では何かがあったときに中身はどれを基準にして対処するのかなという、私自身ちょっと分かりづらい面があるのですが、その辺はどういうふうに捉えているのかお聞きしたいと思います。簡略で結構でございます。

答弁 教育長 濱野孝

令和3年3月に羽幌町いじめ防止基本方針というのをつくってあります。この中に、まず子供たちのいじめが発生した場合の認知を早める。そして、それに対する初期対応を早めるというふうな形でやっております。そういう中で進めております。

再質問 4番 逢坂照雄

その関連でちょっとお聞きしたいのですが、この冊子、子供たち、保護者、これやはりなかなかこういうのを見る機会というのはほとんどないのかなと。私たちはたまにあると思うのですけれども、そういう部分のいじめ抑止になるような冊子だと思うのですけれども、これ見る機会というのはなかなか僕はないと思うのですが、その辺はどういうふうに行政として捉えているのか、お願いします。

答弁 教育長 濱野孝

児童・生徒たちに非常に分かりやすいような冊子というのも道教委のほうで作ったりというのがあります。それを子供たちに定期的に配布をしたり、あとそれから相談事に対するパンフレットのようなものというのも子供たちにみんな配って、何かあったら相談するようにというふうな形でやってきております。

再質問 4番 逢坂照雄

分かりやすいように、保護者もどういうものなのかという部分をやっぱり分かっていじめに対する対応というのはできると思うので、ぜひ考えてください。それで、次に答弁書の中にある3年間のいじめの認知がございます。小中学校で合計で193件あったと。ちょっと私驚いておりますが、こんなにあったのかなというふうに思っております。そこで、この内容、中身、ある程度の部分で結構なので、どういう内容だったのか。あと、小学生で何件とか、中学生で何件とかって、これも簡略にご説明いただければと思います。

答弁 教育長 濱野孝

いじめの認知件数でございますけれども、令和2年74件という形になっていますが、小学校が65件、そして中学校が9件、それから令和3年41件ですが、小学校が33件で中学校が8件で、令和4年78件は小学校が64件、中学校が14件でございます。先ほどいじめの定義のところでも申しましたように、被害を受けた生徒が嫌だと思ったら、もうそれがすぐいじめというふうな形になりますので、ちょっとそういう面ではいろんなものがあるのかなとは思っておりますけれども、一応こういう内容でございます。

再質問 4番 逢坂照雄

分かりました。大きな事態に至ることはなかったのかなというふうに。ただ、小学生の多い件数というのは、ちょっとした教育長言われるようにいたずらとか、そういうのがいじめに入るのかなという部分でございます。それで理解はしました。今後十分注意を払っていただきたいというふうにお願いをします。現在いじめや青少年問題の組織が実はあるのですけれども、羽幌町においては青少年問題協議会、それから青少年問題協議会の幹事会、それに附属機関であるいじめ問題専門委員会等々を認識しております。これらの連携体制を簡略に説明していただいて、それぞれの開催回数というか、年に1回とか2回とかってあると思うので、簡略で結構ですので、教えていただきたいと思います。それで、その中でもしいじめとか、そういう問題が例えばその中の委員から出た例がなかったか、ちょっとその辺も教えていただければと思います。

答弁 教育長 濱野孝

まず、青少年問題協議会、これは春と秋ぐらいに年2回開催しております。それから、青少年問題協議会の幹事会、これも同じように2回ぐらいしております。それから、いじめ問題の専門部会、これについては年1回ぐらいというふうな形でやっておりますが、各会議の中で学校側の委員という方もいらっしゃいますので、そういうふうな中から情報提供、警察関係だとか、あとそれから青少年の育成団体とかというところからも委員さんが出ておりますので、そういうふうな中でいじめとか、そういうふうな問題というのがもしありましたら出てくるのですけれども、今のところあまりそういうようなものはないというような形になっております。

再質問 4番 逢坂照雄

分かりました。それで、何か重大事態、この発生は大きな問題だと思うのですけれども、その場合に他の自治体を見ますと既存の調査委員会とか、そういうものでなくて外部の有識者、これらを招集して、既存の今あるそういう青少年問題だとか、いじめの専門委員会とかではなくて別につくっているところが結構多いのですよね、問題発生したときに。そういうときに羽幌町としては、そういうような別な組織をつくる考え今持っているかどうかちょっとお聞きしたいと思います。

