羽幌町議会 令和5年第4回定例会 2023年6月22日
羽幌港、天売港の港湾整備について
2023年6月22日、羽幌町議会の一般質問で、佐藤満議員が「羽幌港、天売港の港湾整備について」質問し、町長 森淳が答弁しました。
- 質問者
- 佐藤満 議員
- 答弁者
- 町長 森淳
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 1番 佐藤満
新人議員でございますので、皆様にはよろしくお願い申し上げます。私のほうから羽幌港、天売港の港湾整備について質問させていただきます。羽幌町におかれては、港湾管理者としての立場から漁業者から要望を受け、中央に様々な要請をされてきたと理解しております。これまで福寿川護岸整備、防波堤延伸による静穏度対策、外港護岸整備、現在進められているホタテ養殖荷揚げ場背後地整備など、継続の事業も進められているところに大変感謝申し上げます。一方で、羽幌地区においては新規漁業者の増加、漁船更新による大型化など漁船の数や漁船規模に特にここ数年大きく変化をしているところでございます。しかし、現状の港湾では狭隘の問題が漁業者間で大きな問題となっており、係船箇所や荷揚げ岸壁の確保など、漁業経営に大きく影響を及ぼしている。外港の工事完成も含めて漁船係留岸壁や天売、焼尻地区の一時係留岸壁の確保など直近の課題、将来的な課題を港湾管理者として整理し、また予算には限度があるため将来ビジョン構想を練り上げ、港湾の利用頻度が高い漁業者と意見交換するなど段階的に整備を進めることが必要ではないかと思います。そのために、次のとおり町長の考え方をお伺いいたします。1つ目に、港内狭隘化の実態把握と漁船の荷揚げと係留する岸壁の確保を早急に検討するべきと考えているがどうか。2つ目に、港湾を活用する将来ビジョン構想を港湾管理者として作成する考えはないのか。3つ目、新規漁業者は作業保管庫もない人もいると聞くが、その対応として空き地利用を求めたが断られた。国や道が推し進めている新規漁業者や担い手対策の一環として、積極的な土地利用を促進するべきである。地域住民へは羽幌町が理解を求め、地域産業の発展に寄与することが町の姿勢ではないでしょうか。4つ目、離島漁業者の一時的な係船岸壁の活用方法を町長として考えるべきではないでしょうか。5つ目、天売港では以前より越波や風害で港湾利用に支障が出るため、その防止策の要望を行っているが、港湾管理者として中央関係機関への要望は実施されているのか。実施されているのであれば、その対応結果を天売地区漁業者に回答しているのでしょうか。6つ目、これらの港湾整備事業は強く国等への要請と連携が必須であり、改めて今後の方針を伺いたい。以上が私からの質問でございます。
答弁 町長 森淳
佐藤議員のご質問にお答えします。1点目の港湾の狭隘化の実態把握と岸壁確保の検討についてでありますが、実態把握につきましては羽幌フェリーターミナル移転後の港町地区船だまりに漁船を係留させ、かつイカ釣り外来漁船の入港による漁港区内の狭隘化解消と港内全体の利用再編を図る必要があり、さらに天売、焼尻島から来る漁船を安全に停泊できる場所の確保が求められていることと認識しております。狭隘化の解消の一つとして、従前より国直轄事業による旧フェリーターミナル岸壁の整備を実施しているところであります。今後におきましても、北海道開発局及び港湾利用関係者等と協議しながら整備を進めてまいりたいと考えております。2点目の将来ビジョン構想の作成についてでありますが、平成12年度から令和7年度完了予定で、現在の新フェリー岸壁の整備をはじめとした国直轄事業の整備計画に基づき整備しているところであり、令和8年度以降に想定される港湾整備につきましては、今後地元漁業者や関係機関等と十分協議しながら進めていき、新たな国直轄事業の整備計画を将来ビジョンとして捉えていく考えであります。3点目の新規漁業者の空き地利用についてでありますが、今までの問合せにつきましては、現状において港湾施設内に有効な空き地がなく、その他の町有地においても除雪などで活用されている場所もあるとの説明をさせていただいておりますが、今後におきましては改めて土地利用状況を精査した上で検討してまいりたいと考えております。4点目の離島漁業者の一時的な係船岸壁の活用方法についてでありますが、港湾内で利用可能な岸壁を一時的に活用していただいているところではありますが、今後の活用方法につきましては現在国直轄事業で整備している旧フェリー岸壁の整備をしていく中で検討してまいりたいと考えております。5点目の天売港での越波や風害についてでありますが、天売港をはじめ離島港湾の状況について毎年度国直轄事業に関するヒアリング等の際に状況報告を含め要望等をしておりますが、離島港湾が休止港ということもあり、十分に整備が進んでいる状況ではないというのが現状となっているところであります。現在、北海道開発局において風害について調査しており、令和4年度に風況調査、令和5年度に風況シミュレーション、護岸の現況調査を行う予定であり、調査結果等についてこれからは天売地区の地元漁業者や関係機関等と情報共有をしてまいりたいと考えております。6点目の国等への要請と連携が必須についてでありますが、議員ご指摘のとおり町としても国等への要請や連携は引き続き必須と考えておりますので、今後につきましても国への要請等を続けるとともに、関係機関と連携してよりよい港湾整備を実施してまいりたいと考えております。以上、佐藤議員への答弁とさせていただきます。
質問 1番 佐藤満
ただいま森町長から大変ありがたいお言葉をいただき、ありがとうございます。私の6点の質問に対してただいま町長から答弁を聞き、全ての問題点に対して一歩前進する答弁内容であったと捉えております。地元の産業振興発展に欠かすことのできない課題ではありますので、1点目、2点目にはこの港湾利用者等と協議、またあるいは地元漁業者の協議とありますが、浜の人たちの利用価値のある港環境の整備をぜひともお願い申し上げます。続きまして、4点目の離島対策は検討するという趣旨の答弁でありましたので、決して答弁だけでなく、ぜひ形として見える協議、検討をしていただきたいと思います。港湾利用者の理解を得られるものにして、今後国あるいは道と協議をしていただき、取り進めていただきたいとお願いを申し上げ、質問を終わらせていただきます。ありがとうございます。
質問 1番 佐藤満
いいです。