羽幌町議会 令和6年第4回定例会 2024年6月20日
今後のまちづくりについて
2024年6月20日、羽幌町議会の一般質問で、佐藤満議員が「今後のまちづくりについて」質問し、町長 森淳、地域振興課長 飯作昌巳、福祉課長 高橋伸、町民課長 大平良治、商工観光課観光振興係長 小笠原悠太が答弁しました。
- 質問者
- 佐藤満 議員
- 答弁者
- 町長 森淳、地域振興課長 飯作昌巳、福祉課長 高橋伸、町民課長 大平良治、商工観光課観光振興係長 小笠原悠太
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 1番 佐藤満
おはようございます。一般質問、私のほうから先にさせていただきます。件名は、今後のまちづくりについてです。私自身この1年間議員活動を行う中、町民の皆様から町への思いや不満などたくさんの意見をいただいてきました。町長も就任から1年がたち、当初の公約達成に向け日々進んでいると思いますが、多岐にわたる課題を抱える中、公約全てを進めていくのは困難であることも理解はするが、町民は変わっていく町に期待感を持って支持、支援を形とし、町長に託したものと考えております。また、人口減、若年層離れ、資金面など様々な問題に直面し、町政が厳しいかじ取りを迫られていることも察するが、そんな中でも羽幌町が進むべき方向性や前向きな考え方は示していくべきと感じております。それで、以下について町長に伺いたいと思います。1つ目に、就任当初の公約はどの程度の進捗状況となっているのか、またその状況を町長自身はどう評価しているのか。2つ目に、離島の観光業は人口減により受皿となる施設や食堂が減少しているが、焼尻はめん羊事業、天売は旅行会社による新施設計画が明るい話題となっているが、離島観光の展開方針や地元意見なども踏まえ進めていくべきと思うが、今後どのように進めていくつもりなのか。3つ目に、市街地区でも飲食店の減少、ハイヤー運行時間短縮などに加え新鮮な魚介類を提供する店が少ないといった声が多く聞かれる中、将来のまちづくりについて少しでも前向きな変化のある考えを町民は期待していると思うが、町長が考える将来のまちづくりとはを伺いたいと思いますが、よろしくお願い申し上げます。
答弁 町長 森淳
佐藤議員のご質問にお答えいたします。1点目の就任当初の公約の進捗状況及びその評価についてでありますが、私は7つの具体的な政策を掲げこれまで取り組んでまいりました。その進捗状況といたしましては、1つ目にふるさと納税の拡充でありますが、まず寄附者の最初の窓口となります掲載サイトの増設を図り、次に高台地区で運営されている養豚場で生産されたポーク肉をはじめとして返礼品の品数を増やしたことにより寄附者の選択肢が広がったことから、令和5年度の寄附額は約1億9,000万円と令和4年度に比較し約6,000万円の増加となったところであります。2つ目に、地域交通の充実でありますが、80歳以上の高齢者を対象に実施しております福祉ハイヤー事業につきましては今年度から年12回分の乗車券を年24回に増加し、循環バスほっと号の運行につきましては停留所の見直しにより役場庁舎前を経由するなど利用者の利便性向上を図っております。3つ目に、リフォーム事業の再開でありますが、6月10日現在で約40件の申請を受け付けており、申込期限の7月1日までには合計50件程度の申請となるものと見込んでおります。4つ目に、市街地中心部の空きビル解体に向けた調査でありますが、まだ具体的な情報として把握できておりませんが、有効活用できる補助金、交付金の財源措置情報など引き続き調査をしてまいります。5つ目に、学校給食費の無償化でありますが、これにつきましても今年度から第1子は半額、第2子以降は全額無償として開始したところであります。6つ目に、ICT化による地域活性化でありますが、今年度庁内の機構改革を行いデジタル推進課を設置し、町民サービスの展開としてライン公式アカウントを使った情報配信サービスやウェブフォームを利用したオンライン申請を本格稼働させるべく準備を進めているところであり、職員向けといたしましては生成AIと連携したチャットサービスの導入をはじめとする庁内業務の効率化を図るための取組をスタートさせたところであります。