答弁 教育長 濱野孝

昨今いろんなところでニュースになっていまして、教育委員会の初期段階での動きというのがなかなかうまくいっていない市町村が多いのかなというふうに思っております。それが多分うまくいっていたら、こういうふうな形というのはなかったのかなとも思っています。今現在私どもとしましては、今このような組織をつくって、その中で横の連携というのをなるべく強めるような形でやってきております。それですので、もし何かあれば羽幌町のいじめ問題専門委員会、この中には医師だったり、福祉関係者だったり、臨床心理士だったり、元教育関係者だったりとかという方が5名いらっしゃいます。多分こういう方々が中心になるとかという形になるかと思うのですが、今のところは青少年問題育成協議会だとか、それからその幹事会だとか、そういうふうなところとの横の連携とかというのを強めながら一緒にやっていきたいというふうに思っております。

再質問 4番 逢坂照雄

これはなぜ私今言うかというと、これ当然教育長分かっていると思うのですけれども、旭川で中学生が自殺したときに、内地でも結構あったのですけれども、要するに知っている方が委員になって、その内容がもう既に分かって、どんな事件だったのかというのも分かっているわけだから、結果的に偏ったり、先入観が発生するということで、たしか旭川の場合は替えたはずなのです。ですから、僕が言うのはそういうことがあり得るのでないかということで今質問させていただいたので、そういうことも含めて、既存のものでなくてもっと外部有識者を取り入れて、何かあったときです。重大事件があったときに入れたほうが私はいいのではないかと思うので、答弁はいいですけれども、今後考えてください。よろしくお願いします。それから、いじめはゼロ件ということで、解決されてゼロ件であるということですが、それでも親としてはやはり大変気になるもので、いつ、どんないじめ起きるか、また自分の子供が被害者だけではなく、加害者になるのではないかという心配は私は尽きないものだと考えております。それで、答弁書では保護者との連携は緊密に行っていくということでございますが、もう少し具体的に別な取組、保護者との取組、2回か、たしか先ほどの答弁では面談をされているということなので、そのほかに今面談以外に何かあればお聞きしたいと思います。なければよろしいですけれども。

答弁 教育長 濱野孝

保護者とのつながりの面では、先ほどの一番最初のほうの答弁で申し上げましたように、全保護者に対する懇談というのを年2回ほどやっております。これ以外にも何か保護者のほうで問題とか気になる面があったら、いつでも職員室とかに電話なりして訪問なりというような形でなると思いますので、そういうふうな対応でやっていきたいと思っております。

再質問 4番 逢坂照雄

分かりました。それで、いじめに関連して発生すると思われるのが、先ほどもちょっと触れられていますが、長期の欠席、不登校、これはやっぱりいじめに関連してくるのかなと私は思うのですが、現時点で把握されている長期の欠席、不登校の数等教えていただければいいですけれども、もし教えていただけなければ結構ですが、よろしくお願いします。

答弁 教育長 濱野孝

過去3年間のデータということで、令和2年ですけれども、不登校児15名おります。小学校が2名、中学校が13名、令和3年19名、小学校3名、中学校が16名、令和4年16名、小学校が4名、中学校が12名となっております。

再質問 4番 逢坂照雄

時間の関係もあるので、進めたいと思いますが、これらに対する取組はいろんな方法でやられていると思うのですけれども、特に長期欠席、不登校に対するいじめの問題と直接は関係ないと思うのですけれども、何か取り組んでいるケースがあれば教えていただきたい。簡略で結構です、これも。

答弁 教育長 濱野孝

お答えをします。不登校児の関係ですけれども、3日間連続して休んだというときには、すぐ学校のほうから保護者のほうに連絡を取ります。そして、連続して5日目というふうなことになったら、スクールソーシャルワーカーが中に入って学校の先生と一緒に保護者と連絡を取ります。そして、10日目になりましたらスクールソーシャルワーカーに臨床心理士も加えた中での対応というふうな形で進めていっております。

再質問 4番 逢坂照雄

それで、1点目最後に質問したいのですけれども、羽幌町にはいじめ防止条例というものはないですよね。それで、今後つくる予定とか、そういうのはないですか。それを確認します。

答弁 教育長 濱野孝

現在、令和3年3月につくった羽幌町いじめ防止基本方針というのはあるのですけれども、条例はまだつくってございません。まず、私たちが本当に今やらなければならないのは、いじめを見逃さないというところでございます。早期発見、早期認知、そして早期対応というところをまずは考えております。現在のその条例の関係ですけれども、今後各学校だとか関係機関とまた協議をしながら、もし必要だということになりましたら、そっちのほうも考えていきたいというふうに考えております。