7つ目に、道立羽幌病院の充実への協力施策でありますが、これまで実施してまいりました医療従事者の確保、充実を図るための施策に加え、北海道の各関係部署等への要望につきましても現在の医療体制の維持に向け、従前よりも一歩踏み込んだ形で共通認識を図ってきたところであります。また、そのほかには町職員の採用に関し一定の経験年数を条件とした社会人経験者の募集をはじめ、多発する自然災害に備え退職自衛官を対象とした地域防災マネジャーの募集を開始したほか、中小企業特別融資制度資金に係る利子補給制度の拡充や保育士等修学資金貸付制度の拡充、中央公民館への授乳室の設置、北海道の助成内容を拡大した不妊治療費等助成事業の創設、従来の奨学資金制度の拡充を図った前川富義奨学基金を設置、さらには羽幌小学校を除く各町立学校の保健室にクーラーを設置するとともに、羽幌小学校への冷房設備を設置するための設計費を今年度予算に計上しているところであります。また、天売におきましては移住定住促進に係る住宅改修を進めており、焼尻においては民間活力によるめん羊牧場の存続に結びつけたところであります。次に、その評価でありますが、全般を通して申し上げますと、具体的な施策として開始したものや現在進行形でこれから手法、方策を見いだすものなど様々ありますが、一定程度は取り組めていると認識しております。2点目の離島観光の展開方針と進め方についてでありますが、離島を訪れる観光客はコロナ禍の令和2年度に前年の約半数まで落ち込みましたが、少しずつ回復傾向にあり、旅行会社の新規参入や民間業者によるめん羊牧場の継承は天売、焼尻の魅力アップに大きく寄与されることから今後の観光客増加が期待されます。天売、焼尻には特有の自然環境の中でサイクリングやウオーキング等を楽しむことができ、近年国や道が推進するアドベンチャートラベルに適した地域であることから、この流れを捉えて観光客の獲得に努めてまいりたいと考えております。また、観光事業者の高齢化や担い手不足の状況にありますが、観光協会と連携して観光客が満足できるコンテンツの創出や充実に努めていくとともに、議員のおっしゃるとおり地域の声を聞き、新たに離島に進出された民間企業とも連携しながら離島観光の課題に取り組んでまいります。3点目の町長が考える将来のまちづくりについてでありますが、羽幌町は議員おっしゃられている問題のほかにもまだ多くの課題を抱えていると認識しております。1点目の答弁で触れましたように、まずはスピード感を持ってできることから施策を着実に実行に移し、町民の不満を一つ一つ少しでも解消できるよう具体的な成果を積み重ねていくことが大事であると考えております。その上で過疎化と高齢化に直面している羽幌町において、これを単なる困難として考えるのではなく、変化の波を起こすチャンスとして捉え、前向きな変革を起こす必要があると考えております。まず、私が大切にしたいのは人と自然です。ここに住む皆さん一人一人の持つ力と実りある豊かな自然環境こそが羽幌町の最大の資源です。これを生かすことで私たちは豊かで希望に満ちた未来を築くことができると確信しております。例えば新しい産業を呼び込むだけでなく、今ある産業を高度化、多様化し、若い世代が魅力を感じる仕事をつくり出すこと、さらに交流人口を増やすなど地域経済を活性化させることが考えられます。高齢者が安心して暮らせる環境を整えることも重要です。若い世代が安心して子育てができるまちづくりを進めることで移住を促進し、地域に活力を取り戻したいと考えております。そして、何より大切なのは私たちの心の持ち方です。前向きな変化を恐れず、お互いに支え合いながら歩んでいくことだと考えております。議員各位、役場職員、町民の皆様のアイデアや意見を積極的に取り入れ、共に考え、共に行動していくことが希望ある未来をつくり出す鍵になると考えております。以上、佐藤議員の答弁とさせていただきます。
質問 1番 佐藤満
大変貴重なご意見をいただきありがとうございます。まず初めに、町長さんに冒頭からこのように議員に対しての公約とかという大きな問題を聞くということが大変申し訳なく、なぜしたかといいますと、議員になって私も1年たって、果たして自分にもこれは問いかける部分がありまして、実際議員になって公約って出したけれども、自分は果たしてできているのだろうか、町長もある程度1年がたって、町民に対してそういう期待に対してどれだけ自分が向かってそれに応えていっているのかといういま一度考えるべき機会をつくるために、また自分も少し考え直す機会も含めてこのような質問をさせていただきました。どうも申し訳ございません。その中で何点かお伺いしたいと思います。まず、1つ目のふるさと納税についてなのですけれども、ふるさと納税という言葉というものも浸透はかなりしていると思うのですが、町民にすれば意外と言葉だけで、その内容的なものが一体どうなっているのだろうか、あるいはどれぐらいの金額があれなのかって、詳しく知っている人はいるのですけれども、そういう中でふるさと納税が例えば令和5年度1億9,000万になったと。町としてふるさと納税の金額、ある程度これぐらいまでたったら町民に還元できる余裕があるとか、いわゆるそのベースというのですか、これが2億、3億になって、例えばその中の何分の何ぐらいはどこのまちでも町に還元なり町の事業に使ったりする、そのレベルの金額というものって何かあるのでしょうか。
答弁 町長 森淳
総務省も非常にふるさと納税の扱いについていろんな制度改革等もありまして、寄附額の2分の1以下のいわゆる全体経費に抑えろということもあります。羽幌町もそれに沿ってやっておりますので、昨年の例からすると約2億とした場合に1億の経費基本的にかかっているということで、残り1億についてはその年度の予算措置もありますし、基金として蓄えて、それを取り崩してやっていくというような現在処理をしておりますので、今後も集まった金額の2分の1は、当年度かどうかは別にして基本的に町民還元という意味合いでの予算措置をしていくような使い方をするということになっております。加えて担当課からもうちょっと詳しい、どういう形で発表しているかとか、そういうことも含めて説明を加えたいと思いますので、よろしくお願いします。
答弁 地域振興課長 飯作昌巳
お答えをいたします。ただいま町長申されたように、寄附として集めた金額の約50%、これはふるさと納税の経費とか、そういう部分に使われますので、残る50%につきましては町の施策のために執行していくということでございます。具体的に今年度幾ら集まりました、今年度幾ら使いましたということは特段お知らせはしていませんけれども、決算報告の中ですとか、そういったものの中で説明をしていきたいというふうに考えております。
質問 1番 佐藤満
ありがとうございます。そういう中で、例えば今回新たに養豚場あたりでのポークなどを始めて、返礼品の数も増えてこういうような形になってきているのですが、こういう養豚場の企業とか、あるいはアイスキャンデですか、そういうところに対してのいわゆる町としてのサポートの考え方というか、早くに前、養豚場あたりで町に水道料が高いので、ある程度軽減してくれないかとか、いろいろなそういう話があったような気がするのですが、ある程度このような形でなった場合にこういう企業に、いわゆる外から来た企業に対しての軽減措置なり、そういう考え方というのは今後も考えているのでしょうか。
答弁 町長 森淳
今一つの例として養豚場の話が出ましたので、それについてお話をさせていただきますと、私が就任して親会社も含めた表敬訪問来た中でいろいろ地域に貢献したいというような話、それから今おっしゃった部分のお話も実はありました。その上で、これは私のほうからお願いしたことがこういう形になったのですが、ぜひ羽幌は肉類が少し弱いということもありまして、いわゆる中央牧場、これは名前言っていいと思うのですけれども、それとその親会社も含めて何らかの形で協力をお願いできないかということで言ったら、快く一生懸命頑張って検討するということでしたので、当時の担当課長も含めて打合せした中で、実は去年の9月前にもうスタートしたかったのですけれども、ちょうど総務省が地元のものかどうかということを確認する作業が出てきまして、結果12月の31日近かったでしたか、30日でしたか、ぎりぎりに決まったので、それでも今僅か、今閑散期というのですか、少ない時期ですけれども、着実に寄附が集まっているということで非常にありがたいなと思っています。その上で、質問の趣旨でありますこういう形で協力するから、代わりに自分のところに対していろんな施策を打ってもらいたいということの、そういうバーター的な申入れはありませんでしたし、今後についても寄附もらっているから、そこだけ優先的に何かをするという考え方は基本的に持っておりません。ただ、当然雇用も相当ありますし、地域にとって大事な産業でありますので、ふるさと納税で協力していただいていることとは別に、やっぱり必要な措置は必要な措置として当該会社との話合いを持ちながら、また関係、恐らく漁協さんとも関係してくるのだと思いますけれども、そういう中で調整して、今ある制度、もしくは今のある制度の中でできるものはすると、なければないなりにまた新たなものを考えていくというようなことは今後の課題として進めてまいりたいということはこの場ではっきり言わせてもらいます。