再質問 4番 逢坂照雄

それでは、よろしくお願いします。2点目に移りたいと思います。答弁書で、先ほど来から教育長も言っていますが、いじめは早期発見が重要であるということですが、それでちょっと角度変えて質問したいのですけれども、教育委員会の職員、あるいは教育長も含めて、教育長はなったばかりなので、あれだと思うのですけれども、直接学校の巡回だとか視察、授業参観、これを職員のみで、学校の校長だとか、教頭だとか入れたらちょっとまずいので、担任だとか。そういうことを過去にやったことがあるかと。それから、今後私はそういうことをすることによって、1時間程度でも結構なので、抜き打ちで行ってそういうのを視察、巡回をして、授業参観をして、定期的にそれをやることによって実態把握というのは小学校、中学校も、職員が実際に見ることによって抑止にはならないけれども、その異常さ、ちょっとした異常の変化、そういう環境の変化が酌み取れるのでないかなと私自身考えて実はいるのですけれども、その辺は今後そういうふうなことも含めてやる考えはないかちょっとお聞きします。

答弁 教育長 濱野孝

現在まだ10か月ぐらいですか。天売、焼尻の小中学校については、それぞれ3回か4回程度訪問させていただいております。それから、小学校、中学校についても3回程度ずつぐらい訪問させていただいております。ただ、そのときには教頭先生なりが横についているというふうな形になるのですけれども、今後とも議員おっしゃったように、やはりぶらっと行って見るというのもとっても大事なことかなというふうに思っています。あと、それから教育委員会の委員さんの中にもたまにちょっと行って見てきますという方もいらっしゃるようなので、そういうふうな形の学校の中の雰囲気を知るというのもとっても大事なことかなと思っております。

再質問 4番 逢坂照雄

ぜひそういうふうなことで実態把握に努めることも私は必要だと思うので、よろしくお願いします。それから、最近の出来事で、これはもうご存じだと思いますが、小学6年生の3人の方が同級生から100万円の金品、お金、現金をだまし取ったということが、事件があるのですけれども、これも一つのいじめだと私は思うのですけれども、私としては必要のない金銭を学校に持ち込まないような指導は当然されているのかなと思うのですけれども、その辺はどういうふうにこれから徹底されるのか、その辺の指導はどのようになっているのかお聞きしたいと思います。

答弁 教育長 濱野孝

基本的に学校への財布の持込みというのは一応禁止になっております。そういうふうな形で、あと先生方の目で注意を払ってもらいたいなとは思っております。

再質問 4番 逢坂照雄

ぜひそういうふうにしていただきたいと思います。それで、ちょっとこれも長くなるのですけれども、大変申し訳ございませんが、痛ましい事案で東京都と、それから旭川、札幌で起きた女子小学生と中学生の自殺の件なのですが、ご存じだと思うのですけれども、実はこれ校内アンケートとか事前に取ったり、それから本人からSOSを発信して学校側、教員側がこれを見過ごしていたという、その第三者委員会とか調査で発覚したのです。これが本当に痛ましい事故で、そういうその見逃しはあってはならないなと私は思うのですけれども、やはりせっかく今アンケートとか、個人面談とか、羽幌町もやられるということなので、ぜひそれを生かすために教育委員会、あるいは父兄に分かるようなシステム、要するに小さなことが分かるようなシステム、アンケート取ったら分かるようなシステムの構築などをつくったほうが私はいいと思うのですけれども、連携がうまくいかないと結果的にそういうふうな事態、学校で処理したり、教育委員会は全く知らなかった、父兄は知らなかったということになるので、そういうシステム構築はぜひ考えてほしいのですけれども、どうですか。

答弁 教育長 濱野孝

現在各学校におきまして一番先生方が気をつけているのは、いじめを発見した場合に先生1人で受け持たないということです。複数の先生でもってそれを対処する、そして学校全体としてそのいじめに向かっていくのだというのが各学校の経営方針の中にそれははっきりうたってございます。そして、その中で今度何かそういうふうな問題があった場合には、すぐ教育委員会に来るというふうな形になっております。