質問 1番 佐藤満
どうもありがとうございます。今町長の大変ありがたいお言葉をいただきまして、ここ羽幌町はなかなかそういう企業誘致をしても来ない中での目玉になる、町からのそういう寄附なり還元なり、そういうサポートという部分で、まだまだこれだけの土地があるのであればいろんな企業が入り、いわゆるふるさと納税というものに対しての考え方が変わってくる気がするので、ぜひそういうような今の考え方を進めていただきたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。また、その中で例えば先ほど言った半分が町に還元できるのであれば、前にも教育長ともお話ししたとおり、学校の給食費の問題など、教育長が言っていたそっち側のほうから還元できるのであれば第1候補として学校給食の無償化という形をある程度うたって、町民にそういうような知らせもひとつ面白いあれではないかなと思うので、できればそういうような形、ふるさと納税での夢、羽幌町に対してのこういうことができる、ああいうことができるという、そういう何かあってもいいのかなということでよろしくお願い申し上げます。2つ目に、公約の中で挙げていました福祉ハイヤーの件についてなのですけれども、これはあくまでも80歳以上の高齢者に無料で出しているという形で、そのほかの形、例えば重度の障がいを持っている、年は40でも二十歳でも何歳でも、そういう形のものというものは考えて、またあるのでしょうか。
答弁 福祉課長 高橋伸
お答えいたします。こちらのほうでは高齢者のハイヤーということで掲載していますが、もともと福祉ハイヤーということで障がい者の方、上肢除く1級、2級ということで対象を決めて、そちらのほうも同じように24枚ということで今年度から始めております。
答弁 町長 森淳
昨年度のうちの別の質問等にもお答えしたような気がするのですけれども、実は80歳がいいのか、もうちょっと下げられないのか、対象を今言った障がい者の方も同じようにするということでやりましたけれども、最終的にはいろいろケースを挙げて金額を出しながら試算をしていきました。昨年最終的には予算査定の中で今確実にできることということで、私としてももっと拡充したいという気持ちはあったのですけれども、一定の結論として今年はこれでいくということであります。先ほど言ったふるさと納税の関連もありますけれども、何らかの形で財政的な全般的な見直しがかけられる中では、先ほど議員おっしゃった給食費も含めてさらなる拡充ができるようなことを考えていけるように全体として努力したいということを付け加えておきます。
質問 1番 佐藤満
ありがとうございます。極力そういう形で、必ずしも12回を24回にしたからいいとか、この利用者が、巡回バスのこういうあれが果たしていいのかという形の問題につきましては毎年やった結果を見て、どういう形がいいのか、また他町村ではどういうような形でこういう問題をクリアしているのか、80歳でも私以上に元気でばんばん歩く人もいれば、いいように使い方で、果たして本当の意味での使い方というのがあるのか、その辺を十分考えて今後も進めていっていただきたいと思います。続きまして、3つ目のリフォーム事業につきまして、これ前にも言っていたのですけれども、話を聞くと早い者順という形である程度……違いましたか。これはある程度町が査定してやるという形なのでしょうか。これちょっと……。
質問 1番 佐藤満
確認としてお願いします。
答弁 町民課長 大平良治
お答えいたします。基本的には早い者順というか、申請をしていただいた方から順番に中身を確認させていただいて、問題がなければ補助決定をする形でしています。5月ですか、追加で補正予算を組ませていただいて、当初40件分組んでいたのですけれども、申込みが結構好調だったものですから、すぐに補助決定できるような形で追加で補正もさせていただいておりますので、基本的にはこの期間内に申請を上げていただければ、7月1日までとなっていますので、その期間までに申請をしていただければ中身に問題がなければ決定ができるというふうには考えております。
質問 1番 佐藤満
これ言うように、いわゆる申請順という形で考えているというあれなのですけれども、どこまでの町が審議を、いわゆる見て、これは本当にリフォームの意味があるとか、そういう形のものの考え方です。ある程度、言葉があれかもしれませんが、十分裕福で自分で何ぼでもできる人間でも申請さえすれば町がやってくれるのだという考え方の持ち方と、本当に困っていて、そういう人たちに本当にリフォームをしてもらいたいという考え方を持つのか、そういう意味で、できることであれば町としても審査をある程度考えてやっていただければ本当の意味での困っている人たちへのリフォームという形ができるような気がするので、またいろいろ考えていただきたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。続きまして、4つ目に町長が言っていました空きビル解体についてなのですけれども、これは宮坂さんのことという考え方でよろしいのでしょうか。
答弁 町長 森淳
そのとおりです。
質問 1番 佐藤満
この問題につきましてもかなり長く続いて、調査調査という形で、これある程度もういついつまでにはやるとか、そのほかに例えば羽幌町には旧武道館だとか、旧中央スーパーだとか、銀行だとか、保険会社だとか、数々のそういう建物の問題があると思うのですが、そういう全てのものの調査した上での優先順位という形を取っていくのか、この宮坂の問題につきましてもああいう形で、いつまでそういうような形で調査を続けるのか。ある程度、2年後にはあれしますとかという、そういう判断はできないのでしょうか。
答弁 町長 森淳
まず、前提として宮坂跡地以外の例が何点か出されましたけれども、個人所有のものについては、町は一切それに対して何らかの措置をする考えは全くありませんし、できません。個人のものに対してはということです。宮坂跡地について詳しい説明は省略しますけれども、今持ち主が全くいないという状況であるということと、通学路に面しているという部分と、かなりの年数がたって今年度も一部傷んだところが出てきているし、また今後もこれが進んでいくという可能性がありますので、就任当初は任期の間に基本的にめどをつけたいと、調査に関してはめどをつけたいということでしたが、今回4月に人事異動して新しい体制になった際には、ここに関しては実施時期とか中身ではなくて、ここに書いている調査については私としては担当課のほうに今年度中に一定のめどをつけていきたいという指示を出しておりますので、様々な業務の間の中で、大変忙しい部署でもあるのですが、そっちの方向で進めていただくよう、今回こういう質問もありましたので、改めて確認をして進めさせていきたいと思います。
質問 1番 佐藤満
町長が今おっしゃられるとおり、大変忙しい中でのこういう調査をやっていく中では、できれば本年中なりにある程度めどがついて、ああいう形でもし子供たちがあそこを通った中で人の命と引換えにするのであれば、1年でやることというのは何も安い買物だと思うので、ぜひともそういう方向で進めていただければありがたいと思います。よろしくお願い申し上げます。それで、続きまして2点目のほうですけれども、国や道が推進するアドベンチャートラベルという形町長がおっしゃっていましたが、これどういうような、国から例えばこうこうこういう目的で認定しますとか、そういう何かあるのでしょうか。
答弁 町長 森淳
アドベンチャートラベルの解釈も含めて、これまだ実は委員会等に出せるほど煮詰まっていることではありませんが、ここに全体として島民もしくは観光協会と連携して進めていきたいというのは、これは一つの方向を出せるようなアイデアも今実は生まれてきていますので、私の判断で、まだ全然詰まっていませんし、詰まれば当然担当委員会なりに報告することになると思いますが、今こういうことを考えているというのは、せっかくの質問ですので、担当課のほうからできる範囲の答弁をさせたいと思いますので、急な話なのでちょっとびっくりしているかもしれませんけれども、よろしくお願いします。