再質問 4番 逢坂照雄

ぜひそういうのをきちっと、システム構築はされないようですけれども、そういうのもつくってきっちり連絡網が行くようにしてほしいと思います。それで、このアンケートとか、そういうものについて問題がなければ一般公開というか、何かの形で小学生、中学生からこういうアンケートを取ったらこういう結果が出ましたというのは、問題が出すことによってあるのかどうか、そのアンケート結果。年に1回か2回だと思うのですけれども、その辺はどう捉えているのかちょっとお聞きしたいと思います。

答弁 教育長 濱野孝

現在のところ、そのアンケートを公開するということについては考えておりませんでした。

再質問 4番 逢坂照雄

考えていませんって今後も考えていないということですか。

答弁 教育長 濱野孝

必要が発生した場合には、それは考えなければならないという、問題が大きい場合とかならそういうのがあるかもしれませんけれども、なるべくだったら個人情報があまり知れ渡らないような形の出し方という形になってしまうのかなとは思っております。

再質問 4番 逢坂照雄

分かりました。ぜひそういうことで進めてほしいと思います。それで、3点目に移りたいと思います。スクールソーシャルワーカーの派遣事業でございますが、これは毎年予算計上されて、それなりの効果を得ているということで答弁書にもございます。それで、そのほかにスクールカウンセラーも含めて、これ意味全然違うのですよね、教育長ご存じのとおり。だから、その意味は一々僕説明しませんけれども、両方うまく使っていじめとか、そういうのないようにぜひしていただきたいと思うのですけれども、ソーシャルワーカーとスクールカウンセラーの活用、これを同時にやっていただきたいというふうに思いますし、例えば大変申し訳ないのですけれども、どういう方がこのスクールカウンセラー、あるいはソーシャルワーカーになっているのか、分かる範囲で、言える範囲で結構ですので、ちょっと教えていただきたいと思います。

答弁 教育長 濱野孝

スクールソーシャルワーカーにつきましては、留萌市のうぇるという会社がございます。そこから派遣をしていただいております。この派遣については、羽幌小学校と羽幌中学校に通常であれば月2回なのですが、何かあった場合には随時というような形になってございます。それから、スクールカウンセラーですけれども、スクールカウンセラーは役場の中の健康支援課の臨床心理士の方、この方がスクールカウンセラーということで、この方につきましても羽幌小学校、羽幌中学校に月2回の頻度で行っていただいております。また、何かあったら随時という形になっております。以上です。

再質問 4番 逢坂照雄

分かりました。それで、3点目はこれで終了し、時間的にないので、終わります。次に、4点目の学校の子供たちのモラル教育ですが、説明の中で、答弁書の中でも丁寧に説明をいただいておりまして、それなりに理解をしました。それで、この情報モラル教育、それに道徳教育も含めてやられているということで、年間でどの程度の時間と内容をされているのか、概略で結構ですので、教えていただければと思います。

答弁 教育長 濱野孝

道徳の時間を利用しているということですけれども、そのモラルの関係をやった時間数というのは私どものほうでは今控えておりません。申し訳ありません。

再質問 4番 逢坂照雄

モラル教育も絶対必要だと思うので、道徳も兼ねているので、そういうことはぜひやっていただきたいと思います。それで、確認したいのですけれども、教育振興基本計画の中に学校の教職員も人事評価制度の対象となっているのですけれども、その分野はちょっと違うのかなと思うのですけれども、その辺はそれで、解釈でよろしいでしょうか。

答弁 学校管理課長 葛西健二

お答えいたします。教員の人事評価につきましては、校長、教頭の管理職、それから一般の教員全て実施しているところでございます。

再質問 4番 逢坂照雄

分かりました。それでは、4点目終わりまして5点目に入りたいと思います。現在小中学校のスマホ、携帯電話、この所有率調べたことあるのか、パーセンテージとか、そういうのをちょっと教えてほしいと思います。

答弁 学校管理課長 葛西健二

お答えいたします。所有率までは調査したことはございません。ただ、中学校のほうではかなり多くの子が持っているというような情報は報告受けております。

再質問 4番 逢坂照雄

いじめにつながる部分であるので、やっぱりそういう調査は今後していただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いします。それから、答弁書で定期的にネットパトロール、これを実施されているようですが、それはいいことだなというふうに思うのですけれども、ネットパトロールされているということ自体どのようなことでネットパトロールしているのか。ただ町内を回って、学校内を回って歩いているのか、その辺僕はちょっと理解できないのですけれども、説明していただきたいと思います。