答弁 商工観光課観光振興係長 小笠原悠太
お答えいたします。まず、アドベンチャートラベルとはどういったものなのかということについて簡単にご説明をさせていただきます。アドベンチャートラベルについてですけれども、こちらは一般的にアクティビティーですとか自然、異文化体験の3つの要素のうち2つ以上を組み合わせた旅行形態と定義されておりまして、アクティビティーを通じて自然体験や異文化体験を行い、地域の人々と双方向で触れ合いながらその土地の自然と文化をより深く知ることで自分の内面が変わっていくような旅行形態を指します。サステーナブルな旅行を通じた地域貢献を重要視する層からも指示をされておりまして、主にヨーロッパですとか北米、オーストラリアを中心とした富裕層に人気が高まっているといった旅行形態になっております。町長から今お話をいただきましたが、具体的な話については今観光協会のほうと町とでどんな取組ができるかいろいろ協議をしながら検討を進めている段階なのですけれども、先日観光協会から協力の要請があった事業を少しご紹介したいと思います。観光協会のほうから今総務省で支援事業として行っている子供の農山漁村体験交流計画策定支援事業といったものに手挙げをして、この支援事業を使いながら、具体的には自然環境ですとか食資源といったコンテンツを観光のメニューとして造成をしていくということをこういった支援事業を使いながらやっていきたいという提案をいただきまして、こちらについて町として最終的に来年、再来年度、中期計画を策定するというところを協力するということで今進めていきたいと考えております。以上です。
質問 1番 佐藤満
ただいまアドベンチャートラベルについてそういう形で、道や国が例えばそういうような方針を町がやった場合に予算づけなんかはある程度やってもらえる話なのでしょうか。
答弁 町長 森淳
今具体的なことを詰めていませんけれども、そっちの方向でということがまさにそういうことを利用してやっていく、町単独でなかなか全て予算を持ち込むということはありませんので、今出した例もそうですし、これは全般に言えることですけれども、常にそういう補助金がつくとか、そういうものを考えながら事業を進めるという大前提があるということだけ私のほうから申し上げ、さらに詳しい説明が必要であれば担当課から今続けてやらせていただきますので、お願いします。
答弁 商工観光課観光振興係長 小笠原悠太
追加でご説明させていただきます。アドベンチャートラベルにつきましては国や道が推進をしていこうということで、道のほうでも北海道アドベンチャートラベル推進連絡会議というものが今年度の5月に設置をされて、具体的に道としてどういった支援策をやっていこうかというところは検討されているようです。その中で具体的に道の資料で書かれていた部分を少し紹介しますと、アドベンチャートラベルを推進していくための旅行商品の造成事業ですとか、旅行博への出展をして北海道全体としてのPRをしていくですとか、ガイド人材を育成するといったところの支援を今北海道のほうで考えているといったような状況でございます。
質問 1番 佐藤満
できることであればそういうような形が大変いい形で、推進を進めていければいいなという形はありますが、実際問題今観光を考えた上で天売、焼尻を考えて、例えばそのようなアドベンチャートラベルやサイクリング、ウオーキングといった形といっても、実際問題今の天売、焼尻島、どう思いますか。そういう形のものが例えば来たとしても、今こういうような格好でやっていて、泊まる施設もない、食べるところもない、人も今少なくなっていっている、施設的に何があるのだろうと。自然はある。ただ、自然だって野放しのままの自然では、やっぱり観光客が来たときにどう思うのだろうと。やっぱりそういう意味で町としても本当の意味での観光地にするのであれば、毎年予算をつけて道路の整備やらいろんな観光の見る場所の施設の考え方だとか、町民がもしこういうふうになったら泊めてもらえないだろうかとか、もう少し考え方を変えてもらわぬと、皆さんが町民として観光客として天売、焼尻行ってどう思うかって一番分かることでしょう。行ってカップ麺しか食べられないとか、そうやって天売、焼尻で困っているのだよ。