答弁 学校管理課長 葛西健二

お答えいたします。このネットパトロールにつきましては、具体的にはパソコンでウェブ上の掲示板等にそういった情報がないかということを教員がインターネットを活用して検索するといったやり方になります。令和5年度につきましては、9月現在で小学校は44回、それから中学校につきましては52回程度実施しているところでございます。

再質問 4番 逢坂照雄

それから、これ大事なことだと思うのですけれども、学校いじめ防止基本方針を定めることに実は学校教育法でなっているかなと思うのですけれども、羽幌町はこれは、学校いじめ防止基本方針は定めていないということの理解でよろしいですか。

答弁 教育長 濱野孝

お答えします。今のその件につきましては、令和3年3月につくりました羽幌町いじめ防止基本方針、これが代わるものではないかというふうに思っております。

再質問 4番 逢坂照雄

いや、大変申し訳ないのですけれども、揚げ足を取るような形で、このいじめ基本方針の中にこれをつくりなさいということが出ているのです。だから、僕今質問したので、これを定めなさいと。これ道からも来ているし、通知来ていると思うのですけれども、これを定めているかどうかということを僕今聞きたいと。定めていなければ今後定めるように、早めに定めるように努力していただきたいと思います。

答弁 教育長 濱野孝

名称は今いじめ防止基本方針というふうな形の名称ですけれども、今のその議員おっしゃっている中身というのがこの中に入っているのではないかなとは思っております。

再質問 4番 逢坂照雄

それはいじめ基本方針見ればちょっと中身分かるので、ぜひ知らせてください。それで、時間があれですので、たしか2009年に原則スマートフォンの中学生の持込禁止になって、20年に解禁になったと思いますが、羽幌町の現状はどういうふうになっているのか、持込みです。

答弁 学校管理課長 葛西健二

お答えいたします。基本的には、小中とも原則持込みは禁止というような運用をしております。ただ、下校時にどうしても保護者に連絡を取らなければならないというような場合は例外的に認めているケースがございます。ただ、その場合につきましても授業中に音が鳴ったりというようなことで授業が停止してしまうということを避けるために職員室で預かって、帰りに持って帰るというような形を取ってございます。

再質問 4番 逢坂照雄

分かりました。そういう管理でしていただきたいというふうに思います。最後に、町長にちょっとお聞きしたいのですけれども、子供たちがいじめやネットトラブルなど重大事態に陥らないように教育行政は当然するべきだと私は思いますが、羽幌町のトップとして、町長としてこの児童・生徒のいじめに対してどのような思いでいるか、あるいはどのような考えを持っているのか、最後にお聞きして終わりたいと思います。町長、よろしくお願いします。

答弁 町長 森淳

町長としてということですので、まずは教育長をはじめ教育部局と町長としての問題意識は共有しております。また、町長部局としても、先ほどひきこもりの話もありましたけれども、関連ある部署も結構ありますので、今後とも含めて連携を取っていく必要があるだろうなと思っております。具体的な施策は今日の答弁にもあったように、未然防止を中心に全力を尽くしてやっているという印象でありますので、これはこれで非常に大切なことだと思っておりますので、今後進めていってもらいたいなという考えであります。ただ、どれだけ努力してもやっぱりいじめというのは100%起き得ないということを断言することは難しいと思っております。起きた場合には、先ほど議員の指摘もあったように、お互いに情報をきっちり交換しながら、具体的に言うと教育現場、教育委員会、そして保護者で、必要があれば行政各部局等の連携が非常に大事なものとなっていると思います。さらに、一言加えて具体的なことを申し上げると、やっぱり起きてしまった以上その被害者に対しての支援、それと同時に同様に大事なのは加害者に対してのフォローというのも非常に大事なことだと思っております。いずれにしても、今説明したことで、私が言ったことで全て完璧だと思っておりませんので、今後に当たってはやっぱり町民の皆様、議員の皆様、いろんな方と意見交換、情報を集めながら、少しでもよりよい方向に向かうよう今後そういう努力をしていくことが必要だと思っておりますので、私の答弁とさせていただきます。

答弁 教育長 濱野孝

先ほど議員おっしゃっていました学校いじめ防止基本方針、これについては町の教育委員会がつくりましたいじめ防止基本方針を基に各学校がつくるというふうな形になってございます。そして、これについてはもう各学校のほうでつくってございます。よろしくお願いします。

再質問 4番 逢坂照雄

分かりました。それでは、終わります。

出典:羽幌町議会 令和6年第2回定例会 2024年3月12日 議事録 PDF(18ページ) 間違いを知らせる