そういう中で、例えば夏の観光時期にフェリーターミナルに今なら自動販売機を置くとか、食べ物の。24時間食べられるとか、泊まる施設がなかったら民泊の施設を考えるだとか、この中で考えている家を改修してどうのこうのって、実際問題そういうことをどれほどやっているのかという、そういう考え方をやっぱり示してもらわぬと、来る観光客に対してどう、受皿がきちっとしてもらわぬと、来る人はやっぱりもう一度来てみたいとか、アドベンチャーのこういう考え方ってすごくいいことではないですか。そういう進めていく中で、私から町長にもう少し観光を考える上での天売、焼尻のそういう受皿の考え方なり、そういうものをもう少し真剣に考えていただきたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。それでは、時間もある程度もうたっていると思うのですが、最後に町長が一番大切にしたいものはという形で人と自然という形で、今言ったような天売、焼尻の観光の問題やら、あるいは人材をいかにそういう形で育てていくというのは並大抵なことでないというのは重々分かっておりますが、今目の前にあるもの、町民が求めているものは何なのかということをちょっとしたことで、私も議員になって、たくさんの議員の方々からいろんな質問が出ている中で一歩も進まないものも、ホテルのちょっとしたものとかでも目に見えるものが変わっていくと町民はある程度納得する部分があると思うのです。そういう中で私が町長に期待するのは、確かにこういう中でいろんなことを公約として挙げている中ではありますが、その中でもちょっとしたことでいいのですよ、町長。道路がきれいになったとか、雑草がなくなったとか、町内会のあれがよくなった、温泉の施設のここ今替えているのだなとか、少しの変化というのは私はそういうことだと思うのです。今回遊具が増えたり、いろんな形で応援していただいているのは事実ですが、そういうちょっとした町民に見えることをやっぱりやらぬと町民は納得しないと思うのです。町の財政が苦しいのは分かる。では、何に使っているのだろうと。やっぱりそういうことを考えて今後羽幌町を、町長の考え方と、私も協力して一生懸命頑張りたいと思いますので、今後ともよろしくお願い申し上げて私の質問に代えさせていただきます。
質問 1番 佐藤満
あとはよろしいです。
答弁 町長 森淳
私も議員長くやっておりまして、その当時よく町民からいろんな批判も含めた意見が出ました。ただ、一人一人言っていることも違いますし、中身も違うかもしれませんけれども、その中の多くは具体的な不満なりなんなりというのがありましたけれども、こういうものを解決してくれればこの町にもっと住めるのだよなとか、もっとこの町がいい町になるのだよなという、そういう前提があってのお話が多かったような記憶というか、間違いなくそうだったと思います。その上で、今回答弁にも書かせていただきましたように、まずはできることを一つ一つやって、見える形でなければ、いろんなお話だけ立派なお話をさせていただいても、それは町民の説得にも何もならないということで、先ほど限られた予算と言っていただきましたけれども、その中で有効活用しながら、先ほど報告した面に加えて、また次年度に向けてさらにできることは加えてやっていきたいと思います。ただ、今回質問に出て、今後もずっとこういう形の中で議員の皆様から提案なりなんなりが出てくる中で、いつも答弁書を書くとき悩ましいのは、やっぱり今の羽幌町の置かれている財政状況の中で一番の難関は天売、焼尻のそれぞれの大型プロジェクトになります。ご存じのように天売島の複合施設も入札も3回延びるというような形の中で、恐らく今工法が変わりましたし、大幅な総工費の上昇というのも避けられないのかなと思っておりますし、焼尻についてはもともと8億円程度のものが19億になったと。さらにこれ延びておりますので、それがまた実際にやるということに仮になればさらに増えていくと。この2つをある程度めどというか方向を出して、さらに公共施設マネジメント全般の中でトータルにならないと大きなことはできませんので、その部分は大きなこととは別にして、限られた予算の中で本当に的確に判断しながら町民の要望にできるだけ応えるように今後とも予算執行したいと思いますので、ご理解よろしくお願いいたします。